JPH068833Y2 - 水蒸気加熱装置の開封構造 - Google Patents
水蒸気加熱装置の開封構造Info
- Publication number
- JPH068833Y2 JPH068833Y2 JP1989012051U JP1205189U JPH068833Y2 JP H068833 Y2 JPH068833 Y2 JP H068833Y2 JP 1989012051 U JP1989012051 U JP 1989012051U JP 1205189 U JP1205189 U JP 1205189U JP H068833 Y2 JPH068833 Y2 JP H068833Y2
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- water
- bag
- peripheral edge
- opening
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、被加熱食品等を簡便に水蒸気により再加熱調
理するに適する水蒸気加熱装置の開封構造に関するもの
である。
理するに適する水蒸気加熱装置の開封構造に関するもの
である。
(先行技術) 従来、被加熱食品等を水との水和反応熱を利用して加熱
する食品容器が提案されているが、食品全体を均等に再
加熱するためには水との水和反応熱により水蒸気を発生
させ、該水蒸気を利用して加熱するのが得策であり、そ
こで、本出願人は水袋と発熱剤袋とをそれぞれ別個に封
入してエンジントレーに収納し、所望時に少なくとも水
袋を開封して両者を接触させ、水和反応熱により水蒸気
を発生させる加熱装置を提案している。
する食品容器が提案されているが、食品全体を均等に再
加熱するためには水との水和反応熱により水蒸気を発生
させ、該水蒸気を利用して加熱するのが得策であり、そ
こで、本出願人は水袋と発熱剤袋とをそれぞれ別個に封
入してエンジントレーに収納し、所望時に少なくとも水
袋を開封して両者を接触させ、水和反応熱により水蒸気
を発生させる加熱装置を提案している。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、かかる装置においてはエンジントレー内
に水および/または発熱剤を密封する必要があるため、
トレー上部開口を水不透過性シートにて封鎖するが、水
袋、発熱剤袋または封鎖シートを開封する部材はトレー
上部開口の外周縁と開口を封鎖するトップシートとの接
着部を介して取出す必要があるため、その接着部強度が
強すぎると、開封の際に開封テープが接着部において破
断するという危険がある。特に破断性を改善するために
開封テープを糸状部材とし、接着をヒートシール態様で
行うと、破断の危険性は非常に高く安定な作動性が得ら
れない。
に水および/または発熱剤を密封する必要があるため、
トレー上部開口を水不透過性シートにて封鎖するが、水
袋、発熱剤袋または封鎖シートを開封する部材はトレー
上部開口の外周縁と開口を封鎖するトップシートとの接
着部を介して取出す必要があるため、その接着部強度が
強すぎると、開封の際に開封テープが接着部において破
断するという危険がある。特に破断性を改善するために
開封テープを糸状部材とし、接着をヒートシール態様で
行うと、破断の危険性は非常に高く安定な作動性が得ら
れない。
そこで、本考案は開封部材がトレー上部開口の外周縁と
開口を封鎖するトップシートとの接着部において破断す
ることのない開封構造を提供することを課題とする。
開口を封鎖するトップシートとの接着部において破断す
ることのない開封構造を提供することを課題とする。
(課題を解決するための手段) 本考案は、エンジントレー開口外周縁とトップシートの
密着にヒートシール等の機械化溶着態様を採用する現状
においては全体が一律に溶着され、一部分のみの溶着強
度を制御することは困難であるが、挟持されるテープ部
分に剥離剤を前以てコート加工しておけば、その部分の
みの剥離強度を容易に制御可能であることに鑑みてなさ
れたもので、 水と該水との水和反応により発熱する発熱剤とを収容
し、所望時に接触させて発熱させ、水蒸気を発生させる
水蒸気加熱装置において、 上記水および/または発熱剤を収納する袋シートを切断
開封する部材を該袋体を収容するエンジントレーの周縁
と該周縁にヒートシールされるトップシートとの間に挟
