JPH06275652A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH06275652A JPH06275652A JP4834693A JP4834693A JPH06275652A JP H06275652 A JPH06275652 A JP H06275652A JP 4834693 A JP4834693 A JP 4834693A JP 4834693 A JP4834693 A JP 4834693A JP H06275652 A JPH06275652 A JP H06275652A
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- semiconductor substrate
- hole
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Abstract
(57)【要約】
【構成】半絶縁性GaAs基板21の表面にはSiON膜4
1が形成される。SiON膜41においてショットキゲ
ート電極49を形成すべき位置には、電極形成用孔45
がフォトリソグラフィ技術によって形成される。SiO
N膜41上にはSiN膜42が形成される。SiN膜4
2は電極形成用孔45の中央付近に窪み46を有してい
る。レジスト38をマスクとして異方性エッチングを行
うと、SiN膜42の窪み46に対応する位置に孔48
が形成され、この孔48からGaAs基板21が露出する。
蒸着によって孔48内にゲート金属を埋め込むと、微小
なゲート長Lgのショットキゲート電極49が形成され
る。 【効果】電極形成用孔45の幅よりもゲート長Lgを短
くすることができる。そのため、フォトリソグラフィ技
術による微細化の限界を超えて、ゲート長Lgの短縮を
達成できる。
1が形成される。SiON膜41においてショットキゲ
ート電極49を形成すべき位置には、電極形成用孔45
がフォトリソグラフィ技術によって形成される。SiO
N膜41上にはSiN膜42が形成される。SiN膜4
2は電極形成用孔45の中央付近に窪み46を有してい
る。レジスト38をマスクとして異方性エッチングを行
うと、SiN膜42の窪み46に対応する位置に孔48
が形成され、この孔48からGaAs基板21が露出する。
蒸着によって孔48内にゲート金属を埋め込むと、微小
なゲート長Lgのショットキゲート電極49が形成され
る。 【効果】電極形成用孔45の幅よりもゲート長Lgを短
くすることができる。そのため、フォトリソグラフィ技
術による微細化の限界を超えて、ゲート長Lgの短縮を
達成できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ショットキゲート型電
界効果トランジスタなどのように半導体基板上に電極が
設けられる構成の半導体装置の製造方法に関する。
界効果トランジスタなどのように半導体基板上に電極が
設けられる構成の半導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】GaAs化合物半導体は、電子の移動度やド
リフト速度がSiの数倍大きいため、高速スイッチング
デバイスなどの材料に適している。このGaAs化合物半導
体を用いた装置のうちで、現在最も研究が進んでおり、
実用に供されているのは、ショットキゲート型電界効果
トランジスタ(MESFET:MEtal Semiconductor Fi
eld Effect Transistor )である。
リフト速度がSiの数倍大きいため、高速スイッチング
デバイスなどの材料に適している。このGaAs化合物半導
体を用いた装置のうちで、現在最も研究が進んでおり、
実用に供されているのは、ショットキゲート型電界効果
トランジスタ(MESFET:MEtal Semiconductor Fi
eld Effect Transistor )である。
