JPH0622908B2 - 工事用メッシュシートの周辺の折り返し部分の熱溶着方法 - Google Patents

工事用メッシュシートの周辺の折り返し部分の熱溶着方法

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JPH0622908B2
JPH0622908B2 JP17946390A JP17946390A JPH0622908B2 JP H0622908 B2 JPH0622908 B2 JP H0622908B2 JP 17946390 A JP17946390 A JP 17946390A JP 17946390 A JP17946390 A JP 17946390A JP H0622908 B2 JPH0622908 B2 JP H0622908B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、工事用メッシュシート、特に、その周辺の折
り返し部分の溶着方法に関するものである。
従来の技術 最近、各種の建築工事や、土木工事などの工事現場など
において、工事に使用する各種の資材や、工事に伴い発
生する各種の廃材などが周囲に飛散し、傷害事故が発生
したり、あるいは、工事に伴い発生するごみなどが周囲
に散乱し、公害問題などを引き起こしたりすることを未
然に防止することを目的として、工事現場の周囲を、適
当な防護設備により包囲することが、広く行われるよう
になって来ている。
また、このための防護設備としては、例えば、帆布など
の各種の織布や、各種の繊維糸を編組することにより構
成された網などが使用されている。
現在、これらの内、網から構成された防護設備である、
いわゆる、「工事用メッシュシート」が、この種の防護
設備の主流となって来ており、また、この網の素材とし
ては、天然繊維、あるいは、合成樹脂繊維製の糸が使用
され、更に、この糸を編組することにより構成された網
を、溶融した防炎性の合成樹脂液に浸漬することによ
り、網を構成する糸を合成樹脂により被覆したものが、
多く使用されるようになって来ている。これは、網を構
成している糸が、それら自体と、それらの交差部とを、
ある厚さの防炎性の合成樹脂層により被覆されることに
より、網全体を防炎性とすることが出来ると共に糸の交
差により形成される網目を、糸の交差部を合成樹脂によ
り固定することにより、所定の形状に維持することが出
来るためである。
また、網に希望の色彩を与えることが出来ることも、そ
の特徴の一つとなっている。
更に、このような防炎性を有している合成樹脂被覆を有
している工事用メッシュシートは、その取り扱いの便宜
上、所定の寸法を有しているシート(以下、「単位メッ
シュシート」と呼ぶ)として製作され、工事現場におい
て、多数の単位メッシュシートをつなぎ合わせ、所望の
寸法のものとすることが普通に行われている。
このために、単位メッシュシートの周辺には、所定のピ
ッチに、金属製のハトメ金具を取り付けて置き、隣接す
る単位メッシュシート同志を、これらのハトメ金具を介
してロープなどにより相互に連結することにより、所望
の大きさの寸法のものとすることが、一般に行われてい
る。
また、このような単位メッシュシートにおいて、その周
辺にハトメ金具を強固に取り付るために、普通には、添
付図面の第3図に示すように、単位メッシュシートの本
体10の周辺を、ある幅だけ折り返し、折り返し部分10-1
には、その折り返し幅に相当する幅を有している薄い厚
さの合成樹脂シート製のテープ、あるいは、いわゆる、
ターポリンシート2を挟み込み、単位メッシュシートの
本体10の周囲の折り返し部分10-1を、その周辺に平行
に、適宜な糸によりターポリンシート2と一緒に、ある
間隔に2条にミシンの縫い込みを行い(縫い込み部が、
参照数字3により示されている)、これにより、この折
り返し部分10-1を補強した後、これらの2条のミシンの
縫い込み部3の間の間隔内に、ハトメ金具4を貫通して取
り付けることが、通常に行われている。なお、テープ2
の折り曲げ部には、ロープ5を封入し、この折り返し部
分10-1を、一層強固なものとすることも、行われてい
る。
しかしながら、この第3図に例示されたような従来公知
の単位メッシュシートにおいては、上記のように、単位
メッシュシートの本体10の折り返し部分10-1に、ハトメ
金具4を取り付けるために、ミシンの縫い込み部3を必要
とし、そのために、その製作に手間が掛かり、生産性が
低いという問題点がある。
そこで、本出願人は、従来公知のものには、このような
問題点のあることに鑑がみ、従来のものに比べ生産性が
高いこの種の単位メッシュシートを得るために、例え
