JPH0629486Y2 - エンジンのシリンダブロック補強装置 - Google Patents
エンジンのシリンダブロック補強装置Info
- Publication number
- JPH0629486Y2 JPH0629486Y2 JP9987688U JP9987688U JPH0629486Y2 JP H0629486 Y2 JPH0629486 Y2 JP H0629486Y2 JP 9987688 U JP9987688 U JP 9987688U JP 9987688 U JP9987688 U JP 9987688U JP H0629486 Y2 JPH0629486 Y2 JP H0629486Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reinforcing member
- cylinder block
- reinforcing
- wall portion
- bottom wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、エンジンのシリンダブロック補強装置に係わ
り、特に、シリンダブロックの下縁部にオイルパンと共
にプレート状の補強部材を締結し、かつこの補強部材と
ベアリングキャップとを締結させてなるエンジンのシリ
ンダブロック補強装置に関する。
り、特に、シリンダブロックの下縁部にオイルパンと共
にプレート状の補強部材を締結し、かつこの補強部材と
ベアリングキャップとを締結させてなるエンジンのシリ
ンダブロック補強装置に関する。
《従来の技術》 従来、この種のエンジンのシリンダブロック補強装置に
実開昭59−34049号公報に提案されているものが
ある。この提案は、シリンダブロックのスカート部下端
とオイルパンとの間にそれらに周縁部を挟持させてプレ
ート状の補強部材を設け、かつこの補強部材にはシリン
ダブロック下端に設けられるクランク軸の軸受部の直下
に位置させて、その軸受のベアリングキャップを結合さ
せる結合部を形成したもので、シリンダブロックのスカ
ート部およびメインベアリング回りの剛性を高めるもの
である。
実開昭59−34049号公報に提案されているものが
ある。この提案は、シリンダブロックのスカート部下端
とオイルパンとの間にそれらに周縁部を挟持させてプレ
ート状の補強部材を設け、かつこの補強部材にはシリン
ダブロック下端に設けられるクランク軸の軸受部の直下
に位置させて、その軸受のベアリングキャップを結合さ
せる結合部を形成したもので、シリンダブロックのスカ
ート部およびメインベアリング回りの剛性を高めるもの
である。
《考案が解決しようとする課題》 ところで、上述した補強部材をハーフスカートタイプの
エンジンに適用させようとすれば、補強部材の周縁部に
はフランジを形成して、このフランジ部をシリンダブロ
ック・スカート部の下端とオイルパンとに挟持させる一
方、中央部を下方に大きく皿状に凹ましてクランク軸部
及びベアリングキャップ部等の逃げを充分に確保しなけ
ればならなくなる。
エンジンに適用させようとすれば、補強部材の周縁部に
はフランジを形成して、このフランジ部をシリンダブロ
ック・スカート部の下端とオイルパンとに挟持させる一
方、中央部を下方に大きく皿状に凹ましてクランク軸部
及びベアリングキャップ部等の逃げを充分に確保しなけ
ればならなくなる。
また、プレート状の補強部材で上方のクランク室側の部
分と下方のオイルパン側の部分とを完全に遮断してしま
うと、各気筒のピストン往復運動にともなうクランク室
内のガスの移動が阻害され、これによる抵抗が増大して
エンジンの効率を低下させる要因になるので、そのプレ
ート状の補強部材には各気筒の直下の部分に上方のクラ
ンク室側の部分と下方のオイルパン側の部分とを連通さ
せる換気用の底孔を形成しておく必要がある。
分と下方のオイルパン側の部分とを完全に遮断してしま
うと、各気筒のピストン往復運動にともなうクランク室
内のガスの移動が阻害され、これによる抵抗が増大して
エンジンの効率を低下させる要因になるので、そのプレ
ート状の補強部材には各気筒の直下の部分に上方のクラ
ンク室側の部分と下方のオイルパン側の部分とを連通さ
せる換気用の底孔を形成しておく必要がある。
このため、プレート状の補強部材は形状的にそれ自体の
剛性が低下してしまい、シリンダブロックの補強装置と
