JPH0622736B2 - ビレットの搬送装置 - Google Patents
ビレットの搬送装置Info
- Publication number
- JPH0622736B2 JPH0622736B2 JP60286465A JP28646585A JPH0622736B2 JP H0622736 B2 JPH0622736 B2 JP H0622736B2 JP 60286465 A JP60286465 A JP 60286465A JP 28646585 A JP28646585 A JP 28646585A JP H0622736 B2 JPH0622736 B2 JP H0622736B2
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- billet
- arm
- heater
- dipping
- chuck
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、ビレットヒータにビレットを送給するため
の装置にに関する。
の装置にに関する。
[従来技術とその問題点] 例えば、ビレットを鍛造加工する場合、一般の鍛造法で
は予め800℃程度に加熱した材料を使用するが、可能
寸法に精度が要求される場合には表面酸化を防ぐために
300℃前後の低い温度で加熱した材料を使用する温間
鍛造が用いられる。この温度鍛造法においては、材料で
あるビレットをビレットヒータで加熱する前に、加熱に
より酸化しないようにディッピング液に浸すコーティン
グ処理が施され、またこのコーティング処理のためには
予熱ヒータでもってビレットを150〜200℃に予熱
しておく必要がある。
は予め800℃程度に加熱した材料を使用するが、可能
寸法に精度が要求される場合には表面酸化を防ぐために
300℃前後の低い温度で加熱した材料を使用する温間
鍛造が用いられる。この温度鍛造法においては、材料で
あるビレットをビレットヒータで加熱する前に、加熱に
より酸化しないようにディッピング液に浸すコーティン
グ処理が施され、またこのコーティング処理のためには
予熱ヒータでもってビレットを150〜200℃に予熱
しておく必要がある。
上記のような装置において、予熱ヒータから円柱方向に
整列されかつ切断端面が相互に密着した状態にして送り
出されるビレットを後段のビレットヒータに送給するに
方法としては、予熱ヒータから排出されるビレットを傾
斜して設けられたシューターにて放り出し、その後、コ
ンベア等にてビレットヒータに送給する方法である。こ
の方法ではシステムの構成が簡単になるが、ビレットの
円柱方向に短くて直径の大きいビレットでは、シュータ
ーにて放り出した後のビレットの姿勢が不安定であり、
後段のビレットヒータにうまく送給できないときがあ
り、又、このようなシューター方式によるものは大きい
設置スペースを必要とした。
整列されかつ切断端面が相互に密着した状態にして送り
出されるビレットを後段のビレットヒータに送給するに
方法としては、予熱ヒータから排出されるビレットを傾
斜して設けられたシューターにて放り出し、その後、コ
ンベア等にてビレットヒータに送給する方法である。こ
の方法ではシステムの構成が簡単になるが、ビレットの
円柱方向に短くて直径の大きいビレットでは、シュータ
ーにて放り出した後のビレットの姿勢が不安定であり、
後段のビレットヒータにうまく送給できないときがあ
り、又、このようなシューター方式によるものは大きい
設置スペースを必要とした。
そこで、安定してビレットの送給ができるように、送給
手段として、ロボットアームのような装置を用い、予熱
ヒータから排出されたビレットをこのアームでつかんだ
後、ビレットヒータに送給するための搬送ヒータ上に載
置する方法が用いられる。
手段として、ロボットアームのような装置を用い、予熱
ヒータから排出されたビレットをこのアームでつかんだ
後、ビレットヒータに送給するための搬送ヒータ上に載
置する方法が用いられる。
この場合、既述したように、ビレットは、円柱方向に配
列されかつ切断端面が相互に密着した状態にして送り出
されるので、ビレットの切断端面が斜めになっていたり
すると、所望のビレットをつかみ上げたとき、密着して
いた後方のビレットが落下する恐れがあった。
列されかつ切断端面が相互に密着した状態にして送り出
されるので、ビレットの切断端面が斜めになっていたり
すると、所望のビレットをつかみ上げたとき、密着して
いた後方のビレットが落下する恐れがあった。
従って上述したような送給手段においては、予熱ヒータ
