JPH0629260B2 - フェニルピリミジン化合物および液晶組成物 - Google Patents
フェニルピリミジン化合物および液晶組成物Info
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- JPH0629260B2 JPH0629260B2 JP63327282A JP32728288A JPH0629260B2 JP H0629260 B2 JPH0629260 B2 JP H0629260B2 JP 63327282 A JP63327282 A JP 63327282A JP 32728288 A JP32728288 A JP 32728288A JP H0629260 B2 JPH0629260 B2 JP H0629260B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は新規なフェニルピリミジン化合物および該フェ
ニルピリミジン化合物を含有する液晶組成物に関し、更
に詳しくは光学活性基を有するフェニルピリミジン化合
物およびこれを含有する液晶組成物に関する。
ニルピリミジン化合物を含有する液晶組成物に関し、更
に詳しくは光学活性基を有するフェニルピリミジン化合
物およびこれを含有する液晶組成物に関する。
[従来の技術] 従来、フェニルピリミジン化合物として、たとえば強誘
電性を示すフェニルピリミジン化合物である5−n−オ
クチルオキシ−2−〔4−(2−エトキシ−プロピルオ
キシ)フェニル〕ピリミジン〔第12回液晶討論会講演予
稿集(昭和61年10月発行)p.152〜153〕が知られてい
る。
電性を示すフェニルピリミジン化合物である5−n−オ
クチルオキシ−2−〔4−(2−エトキシ−プロピルオ
キシ)フェニル〕ピリミジン〔第12回液晶討論会講演予
稿集(昭和61年10月発行)p.152〜153〕が知られてい
る。
[発明の目的] 本発明者らは、前記従来の化合物よりも強誘電性を示す
温度範囲の広いフェニルピリミジン化合物、あるいは液
晶組成物の構成成分として有用なフェニルピリミジン化
合物、および該フェニルピリミジン化合物を含有する液
晶組成物について鋭意検討いた結果、本発明に到達し
た。
温度範囲の広いフェニルピリミジン化合物、あるいは液
晶組成物の構成成分として有用なフェニルピリミジン化
合物、および該フェニルピリミジン化合物を含有する液
晶組成物について鋭意検討いた結果、本発明に到達し
た。
[発明の目的を達成するための手段] すなわち、本発明は一般式 〔式中、Rはハロゲン原子またはアルコキシ基で置換さ
れていてもよい炭素数3〜18のアルキル基であり、Xは
−O−または単結合(直接結合)であり、ZはF(ふっ
素原子)で置換された1,4−フェニレン基であり、m
は2〜12の整数であり、R′はハロゲン原子またはアル
コキシ基で置換されていてもよい炭素数1〜12のアルキ
ル基であり、*印は光学活性であることを表す。〕で示
されるフェニルピリミジン化合物および一般式 〔式中、Rはハロゲン原子またはアルコキシ基で置換さ
れていてもよい炭素数3〜18のアルキル基であり、Xは
−O−または単結合(直接結合)であり、ZはF(ふっ
素原子)で置換された1,4−フェニレン基であり、
R′はハロゲン原子またはアルコキシ基で置換されてい
てもよい炭素数1〜12のアルキル基であり、*印は光学
活性であることを表す。〕で示されるフェニルピリミジ
ン化合物、一般式(1)で示されるフェニルピリミジン化
合物の少なくとも一種を配合成分として含有することを
特徴とする液晶組成物および一般式(2)で示されるフェ
ニルピリミジン化合物の少なくとも一種を配合成分とし
て含有することを特徴とする液晶組成物である。
れていてもよい炭素数3〜18のアルキル基であり、Xは
−O−または単結合(直接結合)であり、ZはF(ふっ
素原子)で置換された1,4−フェニレン基であり、m
は2〜12の整数であり、R′はハロゲン原子またはアル
コキシ基で置換されていてもよい炭素数1〜12のアルキ
ル基であり、*印は光学活性であることを表す。〕で示
されるフェニルピリミジン化合物および一般式 〔式中、Rはハロゲン原子またはアルコキシ基で置換さ
れていてもよい炭素数3〜18のアルキル基であり、Xは
−O−または単結合(直接結合)であり、ZはF(ふっ
素原子)で置換された1,4−フェニレン基であり、
R′はハロゲン原子またはアルコキシ基で置換されてい
てもよい炭素数1〜12のアルキル基であり、*印は光学
活性であることを表す。〕で示されるフェニルピリミジ
ン化合物、一般式(1)で示されるフェニルピリミジン化
合物の少なくとも一種を配合成分として含有することを
特徴とする液晶組成物および一般式(2)で示されるフェ
ニルピリミジン化合物の少なくとも一種を配合成分とし
て含有することを特徴とする液晶組成物である。
本願明細書において強誘電性を有するフェニルピリミジ
ン化合物とは、単独で強誘電性を示すカイラルスメクチ
ックC相、カイラルスメクチックI相、カイラルスメク
チックF相などの液晶状態を観察できるもののみでな
く、単独では強誘電性を示す液晶状態を観察できなくて
も、前者と類似の化学構造を有し、液晶組成物の構成成
分として有用な物質をも含むものとする。
ン化合物とは、単独で強誘電性を示すカイラルスメクチ
ックC相、カイラルスメクチックI相、カイラルスメク
チックF相などの液晶状態を観察できるもののみでな
く、単独では強誘電性を示す液晶状態を観察できなくて
も、前者と類似の化学構造を有し、液晶組成物の構成成
分として有用な物質をも含むものとする。
一般式(1)および(2)において、Rのハロゲン原子または
アルコキシ基で置換されていてもよい炭素数3〜18のア
ルキル基としては、直鎖アルキル基(プロピル基、ブチ
ル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル
基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、
トリデシル基、テトラデシル基、ペンタデシル基、ヘキ
サデシル基、オクタデシル基など)、分岐アルキル基
(1−メチルプロピル基、1−メチルブチル基、1−メ
チルヘキシル基、1−メチルヘプチル基、2−メチルブ
チル基、2−メチルペンチル基、2−メチルヘキシル
基、2−メチルヘプチル基、2−メチルオクチル基、3
−メチルペンチル基、4−メチルペンチル基、4−メチ
ルヘキシル基、5−メチルヘプチル基、6−メチルオク
