JPH06256238A - フェノール及びメチルエチルケトンの製造方法 - Google Patents
フェノール及びメチルエチルケトンの製造方法Info
- Publication number
- JPH06256238A JPH06256238A JP5044923A JP4492393A JPH06256238A JP H06256238 A JPH06256238 A JP H06256238A JP 5044923 A JP5044923 A JP 5044923A JP 4492393 A JP4492393 A JP 4492393A JP H06256238 A JPH06256238 A JP H06256238A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- methyl ethyl
- distillation
- ethyl ketone
- sec
- butylbenzene
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/584—Recycling of catalysts
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 sec−ブチルベンゼンを酸化して得られる
sec−ブチルベンゼンハイドロパーオキサイドを分解
してフェノールとメチルエチルケトンとし、メチルエチ
ルケトンを主成分とする液をアルカリ水溶液で洗浄する
ことにより、カルボン酸類、カルボン酸エステル類、不
飽和ケトン類及びアルデヒド類を除去し、更に中和、脱
水、蒸留を行なう。 【効果】 純度及び過マンガン酸カリウム退色性につい
てのJIS規格を十分に満足する高品質のメチルエチル
ケトンを得ることができる。
sec−ブチルベンゼンハイドロパーオキサイドを分解
してフェノールとメチルエチルケトンとし、メチルエチ
ルケトンを主成分とする液をアルカリ水溶液で洗浄する
ことにより、カルボン酸類、カルボン酸エステル類、不
飽和ケトン類及びアルデヒド類を除去し、更に中和、脱
水、蒸留を行なう。 【効果】 純度及び過マンガン酸カリウム退色性につい
てのJIS規格を十分に満足する高品質のメチルエチル
ケトンを得ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフェノール及びメチルエ
チルケトンの製造方法に関するものである。更に詳しく
は、本発明はsec−ブチルベンゼンを出発原料とする
フェノール及びメチルエチルケトンの製造方法に関する
ものである。
チルケトンの製造方法に関するものである。更に詳しく
は、本発明はsec−ブチルベンゼンを出発原料とする
フェノール及びメチルエチルケトンの製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】sec−ブチルベンゼンを酸化してse
c−ブチルベンゼンハイドロパーオキサイドとし、次に
該sec−ブチルベンゼンハイドロパーオキサイドを硫
酸により分解し、フェノールとメチルエチルケトンとす
る技術は公知である(特開昭48−80524号公
報)。
c−ブチルベンゼンハイドロパーオキサイドとし、次に
該sec−ブチルベンゼンハイドロパーオキサイドを硫
酸により分解し、フェノールとメチルエチルケトンとす
る技術は公知である(特開昭48−80524号公
報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、メチルエチ
ルケトンに要求される品質規格のひとつとして、純度及
び過マンガン酸カリウム退色性が定められている(JI
S K 8900)。しかしながら、上記の技術により
得られるメチルエチルケトンは、該純度及び過マンガン
酸カリウム退色性の規格を満足し難いという問題があっ
た。メチルエチルケトンを精製する方法としては、次の
方法が知られている。特公昭45−41205号公報に
は、メチルエチルケトンと共沸混合物を形成するt−ブ
タノールをゼオライト触媒を用いてイソブチレンに分解
した後、分離する方法が開示されている。また、特公昭
57−35167号公報には、ロジウム又は白金を含む
触媒の存在下、粗製メチルエチルケトンを水素と接触さ
せることにより、過マンガン酸カリウム退色性を改善す
る技術が開示されている。更に、特公昭47−3332
3号公報には、メチルエチルケトン中のアルデヒド類を
酸性亜硫酸アルカリ金属塩又は亜硫酸アルカリ金属塩と
の付加物を形成させて除去する方法が開示されている。
しかしながら、これらの方法をsec−ブチルベンゼン
を出発原料としてフェノールとメチルエチルケトンを得
る技術に適用した場合、精製の効果が不十分であるとい
う問題があった。
ルケトンに要求される品質規格のひとつとして、純度及
び過マンガン酸カリウム退色性が定められている(JI
S K 8900)。しかしながら、上記の技術により
得られるメチルエチルケトンは、該純度及び過マンガン
酸カリウム退色性の規格を満足し難いという問題があっ
た。メチルエチルケトンを精製する方法としては、次の
方法が知られている。特公昭45−41205号公報に
は、メチルエチルケトンと共沸混合物を形成するt−ブ
タノールをゼオライト触媒を用いてイソブチレンに分解
した後、分離する方法が開示されている。また、特公昭
57−35167号公報には、ロジウム又は白金を含む
触媒の存在下、粗製メチルエチルケトンを水素と接触さ
せることにより、過マンガン酸カリウム退色性を改善す
る技術が開示されている。更に、特公昭47−3332
3号公報には、メチルエチルケトン中のアルデヒド類を
酸性亜硫酸アルカリ金属塩又は亜硫酸アルカリ金属塩と
の付加物を形成させて除去する方法が開示されている。
しかしながら、これらの方法をsec−ブチルベンゼン
を出発原料としてフェノールとメチルエチルケトンを得
る技術に適用した場合、精製の効果が不十分であるとい
う問題があった。
【0004】かかる現状に鑑み、本発明が解決しようと
する課題は、sec−ブチルベンゼンを酸化してsec
−ブチルベンゼンハイドロパーオキサイドとし、次に該
sec−ブチルベンゼンハイドロパーオキサイドを酸性
触媒により分解し、フェノールとメチルエチルケトンと
するフェノール及びメチルエチルケトンの製造方法であ
って、JIS規格を十分に満足する高品質のメチルエチ
ルケトンを得ることができるフェノール及びメチルエチ
ルケトンの製造方法を提供する点にある。
する課題は、sec−ブチルベンゼンを酸化してsec
−ブチルベンゼンハイドロパーオキサイドとし、次に該
sec−ブチルベンゼンハイドロパーオキサイドを酸性
触媒により分解し、フェノールとメチルエチルケトンと
するフェノール及びメチルエチルケトンの製造方法であ
って、JIS規格を十分に満足する高品質のメチルエチ
ルケトンを得ることができるフェノール及びメチルエチ
