JPH0628902Y2 - 絶縁スペ−サ - Google Patents
絶縁スペ−サInfo
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- JPH0628902Y2 JPH0628902Y2 JP1986044564U JP4456486U JPH0628902Y2 JP H0628902 Y2 JPH0628902 Y2 JP H0628902Y2 JP 1986044564 U JP1986044564 U JP 1986044564U JP 4456486 U JP4456486 U JP 4456486U JP H0628902 Y2 JPH0628902 Y2 JP H0628902Y2
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Links
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Landscapes
- Gas-Insulated Switchgears (AREA)
- Installation Of Bus-Bars (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はガス絶縁開閉装置などのガス絶縁電気機器にお
いて、導体の支持とガス区分とを図るために用いられる
絶縁スペーサに関するものである。
いて、導体の支持とガス区分とを図るために用いられる
絶縁スペーサに関するものである。
[従来の技術] ガス絶縁開閉装置等のガス絶縁電気機器において、機器
を構成する要素を収納した複数の容器を相互に接続する
場合には、容器相互間に絶縁スペーサが配設され、この
絶縁スペーサにより容器相互間のガス区分と、機器の構
成要素相互間を接続する導体の支持とが図られる。また
ガス絶縁電気機器の容器に設けられた開口部を通して導
体を導出する場合には該開口部を閉じるように絶縁スペ
ーサが取付けられて、該絶縁スペーサにより導体の支持
と容器内外のガス区分とが図られる。
を構成する要素を収納した複数の容器を相互に接続する
場合には、容器相互間に絶縁スペーサが配設され、この
絶縁スペーサにより容器相互間のガス区分と、機器の構
成要素相互間を接続する導体の支持とが図られる。また
ガス絶縁電気機器の容器に設けられた開口部を通して導
体を導出する場合には該開口部を閉じるように絶縁スペ
ーサが取付けられて、該絶縁スペーサにより導体の支持
と容器内外のガス区分とが図られる。
第4図は従来から用いられている絶縁スペーサ1の要部
をその両側に配置される容器2,3とともに示したもの
で、絶縁スペーサ1は、エポキシ樹脂等の絶縁材料から
なるスペーサ本体100と、このスペーサ本体100に
設けられた円錐状の導体支持部101を貫通させて設け
られた貫通導体102と、スペーサ本体100の周辺フ
ランジ部103に設けられた埋込金具104と、埋込金
具104に設けられた貫通ネジ孔105に螺合されたス
タッドボルト106と、フランジ部103の両端のフラ
ンジ面103a,103aに設けられたOリング嵌合溝
107,107とからなっている。導体支持部101は
必要な相数分設けられ、各貫通導体102は各導体支持
部101に鋳込まれている。
をその両側に配置される容器2,3とともに示したもの
で、絶縁スペーサ1は、エポキシ樹脂等の絶縁材料から
なるスペーサ本体100と、このスペーサ本体100に
設けられた円錐状の導体支持部101を貫通させて設け
られた貫通導体102と、スペーサ本体100の周辺フ
ランジ部103に設けられた埋込金具104と、埋込金
具104に設けられた貫通ネジ孔105に螺合されたス
タッドボルト106と、フランジ部103の両端のフラ
ンジ面103a,103aに設けられたOリング嵌合溝
107,107とからなっている。導体支持部101は
必要な相数分設けられ、各貫通導体102は各導体支持
部101に鋳込まれている。
絶縁スペーサ1のフランジ部103の両端のフランジ面
103a,103aにはそれぞれガス絶縁電気機器の構
成要素を収納した容器2及び3のフランジ201及び3
01が当接され、これらフランジ201及び301にそ
れぞれ設けられたバカ孔202及び302に、絶縁スペ
ーサの埋込金具104の貫通ネジ孔105に螺合された
スタッドボルト106が螺合される。そして容器2及び