チル基、7−メチルノニル基、8−メチルデシル基、9
−メチルデシル基など)、置換基を有するアルキル基
〔たとえばCl(塩素原子)で置換されたアルキル基(2
−クロロプロピル基、2−クロロブチル基、2−クロロ
ペンチル基、2−クロロヘキシル基、2−クロロヘプチ
ル基、2−クロロオクチル基、1−クロロ−2−メチル
プロピル基、1−クロロ−2−メチルブチル基、1−ク
ロロ−3−メチルブチル基など)、F(ふっ素原子)で
置換されたアルキル基(2−フルオロプロピル基、2−
フルオロブチル基、2−フルオロペンチル基、2−フル
オロヘキシル基、2−フルオロヘプチル基、2−フルオ
ロオクチル基、1−フロオロ−2−メチルプロピル基、
1−フルオロ−2−メチルブチル基、1−フルオロ−3
−メチルブチル基など)、アルキルオキシ基で置換され
たアルキル基(2−メトキシプロピル基、2−エトキシ
プロピル基、2−プロピルオキシプロピル基、3−メト
キシブチル基、3−エトキシブチル基、3−プロピルオ
キシブチル基、4−メトキシペンチル基、4−エトキシ
ペンチル基、4−プロピルオキシペンチル基、3−メト
キシプロピル基、3−エトキシプロピル基、3−プロピ
ルオキシプロピル基、3−ヘキシルオキシプロピル基、
4−メチルオキシブチル基、4−プロピルオキシブチル
基、4−ヘキシルオキシブチル基など)など〕、光学活
性なアルキル基(光学活性2−メチルブチル基、光学活
性2−メチルペンチル基、光学活性2−メチルヘキシル
基、光学活性2−メチルヘプチル基、光学活性2−メチ
ルオクチル基、光学活性3−メチルペンチル基、光学活
性4−メチルヘキシル基、光学活性5−メチルヘプチル
基、光学活性6−メチルオクチル基、光学活性1−メチ
ルプロピル基、光学活性1−メチルブチル基、光学活性
1−メチルヘプチル基、光学活性1−メチルオクチル基
など)および置換基を有する光学活性なアルキル基〔た
とえば、Cl(塩素原子)で置換された光学活性なアルキ
ル基(光学活性2−クロロプロピル基、光学活性2−ク
ロロブチル基、光学活性2−クロロペンチル基、光学活
性2−クロロヘキシル基、光学活性2−クロロヘプチル
基、光学活性2−クロロオクチル基、光学活性1−クロ
ロ−2−メチルプロピル基、光学活性1−クロロ−2−
メチルブチル基、光学活性1−クロロ−3−メチルブチ
ル基など)、F(ふっ素原子)で置換された光学活性な
アルキル基(光学活性2−フルオロプロピル基、光学活
性2−フルオロブチル基、光学活性2−フルオロペンチ
ル基、光学活性2−フロオロヘキシル基、光学活性2−
フルオロヘプチル基、光学活性2−フルオロオクチル
基、光学活性1−フルオロ−2−メチルプロピル基、光
学活性1−フルオロ−2−メチルブチル基、光学活性1
−フルオロ−3−メチルブチル基など)およびアルキル
オキシ基で置換された光学活性なアルキル基(光学活性
2−メトキシプロピル基、光学活性2−エトキシプロピ
ル基、光学活性2−プロピルオキシプロピル基、光学活
性3−メトキシブチル基、光学活性3−エトキシブチル
基、光学活性3−プロピルオキシブチル基、光学活性4
−メトキシペンチル基、光学活性4−エトキシペンチル
基、光学活性4−プロピルオキシペンチル基、光学活性
4−(2−メチルブチルオキシ)ブチル基など)など〕
が挙げられる。これらのうち、好ましくは炭素数6〜18
の直鎖アルキル基である。
アルコキシ基で置換されていてもよい炭素数3〜18のア
ルキル基としては、直鎖アルキル基(プロピル基、ブチ
ル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル
基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、
トリデシル基、テトラデシル基、ペンタデシル基、ヘキ
サデシル基、オクタデシル基など)、分岐アルキル基
(1−メチルプロピル基、1−メチルブチル基、1−メ
チルヘキシル基、1−メチルヘプチル基、2−メチルブ
チル基、2−メチルペンチル基、2−メチルヘキシル
基、2−メチルヘプチル基、2−メチルオクチル基、3
−メチルペンチル基、4−メチルペンチル基、4−メチ
ルヘキシル基、5−メチルヘプチル基、6−メチルオク
チル基、7−メチルノニル基、8−メチルデシル基、9
−メチルデシル基など)、置換基を有するアルキル基
〔たとえばCl(塩素原子)で置換されたアルキル基(2
−クロロプロピル基、2−クロロブチル基、2−クロロ
ペンチル基、2−クロロヘキシル基、2−クロロヘプチ
ル基、2−クロロオクチル基、1−クロロ−2−メチル
プロピル基、1−クロロ−2−メチルブチル基、1−ク
ロロ−3−メチルブチル基など)、F(ふっ素原子)で
置換されたアルキル基(2−フルオロプロピル基、2−
フルオロブチル基、2−フルオロペンチル基、2−フル
オロヘキシル基、2−フルオロヘプチル基、2−フルオ
ロオクチル基、1−フロオロ−2−メチルプロピル基、
1−フルオロ−2−メチルブチル基、1−フルオロ−3
−メチルブチル基など)、アルキルオキシ基で置換され
たアルキル基(2−メトキシプロピル基、2−エトキシ
プロピル基、2−プロピルオキシプロピル基、3−メト
キシブチル基、3−エトキシブチル基、3−プロピルオ
キシブチル基、4−メトキシペンチル基、4−エトキシ
ペンチル基、4−プロピルオキシペンチル基、3−メト
キシプロピル基、3−エトキシプロピル基、3−プロピ
ルオキシプロピル基、3−ヘキシルオキシプロピル基、
4−メチルオキシブチル基、4−プロピルオキシブチル
基、4−ヘキシルオキシブチル基など)など〕、光学活
性なアルキル基(光学活性2−メチルブチル基、光学活
性2−メチルペンチル基、光学活性2−メチルヘキシル
基、光学活性2−メチルヘプチル基、光学活性2−メチ
ルオクチル基、光学活性3−メチルペンチル基、光学活
性4−メチルヘキシル基、光学活性5−メチルヘプチル
基、光学活性6−メチルオクチル基、光学活性1−メチ
ルプロピル基、光学活性1−メチルブチル基、光学活性
1−メチルヘプチル基、光学活性1−メチルオクチル基
など)および置換基を有する光学活性なアルキル基〔た
とえば、Cl(塩素原子)で置換された光学活性なアルキ
ル基(光学活性2−クロロプロピル基、光学活性2−ク
ロロブチル基、光学活性2−クロロペンチル基、光学活
性2−クロロヘキシル基、光学活性2−クロロヘプチル
基、光学活性2−クロロオクチル基、光学活性1−クロ
ロ−2−メチルプロピル基、光学活性1−クロロ−2−
メチルブチル基、光学活性1−クロロ−3−メチルブチ
