JPH0630841A - 輻射加熱式炊飯器 - Google Patents
輻射加熱式炊飯器Info
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- JPH0630841A JPH0630841A JP18770492A JP18770492A JPH0630841A JP H0630841 A JPH0630841 A JP H0630841A JP 18770492 A JP18770492 A JP 18770492A JP 18770492 A JP18770492 A JP 18770492A JP H0630841 A JPH0630841 A JP H0630841A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 安価で軽量な構造で鍋の底部の外周部分と中
央寄りの部分とを有効に加熱することができ、かつ内枠
の内底部に対する清掃を容易に行えるようにする。 【構成】 炊飯器本体1内に有底筒状の内枠2が設けら
れ、この内枠2内に炊飯用の鍋3が挿脱自在に収納され
るものにおいて、前記内枠2の内底部に、前記鍋3の底
部の外周部分を輻射熱で加熱する環状の発熱体13と、
この発熱体13の内側に着脱自在に配置し、前記発熱体
13の熱を受けて前記鍋3の底部の中央寄りの部分を輻
射熱で加熱する輻射板16とを設ける。
央寄りの部分とを有効に加熱することができ、かつ内枠
の内底部に対する清掃を容易に行えるようにする。 【構成】 炊飯器本体1内に有底筒状の内枠2が設けら
れ、この内枠2内に炊飯用の鍋3が挿脱自在に収納され
るものにおいて、前記内枠2の内底部に、前記鍋3の底
部の外周部分を輻射熱で加熱する環状の発熱体13と、
この発熱体13の内側に着脱自在に配置し、前記発熱体
13の熱を受けて前記鍋3の底部の中央寄りの部分を輻
射熱で加熱する輻射板16とを設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、鍋内に収容された米
と水を輻射加熱方式により加熱して炊飯する輻射加熱式
炊飯器に関する。
と水を輻射加熱方式により加熱して炊飯する輻射加熱式
炊飯器に関する。
【0002】
【従来の技術】いわゆるかまど炊き風と呼ばれる従来の
輻射加熱式炊飯器においては、炊飯用の鍋を収納する内
枠の内底部に、シーズヒータを円環状に曲成してなる発
熱体を設け、内枠内に収納された鍋の底部をこの発熱体
の輻射熱で加熱して炊飯するように構成されている。
輻射加熱式炊飯器においては、炊飯用の鍋を収納する内
枠の内底部に、シーズヒータを円環状に曲成してなる発
熱体を設け、内枠内に収納された鍋の底部をこの発熱体
の輻射熱で加熱して炊飯するように構成されている。
【0003】このような輻射加熱式炊飯器においては、
発熱体が円環状に形成されているから、その輻射熱で鍋
の底部の外周部分を有効に加熱することができるが、鍋
の底部の中央寄りの部分に対する加熱が弱くなり、この
ような加熱の不均衡で炊きむらが発生し易い難点があ
る。
発熱体が円環状に形成されているから、その輻射熱で鍋
の底部の外周部分を有効に加熱することができるが、鍋
の底部の中央寄りの部分に対する加熱が弱くなり、この
ような加熱の不均衡で炊きむらが発生し易い難点があ
る。
【0004】そこで、シーズヒータにより二重の円環状
の発熱体を構成し、この発熱体で鍋の底部の外周部分と
中央寄りの部分とを有効に加熱し得るように構成した
り、あるいは円環状に形成された金属製のプレートの下
面にシーズヒータをブレージングにより渦巻状に取り付
けて発熱体を構成し、このような発熱体で鍋の底部の外
周部分と中央寄りの部分とをほぼ均等に加熱するように
した輻射加熱式炊飯器が提供されている。
の発熱体を構成し、この発熱体で鍋の底部の外周部分と
中央寄りの部分とを有効に加熱し得るように構成した
り、あるいは円環状に形成された金属製のプレートの下
面にシーズヒータをブレージングにより渦巻状に取り付
けて発熱体を構成し、このような発熱体で鍋の底部の外
周部分と中央寄りの部分とをほぼ均等に加熱するように
した輻射加熱式炊飯器が提供されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
に、二重円環状のシーズヒータや、円環状のプレートの
