JPH06314408A - 磁気ヘッド - Google Patents
磁気ヘッドInfo
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- JPH06314408A JPH06314408A JP5124685A JP12468593A JPH06314408A JP H06314408 A JPH06314408 A JP H06314408A JP 5124685 A JP5124685 A JP 5124685A JP 12468593 A JP12468593 A JP 12468593A JP H06314408 A JPH06314408 A JP H06314408A
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/127—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/127—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
- G11B5/133—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive with cores composed of particles, e.g. with dust cores, with ferrite cores with cores composed of isolated magnetic particles
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 耐摩耗性及び電磁変換特性を向上させ、製品
寿命を向上させる。 【構成】 磁気コア1,2の媒体対向面側を単結晶フェ
ライト13,14によって構成し、残部を多結晶フェラ
イト15,16によって構成し、且つ磁気コア1,2の
媒体対向面を単結晶フェライトの{100}面とし、突
き合わせ面を{100}面とする。なおこの時、磁気コ
アの突き合わせ面に金属磁性薄膜を形成し、磁性薄膜同
士を突き合わせて磁気ギャップを形成しても良く、また
磁気コアの突き合わせ面に切り欠き溝を設け、突き合わ
せ面に対して所定の角度で傾斜する金属磁性薄膜を形成
し、該磁性薄膜同士を突き合わせて磁気ギャップを形成
しても良い。
寿命を向上させる。 【構成】 磁気コア1,2の媒体対向面側を単結晶フェ
ライト13,14によって構成し、残部を多結晶フェラ
イト15,16によって構成し、且つ磁気コア1,2の
媒体対向面を単結晶フェライトの{100}面とし、突
き合わせ面を{100}面とする。なおこの時、磁気コ
アの突き合わせ面に金属磁性薄膜を形成し、磁性薄膜同
士を突き合わせて磁気ギャップを形成しても良く、また
磁気コアの突き合わせ面に切り欠き溝を設け、突き合わ
せ面に対して所定の角度で傾斜する金属磁性薄膜を形成
し、該磁性薄膜同士を突き合わせて磁気ギャップを形成
しても良い。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、VTRやデータストレ
ージ等の磁気記録再生装置に組み込まれる磁気ヘッドに
関するものである。
ージ等の磁気記録再生装置に組み込まれる磁気ヘッドに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】VTRやデータストレージといった磁気
記録再生装置に組み込まれる磁気ヘッドとしては、磁気
コアを構成する材料として単結晶フェライトを用いたも
のが一般的である。
記録再生装置に組み込まれる磁気ヘッドとしては、磁気
コアを構成する材料として単結晶フェライトを用いたも
のが一般的である。
【0003】上記磁気ヘッドは、図12に示すように、
磁気ギャップg7 (いわゆるフロントギャップ)及び磁
気ギャップg8 (いわゆるバックギャップ)を境として
左右別々に形成された一対の磁気コア81,82がギャ
ップ部を有して突き合わされ接合一体化されたもので、
上記磁気コア81,82は単結晶フェライトによって構
成されている。なお、磁気コア81,82の突き合わせ
面には、磁気ギャップg7 のトラック幅を規制するため
のトラック幅規制溝83,84が設けられている。
磁気ギャップg7 (いわゆるフロントギャップ)及び磁
気ギャップg8 (いわゆるバックギャップ)を境として
左右別々に形成された一対の磁気コア81,82がギャ
ップ部を有して突き合わされ接合一体化されたもので、
上記磁気コア81,82は単結晶フェライトによって構
成されている。なお、磁気コア81,82の突き合わせ
面には、磁気ギャップg7 のトラック幅を規制するため
のトラック幅規制溝83,84が設けられている。
【0004】さらに、上記トラック幅規制溝83,84
には融着ガラス87が溶融充填されており、磁気コア8
1,82を接合している。また、磁気コア81,82の
突き合わせ面側にはコイル巻装用の巻線溝89,90、
側面には巻線ガイド溝91,92が設けられており、こ
れら巻線溝89,90を通して図示しないコイルが巻装
される。
には融着ガラス87が溶融充填されており、磁気コア8
1,82を接合している。また、磁気コア81,82の
突き合わせ面側にはコイル巻装用の巻線溝89,90、
側面には巻線ガイド溝91,92が設けられており、こ
れら巻線溝89,90を通して図示しないコイルが巻装
される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述のような磁気ヘッ
ドにおいては、磁気コアの構成材料として単結晶フェラ
イトが広く用いられているが、単結晶フェライトを用い
た場合、切り出される面方位の違いにより形成される磁
気ヘッドの耐摩耗性や電磁変換特性が大きく異なってし
まう。
ドにおいては、磁気コアの構成材料として単結晶フェラ
イトが広く用いられているが、単結晶フェライトを用い
た場合、切り出される面方位の違いにより形成される磁
気ヘッドの耐摩耗性や電磁変換特性が大きく異なってし
まう。
【0006】そこで、単結晶フェライトから磁気ヘッド
を切り出す場合、その結晶方位の選定が非常に重要であ
り、これまで、例えば、Mn−Zn単結晶フェライトを
用いた場合においては、媒体対向面,突き合わせ面,ヘ
ッド側面を、それぞれ{110},{100},{11
0}としたβ型フェライトヘッドや、{211},{1
11},{110}としたJ型フェライトヘッドが知ら
れている。
を切り出す場合、その結晶方位の選定が非常に重要であ
り、これまで、例えば、Mn−Zn単結晶フェライトを