ル基など)、F(ふっ素原子)で置換された光学活性な
アルキル基(光学活性2−フルオロプロピル基、光学活
性2−フルオロブチル基、光学活性2−フルオロペンチ
ル基、光学活性2−フロオロヘキシル基、光学活性2−
フルオロヘプチル基、光学活性2−フルオロオクチル
基、光学活性1−フルオロ−2−メチルプロピル基、光
学活性1−フルオロ−2−メチルブチル基、光学活性1
−フルオロ−3−メチルブチル基など)およびアルキル
オキシ基で置換された光学活性なアルキル基(光学活性
2−メトキシプロピル基、光学活性2−エトキシプロピ
ル基、光学活性2−プロピルオキシプロピル基、光学活
性3−メトキシブチル基、光学活性3−エトキシブチル
基、光学活性3−プロピルオキシブチル基、光学活性4
−メトキシペンチル基、光学活性4−エトキシペンチル
基、光学活性4−プロピルオキシペンチル基、光学活性
4−(2−メチルブチルオキシ)ブチル基など)など〕
が挙げられる。これらのうち、好ましくは炭素数6〜18
の直鎖アルキル基である。
ZのF(ふっ素原子)で置換された1,4−フェニレン
基としては、たとえば、 などが挙げられる。
基としては、たとえば、 などが挙げられる。
R′のハロゲン原子またはアルコキシ基で置換されてい
てもよい炭素数1〜12のアルキル基としては、直鎖アル
キル基(メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、
ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノ
ニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基など)、
分岐アルキル基(イソプロピル基、1−メチルプロピル
基、1−メチルブチル基、1−メチルヘキシル基、1−
メチルヘプチル基、2−メチルブチル基、2−メチルペ
ンチル基、2−メチルヘキシル基、2−メチルヘプチル
基、2−メチルオクチル基、3−メチルペンチル基、4
−メチルペンチル基、4−メチルヘキシル基、5−メチ
ルヘプチル基、6−メチルオクチル基、7−メチルノニ
ル基、8−メチルデシル基、9−メチルデシル基な
ど)、置換基を有するアルキル基〔たとえばCl(塩素原
子)で置換されたアルキル基(2−クロロプロピル基、
2−クロロブチル基、2−クロロペンチル基、2−クロ
ロヘキシル基、2−クロロヘプチル基、2−クロロオク
チル基、1−クロロ−2−メチルプロピル基、1−クロ
ロ−2−メチルブチル基、1−クロロ−3−メチルブチ
ル基など)、F(ふっ素原子)で置換されたアルキル基
(2−フルオロプロピル基、2−フルオロブチル基、2
−フルオロペンチル基、2−フルオロヘキシル基、2−
フルオロヘプチル基、2−フルオロオクチル基、1−フ
ルオロ−2−メチルプロピル基、1−フルオロ−2−メ
チルブチル基、1−フルオロ−3−メチルブチル基な
ど)、アルキルオキシ基で置換されたアルキル基(2−
メトキシプロピル基、2−エトキシプロピル基、2−プ
ロピルオキシプロピル基、3−メトキシブチル基、3−
エトキシブチル基、3−プロピルオキシブチル基、4−
メトキシペンチル基、4−エトキシペンチル基、4−プ
ロピルオキシペンチル基、3−メトキシプロピル基、3
−エトキシプロピル基、3−プロピルオキシプロピル
基、3−ヘキシルオキシプロピル基、4−メチルオキシ
ブチル基、4−プロピルオキシブチル基、4−ヘキシル
オキシブチル基など)など〕、光学活性なアルキル基
(光学活性2−メチルブチル基、光学活性2−メチルペ
ンチル基、光学活性2−メチルヘキシル基、光学活性2
−メチルヘプチル基、光学活性2−メチルオクチル基、
光学活性3−メチルペンチル基、光学活性4−メチルヘ
キシル基、光学活性5−メチルヘプチル基、光学活性6
−メチルオクチル基、光学活性1−メチルプロピル基、
光学活性1−メチルブチル基、光学活性1−メチルヘプ
チル基、光学活性1−メチルオクチル基など)および置
換基を有する光学活性なアルキル基〔たとえば、Cl(塩
素原子)で置換された光学活性なアルキル基(光学活性
2−クロロプロピル基、光学活性2−クロロブチル基、
光学活性2−クロロペンチル基、光学活性2−クロロヘ
キシル基、光学活性2−クロロヘプチル基、光学活性2
−クロロオクチル基、光学活性1−クロロ−2−メチル
プロピル基、光学活性1−クロロ−2−メチルブチル
基、光学活性1−クロロ−3−メチルブチル基など)、
F(ふっ素原子)で置換された光学活性なアルキル基
(光学活性2−フルオロプロピル基、光学活性2−フル
オロブチル基、光学活性2−フルオロペンチル基、光学
活性2−フルオロヘキシル基、光学活性2−フルオロヘ
プチル基、光学活性2−フルオロオクチル基、光学活性
1−フルオロ−2−メチルプロピル基、光学活性1−フ
ルオロ−2−メチルブチル基、光学活性1−フルオロ−
3−メチルブチル基など)およびアルキルオキシ基で置
換された光学活性なアルキル基(光学活性2−メトキシ
プロピル基、光学活性2−エトキシプロピル基、光学活
性2−プロピルオキシプロピル基、光学活性3−メトキ
シブチル基、光学活性3−エトキシブチル基、光学活性
3−プロピルオキシブチル基、光学活性4−メトキシペ
ンチル基、光学活性4−エトキシペンチル基、光学活性
4−プロピルオキシペンチル基、光学活性4−(2−メ
チルブチルオキシ)ブチル基など)など〕が挙げられ
る。これらのうち、好ましくは炭素数1〜9のアルキル
基である。
てもよい炭素数1〜12のアルキル基としては、直鎖アル
キル基(メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、
ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノ
ニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基など)、
分岐アルキル基(イソプロピル基、1−メチルプロピル
基、1−メチルブチル基、1−メチルヘキシル基、1−
メチルヘプチル基、2−メチルブチル基、2−メチルペ
ンチル基、2−メチルヘキシル基、2−メチルヘプチル
基、2−メチルオクチル基、3−メチルペンチル基、4
−メチルペンチル基、4−メチルヘキシル基、5−メチ
ルヘプチル基、6−メチルオクチル基、7−メチルノニ
ル基、8−メチルデシル基、9−メチルデシル基な
ど)、置換基を有するアルキル基〔たとえばCl(塩素原
子)で置換されたアルキル基(2−クロロプロピル基、