【0003】このGaAsMESFETの基本的な構成は、
図5に示されている。半絶縁性GaAs基板1の表面付近の
所定領域にはSiなどのN型不純物を拡散して形成した
N型活性領域2が形成されている。N型活性領域2上に
は、GaAs基板1にショットキ接触するショットキゲート
電極3が形成されている。ショットキゲート電極3を挟
んで、SiなどのN型不純物を高濃度に拡散した一対の
N+ 型高濃度不純物領域4,5がGaAs基板1内に形成さ
れている。この一対のN+ 型高濃度不純物領域4,5上
にはソースおよびドレイン用の電極6,7が形成されて
いる。この電極6,7は、N+ 型高濃度不純物領域4,
5にオーミック接触するものである。8は、GaAs基板1
の表面の変質を防止するための表面保護膜であり、たと
えば、SiO2 やSiONで構成されている。
図5に示されている。半絶縁性GaAs基板1の表面付近の
所定領域にはSiなどのN型不純物を拡散して形成した
N型活性領域2が形成されている。N型活性領域2上に
は、GaAs基板1にショットキ接触するショットキゲート
電極3が形成されている。ショットキゲート電極3を挟
んで、SiなどのN型不純物を高濃度に拡散した一対の
N+ 型高濃度不純物領域4,5がGaAs基板1内に形成さ
れている。この一対のN+ 型高濃度不純物領域4,5上
にはソースおよびドレイン用の電極6,7が形成されて
いる。この電極6,7は、N+ 型高濃度不純物領域4,
5にオーミック接触するものである。8は、GaAs基板1
の表面の変質を防止するための表面保護膜であり、たと
えば、SiO2 やSiONで構成されている。
【0004】この構成では、ショットキゲート電極3に
印加される電圧により、ショットキゲート電極3とGaAs
基板1との界面付近に形成される空乏層9の広がりを制
御できる。これにより、ソース−ドレイン間に流れる電
流が制御される。図6は、ショットキゲート電極3の形
成方法を説明するための図である。まず、図6(a) に示
すように、GaAs基板1の表面に、ショットキゲート電極
3の形成位置に対応した窓10を有するレジスト11
が、フォトリソグラフィ技術を適用してパターン形成さ
れる。窓10は、断面が逆テーパー形状を有している。
印加される電圧により、ショットキゲート電極3とGaAs
基板1との界面付近に形成される空乏層9の広がりを制
御できる。これにより、ソース−ドレイン間に流れる電
流が制御される。図6は、ショットキゲート電極3の形
成方法を説明するための図である。まず、図6(a) に示
すように、GaAs基板1の表面に、ショットキゲート電極
3の形成位置に対応した窓10を有するレジスト11
が、フォトリソグラフィ技術を適用してパターン形成さ
れる。窓10は、断面が逆テーパー形状を有している。
【0005】次に、図6(b) に示すように、GaAs基板1
に対して垂直にゲート金属12が蒸着され、GaAs基板1
にショットキ接触するショットキゲート電極3が形成さ
れる。そして、図6(c) に示すように、レジスト11上
の金属12がレジスト11とともにリフトオフされ、基
板1上にはショットキゲート電極3が残される。
に対して垂直にゲート金属12が蒸着され、GaAs基板1
にショットキ接触するショットキゲート電極3が形成さ
れる。そして、図6(c) に示すように、レジスト11上
の金属12がレジスト11とともにリフトオフされ、基
板1上にはショットキゲート電極3が残される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】GaAsMESFETの動
作速度を向上して高周波特性等の静特性を高めるために
は、ゲート長の短縮が必須の課題である。ところが、上
述のようなフォトリソグラフィ技術によってパターン形
成したレジスト11をマスクとしてゲート金属を垂直蒸
着してショットキゲート電極3を形成する方法では、レ
ジスト11を露光するとき露光源の波長によってゲート
