JPH06300191A - 低温タンクの保冷パネル敷設方法 - Google Patents
低温タンクの保冷パネル敷設方法Info
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- JPH06300191A JPH06300191A JP8466993A JP8466993A JPH06300191A JP H06300191 A JPH06300191 A JP H06300191A JP 8466993 A JP8466993 A JP 8466993A JP 8466993 A JP8466993 A JP 8466993A JP H06300191 A JPH06300191 A JP H06300191A
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- Japan
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- tank
- wall
- cold insulation
- insulation panel
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 低温タンクのコンクリート製槽体の内壁に、
所定の大きさを有する保冷パネルを敷設することを容易
にする方法を提供する。 【構成】 コンクリート製槽体2の内壁3に所定の大き
さを有する保冷パネル1を敷設する方法において、上記
保冷パネル1に上記槽体内壁3に臨ませて挿通孔4を形
成すると共に、上記槽体内壁3に上記挿通孔4に相応さ
せてナット部材5を植設した後、上記保冷パネル1を槽
体内壁3に重ね合わせると共に、上記挿通孔4から上記
槽体内壁3に植設されたナット部材5に予め螺合部7b
に締付ナット部材6を螺合させたボルト部材7を槽体内
壁3に固定すると共に、締付ナット部材6を回転させて
上記保冷パネル1を上記槽体内壁3に挟持させて敷設す
るものである。
所定の大きさを有する保冷パネルを敷設することを容易
にする方法を提供する。 【構成】 コンクリート製槽体2の内壁3に所定の大き
さを有する保冷パネル1を敷設する方法において、上記
保冷パネル1に上記槽体内壁3に臨ませて挿通孔4を形
成すると共に、上記槽体内壁3に上記挿通孔4に相応さ
せてナット部材5を植設した後、上記保冷パネル1を槽
体内壁3に重ね合わせると共に、上記挿通孔4から上記
槽体内壁3に植設されたナット部材5に予め螺合部7b
に締付ナット部材6を螺合させたボルト部材7を槽体内
壁3に固定すると共に、締付ナット部材6を回転させて
上記保冷パネル1を上記槽体内壁3に挟持させて敷設す
るものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、低温タンクの保冷パネ
ル敷設方法に係り、特に、地中に埋設されるコンクリー
ト製槽体の内壁に所定の大きさを有する保冷パネルを重
ね合わせて敷設する方法に関するものである。
ル敷設方法に係り、特に、地中に埋設されるコンクリー
ト製槽体の内壁に所定の大きさを有する保冷パネルを重
ね合わせて敷設する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、LNG或いはLPG等の低温液
を貯蔵する低温タンクとして安全性或いは空間利用度の
点で有利な地下式低温タンクが採用されている。この地
下式低温タンクは、地中に埋設された有底筒体状のコン
クリート製槽体と、この槽体開口部を覆うドーム状の屋
根とから主に構成されている。地中に埋設されたコンク
リート製槽体の内壁には保冷材層が積層され、この保冷
材層上にメンブレンが張設されて内部に低温液を貯蔵す
る内槽が形成されている。
を貯蔵する低温タンクとして安全性或いは空間利用度の
点で有利な地下式低温タンクが採用されている。この地
下式低温タンクは、地中に埋設された有底筒体状のコン