下面にシーズヒータを渦巻状に取り付けた発熱体を用い
る構成においては、構造が複雑で高価となり、また重量
が増し、炊飯器を持ち運ぶ際などの取扱いに不便で、さ
らに発熱体の平面的な拡がりが大きくなるため、内枠の
内底部を清掃する際の作業が面倒となる難点がある。
に、二重円環状のシーズヒータや、円環状のプレートの
下面にシーズヒータを渦巻状に取り付けた発熱体を用い
る構成においては、構造が複雑で高価となり、また重量
が増し、炊飯器を持ち運ぶ際などの取扱いに不便で、さ
らに発熱体の平面的な拡がりが大きくなるため、内枠の
内底部を清掃する際の作業が面倒となる難点がある。
【0006】この発明はこのような点に着目してなされ
たもので、その一つの目的は、安価で軽量な構造で鍋の
底部の外周部分と中央寄りの部分とを有効に加熱するこ
とができるようにし、他の一つの目的は、内枠の内底部
に対する清掃を容易に行えるようにすることにある。
たもので、その一つの目的は、安価で軽量な構造で鍋の
底部の外周部分と中央寄りの部分とを有効に加熱するこ
とができるようにし、他の一つの目的は、内枠の内底部
に対する清掃を容易に行えるようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明はこのような目
的を達成するために、第1の手段として、炊飯器本体内
に有底筒状の内枠が設けられ、この内枠内に炊飯用の鍋
が挿脱自在に収納されるものにおいて、前記内枠の内底
部に、前記鍋の底部の外周部分を輻射熱で加熱する環状
の発熱体と、この発熱体の内側に着脱自在に配置し、前
記発熱体の熱を受けて前記鍋の底部の中央寄りの部分を
輻射熱で加熱する輻射板とを備えるようにしたものであ
る。
的を達成するために、第1の手段として、炊飯器本体内
に有底筒状の内枠が設けられ、この内枠内に炊飯用の鍋
が挿脱自在に収納されるものにおいて、前記内枠の内底
部に、前記鍋の底部の外周部分を輻射熱で加熱する環状
の発熱体と、この発熱体の内側に着脱自在に配置し、前
記発熱体の熱を受けて前記鍋の底部の中央寄りの部分を
輻射熱で加熱する輻射板とを備えるようにしたものであ
る。
【0008】また第2の手段として、炊飯器本体内に有
底筒状の内枠が設けられ、この内枠内に炊飯用の鍋が挿
脱自在に収納され、前記内枠の底面中央部に凸部が形成
され、この凸部の内側に前記鍋の温度を検出する温度セ
ンサが設けられたものにおいて、前記内枠の内底部に、
前記鍋の底部の外周部分を輻射熱で加熱する環状の発熱
体と、この発熱体の内周と前記凸部の外周との間に設け
られ、前記発熱体の熱を受けて前記鍋の底部の中央寄り
の部分を輻射熱で加熱する環状の輻射板とを備え、前記
輻射板の内周と前記凸部の外周との間には、輻射板の下
方の空間部分の高温の空気を対流により前記鍋の底部の
中央寄りの部分に導く隙間を設けるようにしたものであ
る。
底筒状の内枠が設けられ、この内枠内に炊飯用の鍋が挿
脱自在に収納され、前記内枠の底面中央部に凸部が形成
され、この凸部の内側に前記鍋の温度を検出する温度セ
ンサが設けられたものにおいて、前記内枠の内底部に、
前記鍋の底部の外周部分を輻射熱で加熱する環状の発熱
体と、この発熱体の内周と前記凸部の外周との間に設け
られ、前記発熱体の熱を受けて前記鍋の底部の中央寄り
の部分を輻射熱で加熱する環状の輻射板とを備え、前記
輻射板の内周と前記凸部の外周との間には、輻射板の下
方の空間部分の高温の空気を対流により前記鍋の底部の
中央寄りの部分に導く隙間を設けるようにしたものであ
る。
【0009】
【作用】第1の手段においては、発熱体の通電に応じて
これが発熱し、この発熱体から放散される輻射熱が鍋の
底部の外周部分に直接当たってこの外周部分が加熱され
る。
これが発熱し、この発熱体から放散される輻射熱が鍋の
底部の外周部分に直接当たってこの外周部分が加熱され
る。
【0010】輻射板は発熱体の熱を受けて高温となり、
この輻射板から輻射熱が放散される。この輻射板は発熱
体の内側つまり鍋の外底面の中央寄りの部分に配置して
おり、このためこの輻射板から放散される輻射熱が鍋の
底部の中央寄りの部分に当ってこの中央寄りの部分が加
熱される。
この輻射板から輻射熱が放散される。この輻射板は発熱
体の内側つまり鍋の外底面の中央寄りの部分に配置して
おり、このためこの輻射板から放散される輻射熱が鍋の