2−クロロブチル基、2−クロロペンチル基、2−クロ
ロヘキシル基、2−クロロヘプチル基、2−クロロオク
チル基、1−クロロ−2−メチルプロピル基、1−クロ
ロ−2−メチルブチル基、1−クロロ−3−メチルブチ
ル基など)、F(ふっ素原子)で置換されたアルキル基
(2−フルオロプロピル基、2−フルオロブチル基、2
−フルオロペンチル基、2−フルオロヘキシル基、2−
フルオロヘプチル基、2−フルオロオクチル基、1−フ
ルオロ−2−メチルプロピル基、1−フルオロ−2−メ
チルブチル基、1−フルオロ−3−メチルブチル基な
ど)、アルキルオキシ基で置換されたアルキル基(2−
メトキシプロピル基、2−エトキシプロピル基、2−プ
ロピルオキシプロピル基、3−メトキシブチル基、3−
エトキシブチル基、3−プロピルオキシブチル基、4−
メトキシペンチル基、4−エトキシペンチル基、4−プ
ロピルオキシペンチル基、3−メトキシプロピル基、3
−エトキシプロピル基、3−プロピルオキシプロピル
基、3−ヘキシルオキシプロピル基、4−メチルオキシ
ブチル基、4−プロピルオキシブチル基、4−ヘキシル
オキシブチル基など)など〕、光学活性なアルキル基
(光学活性2−メチルブチル基、光学活性2−メチルペ
ンチル基、光学活性2−メチルヘキシル基、光学活性2
−メチルヘプチル基、光学活性2−メチルオクチル基、
光学活性3−メチルペンチル基、光学活性4−メチルヘ
キシル基、光学活性5−メチルヘプチル基、光学活性6
−メチルオクチル基、光学活性1−メチルプロピル基、
光学活性1−メチルブチル基、光学活性1−メチルヘプ
チル基、光学活性1−メチルオクチル基など)および置
換基を有する光学活性なアルキル基〔たとえば、Cl(塩
素原子)で置換された光学活性なアルキル基(光学活性
2−クロロプロピル基、光学活性2−クロロブチル基、
光学活性2−クロロペンチル基、光学活性2−クロロヘ
キシル基、光学活性2−クロロヘプチル基、光学活性2
−クロロオクチル基、光学活性1−クロロ−2−メチル
プロピル基、光学活性1−クロロ−2−メチルブチル
基、光学活性1−クロロ−3−メチルブチル基など)、
F(ふっ素原子)で置換された光学活性なアルキル基
(光学活性2−フルオロプロピル基、光学活性2−フル
オロブチル基、光学活性2−フルオロペンチル基、光学
活性2−フルオロヘキシル基、光学活性2−フルオロヘ
プチル基、光学活性2−フルオロオクチル基、光学活性
1−フルオロ−2−メチルプロピル基、光学活性1−フ
ルオロ−2−メチルブチル基、光学活性1−フルオロ−
3−メチルブチル基など)およびアルキルオキシ基で置
換された光学活性なアルキル基(光学活性2−メトキシ
プロピル基、光学活性2−エトキシプロピル基、光学活
性2−プロピルオキシプロピル基、光学活性3−メトキ
シブチル基、光学活性3−エトキシブチル基、光学活性
3−プロピルオキシブチル基、光学活性4−メトキシペ
ンチル基、光学活性4−エトキシペンチル基、光学活性
4−プロピルオキシペンチル基、光学活性4−(2−メ
チルブチルオキシ)ブチル基など)など〕が挙げられ
る。これらのうち、好ましくは炭素数1〜9のアルキル
基である。
一般式(1)においてmは好ましくは2〜4の整数であ
る。mが0では強誘電性を示す温度範囲が狭く、4を越
えると原料光学活性アルコールが入手しにくい。
る。mが0では強誘電性を示す温度範囲が狭く、4を越
えると原料光学活性アルコールが入手しにくい。
一般式(1)で示されるフェニルピリミジン化合物の具体
例としては、表−1に示すような基および数を有する化
合物が挙げられる。また一般式(2)で示されるフェニル
ピリミジン化合物の具体例としては、表−2に示すよう
な基を有する化合物が挙げられる。
例としては、表−1に示すような基および数を有する化
合物が挙げられる。また一般式(2)で示されるフェニル
ピリミジン化合物の具体例としては、表−2に示すよう
な基を有する化合物が挙げられる。
一般式(1)で示される化合物は単独で使用してもよい
が、他の一般式(1)で示される化合物および/または他
の成分との二種以上の混合物として使用するのが好まし
い。また一般式(2)で示される化合物は単独で使用して
もよいが、他の一般式(2)で示される化合物および/ま
たは他の成分との二種以上の混合物として使用するのが
好ましい。
が、他の一般式(1)で示される化合物および/または他
の成分との二種以上の混合物として使用するのが好まし
い。また一般式(2)で示される化合物は単独で使用して
もよいが、他の一般式(2)で示される化合物および/ま
たは他の成分との二種以上の混合物として使用するのが
好ましい。
一般式(1)の化合物は、たとえば次の工程を経て合成で
きる。〔下記式中、R、X、Z、mおよびR′は一般式
(1)の場合と同一である。〕 〔式中、Tsはp−トルエンスルホニル基を示す。また
Ts−O−基の代わりに、他の脱離基たとえば、メチル
オキシ基、Bγ(臭素原子)などを用いることができ
る。〕 すなわち、一般式(3)で示される化合物と一般式(4)で示
される化合物を、エタノール、ジメチルホルムアミド、
ジメチルスルホキシド、トルエン、キシレン、ジオキサ
ンなどの溶媒中、たとえばアルカリ金属水酸化物(水酸
化ナトリウム、水酸化カリウムなど)、アルカリ金属
(ナトリウム、カリウムなど)またはアルカリ金属水素
化物(水素化ナトリウムなど)を用いて縮合させること
により目的化合物である一般式(1)の化合物を得る。
きる。〔下記式中、R、X、Z、mおよびR′は一般式
(1)の場合と同一である。〕 〔式中、Tsはp−トルエンスルホニル基を示す。また
Ts−O−基の代わりに、他の脱離基たとえば、メチル
オキシ基、Bγ(臭素原子)などを用いることができ
る。〕 すなわち、一般式(3)で示される化合物と一般式(4)で示
される化合物を、エタノール、ジメチルホルムアミド、
ジメチルスルホキシド、トルエン、キシレン、ジオキサ
ンなどの溶媒中、たとえばアルカリ金属水酸化物(水酸
化ナトリウム、水酸化カリウムなど)、アルカリ金属
(ナトリウム、カリウムなど)またはアルカリ金属水素
化物(水素化ナトリウムなど)を用いて縮合させること
により目的化合物である一般式(1)の化合物を得る。
また上記合成の原料である一般式(4)の化合物は、特願
昭62-141919号明細書記載の方法により合成される光学
活性アルコールと塩化p−トルエンスルホン酸との反応
により容易に得ることができる。
昭62-141919号明細書記載の方法により合成される光学