クリート製槽体と、この槽体開口部を覆うドーム状の屋
根とから主に構成されている。地中に埋設されたコンク
リート製槽体の内壁には保冷材層が積層され、この保冷
材層上にメンブレンが張設されて内部に低温液を貯蔵す
る内槽が形成されている。
【0003】ところで、地下式低温タンクを建造する方
法としては、先ず最初に外殻を形成する槽体が埋設され
るよう地山を掘削して所定の大きさの掘削穴を形成し、
その掘削穴内部にコンクリートを打設して有底筒体状の
コンクリート製槽体を構築すると共に、このコンクリー
ト製槽体の開口部にドーム状の屋根を形成した後、槽体
内壁に所定の大きさを有する保冷材層としての保冷パネ
ルを重ね合わせて敷設し、次いでその保冷パネル内壁に
沿ってメンブレンを張設して密閉して完成させる。
法としては、先ず最初に外殻を形成する槽体が埋設され
るよう地山を掘削して所定の大きさの掘削穴を形成し、
その掘削穴内部にコンクリートを打設して有底筒体状の
コンクリート製槽体を構築すると共に、このコンクリー
ト製槽体の開口部にドーム状の屋根を形成した後、槽体
内壁に所定の大きさを有する保冷材層としての保冷パネ
ルを重ね合わせて敷設し、次いでその保冷パネル内壁に
沿ってメンブレンを張設して密閉して完成させる。
【0004】また特に、コンクリート製槽体の内壁に保
冷パネルを敷設する方法としては、図2に示すように、
先ず最初に槽体2をコンクリートを打設して構築する過
程において、保冷パネル1の挿通孔4に対応させて螺合
溝を水平方向に臨ませてナット部材5が植設される。こ
のように予めコンクリート製槽体2の内壁3に植設され
たナット部材5には、図3に示すように、保冷パネル1
の挿通孔4に挿通させるためのボルト部材7が螺合され
る。特にナット部材5に螺合されるボルト部材7は締付
けのための頭部を有しない寸切ボルトが採用されること
から、このボルト部材7にはその螺合部に二つのナット
6a、6aが互いに近接させるべく取り付けられてロッ
クナット6bが形成され、このロックナット6bを有す
るボルト部材7を上記ナット部材5にロックナット6b
を締付具等で回転させて螺合させることになる。従っ
て、ナット部材5にボルト部材7を取り付けた後にはロ
ックナット6bはボルト部材7から取り除かれる。
冷パネルを敷設する方法としては、図2に示すように、
先ず最初に槽体2をコンクリートを打設して構築する過
程において、保冷パネル1の挿通孔4に対応させて螺合
溝を水平方向に臨ませてナット部材5が植設される。こ
のように予めコンクリート製槽体2の内壁3に植設され
たナット部材5には、図3に示すように、保冷パネル1
の挿通孔4に挿通させるためのボルト部材7が螺合され
る。特にナット部材5に螺合されるボルト部材7は締付
けのための頭部を有しない寸切ボルトが採用されること
から、このボルト部材7にはその螺合部に二つのナット
6a、6aが互いに近接させるべく取り付けられてロッ
クナット6bが形成され、このロックナット6bを有す
るボルト部材7を上記ナット部材5にロックナット6b
を締付具等で回転させて螺合させることになる。従っ
て、ナット部材5にボルト部材7を取り付けた後にはロ
ックナット6bはボルト部材7から取り除かれる。
【0005】このように、コンクリート製槽体2の内壁
3に取り付けられたボルト部材7が、図4に示すよう
に、保冷パネル1の挿通孔4に挿入されることにより係
合され、挿通孔4から突き出されたボルト部材7にはワ
ッシャ8を介設してナット6aが螺合されることによ
り、保冷パネル1が槽体2の内壁3に取り付けられて敷
設されることになる。
3に取り付けられたボルト部材7が、図4に示すよう
に、保冷パネル1の挿通孔4に挿入されることにより係
合され、挿通孔4から突き出されたボルト部材7にはワ
ッシャ8を介設してナット6aが螺合されることによ
り、保冷パネル1が槽体2の内壁3に取り付けられて敷
設されることになる。