長の短縮化が制限を受ける。具体的には、ゲート長を
0.3μm以下にすることができない。
作速度を向上して高周波特性等の静特性を高めるために
は、ゲート長の短縮が必須の課題である。ところが、上
述のようなフォトリソグラフィ技術によってパターン形
成したレジスト11をマスクとしてゲート金属を垂直蒸
着してショットキゲート電極3を形成する方法では、レ
ジスト11を露光するとき露光源の波長によってゲート
長の短縮化が制限を受ける。具体的には、ゲート長を
0.3μm以下にすることができない。
【0007】そこで、本発明の目的は、上述の技術的課
題を解決し、極めて微細な幅または長さで半導体基板に
接触する電極を形成することができる半導体装置の製造
方法を提供することである。
題を解決し、極めて微細な幅または長さで半導体基板に
接触する電極を形成することができる半導体装置の製造
方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の半導体装置の製造方法は、半導体基板の表
面に下層膜を形成する工程と、この下層膜の所定位置に
電極形成用孔を開孔する工程と、少なくとも上記電極形
成用孔内の上記半導体基板上に、上記電極形成用孔の中
央部付近に窪みを有する上層膜を形成する工程と、この
上層膜をエッチングし、上記窪みに対応する位置で上記
半導体基板の表面を露出させる工程と、上記電極形成用
孔の中央部付近において露出している上記半導体基板の
表面に接触するように電極用金属を堆積させて電極を形
成する工程とを含むことを特徴とする。
めの本発明の半導体装置の製造方法は、半導体基板の表
面に下層膜を形成する工程と、この下層膜の所定位置に
電極形成用孔を開孔する工程と、少なくとも上記電極形
成用孔内の上記半導体基板上に、上記電極形成用孔の中
央部付近に窪みを有する上層膜を形成する工程と、この
上層膜をエッチングし、上記窪みに対応する位置で上記
半導体基板の表面を露出させる工程と、上記電極形成用
孔の中央部付近において露出している上記半導体基板の
表面に接触するように電極用金属を堆積させて電極を形
成する工程とを含むことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明によれば、半導体基板の表面には、先
ず、下層膜が形成され、この下層膜の所定位置に電極形
成用孔が開孔される。そして、この電極形成用孔内に、
その中央部付近に窪みを有する上層膜が形成される。こ
の上層膜をエッチングすると、窪みに対応する位置から
徐々に半導体基板の表面が露出する。この露出した半導
体基板の表面に接触するように電極用金属が堆積され、
電極が形成される。
ず、下層膜が形成され、この下層膜の所定位置に電極形
成用孔が開孔される。そして、この電極形成用孔内に、
その中央部付近に窪みを有する上層膜が形成される。こ
の上層膜をエッチングすると、窪みに対応する位置から
徐々に半導体基板の表面が露出する。この露出した半導
体基板の表面に接触するように電極用金属が堆積され、
電極が形成される。
【0010】上層膜は電極形成用孔の中央部付近に窪み
を有しており、上層膜をエッチングすると窪みに対応す
る位置から徐々に半導体基板の表面が露出する。そのた
め、半導体基板が露出する領域は、電極形成用孔の大き
さよりも小さくすることができる。その結果、半導体基
板と電極との接触部分の幅または長さを、電極形成用孔
の幅または長さよりも小さくすることができる。
を有しており、上層膜をエッチングすると窪みに対応す
る位置から徐々に半導体基板の表面が露出する。そのた
め、半導体基板が露出する領域は、電極形成用孔の大き
さよりも小さくすることができる。その結果、半導体基
板と電極との接触部分の幅または長さを、電極形成用孔
の幅または長さよりも小さくすることができる。
【0011】
【実施例】以下では、本発明の実施例を、添付図面を参
照して詳細に説明する。図1、図2および図3は本発明
の一実施例の半導体装置の製造方法を工程順に示す断面