ルケトンの製造方法を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、メチルエ
チルケトンの純度及び過マンガン酸カリウム退色性に影
響を与える因子について詳細に検討した。その結果、純
度に影響を与えるものがフェノール、sec−ブチルベ
ンゼン、カルボン酸類及びカルボン酸エステル類、水、
エタノール、アセトンであること、また過マンガン酸カ
リウム退色性に影響を与えるものが不飽和ケトン類及び
アルデヒド類であることを見出した。更に、本発明者
は、かかる特定の不純物を効率的に除去する方法につい
て検討し、本発明に到達した。
チルケトンの純度及び過マンガン酸カリウム退色性に影
響を与える因子について詳細に検討した。その結果、純
度に影響を与えるものがフェノール、sec−ブチルベ
ンゼン、カルボン酸類及びカルボン酸エステル類、水、
エタノール、アセトンであること、また過マンガン酸カ
リウム退色性に影響を与えるものが不飽和ケトン類及び
アルデヒド類であることを見出した。更に、本発明者
は、かかる特定の不純物を効率的に除去する方法につい
て検討し、本発明に到達した。
【0006】すなわち、本発明は、sec−ブチルベン
ゼンを出発原料としてフェノール及びメチルエチルケト
ンを製造する方法であって、下記の工程を含むことを特
徴とするフェノール及びメチルエチルケトンの製造方法
に係るものである。 酸化工程:sec−ブチルベンゼンを酸化してsec−
ブチルベンゼンハイドロパーオキサイドを主成分とする
酸化反応液を得る工程 濃縮工程:酸化反応液を蒸留により濃縮し、塔底部から
sec−ブチルベンゼンハイドロパーオキサイドを主成
分とする塔底液を得、塔頂部からsec−ブチルベンゼ
ンを主とする留出液を得、該留出液を酸化工程へリサイ
クルする工程 分解工程:濃縮工程の塔底液を酸性触媒と接触させるこ
とにより、sec−ブチルベンゼンハイドロパーオキサ
イドをフェノールとメチルエチルケトンに分解する工程 第1中和工程:分解工程で得られた分解液をアルカリ水
溶液により中和し、油層と水層に分離し、水層の一部を
再度中和工程へリサイクルする工程 第1蒸留工程:第1中和工程で得られた油層を蒸留に付
し、フェノールを主成分とする塔底液及びメチルエチル
ケトンを主成分とする留出液を得る工程 アルカリ洗浄工程:第1蒸留工程で得られた留出液をア
ルカリ水溶液で洗浄することにより、カルボン酸類、カ
ルボン酸エステル類、不飽和ケトン類及びアルデヒド類
を除去する工程 第2中和工程:アルカリ洗浄後の油層を中和する工程 第1精製工程:第2中和工程で得られた油層を脱水する
工程 第2精製工程:第1精製工程で得られた塔底液を蒸留し
てメチルエチルケトンを回収し、塔頂液を再度アルカリ
洗浄工程にリサイクルする工程
ゼンを出発原料としてフェノール及びメチルエチルケト
ンを製造する方法であって、下記の工程を含むことを特
徴とするフェノール及びメチルエチルケトンの製造方法
に係るものである。 酸化工程:sec−ブチルベンゼンを酸化してsec−
ブチルベンゼンハイドロパーオキサイドを主成分とする
酸化反応液を得る工程 濃縮工程:酸化反応液を蒸留により濃縮し、塔底部から
sec−ブチルベンゼンハイドロパーオキサイドを主成
分とする塔底液を得、塔頂部からsec−ブチルベンゼ
ンを主とする留出液を得、該留出液を酸化工程へリサイ
クルする工程 分解工程:濃縮工程の塔底液を酸性触媒と接触させるこ
とにより、sec−ブチルベンゼンハイドロパーオキサ
イドをフェノールとメチルエチルケトンに分解する工程 第1中和工程:分解工程で得られた分解液をアルカリ水
溶液により中和し、油層と水層に分離し、水層の一部を
再度中和工程へリサイクルする工程 第1蒸留工程:第1中和工程で得られた油層を蒸留に付
し、フェノールを主成分とする塔底液及びメチルエチル
ケトンを主成分とする留出液を得る工程 アルカリ洗浄工程:第1蒸留工程で得られた留出液をア
ルカリ水溶液で洗浄することにより、カルボン酸類、カ
ルボン酸エステル類、不飽和ケトン類及びアルデヒド類
を除去する工程 第2中和工程:アルカリ洗浄後の油層を中和する工程 第1精製工程:第2中和工程で得られた油層を脱水する
工程 第2精製工程:第1精製工程で得られた塔底液を蒸留し
てメチルエチルケトンを回収し、塔頂液を再度アルカリ
洗浄工程にリサイクルする工程
【0007】以下詳細に説明する。本発明の酸化工程と
は、sec−ブチルベンゼンを酸化してsec−ブチル
ベンゼンハイドロパーオキサイドを主成分とする酸化反
応液を得る工程であり、たとえば次のとおり行われる。
すなわち、液体のsec−ブチルベンゼンを、90〜1
50℃の温度、1〜10kg/cm2 Gの圧力下、酸素
含有ガスと接触させることによりsec−ブチルベンゼ
ンハイドロパーオキサイドとする。
は、sec−ブチルベンゼンを酸化してsec−ブチル
ベンゼンハイドロパーオキサイドを主成分とする酸化反
応液を得る工程であり、たとえば次のとおり行われる。
すなわち、液体のsec−ブチルベンゼンを、90〜1
50℃の温度、1〜10kg/cm2 Gの圧力下、酸素
含有ガスと接触させることによりsec−ブチルベンゼ
ンハイドロパーオキサイドとする。
【0008】本発明の濃縮工程とは、酸化反応液を蒸留
により濃縮し、塔底部からsec−ブチルベンゼンハイ
ドロパーオキサイドを主成分とする塔底液を得、塔頂部
からsec−ブチルベンゼンを主成分とする留出液を得
る工程である。濃縮工程における蒸留の条件は、要する
にsec−ブチルベンゼンハイドロパーオキサイドを主
成分とする塔底液とsec−ブチルベンゼンを主成分と
する留出液が得られるように設定すればよく、たとえば
塔底温度50〜150℃、塔頂圧力1〜200torr
があげられる。
により濃縮し、塔底部からsec−ブチルベンゼンハイ
ドロパーオキサイドを主成分とする塔底液を得、塔頂部
からsec−ブチルベンゼンを主成分とする留出液を得
る工程である。濃縮工程における蒸留の条件は、要する
にsec−ブチルベンゼンハイドロパーオキサイドを主
成分とする塔底液とsec−ブチルベンゼンを主成分と
する留出液が得られるように設定すればよく、たとえば
塔底温度50〜150℃、塔頂圧力1〜200torr
があげられる。
【0009】本発明の分解工程とは、濃縮工程の塔底液
を酸性触媒と接触させることにより、sec−ブチルベ
ンゼンハイドロパーオキサイドをフェノールとメチルエ
チルケトンに分解する工程である。酸性触媒としては、
硫酸、無水硫酸、過塩素酸、リン酸などが用いられる。
酸性触媒の使用量は、通常0.01〜1wt%であり、
温度は通常50〜100℃の範囲である。
を酸性触媒と接触させることにより、sec−ブチルベ
ンゼンハイドロパーオキサイドをフェノールとメチルエ
チルケトンに分解する工程である。酸性触媒としては、
硫酸、無水硫酸、過塩素酸、リン酸などが用いられる。