底部の中央寄りの部分に当ってこの中央寄りの部分が加
熱される。
【0011】このように発熱体および輻射板により、鍋
の底部の外周部分および中央寄りの部分が有効に加熱さ
れ、したがって鍋内の米の全体をほぼ均等に加熱して炊
飯むらのない全体がふっくらとした良質の米飯を炊き上
げることができる。内枠の内底部を清掃する際には、ま
ず内枠内から鍋を取り出し、さらに発熱体の内側に配置
している輻射板を取り出す。
の底部の外周部分および中央寄りの部分が有効に加熱さ
れ、したがって鍋内の米の全体をほぼ均等に加熱して炊
飯むらのない全体がふっくらとした良質の米飯を炊き上
げることができる。内枠の内底部を清掃する際には、ま
ず内枠内から鍋を取り出し、さらに発熱体の内側に配置
している輻射板を取り出す。
【0012】発熱体は単なる環状で、かつこの発熱体の
内側に配置していた輻射板が取り除かれることにより、
内枠の内底部が大きく開放され、したがってこの内底部
を容易に能率よく清掃することができる。
内側に配置していた輻射板が取り除かれることにより、
内枠の内底部が大きく開放され、したがってこの内底部
を容易に能率よく清掃することができる。
【0013】また第2の手段においては、第1の手段の
場合と同様に、発熱体の通電に応じてこれが発熱し、こ
の発熱体から放散される輻射熱が鍋の底部の外周部分に
直接当たってこの外周部分が加熱される。そして輻射板
が発熱体の熱を受けて高温となり、この輻射板から輻射
熱が放散され、この輻射熱で鍋の底部の中央寄りの部分
が加熱されるが、さらに輻射板の下方側の高温の空気が
対流により、輻射板の内周と凸部の外周との間の隙間を
通して輻射板の上方側に上昇し、この高温の空気が鍋の
底部の中央寄りの部分に接触し、これにより鍋の底部の
中央寄りの部分がより効率よく加熱される。
場合と同様に、発熱体の通電に応じてこれが発熱し、こ
の発熱体から放散される輻射熱が鍋の底部の外周部分に
直接当たってこの外周部分が加熱される。そして輻射板
が発熱体の熱を受けて高温となり、この輻射板から輻射
熱が放散され、この輻射熱で鍋の底部の中央寄りの部分
が加熱されるが、さらに輻射板の下方側の高温の空気が
対流により、輻射板の内周と凸部の外周との間の隙間を
通して輻射板の上方側に上昇し、この高温の空気が鍋の
底部の中央寄りの部分に接触し、これにより鍋の底部の
中央寄りの部分がより効率よく加熱される。
【0014】
【実施例】以下、この発明の実施例について図面を参照
して説明する。
して説明する。
【0015】図1に第1の実施例を示し、符号1が炊飯
器本体で、この炊飯器本体1内にアルミニウムで形成さ
れた有底筒状の内枠2が設けられ、この内枠2の上端の
開口部から鍋3が挿脱自在に収納されている。
器本体で、この炊飯器本体1内にアルミニウムで形成さ
れた有底筒状の内枠2が設けられ、この内枠2の上端の
開口部から鍋3が挿脱自在に収納されている。
【0016】鍋3の上部にはその外方に拡がる段部4が
形成され、この段部4が内枠2の上端の開口縁に係合
し、この係合により鍋3が内枠2内の一定の深さの位置
に定まり、かつ鍋3の外周面と内枠2の内周面との間に
隙間5が介在するように支持されている。
形成され、この段部4が内枠2の上端の開口縁に係合
し、この係合により鍋3が内枠2内の一定の深さの位置
に定まり、かつ鍋3の外周面と内枠2の内周面との間に
隙間5が介在するように支持されている。
【0017】内枠2の底面の中央部には凸部6が形成さ
れ、この凸部6は円錐台形をなし、その上面の中央部に
開口7が形成されている。凸部6の内側にはセンサケー
ス8が上下動自在に設けられ、このセンサケース8の内
部に温度センサ9が取り付けられている。このセンサケ
ース8はスプリング10により上方に弾性的に付勢さ
れ、この付勢力でその上面が前記開口7からその上方に
僅かに突出して鍋3の外底面に密着し、この密着により
前記温度センサ9により鍋3の温度が逐次検出されるよ
うになっている。
れ、この凸部6は円錐台形をなし、その上面の中央部に
開口7が形成されている。凸部6の内側にはセンサケー
ス8が上下動自在に設けられ、このセンサケース8の内
部に温度センサ9が取り付けられている。このセンサケ
ース8はスプリング10により上方に弾性的に付勢さ
れ、この付勢力でその上面が前記開口7からその上方に