3のフランジ201及び301から突出したスタッドボ
ルトの両端部にナット4及び5が螺合され、これらのナ
ットの締付けにより容器2,3のフランジ201及び3
01がフランジ部103を介して締結される。Oリング
螺合溝107にはOリング6が嵌合され、このOリング
により容器のフランジ201,301と絶縁スペーサの
フランジ部103との接合部の気密が保持される。各導
体支持部101に支持された貫通導体102には容器2
及び3内にそれぞれ配置された機器につながる導体がボ
ルト等により接続される。
103a,103aにはそれぞれガス絶縁電気機器の構
成要素を収納した容器2及び3のフランジ201及び3
01が当接され、これらフランジ201及び301にそ
れぞれ設けられたバカ孔202及び302に、絶縁スペ
ーサの埋込金具104の貫通ネジ孔105に螺合された
スタッドボルト106が螺合される。そして容器2及び
3のフランジ201及び301から突出したスタッドボ
ルトの両端部にナット4及び5が螺合され、これらのナ
ットの締付けにより容器2,3のフランジ201及び3
01がフランジ部103を介して締結される。Oリング
螺合溝107にはOリング6が嵌合され、このOリング
により容器のフランジ201,301と絶縁スペーサの
フランジ部103との接合部の気密が保持される。各導
体支持部101に支持された貫通導体102には容器2
及び3内にそれぞれ配置された機器につながる導体がボ
ルト等により接続される。
[考案が解決しようとする課題] 従来の絶縁スペーサ1においては、埋込金具104がス
ペーサ本体100のフランジ部103の厚味方向の全体
に亘って延びるように設けられ、貫通ネジ孔105はこ
の埋込金具104の全長に亘って設けられていた。その
ためフランジ部103に容器のフランジ201及び30
1を締結した状態では、フランジ部103の両端フラン
ジ面103a,103a付近の樹脂が埋込金具104及
びスタッドボルト106により強く拘束された状態にお
いて自由に膨張収納できないため、絶縁スペーサの温度
が上昇または下降したときに、フランジ部103に応力
が集中する部分が生じて、この部分にクラックが生じる
おそれがあった。即ち、温度上昇時には、第5図(a)
に示したように、埋込金具104よりスペーサ本体のフ
ランジ部103の方が大きく膨張するが、埋込金具10
4の周辺部の樹脂は該埋込金具104により拘束されて
いるため、自由に膨張することができず、フランジ部1
03の外周部側A部に集中的に面圧Pが作用してこのA
部に面圧の集中が生じる。また絶縁スペーサの温度が低
下した時には、第5図(b)に示したように埋込金具1
04の収縮よりペーサ本体のフランジ部103側の収縮
の方が大きいため、フランジ部103と容器のフランジ
201,301との当り面は埋込金具104の周辺B部
に集中し、このB部に過大な面圧Pが集中的に作用して
応力の集中が生じる。特にこの状態では、フランジ部1
03がB部のみで容器のフランジ201,301により
拘束されて中心方向に収縮力が作用するためB部での応
力集中はきわめて大きくなる。
ペーサ本体100のフランジ部103の厚味方向の全体
に亘って延びるように設けられ、貫通ネジ孔105はこ
の埋込金具104の全長に亘って設けられていた。その
ためフランジ部103に容器のフランジ201及び30
1を締結した状態では、フランジ部103の両端フラン
ジ面103a,103a付近の樹脂が埋込金具104及
びスタッドボルト106により強く拘束された状態にお
いて自由に膨張収納できないため、絶縁スペーサの温度
が上昇または下降したときに、フランジ部103に応力
が集中する部分が生じて、この部分にクラックが生じる
おそれがあった。即ち、温度上昇時には、第5図(a)
に示したように、埋込金具104よりスペーサ本体のフ
ランジ部103の方が大きく膨張するが、埋込金具10
4の周辺部の樹脂は該埋込金具104により拘束されて
いるため、自由に膨張することができず、フランジ部1
03の外周部側A部に集中的に面圧Pが作用してこのA
部に面圧の集中が生じる。また絶縁スペーサの温度が低
下した時には、第5図(b)に示したように埋込金具1
04の収縮よりペーサ本体のフランジ部103側の収縮
の方が大きいため、フランジ部103と容器のフランジ
201,301との当り面は埋込金具104の周辺B部
に集中し、このB部に過大な面圧Pが集中的に作用して