持溶着して終端を外部に取出すにあたり、その部材の少
なくとも挟持溶着部に剥離剤をコート加工し、挟持溶着
強度が部材破断強度以下となるようにしたことを要旨と
する開封構造にある。
密着にヒートシール等の機械化溶着態様を採用する現状
においては全体が一律に溶着され、一部分のみの溶着強
度を制御することは困難であるが、挟持されるテープ部
分に剥離剤を前以てコート加工しておけば、その部分の
みの剥離強度を容易に制御可能であることに鑑みてなさ
れたもので、 水と該水との水和反応により発熱する発熱剤とを収容
し、所望時に接触させて発熱させ、水蒸気を発生させる
水蒸気加熱装置において、 上記水および/または発熱剤を収納する袋シートを切断
開封する部材を該袋体を収容するエンジントレーの周縁
と該周縁にヒートシールされるトップシートとの間に挟
持溶着して終端を外部に取出すにあたり、その部材の少
なくとも挟持溶着部に剥離剤をコート加工し、挟持溶着
強度が部材破断強度以下となるようにしたことを要旨と
する開封構造にある。
本考案において、採用される水および/または発熱剤を
収納する袋シートを切断開封する部材はテープ状のもの
に限らず、糸状の部材を使用することができる。
収納する袋シートを切断開封する部材はテープ状のもの
に限らず、糸状の部材を使用することができる。
(作用) 本考案によれば、切断開封する部材を該袋体を収納する
エンジントレーの周縁と該周縁にヒートシールされるト
ップシートとの間に挟持溶着して終端を外部に取出すに
あたり、その部材の少なくとも挟持溶着部に剥離剤をコ
ート加工したので、ヒートシール加工をもって一律にエ
ンジントレーの外周にトップシールを溶着するようにし
ても開封部材はその挟持溶着強度が部材破断強度以下と
なり、作動時に破断することがなく、加熱装置の作動安
定性が確保される。
エンジントレーの周縁と該周縁にヒートシールされるト
ップシートとの間に挟持溶着して終端を外部に取出すに
あたり、その部材の少なくとも挟持溶着部に剥離剤をコ
ート加工したので、ヒートシール加工をもって一律にエ
ンジントレーの外周にトップシールを溶着するようにし
ても開封部材はその挟持溶着強度が部材破断強度以下と
なり、作動時に破断することがなく、加熱装置の作動安
定性が確保される。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
本考案に係る加熱装置5は、第1図に示しており、発熱
剤袋7と糸状開封部材10とエンジントレー6とからな
り、水袋9と共にエンジントレー6に収容され、不通水
性シート11により密封されて構成するもので、この加
熱装置は被加熱物を加熱する加温容器1に収納される構
成となっている。
剤袋7と糸状開封部材10とエンジントレー6とからな
り、水袋9と共にエンジントレー6に収容され、不通水
性シート11により密封されて構成するもので、この加
熱装置は被加熱物を加熱する加温容器1に収納される構
成となっている。
加温容器1は、容器本体2と、該容器本体に配設された
内容器3とを備えている。上記容器本体2は、上面開放
の略方形箱体で、発泡スチロールからなり、上部の開口
から内容器3が嵌入される。そして、上記開口の周縁2
aには、縁部2bが形成されており、この縁部に内容器
3の嵌合部3bが嵌合される。なお、上記縁部2bの端
縁は、図示省略しているが、緩やかな凹凸状に形成さ
れ、該端縁と上記嵌合部3bの端縁との間に小間隙Gが
生じるようになっていて、該小間隙から外気を容器3内
に導入可能となっている。
内容器3とを備えている。上記容器本体2は、上面開放
の略方形箱体で、発泡スチロールからなり、上部の開口
から内容器3が嵌入される。そして、上記開口の周縁2
aには、縁部2bが形成されており、この縁部に内容器
3の嵌合部3bが嵌合される。なお、上記縁部2bの端
縁は、図示省略しているが、緩やかな凹凸状に形成さ
れ、該端縁と上記嵌合部3bの端縁との間に小間隙Gが
生じるようになっていて、該小間隙から外気を容器3内
に導入可能となっている。
内容器3も略方形で、上面に開口を有しており、プラス
チック材により一体形成されている。そして、底板3a
に被加熱食品物が収納される一方、外周縁に設けられた
嵌合部3bに開口を覆う蓋体4が嵌合されるようになっ
ている。なお、上記嵌合部3bには、全周にわたり所定
間隔を有して係止リブ3cが突設されている。また、上