用いた場合においては、媒体対向面,突き合わせ面,ヘ
ッド側面を、それぞれ{110},{100},{11
0}としたβ型フェライトヘッドや、{211},{1
11},{110}としたJ型フェライトヘッドが知ら
れている。
【0007】しかしながら、これらβ型フェライトヘッ
ドやJ型フェライトヘッドは、一長一短を有しており、
例えば図13に示すように、{211}面は耐摩耗性が
良好でないため、J型フェライトを用いた磁気ヘッドは
耐摩耗性が良好ではないという不都合が生ずる。一方、
それぞれの磁気ヘッドの電磁変換特性を図14に示す
が、J型フェライトの電磁変換特性は良好であるが、β
型フェライトを用いた磁気ヘッドの電磁変換特性はあま
り良好ではない。すなわち、耐摩耗性と電磁変換特性の
両者を同時に最適化することは非常に困難である。
ドやJ型フェライトヘッドは、一長一短を有しており、
例えば図13に示すように、{211}面は耐摩耗性が
良好でないため、J型フェライトを用いた磁気ヘッドは
耐摩耗性が良好ではないという不都合が生ずる。一方、
それぞれの磁気ヘッドの電磁変換特性を図14に示す
が、J型フェライトの電磁変換特性は良好であるが、β
型フェライトを用いた磁気ヘッドの電磁変換特性はあま
り良好ではない。すなわち、耐摩耗性と電磁変換特性の
両者を同時に最適化することは非常に困難である。
【0008】また、上述のJ型フェライトヘッドのよう
に、耐摩耗性のあまり良好でない面が媒体対向面となる
ような場合、磁気ギャップのデプス長を長くするするこ
とによって磁気ヘッドの製品寿命を確保することも考え
られるが、デプス長を長くすると、磁気ヘッドのコア効
率が低下し、電磁変換特性が損なわれることとなり、や
はり不都合が生じる。
に、耐摩耗性のあまり良好でない面が媒体対向面となる
ような場合、磁気ギャップのデプス長を長くするするこ
とによって磁気ヘッドの製品寿命を確保することも考え
られるが、デプス長を長くすると、磁気ヘッドのコア効
率が低下し、電磁変換特性が損なわれることとなり、や
はり不都合が生じる。
【0009】そこで本発明は、上述の従来の実情に鑑み
て提案されたものであり、耐摩耗性及び電磁変換特性が
良好で、製品寿命の長い磁気ヘッドを提供することを目
的とする。
て提案されたものであり、耐摩耗性及び電磁変換特性が
良好で、製品寿命の長い磁気ヘッドを提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明者等が鋭意検討した結果、磁気コアの媒体対
向面側を単結晶フェライトによって構成し、残部を多結
晶フェライトによって構成するとともに、単結晶フェラ
イトの面方位を制御することによって、耐摩耗性及び電
磁変換特性の良好な磁気ヘッドを得ることができること
を見出した。
めに本発明者等が鋭意検討した結果、磁気コアの媒体対
向面側を単結晶フェライトによって構成し、残部を多結
晶フェライトによって構成するとともに、単結晶フェラ
イトの面方位を制御することによって、耐摩耗性及び電
磁変換特性の良好な磁気ヘッドを得ることができること
を見出した。
【0011】すなわち、本発明は、一対の磁気コアを磁
気ギャップを有して突き合わせてなる磁気ヘッドにおい
て、上記磁気コアの媒体対向面側が単結晶フェライトに
よって構成され、残部が多結晶フェライトによって構成
されており、該磁気コアの媒体対向面が単結晶フェライ
トの{100}面,突き合わせ面が{100}面によっ
て構成されることを特徴とするものである。
気ギャップを有して突き合わせてなる磁気ヘッドにおい
て、上記磁気コアの媒体対向面側が単結晶フェライトに
よって構成され、残部が多結晶フェライトによって構成
されており、該磁気コアの媒体対向面が単結晶フェライ
トの{100}面,突き合わせ面が{100}面によっ
て構成されることを特徴とするものである。
【0012】ところで近年では、VTRやデータストレ
ージといった磁気記録再生装置において、高密度記録や
短波長記録が進められ、これに対応して高抗磁力磁気記
録媒体が使用されるようになっている。これに伴い、磁
気コアに金属磁性体を用いた磁気ヘッドが種々開発され
ている。このような磁気ヘッドの代表的なものとして
は、いわゆるメタル・イン・ギャップヘッド(以下、M
IGヘッドと称する。)やティルテッドセンダストスパ
ッタヘッド(以下、TSSヘッドと称する。)が挙げら
れる。
ージといった磁気記録再生装置において、高密度記録や
短波長記録が進められ、これに対応して高抗磁力磁気記
録媒体が使用されるようになっている。これに伴い、磁
気コアに金属磁性体を用いた磁気ヘッドが種々開発され
ている。このような磁気ヘッドの代表的なものとして
は、いわゆるメタル・イン・ギャップヘッド(以下、M
IGヘッドと称する。)やティルテッドセンダストスパ
ッタヘッド(以下、TSSヘッドと称する。)が挙げら
れる。
【0013】上記MIGヘッドは、磁気コアを単結晶フ
ェライト等の酸化物基板と金属磁性体により構成したも
ので、磁気コアの突き合わせ面側にその形状に沿って金
属磁性薄膜が形成され、磁気ギャップが金属磁性薄膜同
士の突き合わせ部分によって形成されるものである。一
方のTSSヘッドも磁気コアを単結晶フェライト等の酸
化物基板と金属磁性体により構成したもので、磁気コア
の突き合わせ面に傾斜する切り欠き溝が設けられ、突き
合わせ面に対して所要角度で金属磁性薄膜が形成され、
該金属磁性薄膜同士を突き合わせて磁気ギャップが形成
されているものである。
ェライト等の酸化物基板と金属磁性体により構成したも
ので、磁気コアの突き合わせ面側にその形状に沿って金
属磁性薄膜が形成され、磁気ギャップが金属磁性薄膜同
士の突き合わせ部分によって形成されるものである。一
方のTSSヘッドも磁気コアを単結晶フェライト等の酸
化物基板と金属磁性体により構成したもので、磁気コア
の突き合わせ面に傾斜する切り欠き溝が設けられ、突き
合わせ面に対して所要角度で金属磁性薄膜が形成され、
該金属磁性薄膜同士を突き合わせて磁気ギャップが形成
されているものである。
【0014】本発明は、これらMIGヘッドやTSSヘ
ッドに適用することも可能であり、これらに適用したも
のが本願の第2の発明及び第3の発明である。すなわ
ち、本願の第2の発明は、上述の構成の磁気ヘッドにお
いて、さらに磁気コアの突き合わせ面に金属磁性薄膜が
形成され、該金属磁性薄膜同士を突き合わせて磁気ギャ
ップが形成されていることを特徴とするものである。
ッドに適用することも可能であり、これらに適用したも
のが本願の第2の発明及び第3の発明である。すなわ