応力の集中が生じる。特にこの状態では、フランジ部1
03がB部のみで容器のフランジ201,301により
拘束されて中心方向に収縮力が作用するためB部での応
力集中はきわめて大きくなる。
上記のように従来の絶縁スペーサでは、温度変化によ
り、埋込金具の両端部付近B部に応力の集中が生じ、こ
のB部付近が絶縁スペーサの強度の弱点になるという問
題があった。
り、埋込金具の両端部付近B部に応力の集中が生じ、こ
のB部付近が絶縁スペーサの強度の弱点になるという問
題があった。
本考案の目的は、大きな応力の集中が生じる部分をなく
して強度の向上を図った絶縁スペーサを提供することに
ある。
して強度の向上を図った絶縁スペーサを提供することに
ある。
[課題を解決するための手段] 本考案は、絶縁材料からなるスペーサ本体のフランジ部
に貫通ネジ孔を有する埋込金具を設けて、この埋込金具
の貫通ネジ孔に螺合したスタッドボルトによりフランジ
部を容器のフランジに接続固定する絶縁スペーサを改良
したもので、本考案においては、埋込金具の長さが、貫
通ネジ孔の内径以上で且つフランジブの厚味より10mm
以上短く設定され、該埋込金具はその両端を前記フラン
ジ部の両端フランジ面より5mm以上内側に位置させた状
態で設けられている。本考案においてはまた、埋め込み
金具の両端とフランジ部の両端のフランジ面との間にそ
れぞれフランジ面側に開口したくぼみが形成され、該く
ぼみの内径が埋め込み金具の外径以上に設定される。
に貫通ネジ孔を有する埋込金具を設けて、この埋込金具
の貫通ネジ孔に螺合したスタッドボルトによりフランジ
部を容器のフランジに接続固定する絶縁スペーサを改良
したもので、本考案においては、埋込金具の長さが、貫
通ネジ孔の内径以上で且つフランジブの厚味より10mm
以上短く設定され、該埋込金具はその両端を前記フラン
ジ部の両端フランジ面より5mm以上内側に位置させた状
態で設けられている。本考案においてはまた、埋め込み
金具の両端とフランジ部の両端のフランジ面との間にそ
れぞれフランジ面側に開口したくぼみが形成され、該く
ぼみの内径が埋め込み金具の外径以上に設定される。
[作用] 上記のように構成すると埋込金具の両端面がフランジ部
のフランジ面より離れた位置に位置することになるた
め、埋込金具の両端とフランジ面との間の部分の樹脂が
自由に膨張収縮し得る状態になり、この部分の樹脂がク
ッション的役割を果して特定の部分に面圧や応力が集中
するのを防止する。
のフランジ面より離れた位置に位置することになるた
め、埋込金具の両端とフランジ面との間の部分の樹脂が
自由に膨張収縮し得る状態になり、この部分の樹脂がク
ッション的役割を果して特定の部分に面圧や応力が集中
するのを防止する。
また上記のように埋め込み金具の両端とフランジ部の両
端のフランジ面との間にそれぞれフランジ面側に開口し
たくぼみを形成して、該くぼみの内径を埋め込み金具の
外径以上に設定すると、埋め込み金具の両端附近の樹脂
に応力の集中が生じるのを防ぐことができる。
端のフランジ面との間にそれぞれフランジ面側に開口し
たくぼみを形成して、該くぼみの内径を埋め込み金具の
外径以上に設定すると、埋め込み金具の両端附近の樹脂
に応力の集中が生じるのを防ぐことができる。
したがってフランジ部の外周側部分に面圧が集中したり
埋込金具の両端付近の樹脂に応力の集中が生じたりして
フランジ部にクラックが発生するといったおそれをなく
すことができ、絶縁スペーサの信頼性を向上させること
ができる。
埋込金具の両端付近の樹脂に応力の集中が生じたりして
フランジ部にクラックが発生するといったおそれをなく
すことができ、絶縁スペーサの信頼性を向上させること
ができる。
また上記のように埋込金具の長さを貫通ネジ孔の内径以
上に設定すると、スタッドボルトにより、フランジ部の
両側に容器のフランジを接続した際に、スタッドボルト
を通して埋込金具に作用する力に十分に耐えさせること
ができる。
上に設定すると、スタッドボルトにより、フランジ部の
両側に容器のフランジを接続した際に、スタッドボルト
を通して埋込金具に作用する力に十分に耐えさせること
ができる。
フランジ部を構成する樹脂の特定部分にクラックを生じ
させるような応力の集中を生じさせないようにするため
に埋込金具の両端とフランジ面との間に確保する必要が
ある距離が少なくとも5mmであることは実験により確認
されている。