図である。本実施例では、GaAsショットキゲート型電界
効果トランジスタ(以下「GaAsMESFET」とい
う。)が作成され、特に、ショットキゲート電極の形成
のために本発明の一実施例に係る製造方法が適用され
る。
照して詳細に説明する。図1、図2および図3は本発明
の一実施例の半導体装置の製造方法を工程順に示す断面
図である。本実施例では、GaAsショットキゲート型電界
効果トランジスタ(以下「GaAsMESFET」とい
う。)が作成され、特に、ショットキゲート電極の形成
のために本発明の一実施例に係る製造方法が適用され
る。
【0012】先ず、図1(a) に示すように、半絶縁性Ga
As基板21の表面に、所定の間隔を開けて一対の窓2
2,23を有するレジスト24がパターン形成される。
そして、このレジスト24をマスクとしてN型不純物と
してのSiイオンがGaAs基板21に高濃度に注入され
る。さらに、レジスト24が剥離された後に、図1(b)
に示すように、素子を形成すべき活性領域に対応した窓
25を有するレジスト26がパターン形成される。そし
て、このレジスト26をマスクとしてSiイオンが低濃
度で注入される。このイオン注入の後には、レジスト2
6が剥離され、さらに、アルシン雰囲気中において78
0℃〜800℃の高温下でアニール処理が行われる。こ
れにより、図1(c) に示すように、注入されたSiイオ
ンが活性化され、N型活性領域27および一対のN+ 型
高濃度不純物領域28,29が形成される。
As基板21の表面に、所定の間隔を開けて一対の窓2
2,23を有するレジスト24がパターン形成される。
そして、このレジスト24をマスクとしてN型不純物と
してのSiイオンがGaAs基板21に高濃度に注入され
る。さらに、レジスト24が剥離された後に、図1(b)
に示すように、素子を形成すべき活性領域に対応した窓
25を有するレジスト26がパターン形成される。そし
て、このレジスト26をマスクとしてSiイオンが低濃
度で注入される。このイオン注入の後には、レジスト2
6が剥離され、さらに、アルシン雰囲気中において78
0℃〜800℃の高温下でアニール処理が行われる。こ
れにより、図1(c) に示すように、注入されたSiイオ
ンが活性化され、N型活性領域27および一対のN+ 型
高濃度不純物領域28,29が形成される。
【0013】この状態から、図1(c) に示すように、レ
ジスト30がパターン形成される。このレジスト30
は、N+ 型高濃度不純物領域28,29の直上の位置
に、窓31,32を有している。これらの窓31,32
は、GaAs基板21に近づくほど断面積が漸増するような
逆テーパー形状を有している。このような逆テーパー形
状の窓31,32は、いわゆる画像反転法によって形成
することができる。この画像反転法については後述す
る。
ジスト30がパターン形成される。このレジスト30
は、N+ 型高濃度不純物領域28,29の直上の位置
に、窓31,32を有している。これらの窓31,32
は、GaAs基板21に近づくほど断面積が漸増するような
逆テーパー形状を有している。このような逆テーパー形
状の窓31,32は、いわゆる画像反転法によって形成
することができる。この画像反転法については後述す
る。
【0014】さらに、GaAs基板21に向けて、垂直にオ
ーミック金属が蒸着されてオーミック金属層33が形成
され、図1(c) の状態となる。金属を垂直に蒸着させる
には、たとえば、電子ビーム加熱式蒸着法や抵抗加熱式
蒸着法を用いればよい。オーミック金属層33は、たと
えば下層側にAuGe(たとえば4000Å)を堆積させ、
上層側にNi(たとえば50Å)を堆積させた2層構造の
膜である。
ーミック金属が蒸着されてオーミック金属層33が形成
され、図1(c) の状態となる。金属を垂直に蒸着させる
には、たとえば、電子ビーム加熱式蒸着法や抵抗加熱式
蒸着法を用いればよい。オーミック金属層33は、たと