活性アルコールと塩化p−トルエンスルホン酸との反応
により容易に得ることができる。
一般式(2)の化合物は、たとえば次の工程を経て合成で
きる。〔下記式中、R、X、ZおよびR′は一般式(2)
の場合と同一である。〕 〔式中、Tsはp−トルエンスルホニル基を示す。また
Ts−O−基の代わりに、他の脱離基たとえば、メチル
オキシ基、Bγ(臭素原子)などを用いることができ
る。〕 すなわち、一般式(3)で示される化合物と一般式(5)で示
される化合物を、エタノール、ジメチルホルムアミド、
ジメチルスルホキシド、トルエン、キシレン、ジオキサ
ンなどの溶媒中、たとえばアルカリ金属水酸化物(水酸
化ナトリウム、水酸化カリウムなど)、アルカリ金属
(ナトリウム、カリウムなど)またはアルカリ金属水素
化物(水素化ナトリウムなど)を用いて縮合させること
により目的化合物である一般式(1)の化合物を得る。ま
た上記合成の原料である一般式(5)の化合物は、特願昭6
2-141920号明細書記載の方法により合成される光学活性
アルコールと塩化p−トルエンスルホン酸との反応によ
り容易に得ることができる。
きる。〔下記式中、R、X、ZおよびR′は一般式(2)
の場合と同一である。〕 〔式中、Tsはp−トルエンスルホニル基を示す。また
Ts−O−基の代わりに、他の脱離基たとえば、メチル
オキシ基、Bγ(臭素原子)などを用いることができ
る。〕 すなわち、一般式(3)で示される化合物と一般式(5)で示
される化合物を、エタノール、ジメチルホルムアミド、
ジメチルスルホキシド、トルエン、キシレン、ジオキサ
ンなどの溶媒中、たとえばアルカリ金属水酸化物(水酸
化ナトリウム、水酸化カリウムなど)、アルカリ金属
(ナトリウム、カリウムなど)またはアルカリ金属水素
化物(水素化ナトリウムなど)を用いて縮合させること
により目的化合物である一般式(1)の化合物を得る。ま
た上記合成の原料である一般式(5)の化合物は、特願昭6
2-141920号明細書記載の方法により合成される光学活性
アルコールと塩化p−トルエンスルホン酸との反応によ
り容易に得ることができる。
本発明の液晶組成物は、一般式(1)または(2)で示される
化合物の少なくとも一種を配合成分として含有する。液
晶組成物には、本発明の一般式(1)または(2)の化合物以
外のカイラルスメクチック液晶、たとえば特開昭62-135
449号公報記載の一般式(1)の化合物、特開昭62-228043
号公報記載の一般式(1)の化合物、4−n−アルキルオ
キシ−4′−ビフェニルカルボン酸−p′−(2−メチ
ルブトキシカルボニル)フェニルエステル、4−n−ア
ルキルオキシ−4′−ビフェニルカルボン酸−2−メチ
ルブチルエステル、p−アルキルオキシベンジリデン−
p′−アミノ−2−クロロ−プロピルシンナメート、p
−アルキルオキシベンジリデン−p′−アミノ−2−メ
チルブチルシンナメートなどの強誘電性液晶および/ま
たは4−(p−アルキルオキシビフェニル−p′−オキ
シカルボニル)−4′−(2−メチルブチルオキシカル
ボニル)−シクロヘキサン、p−n−アルキルオキシベ
ンジリデン−p′−(2−メチルブチルオキシカルボニ
ル)アニリンなどの通常のカイラルスメクチック液晶を
含有していてもよい。また2色性色素、たとえばアント
ラキノン系色素、アゾ系色素などを含んでいてもよい。
化合物の少なくとも一種を配合成分として含有する。液
晶組成物には、本発明の一般式(1)または(2)の化合物以
外のカイラルスメクチック液晶、たとえば特開昭62-135
449号公報記載の一般式(1)の化合物、特開昭62-228043
号公報記載の一般式(1)の化合物、4−n−アルキルオ
キシ−4′−ビフェニルカルボン酸−p′−(2−メチ
ルブトキシカルボニル)フェニルエステル、4−n−ア
ルキルオキシ−4′−ビフェニルカルボン酸−2−メチ
ルブチルエステル、p−アルキルオキシベンジリデン−
p′−アミノ−2−クロロ−プロピルシンナメート、p
−アルキルオキシベンジリデン−p′−アミノ−2−メ
チルブチルシンナメートなどの強誘電性液晶および/ま
たは4−(p−アルキルオキシビフェニル−p′−オキ
シカルボニル)−4′−(2−メチルブチルオキシカル
ボニル)−シクロヘキサン、p−n−アルキルオキシベ
ンジリデン−p′−(2−メチルブチルオキシカルボニ
ル)アニリンなどの通常のカイラルスメクチック液晶を
含有していてもよい。また2色性色素、たとえばアント
ラキノン系色素、アゾ系色素などを含んでいてもよい。
液晶組成物の配合例を示せば下記の通りである。
(I)一般式(1)または(2)の化合物:1〜100重量%
(好ましくは1〜80重量%) (II)他のカイラルスメクチック液晶:0〜99重量%
(好ましくは5〜95重量%) (III)2色性色素:0〜5重量% 本発明の液晶組成物はカイラルスメクチック相(以下、
S*相と略記する)を呈するものであり、S*相を示す
温度範囲の上限(すなわちS*相からスメクチックA相
またはカイラルネマチック相または等方性液体相に変わ
る温度)は通常30〜80℃、また、その下限(すなわちS
*相から固体または高次のスメクチック相に変わる温
度)は通常−10〜40℃であり、この範囲において強誘電
性を示す。強誘電性を示す液晶は、電圧印加により光ス
イッチング現象を起こし、これを利用して応答の速い表
示素子を作製できる〔例えば特開昭56-107216号公報、
特開昭59-118744号公報、エヌ エー クラーク(N.
A.Clark)、エス ティー ラガウォール(S.
T.Lagerwall);アプライド フィジックス
レター(Applied Physics Lett
er)36,899(1980)など〕。
(好ましくは1〜80重量%) (II)他のカイラルスメクチック液晶:0〜99重量%
(好ましくは5〜95重量%) (III)2色性色素:0〜5重量% 本発明の液晶組成物はカイラルスメクチック相(以下、
S*相と略記する)を呈するものであり、S*相を示す
温度範囲の上限(すなわちS*相からスメクチックA相
またはカイラルネマチック相または等方性液体相に変わ
る温度)は通常30〜80℃、また、その下限(すなわちS
*相から固体または高次のスメクチック相に変わる温
度)は通常−10〜40℃であり、この範囲において強誘電
性を示す。強誘電性を示す液晶は、電圧印加により光ス
イッチング現象を起こし、これを利用して応答の速い表
示素子を作製できる〔例えば特開昭56-107216号公報、
特開昭59-118744号公報、エヌ エー クラーク(N.