ち、本願の第2の発明は、上述の構成の磁気ヘッドにお
いて、さらに磁気コアの突き合わせ面に金属磁性薄膜が
形成され、該金属磁性薄膜同士を突き合わせて磁気ギャ
ップが形成されていることを特徴とするものである。
【0015】さらに、本願の第3の発明は、上述の構成
の磁気ヘッドにおいて、さらに磁気コアの突き合わせ面
に傾斜する切り欠き溝が設けられ、突き合わせ面に対し
て所要角度で金属磁性薄膜が形成され、該金属磁性薄膜
同士を突き合わせて磁気ギャップが形成されていること
を特徴とするものである。
の磁気ヘッドにおいて、さらに磁気コアの突き合わせ面
に傾斜する切り欠き溝が設けられ、突き合わせ面に対し
て所要角度で金属磁性薄膜が形成され、該金属磁性薄膜
同士を突き合わせて磁気ギャップが形成されていること
を特徴とするものである。
【0016】
【作用】単結晶フェライトの{100}面は、耐摩耗性
に優れており、したがってこの{100}面を媒体対向
面とすれば、媒体摺動時の摩耗を抑制することができ、
長寿命化が図られる。
に優れており、したがってこの{100}面を媒体対向
面とすれば、媒体摺動時の摩耗を抑制することができ、
長寿命化が図られる。
【0017】ただし、{100}面を媒体対向面とした
場合、電磁変換特性の劣化が問題となるが、本発明の磁
気ヘッドにおいては、磁気コアの大部分が多結晶フェラ
イトによって構成されているので、前記媒体対向面側に
配される単結晶フェライトの結晶方位による電磁変換特
性の劣化が最小限に抑えられ、同時に摺動ノイズも低く
抑えられる。
場合、電磁変換特性の劣化が問題となるが、本発明の磁
気ヘッドにおいては、磁気コアの大部分が多結晶フェラ
イトによって構成されているので、前記媒体対向面側に
配される単結晶フェライトの結晶方位による電磁変換特
性の劣化が最小限に抑えられ、同時に摺動ノイズも低く
抑えられる。
【0018】
【実施例】以下、本発明を適用した具体的な実施例につ
いて、図面を参照しながら説明する。
いて、図面を参照しながら説明する。
【0019】実施例1 本実施例は、磁気コアがフェライトによって構成され
る、通常のフェライトヘッドの実施例である。本実施例
の磁気ヘッドは図1に示すように、磁気ギャップg
1 (いわゆるフロントギャップ),磁気ギャップg
2 (いわゆるバックギャップ)を境として左右別々に形
成された一対の磁気コア1,2がギャップ部を有して突
き合わされ接合一体化されたものである。なお、磁気コ
ア1,2の突き合わせ面には、磁気ギャップg1 のトラ
ック幅を規制するためのトラック幅規制溝3,4、磁気
ギャップg2 のトラック幅を規制するためのトラック幅
規制溝5,6が設けられている。
る、通常のフェライトヘッドの実施例である。本実施例
の磁気ヘッドは図1に示すように、磁気ギャップg
1 (いわゆるフロントギャップ),磁気ギャップg
2 (いわゆるバックギャップ)を境として左右別々に形
成された一対の磁気コア1,2がギャップ部を有して突
き合わされ接合一体化されたものである。なお、磁気コ
ア1,2の突き合わせ面には、磁気ギャップg1 のトラ
ック幅を規制するためのトラック幅規制溝3,4、磁気
ギャップg2 のトラック幅を規制するためのトラック幅
規制溝5,6が設けられている。
【0020】さらに、上記トラック幅規制溝3,4間、
トラック幅規制溝5,6間には融着ガラス7,8が溶融
充填されており、磁気コア1,2を接合している。な
お、上記融着ガラスは、磁気ヘッドの製造に通常用いら
れるものであれば、何れでも良い。また、磁気コア1,
2の突き合わせ面側にはコイル巻装用の巻線溝9,1
0、側面には巻線ガイド溝11,12が設けられてお
り、巻線溝9,10を通してコイルが巻装される。
トラック幅規制溝5,6間には融着ガラス7,8が溶融
充填されており、磁気コア1,2を接合している。な
お、上記融着ガラスは、磁気ヘッドの製造に通常用いら
れるものであれば、何れでも良い。また、磁気コア1,
2の突き合わせ面側にはコイル巻装用の巻線溝9,1
0、側面には巻線ガイド溝11,12が設けられてお
り、巻線溝9,10を通してコイルが巻装される。
【0021】また、本実施例の磁気ヘッドにおいては特
に、磁気コア1,2の媒体対向面側が単結晶フェライト
13,14によって構成され、残部が多結晶フェライト
15,16によって構成されている。上記単結晶フェラ
イトは、媒体対向面が{100}面,突き合わせ面が
{100}面となるように切り出された単結晶フェライ
トである。
に、磁気コア1,2の媒体対向面側が単結晶フェライト
13,14によって構成され、残部が多結晶フェライト
15,16によって構成されている。上記単結晶フェラ
イトは、媒体対向面が{100}面,突き合わせ面が
{100}面となるように切り出された単結晶フェライ
トである。
【0022】本実施例の磁気ヘッドは次のような工程に
従って製造される。先ず、図2に示されるように、所定
の面方位で切り出された板状の単結晶フェライト13,
17と板状の多結晶フェライト15,18を交互に配
し、接合一体化して接合フェライト材ブロック19を得
る。そして、接合フェライト材ブロック19のギャップ
形成面19aに鏡面加工を行う。この時、単結晶フェラ
イト13,17の媒体対向面13a,17aは{10
0}面であり、突き合わせ面13b,17bは{10
0}面となされている。
従って製造される。先ず、図2に示されるように、所定
の面方位で切り出された板状の単結晶フェライト13,
17と板状の多結晶フェライト15,18を交互に配
し、接合一体化して接合フェライト材ブロック19を得
る。そして、接合フェライト材ブロック19のギャップ
形成面19aに鏡面加工を行う。この時、単結晶フェラ
イト13,17の媒体対向面13a,17aは{10
0}面であり、突き合わせ面13b,17bは{10
0}面となされている。
【0023】次いで、図3に示すように、接合フェライ
ト材ブロック19に磁気ヘッドの磁気ギャップのトラッ
ク幅TW を規定する断面略円弧状のトラック幅規制溝2
0を媒体対向面13a,17aに直交するように所定の
ピッチで設ける、すなわち隣接して設けられるトラック
幅規制溝20の間がトラック幅TW を有する凸部となる
ように複数形成する。
ト材ブロック19に磁気ヘッドの磁気ギャップのトラッ
ク幅TW を規定する断面略円弧状のトラック幅規制溝2
0を媒体対向面13a,17aに直交するように所定の
ピッチで設ける、すなわち隣接して設けられるトラック
幅規制溝20の間がトラック幅TW を有する凸部となる
ように複数形成する。
【0024】さらに、図4に示すように、接合フェライ