【0006】保冷パネル1にはその大きさによって異な
るが、挿通孔4が少なくとも所定のピッチで数十個以上
設けられており、これに相応してコンクリート製槽体2
の内壁3にはボルト部材7が突出されて設けられると共
に、コンクリート製槽体2の内壁3には敷設される保冷
パネル1の数に応じて無数にボルト部材7が突出されて
設けられることになる。
るが、挿通孔4が少なくとも所定のピッチで数十個以上
設けられており、これに相応してコンクリート製槽体2
の内壁3にはボルト部材7が突出されて設けられると共
に、コンクリート製槽体2の内壁3には敷設される保冷
パネル1の数に応じて無数にボルト部材7が突出されて
設けられることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記によれ
ば、図2に示すように、槽体2を構築する際のコンクリ
ート打設時において、保冷パネル1に形成される多数の
挿通孔4に相応して同数のナット部材5が槽体内壁3に
植設される。
ば、図2に示すように、槽体2を構築する際のコンクリ
ート打設時において、保冷パネル1に形成される多数の
挿通孔4に相応して同数のナット部材5が槽体内壁3に
植設される。
【0008】一方、このコンクリート打設時において、
図5に示すように、予めコンクリート打設前に所定の位
置に固定された多数のナット部材5のうちのいくつかに
回転ずれが生じることがあり、そのナット部材5が回転
ずれを生じた状態のままコンクリートが固結し槽体内壁
3に固定されることがある。このため、その回転ずれを
生じたナット部材5aに螺合して固定されるボルト部材
7aは、槽体内壁面10の垂直方向に対して所定のずれ
角θを有して槽体内壁面10より傾斜して取り付けられ
ることになる。また一方、挿通孔4とボルト部材7との
位置関係は、ボルト部材7の全数が槽体内壁面10より
垂直方向に突出した場合にのみ、ボルト部材7の全数が
挿通孔4に挿通可能となるよう予め決定されたものであ
り、それらボルト部材7のうち一本でも回転ずれが生じ
挿通不可能になると全数挿通不可能となり、保冷パネル
1を槽体内壁3に重ね合わせボルト部材7によって仮に
支持させることが不可能となる。そのため従来では、図
4及び図5に示すように、一旦保冷パネル1をボルト部
材7が固定された槽体内壁3にあてがい、回転ずれを生
じたボルト部材7aを確認した後保冷パネル1を取り外
し、そのボルト部材7aがそれに相応する挿通孔4aに
挿通可能となるようボルト部材7aを曲げ直したり、そ
の挿通孔4aの孔径を拡大したりした後、再度保冷パネ
ル1を槽体内壁3にあてがい、全数の挿通孔4にボルト
部材7を挿通させて、保冷パネル1を槽体内壁3に重ね
合わせボルト部材7によって仮に支持させ、ボルト部材
7にワッシャ8を介してナット6aを螺合させ、保冷パ
ネル1を槽体内壁3に挟持させ敷設するといった方法が
用いられていた。
図5に示すように、予めコンクリート打設前に所定の位
置に固定された多数のナット部材5のうちのいくつかに
回転ずれが生じることがあり、そのナット部材5が回転
ずれを生じた状態のままコンクリートが固結し槽体内壁
3に固定されることがある。このため、その回転ずれを
生じたナット部材5aに螺合して固定されるボルト部材
7aは、槽体内壁面10の垂直方向に対して所定のずれ
角θを有して槽体内壁面10より傾斜して取り付けられ
ることになる。また一方、挿通孔4とボルト部材7との
位置関係は、ボルト部材7の全数が槽体内壁面10より
垂直方向に突出した場合にのみ、ボルト部材7の全数が
挿通孔4に挿通可能となるよう予め決定されたものであ
り、それらボルト部材7のうち一本でも回転ずれが生じ
挿通不可能になると全数挿通不可能となり、保冷パネル
1を槽体内壁3に重ね合わせボルト部材7によって仮に
支持させることが不可能となる。そのため従来では、図
4及び図5に示すように、一旦保冷パネル1をボルト部