酸性触媒の使用量は、通常0.01〜1wt%であり、
温度は通常50〜100℃の範囲である。
【0010】本発明の第1中和工程とは、分解工程で得
られた分解液をアルカリ水溶液により中和し、油層と水
層に分離し、水層の一部を再度中和工程へリサイクルす
る工程である。中和のために用いられるアルカリとして
は、ナトリウム、カリウム、リチウムなどの水酸化物、
炭酸塩、重炭酸塩などが使用できる。アルカリの使用量
は、水層のpHを通常5〜11、好ましくは6〜10に
維持するのに十分な量である。温度は常温〜90℃、油
層/水層の重量比は0.5〜5が好ましい。中和工程
は、中和されるべき液層とアルカリ水溶液とを十分に接
触させ、その後油層と水層とを分離できればよく、たと
えば攪拌器付の槽、ラインミキサー、パイプミキサーな
どが用いられる。第1中和工程においては、排水量を減
少させるために、中和工程で使用後の水層の一部を再度
中和工程でリサイクル使用する。その結果、中和工程の
塩濃度は上昇するが、通常1〜30wt%の塩濃度に維
持することが好ましい。第1中和工程で得られた油層は
次の第1蒸留工程へ送られ、一方水層の一部は廃棄され
る。
られた分解液をアルカリ水溶液により中和し、油層と水
層に分離し、水層の一部を再度中和工程へリサイクルす
る工程である。中和のために用いられるアルカリとして
は、ナトリウム、カリウム、リチウムなどの水酸化物、
炭酸塩、重炭酸塩などが使用できる。アルカリの使用量
は、水層のpHを通常5〜11、好ましくは6〜10に
維持するのに十分な量である。温度は常温〜90℃、油
層/水層の重量比は0.5〜5が好ましい。中和工程
は、中和されるべき液層とアルカリ水溶液とを十分に接
触させ、その後油層と水層とを分離できればよく、たと
えば攪拌器付の槽、ラインミキサー、パイプミキサーな
どが用いられる。第1中和工程においては、排水量を減
少させるために、中和工程で使用後の水層の一部を再度
中和工程でリサイクル使用する。その結果、中和工程の
塩濃度は上昇するが、通常1〜30wt%の塩濃度に維
持することが好ましい。第1中和工程で得られた油層は
次の第1蒸留工程へ送られ、一方水層の一部は廃棄され
る。
【0011】本発明の第1蒸留工程とは、第1中和工程
で得られた分解液を蒸留に付し、フェノールを主成分と
する塔底液及びメチルエチルケトンを主成分とする留出
液を得る工程である。蒸留の条件としては、たとえば塔
底温度150〜200℃、圧力常圧〜500torrが
あげられる。更に、第1蒸留フィード原料中のsec−
ブチルベンゼンの留出側へのリークを防ぐために、第1
蒸留塔フィード原料中のメチルエチルケトンの濃度を高
くすることが好ましい。たとえば後述の第3蒸留工程に
て得られたメチルエチルケトンの一部をこの第1蒸留塔
へリサイクルフィードすることも可能である。
で得られた分解液を蒸留に付し、フェノールを主成分と
する塔底液及びメチルエチルケトンを主成分とする留出
液を得る工程である。蒸留の条件としては、たとえば塔
底温度150〜200℃、圧力常圧〜500torrが
あげられる。更に、第1蒸留フィード原料中のsec−
ブチルベンゼンの留出側へのリークを防ぐために、第1
蒸留塔フィード原料中のメチルエチルケトンの濃度を高
くすることが好ましい。たとえば後述の第3蒸留工程に
て得られたメチルエチルケトンの一部をこの第1蒸留塔
へリサイクルフィードすることも可能である。
【0012】本発明のアルカリ洗浄工程とは、第1蒸留
工程で得られた留出液をアルカリ水溶液で洗浄すること
により、カルボン酸類、カルボン酸エステル類、不飽和
ケトン類及びアルデヒド類を除去する工程である。アル
カリとしてはナトリウム、カリウム、リチウムなどの水
酸化物、炭酸塩、重炭酸塩などが使用できる。アルカリ
の使用量は、アルカリ洗浄工程における油層のpHを通
常7以上、好ましくは10〜14、更に好ましくは13
〜14となるようにする。油層のpHが低すぎる場合に
は、カルボン酸類、カルボン酸エステル類、不飽和ケト
ン類及びアルデヒド類の除去が不十分となる。アルカリ
は水溶液として用いることが好ましく、その濃度は10
〜48重量%が好ましい。アルカリ洗浄工程における油
層/水層の重量比は0.5〜10、好ましくは0.5〜
4である。アルカリ洗浄工程における油層/水層の重量
比及び油層のpHと過マンガン酸カリウム退色性に悪影
響を与えるイソブチルアルデヒドの転化率との間には、
密接な関係がある。すなわち、pHが同一であれば、油
層/水層の重量比が小さい方がイソブチルアルデヒドの
転化率は大きく、また油層/水層の重量比が同一であれ
ば、pHが大きい方がイソブチルアルデヒドの転化率は
大きくなる。したがって、容積効率の許す範囲で、油層
/水層の重量比を小さく設定し、かつpHを大きく設定
することにより、イソブチルアルデヒドを効率的に転化
除去することが可能となる。アルカリ洗浄工程は、洗浄
されるべき油層とアルカリ水溶液を十分に接触させて十
分反応し、その後油層と水層とに分離できればよく、た
とえば攪拌器付の槽が用いられる。より好ましくは複数
の攪拌器付の連続混練槽あるいは液々抽出装置タイプの
反応装置が用いられる。
工程で得られた留出液をアルカリ水溶液で洗浄すること
により、カルボン酸類、カルボン酸エステル類、不飽和
ケトン類及びアルデヒド類を除去する工程である。アル
カリとしてはナトリウム、カリウム、リチウムなどの水
酸化物、炭酸塩、重炭酸塩などが使用できる。アルカリ
の使用量は、アルカリ洗浄工程における油層のpHを通
常7以上、好ましくは10〜14、更に好ましくは13
〜14となるようにする。油層のpHが低すぎる場合に
は、カルボン酸類、カルボン酸エステル類、不飽和ケト
ン類及びアルデヒド類の除去が不十分となる。アルカリ
は水溶液として用いることが好ましく、その濃度は10
〜48重量%が好ましい。アルカリ洗浄工程における油
層/水層の重量比は0.5〜10、好ましくは0.5〜
4である。アルカリ洗浄工程における油層/水層の重量
比及び油層のpHと過マンガン酸カリウム退色性に悪影
響を与えるイソブチルアルデヒドの転化率との間には、
密接な関係がある。すなわち、pHが同一であれば、油
層/水層の重量比が小さい方がイソブチルアルデヒドの
転化率は大きく、また油層/水層の重量比が同一であれ
ば、pHが大きい方がイソブチルアルデヒドの転化率は
大きくなる。したがって、容積効率の許す範囲で、油層
/水層の重量比を小さく設定し、かつpHを大きく設定
することにより、イソブチルアルデヒドを効率的に転化
除去することが可能となる。アルカリ洗浄工程は、洗浄
されるべき油層とアルカリ水溶液を十分に接触させて十
分反応し、その後油層と水層とに分離できればよく、た
とえば攪拌器付の槽が用いられる。より好ましくは複数
の攪拌器付の連続混練槽あるいは液々抽出装置タイプの
反応装置が用いられる。
【0013】アルカリ洗浄工程は、本発明において特に