して所望する充分な剛性を得ることが困難になる。
剛性が低下してしまい、シリンダブロックの補強装置と
して所望する充分な剛性を得ることが困難になる。
そこで、充分な剛性を確保するためには、このプレート
状の補強部材を更に補強メンバーで補強することが考え
られるが、そのプレート状の補強部材のプレス加工によ
る生産性ないし補強メンバーでの補強後の強度上の観点
からすれば、プレート状の補強部材はその皿状に凹まし
て形成するクランク軸やベアリングキャップ等の逃げ部
の凹凸差を少なくするとともに、補強メンバーは断面を
コ字状に形成してベアリングキャップの直下にクランク
軸の直交方向に沿わせて補強プレート上に固定させ、こ
の補強メンバー部にベアリングキャップを当接させてそ
れらを締結結合させるようにするとよい。
状の補強部材を更に補強メンバーで補強することが考え
られるが、そのプレート状の補強部材のプレス加工によ
る生産性ないし補強メンバーでの補強後の強度上の観点
からすれば、プレート状の補強部材はその皿状に凹まし
て形成するクランク軸やベアリングキャップ等の逃げ部
の凹凸差を少なくするとともに、補強メンバーは断面を
コ字状に形成してベアリングキャップの直下にクランク
軸の直交方向に沿わせて補強プレート上に固定させ、こ
の補強メンバー部にベアリングキャップを当接させてそ
れらを締結結合させるようにするとよい。
しかしながら、このようにプレート状の補強部材をさら
に補強メンバーで補強するようにすると補強部材の重量
増加分ばかりか、ベアリングキャップ締結用のボルト長
が長くなってその重量も増し、さらにこのボルトの頭部
からベアリングキャップまでの締付部間距離が長くなる
ことからベアリングキャップの傾き抑制効果が薄れてし
まうという問題がある。
に補強メンバーで補強するようにすると補強部材の重量
増加分ばかりか、ベアリングキャップ締結用のボルト長
が長くなってその重量も増し、さらにこのボルトの頭部
からベアリングキャップまでの締付部間距離が長くなる
ことからベアリングキャップの傾き抑制効果が薄れてし
まうという問題がある。
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目
的は、大きなな補強効果が得られ、かつ可及的に軽量な
エンジンのシリンダブロック補強装置を提供することに
ある。
的は、大きなな補強効果が得られ、かつ可及的に軽量な
エンジンのシリンダブロック補強装置を提供することに
ある。
《課題を解決するための手段》 本考案は、上記の目的を達成するために、エンジンのシ
リンダブロック補強装置を下記のように構成した。
リンダブロック補強装置を下記のように構成した。
シリンダブロックのスカート部下端とクランク軸を軸支
するメインベアリングのベアリングキャップとに締結さ
せて補強プレートを設けたエンジンのシリンダブロック
補強装置において、前記補強プレートを、底壁部と該底
壁部の両側から立ち上げられた側壁部と該両側壁部の上
縁から側方に延出されて前記スカート部に締結されるフ
ランジ部とを有するほぼ皿状の断面形状に形成し、前記
ベアリングキャップの直下に位置する前記底壁部には、
クランク軸直交方向に沿って長く断面がコ字状の補強メ
ンバーを、その開放側を該底壁部に固定して設け、該補
強メンバーの上壁部には前記ベアリングキャップを当接
させて締結する結合部を形成し、該結合部に臨んで前記
底壁部には締結用のボルトを挿通させるための開口を形
成するとともに、該開口のクランク軸直交方向両側縁に
は、これより折返されて先端部が前記補強メンバーの上
壁に近接される折曲片を設けた。
するメインベアリングのベアリングキャップとに締結さ
せて補強プレートを設けたエンジンのシリンダブロック
補強装置において、前記補強プレートを、底壁部と該底
壁部の両側から立ち上げられた側壁部と該両側壁部の上
縁から側方に延出されて前記スカート部に締結されるフ
ランジ部とを有するほぼ皿状の断面形状に形成し、前記
ベアリングキャップの直下に位置する前記底壁部には、
クランク軸直交方向に沿って長く断面がコ字状の補強メ
ンバーを、その開放側を該底壁部に固定して設け、該補
強メンバーの上壁部には前記ベアリングキャップを当接
させて締結する結合部を形成し、該結合部に臨んで前記
底壁部には締結用のボルトを挿通させるための開口を形
成するとともに、該開口のクランク軸直交方向両側縁に
は、これより折返されて先端部が前記補強メンバーの上