僅かに突出して鍋3の外底面に密着し、この密着により
前記温度センサ9により鍋3の温度が逐次検出されるよ
うになっている。
【0018】内枠2の内底部には、シーズヒータを円環
状に曲成してなる発熱体13が鍋3の外底面の周縁部に
離間して対向するように水平に設けられている。この発
熱体13は内枠2の内底部に設けられた碍子製の支持台
14の上に取付金具15を介して取り付けられている。
状に曲成してなる発熱体13が鍋3の外底面の周縁部に
離間して対向するように水平に設けられている。この発
熱体13は内枠2の内底部に設けられた碍子製の支持台
14の上に取付金具15を介して取り付けられている。
【0019】発熱体13の内周と前記凸部6の外周との
間には輻射板16が設けられ、この輻射板16は凸部6
の外周形状に対応する傾斜状の周面を有する偏平なテー
パ筒状に形成されている。そしてこの輻射板16の上端
の開口縁および下端の開口縁にそれぞれその内側に折曲
する折曲片17,18が一体に形成され、一方の折曲片
17が内枠2の内底面に当接し、他方の折曲部18が凸
部6の周面に当接し、これら折曲片17,18を介して
輻射板16が凸部6の外周に着脱自在に重なり合うよう
に支持されている。この輻射板16は鋼板により形成さ
れていて、その全体の表面に例えば黒色のホウロウによ
るコーティング層が施されている。なお、19は鍋3の
上端の開口部に着脱可能に設けられた蓋体である。
間には輻射板16が設けられ、この輻射板16は凸部6
の外周形状に対応する傾斜状の周面を有する偏平なテー
パ筒状に形成されている。そしてこの輻射板16の上端
の開口縁および下端の開口縁にそれぞれその内側に折曲
する折曲片17,18が一体に形成され、一方の折曲片
17が内枠2の内底面に当接し、他方の折曲部18が凸
部6の周面に当接し、これら折曲片17,18を介して
輻射板16が凸部6の外周に着脱自在に重なり合うよう
に支持されている。この輻射板16は鋼板により形成さ
れていて、その全体の表面に例えば黒色のホウロウによ
るコーティング層が施されている。なお、19は鍋3の
上端の開口部に着脱可能に設けられた蓋体である。
【0020】炊飯時においては、内枠2内から鍋3を取
り出し、この鍋3内に水洗いした米と水を収容し、この
鍋3を内枠2内に挿入し、また鍋3の上端の開口部を蓋
体19で閉塞し、この状態でスタートスイッチ(図示せ
ず)を投入する。
り出し、この鍋3内に水洗いした米と水を収容し、この
鍋3を内枠2内に挿入し、また鍋3の上端の開口部を蓋
体19で閉塞し、この状態でスタートスイッチ(図示せ
ず)を投入する。
【0021】これに応じて発熱体13が通電されて発熱
し、この発熱体13から放散される輻射熱(一次輻射
熱)が鍋3の底部の外周部分に直接当たってこの外周部
分が加熱される。
し、この発熱体13から放散される輻射熱(一次輻射
熱)が鍋3の底部の外周部分に直接当たってこの外周部
分が加熱される。
【0022】発熱体13から放散される輻射熱の一部は
輻射板16の外周面に当たり、これに伴い輻射板16が
高温となり、この輻射板16の周面から輻射熱(二次輻
射熱)が放散される。
輻射板16の外周面に当たり、これに伴い輻射板16が
高温となり、この輻射板16の周面から輻射熱(二次輻
射熱)が放散される。
【0023】輻射板16は鍋3の外底面の中央部分に配
置しており、このためこの輻射板16から放散される輻
射熱が鍋3の底部の中央寄りの部分に当ってこの中央寄
りの部分が加熱される。鍋3の温度は温度センサ9によ
り逐次検出され、この温度の検出に基づいて発熱体13
の通電が制御される。
置しており、このためこの輻射板16から放散される輻
射熱が鍋3の底部の中央寄りの部分に当ってこの中央寄
りの部分が加熱される。鍋3の温度は温度センサ9によ
り逐次検出され、この温度の検出に基づいて発熱体13
の通電が制御される。
【0024】輻射板16の表面にはホウロウによるコー
ティング層が設けられており、このホウロウによるコー
ティング層は熱吸収率が非常に良好であり、このため発
熱体13の熱がこのコーティング層を介して輻射板16
に良好に吸収され、この熱の吸収に基づいて輻射板16
から鍋3の底部の中央寄りの部分に有効に輻射熱が放射
される。
ティング層が設けられており、このホウロウによるコー
ティング層は熱吸収率が非常に良好であり、このため発