させるような応力の集中を生じさせないようにするため
に埋込金具の両端とフランジ面との間に確保する必要が
ある距離が少なくとも5mmであることは実験により確認
されている。
[実施例] 以下添附図面を参照して本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案の一実施例を示したもので、同図におい
て第4図に示した従来例の各部と同等の部分には同一の
符号を付しており、1は絶縁スペーサ、2及び3はそれ
ぞれ絶縁スペーサ1を介してガス区分された状態で接続
されるガス絶縁電気機器の容器である。絶縁スペーサ1
は樹脂からなるスペーサ本体100と、スペーサ本体1
00の導体支持部101に鋳込まれて支持された貫通導
体102と、スペーサ本体100のフランジ部103に
設けられた埋込金具104と、この埋込金具の全長に亘
って貫通ネジ孔105に螺合されたスタッドボルト10
6とを備えている。容器2及び3のフランジ201及び
301はフランジ部103の両端のフランジ面103
a,103aに当接され、容器のフランジ201及び3
01に設けられた孔202及び302にスタッドボルト
106が挿通されている。スタッドボルト106の両端
にはナット4及び5が螺合され、これらナットの締付け
により容器2及び3のフランジ201及び301がフラ
ンジ部103に接続固定されている。フランジ部103
に設けられたOリング嵌合溝107にはOリング6が嵌
合され、該Oリングにより、容器のフランジとスペーサ
本体のフランジ部との接続部の気密保持が図られてい
る。
て第4図に示した従来例の各部と同等の部分には同一の
符号を付しており、1は絶縁スペーサ、2及び3はそれ
ぞれ絶縁スペーサ1を介してガス区分された状態で接続
されるガス絶縁電気機器の容器である。絶縁スペーサ1
は樹脂からなるスペーサ本体100と、スペーサ本体1
00の導体支持部101に鋳込まれて支持された貫通導
体102と、スペーサ本体100のフランジ部103に
設けられた埋込金具104と、この埋込金具の全長に亘
って貫通ネジ孔105に螺合されたスタッドボルト10
6とを備えている。容器2及び3のフランジ201及び
301はフランジ部103の両端のフランジ面103
a,103aに当接され、容器のフランジ201及び3
01に設けられた孔202及び302にスタッドボルト
106が挿通されている。スタッドボルト106の両端
にはナット4及び5が螺合され、これらナットの締付け
により容器2及び3のフランジ201及び301がフラ
ンジ部103に接続固定されている。フランジ部103
に設けられたOリング嵌合溝107にはOリング6が嵌
合され、該Oリングにより、容器のフランジとスペーサ
本体のフランジ部との接続部の気密保持が図られてい
る。
上記のように、本考案の絶縁スペーサは基本的には従来
の絶縁スペーサと同一の構成要素からなるが、本考案の
おいては、埋込金具104の長さlが、D≦l≦(L−
10)[単位:mm]に設定されている。ここでDは埋込
金具104に設けられている貫通ネジ孔106の内径で
あり、Lはフランジ部103の厚味である。ここで埋込
金具104の長さlを貫通ネジ孔105の内径D以上に
設定するのは、フランジ部103の両側に容器のフラン
ジ201及び301を接続した際にスタッドボルト10
6及びネジ孔105のネジ部を通して埋込金具104に
作用する力に耐えさせるためである。また埋込金具10
4の長さlを(L−10)[mm]以下に設定するのは、
該埋込金具104の両端をフランジ部103のフランジ
面103aより5mm以上内側に位置させるためである。
即ち本考案においては、埋込金具104の両端とフラン
ジ部103のフランジ面との間の距離l′を5mm以上に
設定し、埋込金具104の両端とフランジ部103の両
端のフランジ面103a,103aとの間に両フランジ
面に開口する凹状のくぼみ108,108を形成する。
各くぼみ108の内径D1は埋込金具104の外径にほ
ぼ等しく設定するが、または図示のように埋込金具10
4の外径よりわずかに大きく設定するのが好ましい。尚
くぼみ108の断面形状は円形でもよく、また楕円形で
もよい。
の絶縁スペーサと同一の構成要素からなるが、本考案の
おいては、埋込金具104の長さlが、D≦l≦(L−
10)[単位:mm]に設定されている。ここでDは埋込
金具104に設けられている貫通ネジ孔106の内径で