壁に近接される折曲片を設けた。
《作用》 上記構成の本考案によれば、ベアリングキャップは補強
プレートの底壁部に設けられた断面コ字状の補強メンバ
ーの上壁に当接されてこれに締結結合されるが、締結用
ボルトはその結合部に臨んで補強プレートの底壁部に形
成された開口から挿通されて補強メンバーの上壁とベア
リングキャップとを締結させるので、このボルトによる
締付部間距離は極めて短くなり、これによりベアリング
キャップの倒れが可及的に抑制されるようになる。
プレートの底壁部に設けられた断面コ字状の補強メンバ
ーの上壁に当接されてこれに締結結合されるが、締結用
ボルトはその結合部に臨んで補強プレートの底壁部に形
成された開口から挿通されて補強メンバーの上壁とベア
リングキャップとを締結させるので、このボルトによる
締付部間距離は極めて短くなり、これによりベアリング
キャップの倒れが可及的に抑制されるようになる。
また、上記開口の形成による強度の低下はその開口の周
縁に設けられた折曲片及び補強メンバーで補強されて補
われる。
縁に設けられた折曲片及び補強メンバーで補強されて補
われる。
《実施例》 以下に、本考案に係るエンジンのシリンダブロック補強
装置の好適な一実施例を添附図面に基づき詳述する。
装置の好適な一実施例を添附図面に基づき詳述する。
第1図は直列4気筒エンジン用の補強部材1を示す。こ
の補強部材1は補強プレート2に3個の補強メンバー3
を溶接したもので、これをエンジンに取付けた状態での
II−II線位置の断面を第2図に、また第1図のIII−III
線矢視断面を第3図に示している。
の補強部材1は補強プレート2に3個の補強メンバー3
を溶接したもので、これをエンジンに取付けた状態での
II−II線位置の断面を第2図に、また第1図のIII−III
線矢視断面を第3図に示している。
第2図において、4はシリンダブロック、5はシリンダ
ブロック4のスカート部、6はオイルパン、7はオイル
パンのレール部、8はシリンダブロック・スカート部5
の下部に本考案に係る補強部材1とオイルパン・レール
部7とを共締めするボルトである。なお、9はクランク
軸、10はクランク軸9をシリンダブロック4に取付け
るメインベアリングのメインベアリングキャップ、11
はピストン、12はコネクティングロッドである。な
お、直列4気筒エンジンであるから、メインベアリング
キャップ10は5個ある。
ブロック4のスカート部、6はオイルパン、7はオイル
パンのレール部、8はシリンダブロック・スカート部5
の下部に本考案に係る補強部材1とオイルパン・レール
部7とを共締めするボルトである。なお、9はクランク
軸、10はクランク軸9をシリンダブロック4に取付け
るメインベアリングのメインベアリングキャップ、11
はピストン、12はコネクティングロッドである。な
お、直列4気筒エンジンであるから、メインベアリング
キャップ10は5個ある。
第1図〜第3図に示すように、補強部材1はほぼ皿状に
湾曲形成された板金製の補強プレート2を主体とするも
ので、この補強プレート2は底壁部13と、この底壁部
13の両側から立ち上がっている側壁部14、及びこの
側壁部の上縁から側方に延出形成されたフランジ部15
とを有している。そして、両フランジ部15がシリンダ
ブロック・スカート部5にオイルパン・レール部7と共
にボルト8で固着される。
湾曲形成された板金製の補強プレート2を主体とするも
ので、この補強プレート2は底壁部13と、この底壁部
13の両側から立ち上がっている側壁部14、及びこの
側壁部の上縁から側方に延出形成されたフランジ部15
とを有している。そして、両フランジ部15がシリンダ
ブロック・スカート部5にオイルパン・レール部7と共
にボルト8で固着される。
補強プレート2の底壁部13のクランク軸方向両端に
は、クランク軸直交方向に長い壁状の隆起部16が立ち
上げられて形成されている。この隆起部16の上面には
受け金具18が設けられていて、この受け金具18は5
個あるメインベアリングキャップ10のうちの両端のキ
ャップ10の下部に当接され、かつ補強プレート2の下
面から受け金具18を貫通するボルト(図示せず)でそ
のキャップ10に締結されるようになっている。つま
り、隆起部16の上面はキャップ10との結合部17に
なっている。
は、クランク軸直交方向に長い壁状の隆起部16が立ち
上げられて形成されている。この隆起部16の上面には