材7が固定された槽体内壁3にあてがい、回転ずれを生
じたボルト部材7aを確認した後保冷パネル1を取り外
し、そのボルト部材7aがそれに相応する挿通孔4aに
挿通可能となるようボルト部材7aを曲げ直したり、そ
の挿通孔4aの孔径を拡大したりした後、再度保冷パネ
ル1を槽体内壁3にあてがい、全数の挿通孔4にボルト
部材7を挿通させて、保冷パネル1を槽体内壁3に重ね
合わせボルト部材7によって仮に支持させ、ボルト部材
7にワッシャ8を介してナット6aを螺合させ、保冷パ
ネル1を槽体内壁3に挟持させ敷設するといった方法が
用いられていた。
【0009】もっともこの際、上記ずれ角θがあまりに
大なる場合は、ボルト部材7をナット部材5aに螺合し
た時点で回転ずれが発生していることを確認できるの
で、保冷パネル1をあてがう前に上記の方法により対策
が施されていた。
大なる場合は、ボルト部材7をナット部材5aに螺合し
た時点で回転ずれが発生していることを確認できるの
で、保冷パネル1をあてがう前に上記の方法により対策
が施されていた。
【0010】ところで、これら作業はゴンドラ上の高所
作業となることもあり危険性を伴うものであると共に、
この保冷パネル1が比較的大きい表面積を有し且つ比較
的多数の挿通孔4が形成されるため、上記したボルト部
材7の全数を挿通孔4に挿通させる作業は、保冷パネル
1内側からボルト部材7が見えづらいことから非常に手
間がかかるものである。また上記した回転ずれを生じた
ボルト部材7aをそれに相応する挿通孔4aに挿通する
ために、挿通孔4aの孔径を拡大することがあるが、断
熱性能ないし強度劣化を伴ない好ましくない手段である
ことは明らかである。また挿通孔4孔径は若干ボルト部
材7外径より大なるため、回転ずれを生じたボルト部材
7aのずれ角θが小なる場合、それに相応する挿通孔4
aに強制的に挿通させる場合があり、その際挿通孔4a
の周辺を破損してしまうことがあるという問題もあっ
た。
作業となることもあり危険性を伴うものであると共に、
この保冷パネル1が比較的大きい表面積を有し且つ比較
的多数の挿通孔4が形成されるため、上記したボルト部
材7の全数を挿通孔4に挿通させる作業は、保冷パネル
1内側からボルト部材7が見えづらいことから非常に手
間がかかるものである。また上記した回転ずれを生じた
ボルト部材7aをそれに相応する挿通孔4aに挿通する
ために、挿通孔4aの孔径を拡大することがあるが、断
熱性能ないし強度劣化を伴ない好ましくない手段である
ことは明らかである。また挿通孔4孔径は若干ボルト部
材7外径より大なるため、回転ずれを生じたボルト部材
7aのずれ角θが小なる場合、それに相応する挿通孔4
aに強制的に挿通させる場合があり、その際挿通孔4a
の周辺を破損してしまうことがあるという問題もあっ
た。
【0011】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、低温タンクのコンクリート製槽体の内壁に、所定の
大きさを有する保冷パネルを敷設することを容易にする
方法を提供することにある。
し、低温タンクのコンクリート製槽体の内壁に、所定の
大きさを有する保冷パネルを敷設することを容易にする
方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、コンクリート製槽体の内壁に所定の大きさ
を有する保冷パネルを敷設する方法において、上記保冷
パネルに上記槽体内壁に臨ませて挿通孔を形成すると共
に、上記槽体内壁に上記挿通孔に相応させてナット部材
を植設した後、上記保冷パネルを槽体内壁に重ね合わせ
ると共に、上記挿通孔から上記槽体内壁に植設されたナ
ット部材に予め螺合部に締付ナット部材を螺合させたボ
ルト部材を槽体内壁に固定すると共に、締付ナット部材
を回転させて上記保冷パネルを上記槽体内壁に挟持させ
て敷設するものである。
に本発明は、コンクリート製槽体の内壁に所定の大きさ