記底板3aは、断面が波状に形成されて表面積を大とし
ており、熱伝導を効率的に行う形状とされている。さら
に、底板3aの谷部および頂部には、それぞれ透孔3d
が形成されており、加熱装置5の発熱作用によって生じ
た高温蒸気を多数の透孔3dから内容器2側に上昇させ
るようになっている。蓋体4は、前記内容器3の外形に
等しく形成されたプラスチック製で、外周縁には嵌合部
4aが形成されている。そして、内容器3の嵌合部3b
に蓋体4が嵌合されることによって、前記両容器2,3
の開口を覆い、かつ加温容器1に密封空間1aを形成す
るものである。
チック材により一体形成されている。そして、底板3a
に被加熱食品物が収納される一方、外周縁に設けられた
嵌合部3bに開口を覆う蓋体4が嵌合されるようになっ
ている。なお、上記嵌合部3bには、全周にわたり所定
間隔を有して係止リブ3cが突設されている。また、上
記底板3aは、断面が波状に形成されて表面積を大とし
ており、熱伝導を効率的に行う形状とされている。さら
に、底板3aの谷部および頂部には、それぞれ透孔3d
が形成されており、加熱装置5の発熱作用によって生じ
た高温蒸気を多数の透孔3dから内容器2側に上昇させ
るようになっている。蓋体4は、前記内容器3の外形に
等しく形成されたプラスチック製で、外周縁には嵌合部
4aが形成されている。そして、内容器3の嵌合部3b
に蓋体4が嵌合されることによって、前記両容器2,3
の開口を覆い、かつ加温容器1に密封空間1aを形成す
るものである。
上記加熱装置5は、エンジントレー6に収容された発熱
剤袋7とその破袋装置8とを具備して構成されている。
前記エンジントレー6は、上方開口の皿状容器で、発泡
スチロール材で耐熱ラミネート加工を施してなる材料か
らなり、加熱装置用水9と発熱剤袋7とからなる発熱源
の発熱による容器本体2の溶融変形を防止可能であると
共に、下方への熱拡散を防止可能となっている。そし
て、このエンジントレー6の開口面6aは、防湿性およ
び防水性に優れた材料、例えば塩化ビニールフィルム等
の不通水性シート11によって覆われ、収容される水9
がエンジントレー6外に漏出しないようにエンジントレ
ー6の外周縁6cにヒートシール等により密封されてい
る。上記発熱剤袋7は、水和反応により発熱する生石灰
〔酸化カルシウム(CaO)〕等の発熱剤を、被加熱物
を加熱するに必要な所定量充填しており、密封性に富む
アルミ箔内挿フィルムシートにて形成されていて、前記
エンジントレー6の底面6bに載置され、その両端7
a,7bは上記不通水性シート11のエンジントレー6
の外周縁6cにヒートシール等により密封する際に同時
にエンジントレー外周縁6cに密着させる。
剤袋7とその破袋装置8とを具備して構成されている。
前記エンジントレー6は、上方開口の皿状容器で、発泡
スチロール材で耐熱ラミネート加工を施してなる材料か
らなり、加熱装置用水9と発熱剤袋7とからなる発熱源
の発熱による容器本体2の溶融変形を防止可能であると
共に、下方への熱拡散を防止可能となっている。そし
て、このエンジントレー6の開口面6aは、防湿性およ
び防水性に優れた材料、例えば塩化ビニールフィルム等
の不通水性シート11によって覆われ、収容される水9
がエンジントレー6外に漏出しないようにエンジントレ
ー6の外周縁6cにヒートシール等により密封されてい
る。上記発熱剤袋7は、水和反応により発熱する生石灰
〔酸化カルシウム(CaO)〕等の発熱剤を、被加熱物
を加熱するに必要な所定量充填しており、密封性に富む
アルミ箔内挿フィルムシートにて形成されていて、前記
エンジントレー6の底面6bに載置され、その両端7
a,7bは上記不通水性シート11のエンジントレー6
の外周縁6cにヒートシール等により密封する際に同時
にエンジントレー外周縁6cに密着させる。
上記発熱剤袋の破袋装置8は、第1図に示すように、発
熱剤袋7と糸状開封部材10とからなり、前記エンジン
トレー6の上部に配置されている。発熱剤袋7は、熱収
縮性を有すると共にバリア性(密封性)を有する切断容
易なフィルムにて形成され、両端部7a,7bをエンジ
ントレー外周に密着させているので、切断方向始端側端
部7bには上記開封部材10が巻回される切込み部7c
が設けられている。
熱剤袋7と糸状開封部材10とからなり、前記エンジン
トレー6の上部に配置されている。発熱剤袋7は、熱収
縮性を有すると共にバリア性(密封性)を有する切断容