ば、添付図面の第4及び5図に示すように、単位メッシュ
シート10の本体100の周辺の折り返し部分100-1に、その
折り返し幅dにほぼ相当する幅d1及びある厚さを有して
いる防炎性合成樹脂シート製の帯状のターポリンシート
21を熱溶着により一体に強固に接合した後(溶着部が、
25,25′の参照符号により示されている)、この折り返
し部分100-1に、単位メッシュシート10の本体100及びタ
ーポリンシート21を貫通してハト目金具30を取り付けて
成る「工事用メッシュシート」の考案を提案している
(平成2年6月20日付けで実用新案登録出願)。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、この先に提案されている工事用メッシュ
シートの製作の際に、単位メッシュシートの本体の周辺
の折り返し部分を、この折り返し部分内に挿入された帯
状のターポリンシートの各面に溶着するために、第2図
に示すように、単位メッシュシート10の本体100の対向
する折り返し部分100-1と、ターポリンシート21との間
に形成される、ターポリンシート21にほぼ平行な各すき
ま111及び112内に、それぞれ、ノズル121及び122を差し
込み、これらのノズル121及び122から熱風を、各すきま
111及び112とほぼ平行に、ターポリンシート21の幅なり
に吹き出させ、これらの熱風の有する高熱により、相互
に対向する単位メッシュシート10の本体100と、ターポ
リンシート21との各対向面を溶融させた後、これらの溶
融面を適宜に押圧することにより、両面を相互に強固に
溶着するようにしている。無論、このようにして行われ
る熱融着部分25,25′を、折り返し部分100-1の全長に渡
って連続的に形成するためには、ノズル121及び122と、
単位メッシュシート10の本体100ないしはターポリンシ
ート21との間に、適宜に相対運動を行わせる必要があ
る。
しかしながら、このようなノズル121及び122から熱風
を、単位メッシュシート10の本体100と、ターポリンシ
ート21との間のすきま111及び112内に吹き込み、これら
を熱溶着させる方法は、ノズル121及び122を、すきま11
1及び112内に挿入しなければならないので、その操作に
熟練を必要とするだけでは無く、特に、単位メッシュシ
ート10の本体100の折り返し部分100-1のすきま111を形
成している外部部分は、それをターポリンシート21の上
に折り重ねながら溶着を行わなければならないので、そ
の作業が繁雑である。その上、ノズル121及び122からの
熱風の一部分が、単位メッシュシート10の本体100の網
目の間から逃げることにより、熱風の有する熱量の有効
な熱利用の点においても、問題があるものである。
そこで、本発明は、このような従来の工事用メッシュシ
ートの単位メッシュシートの本体の折り返し部分の熱溶
着方法における問題点を解消し、操作が容易であり、し
かも、高い熱効率により熱溶着を行うことが出来る工事
用メッシュシートの折り返し部分の熱溶着方法を得るこ
とを、その課題とするものである。
課題を解決するための手段 本発明においては、この課題を解決するために、添付図
面の第1図に示すように、単位メッシュシート10の本体
100の折り返し部分100-1に、帯状のターポリンシート21
を挿入し、これらのメッシュシート10の本体100と、タ
ーポリンシート21との対向面を相互に熱溶着するに当た
り、単位メッシュシート10の本体100の折り返し部分100
-1の外面から熱風をノズルの対151及び152を介してター
ポリンシート21に、その面に対してほぼ垂直に吹き付け
ることにより、熱風が単位メッシュシート10の本体100
を溶融すると同時に熱風が、単位メッシュシート10の本
体100に形成された網目を通ってターポリンシート21の
面上に到達し、これを溶融させるので、溶融状態にある
単位メッシュシート10の本体100を、溶融しているター
ポリンシート21に押圧することにより、両者を熱溶着さ
せることが出来るようにすることを、特徴とするもので
ある。
作 用 本発明方法によると、工事用メッシュシートの単位メッ
シュシート10の本体100の周辺の折り返し部分100-1が、
その間に挿入されたターポリンシート21に、極めて容易
な操作により、しかも、熱効率高く熱溶着されることが
出来る。
実施例 以下、本発明方法を、その実施の要領を示す添付図面の
第1図に基づいて、詳細に説明をする。
まず、第1図は、本発明方法を、第4及び5図に示される
ような単位メッシュシート10の本体100の折り返し部分1