A.Clark)、エス ティー ラガウォール(S.
T.Lagerwall);アプライド フィジックス
レター(Applied Physics Lett
er)36,899(1980)など〕。
本発明の液晶組成物は、セル間隔0.5〜10μm、好まし
くは0.5〜3μmの液晶セルに真空封入し、両側偏光子
を設置することにより光スイッチング素子(表示素子)
として使用できる。
くは0.5〜3μmの液晶セルに真空封入し、両側偏光子
を設置することにより光スイッチング素子(表示素子)
として使用できる。
上記液晶セルは透明電極を設け、表面を配向処理した2
枚のガラス基板をスペーサーを挟んで貼り合わせること
によって作製することができる。上記スペーサーとして
は、アルミナビーズ、ガラスファイバー、ポリイミドフ
ィルムなどが挙げられる。配向処理方法としては、通常
の配向処理、たとえばポリイミド膜、ラビング処理、Si
O斜め蒸着などが適用できる。
枚のガラス基板をスペーサーを挟んで貼り合わせること
によって作製することができる。上記スペーサーとして
は、アルミナビーズ、ガラスファイバー、ポリイミドフ
ィルムなどが挙げられる。配向処理方法としては、通常
の配向処理、たとえばポリイミド膜、ラビング処理、Si
O斜め蒸着などが適用できる。
[実施例] 以下、本発明を実施例により更に説明するが、本発明は
これに限定されない。
これに限定されない。
以下の実施例において、%は重量%を示す。
なお、以下の説明における、相転移温度は測定方法や純
度により若干の変動を伴うものである。
度により若干の変動を伴うものである。
参考例1 光学活性5−n−オクチルオキシ−2−〔4
−(4−エトキシ−ペントキシ)フェニル〕ピリミジン
の製造 エタノール8mlに、KOH0.33gおよび既知物質である5
−n−オクチルオキシ−2−(4−ヒドロキシフェニ
ル)ピリミジン1.40gを加え均一溶解後、光学活性p−
トルエンスルホン酸−4−エトキシ−ペンチルエステル
1.33gを加え還流下5時間反応した、エタノールを減圧
留去後、トルエン抽出し、水洗、希KOH水溶液、水によ
る洗浄後、トルエンを減圧留去して目的物(粗製物)を
得た。ヘキサン可溶部をシリカゲルカラムで処理した
後、エタノールで2回、再結晶して本発明のフェニルピ
リミジン化合物である光学活性5−n−オクチルオキシ
−2−〔4−(4−エトキシ−ペントキシ)フェニル〕
ピリミジン1.02gを得た。
−(4−エトキシ−ペントキシ)フェニル〕ピリミジン
の製造 エタノール8mlに、KOH0.33gおよび既知物質である5
−n−オクチルオキシ−2−(4−ヒドロキシフェニ
ル)ピリミジン1.40gを加え均一溶解後、光学活性p−
トルエンスルホン酸−4−エトキシ−ペンチルエステル
1.33gを加え還流下5時間反応した、エタノールを減圧
留去後、トルエン抽出し、水洗、希KOH水溶液、水によ
る洗浄後、トルエンを減圧留去して目的物(粗製物)を
得た。ヘキサン可溶部をシリカゲルカラムで処理した
後、エタノールで2回、再結晶して本発明のフェニルピ
リミジン化合物である光学活性5−n−オクチルオキシ
−2−〔4−(4−エトキシ−ペントキシ)フェニル〕
ピリミジン1.02gを得た。
化合物の構造は、NMR(核磁気共鳴分析)、MS(質
量分析)およびIR(赤外吸収スペクトル分析)により
確認した。上記化合物のIRスペクトルおよびH−NM
Rスペクトルをそれぞれ第1図および第2図に示す。
量分析)およびIR(赤外吸収スペクトル分析)により
確認した。上記化合物のIRスペクトルおよびH−NM
Rスペクトルをそれぞれ第1図および第2図に示す。
実施例1 光学活性5−n−オクチルオキシ−2−〔4
−(4−エトキシ−ペントキシ)−3−フルオロフェニ
ル〕ピリミジン(表−1、No.2の化合物)の製造 エタノール14mlに、KOH0.46gおよび既知物質である5
−n−オクチルオキシ−2−(4−ヒドロキシ−3−フ
ルオロフェニル)ピリミジン2.21gを加え均一溶解後、
光学活性1−ブロモ−4−エトキシペンタン1.35gを加
え室温で5時間攪拌した。エタノールを減圧留去後、エ
ーテル抽出し、水洗、希HCL水溶液、水による洗浄後、
エーテルを留去して目的物(粗製物)を得た。ヘキサン
可溶部をシリカゲルカラムで処理した後、エタノールで
2回、再結晶して本発明のフェニルピリミジン化合物で
ある光学活性5−n−オクチルオキシ−2−〔4−(4
−エトキシ−ペントキシ)−3−フルオロフェニル〕ピ
リミジン1.30gを得た。
−(4−エトキシ−ペントキシ)−3−フルオロフェニ
ル〕ピリミジン(表−1、No.2の化合物)の製造 エタノール14mlに、KOH0.46gおよび既知物質である5
−n−オクチルオキシ−2−(4−ヒドロキシ−3−フ
ルオロフェニル)ピリミジン2.21gを加え均一溶解後、
光学活性1−ブロモ−4−エトキシペンタン1.35gを加
え室温で5時間攪拌した。エタノールを減圧留去後、エ
ーテル抽出し、水洗、希HCL水溶液、水による洗浄後、
エーテルを留去して目的物(粗製物)を得た。ヘキサン
可溶部をシリカゲルカラムで処理した後、エタノールで
2回、再結晶して本発明のフェニルピリミジン化合物で
ある光学活性5−n−オクチルオキシ−2−〔4−(4
−エトキシ−ペントキシ)−3−フルオロフェニル〕ピ
リミジン1.30gを得た。
本化合物のIR、H−NMR及び19F−NMRスペクト
ルをそれぞれ第1図、第2図および第3図に示す。
ルをそれぞれ第1図、第2図および第3図に示す。
実施例2 光学活性5−n−ノニルオキシ−2−〔4−
(4−エトキシ−ペントキシ)−3−フルオロフェニ
ル〕ピリミジン(表−1、No.3の化合物)の製造 エタノール14mlに、KOH0.44gおよび既知物質である5
−n−オクチルオキシ−2−(4−ヒドロキシ−3−フ
ルオロフェニル)ピリミジン2.23gを加え均一溶解後、
光学活性1−ブロモ−4−エトキシペンタン1.31gを加
え室温で5時間攪拌した。実施例8と同様の後処理およ
び精製を行い、本発明のフェニルピリミジン化合物であ
る光学活性5−n−ノニルオキシ−2−〔4−(4−エ
トキシ−ペントキシ)−3−フルオロフェニル〕ピリミ
ジン1.25gを得た。
(4−エトキシ−ペントキシ)−3−フルオロフェニ
ル〕ピリミジン(表−1、No.3の化合物)の製造 エタノール14mlに、KOH0.44gおよび既知物質である5
−n−オクチルオキシ−2−(4−ヒドロキシ−3−フ
ルオロフェニル)ピリミジン2.23gを加え均一溶解後、
光学活性1−ブロモ−4−エトキシペンタン1.31gを加
え室温で5時間攪拌した。実施例8と同様の後処理およ
び精製を行い、本発明のフェニルピリミジン化合物であ
る光学活性5−n−ノニルオキシ−2−〔4−(4−エ
トキシ−ペントキシ)−3−フルオロフェニル〕ピリミ
ジン1.25gを得た。
本化合物のIR、H−NMR及び19F−NMRスペクト
ルをそれぞれ第4図、第5図および第6図に示す。
ルをそれぞれ第4図、第5図および第6図に示す。
参考例2 光学活性5−n−オクチルオキシ−2−〔4
−(3−エトキシ−ブチルオキシ)フェニル〕ピリミジ
ンの製造 エタノール10mlに、KOH0.37gおよび既知物質である5
−n−オクチルオキシ−2−(4−ヒドロキシフェニ
ル)ピリミジン1.61gを加え均一溶解後、光学活性p−
トルエンスルホン酸−3−エトキシ−ブチルエステル1.