易なフィルムにて形成され、両端部7a,7bをエンジ
ントレー外周に密着させているので、切断方向始端側端
部7bには上記開封部材10が巻回される切込み部7c
が設けられている。
糸状開封部材10は、ナイロンやビニール等の糸状物や
麻紐等を輪状にして形成され、前記加温容器1の外方に
引出し可能な所定の長さを有している。そして、この糸
状開封部材は、第1図に示すように、前記発熱剤袋7の
一端部7aから下面7eに至り、発熱剤袋7の他端部7
bにその切り込み部7cを経て掛け廻され、そして、前
記エンジントレー6の外周縁6cから引き出され、不通
水性シート11の上面に沿って糸状開封部材10は容器
本体2と内容器3との間を通されて、加温容器の外方に
臨出させている。なお、エンジントレー6の外周縁6c
には不通水性シート11がヒートシールされるため、そ
の溶着強度が強いと、開封時にかかる溶着部において糸
状開封部材10が切れ、開封作動が不首尾となるおそれ
がある。そこで、第2図に示すように、エンジントレー
6の外周縁6cと不通水性シート11とのヒートシール
溶着部に挟持される開封部材10の部分10aには剥離
物質を加工して不通水性シート11の密封性を害するこ
となく、開封作動時には開封部材10が容易に剥離する
ように工夫されている。また、この引き出し端10b
は、加温容器1の外側面に仮接着しておくのが好まし
い。
麻紐等を輪状にして形成され、前記加温容器1の外方に
引出し可能な所定の長さを有している。そして、この糸
状開封部材は、第1図に示すように、前記発熱剤袋7の
一端部7aから下面7eに至り、発熱剤袋7の他端部7
bにその切り込み部7cを経て掛け廻され、そして、前
記エンジントレー6の外周縁6cから引き出され、不通
水性シート11の上面に沿って糸状開封部材10は容器
本体2と内容器3との間を通されて、加温容器の外方に
臨出させている。なお、エンジントレー6の外周縁6c
には不通水性シート11がヒートシールされるため、そ
の溶着強度が強いと、開封時にかかる溶着部において糸
状開封部材10が切れ、開封作動が不首尾となるおそれ
がある。そこで、第2図に示すように、エンジントレー
6の外周縁6cと不通水性シート11とのヒートシール
溶着部に挟持される開封部材10の部分10aには剥離
物質を加工して不通水性シート11の密封性を害するこ
となく、開封作動時には開封部材10が容易に剥離する
ように工夫されている。また、この引き出し端10b
は、加温容器1の外側面に仮接着しておくのが好まし
い。
本実施例の破袋装置8および加熱装置5は、以上のよう
な構成であり、使用に際しては、加温容器1にセットさ
れる。そして、この加温容器には、例えば加温に適した
焼そば等の食品が収納されて、内容器3には蓋体4が施
蓋される。
な構成であり、使用に際しては、加温容器1にセットさ
れる。そして、この加温容器には、例えば加温に適した
焼そば等の食品が収納されて、内容器3には蓋体4が施
蓋される。
次に、上記加熱装置の発熱作用について説明する。
まず、加温容器1から臨出した糸状開封部材10の他端
部10bを第3図に示す矢印方向に引っ張ると、開封部
材10はその挟持溶着部分10aが他の溶着部分の溶着
強度よりも弱く、剥離し易くなっているため、エンジン
トレー6の一体部6c側が引張力を受けて、開口面6a
を覆う不通水性シート11の端縁中央が亀裂する。続い
て、エンジントレー6に固着された発熱剤袋7の一端部
7bが、不通水性シート11とほぼ同一部分で亀裂す
る。このとき、発熱剤袋7の一端部7bには、細い糸状
開封部材10の引張力が集中して加えられ、切り込み部
7cに食い込むので、亀裂はせん断状態でなされ、強い
引張力を要せずして一端部7bが容易に破られる。これ
により、発熱剤袋が不通水性シート11と共に、一端部
7b側から他端部7a側まで引張力方向に開封される
(第4図参照)。従って、発熱剤袋7は中央から大きく
開封される。すると、発熱剤袋7の全周囲を取り巻く水
9が発熱剤袋7内に浸入して略全面に水が接触し、発熱
剤の水和反応によって高温蒸気が発生する。この際、エ
ンジントレー6に収納された発熱剤は、発熱剤袋7にて
外気との接触が遮断されていたので、発熱剤袋を取り巻
く水の吸い込みによる異常発熱が防止されており、高温
上記は被加熱物の加熱に必要な適量が発生する。そし
て、この高温蒸気により、発熱剤袋7および不通水性シ
ート11が収縮し、第5図に示すように、エンジントレ