重要な工程である。すなわち、第1蒸留工程で得られた
留出液中に含まれるカルボン酸類、カルボン酸エステル
類及び不飽和ケトン類の実質上全部、並びにアルデヒド
類の大部分は、このアルカリ洗浄工程において除去さ
れ、カルボン酸類、カルボン酸エステル類及び不飽和ケ
トン類はそれぞれ約0.1重量ppm以下、アルデヒド
類は約10重量ppm以下にすることができる。その
際、このアルカリ洗浄工程においては、アルデヒド類は
400重量ppm程度まで減少させれば十分であり、後
述の第3蒸留工程にて過マンガン酸カリウム退色試験を
満足するレベルまで分離可能である。なお、カルボン酸
とは主に酢酸及び蟻酸であり、製造装置に対する腐食の
問題を発生させる。カルボン酸エステル類とは主に酢酸
エチル及び蟻酸エチルであり、特に酢酸エチルは蒸留の
みによっては十分に除去できないという問題を有する。
不飽和ケトン類とは主にメチルビニルケトンであり、そ
れをわずか1重量ppmでも含有するメチルエチルケト
ンは過マンガン酸カリウム退色試験を満足しないものと
なる。また、メチルビニルケトンはメチルエチルケトン
と沸点差が2℃しかなく、蒸留によっては経済的には分
離困難である。アルデヒド類とは主にアセトアルデヒド
及びイソブチルアルデヒドであり、このうちイソブチル
アルデヒドはメチルエチルケトンと沸点が接近してお
り、蒸留だけによっては経済的には十分に分離できず、
わずか50重量ppm程度のイソブチルアルデヒドによ
りメチルエチルケトンの過マンガン酸カリウム退色試験
を満足しない。更に、アルカリ洗浄工程において、メチ
ルエチルケトンとホルムアルデヒドから新たに3−メチ
ル−3−ブテン−2−オンが生成する。3−メチル−3
−ブテン−2−オンはわずか2重量ppm存在してもメ
チルエチルケトンの過マンガン酸カリウム退色試験を満
足しないが、アルカリ洗浄後の第2精製工程にて分離可
能である。
重要な工程である。すなわち、第1蒸留工程で得られた
留出液中に含まれるカルボン酸類、カルボン酸エステル
類及び不飽和ケトン類の実質上全部、並びにアルデヒド
類の大部分は、このアルカリ洗浄工程において除去さ
れ、カルボン酸類、カルボン酸エステル類及び不飽和ケ
トン類はそれぞれ約0.1重量ppm以下、アルデヒド
類は約10重量ppm以下にすることができる。その
際、このアルカリ洗浄工程においては、アルデヒド類は
400重量ppm程度まで減少させれば十分であり、後
述の第3蒸留工程にて過マンガン酸カリウム退色試験を
満足するレベルまで分離可能である。なお、カルボン酸
とは主に酢酸及び蟻酸であり、製造装置に対する腐食の
問題を発生させる。カルボン酸エステル類とは主に酢酸
エチル及び蟻酸エチルであり、特に酢酸エチルは蒸留の
みによっては十分に除去できないという問題を有する。
不飽和ケトン類とは主にメチルビニルケトンであり、そ
れをわずか1重量ppmでも含有するメチルエチルケト
ンは過マンガン酸カリウム退色試験を満足しないものと
なる。また、メチルビニルケトンはメチルエチルケトン
と沸点差が2℃しかなく、蒸留によっては経済的には分
離困難である。アルデヒド類とは主にアセトアルデヒド
及びイソブチルアルデヒドであり、このうちイソブチル
アルデヒドはメチルエチルケトンと沸点が接近してお
り、蒸留だけによっては経済的には十分に分離できず、
わずか50重量ppm程度のイソブチルアルデヒドによ
りメチルエチルケトンの過マンガン酸カリウム退色試験
を満足しない。更に、アルカリ洗浄工程において、メチ
ルエチルケトンとホルムアルデヒドから新たに3−メチ
ル−3−ブテン−2−オンが生成する。3−メチル−3
−ブテン−2−オンはわずか2重量ppm存在してもメ
チルエチルケトンの過マンガン酸カリウム退色試験を満
足しないが、アルカリ洗浄後の第2精製工程にて分離可
能である。
【0014】本発明の第2中和工程とは、アルカリ洗浄
後の油層を中和する工程であり、詳しくは、アルカリ洗
浄後の油層を硫酸水溶液により中和し、油層と水層に分
離する工程である。次の第2蒸留工程で、アルカリ洗浄
後の油層の蒸留を行なう際、油層のpHが重要である。
アルカリ洗浄において、メチルエチルケトン及び不純物
のイソブチルアルデヒドからアルドール縮合型の二量体
付加物が生成する。この二量体付加物が、第2蒸留の
際、pHが10以上のアルカリ性領域では、分解逆反応
が起こり、イソブチルアルデヒドが再生し、留出初期留
分中にイソブチルアルデヒドが増加混入してしまう。こ
のイソブチルアルデヒドは既述のように過マンガン酸カ
リウム退色性物質である。しかもバッチ蒸留においては
初期留分に復活が認められて回収率が低下し、連続蒸留
においては歩留まりが悪くなるため、JIS規格に合格
するメチルエチルケトンの収量が減少することになり、
分解逆反応を抑えたい物質である。一方、pHが7以下
の中性あるいは酸性領域であれば分解逆反応はほとんど
起こらず留出分中にイソブチルアルデヒドが混入するこ
とはない。従って、アルカリ洗浄後の油層の蒸留を行な
う際、蒸留前に中和する事によりイソブチルアルデヒド
の混入を防ぐ事が可能である。
後の油層を中和する工程であり、詳しくは、アルカリ洗
浄後の油層を硫酸水溶液により中和し、油層と水層に分
離する工程である。次の第2蒸留工程で、アルカリ洗浄
後の油層の蒸留を行なう際、油層のpHが重要である。
アルカリ洗浄において、メチルエチルケトン及び不純物
のイソブチルアルデヒドからアルドール縮合型の二量体
付加物が生成する。この二量体付加物が、第2蒸留の
際、pHが10以上のアルカリ性領域では、分解逆反応
が起こり、イソブチルアルデヒドが再生し、留出初期留
分中にイソブチルアルデヒドが増加混入してしまう。こ
のイソブチルアルデヒドは既述のように過マンガン酸カ
リウム退色性物質である。しかもバッチ蒸留においては
初期留分に復活が認められて回収率が低下し、連続蒸留
においては歩留まりが悪くなるため、JIS規格に合格
するメチルエチルケトンの収量が減少することになり、
分解逆反応を抑えたい物質である。一方、pHが7以下
の中性あるいは酸性領域であれば分解逆反応はほとんど
起こらず留出分中にイソブチルアルデヒドが混入するこ
とはない。従って、アルカリ洗浄後の油層の蒸留を行な
う際、蒸留前に中和する事によりイソブチルアルデヒド
の混入を防ぐ事が可能である。
【0015】中和のために用いられる酸としては、硫
酸、塩酸、硝酸などが使用できる。酸の使用量は、水層
のpHを通常7以下、好ましくは6〜4に維持するのに
十分な量である。温度は常温〜90℃、好ましくは60
〜80℃、油層/水層の重量比は0.5〜4が好まし
い。中和工程は中和されるべき液層と酸水溶液とを十分
に接触させ、その後油層と水層とを分離できればよく、
たとえば攪拌器付の槽、ラインミキサー、パイプミキサ
ーなどが用いられる。
酸、塩酸、硝酸などが使用できる。酸の使用量は、水層
のpHを通常7以下、好ましくは6〜4に維持するのに
