JPH06150232A - 磁気ヘッド - Google Patents
磁気ヘッドInfo
- Publication number
- JPH06150232A JPH06150232A JP31651892A JP31651892A JPH06150232A JP H06150232 A JPH06150232 A JP H06150232A JP 31651892 A JP31651892 A JP 31651892A JP 31651892 A JP31651892 A JP 31651892A JP H06150232 A JPH06150232 A JP H06150232A
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- Japan
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- magnetic
- gap
- magnetic head
- winding window
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 一対の磁気コア1,2をフロントギャップg
1 ,バックギャップg2を有して接合して形成される磁
気ヘッドにおいて、磁気コア1,2の一方、若しくは両
方に、少なくとも一部が曲線形状である巻線窓3,4を
設ける。 【効果】 磁気ヘッドの記録効率を向上させることが可
能である。また、製造歩留りを向上させることが可能で
ある。
1 ,バックギャップg2を有して接合して形成される磁
気ヘッドにおいて、磁気コア1,2の一方、若しくは両
方に、少なくとも一部が曲線形状である巻線窓3,4を
設ける。 【効果】 磁気ヘッドの記録効率を向上させることが可
能である。また、製造歩留りを向上させることが可能で
ある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオ・カセット・レ
コーダー(VCR),ロータリーヘッド・デジタル・テ
ープレコーダー(R−DAT),デジタル・データ・ス
トレージ(DDS)等の回転磁気ヘッド装置を用いた磁
気記録再生装置に好適な磁気ヘッドに関するものであ
る。
コーダー(VCR),ロータリーヘッド・デジタル・テ
ープレコーダー(R−DAT),デジタル・データ・ス
トレージ(DDS)等の回転磁気ヘッド装置を用いた磁
気記録再生装置に好適な磁気ヘッドに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】磁気記録再生装置の高密度記録化を達成
すべく回転ヘッド装置が開発され、上記回転ヘッド装置
を使用した磁気記録装置として、ビデオ・カセット・レ
コーダー(以下、VCRと称する。),ロータリーヘッ
ド・デジタル・テープレコーダー(以下、R−DATと
称する。),デジタル・データ・ストレージ(以下、D
DSと称する。)等が広く普及している。上記VCR
は、映像情報を記録再生する磁気記録再生装置であり、
R−DATは音楽情報,DDSはデータ等の情報を記録
再生する磁気記録再生装置である。
すべく回転ヘッド装置が開発され、上記回転ヘッド装置
を使用した磁気記録装置として、ビデオ・カセット・レ
コーダー(以下、VCRと称する。),ロータリーヘッ
ド・デジタル・テープレコーダー(以下、R−DATと
称する。),デジタル・データ・ストレージ(以下、D
DSと称する。)等が広く普及している。上記VCR
は、映像情報を記録再生する磁気記録再生装置であり、
R−DATは音楽情報,DDSはデータ等の情報を記録
再生する磁気記録再生装置である。
【0003】上記回転磁気ヘッド装置は、回転ドラムの
側面に磁気ヘッドの磁気ギャップが配されるように回転
ドラムに磁気ヘッドを装着したものであり、回転ドラム
上に磁気記録媒体を走行させながら回転ドラム自身も回
転して磁気記録再生を行うものである。
側面に磁気ヘッドの磁気ギャップが配されるように回転
ドラムに磁気ヘッドを装着したものであり、回転ドラム
上に磁気記録媒体を走行させながら回転ドラム自身も回
転して磁気記録再生を行うものである。
【0004】このような回転磁気ヘッド装置に装着され
る磁気ヘッドとしては、例えば図8に示されるような磁