えば下層側にAuGe(たとえば4000Å)を堆積させ、
上層側にNi(たとえば50Å)を堆積させた2層構造の
膜である。
【0015】図1(c) の状態から、リフトオフ法によっ
てレジスト30とともにレジスト30上のオーミック金
属層33が除去される。そして、GaAs基板21上に残さ
れたオーミック金属層33にアロイ処理が施され、図2
(d) に示すように、N+ 型高濃度不純物領域28,29
にオーミック接触するソース電極35およびドレイン電
極36が形成される。アロイ処理は、たとえば、N2 雰
囲気中で450℃程度の温度下で5分〜10分間熱処理
することにより行える。
てレジスト30とともにレジスト30上のオーミック金
属層33が除去される。そして、GaAs基板21上に残さ
れたオーミック金属層33にアロイ処理が施され、図2
(d) に示すように、N+ 型高濃度不純物領域28,29
にオーミック接触するソース電極35およびドレイン電
極36が形成される。アロイ処理は、たとえば、N2 雰
囲気中で450℃程度の温度下で5分〜10分間熱処理
することにより行える。
【0016】この状態から、次に、図2(d) に示されて
いるように、GaAs基板1の表面を覆うように下層膜とし
てのSiON膜41がCVD法(化学的気相成長法)に
よって形成される。SiON膜41の膜厚はたとえば2
000Å程度とされる。このSiON膜41の表面に
は、フォトリソグラフィ技術によって、一対のN+ 型高
濃度不純物領域28,29の間のショットキゲート電極
を形成すべき位置に窓43を有するレジスト44がパタ
ーン形成される。窓43のゲート長方向(図2の左右方
向)の幅xは、0.4μm程度とされる。この幅xの最
小値は、レジスト44を露光する際に用いられる露光源
から発生される光の波長(たとえば0.36μm)より
も小さい値をとることはできない。
いるように、GaAs基板1の表面を覆うように下層膜とし
てのSiON膜41がCVD法(化学的気相成長法)に
よって形成される。SiON膜41の膜厚はたとえば2
000Å程度とされる。このSiON膜41の表面に
は、フォトリソグラフィ技術によって、一対のN+ 型高
濃度不純物領域28,29の間のショットキゲート電極
を形成すべき位置に窓43を有するレジスト44がパタ
ーン形成される。窓43のゲート長方向(図2の左右方
向)の幅xは、0.4μm程度とされる。この幅xの最
小値は、レジスト44を露光する際に用いられる露光源
から発生される光の波長(たとえば0.36μm)より
も小さい値をとることはできない。
【0017】この状態から、RIE(反応性イオンエッ
チング)法によって、SiON膜41の異方性エッチン
グが行われる。そして、レジスト44を剥離すると、図
2(e) の状態となる。すなわち、SiON膜41は、シ
ョットキゲート電極を形成すべき位置に幅xの電極形成
用孔45が形成された状態となる。次に、図2(f) に示
されているように、SiON膜41上および電極形成用
孔45から露出しているGaAs基板21の表面を被覆する
ように、上層膜としてのSiN膜42が形成される。こ
のSiN膜42は、電極形成用孔45の中央部付近に窪
み46を有するように形成される。具体的には、SiN
膜42の膜厚tを、電極形成孔45のゲート長方向の幅
xの1/2程度に選択すればよい。たとえば、幅xが
0.4μm程度であれば、膜厚tは2000Å〜300
0Åとされる。
チング)法によって、SiON膜41の異方性エッチン
グが行われる。そして、レジスト44を剥離すると、図
2(e) の状態となる。すなわち、SiON膜41は、シ
ョットキゲート電極を形成すべき位置に幅xの電極形成
用孔45が形成された状態となる。次に、図2(f) に示
されているように、SiON膜41上および電極形成用
孔45から露出しているGaAs基板21の表面を被覆する
ように、上層膜としてのSiN膜42が形成される。こ
のSiN膜42は、電極形成用孔45の中央部付近に窪