十分な量である。温度は常温〜90℃、好ましくは60
〜80℃、油層/水層の重量比は0.5〜4が好まし
い。中和工程は中和されるべき液層と酸水溶液とを十分
に接触させ、その後油層と水層とを分離できればよく、
たとえば攪拌器付の槽、ラインミキサー、パイプミキサ
ーなどが用いられる。
【0016】第2中和工程においては、排水量を減少さ
せるために、中和工程で使用後の水層の一部を再度中和
工程でリサイクル使用することが好ましい。その結果、
第2中和工程の塩濃度は上昇するが、通常0.5〜15
重量%、好ましくは2〜10重量%の塩濃度に維持する
ことが好ましい。
せるために、中和工程で使用後の水層の一部を再度中和
工程でリサイクル使用することが好ましい。その結果、
第2中和工程の塩濃度は上昇するが、通常0.5〜15
重量%、好ましくは2〜10重量%の塩濃度に維持する
ことが好ましい。
【0017】更に、本発明においては、第2中和工程と
第2蒸留工程の間に、第2中和工程で得られた油層を水
洗する工程である水洗工程を介在させることが好まし
い。水洗の温度は常温〜90℃、好ましくは60〜80
℃、油層/水層の重量比は1〜4が好ましい。水洗工程
は水洗されるべき油層と水洗水とを十分に接触させ、そ
の後油層と水層とを分離できればよく、たとえば攪拌器
付の槽、ラインミキサー、パイプミキサーなどが用いら
れる。かかる水洗工程を用いることにより、後続の蒸留
塔における各種塩類の析出・堆積を防止することがで
き、安定的な長期運転が可能となる。
第2蒸留工程の間に、第2中和工程で得られた油層を水
洗する工程である水洗工程を介在させることが好まし
い。水洗の温度は常温〜90℃、好ましくは60〜80
℃、油層/水層の重量比は1〜4が好ましい。水洗工程
は水洗されるべき油層と水洗水とを十分に接触させ、そ
の後油層と水層とを分離できればよく、たとえば攪拌器
付の槽、ラインミキサー、パイプミキサーなどが用いら
れる。かかる水洗工程を用いることにより、後続の蒸留
塔における各種塩類の析出・堆積を防止することがで
き、安定的な長期運転が可能となる。
【0018】本発明の第1精製工程とは、第2中和工程
で得られた油層を脱水する工程である。具体的には、第
2中和工程で得られた油層にエントレーナーと呼ばれる
第3物質を加えて異相系共沸蒸留を行ない、水及び軽沸
成分の混合液を塔頂部から除去する工程である。なお軽
沸成分とはメチルエチルケトンに対して軽沸な成分であ
り、アセトン、エタノールを含有する。エントレーナー
としては水と液々相分離を起こし、かつメチルエチルケ
トンより軽沸又はメチルエチルケトンと最低共沸を起こ
す成分が使用できる。具体的にはヘキサン、シクロヘキ
サン、ヘプタンがあげられる。
で得られた油層を脱水する工程である。具体的には、第
2中和工程で得られた油層にエントレーナーと呼ばれる
第3物質を加えて異相系共沸蒸留を行ない、水及び軽沸
成分の混合液を塔頂部から除去する工程である。なお軽
沸成分とはメチルエチルケトンに対して軽沸な成分であ
り、アセトン、エタノールを含有する。エントレーナー
としては水と液々相分離を起こし、かつメチルエチルケ
トンより軽沸又はメチルエチルケトンと最低共沸を起こ
す成分が使用できる。具体的にはヘキサン、シクロヘキ
サン、ヘプタンがあげられる。
【0019】メチルエチルケトンからの水の除去につい
ては5〜20kg/cm2 程度の高圧の蒸留塔と常圧付
近の蒸留塔の2本の塔を用い高圧塔の塔底からメチルエ
チルケトンを低圧塔の塔底から水をそれぞれ得る方法
(以下高圧法と記す)が工業的に採用されている。しか
し本プロセスのメチルエチルケトンにはアセトン、エタ
ノールを含む親水性の軽沸成分が含まれており、この高
圧法では、これら軽沸成分が塔頂部に蓄積する。塔頂液
の一部をパージすることで軽沸成分を除くことはできる
が、軽沸分の濃度があまり高くなると液々相分離を起こ
さなくなるため濃度を上げることができない。その結果
パージ量が大きくなるため現実的には本プロセスで高圧
法を採用することは困難である。
ては5〜20kg/cm2 程度の高圧の蒸留塔と常圧付
近の蒸留塔の2本の塔を用い高圧塔の塔底からメチルエ
チルケトンを低圧塔の塔底から水をそれぞれ得る方法
(以下高圧法と記す)が工業的に採用されている。しか
し本プロセスのメチルエチルケトンにはアセトン、エタ
ノールを含む親水性の軽沸成分が含まれており、この高
圧法では、これら軽沸成分が塔頂部に蓄積する。塔頂液
の一部をパージすることで軽沸成分を除くことはできる
が、軽沸分の濃度があまり高くなると液々相分離を起こ
さなくなるため濃度を上げることができない。その結果
パージ量が大きくなるため現実的には本プロセスで高圧
法を採用することは困難である。
【0020】メチルエチルケトンの脱水においてエント
レーナーを用いて異相系共沸蒸留を行なう例が知られて
おり(特開昭59−166205号、未請求)、この方
法を用いればメチルエチルケトン中の脱水が可能である
と記載されている。本発明の第1精製工程では、エント
レーナーを用いて共沸蒸留を行ない、脱水のみでなく油
層中に含まれるアセトン、エタノールを含むメチルエチ
ルケトンより軽沸の不純物を同時に溶解した形で除去す
ることに特長がある。エントレーナーとして好ましくは
ヘキサン、シクロヘキサン、ヘプタン、更に好ましくは
ヘキサンが挙げられる。第1精製の蒸留条件としては、
たとえば塔底温度85℃、圧力常圧〜20kg/cm2
の蒸留があげられる。この蒸留により油層の水分は10
重量%から300重量ppmまで脱水され、更にアセト
ン、エタノールが80〜90%除去できる。
レーナーを用いて異相系共沸蒸留を行なう例が知られて
おり(特開昭59−166205号、未請求)、この方
法を用いればメチルエチルケトン中の脱水が可能である
と記載されている。本発明の第1精製工程では、エント
レーナーを用いて共沸蒸留を行ない、脱水のみでなく油
層中に含まれるアセトン、エタノールを含むメチルエチ
ルケトンより軽沸の不純物を同時に溶解した形で除去す
ることに特長がある。エントレーナーとして好ましくは
ヘキサン、シクロヘキサン、ヘプタン、更に好ましくは
ヘキサンが挙げられる。第1精製の蒸留条件としては、
たとえば塔底温度85℃、圧力常圧〜20kg/cm2
の蒸留があげられる。この蒸留により油層の水分は10
重量%から300重量ppmまで脱水され、更にアセト
ン、エタノールが80〜90%除去できる。
【0021】本発明の第2精製工程とは、第1精製工程
で得られた塔底液を蒸留してメチルエチルケトンを回収
し、塔頂液を再度アルカリ洗浄工程にリサイクルする工
程である。第2精製工程の好ましい具体例として、下記
の第2蒸留工程及び第3蒸留工程を含む第2精製工程を
あげることができる。
で得られた塔底液を蒸留してメチルエチルケトンを回収
し、塔頂液を再度アルカリ洗浄工程にリサイクルする工
程である。第2精製工程の好ましい具体例として、下記