気ヘッドが挙げられる。該磁気ヘッドは、フロントギャ
ップg9 ,バックギャップg10を境として左右別々に形
成された一対の磁気コア71,72がギャップ部を有し
て突き合わされ接合一体化されたもので、上記磁気コア
71,72は単結晶フェライト,多結晶フェライト,単
結晶フェライト及び多結晶フェライトの接合材により構
成されており、そのギャップ形成面にはギャップ膜7
8,79が形成され、フロントギャップg9 ,バックギ
ャップg10を形成している。上記磁気コア71,72に
は台形状の巻線窓73,74が設けられ、該巻線窓7
3,74にはコイル75,76が巻装されている。さら
に、フロントギャップg9 近傍には非磁性材である融着
ガラス77が溶融充填され、磁気コア71,72を接合
している。なお、フロントギャップg9 ,バックギャッ
プg10は、融着ガラス77を溶融充填して形成しても良
い。
る磁気ヘッドとしては、例えば図8に示されるような磁
気ヘッドが挙げられる。該磁気ヘッドは、フロントギャ
ップg9 ,バックギャップg10を境として左右別々に形
成された一対の磁気コア71,72がギャップ部を有し
て突き合わされ接合一体化されたもので、上記磁気コア
71,72は単結晶フェライト,多結晶フェライト,単
結晶フェライト及び多結晶フェライトの接合材により構
成されており、そのギャップ形成面にはギャップ膜7
8,79が形成され、フロントギャップg9 ,バックギ
ャップg10を形成している。上記磁気コア71,72に
は台形状の巻線窓73,74が設けられ、該巻線窓7
3,74にはコイル75,76が巻装されている。さら
に、フロントギャップg9 近傍には非磁性材である融着
ガラス77が溶融充填され、磁気コア71,72を接合
している。なお、フロントギャップg9 ,バックギャッ
プg10は、融着ガラス77を溶融充填して形成しても良
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、上述のVCR,
R−DAT,DDSにおいて更なる高密度記録化が要求
されており、磁気記録媒体は勿論、回転型磁気ヘッド装
置においても改良が望まれている。この回転型磁気ヘッ
ド装置の記録再生特性は、装着される磁気ヘッドの記録
再生特性に因るところが大きく、磁気ヘッドの記録再生
効率の向上が強く望まれている。
R−DAT,DDSにおいて更なる高密度記録化が要求
されており、磁気記録媒体は勿論、回転型磁気ヘッド装
置においても改良が望まれている。この回転型磁気ヘッ
ド装置の記録再生特性は、装着される磁気ヘッドの記録
再生特性に因るところが大きく、磁気ヘッドの記録再生
効率の向上が強く望まれている。
【0006】そこで本発明は、従来の実情に鑑みて提案
されたものであり、記録再生効率の向上された磁気ヘッ
ドを提供することを目的とする。
されたものであり、記録再生効率の向上された磁気ヘッ
ドを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】当然のことながら、磁気
ヘッドによって磁気記録を行う際には、情報に応じてコ
イルに電流を印加し、これによって磁気コア内に磁界を
発生させ、この磁界をギャップ部より磁気記録媒体に漏
らし、情報を磁化の向きや強弱として記録する。一方、
再生時には、情報に応じて磁気記録媒体より漏れる磁界
が、ギャップ部より磁気コア内に入り、コイルに誘電起
電力を発生させる。この時、上述のように磁気ヘッドの
記録再生効率を向上させるためには、磁気コア内に発生
した磁界を磁気コア中で効率良く伝達する、すなわち、
磁気コア中に磁束を効率良く通す必要がある。
ヘッドによって磁気記録を行う際には、情報に応じてコ
イルに電流を印加し、これによって磁気コア内に磁界を
発生させ、この磁界をギャップ部より磁気記録媒体に漏
らし、情報を磁化の向きや強弱として記録する。一方、
再生時には、情報に応じて磁気記録媒体より漏れる磁界
が、ギャップ部より磁気コア内に入り、コイルに誘電起
電力を発生させる。この時、上述のように磁気ヘッドの
記録再生効率を向上させるためには、磁気コア内に発生
した磁界を磁気コア中で効率良く伝達する、すなわち、
磁気コア中に磁束を効率良く通す必要がある。
【0008】ところが、本発明者等が鋭意検討した結