を有する保冷パネルを敷設する方法において、上記保冷
パネルに上記槽体内壁に臨ませて挿通孔を形成すると共
に、上記槽体内壁に上記挿通孔に相応させてナット部材
を植設した後、上記保冷パネルを槽体内壁に重ね合わせ
ると共に、上記挿通孔から上記槽体内壁に植設されたナ
ット部材に予め螺合部に締付ナット部材を螺合させたボ
ルト部材を槽体内壁に固定すると共に、締付ナット部材
を回転させて上記保冷パネルを上記槽体内壁に挟持させ
て敷設するものである。
【0013】
【作用】上記方法により、保冷パネルを槽体内壁に重ね
合わせると共に、保冷パネルに形成した多数の挿通孔か
ら、それら挿通孔に相応して槽体内壁に植設したナット
部材に、ボルト部材を挿入螺合させてボルト部材を槽体
内壁に固定するので、回転ずれが生じたナット部材があ
ってもそれ以外のナット部材にボルト部材を螺合させ固
定することで、保冷パネルを槽体内壁に重ね合わせボル
ト部材によって支持させることができる。
合わせると共に、保冷パネルに形成した多数の挿通孔か
ら、それら挿通孔に相応して槽体内壁に植設したナット
部材に、ボルト部材を挿入螺合させてボルト部材を槽体
内壁に固定するので、回転ずれが生じたナット部材があ
ってもそれ以外のナット部材にボルト部材を螺合させ固
定することで、保冷パネルを槽体内壁に重ね合わせボル
ト部材によって支持させることができる。
【0014】
【実施例】以下本発明の一実施例を添付図面に基づいて
詳述する。
詳述する。
【0015】図1及び図2に示すように、地下に埋設さ
れた地下式低温タンクのコンクリート製槽体2の内壁3
に、所定の大きさを有する保冷パネル1を敷設する本発
明における方法としては、従来例同様に、保冷パネル1
に槽体内壁3に臨ませて所定の間隔を隔てて多数の挿通
孔4が形成される。この保冷パネル1は硬質ウレタンフ
ォーム等の保冷材によって成型されており、所定の厚さ
を有すると共に、比較的大きな表面積を有している。ま
た保冷パネル1に形成される挿通孔4は、その挿通孔4
に挿通されるボルト部材7外径より若干大きい孔径を有
している。また保冷パネル1内側には、この挿通孔4と
連接して作業穴11が設けられている。また一方、それ
ら挿通孔4に相応させてナット部材5が槽体内壁3に植
設される。これらナット部材5はナット部材螺合溝側端
面12が槽体内壁面10と同一面を形成すると共に、ナ
ット部材螺合溝13の中心軸が槽体内壁面10の垂直方
向として槽体内壁3に植設される。
れた地下式低温タンクのコンクリート製槽体2の内壁3
に、所定の大きさを有する保冷パネル1を敷設する本発
明における方法としては、従来例同様に、保冷パネル1
に槽体内壁3に臨ませて所定の間隔を隔てて多数の挿通
孔4が形成される。この保冷パネル1は硬質ウレタンフ
ォーム等の保冷材によって成型されており、所定の厚さ
を有すると共に、比較的大きな表面積を有している。ま
た保冷パネル1に形成される挿通孔4は、その挿通孔4
に挿通されるボルト部材7外径より若干大きい孔径を有
している。また保冷パネル1内側には、この挿通孔4と
連接して作業穴11が設けられている。また一方、それ
ら挿通孔4に相応させてナット部材5が槽体内壁3に植
設される。これらナット部材5はナット部材螺合溝側端
面12が槽体内壁面10と同一面を形成すると共に、ナ
ット部材螺合溝13の中心軸が槽体内壁面10の垂直方
向として槽体内壁3に植設される。
【0016】またさらに本実施例にあっては、上記保冷
パネル1が、その保冷パネル1に形成される挿通孔4が
上記槽体内壁3に植設されるナット部材5に相応するよ
うにして槽体内壁3に重ね合わされる。さらに、締付ナ
ット部材6が予め螺合部7bに螺合されたボルト部材
7、本実施例にあっては六角頭付ボルトが、保冷パネル
1内側の作業穴11より挿通孔4から槽体内壁3に植設
されたナット部材5に、ワッシャ8を介して挿入螺合さ
れボルト部材7が槽体内壁3に固定され、このことによ