の第2蒸留工程及び第3蒸留工程を含む第2精製工程を
あげることができる。
【0022】第2蒸留工程:第1精製工程で得られた塔
底液を蒸留し、3−メチル−3−ブテン−2−オンを含
有するタール分を塔底液として除去する工程 第3蒸留工程:第2蒸留工程で得られた塔頂液を蒸留し
てメチルエチルケトンを回収し、塔頂液を再度アルカリ
洗浄工程にリサイクルする工程
底液を蒸留し、3−メチル−3−ブテン−2−オンを含
有するタール分を塔底液として除去する工程 第3蒸留工程:第2蒸留工程で得られた塔頂液を蒸留し
てメチルエチルケトンを回収し、塔頂液を再度アルカリ
洗浄工程にリサイクルする工程
【0023】第2蒸留工程とは、第1精製工程で得られ
た塔底液を蒸留し、3−メチル−3−ブテン−2−オン
を含有するタール分を塔底液として除去する工程であ
る。第1精製工程で得られた塔底液には、アルカリ洗浄
工程で生成した3−メチル−3−ブテン−2−オン及び
メチルエチルケトン、アルデヒド類、不飽和ケトン類の
アルドール縮合物を含むタール分が存在する。特に3−
メチル−3−ブテン−2−オンは過マンガン酸カリウム
退色物質であり、1重量ppm以下に抑えないとJIS
規格を満足しない。本蒸留により1重量ppm以下に除
去可能であり、タール分も完全に除去する事ができ、メ
チルエチルケトンの純度向上及び過マンガン酸カリウム
退色物質の除去が可能である。蒸留の条件としては塔底
温度85〜125℃の常圧蒸留があげられ、塔底液は廃
油として系外除去する。なお、塔底液中には、アルカリ
洗浄工程で生成したメチルエチルケトンの二量体が存在
し、脱水せずに付加反応までで止まっている割合が高
い。濃度を上げてアルカリ洗浄を再び行なうと、可逆反
応によりメチルエチルケトンが復活するので、第2蒸留
工程の塔底液を再びアルカリ洗浄工程へ一部リサイクル
してもよい。
た塔底液を蒸留し、3−メチル−3−ブテン−2−オン
を含有するタール分を塔底液として除去する工程であ
る。第1精製工程で得られた塔底液には、アルカリ洗浄
工程で生成した3−メチル−3−ブテン−2−オン及び
メチルエチルケトン、アルデヒド類、不飽和ケトン類の
アルドール縮合物を含むタール分が存在する。特に3−
メチル−3−ブテン−2−オンは過マンガン酸カリウム
退色物質であり、1重量ppm以下に抑えないとJIS
規格を満足しない。本蒸留により1重量ppm以下に除
去可能であり、タール分も完全に除去する事ができ、メ
チルエチルケトンの純度向上及び過マンガン酸カリウム
退色物質の除去が可能である。蒸留の条件としては塔底
温度85〜125℃の常圧蒸留があげられ、塔底液は廃
油として系外除去する。なお、塔底液中には、アルカリ
洗浄工程で生成したメチルエチルケトンの二量体が存在
し、脱水せずに付加反応までで止まっている割合が高
い。濃度を上げてアルカリ洗浄を再び行なうと、可逆反
応によりメチルエチルケトンが復活するので、第2蒸留
工程の塔底液を再びアルカリ洗浄工程へ一部リサイクル
してもよい。
【0024】第3蒸留工程とは、第2蒸留工程で得られ
た塔頂液を蒸留してメチルエチルケトンを回収し、塔頂
液を再度アルカリ洗浄工程にリサイクルする工程であ
る。第2蒸留工程で得られた塔頂液は、メチルエチルケ
トンより重質な不純物については完全に除去されている
が、アルカリ洗浄工程で除去が不完全なアルデヒド類を
はじめ、第1精製工程で除去が不完全なアセトン、エタ
ノール、水を含むメチルエチルケトンより軽沸な不純物
が存在する。第3蒸留工程にてこの軽沸不純物が除去さ
れ、JIS規格を満足するメチルエチルケトンが分離回
収できる。イソブチルアルデヒドは目的の濃度以下まで
除去され、過マンガン酸カリウム退色物質は全て除去で
き退色試験は合格する。たとえば蒸留の条件としては塔
底温度82℃の常圧蒸留があげられる。更にイソブチル
アルデヒドを含む塔頂液はアルカリ洗浄工程へリサイク
ルする。その際塔頂側にリークしたメチルエチルケトン
が回収可能であり、メチルエチルケトンより軽沸な不純
物は、アルカリ洗浄工程、第2中和工程を経て、第1精
製工程の塔頂液として系外に除去される。
た塔頂液を蒸留してメチルエチルケトンを回収し、塔頂
液を再度アルカリ洗浄工程にリサイクルする工程であ
る。第2蒸留工程で得られた塔頂液は、メチルエチルケ
トンより重質な不純物については完全に除去されている
が、アルカリ洗浄工程で除去が不完全なアルデヒド類を
はじめ、第1精製工程で除去が不完全なアセトン、エタ
ノール、水を含むメチルエチルケトンより軽沸な不純物
が存在する。第3蒸留工程にてこの軽沸不純物が除去さ
れ、JIS規格を満足するメチルエチルケトンが分離回
収できる。イソブチルアルデヒドは目的の濃度以下まで
除去され、過マンガン酸カリウム退色物質は全て除去で
き退色試験は合格する。たとえば蒸留の条件としては塔
底温度82℃の常圧蒸留があげられる。更にイソブチル
アルデヒドを含む塔頂液はアルカリ洗浄工程へリサイク
ルする。その際塔頂側にリークしたメチルエチルケトン
が回収可能であり、メチルエチルケトンより軽沸な不純
物は、アルカリ洗浄工程、第2中和工程を経て、第1精
製工程の塔頂液として系外に除去される。
【0025】以上説明した本発明により、フェノール、
sec−ブチルベンゼンと共にカルボン酸類、カルボン
酸エステル類、不飽和ケトン類、アルデヒド類、エタノ
ール、アセトンの軽沸成分及び水の含有量が極めて少な
く、純度及び過マンガン酸カリウム退色性に関するJI
S規格を十分に満足するメチルエチルケトンを得ること
ができる。
sec−ブチルベンゼンと共にカルボン酸類、カルボン
酸エステル類、不飽和ケトン類、アルデヒド類、エタノ
ール、アセトンの軽沸成分及び水の含有量が極めて少な
く、純度及び過マンガン酸カリウム退色性に関するJI
S規格を十分に満足するメチルエチルケトンを得ること
ができる。
【0026】
【実施例】次に、実施例により本発明を説明する。 実施例1 メチルエチルケトン26.1%、sec−ブチルベンゼ
ン24.4%、フェノール33.5%を含む第1中和工
程の油層液を次の通り実施した。該油層液184kgを
塔底温度177℃にて常圧蒸留し、メチルエチルケトン
を89.0%を含む留出液54.4kg及びフェノール
を49.3%含む塔底液119.70kgを得た。次に
留出液50kgに20重量%の水酸化ナトリウム水溶液
50kgを添加し70℃で2時間攪拌することによりア
ルカリ洗浄を実施した。ギ酸エチル、酢酸エチル及びメ
チルビニルケトンは不検出で、3−メチル−3−ブテン
−2−オン 200重量ppm、イソブチルアルデヒド
0.04重量%、タール分約1重量%であった。次にア
ルカリ洗浄後の油層20.4kgに8%芒硝水5.1k
gを加えて10重量%の硫酸水溶液0.05kgを添加
し、70℃で5分間攪拌してpHを7とした。更に中和
油層に10.4kgの水を添加し70℃で10分間攪拌
して水洗工程を実施した。水洗した油層液には水分10