熱体13の熱がこのコーティング層を介して輻射板16
に良好に吸収され、この熱の吸収に基づいて輻射板16
から鍋3の底部の中央寄りの部分に有効に輻射熱が放射
される。
【0025】なお、輻射板16の表面に塗料によるコー
ティング層や、セラミック溶射によるコーティング層を
施すことも考えられるが、塗料によるコーティング層で
は加熱に伴い異臭が生じたり、変色が生じる恐れがあ
り、またセラミック溶射によるコーティング層では汚れ
が付着しやすく、かつ高価となる難点がある。これに対
しホウロウによるコーティング層においては、耐熱性が
高く( 800℃)、異臭や変色が生じることがなく、また
表面が平滑で、汚れても簡単に清掃することができ、さ
らに腐食に対しても強い利点がある。
ティング層や、セラミック溶射によるコーティング層を
施すことも考えられるが、塗料によるコーティング層で
は加熱に伴い異臭が生じたり、変色が生じる恐れがあ
り、またセラミック溶射によるコーティング層では汚れ
が付着しやすく、かつ高価となる難点がある。これに対
しホウロウによるコーティング層においては、耐熱性が
高く( 800℃)、異臭や変色が生じることがなく、また
表面が平滑で、汚れても簡単に清掃することができ、さ
らに腐食に対しても強い利点がある。
【0026】このように発熱体13および輻射板16に
より、鍋3の底部の外周部分および中央寄りの部分が有
効に加熱され、したがって鍋3内の米の全体をほぼ均等
に加熱して炊飯むらのない全体がふっくらとした良質の
米飯を炊き上げることができる。
より、鍋3の底部の外周部分および中央寄りの部分が有
効に加熱され、したがって鍋3内の米の全体をほぼ均等
に加熱して炊飯むらのない全体がふっくらとした良質の
米飯を炊き上げることができる。
【0027】米飯が炊き上がると、これが温度センサ9
により検出されて発熱体13の通電が切れ、その炊き上
がった米飯に対するむらしが行われるが、鍋3の下方に
配置する輻射板16の熱容量が大きいから、この輻射板
16の余熱で米飯に対するむらしが有効に行われる。一
方、内枠2の内底部を清掃する際には、まず内枠2内か
ら鍋3を取り出し、さらに凸部6の外周に配置している
輻射板16を取り出す。
により検出されて発熱体13の通電が切れ、その炊き上
がった米飯に対するむらしが行われるが、鍋3の下方に
配置する輻射板16の熱容量が大きいから、この輻射板
16の余熱で米飯に対するむらしが有効に行われる。一
方、内枠2の内底部を清掃する際には、まず内枠2内か
ら鍋3を取り出し、さらに凸部6の外周に配置している
輻射板16を取り出す。
【0028】発熱体13は単なる円環状で、かつこの発
熱体13の内側に配置していた輻射板16が取り除かれ
ることにより、内枠2の内底部が大きく開放され、した
がってこの内底部を容易に能率よく清掃することができ
る。
熱体13の内側に配置していた輻射板16が取り除かれ
ることにより、内枠2の内底部が大きく開放され、した
がってこの内底部を容易に能率よく清掃することができ
る。
【0029】図2は第2の実施例を示し、この第2の実
施例においては、輻射板16が中央部に開口20を有す
る円板状に形成され、前記開口20が内枠2の凸部6の
周面上部に着脱自在に嵌合し、この嵌合により輻射板1
6が水平にかつ鍋3の底面に近接して対向するように支
持されている。前記開口20の周縁には、その下方側に
ほぼV字状に折曲する折曲片21が形成され、この折曲
片21を介して輻射板16が凸部6の周面の上に支持さ
れている。そしてこの輻射板16の全体の表面にはホウ
ロウによるコーティング層が施されている。
施例においては、輻射板16が中央部に開口20を有す
る円板状に形成され、前記開口20が内枠2の凸部6の
周面上部に着脱自在に嵌合し、この嵌合により輻射板1
6が水平にかつ鍋3の底面に近接して対向するように支
持されている。前記開口20の周縁には、その下方側に
ほぼV字状に折曲する折曲片21が形成され、この折曲
片21を介して輻射板16が凸部6の周面の上に支持さ
れている。そしてこの輻射板16の全体の表面にはホウ
ロウによるコーティング層が施されている。
【0030】このような構成においても、第1の実施例
と同様に、発熱体13から放散される輻射熱により鍋3
の底部の外周部分が加熱される。そして発熱体13によ
り輻射板16が加熱され、この輻射板16から放散され