あり、Lはフランジ部103の厚味である。ここで埋込
金具104の長さlを貫通ネジ孔105の内径D以上に
設定するのは、フランジ部103の両側に容器のフラン
ジ201及び301を接続した際にスタッドボルト10
6及びネジ孔105のネジ部を通して埋込金具104に
作用する力に耐えさせるためである。また埋込金具10
4の長さlを(L−10)[mm]以下に設定するのは、
該埋込金具104の両端をフランジ部103のフランジ
面103aより5mm以上内側に位置させるためである。
即ち本考案においては、埋込金具104の両端とフラン
ジ部103のフランジ面との間の距離l′を5mm以上に
設定し、埋込金具104の両端とフランジ部103の両
端のフランジ面103a,103aとの間に両フランジ
面に開口する凹状のくぼみ108,108を形成する。
各くぼみ108の内径D1は埋込金具104の外径にほ
ぼ等しく設定するが、または図示のように埋込金具10
4の外径よりわずかに大きく設定するのが好ましい。尚
くぼみ108の断面形状は円形でもよく、また楕円形で
もよい。
上記実施例の絶縁スペーサ1においては、容器のフラン
ジ201及び301の面圧を受けて拘束されるフランジ
部の両端フランジ面103a,103aの外周A部と、
埋込金具104の周辺B部との間の距離が長くなってい
るため、これらA部とB部との間の部分が自由に膨張収
縮することができる。したがって温度上昇により絶縁ス
ペーサのフランジ部が膨張したとき、及び温度の低下に
よりフランジ部が収縮したときに、A部とB部との間の
部分がクッションの役割を果し、A部に面圧が集中した
りするのを防止する。A部での面圧の集中及びB部での
応力集中を、クラックの発生のおそれをなくする程度に
抑制するためには、埋込金具104の両端とフランジ面
103aとの間の距離l′を5mm以上とればよいことが
実験により確認されている。
ジ201及び301の面圧を受けて拘束されるフランジ
部の両端フランジ面103a,103aの外周A部と、
埋込金具104の周辺B部との間の距離が長くなってい
るため、これらA部とB部との間の部分が自由に膨張収
縮することができる。したがって温度上昇により絶縁ス
ペーサのフランジ部が膨張したとき、及び温度の低下に
よりフランジ部が収縮したときに、A部とB部との間の
部分がクッションの役割を果し、A部に面圧が集中した
りするのを防止する。A部での面圧の集中及びB部での
応力集中を、クラックの発生のおそれをなくする程度に
抑制するためには、埋込金具104の両端とフランジ面
103aとの間の距離l′を5mm以上とればよいことが
実験により確認されている。
第5図(a)及び(b)によって説明したように、従来
の絶縁スペーサにおいては温度の変化によってフランジ
面103aと容器のフランジとの接触状態が変化し、フ
ランジ面103aの面圧分布が温度により変化するた
め、特定の部分に面圧が集中して強度が不安定になり易
い。これに対し、本考案のように構成すれば、フランジ
面103aの面圧分布の温度による変化がほとんどな
く、面圧の集中が起り難いため、強度が安定した絶縁ス
ペーサを得ることができる。
の絶縁スペーサにおいては温度の変化によってフランジ
面103aと容器のフランジとの接触状態が変化し、フ
ランジ面103aの面圧分布が温度により変化するた
め、特定の部分に面圧が集中して強度が不安定になり易
い。これに対し、本考案のように構成すれば、フランジ
面103aの面圧分布の温度による変化がほとんどな
く、面圧の集中が起り難いため、強度が安定した絶縁ス
ペーサを得ることができる。
本考案者は先に、第3図に示したように、埋込金具10
4の長さをフランジ部103の厚味と同一にしておき、
埋込金具104に設けるネジ孔105の長さlをD≦l
≦L/2に設定してネジ孔105の両端を埋込金具10
4の両端より内側に位置させた絶縁スペーサを提案し
た。この絶縁スペーサにおいては、ネジ孔105の長さ
を短くして埋込金具104をその一部分のみでスタッド
ボルト106に結合しているため、スタッドボルト及び
埋込金具側からスペーサ本体のフランジ部に作用する拘
束力が軽減されてフランジ部の外周側A部での面圧の集
中が抑制される上に、埋込金具の両端付近B部での応力
の集中が抑制される。したがって第4図に示した従来の
絶縁スペーサに比べて耐クラック性能を向上させること
ができる。しかしながらこの先に提案した絶縁スペーサ