ト材ブロック19のトラック幅規制溝20と直交するよ
うに巻線溝9,22とガラス溝21,23を設ける。上
記巻線溝9,22はコイルを巻装するために設けられる
断面台形状の溝部であり、その底面がコイルの巻装面と
なされ、また傾斜面の先端によって磁気ギャップのデプ
スが規制される。また、一方のガラス溝21,23は後
工程において、接合フェライト材ブロック19と同様に
形成される接合フェライト材ブロックとの接合を確実に
するべくガラス融着を行うための断面台形状の溝部であ
る。なお、トラック幅規制溝20、巻線溝9,22、ガ
ラス溝21,23の形成によって、フロントギャップ形
成面24,26及びバックギャップ形成面25,27が
形成される。
ト材ブロック19のトラック幅規制溝20と直交するよ
うに巻線溝9,22とガラス溝21,23を設ける。上
記巻線溝9,22はコイルを巻装するために設けられる
断面台形状の溝部であり、その底面がコイルの巻装面と
なされ、また傾斜面の先端によって磁気ギャップのデプ
スが規制される。また、一方のガラス溝21,23は後
工程において、接合フェライト材ブロック19と同様に
形成される接合フェライト材ブロックとの接合を確実に
するべくガラス融着を行うための断面台形状の溝部であ
る。なお、トラック幅規制溝20、巻線溝9,22、ガ
ラス溝21,23の形成によって、フロントギャップ形
成面24,26及びバックギャップ形成面25,27が
形成される。
【0025】次に、上記接合フェライト材ブロック19
と同様な工程を経て、図5に示すような同様の形状を有
する接合フェライト材ブロック28を形成し、接合フェ
ライト材ブロック19と接合フェライト材ブロック28
のフロントギャップ形成面24,29、バックギャップ
形成面25,30、フロントギャップ形成面26,3
1、バックギャップ形成面27,32がそれぞれ一致す
るように両者を突き合わせて重ね合わせる。なお、この
際、所定のギャップ長に応じた厚さとされたギャップス
ペーサー(図示は省略する。)を磁気ギャップ形成部を
除いた部分に介在させるものとする。
と同様な工程を経て、図5に示すような同様の形状を有
する接合フェライト材ブロック28を形成し、接合フェ
ライト材ブロック19と接合フェライト材ブロック28
のフロントギャップ形成面24,29、バックギャップ
形成面25,30、フロントギャップ形成面26,3
1、バックギャップ形成面27,32がそれぞれ一致す
るように両者を突き合わせて重ね合わせる。なお、この
際、所定のギャップ長に応じた厚さとされたギャップス
ペーサー(図示は省略する。)を磁気ギャップ形成部を
除いた部分に介在させるものとする。
【0026】そして、接合フェライト材ブロック19,
28の巻線溝間の間隙,ガラス溝間の間隙に融着ガラス
棒を配し、接合フェライト材ブロック19,28を圧着
させた状態で融着ガラス棒を溶融させ、両者の間に充填
して接合を行う。その結果、図6に示すような磁気ヘッ
ドブロック34を得る。この際、トラック幅規制溝2
0,33にも融着ガラスが溶融充填されており、該融着
ガラスによって形成される磁気ヘッドの媒体に対する当
たり特性を確保することとなる。
28の巻線溝間の間隙,ガラス溝間の間隙に融着ガラス
棒を配し、接合フェライト材ブロック19,28を圧着
させた状態で融着ガラス棒を溶融させ、両者の間に充填
して接合を行う。その結果、図6に示すような磁気ヘッ
ドブロック34を得る。この際、トラック幅規制溝2
0,33にも融着ガラスが溶融充填されており、該融着
ガラスによって形成される磁気ヘッドの媒体に対する当
たり特性を確保することとなる。
【0027】続いて上記磁気ヘッドブロック34を分割
して、図7に示すような磁気ヘッドチップブロック35
を得、媒体対向面13aに円筒研削を行い、これをさら
に所定の大きさに分割して磁気ヘッドチップを得、その
側面に巻線ガイド溝11,12を設け、図1に示すよう
な磁気ヘッドを得る。
して、図7に示すような磁気ヘッドチップブロック35
を得、媒体対向面13aに円筒研削を行い、これをさら
に所定の大きさに分割して磁気ヘッドチップを得、その
側面に巻線ガイド溝11,12を設け、図1に示すよう
な磁気ヘッドを得る。
【0028】そこで、このようにして形成される本実施
例の磁気ヘッドとβ型の単結晶フェライトによって磁気
コアが形成される従来のβ型フェライトヘッドの耐摩耗
性及び電磁変換特性について調査を行った。
例の磁気ヘッドとβ型の単結晶フェライトによって磁気
コアが形成される従来のβ型フェライトヘッドの耐摩耗
性及び電磁変換特性について調査を行った。
【0029】先ず、耐摩耗性の評価であるが、各磁気ヘ
ッドを8mmVTRの装置に搭載し、媒体摺動時間に対
する磁気ヘッドの摩耗量を比較して行った。結果を図8
に示す。なお、本実施例の磁気ヘッドの結果を図中○で
示し、従来のβ型フェライトヘッドの結果を図中□で示
す。図8を見てわかるように、本実施例の磁気ヘッドは
媒体対向面を{100}としていることから耐摩耗性が
非常に良好であり、媒体摺動時間が450時間の時には
従来の磁気ヘッドの4倍の耐摩耗性を示した。
ッドを8mmVTRの装置に搭載し、媒体摺動時間に対
する磁気ヘッドの摩耗量を比較して行った。結果を図8
に示す。なお、本実施例の磁気ヘッドの結果を図中○で
示し、従来のβ型フェライトヘッドの結果を図中□で示
す。図8を見てわかるように、本実施例の磁気ヘッドは
媒体対向面を{100}としていることから耐摩耗性が
非常に良好であり、媒体摺動時間が450時間の時には
従来の磁気ヘッドの4倍の耐摩耗性を示した。
【0030】次いで、電磁変換特性の評価であるが、各
磁気ヘッドの周波数に対する摺動ノイズを比較して行っ
た。電磁変換特性の劣化の原因としては、磁気ヘッドを
構成する単結晶フェライトの面方位、単結晶フェライト
が受ける振動の影響等が考えられるが、本実施例の磁気
ヘッドにおいては、フェライトの面方位による電磁変換
特性の劣化よりもフェライトの受ける振動による振動ノ
イズによる電磁変換特性の劣化が心配される。そこで、
各磁気ヘッドの周波数に対する摺動ノイズを測定した。
結果を図9に示す。なお、A1 のチャートが本実施例の
磁気ヘッドの摺動ノイズを示し、A2 のチャートがアン
プノイズを示す。また、A3 のチャートが従来の磁気ヘ
ッドの摺動ノイズを示し、A4 のチャートがアンプノイ
ズを示す。図9を見てわかるように、本実施例の磁気ヘ
ッドは、従来の磁気ヘッドと比較して摺動ノイズが小さ
く、良好な電磁変換特性が得られることが確認された。