み46を有するように形成される。具体的には、SiN
膜42の膜厚tを、電極形成孔45のゲート長方向の幅
xの1/2程度に選択すればよい。たとえば、幅xが
0.4μm程度であれば、膜厚tは2000Å〜300
0Åとされる。
【0018】この状態から、図3(g) に示すように、レ
ジスト38がパターン形成される。このレジスト38も
上述の画像反転法によりパターニングされたもので、電
極形成用孔45の直上の位置に形成された逆テーパー形
状の窓39を有している。さらに、レジスト38をマス
クとしてRIE法による異方性エッチングが行われる。
この異方性エッチングによって、窓39から露出してい
るSiN膜42がエッチングされる。エッチングの進行
に伴い、図3(g) において参照符号40で示すように、
窪み46の部分からGaAs基板21が露出することにな
る。この段階で、異方性エッチングは終了させられる。
ジスト38がパターン形成される。このレジスト38も
上述の画像反転法によりパターニングされたもので、電
極形成用孔45の直上の位置に形成された逆テーパー形
状の窓39を有している。さらに、レジスト38をマス
クとしてRIE法による異方性エッチングが行われる。
この異方性エッチングによって、窓39から露出してい
るSiN膜42がエッチングされる。エッチングの進行
に伴い、図3(g) において参照符号40で示すように、
窪み46の部分からGaAs基板21が露出することにな
る。この段階で、異方性エッチングは終了させられる。
【0019】次に、図3(h) に示すように、垂直蒸着法
により、ゲート金属層47が堆積させられる。ゲート金
属層47は、たとえば、下層をTi層(1000Å)、
中層をPt層(500Å)、上層をAu(2500Å)
などとした3層構造の膜である。この後に、図3(i) に
示すように、レジスト38とともにその上のゲート金属
層47がリフトオフされ、電極形成用孔45内のSiN
膜42に形成された孔48内には、N型活性領域27に
ショットキ接触するショットキゲート電極49が形成さ
れる。この状態から、全面に保護膜65が形成され、さ
らに、ソース電極35およびドレイン電極36の上方に
コンタクト孔66,67がそれぞれ形成される。そし
て、コンタクト孔66,67に金属配線68,69が埋
め込まれて、GaAsMESFETが完成する。
により、ゲート金属層47が堆積させられる。ゲート金
属層47は、たとえば、下層をTi層(1000Å)、
中層をPt層(500Å)、上層をAu(2500Å)
などとした3層構造の膜である。この後に、図3(i) に
示すように、レジスト38とともにその上のゲート金属
層47がリフトオフされ、電極形成用孔45内のSiN
膜42に形成された孔48内には、N型活性領域27に
ショットキ接触するショットキゲート電極49が形成さ
れる。この状態から、全面に保護膜65が形成され、さ
らに、ソース電極35およびドレイン電極36の上方に
コンタクト孔66,67がそれぞれ形成される。そし
て、コンタクト孔66,67に金属配線68,69が埋
め込まれて、GaAsMESFETが完成する。
【0020】このようにして作成されたGaAsMESFE
Tでは、ショットキゲート電極49がGaAs基板21と接
触している幅、すなわちゲート長Lgは、フォトリソグ
ラフィ技術を適用して形成された電極形成用孔45の幅
xよりも極めて短くなっている(たとえば、Lgを0.
2μm程度とすることができる。)。したがって、フォ
トリソグラフィによるレジスト44(図2(d) )のパタ
ーニングの際に用いる露光源からの光の波長よりも、ゲ
ート長Lgを短くすることができる。すなわち、露光源
の波長によって制限される微細化の限界を超えて、ゲー
ト長Lgの短縮を達成できる。
Tでは、ショットキゲート電極49がGaAs基板21と接
触している幅、すなわちゲート長Lgは、フォトリソグ
ラフィ技術を適用して形成された電極形成用孔45の幅
xよりも極めて短くなっている(たとえば、Lgを0.