果、前述のような磁気ヘッドにおいては、磁気コアに設
けられた台形状の巻線窓のエッジ部において磁束の過度
な集束、あるいは磁束漏れが発生しており、これらが磁
気ヘッドの記録再生効率の向上を妨げていることがわか
った。特にVCRにおいて使用する場合には、音楽情報
の記録と比較して記録する周波数帯域が高いため、磁束
漏れの影響が非常に大きく、改善する必要性が高い。
果、前述のような磁気ヘッドにおいては、磁気コアに設
けられた台形状の巻線窓のエッジ部において磁束の過度
な集束、あるいは磁束漏れが発生しており、これらが磁
気ヘッドの記録再生効率の向上を妨げていることがわか
った。特にVCRにおいて使用する場合には、音楽情報
の記録と比較して記録する周波数帯域が高いため、磁束
漏れの影響が非常に大きく、改善する必要性が高い。
【0009】すなわち、本発明は、一対の磁気コアがギ
ャップ部を有して接合された磁気ヘッドにおいて、少な
くとも一方の磁気コアに巻線窓が設けられ、該巻線窓の
少なくとも一部が曲線形状とされていることを特徴とす
るものである。また、本発明の磁気ヘッドは、回転型磁
気ヘッド装置に使用して好適である。
ャップ部を有して接合された磁気ヘッドにおいて、少な
くとも一方の磁気コアに巻線窓が設けられ、該巻線窓の
少なくとも一部が曲線形状とされていることを特徴とす
るものである。また、本発明の磁気ヘッドは、回転型磁
気ヘッド装置に使用して好適である。
【0010】
【作用】本発明においては、一対の磁気コアがギャップ
部を有して接合された磁気ヘッドにおいて、少なくとも
一方の磁気コアに巻線窓が設けられ、該巻線窓の少なく
とも一部が曲線形状とされているため、巻線窓のエッジ
部での磁束の過度な集束や磁束漏れが生じにくい。ま
た、回転型磁気ヘッド装置を用いたVCR,DDS等に
おいては、高密度記録を達成する上で磁気コア中に磁束
を効率良く通すことは必須であり、本発明の磁気ヘッド
を用いれば実現できる。
部を有して接合された磁気ヘッドにおいて、少なくとも
一方の磁気コアに巻線窓が設けられ、該巻線窓の少なく
とも一部が曲線形状とされているため、巻線窓のエッジ
部での磁束の過度な集束や磁束漏れが生じにくい。ま
た、回転型磁気ヘッド装置を用いたVCR,DDS等に
おいては、高密度記録を達成する上で磁気コア中に磁束
を効率良く通すことは必須であり、本発明の磁気ヘッド
を用いれば実現できる。
【0011】また、本発明の磁気ヘッドにおいては巻線
窓がエッジ部を有しない形状であることから、加工時の
応力が一点に集中することがなく加工応力に起因する磁
気特性の劣化を緩和することが可能であり、巻線窓のエ
ッジ部からの割れ及び欠けが発生することがない。
窓がエッジ部を有しない形状であることから、加工時の
応力が一点に集中することがなく加工応力に起因する磁
気特性の劣化を緩和することが可能であり、巻線窓のエ
ッジ部からの割れ及び欠けが発生することがない。
【0012】
【実施例】以下、本発明を適用した具体的な実施例につ
いて図面を参照しながら説明する。本実施例の磁気ヘッ
ドは、図1に示されるように、フェライト等の酸化物磁
性体よりなる一対の磁気コア1,2がフロントギャップ
g1 ,バックギャップg2を有して突き合わされ接合一
体化されたものである。なお、本実施例においては、フ
ロントギャップg1 ,バックギャップg2 がギャップ膜
により形成される例を示したが、通常の磁気ヘッドのよ
うにギャップ部を融着ガラスの溶融充填によって形成す
るものでも本発明の磁気ヘッドは適用可能である。本実
施例の磁気ヘッドのフロントギャップg1 ,バックギャ
ップg2 のギャップ長は磁気コア1,2のギャップ形成
面に形成されるギャップ膜8,9の膜厚の和となされて
いる。上記磁気コア1,2は単結晶フェライト,多結晶
フェライト,単結晶フェライト及び多結晶フェライトの
接合材により構成されている。また、上記磁気コア1,
2には水滴型を形成する巻線窓3,4が設けられ、該巻
線窓3,4にはコイル5,6が巻装されている。さら
に、フロントギャップg1 近傍には非磁性材である融着
ガラス7が溶融充填され、磁気コア1,2を接合してい
る。
いて図面を参照しながら説明する。本実施例の磁気ヘッ