重量%、アセトン0.16重量%、エタノール0.27
重量%、イソブチルアルデヒド0.04重量%、3−メ
チル−3−ブテン−2−オン 0.02重量%、タール
分約1重量%が存在する。この油層液をまずヘキサン添
加による常圧蒸留(塔底温度85℃)にて水分290重
量ppm、アセトン0.01重量%、エタノール0.0
2重量%の塔底液を得た。更に常圧蒸留(塔底温度85
〜125℃)にて3−メチル−3−ブテン−2−オン、
タール分を完全に除き、留出液を常圧蒸留(塔底温度8
2℃)にてサイドカット液として99.982重量%の
メチルエチルケトンを得た。このメチルエチルケトンは
過マンガン酸カリウム退色性についてもJIS規格を満
足した。
ン24.4%、フェノール33.5%を含む第1中和工
程の油層液を次の通り実施した。該油層液184kgを
塔底温度177℃にて常圧蒸留し、メチルエチルケトン
を89.0%を含む留出液54.4kg及びフェノール
を49.3%含む塔底液119.70kgを得た。次に
留出液50kgに20重量%の水酸化ナトリウム水溶液
50kgを添加し70℃で2時間攪拌することによりア
ルカリ洗浄を実施した。ギ酸エチル、酢酸エチル及びメ
チルビニルケトンは不検出で、3−メチル−3−ブテン
−2−オン 200重量ppm、イソブチルアルデヒド
0.04重量%、タール分約1重量%であった。次にア
ルカリ洗浄後の油層20.4kgに8%芒硝水5.1k
gを加えて10重量%の硫酸水溶液0.05kgを添加
し、70℃で5分間攪拌してpHを7とした。更に中和
油層に10.4kgの水を添加し70℃で10分間攪拌
して水洗工程を実施した。水洗した油層液には水分10
重量%、アセトン0.16重量%、エタノール0.27
重量%、イソブチルアルデヒド0.04重量%、3−メ
チル−3−ブテン−2−オン 0.02重量%、タール
分約1重量%が存在する。この油層液をまずヘキサン添
加による常圧蒸留(塔底温度85℃)にて水分290重
量ppm、アセトン0.01重量%、エタノール0.0
2重量%の塔底液を得た。更に常圧蒸留(塔底温度85
〜125℃)にて3−メチル−3−ブテン−2−オン、
タール分を完全に除き、留出液を常圧蒸留(塔底温度8
2℃)にてサイドカット液として99.982重量%の
メチルエチルケトンを得た。このメチルエチルケトンは
過マンガン酸カリウム退色性についてもJIS規格を満
足した。
【0027】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明により、s
ec−ブチルベンゼンを出発原料とするフェノール及び
メチルエチルケトンの製造方法であって、純度及び過マ
ンガン酸カリウム退色性についてのJIS規格を十分に
満足する高品質のメチルエチルケトンを得ることができ
るフェノール及びメチルエチルケトンの製造方法を提供
することができた。
ec−ブチルベンゼンを出発原料とするフェノール及び
メチルエチルケトンの製造方法であって、純度及び過マ
ンガン酸カリウム退色性についてのJIS規格を十分に
満足する高品質のメチルエチルケトンを得ることができ
るフェノール及びメチルエチルケトンの製造方法を提供
することができた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 39/04 8930−4H 45/53 45/80 49/10 7188−4H // C07B 61/00 300 (72)発明者 当麻 正明 千葉県市原市姉崎海岸5の1 住友化学工 業株式会社内 (72)発明者 長岡 弘興 愛媛県新居浜市惣開町5番1号 住友化学 工業株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 sec−ブチルベンゼンを出発原料とし
てフェノール及びメチルエチルケトンを製造する方法で
あって、下記の工程を含むことを特徴とするフェノール
及びメチルエチルケトンの製造方法。 酸化工程:sec−ブチルベンゼンを酸化してsec−
ブチルベンゼンハイドロパーオキサイドを主成分とする
酸化反応液を得る工程 濃縮工程:酸化反応液を蒸留により濃縮し、塔底部から
sec−ブチルベンゼンハイドロパーオキサイドを主成
分とする塔底液を得、塔頂部からsec−ブチルベンゼ
ンを主とする留出液を得、該留出液を酸化工程へリサイ
クルする工程 分解工程:濃縮工程の塔底液を酸性触媒と接触させるこ
とにより、sec−ブチルベンゼンハイドロパーオキサ
イドをフェノールとメチルエチルケトンに分解する工程 第1中和工程:分解工程で得られた分解液をアルカリ水
溶液により中和し、油層と水層に分離し、水層の一部を
再度中和工程へリサイクルする工程 第1蒸留工程:第1中和工程で得られた油層を蒸留に付
し、フェノールを主成分とする塔底液及びメチルエチル
ケトンを主成分とする留出液を得る工程 アルカリ洗浄工程:第1蒸留工程で得られた留出液をア
ルカリ水溶液で洗浄することにより、カルボン酸類、カ
ルボン酸エステル類、不飽和ケトン類及びアルデヒド類
を除去する工程 第2中和工程:アルカリ洗浄後の油層を中和する工程 第1精製工程:第2中和工程で得られた油層を脱水する
工程 第2精製工程:第1精製工程で得られた塔底液を蒸留し
てメチルエチルケトンを回収し、塔頂液を再度アルカリ
洗浄工程にリサイクルする工程 - 【請求項2】 第2中和工程と第1精製工程の間に、下
記の工程を介在させる請求項1記載の方法。 洗浄工程:第2中和工程で得られた油層を洗浄する工程 - 【請求項3】 第1精製工程において、第2中和工程で
得られた油層にエントレーナーなる第三物質を添加して
蒸留し、水、アセトン、エタノールを含有する混合液を
塔頂部から除去する工程 - 【請求項4】 第2精製工程が下記の工程を含む工程で
ある請求項1記載の方法。 第2蒸留工程:第1精製工程で得られた塔底液を蒸留
し、3−メチル−3−ブテン−2−オンを含有するター
ル分を塔底液として除去する工程 第3蒸留工程:第2蒸留工程で得られた塔頂液を蒸留し
てメチルエチルケトンを回収し、塔頂液を再度アルカリ
洗浄工程にリサイクルする工程
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5044923A JPH06256238A (ja) | 1993-03-05 | 1993-03-05 | フェノール及びメチルエチルケトンの製造方法 |
| TW082104964A TW237445B (ja) | 1992-07-07 | 1993-06-22 | |
| CA002099058A CA2099058A1 (en) | 1992-07-07 | 1993-06-23 | Process for producing phenol and methyl ethyl ketone |
| EP93110771A EP0578194B1 (en) | 1992-07-07 | 1993-07-06 | Process for producing phenol and methyl ethyl ketone |