2μm程度とすることができる。)。したがって、フォ
トリソグラフィによるレジスト44(図2(d) )のパタ
ーニングの際に用いる露光源からの光の波長よりも、ゲ
ート長Lgを短くすることができる。すなわち、露光源
の波長によって制限される微細化の限界を超えて、ゲー
ト長Lgの短縮を達成できる。
【0021】しかも、図3(i) に示されているように、
ショットキゲート電極49の断面形状は略T字状である
から、このショットキゲート電極49は充分に大きな断
面積を有することができる。すなわち、低抵抗に形成で
きる。このようにして、低抵抗でかつゲート長Lgが極
めて短いショットキゲート電極49をGaAs基板21の表
面に形成することができるから、本実施例の方法に従っ
て作成されたGaAsMESFETは、良好な静特性を有す
ることができる。すなわち、高周波特性が良好になり、
また、ゲート電圧の変動に対するソース・ドレイン間電
流の変化率に対応したいわゆるK値を大きくすることが
できるから、高速動作を実現できるとともに、ノイズを
抑制することができる。
ショットキゲート電極49の断面形状は略T字状である
から、このショットキゲート電極49は充分に大きな断
面積を有することができる。すなわち、低抵抗に形成で
きる。このようにして、低抵抗でかつゲート長Lgが極
めて短いショットキゲート電極49をGaAs基板21の表
面に形成することができるから、本実施例の方法に従っ
て作成されたGaAsMESFETは、良好な静特性を有す
ることができる。すなわち、高周波特性が良好になり、
また、ゲート電圧の変動に対するソース・ドレイン間電
流の変化率に対応したいわゆるK値を大きくすることが
できるから、高速動作を実現できるとともに、ノイズを
抑制することができる。
【0022】図4は上述の画像反転法を説明するための
簡略化した断面図である。まず、図4(a) に示すように
基板51の表面にポジ型レジスト60を塗布し、図4
(b) に示すように窓開けすべき領域にマスク52を配置
して露光する。この状態で現像処理を行うと、図4(f)
のように断面が台形状のレジストパターンが得られる。
画像反転法では、図4(b) の状態から直ちに現像処理を
行うのではなく、この状態から熱処理(たとえば、11
5℃で90秒間)が施される。この処理により、図4
(b) の工程で露光された領域53のレジスト60は、そ
の後に露光および現像処理を受けても溶解しにくい物質
に変化する。
簡略化した断面図である。まず、図4(a) に示すように
基板51の表面にポジ型レジスト60を塗布し、図4
(b) に示すように窓開けすべき領域にマスク52を配置
して露光する。この状態で現像処理を行うと、図4(f)
のように断面が台形状のレジストパターンが得られる。
画像反転法では、図4(b) の状態から直ちに現像処理を
行うのではなく、この状態から熱処理(たとえば、11
5℃で90秒間)が施される。この処理により、図4
(b) の工程で露光された領域53のレジスト60は、そ
の後に露光および現像処理を受けても溶解しにくい物質
に変化する。
【0023】そこで、図4(d) に示すように、全面露光
が施される。そして、その後に現像処理を行うと、図4
(e) に示すように、図4(b) の露光工程では遮蔽されて
いた領域54のレジスト60が溶解する。すなわち、図
4(f) の場合とは全く逆の状態のレジストパターンが得
られる。このレジストパターンは、最初の露光工程にお
いてマスク52で遮蔽された部分に逆テーパー形状の窓
55を有することになる。
が施される。そして、その後に現像処理を行うと、図4
(e) に示すように、図4(b) の露光工程では遮蔽されて
いた領域54のレジスト60が溶解する。すなわち、図
4(f) の場合とは全く逆の状態のレジストパターンが得
られる。このレジストパターンは、最初の露光工程にお
いてマスク52で遮蔽された部分に逆テーパー形状の窓
55を有することになる。
【0024】本発明の実施例の説明は以上のとおりであ
るが、本発明は上記の実施例に限定されるものではな
い。たとえば、上記の実施例では、上層膜としてのSi
N膜42はGaAs基板21の全面にわたる領域に形成され
ているが、SiN膜42を電極形成用孔45の付近の領
域のみに形成してもよい。また、上記の実施例では、Ga
AsMESFETのショットキゲート電極49の形成のた
めに本発明が適用されているが、本発明は、GaAsMES
FETに限らず任意の半導体装置の製造に適用すること
ができる。すなわち、半導体基板表面に微小な幅または
長さで接触させるべき電極を形成する場合に対して広く
適用可能であり、とりわけ、フォトリソグラフィにおい
て使用される露光源の光の波長よりも微細な電極をパタ
ーン形成したい場合に有効に適用することができる。
るが、本発明は上記の実施例に限定されるものではな
い。たとえば、上記の実施例では、上層膜としてのSi
N膜42はGaAs基板21の全面にわたる領域に形成され