ドは、図1に示されるように、フェライト等の酸化物磁
性体よりなる一対の磁気コア1,2がフロントギャップ
g1 ,バックギャップg2を有して突き合わされ接合一
体化されたものである。なお、本実施例においては、フ
ロントギャップg1 ,バックギャップg2 がギャップ膜
により形成される例を示したが、通常の磁気ヘッドのよ
うにギャップ部を融着ガラスの溶融充填によって形成す
るものでも本発明の磁気ヘッドは適用可能である。本実
施例の磁気ヘッドのフロントギャップg1 ,バックギャ
ップg2 のギャップ長は磁気コア1,2のギャップ形成
面に形成されるギャップ膜8,9の膜厚の和となされて
いる。上記磁気コア1,2は単結晶フェライト,多結晶
フェライト,単結晶フェライト及び多結晶フェライトの
接合材により構成されている。また、上記磁気コア1,
2には水滴型を形成する巻線窓3,4が設けられ、該巻
線窓3,4にはコイル5,6が巻装されている。さら
に、フロントギャップg1 近傍には非磁性材である融着
ガラス7が溶融充填され、磁気コア1,2を接合してい
る。
【0013】上記のような磁気ヘッドにおいては、巻線
窓にエッジ部が存在しないため、過度な磁束の集束、あ
るいは磁束漏れの発生がなく、該磁気ヘッドの記録再生
効率を大きく向上させることが可能である。また、本実
施例の磁気ヘッドにおいては巻線窓がエッジ部を有しな
い形状であることから、加工時の応力が一点に集中する
ことがなく加工応力に起因する磁気特性の劣化を緩和す
ることが可能であり、記録再生効率の向上が可能であ
る。さらに、本実施例の磁気ヘッドにおいては、巻線窓
のエッジ部からの割れ及び欠けが発生することがなく、
製造歩留りを向上させることも可能である。ただし、フ
ロントギャップ部付近の巻線窓をあまり大きくとると、
フロントギャップ部付近で磁束の飽和が発生してしまう
ため、上記の磁気ヘッドのように巻線窓の形状をフロン
トギャップ部付近では傾斜面とし、磁束を適度に集束さ
せることが望ましい。
窓にエッジ部が存在しないため、過度な磁束の集束、あ
るいは磁束漏れの発生がなく、該磁気ヘッドの記録再生
効率を大きく向上させることが可能である。また、本実
施例の磁気ヘッドにおいては巻線窓がエッジ部を有しな
い形状であることから、加工時の応力が一点に集中する
ことがなく加工応力に起因する磁気特性の劣化を緩和す
ることが可能であり、記録再生効率の向上が可能であ
る。さらに、本実施例の磁気ヘッドにおいては、巻線窓
のエッジ部からの割れ及び欠けが発生することがなく、
製造歩留りを向上させることも可能である。ただし、フ
ロントギャップ部付近の巻線窓をあまり大きくとると、
フロントギャップ部付近で磁束の飽和が発生してしまう
ため、上記の磁気ヘッドのように巻線窓の形状をフロン
トギャップ部付近では傾斜面とし、磁束を適度に集束さ
せることが望ましい。
【0014】上記のような磁気ヘッドを製造する際には
次のような工程に従って製造が行われる。先ず、一方の
磁気コア1を形成するために図2に示すようなフェライ
ト等よりなるブロック11を用意し、これに磁気コアの
トラック幅を規制する断面略半円形状のH溝12を複数
形成し、次にコイルを巻装するために形成される断面が
半円の一端を傾斜面とした形状となされている巻線窓3
をH溝と直交するように形成し、ガラス融着接合を行う
ための断面四角形のガラス溝13をH溝と直交するよう
に形成し、ブロック11のギャップ形成面11aを鏡面
に仕上げる。この時、巻線窓3によって磁気コア1のフ
ロントギャップg1 の深さ(デプス)を規制することと
なり、かつ巻線窓3に融着ガラスを配して磁気コア1,
2間の接合を行うため、巻線窓3の傾斜面の先端が磁気
コア1のフロントギャップg1 のデプスが0となるよう
な位置に巻線窓3を形成する。
次のような工程に従って製造が行われる。先ず、一方の
磁気コア1を形成するために図2に示すようなフェライ
ト等よりなるブロック11を用意し、これに磁気コアの
トラック幅を規制する断面略半円形状のH溝12を複数
形成し、次にコイルを巻装するために形成される断面が
半円の一端を傾斜面とした形状となされている巻線窓3
をH溝と直交するように形成し、ガラス融着接合を行う
ための断面四角形のガラス溝13をH溝と直交するよう
に形成し、ブロック11のギャップ形成面11aを鏡面