これは、本実施例の磁気ヘッドでは磁気コアの大部分が
多結晶フェライトによって構成されているためと思われ
る。
磁気ヘッドの周波数に対する摺動ノイズを比較して行っ
た。電磁変換特性の劣化の原因としては、磁気ヘッドを
構成する単結晶フェライトの面方位、単結晶フェライト
が受ける振動の影響等が考えられるが、本実施例の磁気
ヘッドにおいては、フェライトの面方位による電磁変換
特性の劣化よりもフェライトの受ける振動による振動ノ
イズによる電磁変換特性の劣化が心配される。そこで、
各磁気ヘッドの周波数に対する摺動ノイズを測定した。
結果を図9に示す。なお、A1 のチャートが本実施例の
磁気ヘッドの摺動ノイズを示し、A2 のチャートがアン
プノイズを示す。また、A3 のチャートが従来の磁気ヘ
ッドの摺動ノイズを示し、A4 のチャートがアンプノイ
ズを示す。図9を見てわかるように、本実施例の磁気ヘ
ッドは、従来の磁気ヘッドと比較して摺動ノイズが小さ
く、良好な電磁変換特性が得られることが確認された。
これは、本実施例の磁気ヘッドでは磁気コアの大部分が
多結晶フェライトによって構成されているためと思われ
る。
【0031】従って、本実施例の磁気ヘッドにおいて
は、磁気コアの媒体対向面側を単結晶フェライトによっ
て構成し、残部を多結晶フェライトによって構成し、該
磁気コアの媒体対向面を単結晶フェライトの{100}
面,突き合わせ面を{100}面によって構成している
ため、媒体との摺動による摩耗が発生しにくく、フェラ
イトの結晶方位による電磁変換特性の劣化が最小限に抑
えられ、摺動ノイズも発生しにくいため、良好な耐摩耗
性,電磁変換特性を得ることができる。
は、磁気コアの媒体対向面側を単結晶フェライトによっ
て構成し、残部を多結晶フェライトによって構成し、該
磁気コアの媒体対向面を単結晶フェライトの{100}
面,突き合わせ面を{100}面によって構成している
ため、媒体との摺動による摩耗が発生しにくく、フェラ
イトの結晶方位による電磁変換特性の劣化が最小限に抑
えられ、摺動ノイズも発生しにくいため、良好な耐摩耗
性,電磁変換特性を得ることができる。
【0032】実施例2 本実施例においては、磁気コアの突き合わせ面に傾斜す
る切り欠き溝が設けられ、突き合わせ面に対して所要角
度で金属磁性薄膜が形成され、該金属磁性薄膜同士を突
き合わせて磁気ギャップが形成されている、いわゆるT
SSヘッドの実施例について述べる。
る切り欠き溝が設けられ、突き合わせ面に対して所要角
度で金属磁性薄膜が形成され、該金属磁性薄膜同士を突
き合わせて磁気ギャップが形成されている、いわゆるT
SSヘッドの実施例について述べる。
【0033】本実施例の磁気ヘッドは、図10に示すよ
うに、磁気ギャップg3 (フロントギャップ),磁気ギ
ャップg4 (バックギャップ)を境として左右別々に形
成された一対の磁気コア41,42が接合一体化された
ものであり、磁気コア41,42の接合面を斜めに切り
欠いた傾斜面43a,44aには、フロントギャップ面
からバックギャップ面に至るまで、例えばFe−Al−
Si系合金よりなる金属磁性薄膜47,48が被着形成
されている。そして、これら一対の磁気コア41,42
をSiO2 等のギャップスペーサーを介して突き合わ
せ、上記金属磁性薄膜47,48の当接面が所定のトラ
ック幅を有する磁気ギャップg3 ,g4 となるように構
成されている。なお、上記金属磁性薄膜47,48上及
びトラック幅規制溝43b,44b内には磁気記録媒体
に対する当たりを確保するために高融点ガラス等の融着
ガラス49,50,51,52が溶融充填されている。
また、一方の磁気コアにはコイルを巻装するための巻線
溝53が形成されている。
うに、磁気ギャップg3 (フロントギャップ),磁気ギ
ャップg4 (バックギャップ)を境として左右別々に形
成された一対の磁気コア41,42が接合一体化された
ものであり、磁気コア41,42の接合面を斜めに切り
欠いた傾斜面43a,44aには、フロントギャップ面
からバックギャップ面に至るまで、例えばFe−Al−
Si系合金よりなる金属磁性薄膜47,48が被着形成
されている。そして、これら一対の磁気コア41,42
をSiO2 等のギャップスペーサーを介して突き合わ
せ、上記金属磁性薄膜47,48の当接面が所定のトラ
ック幅を有する磁気ギャップg3 ,g4 となるように構
成されている。なお、上記金属磁性薄膜47,48上及
びトラック幅規制溝43b,44b内には磁気記録媒体
に対する当たりを確保するために高融点ガラス等の融着
ガラス49,50,51,52が溶融充填されている。
また、一方の磁気コアにはコイルを巻装するための巻線
溝53が形成されている。
【0034】また、本実施例の磁気ヘッドにおいては特
に、磁気コア41,42の媒体対向面側が単結晶フェラ
イト43,44によって構成され、残部が多結晶フェラ
イト45,46によって構成されている。上記単結晶フ
ェライトは、媒体対向面が{100}面,突き合わせ面
が{100}面となるように切り出された単結晶フェラ
イトである。
に、磁気コア41,42の媒体対向面側が単結晶フェラ
イト43,44によって構成され、残部が多結晶フェラ
イト45,46によって構成されている。上記単結晶フ
ェライトは、媒体対向面が{100}面,突き合わせ面
が{100}面となるように切り出された単結晶フェラ
イトである。
【0035】本実施例の磁気ヘッドは、実施例1の磁気
ヘッドと同様の単結晶フェライトと多結晶フェライトの
接合フェライト材ブロックを用意し、これを基板とし、
通常のTSSヘッドの製造方法に沿って製造を行えば良
い。
ヘッドと同様の単結晶フェライトと多結晶フェライトの
接合フェライト材ブロックを用意し、これを基板とし、
通常のTSSヘッドの製造方法に沿って製造を行えば良
い。
【0036】本実施例の磁気ヘッドにおいては、磁気コ
アの突き合わせ面に傾斜する切り欠き溝が設けられ、突
き合わせ面に対して所要角度で金属磁性薄膜が形成さ
れ、該金属磁性薄膜同士を突き合わせて磁気ギャップが
形成されている磁気ヘッドにおいて、磁気コアの媒体対
向面側を単結晶フェライトによって構成し、残部を多結
晶フェライトによって構成し、該磁気コアの媒体対向面
を単結晶フェライトの{100}面,突き合わせ面を
{100}面によって構成しているため、媒体との摺動
による摩耗が発生しにくく、フェライトの結晶方位によ
る電磁変換特性の劣化が最小限に抑えられ、摺動ノイズ
も発生しにくいため、良好な耐摩耗性,電磁変換特性を
得ることができる。
アの突き合わせ面に傾斜する切り欠き溝が設けられ、突
き合わせ面に対して所要角度で金属磁性薄膜が形成さ