ているが、SiN膜42を電極形成用孔45の付近の領
域のみに形成してもよい。また、上記の実施例では、Ga
AsMESFETのショットキゲート電極49の形成のた
めに本発明が適用されているが、本発明は、GaAsMES
FETに限らず任意の半導体装置の製造に適用すること
ができる。すなわち、半導体基板表面に微小な幅または
長さで接触させるべき電極を形成する場合に対して広く
適用可能であり、とりわけ、フォトリソグラフィにおい
て使用される露光源の光の波長よりも微細な電極をパタ
ーン形成したい場合に有効に適用することができる。
【0025】その他、本発明の要旨を変更しない範囲で
種々の設計変更を施すことができる。
種々の設計変更を施すことができる。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、半導体基
板の表面に電極形成用孔を有する下層膜が形成され、少
なくとも電極形成用孔内に上層膜が形成される。この上
層膜は電極形成用孔の中央部付近に窪みを有しているの
で、上層膜をエッチングすると窪みに対応する位置から
徐々に半導体基板の表面が露出する。そのため、半導体
基板が露出する領域は、電極形成用孔の大きさよりも小
さくすることができ、半導体基板と電極との接触部分の
幅または長さを、電極形成用孔の幅または長さよりも小
さくすることができる。
板の表面に電極形成用孔を有する下層膜が形成され、少
なくとも電極形成用孔内に上層膜が形成される。この上
層膜は電極形成用孔の中央部付近に窪みを有しているの
で、上層膜をエッチングすると窪みに対応する位置から
徐々に半導体基板の表面が露出する。そのため、半導体
基板が露出する領域は、電極形成用孔の大きさよりも小
さくすることができ、半導体基板と電極との接触部分の
幅または長さを、電極形成用孔の幅または長さよりも小
さくすることができる。
【0027】このようにして、たとえば、電極形成用孔
を可能な限り微細に形成しておけば、それよりもさらに
微小な幅または長さで半導体基板に接触する電極を形成
することができる。
を可能な限り微細に形成しておけば、それよりもさらに
微小な幅または長さで半導体基板に接触する電極を形成
することができる。
【図1】本発明の一実施例の半導体装置の製造方法を工
程順に示す断面図である。
程順に示す断面図である。
【図2】図1の工程つづく製造工程を工程順に示す断面
図である。
図である。
【図3】図2の工程に続く製造工程を工程順に示す断面
図である。
図である。
【図4】逆テーパー形状の窓を有するレジストを形成す
るためのいわゆる画像反転法を説明するための断面図で
ある。
るためのいわゆる画像反転法を説明するための断面図で
ある。
【図5】GaAsショットキゲート型電界効果トランジスタ
の構成を示す断面図である。
の構成を示す断面図である。
【図6】ショットキゲート電極を形成するための従来の
方法を工程順に示す断面図である。
方法を工程順に示す断面図である。
21 半絶縁性GaAs基板 41 SiON膜(下層膜) 42 SiN膜(上層膜) 44 レジスト 45 電極形成用孔 46 窪み 49 ショットキゲート電極
Claims (1)
- 【請求項1】半導体基板の表面に下層膜を形成する工程
と、 この下層膜の所定位置に電極形成用孔を開孔する工程
と、 少なくとも上記電極形成用孔内の上記半導体基板上に、
上記電極形成用孔の中央部付近に窪みを有する上層膜を
形成する工程と、 この上層膜をエッチングし、上記窪みに対応する位置で
上記半導体基板の表面を露出させる工程と、 上記電極形成用孔の中央部付近において露出している上
記半導体基板の表面に接触するように電極用金属を堆積
させて電極を形成する工程とを含むことを特徴とする半
導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4834693A JPH06275652A (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4834693A JPH06275652A (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06275652A true JPH06275652A (ja) | 1994-09-30 |
Family
ID=12800829
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4834693A Pending JPH06275652A (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06275652A (ja) |
-
1993
- 1993-03-09 JP JP4834693A patent/JPH06275652A/ja active Pending
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