に仕上げる。この時、巻線窓3によって磁気コア1のフ
ロントギャップg1 の深さ(デプス)を規制することと
なり、かつ巻線窓3に融着ガラスを配して磁気コア1,
2間の接合を行うため、巻線窓3の傾斜面の先端が磁気
コア1のフロントギャップg1 のデプスが0となるよう
な位置に巻線窓3を形成する。
【0015】次いで、図3に示すように巻線窓3,ガラ
ス溝13,H溝12の形成された上記ブロック11にギ
ャップ膜8を形成する。ギャップ膜8は、例えばSiO
2 等の非磁性材料よりなり、例えばマグネトロンスパッ
タリング法のような薄膜形成技術を用いてギャップ長の
約半分の厚さで形成される。
ス溝13,H溝12の形成された上記ブロック11にギ
ャップ膜8を形成する。ギャップ膜8は、例えばSiO
2 等の非磁性材料よりなり、例えばマグネトロンスパッ
タリング法のような薄膜形成技術を用いてギャップ長の
約半分の厚さで形成される。
【0016】そして、一方の磁気コア1となる巻線窓
3,ガラス溝13,H溝12が形成され、ギャップ膜8
の形成されたブロック11と、これと同様に作製される
もう一方の磁気コア2となる巻線窓4,ガラス溝23,
H溝22が形成され、ギャップ膜9の形成されたブロッ
ク21を接合させる。すなわち、図4に示すように、ブ
ロック11とブロック12をギャップ膜8,9を突き合
わせ面として巻線窓3,4、ガラス溝13,23、H溝
12,22の位置が一致するように突き合わせ、巻線窓
3,4、ガラス溝13,23に融着ガラス7,14を配
し、該融着ガラス7,14を加熱加圧溶融させてブロッ
ク11,21の融着接合を行う。このように接合された
ブロック11,21をチップ切断し、各磁気コアチップ
のテープ摺動面に円筒研磨を施し、巻線窓にコイルを巻
装して図1に示すような磁気ヘッドを得る。
3,ガラス溝13,H溝12が形成され、ギャップ膜8
の形成されたブロック11と、これと同様に作製される
もう一方の磁気コア2となる巻線窓4,ガラス溝23,
H溝22が形成され、ギャップ膜9の形成されたブロッ
ク21を接合させる。すなわち、図4に示すように、ブ
ロック11とブロック12をギャップ膜8,9を突き合
わせ面として巻線窓3,4、ガラス溝13,23、H溝
12,22の位置が一致するように突き合わせ、巻線窓
3,4、ガラス溝13,23に融着ガラス7,14を配
し、該融着ガラス7,14を加熱加圧溶融させてブロッ
ク11,21の融着接合を行う。このように接合された
ブロック11,21をチップ切断し、各磁気コアチップ
のテープ摺動面に円筒研磨を施し、巻線窓にコイルを巻
装して図1に示すような磁気ヘッドを得る。
【0017】上記の磁気ヘッドの実施例においては、一
対の磁気コアが対称形である例について述べたが、他の
実施例として、一対の磁気コアが非対称形であるものに
ついて述べる。例えば、図5に示すように、磁気コア3
1と磁気コア32がフロントギャップg3 ,バックギャ
ップg4 を有して接合一体化された例である。該磁気ヘ
ッドにおいては、磁気コア31のみに巻線窓33が設け
られ、巻線窓33にはコイル35が巻装されている。な
お、フロントギャップg3 ,バックギャップg4 のギャ
ップ長は磁気コア31,32のギャップ形成面に形成さ
れるギャップ膜38,39の膜厚によって決定され、フ
ロントギャップg3 近傍には融着ガラス37が溶融充填
され磁気コア31,32を接合している。また、図6に
示すような磁気コア41と磁気コア42がフロントギャ
ップg5 ,バックギャップg6 を有して接合一体化され
た例も挙げられる。該磁気ヘッドにおいては、磁気コア
41のみに巻線窓43が設けられ、巻線窓43にはコイ
ル45が巻装され、磁気コア42にもコイル46が巻装
されている。なお、フロントギャップg5 ,バックギャ
ップg6 のギャップ長は磁気コア41,42のギャップ
形成面に形成されるギャップ膜48,49の膜厚によっ
て決定され、フロントギャップg5 近傍には融着ガラス
47が溶融充填され磁気コア41,42を接合してい
る。これらの実施例においても、磁気ヘッドの巻線窓に
エッジ部が存在しないため、過度な磁束の集束、あるい
は磁束漏れの発生がなく、該磁気ヘッドの記録再生効率
を大きく向上させることが可能である。また、これらの