れ、該金属磁性薄膜同士を突き合わせて磁気ギャップが
形成されている磁気ヘッドにおいて、磁気コアの媒体対
向面側を単結晶フェライトによって構成し、残部を多結
晶フェライトによって構成し、該磁気コアの媒体対向面
を単結晶フェライトの{100}面,突き合わせ面を
{100}面によって構成しているため、媒体との摺動
による摩耗が発生しにくく、フェライトの結晶方位によ
る電磁変換特性の劣化が最小限に抑えられ、摺動ノイズ
も発生しにくいため、良好な耐摩耗性,電磁変換特性を
得ることができる。
【0037】実施例 3 本実施例においては、磁気コアの突き合わせ面に金属磁
性薄膜が形成され、該金属磁性薄膜同士を突き合わせて
磁気ギャップが形成されている、いわゆるMIGヘッド
の実施例について述べる。
性薄膜が形成され、該金属磁性薄膜同士を突き合わせて
磁気ギャップが形成されている、いわゆるMIGヘッド
の実施例について述べる。
【0038】本実施例の磁気ヘッドは、図11に示すよ
うに、磁気ギャップg5 (いわゆるフロントギャッ
プ),磁気ギャップg6 (いわゆるバックギャップ)を
境として左右別々に形成された一対の磁気コア61,6
2がギャップ部を有して突き合わされ接合一体化された
ものである。なお、磁気コア61,62の突き合わせ面
には、磁気ギャップg5 のトラック幅を規制するための
トラック幅規制溝63,64、磁気ギャップg6 のトラ
ック幅を規制するためのトラック幅規制溝65,66が
設けられ、さらにはコイル巻装用の巻線溝69,70が
設けられている。また、磁気コア61,62の突き合わ
せ面には金属磁性薄膜77,78がその突き合わせ面の
形状に沿って設けられている。さらに、上記トラック幅
規制溝63,64間、トラック幅規制溝65,66間に
は融着ガラス67,68が溶融充填されており、磁気コ
ア61,62を接合している。なお、上記融着ガラス
は、磁気ヘッドの製造に通常用いられるものであれば、
何れでも良い。また、磁気コア61,62の側面には巻
線ガイド溝71,72が設けられており、巻線溝69,
70を通してコイルが巻装される。
うに、磁気ギャップg5 (いわゆるフロントギャッ
プ),磁気ギャップg6 (いわゆるバックギャップ)を
境として左右別々に形成された一対の磁気コア61,6
2がギャップ部を有して突き合わされ接合一体化された
ものである。なお、磁気コア61,62の突き合わせ面
には、磁気ギャップg5 のトラック幅を規制するための
トラック幅規制溝63,64、磁気ギャップg6 のトラ
ック幅を規制するためのトラック幅規制溝65,66が
設けられ、さらにはコイル巻装用の巻線溝69,70が
設けられている。また、磁気コア61,62の突き合わ
せ面には金属磁性薄膜77,78がその突き合わせ面の
形状に沿って設けられている。さらに、上記トラック幅
規制溝63,64間、トラック幅規制溝65,66間に
は融着ガラス67,68が溶融充填されており、磁気コ
ア61,62を接合している。なお、上記融着ガラス
は、磁気ヘッドの製造に通常用いられるものであれば、
何れでも良い。また、磁気コア61,62の側面には巻
線ガイド溝71,72が設けられており、巻線溝69,
70を通してコイルが巻装される。
【0039】また、本実施例の磁気ヘッドにおいては特
に、磁気コア61,62の媒体対向面側が単結晶フェラ
イト73,74によって構成され、残部が多結晶フェラ
イト75,76によって構成されている。上記単結晶フ
ェライトは、媒体対向面が{100}面,突き合わせ面
が{100}面となるように切り出された単結晶フェラ
イトである。
に、磁気コア61,62の媒体対向面側が単結晶フェラ
イト73,74によって構成され、残部が多結晶フェラ
イト75,76によって構成されている。上記単結晶フ
ェライトは、媒体対向面が{100}面,突き合わせ面
が{100}面となるように切り出された単結晶フェラ
イトである。
【0040】本実施例の磁気ヘッドは、実施例1の磁気
ヘッドと同様の単結晶フェライトと多結晶フェライトの
接合フェライト材ブロックを用意し、これを基板とし、
通常のMIGヘッドの製造方法に沿って製造を行えば良
い。
ヘッドと同様の単結晶フェライトと多結晶フェライトの
接合フェライト材ブロックを用意し、これを基板とし、
通常のMIGヘッドの製造方法に沿って製造を行えば良
い。
【0041】本実施例の磁気ヘッドにおいては、磁気コ
アの突き合わせ面に金属磁性薄膜が形成され、該金属磁
性薄膜同士を突き合わせて磁気ギャップが形成されてい
る磁気ヘッドにおいて、磁気コアの媒体対向面側を単結
晶フェライトによって構成し、残部を多結晶フェライト
によって構成し、該磁気コアの媒体対向面を単結晶フェ
ライトの{100}面,突き合わせ面を{100}面に
よって構成しているため、媒体との摺動による摩耗が発
生しにくく、フェライトの結晶方位による電磁変換特性
の劣化が最小限に抑えられ、摺動ノイズも発生しにくい
ため、良好な耐摩耗性,電磁変換特性を得ることができ
る。
アの突き合わせ面に金属磁性薄膜が形成され、該金属磁
性薄膜同士を突き合わせて磁気ギャップが形成されてい
る磁気ヘッドにおいて、磁気コアの媒体対向面側を単結
晶フェライトによって構成し、残部を多結晶フェライト
によって構成し、該磁気コアの媒体対向面を単結晶フェ
ライトの{100}面,突き合わせ面を{100}面に
よって構成しているため、媒体との摺動による摩耗が発
生しにくく、フェライトの結晶方位による電磁変換特性
の劣化が最小限に抑えられ、摺動ノイズも発生しにくい
ため、良好な耐摩耗性,電磁変換特性を得ることができ
る。
【0042】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、一対
の磁気コアを磁気ギャップを有して突き合わせてなる磁
気ヘッドにおいて、上記磁気コアの媒体対向面側が単結
晶フェライトによって構成され、残部が多結晶フェライ
トによって構成されており、該磁気コアの媒体対向面が
単結晶フェライトの{100}面,突き合わせ面が{1
00}面によって構成されるため、媒体摺動時の耐摩耗
性が優れており、単結晶フェライトの面方位に起因する
電磁変換特性の劣化が緩和され、さらには摺動ノイズを
低く抑えることができ、耐摩耗性及び電磁変換特性が良
好で、製品寿命の長い磁気ヘッドを得ることができる。
の磁気コアを磁気ギャップを有して突き合わせてなる磁
気ヘッドにおいて、上記磁気コアの媒体対向面側が単結
晶フェライトによって構成され、残部が多結晶フェライ
トによって構成されており、該磁気コアの媒体対向面が