から密着して排出されるビレットをある間隔を隔てて分
離させることが望ましく、従来は、予熱ヒータの排出部
に設けられ、後段のビレットヒータに送給するためのロ
ーラの送給速度を前記予熱ヒータにビレットに送り込ん
だ速度よりも若干早くすることにより、ビレット相互間
に所定の間隔を設けていた。しかし、このような早送り
ローラ方式においては、ローラとのビレットとの摩擦に
より、前記所定の間隔がとれないことがあり、又、大き
い設置スペースを必要とした。
から密着して排出されるビレットをある間隔を隔てて分
離させることが望ましく、従来は、予熱ヒータの排出部
に設けられ、後段のビレットヒータに送給するためのロ
ーラの送給速度を前記予熱ヒータにビレットに送り込ん
だ速度よりも若干早くすることにより、ビレット相互間
に所定の間隔を設けていた。しかし、このような早送り
ローラ方式においては、ローラとのビレットとの摩擦に
より、前記所定の間隔がとれないことがあり、又、大き
い設置スペースを必要とした。
[発明の目的] この発明は上述した問題点をなくすためになされたもの
であり、ビレット間に所定の間隔を設けることにより、
安定したビレットを送給することのできるビレット搬送
装置を提供することを目的とする。
であり、ビレット間に所定の間隔を設けることにより、
安定したビレットを送給することのできるビレット搬送
装置を提供することを目的とする。
[発明の構成] この発明のビレットの搬送装置は、 加熱手段により加熱されて相互に密着して整列されてそ
の加熱手段から一列に送り出されたビレットを把持する
把持手段と、 アーム先端部に前記把持手段が取付けられ、前記アーム
の回動により前記把持手段が把持したビレットを後段の
工程に送給するアーム部とを備え、 前記把持手段に、この把持手段を前記加熱手段から一列
に送り出されたビレットの進行方向へ所定長移動させる
移動手段を設け、 前記把持手段が把持したビレットを、前記移動手段によ
り前記ビレットの進行方向へ所定長移動させた後、前記
アーム部の回動により前記後段の工程へ送給することを
特徴とする。
の加熱手段から一列に送り出されたビレットを把持する
把持手段と、 アーム先端部に前記把持手段が取付けられ、前記アーム
の回動により前記把持手段が把持したビレットを後段の
工程に送給するアーム部とを備え、 前記把持手段に、この把持手段を前記加熱手段から一列
に送り出されたビレットの進行方向へ所定長移動させる
移動手段を設け、 前記把持手段が把持したビレットを、前記移動手段によ
り前記ビレットの進行方向へ所定長移動させた後、前記
アーム部の回動により前記後段の工程へ送給することを
特徴とする。
[実施例] 第1図はこの発明の1実施例であるビレットの搬送装置
が適用された温間鍛造用のビレット加熱装置の構成を示
している。
が適用された温間鍛造用のビレット加熱装置の構成を示
している。
1はパーツフィーダであり、このパーツフィーダにより
ビレット2はビレット2の円柱方向に整列されかつビレ
ット2の切断端面が相互に密着した状態にして送り出さ
れる。3は、パーツフィーダ1から送給されるビレット
2を搬送するチェーンコンベアであり、4及び5は、前
記チェーンコンベア3と直線状に設けられた下部スラッ
トコンベア及び上部スラットコンベアであり、両コンベ
ア4と5とは送給されるビレット2を挟んで互いに対向
するように設けられる。
ビレット2はビレット2の円柱方向に整列されかつビレ
ット2の切断端面が相互に密着した状態にして送り出さ
れる。3は、パーツフィーダ1から送給されるビレット
2を搬送するチェーンコンベアであり、4及び5は、前
記チェーンコンベア3と直線状に設けられた下部スラッ
トコンベア及び上部スラットコンベアであり、両コンベ
ア4と5とは送給されるビレット2を挟んで互いに対向
するように設けられる。
6は前記チェーンコンベア3と下部スラットコンベア4
とを所定の速度で駆動させる駆動モータであり、7は、
上部スラットコンベア5を下方向に圧力を加えてビレッ
ト2の下方向に押し付けるために設けられた押さえシリ
ンダであり、ビレット2を下部スラットコンベア4に押
し付けることにより、下部スラットコンベア4の移動に
伴なってビレット2が押し出されるようになっている。
8は、下部スラットコンベア4および上記スラットコン
ベア5によって一定の速度で押し出されたビレット2を
予熱する予熱ヒータである。
とを所定の速度で駆動させる駆動モータであり、7は、
上部スラットコンベア5を下方向に圧力を加えてビレッ
ト2の下方向に押し付けるために設けられた押さえシリ