実施例においても巻線窓がエッジ部を有しない形状であ
ることから、加工時の応力が一点に集中することがなく
加工応力に起因する磁気特性の劣化を緩和することが可
能であり、記録再生効率の向上が可能である。さらに、
巻線窓のエッジ部からの割れ及び欠けが発生することが
なく、製造歩留りを向上させることも可能である。
対の磁気コアが対称形である例について述べたが、他の
実施例として、一対の磁気コアが非対称形であるものに
ついて述べる。例えば、図5に示すように、磁気コア3
1と磁気コア32がフロントギャップg3 ,バックギャ
ップg4 を有して接合一体化された例である。該磁気ヘ
ッドにおいては、磁気コア31のみに巻線窓33が設け
られ、巻線窓33にはコイル35が巻装されている。な
お、フロントギャップg3 ,バックギャップg4 のギャ
ップ長は磁気コア31,32のギャップ形成面に形成さ
れるギャップ膜38,39の膜厚によって決定され、フ
ロントギャップg3 近傍には融着ガラス37が溶融充填
され磁気コア31,32を接合している。また、図6に
示すような磁気コア41と磁気コア42がフロントギャ
ップg5 ,バックギャップg6 を有して接合一体化され
た例も挙げられる。該磁気ヘッドにおいては、磁気コア
41のみに巻線窓43が設けられ、巻線窓43にはコイ
ル45が巻装され、磁気コア42にもコイル46が巻装
されている。なお、フロントギャップg5 ,バックギャ
ップg6 のギャップ長は磁気コア41,42のギャップ
形成面に形成されるギャップ膜48,49の膜厚によっ
て決定され、フロントギャップg5 近傍には融着ガラス
47が溶融充填され磁気コア41,42を接合してい
る。これらの実施例においても、磁気ヘッドの巻線窓に
エッジ部が存在しないため、過度な磁束の集束、あるい
は磁束漏れの発生がなく、該磁気ヘッドの記録再生効率
を大きく向上させることが可能である。また、これらの
実施例においても巻線窓がエッジ部を有しない形状であ
ることから、加工時の応力が一点に集中することがなく
加工応力に起因する磁気特性の劣化を緩和することが可
能であり、記録再生効率の向上が可能である。さらに、
巻線窓のエッジ部からの割れ及び欠けが発生することが
なく、製造歩留りを向上させることも可能である。
【0018】本実施例の磁気ヘッドは、フェライト等の
酸化物基板と金属磁性体の複合型の磁気ヘッド、いわゆ
るメタル・イン・ギャップ(Metal in ga
p)ヘッド(以下、MIGヘッドと略する。)において
も適用可能であり、例えば図7に示されるように、フェ
ライト等の酸化物磁性体よりなる一対の磁気コア51,
52がフロントギャップg7 ,バックギャップg8 を有
して突き合わされ接合一体化されたものである。なお、
フロントギャップg7 ,バックギャップg8 のギャップ
長は磁気コア51,52のギャップ形成面に形成される
ギャップ膜58,59の膜厚の和となされている。上記
磁気コア51,52は単結晶フェライト,多結晶フェラ
イト,単結晶フェライト及び多結晶フェライトの接合材
により構成される基板60,61とその上に形成される
金属磁性膜62,63よりなる。また、上記基板60,
61には水滴型を形成する巻線窓53,54が設けら
れ、金属磁性膜62,63及びギャップ膜58,59は
その形状に沿って形成される。該巻線窓53,54には
コイル55,56が巻装されている。さらに、フロント
ギャップg7 近傍には非磁性材である融着ガラス57が
溶融充填され、磁気コア51,52を接合している。こ
のようなMIGヘッドの実施例においても、磁気ヘッド
の巻線窓にエッジ部が存在しないため、過度な磁束の集
束、あるいは磁束漏れの発生がなく、該磁気ヘッドの記
録再生効率を大きく向上させることが可能である。ま
た、上記の実施例においても巻線窓がエッジ部を有しな
い形状であることから、加工時の応力が一点に集中する
ことがなく加工応力に起因する磁気特性の劣化を緩和す
ることが可能であり、記録再生効率の向上が可能であ
る。さらに、巻線窓のエッジ部からの割れ及び欠けが発
生することがなく、製造歩留りを向上させることも可能
である。
酸化物基板と金属磁性体の複合型の磁気ヘッド、いわゆ
るメタル・イン・ギャップ(Metal in ga