る輻射熱により鍋3の底部の中央寄りの部分が加熱され
るが、この第2の実施例においては、輻射板16が鍋3
の底面に近接して水平に配置しており、このためこの輻
射板16の輻射熱が鍋3の底面により有効に作用する利
点がある。
と同様に、発熱体13から放散される輻射熱により鍋3
の底部の外周部分が加熱される。そして発熱体13によ
り輻射板16が加熱され、この輻射板16から放散され
る輻射熱により鍋3の底部の中央寄りの部分が加熱され
るが、この第2の実施例においては、輻射板16が鍋3
の底面に近接して水平に配置しており、このためこの輻
射板16の輻射熱が鍋3の底面により有効に作用する利
点がある。
【0031】またこの第2の実施例においても、内枠2
の内底部の清掃に当たって、内枠2内から鍋3および輻
射板16を取り出すことにより、容易に能率よく清掃す
ることができる。
の内底部の清掃に当たって、内枠2内から鍋3および輻
射板16を取り出すことにより、容易に能率よく清掃す
ることができる。
【0032】図3は第3の実施例を示し、この第3の実
施例においては、輻射板16が中央部に開口22を有す
る比較的外径寸法の大きな円板状に形成されている。そ
してこの輻射板16の外周縁にその下方にほぼ直角に折
曲する折曲片23が形成され、この折曲片23の下端縁
が発熱体13を支持した支持台14の上面に当接し、こ
の当接により輻射板16が水平にかつ鍋3の底面に近接
して対向するように着脱自在に支持されている。そして
この輻射板16の全体の表面にはホウロウによるコーテ
ィング層が施されている。
施例においては、輻射板16が中央部に開口22を有す
る比較的外径寸法の大きな円板状に形成されている。そ
してこの輻射板16の外周縁にその下方にほぼ直角に折
曲する折曲片23が形成され、この折曲片23の下端縁
が発熱体13を支持した支持台14の上面に当接し、こ
の当接により輻射板16が水平にかつ鍋3の底面に近接
して対向するように着脱自在に支持されている。そして
この輻射板16の全体の表面にはホウロウによるコーテ
ィング層が施されている。
【0033】このような構成においても、第1の実施例
と同様に、発熱体13から放散される輻射熱により鍋3
の底部の外周部分が加熱される。そして発熱体13によ
り輻射板16が加熱され、この輻射板16から放散され
る輻射熱により鍋3の底部の中央寄りの部分が加熱され
るが、この第2の実施例においては、輻射板16が鍋3
の底面に近接して水平に配置し、かつその面積が大き
く、このためこの輻射板16の輻射熱が鍋3の底面によ
り一層有効に作用する利点がある。
と同様に、発熱体13から放散される輻射熱により鍋3
の底部の外周部分が加熱される。そして発熱体13によ
り輻射板16が加熱され、この輻射板16から放散され
る輻射熱により鍋3の底部の中央寄りの部分が加熱され
るが、この第2の実施例においては、輻射板16が鍋3
の底面に近接して水平に配置し、かつその面積が大き
く、このためこの輻射板16の輻射熱が鍋3の底面によ
り一層有効に作用する利点がある。
【0034】またこの第3の実施例においても、内枠2
の内底部の清掃に当たって、内枠2内から鍋3および輻
射板16を取り出すことにより、容易に能率よく清掃す
ることができる。
の内底部の清掃に当たって、内枠2内から鍋3および輻
射板16を取り出すことにより、容易に能率よく清掃す
ることができる。
【0035】図4および図5は第4の実施例を示し、こ
の第4の実施例においては、輻射板16が中央部に開口
24を有する比較的外径寸法の大きな円板状をなし、そ
の外周縁の一部に取付片25,25が一体に突出形成さ
れている。そしてこれら取付片25,25が支持金具
(図示せず)を介して発熱体13と一体的に碍子製の支
持台14に固定され、これにより輻射板16が発熱体1
3とほぼ同一のレベル位置にほぼ水平に支持されてい
る。
の第4の実施例においては、輻射板16が中央部に開口
24を有する比較的外径寸法の大きな円板状をなし、そ
の外周縁の一部に取付片25,25が一体に突出形成さ
れている。そしてこれら取付片25,25が支持金具
(図示せず)を介して発熱体13と一体的に碍子製の支
持台14に固定され、これにより輻射板16が発熱体1
3とほぼ同一のレベル位置にほぼ水平に支持されてい
る。
【0036】輻射板16の外周縁と発熱体13の内周と