ンダであり、ビレット2を下部スラットコンベア4に押
し付けることにより、下部スラットコンベア4の移動に
伴なってビレット2が押し出されるようになっている。
8は、下部スラットコンベア4および上記スラットコン
ベア5によって一定の速度で押し出されたビレット2を
予熱する予熱ヒータである。
9は例えば、フォトダイオード9a及びフォトセンサ9b
で構成されるセンサであり、予熱ヒータ8のビレット排
出面8aから更に長さLだけ進行した位置でビレット2
を検出できるように、上記フォトダイオード9aとフォ
トセンサ9bがビレット2の走行経路の両側に設けら
れ、フォトダイオード9aからフォトセンサ9bに向かう
光軸9cは、予熱ヒータ8のビレット排出面8aから排出
方向にLの長さ隔たっていてかつ送給されてきたビレッ
ト2を横切るように設けられている。
で構成されるセンサであり、予熱ヒータ8のビレット排
出面8aから更に長さLだけ進行した位置でビレット2
を検出できるように、上記フォトダイオード9aとフォ
トセンサ9bがビレット2の走行経路の両側に設けら
れ、フォトダイオード9aからフォトセンサ9bに向かう
光軸9cは、予熱ヒータ8のビレット排出面8aから排出
方向にLの長さ隔たっていてかつ送給されてきたビレッ
ト2を横切るように設けられている。
10は、予熱ヒータ8の側方でビレット2の送給方向E
の右側所定位置に設けられた旋回装置であり、この旋回
装置に設けられた垂直方向の回動軸10aを90゜回動
できるようになっている。11は、2本の等しい長さの
アーム11a,11bが水平方向にかつ互いに直交した向
きに延びているL字形のアームであり、このアーム11
の屈曲部を支点として前記回動軸10aの上端部に設け
られる。このアーム11のうち、一方のアーム11aが
ビレット2の送給方向Eと直交する位置にあるときには
他方のアーム11bは、ビレット2の送給方向Eと平行
関係にある。このように位置にあるアーム11の状態を
Aとし、そしてアーム11が上方向から見て時計方向
(図中、矢印で示す方向)に90゜回動した位置になっ
たアーム11の状態をBとする。
の右側所定位置に設けられた旋回装置であり、この旋回
装置に設けられた垂直方向の回動軸10aを90゜回動
できるようになっている。11は、2本の等しい長さの
アーム11a,11bが水平方向にかつ互いに直交した向
きに延びているL字形のアームであり、このアーム11
の屈曲部を支点として前記回動軸10aの上端部に設け
られる。このアーム11のうち、一方のアーム11aが
ビレット2の送給方向Eと直交する位置にあるときには
他方のアーム11bは、ビレット2の送給方向Eと平行
関係にある。このように位置にあるアーム11の状態を
Aとし、そしてアーム11が上方向から見て時計方向
(図中、矢印で示す方向)に90゜回動した位置になっ
たアーム11の状態をBとする。
アーム11aの端部には昇降シリンダ12によって昇降
されるチャック13が設けられるとともに、チャック1
3を、前記状態Aにおいて、ビレット送給方向Eに平行
に所定長移動させるためのチャック部移動装置13Xが
設けられる。アーム11bの端部には、昇降シリンダ1
4によって昇降されるチャック15が設けられる。16
は、内部にディッピング液が蓄えられたディッピング槽
であり、ビレット2の送給方向Eに対して前記旋回装置
10の前方に設けらていて、上述したようにアーム11
が状態Aの位置にあるとき、チャック13を下降させる
ことによって予熱ヒータ8から所定の位置まで排出され
たビレットを把持できるようになっていて、又、チャッ
ク15を下降させることにより、浸漬装置18の載置台
18a上のビレットを把持できるようになっている。
されるチャック13が設けられるとともに、チャック1
3を、前記状態Aにおいて、ビレット送給方向Eに平行
に所定長移動させるためのチャック部移動装置13Xが
設けられる。アーム11bの端部には、昇降シリンダ1
4によって昇降されるチャック15が設けられる。16
は、内部にディッピング液が蓄えられたディッピング槽
であり、ビレット2の送給方向Eに対して前記旋回装置
10の前方に設けらていて、上述したようにアーム11
が状態Aの位置にあるとき、チャック13を下降させる
ことによって予熱ヒータ8から所定の位置まで排出され
たビレットを把持できるようになっていて、又、チャッ
ク15を下降させることにより、浸漬装置18の載置台
18a上のビレットを把持できるようになっている。
このディッピング槽16には昇降シリンダ17によって
昇降される浸漬装置18が設けられるとともに浸漬装置