においては、埋込金具104がフランジ部103の厚味
方向の全長に亘って設けられていたため、埋込金具10
4の両端付近で或程度樹脂が拘束されるのを避けられ
ず、埋込金具104の両端付近に応力の集中が生じるの
を避けられない。本考案によれば、このような応力の集
中を避けることができ、耐クラック性能をより一層向上
させることができる。
4の長さをフランジ部103の厚味と同一にしておき、
埋込金具104に設けるネジ孔105の長さlをD≦l
≦L/2に設定してネジ孔105の両端を埋込金具10
4の両端より内側に位置させた絶縁スペーサを提案し
た。この絶縁スペーサにおいては、ネジ孔105の長さ
を短くして埋込金具104をその一部分のみでスタッド
ボルト106に結合しているため、スタッドボルト及び
埋込金具側からスペーサ本体のフランジ部に作用する拘
束力が軽減されてフランジ部の外周側A部での面圧の集
中が抑制される上に、埋込金具の両端付近B部での応力
の集中が抑制される。したがって第4図に示した従来の
絶縁スペーサに比べて耐クラック性能を向上させること
ができる。しかしながらこの先に提案した絶縁スペーサ
においては、埋込金具104がフランジ部103の厚味
方向の全長に亘って設けられていたため、埋込金具10
4の両端付近で或程度樹脂が拘束されるのを避けられ
ず、埋込金具104の両端付近に応力の集中が生じるの
を避けられない。本考案によれば、このような応力の集
中を避けることができ、耐クラック性能をより一層向上
させることができる。
また第2図に示すように、埋込金具104の両端とフラ
ンジ面103a,103との間に形成されるくぼみ10
8,108の内径を埋込金具104の外径より小さく設
定することも考えられる。しかしながら、このように構
成した場合には、埋込金具104の両端付近Cで樹脂に
応力が集中し易いので、埋込金具の両端角部に丸味を付
ける等、埋込金具の形状に配慮が必要であり、使用し得
る埋め込み金具の形状が制限される。また埋め込み金具
の形状に配慮しても埋め込み金具の両端附近にある程度
の応力集中が生じるのは避けられないため、第1図のよ
うに、くぼみの内径を埋め込み金具の外径以上に設定し
た場合に比べて耐クラック性能が低下する。
ンジ面103a,103との間に形成されるくぼみ10
8,108の内径を埋込金具104の外径より小さく設
定することも考えられる。しかしながら、このように構
成した場合には、埋込金具104の両端付近Cで樹脂に
応力が集中し易いので、埋込金具の両端角部に丸味を付
ける等、埋込金具の形状に配慮が必要であり、使用し得
る埋め込み金具の形状が制限される。また埋め込み金具
の形状に配慮しても埋め込み金具の両端附近にある程度
の応力集中が生じるのは避けられないため、第1図のよ
うに、くぼみの内径を埋め込み金具の外径以上に設定し
た場合に比べて耐クラック性能が低下する。
[考案の効果] 以上のように、本考案によれば、埋込金具の両端をフラ
ンジ部の両端のフランジ面より5mm以上内側に位置さ
せ、かつ埋め込み金具の両端とフランジ面との間にくぼ
みを設けて該くぼみの内径を埋め込み金具の外径よりも
大きく設定したので、埋込金具の両端とフランジ面との
間に介在する樹脂部分を自由に膨張収縮させて、この樹
脂部分に十分になクッション効果をもたせることができ
る上に、フランジ面の外周側部分に面圧の集中が生じた
り、埋込金具の両端付近に過大な応力の集中が生じたり
するのを防いで耐クラック性を向上させ、信頼性を高め
ることができる。
ンジ部の両端のフランジ面より5mm以上内側に位置さ
せ、かつ埋め込み金具の両端とフランジ面との間にくぼ
みを設けて該くぼみの内径を埋め込み金具の外径よりも
大きく設定したので、埋込金具の両端とフランジ面との
間に介在する樹脂部分を自由に膨張収縮させて、この樹
脂部分に十分になクッション効果をもたせることができ
る上に、フランジ面の外周側部分に面圧の集中が生じた
り、埋込金具の両端付近に過大な応力の集中が生じたり
するのを防いで耐クラック性を向上させ、信頼性を高め
ることができる。
また埋込金具の長さは貫通ネジ孔の内径以上に設定した
ので、該埋込金具の貫通ネジ孔に螺合させたスタッドボ
ルトにより、フランジ部のいずれの側に容器のフランジ
を締結しても埋込金具を締付力に十分に耐えさせること
ができる。
ので、該埋込金具の貫通ネジ孔に螺合させたスタッドボ
ルトにより、フランジ部のいずれの側に容器のフランジ