の間、および輻射板16の内周縁と内枠2の凸部6の外
周との間には、それぞれ隙間31,32が設けられてい
る。前記一方の隙間31の幅L1 は 0.5〜5.0mm 、他方
の隙間32の幅L2 は少なくとも5mm以上とする。そし
て輻射板16の全体の表面には、ホウロウによるコーテ
ィング層が施されている。
の間、および輻射板16の内周縁と内枠2の凸部6の外
周との間には、それぞれ隙間31,32が設けられてい
る。前記一方の隙間31の幅L1 は 0.5〜5.0mm 、他方
の隙間32の幅L2 は少なくとも5mm以上とする。そし
て輻射板16の全体の表面には、ホウロウによるコーテ
ィング層が施されている。
【0037】このような構成においては、第1の実施例
と同様に、発熱体13から放散される輻射熱により鍋3
の底部の外周部分が加熱される。そして発熱体13によ
り輻射板16が加熱され、この輻射板16から放散され
る輻射熱により鍋3の底部の中央寄りの部分が加熱され
る。輻射板16は取付片25,25を介して発熱体13
と直接接触しており、このため発熱体13の熱が輻射と
併せて伝導により輻射板16に伝わり、したがって輻射
板16の温度がより一層高温となる。
と同様に、発熱体13から放散される輻射熱により鍋3
の底部の外周部分が加熱される。そして発熱体13によ
り輻射板16が加熱され、この輻射板16から放散され
る輻射熱により鍋3の底部の中央寄りの部分が加熱され
る。輻射板16は取付片25,25を介して発熱体13
と直接接触しており、このため発熱体13の熱が輻射と
併せて伝導により輻射板16に伝わり、したがって輻射
板16の温度がより一層高温となる。
【0038】さらに輻射板16の下方側の空気が発熱体
13および輻射板16から放散される輻射熱で高温とな
り、この高温の空気が対流により隙間32から凸部6の
斜面に沿って輻射板16の上方側に上昇し、この高温の
空気が鍋3の底部の中央寄りの部分に接触し、これによ
り鍋3の底部の中央寄りの部分がより効率よく加熱さ
れ、これにより鍋3内に対する加熱温度の均一性がさら
に向上して炊飯むらの発生が確実に抑制される。
13および輻射板16から放散される輻射熱で高温とな
り、この高温の空気が対流により隙間32から凸部6の
斜面に沿って輻射板16の上方側に上昇し、この高温の
空気が鍋3の底部の中央寄りの部分に接触し、これによ
り鍋3の底部の中央寄りの部分がより効率よく加熱さ
れ、これにより鍋3内に対する加熱温度の均一性がさら
に向上して炊飯むらの発生が確実に抑制される。
【0039】発熱体13と輻射板16との間には隙間3
1が設けられており、したがって発熱体13がその発熱
に伴う熱膨張で変形しても、その変形で輻射板16に外
力が加わることがない。なお、前記各実施例において
は、発熱体13を円形の環状としたが、必ずしも円形の
環状である必要はなく、多角形などの環状であっても差
し支えない。
1が設けられており、したがって発熱体13がその発熱
に伴う熱膨張で変形しても、その変形で輻射板16に外
力が加わることがない。なお、前記各実施例において
は、発熱体13を円形の環状としたが、必ずしも円形の
環状である必要はなく、多角形などの環状であっても差
し支えない。
【0040】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
鍋の外周部分と中央寄りの部分とを有効に加熱すること
ができ、したがって鍋内の米の全体をほぼ均一に加熱し
て炊飯むらのない良質の米飯を炊き上げることができ
る。そして内枠の内底部には、単なる環状の発熱体と輻
射板を設ける簡単な構造であり、したがって二重環状の
シーズヒータや、環状のプレートの下面にシーズヒータ
を渦巻状に取り付けた発熱体を用いる構成に比べ、安価
で軽量となり、さらに請求項1に記載の手段において
は、輻射板が発熱体の内側に着脱自在に配置しているか
ら、この輻射板を取り除くことにより内枠の内底部を容
易に能率よく清掃することができる利点がある。
鍋の外周部分と中央寄りの部分とを有効に加熱すること
ができ、したがって鍋内の米の全体をほぼ均一に加熱し
て炊飯むらのない良質の米飯を炊き上げることができ
る。そして内枠の内底部には、単なる環状の発熱体と輻
射板を設ける簡単な構造であり、したがって二重環状の
シーズヒータや、環状のプレートの下面にシーズヒータ