18の載置台18aに置かれたビレット2を検出するた
めのセンサ19が設けられていて、センサ19がビレッ
ト2を検出すると、シリンダ17が一定時間作動され、
浸漬装置18が一定時間下降する。これにより、浸漬装
置18の載置台18aに置かれたビレット2がディッピ
ング槽16内のディッピング液に上記一定時間浸される
ようになっている。
昇降される浸漬装置18が設けられるとともに浸漬装置
18の載置台18aに置かれたビレット2を検出するた
めのセンサ19が設けられていて、センサ19がビレッ
ト2を検出すると、シリンダ17が一定時間作動され、
浸漬装置18が一定時間下降する。これにより、浸漬装
置18の載置台18aに置かれたビレット2がディッピ
ング槽16内のディッピング液に上記一定時間浸される
ようになっている。
20は、前記旋回装置10の側方で予熱ヒータ8と相対
するようにして位置していて、前記ビレット送給方向E
とは反対の方向Fに送給できるように設けられたチェー
ンコンベアであり、かつ、前記アーム11が回動して状
態Bの位置になったとき、アーム11bのチャック15
に把持されていたビレッ2がチェーンコンベア20上に
載置されるような位置にチェーンコンベア20が設けら
れる。又、アーム11aとアーム11bとは長さが等しく
かつ直交しているの、アーム11が状態Bの位置になっ
たときにはアーム11aのチャック13は浸漬装置18
上に位置するようになる。アーム11は状態Bの位置に
おいて、チャック13,15の把持部は共に把持してい
たビレット2を開放する動作を行なう。
するようにして位置していて、前記ビレット送給方向E
とは反対の方向Fに送給できるように設けられたチェー
ンコンベアであり、かつ、前記アーム11が回動して状
態Bの位置になったとき、アーム11bのチャック15
に把持されていたビレッ2がチェーンコンベア20上に
載置されるような位置にチェーンコンベア20が設けら
れる。又、アーム11aとアーム11bとは長さが等しく
かつ直交しているの、アーム11が状態Bの位置になっ
たときにはアーム11aのチャック13は浸漬装置18
上に位置するようになる。アーム11は状態Bの位置に
おいて、チャック13,15の把持部は共に把持してい
たビレット2を開放する動作を行なう。
21及び22は、前記チェーンコンベア20と直線状に
設けられた下部スラットコンベア及び上部スラットコン
ベアであり、両コンベア21,22とは送給されるビレ
ット2を挟んで互いに対向するようにして設けられる。
23は前記チェーンコンベア20と下部スラットコンベ
ア21とを所定の速度で駆動させる駆動モータであり、
24は、上部スラットコンベア22を下方向に圧力を加
えてビレット2を下方向に押し付けるために設けられた
押さえシリンダであり、ビレット2を下部スラットコン
ベア21に押し付けることにより、下部スラットコンベ
ア21の移動に伴なってビレット2が押し出されるよう
になっている。
設けられた下部スラットコンベア及び上部スラットコン
ベアであり、両コンベア21,22とは送給されるビレ
ット2を挟んで互いに対向するようにして設けられる。
23は前記チェーンコンベア20と下部スラットコンベ
ア21とを所定の速度で駆動させる駆動モータであり、
24は、上部スラットコンベア22を下方向に圧力を加
えてビレット2を下方向に押し付けるために設けられた
押さえシリンダであり、ビレット2を下部スラットコン
ベア21に押し付けることにより、下部スラットコンベ
ア21の移動に伴なってビレット2が押し出されるよう
になっている。
25は、下部スラットコンベア21および上部スラット
コンベア22によって一定の速度で押し出されたビレッ
ト2を所定の鍛造温度に加熱するビレットヒータであ
り、26はビレットヒータ25によって加熱されたビレ
ット2を所定の場所に送るためのシューターである。
コンベア22によって一定の速度で押し出されたビレッ
ト2を所定の鍛造温度に加熱するビレットヒータであ
り、26はビレットヒータ25によって加熱されたビレ
ット2を所定の場所に送るためのシューターである。
次に、上述の構成による装置の動作を予熱ヒータ8部に
おける部分拡大図である第2図ないし第4図とともに説
明する。
おける部分拡大図である第2図ないし第4図とともに説
明する。
アーム11aが予熱ヒータ8の排出口側に位置している
状態Aの位置になっているものとし、又、後述の動作と
同様な動作がすでに行なわれていて、浸漬装置18の載
置第18aにビレット2′が置かれているものとする。
状態Aの位置になっているものとし、又、後述の動作と