p)ヘッド(以下、MIGヘッドと略する。)において
も適用可能であり、例えば図7に示されるように、フェ
ライト等の酸化物磁性体よりなる一対の磁気コア51,
52がフロントギャップg7 ,バックギャップg8 を有
して突き合わされ接合一体化されたものである。なお、
フロントギャップg7 ,バックギャップg8 のギャップ
長は磁気コア51,52のギャップ形成面に形成される
ギャップ膜58,59の膜厚の和となされている。上記
磁気コア51,52は単結晶フェライト,多結晶フェラ
イト,単結晶フェライト及び多結晶フェライトの接合材
により構成される基板60,61とその上に形成される
金属磁性膜62,63よりなる。また、上記基板60,
61には水滴型を形成する巻線窓53,54が設けら
れ、金属磁性膜62,63及びギャップ膜58,59は
その形状に沿って形成される。該巻線窓53,54には
コイル55,56が巻装されている。さらに、フロント
ギャップg7 近傍には非磁性材である融着ガラス57が
溶融充填され、磁気コア51,52を接合している。こ
のようなMIGヘッドの実施例においても、磁気ヘッド
の巻線窓にエッジ部が存在しないため、過度な磁束の集
束、あるいは磁束漏れの発生がなく、該磁気ヘッドの記
録再生効率を大きく向上させることが可能である。ま
た、上記の実施例においても巻線窓がエッジ部を有しな
い形状であることから、加工時の応力が一点に集中する
ことがなく加工応力に起因する磁気特性の劣化を緩和す
ることが可能であり、記録再生効率の向上が可能であ
る。さらに、巻線窓のエッジ部からの割れ及び欠けが発
生することがなく、製造歩留りを向上させることも可能
である。
【0019】なお、上記のような磁気ヘッドを製造する
には、通常の磁気ヘッドの製造方法と同様に磁気コアを
形成するためのブロックにH溝,巻線窓,ガラス溝を形
成してギャップ形成面に鏡面加工を施した後に、例えば
スパッタリング法,真空蒸着法等に代表される真空薄膜
形成技術により金属磁性膜を形成し、その上にギャップ
膜を形成して製造すれば良い。上記金属磁性膜の材料と
しては、例えばFe−Al−Si系,Fe−Ga−Si
系結晶材料やFe−N系,Fe−C系微結晶材料及びC
o−Zr系,Co−Nb系アモルファス材料等が挙げら
れる。このように金属磁性膜を形成する際、本実施例の
磁気ヘッドにおいては、巻線窓の形状がエッジ部を有し
ない形状であるため、金属の被着が均一に行われ、これ
により得られる磁気ヘッドの記録再生効率が一層向上さ
れる。
には、通常の磁気ヘッドの製造方法と同様に磁気コアを
形成するためのブロックにH溝,巻線窓,ガラス溝を形
成してギャップ形成面に鏡面加工を施した後に、例えば
スパッタリング法,真空蒸着法等に代表される真空薄膜
形成技術により金属磁性膜を形成し、その上にギャップ
膜を形成して製造すれば良い。上記金属磁性膜の材料と
しては、例えばFe−Al−Si系,Fe−Ga−Si
系結晶材料やFe−N系,Fe−C系微結晶材料及びC
o−Zr系,Co−Nb系アモルファス材料等が挙げら
れる。このように金属磁性膜を形成する際、本実施例の
磁気ヘッドにおいては、巻線窓の形状がエッジ部を有し
ない形状であるため、金属の被着が均一に行われ、これ
により得られる磁気ヘッドの記録再生効率が一層向上さ
れる。
【0020】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明においては、一対の磁気コアがギャップ部を有して接
合された磁気ヘッドにおいて、少なくとも一方の磁気コ
アに巻線窓が設けられ、該巻線窓の少なくとも一部が曲
線形状とされているため、巻線窓のエッジ部での磁束の
過度な集束や磁束漏れが生じにくく、記録再生効率を大
きく向上させることが可能である。また、回転型磁気ヘ
ッド装置を用いたVCR,DDS等においては、高密度
記録を達成する上で磁気コア中に磁束を効率良く通すこ
とは必須であり、本発明の磁気ヘッドを用いれば実現で
き、更なる高密度記録を達成できる。
明においては、一対の磁気コアがギャップ部を有して接
合された磁気ヘッドにおいて、少なくとも一方の磁気コ
アに巻線窓が設けられ、該巻線窓の少なくとも一部が曲
線形状とされているため、巻線窓のエッジ部での磁束の