受け金具18が設けられていて、この受け金具18は5
個あるメインベアリングキャップ10のうちの両端のキ
ャップ10の下部に当接され、かつ補強プレート2の下
面から受け金具18を貫通するボルト(図示せず)でそ
のキャップ10に締結されるようになっている。つま
り、隆起部16の上面はキャップ10との結合部17に
なっている。
一方、5個あるメインベアリングキャップ10のうちの
中間部の3つのキャップ10には、補強部材1の3個の
補強メンバー3が対応してこれに締結される。つまり、
補強メンバー3は断面がコ字状でクランク軸9の直交方
向に長い板金製でなり、その側壁3aの開放側の先端に
は鍔部3bが形成されている。そして、各補強メンバー
3は中間部のベアリングキャップ10の直下に位置され
て補強プレート2の底壁部13の上面に上記鍔部3bが
溶接固定されている。また、補強メンバー3の両端側は
本体プレート2の底壁部13から側壁部14に沿って立
ち上がり、フランジ15の近傍に達している。
中間部の3つのキャップ10には、補強部材1の3個の
補強メンバー3が対応してこれに締結される。つまり、
補強メンバー3は断面がコ字状でクランク軸9の直交方
向に長い板金製でなり、その側壁3aの開放側の先端に
は鍔部3bが形成されている。そして、各補強メンバー
3は中間部のベアリングキャップ10の直下に位置され
て補強プレート2の底壁部13の上面に上記鍔部3bが
溶接固定されている。また、補強メンバー3の両端側は
本体プレート2の底壁部13から側壁部14に沿って立
ち上がり、フランジ15の近傍に達している。
そして、この補強メンバー3の上壁部3cの上面にも、
前述の隆起部16と同様に、メインベアリングキャップ
10の下部に当接される受け金具20が設けられてい
て、ここに結合部21が形成されいる。そして、ボルト
19は補強メンバー3の上壁部3c下面から受け金具2
0を貫通してキャップ10に締結されるようになってい
る。
前述の隆起部16と同様に、メインベアリングキャップ
10の下部に当接される受け金具20が設けられてい
て、ここに結合部21が形成されいる。そして、ボルト
19は補強メンバー3の上壁部3c下面から受け金具2
0を貫通してキャップ10に締結されるようになってい
る。
一方、補強プレート2の底壁部13には、上記補強メン
バー3の上壁部3cの結合部21に臨んで、ボルト19
を挿通させるための開口22が形成される。この実施例
では開口22はクランク軸直交方向に長く矩形状に形成
されるが、そのクランク軸直交方向で対峙する両側縁2
2aには、上方に向けて折返されて先端部が補強メンバ
ー3の上壁部3cに近接する折曲片23が設けられてい
る。
バー3の上壁部3cの結合部21に臨んで、ボルト19
を挿通させるための開口22が形成される。この実施例
では開口22はクランク軸直交方向に長く矩形状に形成
されるが、そのクランク軸直交方向で対峙する両側縁2
2aには、上方に向けて折返されて先端部が補強メンバ
ー3の上壁部3cに近接する折曲片23が設けられてい
る。
なお、第1図と第3図とに示すように、補強プレート2
の各気筒直下の部分には、クランク軸9(正確にはコネ
クティングロッド12の大端部)の逃げ部24がさらに
下方に膨出されて形成されていて、この逃げ部24には
ピストン11の往復動に伴うピストン11裏面側のガス
流を円滑にして背圧の上昇を防ぐための換気孔25が開
口されている。
の各気筒直下の部分には、クランク軸9(正確にはコネ
クティングロッド12の大端部)の逃げ部24がさらに
下方に膨出されて形成されていて、この逃げ部24には
ピストン11の往復動に伴うピストン11裏面側のガス
流を円滑にして背圧の上昇を防ぐための換気孔25が開
口されている。
従って、このようにしてなるエンジンのシリンダブロッ
ク補強装置では、中央部が大きく下方に凹まされて形成
される補強プレート2は、底壁部13から両側壁部14
に亘ってクランク軸直交方向に沿って長く配設された断
面コ字状の補強メンバー3によって補強されて、その剛
性が高められる。
ク補強装置では、中央部が大きく下方に凹まされて形成
される補強プレート2は、底壁部13から両側壁部14
に亘ってクランク軸直交方向に沿って長く配設された断
面コ字状の補強メンバー3によって補強されて、その剛
性が高められる。
また、この補強メンバー3は各中間部のメインベアリン
グキャップ10の直下に位置されていて、その上壁部3