同様な動作がすでに行なわれていて、浸漬装置18の載
置第18aにビレット2′が置かれているものとする。
パーツフィーダ1から送給さたビレット2は、チェーン
コンベア3を介して下部及び上部スラットコンベア4,
5によって一定の速度で予熱ヒータ8方向に押し出され
る。第2図に示すように、予熱ヒータ8によって150
〜200℃に予熱されて排出されたビレット2の切断前
面が予熱ヒータ8の排出面8aから更にLの長さ隔たっ
た位置までくると、センサ9によってビレット2が検出
される。尚、図中、27は第1図には図示しなかったビ
レット2をガイドするためのスキッドレールを示してい
る。これにより、第3図に示すように、アーム11aの
シリンダ12が作動してチャック13は下降してビレッ
ト2を把持した後、チャック部移動装置13Xにより、
チャック13はビレット2の送給方向E(図中左方向)
にδ2だけ平行移動する。これにより、把持されたビレ
ット2は後続のビレットから所定長さ離れるようにな
る。そして、再びシリンダ12の動作により、チャック
13で把持していたビレット2を持ち上げる。一般に、
バー材をシャーリング等で切断した場合、その切断端面
は変形により垂直面にはならず、第3図にδ1で示した
ように、2〜3mmの変形があるので、前記水平方向への
移動両δ2はこのδ1よりも大きく、約10〜20mmにし
ておく。又、ビレット2の持ち上げ量は第4図に示した
ように、ビレット2の直径D+δ3とし、δ3としては5
mm以上にしておけば、このビレット2が前記ビレット送
給方向Eと直交した方向に平行移動しても、後に続くビ
レット2に接触する恐れはない。
コンベア3を介して下部及び上部スラットコンベア4,
5によって一定の速度で予熱ヒータ8方向に押し出され
る。第2図に示すように、予熱ヒータ8によって150
〜200℃に予熱されて排出されたビレット2の切断前
面が予熱ヒータ8の排出面8aから更にLの長さ隔たっ
た位置までくると、センサ9によってビレット2が検出
される。尚、図中、27は第1図には図示しなかったビ
レット2をガイドするためのスキッドレールを示してい
る。これにより、第3図に示すように、アーム11aの
シリンダ12が作動してチャック13は下降してビレッ
ト2を把持した後、チャック部移動装置13Xにより、
チャック13はビレット2の送給方向E(図中左方向)
にδ2だけ平行移動する。これにより、把持されたビレ
ット2は後続のビレットから所定長さ離れるようにな
る。そして、再びシリンダ12の動作により、チャック
13で把持していたビレット2を持ち上げる。一般に、
バー材をシャーリング等で切断した場合、その切断端面
は変形により垂直面にはならず、第3図にδ1で示した
ように、2〜3mmの変形があるので、前記水平方向への
移動両δ2はこのδ1よりも大きく、約10〜20mmにし
ておく。又、ビレット2の持ち上げ量は第4図に示した
ように、ビレット2の直径D+δ3とし、δ3としては5
mm以上にしておけば、このビレット2が前記ビレット送
給方向Eと直交した方向に平行移動しても、後に続くビ
レット2に接触する恐れはない。
一方、アーム11bのシリンダ14が作動してチャック
15が下降して前回の動作でディッピング液に所定時間
浸され載置台18aに置かれたビレット2′を把持す
る。
15が下降して前回の動作でディッピング液に所定時間
浸され載置台18aに置かれたビレット2′を把持す
る。
次に、シリンダ12,14及びチャック13,15の状態
を保持したままで旋回装置10の動作により、アーム1
1が図上時計方向に90゜回動してアーム11aがディ
ッピング槽16上にあり、アーム11bがチェーンコン
ベア20上に位置するBの状態になる。そして、チャッ
ク13で把持されたビレット2は浸漬装置18上に位置
するとともに、チャック15により把持されたビレット
2′はチェーンコンベア20上の位置するようになる。
を保持したままで旋回装置10の動作により、アーム1
1が図上時計方向に90゜回動してアーム11aがディ
ッピング槽16上にあり、アーム11bがチェーンコン
ベア20上に位置するBの状態になる。そして、チャッ
ク13で把持されたビレット2は浸漬装置18上に位置
するとともに、チャック15により把持されたビレット
2′はチェーンコンベア20上の位置するようになる。
そして、アーム11aのシリンダ12が作動してチャッ
ク13が下降して所定の位置で開放され、把持していた
ビレット2を浸漬装置18の載置台18aに置いた後は
シリンダ12が作動して前記チャック13は上昇する。