00-1に実施する場合の要領を示す単位メッシュシート10
の周辺部分の一部を示す略断面図であるが、同図に示す
ように、本発明方法においては、単位メッシュシート10
の本体100の折り返し部分100-1の間に挿入された帯状の
ターポリンシート21に、本体100の折り返し部分100-1を
熱溶着させるために、対向面の間にターポリンシート21
を挿入されている単位メッシュシート10の本体100の折
り返し部分100-1の外面に、それぞれ、例えば、2個が1
対となっているノズル151及び152を、ターポリンシート
21に対して、ほぼ垂直に配置し、これらのノズル151
び152から、それぞれ、熱風を吹き出させる。これによ
り、単位メッシュシート10の本体100の折り返し部分100
-1は、熱風により溶融され、また、それと同時に、熱風
は単位メッシュシート10の本体100に形成された網目を
貫いてターポリンシート21の表面に到達するので、この
面をも溶融させる。このようにして、溶融状態とされた
単位メッシュシート10の本体100及びターポリンシート2
1は、単位メッシュシート10の本体100の外面上から適宜
な手段により圧力を加え、これをターポリンシート21の
面上に押圧すると、両者は強固に熱溶着されることとな
る。
本発明方法は、このようにして実施され、その溶着操作
としては、ターポリンシート21の各面の上に、単位メッ
シュシート10の本体100の折り返し部分100-1を重ねたま
まの状態において、折り返し部分100-1の外部から熱風
を吹き付けるだけで良いので、その溶着操作は、非常に
簡単である。また、このことから、この溶着作業を自動
化することも、非常に容易なことである。
なお、本発明方法を実施する場合には、単位メッシュシ
ート10の本体100を被覆している防炎性の合成樹脂材料
及びターポリンシート21を構成している防炎性の合成樹
脂シートは、比較的低温度において溶融する性質のもの
が望ましい。
また、ターポリンシート21としては、その表面に適当な
凹凸模様を設けることにより、その表面が熱風により、
容易に溶融するようにすることが出来る。
発明の効果 本発明は、上記のようにして実施されるものであるの
で、単位メッシュシートの本体の周辺の折り返し部分の
ターポリンシートへの熱溶着を、従来の熱溶着方法に比
べ、熱溶着作業を容易に且つ熱効率良く実施することが
出来、従って、熱溶着を生産性が高く、経済的に実施す
ることが出来るという効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明方法の実施の要領を示す略図、第2図
は、従来の工事用メッシュシートの単位メッシュシート
の本体の周辺の折り返し部分のターポリンシートへの熱
溶着方法の例を示すその周辺部の拡大縦断面図、第3図
は、従来公知の単位メッシュシートの本体の折り返し部
分の例を示す縦断面図、第4図は、本発明が実施を対象
としている単位メッシュシートの本体の周辺の折り返し
部分の一部分を示す縦断面図、第5図は、同じく斜視図
である。 100……単位メッシュシート本体、100-1……折り返し部
分、21……帯状のターポリンシート、25,25′……熱溶
着部、30……ハトメ金具。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】繊維を編組することにより形成された網体
    と、その網体を被覆する合成樹脂とから成る工事用メッ
    シュシートの単位メッシュシートの本体の折り返し部分
    に、合成樹脂製の帯状のターポリンシートを挿入し、こ
    れらのメッシュシートの本体と、ターポリンシートとの
    対向面を相互に熱溶着するに当たり、単位メッシュシー
    トの本体の折り返し部分の外面から熱風をターポリンシ
    ートに向かって、その面に対してほぼ垂直に吹き付け、
    これにより、熱風が単位メッシュシートの本体を溶融す
    ると同時に熱風が単位メッシュシートの本体に形成され
    た網目を通ってターポリンシートの面上に到達し、これ
    を溶融させ、このようにして、溶融状態にある単位メッ
    シュシートの本体及びターポリンシートを相互に押圧す
    ることにより、両者を熱溶着させるようにすることを特
    徴とする工事用メッシュシートの周辺の折り返し部分の
    溶着方法。
  2. 【請求項2】あらかじめ、ターポリンシートの表面に凹
    凸模様を形成して置くようにする請求項1記載の工事用
    メッシュシートの周辺の折り返し部分の溶着方法。
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