単結晶フェライトの{100}面,突き合わせ面が{1
00}面によって構成されるため、媒体摺動時の耐摩耗
性が優れており、単結晶フェライトの面方位に起因する
電磁変換特性の劣化が緩和され、さらには摺動ノイズを
低く抑えることができ、耐摩耗性及び電磁変換特性が良
好で、製品寿命の長い磁気ヘッドを得ることができる。
【0043】また、本発明は、磁気コアの突き合わせ面
に金属磁性薄膜が形成され、該金属磁性薄膜同士を突き
合わせて磁気ギャップが形成されている磁気ヘッド、或
いは磁気コアの突き合わせ面に傾斜する切り欠き溝が設
けられ、突き合わせ面に対して所要角度で金属磁性薄膜
が形成され、該金属磁性薄膜同士を突き合わせて磁気ギ
ャップが形成されている磁気ヘッドに適用することも可
能であり、耐摩耗性及び電磁変換特性が良好で、製品寿
命の長い磁気ヘッドを得ることができる。
に金属磁性薄膜が形成され、該金属磁性薄膜同士を突き
合わせて磁気ギャップが形成されている磁気ヘッド、或
いは磁気コアの突き合わせ面に傾斜する切り欠き溝が設
けられ、突き合わせ面に対して所要角度で金属磁性薄膜
が形成され、該金属磁性薄膜同士を突き合わせて磁気ギ
ャップが形成されている磁気ヘッドに適用することも可
能であり、耐摩耗性及び電磁変換特性が良好で、製品寿
命の長い磁気ヘッドを得ることができる。
【0044】さらに、本発明においては磁気コアの媒体
対向面を単結晶フェライトの{100}面としており耐
摩耗性が良好であることから、磁気ギャップのデプス長
を比較的浅くすることが可能となり、磁気ヘッドのコア
効率を向上させることができ、電磁変換特性を向上させ
ることができる。
対向面を単結晶フェライトの{100}面としており耐
摩耗性が良好であることから、磁気ギャップのデプス長
を比較的浅くすることが可能となり、磁気ヘッドのコア
効率を向上させることができ、電磁変換特性を向上させ
ることができる。
【0045】また、本発明の磁気ヘッドをVTRやデー
タストレージ等の磁気記録再生装置に搭載することによ
り、信頼性が高く、かつ高密度に記録を行える磁気記録
再生装置を構成することができ、その工業的価値は非常
に高い。
タストレージ等の磁気記録再生装置に搭載することによ
り、信頼性が高く、かつ高密度に記録を行える磁気記録
再生装置を構成することができ、その工業的価値は非常
に高い。
【図1】本発明を適用した実施例1の磁気ヘッドを示す
斜視図である。
斜視図である。
【図2】本発明を適用した実施例1の磁気ヘッドの製造
方法を工程順に示すものであり、接合フェライト材ブロ
ックを形成する工程を示す斜視図である。
方法を工程順に示すものであり、接合フェライト材ブロ
ックを形成する工程を示す斜視図である。
【図3】接合フェライト材ブロックにトラック幅規制溝
を形成する工程を示す斜視図である。
を形成する工程を示す斜視図である。
【図4】接合フェライト材ブロックに巻線溝及びガラス
溝を形成する工程を示す斜視図である。
溝を形成する工程を示す斜視図である。
【図5】一対の接合フェライト材ブロックを重ね合わせ
る工程を示す斜視図である。
る工程を示す斜視図である。
【図6】得られる磁気ヘッドブロックを示す斜視図であ
る。
る。
【図7】得られる磁気ヘッドチップブロックを示す斜視
図である。
図である。
【図8】実施例1の磁気ヘッドと従来の磁気ヘッドの媒
体摺動時間に対する磁気ヘッドの摩耗量の変化を示す図
である。
体摺動時間に対する磁気ヘッドの摩耗量の変化を示す図
である。
【図9】実施例1の磁気ヘッドと従来の磁気ヘッドの周
波数に対する摺動ノイズの変化を示す図である。
波数に対する摺動ノイズの変化を示す図である。
【図10】本発明を適用した実施例2の磁気ヘッドを示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図11】本発明を適用した実施例3の磁気ヘッドを示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図12】従来の磁気ヘッドを示す斜視図である。
【図13】従来の磁気ヘッドの耐摩耗性を示す図であ
る。
る。
【図14】従来の磁気ヘッドの電磁変換特性を示す図で
ある。
ある。
1,2,41,42,61,62・・・・・磁気コア 13,14,43,44,73,74・・・単結晶フェ
ライト 15,16,45,46,75,76・・・多結晶フェ
ライト 47,48,77,78・・・・・・・・・金属磁性膜 g1 ,g2 ,g3 ,g4 ,g5 ,g6 ・・・磁気ギャッ
プ
ライト 15,16,45,46,75,76・・・多結晶フェ
ライト 47,48,77,78・・・・・・・・・金属磁性膜 g1 ,g2 ,g3 ,g4 ,g5 ,g6 ・・・磁気ギャッ
プ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 早川 正俊 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 松永 融 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 頼住 美根生 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 池田 義人 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 一対の磁気コアを磁気ギャップを有して
突き合わせてなる磁気ヘッドにおいて、 上記磁気コアの媒体対向面側が単結晶フェライトによっ
て構成され、残部が多結晶フェライトによって構成され
ており、該磁気コアの媒体対向面が単結晶フェライトの
{100}面,突き合わせ面が{100}面によって構
成されることを特徴とする磁気ヘッド。 - 【請求項2】 磁気コアの突き合わせ面に金属磁性薄膜
が形成され、該金属磁性薄膜同士を突き合わせて磁気ギ
ャップが形成されていることを特徴とする請求項1記載
の磁気ヘッド。 - 【請求項3】 磁気コアの突き合わせ面に切り欠き溝が
設けられ、突き合わせ面に対して所要角度で傾斜する金
属磁性薄膜が形成され、該金属磁性薄膜同士を突き合わ
せて磁気ギャップが形成されていることを特徴とする請
求項1記載の磁気ヘッド。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5124685A JPH06314408A (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | 磁気ヘッド |