このとき、アーム11bのシリンダ14が作動してチャ
ック15が下降するとともに開放され、把持していたビ
レット2′をチェーンコンベア20上に置く。
ク13が下降して所定の位置で開放され、把持していた
ビレット2を浸漬装置18の載置台18aに置いた後は
シリンダ12が作動して前記チャック13は上昇する。
このとき、アーム11bのシリンダ14が作動してチャ
ック15が下降するとともに開放され、把持していたビ
レット2′をチェーンコンベア20上に置く。
そしてシリンダ14の作動によりチャック15は上昇す
る。その後は再び旋回装置10が作動してアーム11は
今度は逆方向に90゜回動し、状態Aに戻って待機状態
となり、続けて予熱ヒータ8から排出されてくるビレッ
ト2がセンサ9によって検出されると、アーム11aに
よりビレット2を順次ディッピング液に所定時間浸し、
アーム11bにより、ディッピング液に浸されたビレッ
ト2をチェーンコンベア20上に順次搬送する。チェー
ンコンベア20上に置かれたビレット2は下部及び上部
スラットコンベア21,22によって所定の速度でビレ
ットヒータ25に送供される。このビレットヒータ25
で所定の温度に加熱されたビレット2はシューター26
を介して図示しない温度鍛造機の方に送給される。
る。その後は再び旋回装置10が作動してアーム11は
今度は逆方向に90゜回動し、状態Aに戻って待機状態
となり、続けて予熱ヒータ8から排出されてくるビレッ
ト2がセンサ9によって検出されると、アーム11aに
よりビレット2を順次ディッピング液に所定時間浸し、
アーム11bにより、ディッピング液に浸されたビレッ
ト2をチェーンコンベア20上に順次搬送する。チェー
ンコンベア20上に置かれたビレット2は下部及び上部
スラットコンベア21,22によって所定の速度でビレ
ットヒータ25に送供される。このビレットヒータ25
で所定の温度に加熱されたビレット2はシューター26
を介して図示しない温度鍛造機の方に送給される。
このように予熱ヒータ8で加熱されたビレット2をチャ
ック13にて把持して、このビレット2をビレット送給
方向Eの方向に所定長平行移動させた後、ビレット2を
持ち上げてディッピング槽14へ移動させるようにした
もので、ビレット2の切断端面が変形していても、ビレ
ット2を持ち上げるに際し、後に続くビレット2の姿勢
を変えたり、ビレット2をスキッドレール27上から落
下させてしまういった恐れはなくなり、安定してビレッ
ト2をディッピング槽14へ送給することができる。
ック13にて把持して、このビレット2をビレット送給
方向Eの方向に所定長平行移動させた後、ビレット2を
持ち上げてディッピング槽14へ移動させるようにした
もので、ビレット2の切断端面が変形していても、ビレ
ット2を持ち上げるに際し、後に続くビレット2の姿勢
を変えたり、ビレット2をスキッドレール27上から落
下させてしまういった恐れはなくなり、安定してビレッ
ト2をディッピング槽14へ送給することができる。
又、上述した温間鍛造用のビレット加熱装置によれば、
予熱ヒータ8で加熱されたビレット2をディッピング槽
16に搬送する装置及びディッピング槽16でディッピ
ング液に浸されたビレット2を後段のチェーンコンベア
20に搬送する装置に上述したような直角な2方向に延
びたアーム11を用いて、ある状態Aのアーム位置では
予熱ヒータ8で加熱されたビレット2と、ディッピング
槽16の浸漬装置18上のビレット2とそれぞれチャッ
ク13,15で同時に把持するようにし、又、別の状態
Bのアーム位置ではチャック13,15に把持していた
それぞれのビレット2を浸漬装置18上と、チェーンコ
ンベア20上とに置くようにしたので、浸漬装置17の
載置台17aとチェーンコンベア20上におけるビレッ
ト2の筒方向の向きはそれぞれ前記ビレット送給方向E
に対して90゜,180゜のように定まった向きにして
置かれるようになり、アーム11の動作でビレット2を
確実な動作でもってディッピング槽18とチェーンコン
ベア20とに搬送することができる。
予熱ヒータ8で加熱されたビレット2をディッピング槽
16に搬送する装置及びディッピング槽16でディッピ
ング液に浸されたビレット2を後段のチェーンコンベア
20に搬送する装置に上述したような直角な2方向に延
びたアーム11を用いて、ある状態Aのアーム位置では
予熱ヒータ8で加熱されたビレット2と、ディッピング
槽16の浸漬装置18上のビレット2とそれぞれチャッ
ク13,15で同時に把持するようにし、又、別の状態
Bのアーム位置ではチャック13,15に把持していた