46gを加え還流下5時間反応した。実施例1と同様の後
処理および精製を行い、本発明のフェニルピリミジン化
合物である光学活性5−n−オクチルオキシ−2−〔4
−(3−エトキシ−ブチルオキシ)フェニル〕ピリミジ
ン1.09gを得た。
−(3−エトキシ−ブチルオキシ)フェニル〕ピリミジ
ンの製造 エタノール10mlに、KOH0.37gおよび既知物質である5
−n−オクチルオキシ−2−(4−ヒドロキシフェニ
ル)ピリミジン1.61gを加え均一溶解後、光学活性p−
トルエンスルホン酸−3−エトキシ−ブチルエステル1.
46gを加え還流下5時間反応した。実施例1と同様の後
処理および精製を行い、本発明のフェニルピリミジン化
合物である光学活性5−n−オクチルオキシ−2−〔4
−(3−エトキシ−ブチルオキシ)フェニル〕ピリミジ
ン1.09gを得た。
IR(cm-1;1605,1440,1245,785 H−NMR(300MHz、CDCl3) δ(ppm);8.40(s、2H) 8.25(d、2H) 6.95(d、2H) 4.10(m、2H) 4.05(t、2H) 3.60(m、2H) 3.40(m、1H) 1.90(m、2H) 1.80(m、2H) 1.3(m、10H) 1.20(m、6H) 0.90(t、3H) 実施例1〜2に示した化合物の特性(相転移温度)を表
−3に示す。
−3に示す。
比較例1の化合物: 〔第12回液晶討論会講演予稿集(昭和61年10月発行)
p.152〜153〕 実施例1、2の化合物と、比較例1の化合物のSC*相
温度範囲を比較すると、 実施例1の化合物 23.3〜53.9℃ 実施例2の化合物 -6.7〜52℃ 比較例1の化合物 34〜49℃ である。即ち、比較例1の化合物に対し実施例1の化合
物はほぼ2倍、実施例2の化合物はほぼ4倍のSC*相
温度範囲を有し、非常に優れた化合物である。
p.152〜153〕 実施例1、2の化合物と、比較例1の化合物のSC*相
温度範囲を比較すると、 実施例1の化合物 23.3〜53.9℃ 実施例2の化合物 -6.7〜52℃ 比較例1の化合物 34〜49℃ である。即ち、比較例1の化合物に対し実施例1の化合
物はほぼ2倍、実施例2の化合物はほぼ4倍のSC*相
温度範囲を有し、非常に優れた化合物である。
実施例3、4 参考例1の化合物または参考例2の化合物と公知のスメ
クチック液晶化合物(下記化合物AおよびB)を表−4
に示す割合で配合して参考例3、4の液晶組成物を得
た。組成物の調製法は表−4中の化合物を所定の重量比
で秤量し、三種の化合物を試料ビン中で加熱溶解しなが
ら混合した。
クチック液晶化合物(下記化合物AおよびB)を表−4
に示す割合で配合して参考例3、4の液晶組成物を得
た。組成物の調製法は表−4中の化合物を所定の重量比
で秤量し、三種の化合物を試料ビン中で加熱溶解しなが
ら混合した。
化合物A:光学活性p−n−デシルオキシ安息香酸−
p′−(2−メチルブトキシカルボニル)フェニルエス
テル 化合物B:光学活性4′−デシルオキシ−4−(2−メ
チルブチルオキシカルボニル)トラン これらの組成物を、配向処理剤としてポリビニルアルコ
ールを塗布し、表面をラビングして平行配向処理を施し
た透明電極を備えたセル厚2μmのセルに注入して光ス
イッチング素子を作った。この素子を2枚の直交する偏
光子の間に設置し、±10Vの電圧印加を行い、透過光強
度の変化から応答時間を求めると、30℃において参考例
3の組成物は約400μsec、参考例4の組成物は約250μs
ecであった。
p′−(2−メチルブトキシカルボニル)フェニルエス
テル 化合物B:光学活性4′−デシルオキシ−4−(2−メ
チルブチルオキシカルボニル)トラン これらの組成物を、配向処理剤としてポリビニルアルコ
ールを塗布し、表面をラビングして平行配向処理を施し
た透明電極を備えたセル厚2μmのセルに注入して光ス
イッチング素子を作った。この素子を2枚の直交する偏
光子の間に設置し、±10Vの電圧印加を行い、透過光強
度の変化から応答時間を求めると、30℃において参考例
3の組成物は約400μsec、参考例4の組成物は約250μs
ecであった。
実施例3、4 実施例1の化合物または実施例2の化合物と公知のスメ
クチック液晶化合物(参考例3、4と同様の化合物Aお
よびB)を表−5に示す割合で配合して本発明の液晶組
成物を得た。組成物の調製法は表−5中の化合物を所定
の重量比で秤量し、三種の化合物を試料ビン中で加熱溶
解しながら混合した。このものは表−5に示されるよう
な室温を含む広い温度範囲でカイラルスメクチック相を
呈するとともに、化学的に安定であり、有用な液晶組成
物である。
クチック液晶化合物(参考例3、4と同様の化合物Aお
よびB)を表−5に示す割合で配合して本発明の液晶組
成物を得た。組成物の調製法は表−5中の化合物を所定
の重量比で秤量し、三種の化合物を試料ビン中で加熱溶
解しながら混合した。このものは表−5に示されるよう
な室温を含む広い温度範囲でカイラルスメクチック相を
呈するとともに、化学的に安定であり、有用な液晶組成
物である。
これらの組成物を、配向処理剤としてポリビニルアルコ
ールを塗布し、表面をラビングして平行配向処理を施し
た透明電極を備えたセル厚2μmのセルに注入して光ス
イッチング素子を作った。この素子を2枚の直交する偏
光子の間に設置し、10Vの電圧印加を行い、透過光強度
の変化から応答時間を求めると、30℃において実施例3
の組成物で約380μsec、実施例4の組成物で約270μsec
であった。
ールを塗布し、表面をラビングして平行配向処理を施し
た透明電極を備えたセル厚2μmのセルに注入して光ス
イッチング素子を作った。この素子を2枚の直交する偏
光子の間に設置し、10Vの電圧印加を行い、透過光強度
の変化から応答時間を求めると、30℃において実施例3
の組成物で約380μsec、実施例4の組成物で約270μsec
であった。
[発明の効果] 本発明は新規のフェニルピリミジン化合物および液晶組
成物を提供するものであり、またこれらのフェニルピリ
ミジン化合物および液晶組成物は次のような顕著な効果
を奏する。
成物を提供するものであり、またこれらのフェニルピリ
ミジン化合物および液晶組成物は次のような顕著な効果
を奏する。
(1)強誘電性を示すカイラルスメクチック相が室温付近
で得られ、かつその温度範囲が広く、実用的な強誘電性
液晶を得てゆく上で、画期的な材料である。
で得られ、かつその温度範囲が広く、実用的な強誘電性
液晶を得てゆく上で、画期的な材料である。