を締結しても埋込金具を締付力に十分に耐えさせること
ができる。
更に埋込金具は従来より短いものを用いればよいので重
量の軽減とコストの低減とを図ることができる。
量の軽減とコストの低減とを図ることができる。
第1図は本考案の実施例の要部を示した断面図、第2図
は本考案に係わる絶縁スペーサと比較する参考例の要部
を示した断面図、第3図は既提案の絶縁スペーサの要部
を示した断面図、第4図は従来の絶縁スペーサの要部を
示した断面図、第5図(a)及び(b)はそれぞれ従来
の絶縁スペーサの高温時及び低温時の状態を説明する説
明図である。 1……絶縁スペーサ、100……スペーサ本体、101
……導体支持部、102……貫通導体、103……フラ
ンジ部、103a……フランジ面、104……埋込金
具、105……貫通ネジ孔、106……スタッドボル
ト、107……Oリング嵌合溝、108……くぼみ、
2,3……容器、201,301……容器のフランジ。
は本考案に係わる絶縁スペーサと比較する参考例の要部
を示した断面図、第3図は既提案の絶縁スペーサの要部
を示した断面図、第4図は従来の絶縁スペーサの要部を
示した断面図、第5図(a)及び(b)はそれぞれ従来
の絶縁スペーサの高温時及び低温時の状態を説明する説
明図である。 1……絶縁スペーサ、100……スペーサ本体、101
……導体支持部、102……貫通導体、103……フラ
ンジ部、103a……フランジ面、104……埋込金
具、105……貫通ネジ孔、106……スタッドボル
ト、107……Oリング嵌合溝、108……くぼみ、
2,3……容器、201,301……容器のフランジ。
Claims (1)
- 【請求項1】絶縁材料からなるスペーサ本体のフランジ
部に貫通ネジ孔を有する埋込金具が設けられ、前記埋込
金具の貫通ネジ孔に螺合されたスタッドボルトにより前
記フランジ部が容器のフランジに接続固定される絶縁ス
ペーサにおいて、 前記埋込金具の長さは前記貫通ネジ孔の内径以上でかつ
前記フランジ部の厚みより10mm以上短く設定され、前
記埋込金具はその両端を前記フランジ部の両端フランジ
面より5mm以上内側に位置させた状態で設けられ、 前記埋め込み金具の両端とフランジ部の両端のフランジ
面との間にそれぞれフランジ面側に開口したくぼみが形
成されていて、該くぼみの内径が埋め込み金具の外径以
上に設定されていることを特徴とする絶縁スペーサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986044564U JPH0628902Y2 (ja) | 1986-03-26 | 1986-03-26 | 絶縁スペ−サ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986044564U JPH0628902Y2 (ja) | 1986-03-26 | 1986-03-26 | 絶縁スペ−サ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62159115U JPS62159115U (ja) | 1987-10-09 |
| JPH0628902Y2 true JPH0628902Y2 (ja) | 1994-08-03 |
Family
ID=30862496
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986044564U Expired - Lifetime JPH0628902Y2 (ja) | 1986-03-26 | 1986-03-26 | 絶縁スペ−サ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0628902Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55166114U (ja) * | 1979-05-16 | 1980-11-29 |
-
1986
- 1986-03-26 JP JP1986044564U patent/JPH0628902Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62159115U (ja) | 1987-10-09 |
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