それぞれのビレット2を浸漬装置18上と、チェーンコ
ンベア20上とに置くようにしたので、浸漬装置17の
載置台17aとチェーンコンベア20上におけるビレッ
ト2の筒方向の向きはそれぞれ前記ビレット送給方向E
に対して90゜,180゜のように定まった向きにして
置かれるようになり、アーム11の動作でビレット2を
確実な動作でもってディッピング槽18とチェーンコン
ベア20とに搬送することができる。
又、アーム11の旋回動作により、ビレットヒータ25
にビレット2を送給するためのチェーンコンベア20上
のビレット2の円柱方向は前記ビレット送給方向Eと平
行しているのでチェーンコンベア20によるビレット2
の送給方向Fは、予熱ヒータ8に対してビレット2を送
給するチェーンコンベア3の送給方向Eとは反対方向に
することができるので、全体の装置をコの字形にコンパ
クトに構成することができ、設置スペースを小さくする
ことができる。
にビレット2を送給するためのチェーンコンベア20上
のビレット2の円柱方向は前記ビレット送給方向Eと平
行しているのでチェーンコンベア20によるビレット2
の送給方向Fは、予熱ヒータ8に対してビレット2を送
給するチェーンコンベア3の送給方向Eとは反対方向に
することができるので、全体の装置をコの字形にコンパ
クトに構成することができ、設置スペースを小さくする
ことができる。
又、浸漬装置18を昇降させることによって、浸漬装置
18の装置台18a上のビレットをディッピング液に浸
すようにしているので浸漬時間を正確に設定することが
できるようになるとともに、浸漬装置18は単なる上下
運動をするだけであるので、ディッピング槽16上で水
切りを行なうことができ、従来の装置のようにディッピ
ング液がデッピング槽16外部に滴下する恐れもない。
18の装置台18a上のビレットをディッピング液に浸
すようにしているので浸漬時間を正確に設定することが
できるようになるとともに、浸漬装置18は単なる上下
運動をするだけであるので、ディッピング槽16上で水
切りを行なうことができ、従来の装置のようにディッピ
ング液がデッピング槽16外部に滴下する恐れもない。
更には、浸漬装置18自体は単純な構成なのでディッピ
ング液に対する耐食性を有する材料により構成するのは
困難ではなく、その上、この浸漬装置18はビレット2
を浸漬するとき以外はディッピング液外に位置している
ので、浸漬装置18に対する腐食を軽減することができ
る。
ング液に対する耐食性を有する材料により構成するのは
困難ではなく、その上、この浸漬装置18はビレット2
を浸漬するとき以外はディッピング液外に位置している
ので、浸漬装置18に対する腐食を軽減することができ
る。
そして、予熱ヒータ8及びビレットヒータ25にビレッ
トを送り出す装置に従来のようなビンチローラではな
く、キャタピラ状のスラットコンベアを用いることによ
りビレット2の表面を損傷させる恐れもない。
トを送り出す装置に従来のようなビンチローラではな
く、キャタピラ状のスラットコンベアを用いることによ
りビレット2の表面を損傷させる恐れもない。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明は上述したように、加熱
手段で加熱されたビレットを後段の工程に送給するに際
し、把持したビレットを移動手段によりビレットの送給
方向に所定長移動させた後、後段の工程の方へ移動させ
るようにしたので、ビレットの切断端面が変形していて
も、ビレットを移動するに際し、後に続くビレットの姿
勢を変えたり、ビレットをスキッドレール上から落下さ
せてしまうといった恐れはなくなり、安定してビレット
を送給することができる。
手段で加熱されたビレットを後段の工程に送給するに際
し、把持したビレットを移動手段によりビレットの送給
方向に所定長移動させた後、後段の工程の方へ移動させ
るようにしたので、ビレットの切断端面が変形していて
も、ビレットを移動するに際し、後に続くビレットの姿
勢を変えたり、ビレットをスキッドレール上から落下さ
せてしまうといった恐れはなくなり、安定してビレット
を送給することができる。
第1図はこの発明のビレットの搬送装置の1実施例を示
す斜視図、第2図ないし第4図は第1図におけるチャッ
ク部の動作を示す図である。 1……パーツフィーダ、2……ビレット、3,20……
チェーンコンベア、4,21……下部スラットコンベ
ア、5,22……上部スラットコンベア、6,23……駆
動モータ、7,24……押さえシリンダ、8……予熱ヒ
ータ、9,19……センサ、10……旋回装置、10a…