ー6の内壁側に収束して加熱装置の開口面6aが大きく
開口される。続いて、この開口から放散される高温蒸気
は、第1図に示す内容器3の底板3aに設けた透孔3d
から上昇して加温容器1の密閉空間1aに充満する。こ
れにより、被加熱食品は加熱むらがなく、十分に加熱調
理される。また、焼そば麺等は、加熱むらなく適温に加
熱調理されるから、熱湯による加熱調理では得られない
旨みを醸し出すことができる。
部10bを第3図に示す矢印方向に引っ張ると、開封部
材10はその挟持溶着部分10aが他の溶着部分の溶着
強度よりも弱く、剥離し易くなっているため、エンジン
トレー6の一体部6c側が引張力を受けて、開口面6a
を覆う不通水性シート11の端縁中央が亀裂する。続い
て、エンジントレー6に固着された発熱剤袋7の一端部
7bが、不通水性シート11とほぼ同一部分で亀裂す
る。このとき、発熱剤袋7の一端部7bには、細い糸状
開封部材10の引張力が集中して加えられ、切り込み部
7cに食い込むので、亀裂はせん断状態でなされ、強い
引張力を要せずして一端部7bが容易に破られる。これ
により、発熱剤袋が不通水性シート11と共に、一端部
7b側から他端部7a側まで引張力方向に開封される
(第4図参照)。従って、発熱剤袋7は中央から大きく
開封される。すると、発熱剤袋7の全周囲を取り巻く水
9が発熱剤袋7内に浸入して略全面に水が接触し、発熱
剤の水和反応によって高温蒸気が発生する。この際、エ
ンジントレー6に収納された発熱剤は、発熱剤袋7にて
外気との接触が遮断されていたので、発熱剤袋を取り巻
く水の吸い込みによる異常発熱が防止されており、高温
上記は被加熱物の加熱に必要な適量が発生する。そし
て、この高温蒸気により、発熱剤袋7および不通水性シ
ート11が収縮し、第5図に示すように、エンジントレ
ー6の内壁側に収束して加熱装置の開口面6aが大きく
開口される。続いて、この開口から放散される高温蒸気
は、第1図に示す内容器3の底板3aに設けた透孔3d
から上昇して加温容器1の密閉空間1aに充満する。こ
れにより、被加熱食品は加熱むらがなく、十分に加熱調
理される。また、焼そば麺等は、加熱むらなく適温に加
熱調理されるから、熱湯による加熱調理では得られない
旨みを醸し出すことができる。
(考案の効果) 以上の説明で明らかなように、本考案によれば、水と該
水との水和反応により発熱する発熱剤とを収容し、所望
時に接触させて発熱させ、水蒸気を発生させる水蒸気加
熱装置において、 蒸気水および/または発熱剤を収納する袋シートを切断
開封する部材を該袋体を収納するエンジントレーの周縁
と該周縁にヒートシールされるトップシートとの間に挟
持溶着して終端を外部に取出すにあたり、その部材の少
なくとも挟持溶着部に剥離剤をコート加工し、挟持溶着
強度が部材破断強度以下となるようにしたので、エンジ
ントレー開口外周縁とトップシートの溶着にヒートシー
ル等の機械化溶着態様を採用して全体が一律に溶着され
ても作動時に破断することがなく、加熱装置の作動安定
性が確保される。
水との水和反応により発熱する発熱剤とを収容し、所望
時に接触させて発熱させ、水蒸気を発生させる水蒸気加
熱装置において、 蒸気水および/または発熱剤を収納する袋シートを切断
開封する部材を該袋体を収納するエンジントレーの周縁
と該周縁にヒートシールされるトップシートとの間に挟
持溶着して終端を外部に取出すにあたり、その部材の少
なくとも挟持溶着部に剥離剤をコート加工し、挟持溶着
強度が部材破断強度以下となるようにしたので、エンジ
ントレー開口外周縁とトップシートの溶着にヒートシー
ル等の機械化溶着態様を採用して全体が一律に溶着され
ても作動時に破断することがなく、加熱装置の作動安定
性が確保される。
なお、本考案を、開封部材として糸状のものを用い、発
熱剤袋およびトップシートを破断する形態の実施例に基
づいて説明したが、本考案はかかる実施例に限定される
ものでなく、本考案に係る開封部材は水袋のみの開封を
要する加熱装置においては水袋のみを、水袋および発熱
剤袋を同時に開封する加熱装置においては両者を、さら
に水袋とまたは両袋と同時にエンジントレーのトップシ
ートを開封する必要があるものはトップシートを同時に
開封できるように工夫した本出願人に係る開封形式に対
し、等しく適用が可能である。
熱剤袋およびトップシートを破断する形態の実施例に基