って保冷パネル1が槽体内壁3に重ね合わされボルト部
材7によって仮に支持される。さらに、ボルト部材7に
螺合された締付ナット部材6が回転されて締付けられる
ことによって保冷パネル1が槽体内壁3に挟持されて敷
設される。さらにその後、作業穴11内部にグラスウー
ル等の断熱材14が充填された後、保冷パネル1内面と
同一面を形成して作業穴11に保冷パネル1と同材料に
よって成型された蓋材15が嵌挿される。
パネル1が、その保冷パネル1に形成される挿通孔4が
上記槽体内壁3に植設されるナット部材5に相応するよ
うにして槽体内壁3に重ね合わされる。さらに、締付ナ
ット部材6が予め螺合部7bに螺合されたボルト部材
7、本実施例にあっては六角頭付ボルトが、保冷パネル
1内側の作業穴11より挿通孔4から槽体内壁3に植設
されたナット部材5に、ワッシャ8を介して挿入螺合さ
れボルト部材7が槽体内壁3に固定され、このことによ
って保冷パネル1が槽体内壁3に重ね合わされボルト部
材7によって仮に支持される。さらに、ボルト部材7に
螺合された締付ナット部材6が回転されて締付けられる
ことによって保冷パネル1が槽体内壁3に挟持されて敷
設される。さらにその後、作業穴11内部にグラスウー
ル等の断熱材14が充填された後、保冷パネル1内面と
同一面を形成して作業穴11に保冷パネル1と同材料に
よって成型された蓋材15が嵌挿される。
【0017】次に実施例の作用を述べる。
【0018】図1に示すように、本実施例においては、
保冷パネル1に形成される挿通孔4が槽体内壁3に植設
されるナット部材5に相応するようにして、保冷パネル
1が槽体内壁3に重ね合わされる。さらに締付ナット部
材6が予め螺合されたボルト部材7が、保冷パネル1内
側の作業穴11より挿通孔4から槽体内壁3に植設され
たナット部材5に、ワッシャ8を介して挿入螺合されボ
ルト部材7が槽体内壁3に固定される。このため、ボル
ト部材7を締付けるためのボルト部材頭部16が挿通孔
4を通過しないので、図3に示すように、従来例として
のボルト部材7にそのボルト部材7を締付けるためのロ
ックナット6bを設け、そのボルト部材7をナット部材
5に螺合させ固定した後、再度そのロックナット6bを
取り外すといった作業を省略することができる。また本
実施例にあっては、槽体内壁3に植設されるナット部材
5のいくつかに回転ずれが生じた場合でも、それ以外の
ナット部材螺合溝13中心軸が槽体内壁面10の垂直方
向として固定されているナット部材5を利用して、ボル
ト部材7が保冷パネル1の挿通孔4に挿入されそのナッ
ト部材5に螺合されることによって、保冷パネル1が槽
体内壁3に重ね合わされボルト部材7によって仮に支持
されることが可能である。またそれと共に、保冷パネル
1に多数形成される挿通孔4の全数にボルト部材7が挿
通されなくとも、保冷パネル1が槽体内壁3に重ね合わ
されボルト部材7によって仮に支持されるので、保冷パ
ネル1を槽体内壁3に一度あてがいボルト部材7をナッ
ト部材5に螺合させ固定させれば保冷パネル1を支持す
る必要がなく、保冷パネル1を槽体内壁3に一旦あてが
って取り外し再度あてがうといった従来方法よりも作業
を簡略化できる。
保冷パネル1に形成される挿通孔4が槽体内壁3に植設
されるナット部材5に相応するようにして、保冷パネル
1が槽体内壁3に重ね合わされる。さらに締付ナット部
材6が予め螺合されたボルト部材7が、保冷パネル1内
側の作業穴11より挿通孔4から槽体内壁3に植設され
たナット部材5に、ワッシャ8を介して挿入螺合されボ
ルト部材7が槽体内壁3に固定される。このため、ボル
ト部材7を締付けるためのボルト部材頭部16が挿通孔
4を通過しないので、図3に示すように、従来例として
のボルト部材7にそのボルト部材7を締付けるためのロ
ックナット6bを設け、そのボルト部材7をナット部材
5に螺合させ固定した後、再度そのロックナット6bを
取り外すといった作業を省略することができる。また本