…回動軸、11……アーム、12,14,18……昇降シ
リンダ、13,15……チャック、13X……チャック
部移動装置、16……ディッピング槽、18……浸漬装
置、25……ビレットヒータ、26……シューター。
す斜視図、第2図ないし第4図は第1図におけるチャッ
ク部の動作を示す図である。 1……パーツフィーダ、2……ビレット、3,20……
チェーンコンベア、4,21……下部スラットコンベ
ア、5,22……上部スラットコンベア、6,23……駆
動モータ、7,24……押さえシリンダ、8……予熱ヒ
ータ、9,19……センサ、10……旋回装置、10a…
…回動軸、11……アーム、12,14,18……昇降シ
リンダ、13,15……チャック、13X……チャック
部移動装置、16……ディッピング槽、18……浸漬装
置、25……ビレットヒータ、26……シューター。
Claims (1)
- 【請求項1】加熱手段により加熱されて相互に密着して
整列されてその加熱手段から一列に送り出されたビレッ
トを把持する把持手段と、 アーム先端部に前記把持手段が取付けられ、前記アーム
の回動により前記把持手段が把持したビレットを後段の
工程に送給するアーム部とを備え、 前記把持手段に、この把持手段を前記加熱手段から一列
に送り出されたビレットの進行方向へ所定長移動させる
移動手段を設け、 前記把持手段が把持したビレットを、前記移動手段によ
り前記ビレットの進行方向へ所定長移動させた後、前記
アーム部の回動により前記後段の工程へ送給することを
特徴とするビレットの搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60286465A JPH0622736B2 (ja) | 1985-12-18 | 1985-12-18 | ビレットの搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60286465A JPH0622736B2 (ja) | 1985-12-18 | 1985-12-18 | ビレットの搬送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62144845A JPS62144845A (ja) | 1987-06-29 |
| JPH0622736B2 true JPH0622736B2 (ja) | 1994-03-30 |
Family
ID=17704742
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60286465A Expired - Lifetime JPH0622736B2 (ja) | 1985-12-18 | 1985-12-18 | ビレットの搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0622736B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02262416A (ja) * | 1989-03-31 | 1990-10-25 | Aisin Seiki Co Ltd | 車両用サスペンション制御装置 |
| JPH0698548B2 (ja) * | 1989-07-27 | 1994-12-07 | 株式会社大長鉄工 | 加工機用板材料搬入出方法 |
| JP7724244B2 (ja) * | 2023-01-20 | 2025-08-15 | 株式会社三井E&S | 供給装置および供給方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6049062B2 (ja) * | 1979-11-22 | 1985-10-30 | 三井造船株式会社 | ビレツト送り装置 |
| JPS577649U (ja) * | 1980-06-16 | 1982-01-14 | ||
| JPS59125235A (ja) * | 1982-12-29 | 1984-07-19 | Nissan Shatai Co Ltd | プレス成形品自動取出し装置における把持具支持装置 |
-
1985
- 1985-12-18 JP JP60286465A patent/JPH0622736B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62144845A (ja) | 1987-06-29 |
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