(2)強誘電性を示すカイラルスメクチック相が室温付近
で得られ、かつその温度範囲が広く、実用的な強誘電性
液晶組成物の構成成分として有用である。
で得られ、かつその温度範囲が広く、実用的な強誘電性
液晶組成物の構成成分として有用である。
(3)光、熱、水分に対する安定性が良い。
(4)従来の強誘電性を示す液晶組成物と同等またはそれ
以上に応答が速い。
以上に応答が速い。
第1図、第2図および第3図はそれぞれ実施例1の化合
物のIR、H−NMRおよび19F−NMRスペクトルを
示し、第4図、第5図および第6図はそれぞれ実施例2
の化合物のIR、H−NMRおよび19F−NMRスペク
トルを示す。
物のIR、H−NMRおよび19F−NMRスペクトルを
示し、第4図、第5図および第6図はそれぞれ実施例2
の化合物のIR、H−NMRおよび19F−NMRスペク
トルを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岸木 博志 京都府京都市東山区一橋野本町11番地の1 三洋化成工業株式会社内 (72)発明者 佐藤 正洋 京都府京都市東山区一橋野本町11番地の1 三洋化成工業株式会社内 (72)発明者 吉尾 邦清 京都府京都市東山区一橋野本町11番地の1 三洋化成工業株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】一般式 〔式中、Rはハロゲン原子またはアルコキシ基で置換さ
れていてもよい炭素数3〜18のアルキル基であり、Xは
−O−または単結合(直接結合)であり、ZはF(ふっ
素原子)で置換された1,4−フェニレン基であり、m
は2〜12の整数であり、R′はハロゲン原子またはアル
コキシ基で置換されていてもよい炭素数1〜12のアルキ
ル基であり、*印は光学活性であることを表す。〕で示
されるフェニルピリミジン化合物。 - 【請求項2】一般式 〔式中、Rはハロゲン原子またはアルコキシ基で置換さ
れていてもよい炭素数3〜18のアルキル基であり、Xは
−O−または単結合(直接結合)であり、ZはF(ふっ
素原子)で置換された1,4−フェニレン基であり、
R′はハロゲン原子またはアルコキシ基で置換されてい
てもよい炭素数1〜12のアルキル基であり、*印は光学
活性であることを表す。〕で示されるフェニルピリミジ
ン化合物。 - 【請求項3】一般式 〔式中、Rはハロゲン原子またはアルコキシ基で置換さ
れていてもよい炭素数3〜18のアルキル基であり、Xは
−O−または単結合(直接結合)であり、ZはF(ふっ
素原子)で置換された1,4−フェニレン基であり、m
は2〜12の整数であり、R′はハロゲン原子またはアル
コキシ基で置換されていてもよい炭素数1〜12のアルキ
ル基であり、*印は光学活性であることを表す。〕で示
されるフェニルピリミジン化合物の少なくとも一種を配
合成分として含有することを特徴とする液晶組成物。 - 【請求項4】一般式 〔式中、Rはハロゲン原子またはアルコキシ基で置換さ
れていてもよい炭素数3〜18のアルキル基であり、Xは
−O−または単結合(直接結合)であり、ZはF(ふっ
素原子)で置換された1,4−フェニレン基であり、
R′はハロゲン原子またはアルコキシ基で置換されてい
てもよい炭素数1〜12のアルキル基であり、*印は光学
活性であることを表す。〕で示されるフェニルピリミジ
ン化合物の少なくとも一種を配合成分として含有するこ
とを特徴とする液晶組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63327282A JPH0629260B2 (ja) | 1988-02-28 | 1988-12-24 | フェニルピリミジン化合物および液晶組成物 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63-47085 | 1988-02-28 | ||
| JP4708588 | 1988-02-28 | ||
| JP63327282A JPH0629260B2 (ja) | 1988-02-28 | 1988-12-24 | フェニルピリミジン化合物および液晶組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01301667A JPH01301667A (ja) | 1989-12-05 |
| JPH0629260B2 true JPH0629260B2 (ja) | 1994-04-20 |
Family
ID=26387238
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63327282A Expired - Fee Related JPH0629260B2 (ja) | 1988-02-28 | 1988-12-24 | フェニルピリミジン化合物および液晶組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0629260B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1067122A3 (en) * | 1989-12-21 | 2001-02-07 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Phenylpyrimidine derivatives, process for preparing the same, liquid crystal compositions containing said derivatives as active ingredient, and liquid crystal elements using such compositions |
| US5326497A (en) * | 1991-10-16 | 1994-07-05 | Hoffmann-La Roche Inc. | Nitrogen heterocycles and liquid crystalline mixtures containing them |
-
1988
- 1988-12-24 JP JP63327282A patent/JPH0629260B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01301667A (ja) | 1989-12-05 |
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