| DE69316797T DE69316797T2 (de) | 1992-07-07 | 1993-07-06 | Verfahren zur Herstellung von Phenol und Methylethylketon |
| US08/086,896 US5304684A (en) | 1992-07-07 | 1993-07-07 | Process for producing phenol and methyl ethyl ketone |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5044923A JPH06256238A (ja) | 1993-03-05 | 1993-03-05 | フェノール及びメチルエチルケトンの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06256238A true JPH06256238A (ja) | 1994-09-13 |
Family
ID=12704998
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5044923A Pending JPH06256238A (ja) | 1992-07-07 | 1993-03-05 | フェノール及びメチルエチルケトンの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06256238A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001002611A (ja) * | 1999-06-18 | 2001-01-09 | Mitsui Chemicals Inc | フェノール類の製造方法 |
| JP2008509178A (ja) * | 2004-08-13 | 2008-03-27 | エクソンモービル・ケミカル・パテンツ・インク | フェノール及びメチルエチルケトンの製造方法 |
| JP2009526790A (ja) * | 2006-02-14 | 2009-07-23 | エクソンモービル・ケミカル・パテンツ・インク | sec−ブチルベンゼンの製造方法 |
-
1993
- 1993-03-05 JP JP5044923A patent/JPH06256238A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001002611A (ja) * | 1999-06-18 | 2001-01-09 | Mitsui Chemicals Inc | フェノール類の製造方法 |
| JP2008509178A (ja) * | 2004-08-13 | 2008-03-27 | エクソンモービル・ケミカル・パテンツ・インク | フェノール及びメチルエチルケトンの製造方法 |
| JP2009526790A (ja) * | 2006-02-14 | 2009-07-23 | エクソンモービル・ケミカル・パテンツ・インク | sec−ブチルベンゼンの製造方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5304684A (en) | Process for producing phenol and methyl ethyl ketone | |
| JP4512608B2 (ja) | カルボニル化処理の流れからの過マンガン酸塩還元化合物及びアルキルヨウ化物の除去 | |
| RU2280639C2 (ru) | Способ окислительной обработки рециркулирующего потока при получении уксусной кислоты карбонилированием метанола (варианты) | |
| EP0548986B1 (en) | Process for producing phenol and methyl ethyl ketone | |
| EP2470489B1 (en) | Preparation of acetic acid | |
| JP2005539066A (ja) | シクロヘキサンの酸化プロセス | |
| JP3545339B2 (ja) | 酢酸の製造方法 | |
| JPH04308548A (ja) | カルボン酸の精製方法 | |
| WO2002100502A2 (de) | Verfahren zur entfernung von ameisensäure aus wässrigen lösungen | |
| JP3367056B2 (ja) | フェノール及びメチルエチルケトンの製造方法 | |
| US4584413A (en) | Purification of tertiary butyl hydroperoxide containing primary and secondary alkyl hydroperoxide contaminants | |
| JP4003018B2 (ja) | 多価アルコールの製造法 | |
| JPS58183641A (ja) | (メタ)アクリル酸メチルの精製法 | |
| JP3244351B2 (ja) | 高純度酢酸の製造方法 | |
| JP3089780B2 (ja) | フェノール及びメチルエチルケトンの製造方法 | |
| JP3225605B2 (ja) | フェノール及びメチルエチルケトンの製造方法 | |
| JPS6312460B2 (ja) | ||
| US4650615A (en) | Purification of carboxylic acid anhydrides contaminated with halogen or halides | |
| EP0132450B1 (en) | Method of purifying methacrylic acid | |
| US20040074758A1 (en) | Continuous process for recovering acetone from a waste stream resulting from acetone purification | |
| JP2003321419A (ja) | 高純度(メタ)アクリル酸の製造方法 | |
| JPH05229972A (ja) | フェノール及びメチルエチルケトンの製造方法 | |
| JP2000001458A (ja) | メタクリル酸メチルの製造方法 | |
| JPH066551B2 (ja) | メタクリル酸の精製分離方法 | |
| JPH05301858A (ja) | カプロラクタムの製法 |