実施例にあっては、槽体内壁3に植設されるナット部材
5のいくつかに回転ずれが生じた場合でも、それ以外の
ナット部材螺合溝13中心軸が槽体内壁面10の垂直方
向として固定されているナット部材5を利用して、ボル
ト部材7が保冷パネル1の挿通孔4に挿入されそのナッ
ト部材5に螺合されることによって、保冷パネル1が槽
体内壁3に重ね合わされボルト部材7によって仮に支持
されることが可能である。またそれと共に、保冷パネル
1に多数形成される挿通孔4の全数にボルト部材7が挿
通されなくとも、保冷パネル1が槽体内壁3に重ね合わ
されボルト部材7によって仮に支持されるので、保冷パ
ネル1を槽体内壁3に一度あてがいボルト部材7をナッ
ト部材5に螺合させ固定させれば保冷パネル1を支持す
る必要がなく、保冷パネル1を槽体内壁3に一旦あてが
って取り外し再度あてがうといった従来方法よりも作業
を簡略化できる。
【0019】また一方、図5に示すように、その回転ず
れの生じたナット部材5aにそれに相応するボルト部材
7aを螺合させるには、保冷パネル1の挿通孔4周辺を
ボルト部材7aが挿通螺合可能となるよう必要最少限削
除すればよい。この時、保冷パネル1は既に仮に槽体内
壁3に重ね合わされ支持されているので、保冷パネル1
内側の作業穴14より挿通孔4を通してそのナット部材
5aのずれが容易に確認可能であると共に,上記した削
除する作業も容易に行うことができる。またその結果、
強制的に挿通孔4aにボルト部材7aが挿通されること
がないので、保冷パネル1の挿通孔4周辺を破損するこ
とがないと共に、必要最少限のみ削除するので断熱性能
ないし強度に対しても影響はない。また本実施例におい
てボルト部材7はその頭部16外径が挿通孔4の孔径よ
り大としてもよいことから六角頭付ボルトが採用されて
いるが、ボルト部材7が締付けられることが可能であれ
ばそのボルト部材頭部16の形状にこだわる必要はな
く、例えば丸頭付ボルト等が採用されることも可能であ
る。
れの生じたナット部材5aにそれに相応するボルト部材
7aを螺合させるには、保冷パネル1の挿通孔4周辺を
ボルト部材7aが挿通螺合可能となるよう必要最少限削
除すればよい。この時、保冷パネル1は既に仮に槽体内
壁3に重ね合わされ支持されているので、保冷パネル1
内側の作業穴14より挿通孔4を通してそのナット部材
5aのずれが容易に確認可能であると共に,上記した削
除する作業も容易に行うことができる。またその結果、
強制的に挿通孔4aにボルト部材7aが挿通されること
がないので、保冷パネル1の挿通孔4周辺を破損するこ
とがないと共に、必要最少限のみ削除するので断熱性能
ないし強度に対しても影響はない。また本実施例におい
てボルト部材7はその頭部16外径が挿通孔4の孔径よ
り大としてもよいことから六角頭付ボルトが採用されて
いるが、ボルト部材7が締付けられることが可能であれ
ばそのボルト部材頭部16の形状にこだわる必要はな
く、例えば丸頭付ボルト等が採用されることも可能であ
る。
【0020】尚、このようなコンクリート製槽体の内壁
に保冷パネルを敷設する方法にあっては、本実施例にお
いては地下式低温タンクの場合に適用したが、地上に設
置されるコンクリート製タンクに適用してもよい。
に保冷パネルを敷設する方法にあっては、本実施例にお
いては地下式低温タンクの場合に適用したが、地上に設
置されるコンクリート製タンクに適用してもよい。
【0021】
【発明の効果】本発明は次の如き優れた効果を発揮す
る。
る。
【0022】(1)槽体内壁に保冷パネルを重ね合わせ
てからボルト部材を槽体内壁に固定するので、回転ずれ
が生じたナット部材があってもそれ以外のナット部材に
ボルト部材を螺合させ固定させることで、保冷パネルを
槽体内壁に支持させることができる。
てからボルト部材を槽体内壁に固定するので、回転ずれ
が生じたナット部材があってもそれ以外のナット部材に