cに形成した結合部21が上記キャップ10に当接され
てボルト19で締結される。この際、そのボルト19は
上記結合部21に臨んで補強プレート2の底壁部13に
形成した開口22から挿通されて、上壁部3cとキャッ
プ10とを締結固定するので、そのボルト19の頭部か
らキャップ10部までの締結部間距離は極めて短く、こ
のためキャップ10の倒れを可及的に抑制でき、このキ
ャップ10回りの剛性を向上させることができる。
グキャップ10の直下に位置されていて、その上壁部3
cに形成した結合部21が上記キャップ10に当接され
てボルト19で締結される。この際、そのボルト19は
上記結合部21に臨んで補強プレート2の底壁部13に
形成した開口22から挿通されて、上壁部3cとキャッ
プ10とを締結固定するので、そのボルト19の頭部か
らキャップ10部までの締結部間距離は極めて短く、こ
のためキャップ10の倒れを可及的に抑制でき、このキ
ャップ10回りの剛性を向上させることができる。
また、補強プレート2の底壁部13にはボルト19挿通
用の開口22を形成するので、これによる強度の低下が
懸念されるが、その開口22に沿ってクランク軸直交方
向には補強メンバー3の側壁3aがあり、またその開口
22のクランク軸直交方向に対峙する両側縁には上方に
向けて折り返して形成した折曲片23を設けているので
これらに補強されて充分に補われる。
用の開口22を形成するので、これによる強度の低下が
懸念されるが、その開口22に沿ってクランク軸直交方
向には補強メンバー3の側壁3aがあり、またその開口
22のクランク軸直交方向に対峙する両側縁には上方に
向けて折り返して形成した折曲片23を設けているので
これらに補強されて充分に補われる。
またさらに、補強部材1を取付ける際には、シリンダブ
ロック4を逆さにしてその上方から補強部材1を被せ
て、ボルト8,19を締結させるが、上記折曲片23の
先端部が補強メンバー3の上壁部3cに近接されている
ので、ベアリングキャップ10に締結するボルト19を
誤って補強メンバー3上に落しても、この補強メンバー
3と補強プレート2の側壁部14との間の隙間にボルト
19が転がり落ちていく心配がなく、組付時の作業性が
向上される。
ロック4を逆さにしてその上方から補強部材1を被せ
て、ボルト8,19を締結させるが、上記折曲片23の
先端部が補強メンバー3の上壁部3cに近接されている
ので、ベアリングキャップ10に締結するボルト19を
誤って補強メンバー3上に落しても、この補強メンバー
3と補強プレート2の側壁部14との間の隙間にボルト
19が転がり落ちていく心配がなく、組付時の作業性が
向上される。
また、この実施例では補強メンバー3の上壁部3cの両
側端部と、補強プレート2の側壁部14とには若干の隙
間が形成されているので、この隙間からそれらの間に潤
滑油のミスト成分が入り込むが、開口22から、リター
ンされるようになる。
側端部と、補強プレート2の側壁部14とには若干の隙
間が形成されているので、この隙間からそれらの間に潤
滑油のミスト成分が入り込むが、開口22から、リター
ンされるようになる。
《効果》 以上詳細に説明したように、この考案に係るエンジンの
シリンダブロック補強装置によれば、ベアリングキャッ
プは補強プレートの底壁部に設けられた断面コ字状の補
強メンバーの上壁部に当接されてこれに締結結合される
が、締結用ボルトはその結合部に臨んで補強プレートの
底壁部に形成された開口から挿通されて補強メンバーの
上壁部とベアリングキャップとを締結させるので、この
ボルトによる締付部間距離は極めて短くなり、これによ
りベアリングキャップの倒れが可及的に抑制されるよう
になる。また、開口の形成による強度の低下はその開口
の周縁に設けた折曲片及び補強メンバーで補強されて補
われる。
シリンダブロック補強装置によれば、ベアリングキャッ
プは補強プレートの底壁部に設けられた断面コ字状の補
強メンバーの上壁部に当接されてこれに締結結合される
が、締結用ボルトはその結合部に臨んで補強プレートの
底壁部に形成された開口から挿通されて補強メンバーの
上壁部とベアリングキャップとを締結させるので、この
ボルトによる締付部間距離は極めて短くなり、これによ
りベアリングキャップの倒れが可及的に抑制されるよう
になる。また、開口の形成による強度の低下はその開口
の周縁に設けた折曲片及び補強メンバーで補強されて補