| KR1019940009093A KR100320709B1 (ko) | 1993-04-30 | 1994-04-28 | 자기헤드 |
| DE69419367T DE69419367T2 (de) | 1993-04-30 | 1994-04-28 | Magnetkopf |
| EP94106677A EP0628950B1 (en) | 1993-04-30 | 1994-04-28 | Magnetic head |
| US08/235,798 US5515222A (en) | 1993-04-30 | 1994-04-29 | Magnetic head core arrangement having medium facing surface sides formed of single-crystal ferrite |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5124685A JPH06314408A (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | 磁気ヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06314408A true JPH06314408A (ja) | 1994-11-08 |
Family
ID=14891547
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5124685A Pending JPH06314408A (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | 磁気ヘッド |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5515222A (ja) |
| EP (1) | EP0628950B1 (ja) |
| JP (1) | JPH06314408A (ja) |
| KR (1) | KR100320709B1 (ja) |
| DE (1) | DE69419367T2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6016243A (en) * | 1996-07-18 | 2000-01-18 | Sony Corporation | Magnetic head having recording medium facing surfaces with tilted crystal orientation of single crystal ferrite |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3538930B2 (ja) * | 1994-09-21 | 2004-06-14 | ソニー株式会社 | 磁気ヘッド |
| US6061212A (en) * | 1995-05-18 | 2000-05-09 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Magnetic head with circular notches and magnetic recording/reproducing apparatus using the same |
| JPH09204605A (ja) * | 1996-01-29 | 1997-08-05 | Sony Corp | 磁気ヘッド |
| JP3612906B2 (ja) * | 1996-03-14 | 2005-01-26 | ソニー株式会社 | 磁気ヘッド |
| JP3462019B2 (ja) * | 1996-10-23 | 2003-11-05 | アルプス電気株式会社 | 磁気ヘッド |
| JP3517067B2 (ja) * | 1996-11-29 | 2004-04-05 | アルプス電気株式会社 | 磁気ヘッド |
| JPH10162308A (ja) * | 1996-11-29 | 1998-06-19 | Alps Electric Co Ltd | 磁気ヘッド |
| JPH10188212A (ja) * | 1996-12-25 | 1998-07-21 | Sony Corp | 磁気ヘッド |
| JP2000242912A (ja) * | 1999-02-22 | 2000-09-08 | Mitsumi Electric Co Ltd | 薄膜磁気ヘッド |
| US6282056B1 (en) | 1999-04-08 | 2001-08-28 | Read-Rite Corporation | Tapered stitch pole writer for high density magnetic recording |
| JP2001118212A (ja) | 1999-10-14 | 2001-04-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁気ヘッドおよび磁気記録再生装置 |
Family Cites Families (9)
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|---|---|---|---|---|
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| JPS54134613A (en) * | 1978-04-11 | 1979-10-19 | Toshiba Corp | Magnetic head |
| JPS5753818A (ja) * | 1980-09-16 | 1982-03-31 | Hitachi Ltd | Fukugogatajikihetsudo |
| US4819113A (en) * | 1984-03-29 | 1989-04-04 | Sony Corporation | Magnetic transducer head with inclined magnetic gap |
| JPH06101091B2 (ja) * | 1988-05-17 | 1994-12-12 | 日本碍子株式会社 | 磁気ヘッド用コア |
| JP2682042B2 (ja) * | 1988-08-29 | 1997-11-26 | ソニー株式会社 | 磁気ヘッド |
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