ボルト部材を螺合させ固定させることで、保冷パネルを
槽体内壁に支持させることができる。
【0023】(2)槽体内壁にボルト部材を予め固定し
ておく必要がなく、ボルト部材にロックナットを設ける
必要がないので作業を省力化できる。
ておく必要がなく、ボルト部材にロックナットを設ける
必要がないので作業を省力化できる。
【図1】本発明の一実施例を示し、保冷パネルの敷設状
態を示す側断面図である。
態を示す側断面図である。
【図2】本発明および従来例における保冷パネルの敷設
状態を示す図である。
状態を示す図である。
【図3】従来例を示し、槽体内壁に固定されるボルト部
材を示す図である。
材を示す図である。
【図4】従来例を示し、保冷パネルの敷設状態を示す側
断面図である。
断面図である。
【図5】従来例を示し、回転ずれを生じたボルト部材を
示す図である。
示す図である。
1 保冷パネル 3 槽体内壁 4 挿通孔 5 ナット部材 6 締付ナット部材 7 ボルト部材 7b 螺合部
Claims (1)
- 【請求項1】 コンクリート製槽体の内壁に所定の大き
さを有する保冷パネルを敷設する方法において、上記保
冷パネルに上記槽体内壁に臨ませて挿通孔を形成すると
共に、上記槽体内壁に上記挿通孔に相応させてナット部
材を植設した後、上記保冷パネルを槽体内壁に重ね合わ
せると共に、上記挿通孔から上記槽体内壁に植設された
ナット部材に予め螺合部に締付ナット部材を螺合させた
ボルト部材を槽体内壁に固定すると共に、締付ナット部
材を回転させて上記保冷パネルを上記槽体内壁に挟持さ
せて敷設するようにしたことを特徴とする低温タンクの
保冷パネル敷設方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8466993A JPH06300191A (ja) | 1993-04-12 | 1993-04-12 | 低温タンクの保冷パネル敷設方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8466993A JPH06300191A (ja) | 1993-04-12 | 1993-04-12 | 低温タンクの保冷パネル敷設方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06300191A true JPH06300191A (ja) | 1994-10-28 |
Family
ID=13837124
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8466993A Pending JPH06300191A (ja) | 1993-04-12 | 1993-04-12 | 低温タンクの保冷パネル敷設方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06300191A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20190072492A (ko) * | 2015-10-13 | 2019-06-25 | 가즈트랑스포르 에 떼끄니가즈 | 유체 밀봉 단열 탱크 |
-
1993
- 1993-04-12 JP JP8466993A patent/JPH06300191A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20190072492A (ko) * | 2015-10-13 | 2019-06-25 | 가즈트랑스포르 에 떼끄니가즈 | 유체 밀봉 단열 탱크 |
| JP2019523368A (ja) * | 2015-10-13 | 2019-08-22 | ギャズトランスポルト エ テクニギャズ | 液密断熱タンク |
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