われる。
第1図は本考案に係るエンジンのシリンダブロック補強
装置に用いられる補強部材の一実施例の平面図、、第2
図は同上補強部材をエンジンに取付けた状態のII−II線
位置矢視断面図、第3図は第1図のIII−III線矢視断面
図である。 1……補強部材、2……補強プレート 3……補強メンバー、3a……上壁部 4……シリンダブロック 5……スカート部、6……オイルパン 7……レール部、8……ボルト 9……クランク軸 10……メインベアリングキャップ 11……ピストン 12……コネクティングロッド 13……底壁部、14……側壁部 15……フランジ部、19……ボルト 20……受け金具、21……結合部 22……開口、23……折曲片
装置に用いられる補強部材の一実施例の平面図、、第2
図は同上補強部材をエンジンに取付けた状態のII−II線
位置矢視断面図、第3図は第1図のIII−III線矢視断面
図である。 1……補強部材、2……補強プレート 3……補強メンバー、3a……上壁部 4……シリンダブロック 5……スカート部、6……オイルパン 7……レール部、8……ボルト 9……クランク軸 10……メインベアリングキャップ 11……ピストン 12……コネクティングロッド 13……底壁部、14……側壁部 15……フランジ部、19……ボルト 20……受け金具、21……結合部 22……開口、23……折曲片
Claims (1)
- 【請求項1】シリンダブロックのスカート部下端とクラ
ンク軸を軸支するメインベアリングのベアリングキャッ
プとに締結させて補強プレートを設けたエンジンのシリ
ンダブロック補強装置において、 前記補強プレートを、低壁部と該底壁部の両側から立ち
上げられた側壁部と該両側壁部の上縁から側方に延出さ
れて前記スカート部に締結されるフランジ部とを有する
ほぼ皿状の断面形状に形成し、 前記ベアリングキャップの直下に位置する前記底壁部の
上面には、クランク軸直交方向に沿って長く断面がコ字
状の補強メンバーをその開放側を該底壁部に固定させて
設け、 該補強メンバーの上壁には前記ベアリングキャップを当
接させて締結させる結合部を形成し、 該結合部に臨んで前記底壁部には締結用ボルトを挿通さ
せるための開口を形成するとともに、 該開口のクランク軸直交方向両側縁には、これより折返
されて先端部が前記補強メンバーの上壁に近接される折
曲片を設けた、 ことを特徴とするエンジンのシリンダブロック補強装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9987688U JPH0629486Y2 (ja) | 1988-07-29 | 1988-07-29 | エンジンのシリンダブロック補強装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9987688U JPH0629486Y2 (ja) | 1988-07-29 | 1988-07-29 | エンジンのシリンダブロック補強装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0222649U JPH0222649U (ja) | 1990-02-15 |
| JPH0629486Y2 true JPH0629486Y2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=31327442
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9987688U Expired - Lifetime JPH0629486Y2 (ja) | 1988-07-29 | 1988-07-29 | エンジンのシリンダブロック補強装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0629486Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-07-29 JP JP9987688U patent/JPH0629486Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0222649U (ja) | 1990-02-15 |
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