づいて説明したが、本考案はかかる実施例に限定される
ものでなく、本考案に係る開封部材は水袋のみの開封を
要する加熱装置においては水袋のみを、水袋および発熱
剤袋を同時に開封する加熱装置においては両者を、さら
に水袋とまたは両袋と同時にエンジントレーのトップシ
ートを開封する必要があるものはトップシートを同時に
開封できるように工夫した本出願人に係る開封形式に対
し、等しく適用が可能である。
第1図は本考案に係る開封構造を備える加熱装置を収納
した食品加温容器の水和反応前(a)および後(b)の状態を
示す断面図、第2図は第1図に示す開封部材のエンジン
トレーおよびその開口封鎖シートとの間の挟持状態を示
す断面図、第3図〜第5図は第1図に示す本発明に係る
加熱装置の開封工程を示す斜視図である。 1……食品加温容器、5……加熱装置 6……エンジントレー、7……発熱剤袋 8……開封装置、9……水 10……開封部材、10a……挟持溶着部 11……水不透過性シート
した食品加温容器の水和反応前(a)および後(b)の状態を
示す断面図、第2図は第1図に示す開封部材のエンジン
トレーおよびその開口封鎖シートとの間の挟持状態を示
す断面図、第3図〜第5図は第1図に示す本発明に係る
加熱装置の開封工程を示す斜視図である。 1……食品加温容器、5……加熱装置 6……エンジントレー、7……発熱剤袋 8……開封装置、9……水 10……開封部材、10a……挟持溶着部 11……水不透過性シート
Claims (1)
- 【請求項1】水と該水との水和反応により発熱する発熱
剤とを収容し、所望時に接触させて発熱させ、水蒸気を
発生される水蒸気加熱装置において、 上記水および/または発熱剤を収納する袋シートを切断
開封する部材を該袋体を収納するエンジントレーの周縁
と該周縁にヒートシールされるトップシートとの間に挟
持溶着して終端を外部に取出すにあたり、その部材の少
なくとも挟持溶着部に剥離剤をコート加工し、挟持溶着
強度が部材破断強度以下となるようにしたことを特徴と
する開封構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989012051U JPH068833Y2 (ja) | 1989-02-02 | 1989-02-02 | 水蒸気加熱装置の開封構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989012051U JPH068833Y2 (ja) | 1989-02-02 | 1989-02-02 | 水蒸気加熱装置の開封構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02102132U JPH02102132U (ja) | 1990-08-14 |
| JPH068833Y2 true JPH068833Y2 (ja) | 1994-03-09 |
Family
ID=31221147
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989012051U Expired - Lifetime JPH068833Y2 (ja) | 1989-02-02 | 1989-02-02 | 水蒸気加熱装置の開封構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH068833Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20230000913U (ko) * | 2021-10-29 | 2023-05-09 | 주식회사 오토모인터내셔널 | 일회용 찜 발열용기 |
-
1989
- 1989-02-02 JP JP1989012051U patent/JPH068833Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20230000913U (ko) * | 2021-10-29 | 2023-05-09 | 주식회사 오토모인터내셔널 | 일회용 찜 발열용기 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02102132U (ja) | 1990-08-14 |
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