過度な集束や磁束漏れが生じにくく、記録再生効率を大
きく向上させることが可能である。また、回転型磁気ヘ
ッド装置を用いたVCR,DDS等においては、高密度
記録を達成する上で磁気コア中に磁束を効率良く通すこ
とは必須であり、本発明の磁気ヘッドを用いれば実現で
き、更なる高密度記録を達成できる。
【0021】また、本発明の磁気ヘッドにおいては巻線
窓がエッジ部を有しない形状であることから、加工時の
応力が一点に集中することがなく加工応力に起因する磁
気特性の劣化を緩和することが可能であり、記録再生効
率の向上が可能である。
窓がエッジ部を有しない形状であることから、加工時の
応力が一点に集中することがなく加工応力に起因する磁
気特性の劣化を緩和することが可能であり、記録再生効
率の向上が可能である。
【0022】さらに、本発明の磁気ヘッドにおいては、
巻線窓のエッジ部からの割れ及び欠けが発生することが
なく、製造歩留りを向上させることも可能である。
巻線窓のエッジ部からの割れ及び欠けが発生することが
なく、製造歩留りを向上させることも可能である。
【図1】本発明を適用した磁気ヘッドの一例を示す斜視
図である。
図である。
【図2】本発明を適用した磁気ヘッドを製造する工程の
一例を工程順に示すものであり、ブロックにH溝,巻線
窓,ガラス溝を形成する工程を示す斜視図である。
一例を工程順に示すものであり、ブロックにH溝,巻線
窓,ガラス溝を形成する工程を示す斜視図である。
【図3】H溝,巻線窓,ガラス溝の形成されたブロック
にギャップ膜を形成する工程を示す斜視図である。
にギャップ膜を形成する工程を示す斜視図である。
【図4】H溝,巻線窓,ガラス溝,ギャップ膜の形成さ
れた2つのブロックを接合する工程を示す斜視図であ
る。
れた2つのブロックを接合する工程を示す斜視図であ
る。
【図5】本発明を適用した磁気ヘッドの他の例を示す斜
視図である。
視図である。
【図6】本発明を適用した磁気ヘッドのさらに他の例を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図7】本発明を適用した磁気ヘッドのさらに他の例を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図8】従来の磁気ヘッドの一例を示す斜視図である。
1,2・・・・磁気コア 3,4・・・・巻線窓 g1 ,g2 ・・ギャップ部
Claims (2)
- 【請求項1】 一対の磁気コアがギャップ部を有して接
合された磁気ヘッドにおいて、 少なくとも一方の磁気コアに巻線窓が設けられ、該巻線
窓の少なくとも一部が曲線形状とされていることを特徴
とする磁気ヘッド。 - 【請求項2】 磁気ヘッドが回転型磁気ヘッド装置に使
用されることを特徴とする請求項1記載の磁気ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31651892A JPH06150232A (ja) | 1992-10-31 | 1992-10-31 | 磁気ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31651892A JPH06150232A (ja) | 1992-10-31 | 1992-10-31 | 磁気ヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06150232A true JPH06150232A (ja) | 1994-05-31 |
Family
ID=18078006
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31651892A Withdrawn JPH06150232A (ja) | 1992-10-31 | 1992-10-31 | 磁気ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06150232A (ja) |
-
1992
- 1992-10-31 JP JP31651892A patent/JPH06150232A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000104 |