を渦巻状に取り付けた発熱体を用いる構成に比べ、安価
で軽量となり、さらに請求項1に記載の手段において
は、輻射板が発熱体の内側に着脱自在に配置しているか
ら、この輻射板を取り除くことにより内枠の内底部を容
易に能率よく清掃することができる利点がある。
【図1】この発明の第1の実施例に係る輻射加熱式炊飯
器の断面図。
器の断面図。
【図2】この発明の第2の実施例に係る輻射加熱式炊飯
器の断面図。
器の断面図。
【図3】この発明の第3の実施例に係る輻射加熱式炊飯
器の断面図。
器の断面図。
【図4】この発明の第4の実施例に係る輻射加熱式炊飯
器の断面図。
器の断面図。
【図5】その輻射加熱式炊飯器における内枠の内底部を
上方から見た平面図。
上方から見た平面図。
1…炊飯器本体 2…内枠 3…鍋 6…凸部 9…温度センサ 13…発熱体 16…輻射板 32…隙間
Claims (2)
- 【請求項1】 炊飯器本体内に有底筒状の内枠が設けら
れ、この内枠内に炊飯用の鍋が挿脱自在に収納されるも
のにおいて、前記内枠の内底部に、前記鍋の底部の外周
部分を輻射熱で加熱する環状の発熱体と、この発熱体の
内側に着脱自在に配置し、前記発熱体の熱を受けて前記
鍋の底部の中央寄りの部分を輻射熱で加熱する輻射板と
を備えることを特徴とする輻射加熱式炊飯器。 - 【請求項2】 炊飯器本体内に有底筒状の内枠が設けら
れ、この内枠内に炊飯用の鍋が挿脱自在に収納され、前
記内枠の底面中央部に凸部が形成され、この凸部の内側
に前記鍋の温度を検出する温度センサが設けられたもの
において、前記内枠の内底部に、前記鍋の底部の外周部
分を輻射熱で加熱する環状の発熱体と、この発熱体の内
周と前記凸部の外周との間に設けられ、前記発熱体の熱
を受けて前記鍋の底部の中央寄りの部分を輻射熱で加熱
する環状の輻射板とを備え、前記輻射板の内周と前記凸
部の外周との間には、輻射板の下方の空間部分の高温の
空気を対流により前記鍋の底部の中央寄りの部分に導く
隙間を設けたことを特徴とする輻射加熱式炊飯器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18770492A JPH0630841A (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | 輻射加熱式炊飯器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18770492A JPH0630841A (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | 輻射加熱式炊飯器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0630841A true JPH0630841A (ja) | 1994-02-08 |
Family
ID=16210707
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18770492A Pending JPH0630841A (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | 輻射加熱式炊飯器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0630841A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20100172637A1 (en) * | 2009-01-08 | 2010-07-08 | Tsann Kuen (Zhangzhou) Enterprise Co., Ltd. | Oven |
-
1992
- 1992-07-15 JP JP18770492A patent/JPH0630841A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20100172637A1 (en) * | 2009-01-08 | 2010-07-08 | Tsann Kuen (Zhangzhou) Enterprise Co., Ltd. | Oven |
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