JPH06316574A - ピコリン酸誘導体及び除草剤 - Google Patents
ピコリン酸誘導体及び除草剤Info
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- JPH06316574A JPH06316574A JP30264491A JP30264491A JPH06316574A JP H06316574 A JPH06316574 A JP H06316574A JP 30264491 A JP30264491 A JP 30264491A JP 30264491 A JP30264491 A JP 30264491A JP H06316574 A JPH06316574 A JP H06316574A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】一般式
【化1】
〔式中、Rは水素原子、アルキル基、アルケニル基、ア
ルキニル基等を示し、R1及びR2は同一または相異な
り、アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原子等を示
し、Xはシアノ基、フェニル基(該基は、ハロゲン原
子、アルキル基またはアルコキシ基で置換されてもよ
い)等を示し、Yは酸素原子、硫黄原子等を示し、nは
0または1を示す。〕で表されるピコリン酸誘導体及び
これを有効成分として含有する除草剤。 【効果】この化合物は、1年生及び多年生の禾本科及び
広葉雑草に至るまで完全に防除できる。特に、1年生の
禾本科雑草に対しては極く低薬量ですぐれた効果を示
す。
ルキニル基等を示し、R1及びR2は同一または相異な
り、アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原子等を示
し、Xはシアノ基、フェニル基(該基は、ハロゲン原
子、アルキル基またはアルコキシ基で置換されてもよ
い)等を示し、Yは酸素原子、硫黄原子等を示し、nは
0または1を示す。〕で表されるピコリン酸誘導体及び
これを有効成分として含有する除草剤。 【効果】この化合物は、1年生及び多年生の禾本科及び
広葉雑草に至るまで完全に防除できる。特に、1年生の
禾本科雑草に対しては極く低薬量ですぐれた効果を示
す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ピコリン酸誘導体又は
その塩及びこれを有効成分として含有する水田、畑及び
非農耕地等に適用できる除草剤に関するものである。
その塩及びこれを有効成分として含有する水田、畑及び
非農耕地等に適用できる除草剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年数多くの除草剤が開発され、実用化
されるに至り、農作業の省力化、生産性の向上に寄与し
てきた。しかし、これら除草剤も実際の使用場面では、
除草効果及び作物に対する安全性の点で種々の問題点を
有している。特にシバムギ、ジョンソングラス等の多年
生雑草は非常に防除困難な雑草として、世界の農耕地に
広く分布しており、これら雑草を防除する為に種々の除
草剤が使用されてきたが、除草効果の確実性及び作物へ
の安全性等の点で必ずしも満足できるものではなく、更
に改良された除草剤の出現が望まれている。従来、類似
骨格を有する除草剤として3−(4,6−ジメトキシピ
リミジン−2−イル)オキシピコリン酸誘導体が知られ
ている(特開平2−121973号公報明細書)。しか
し、これらの化合物はピリジン環に置換基を配したもの
は示されていない。また、除草効果の点でも必ずしも満
足できるものではない。
されるに至り、農作業の省力化、生産性の向上に寄与し
てきた。しかし、これら除草剤も実際の使用場面では、
除草効果及び作物に対する安全性の点で種々の問題点を
有している。特にシバムギ、ジョンソングラス等の多年
生雑草は非常に防除困難な雑草として、世界の農耕地に
広く分布しており、これら雑草を防除する為に種々の除
草剤が使用されてきたが、除草効果の確実性及び作物へ
の安全性等の点で必ずしも満足できるものではなく、更
に改良された除草剤の出現が望まれている。従来、類似
骨格を有する除草剤として3−(4,6−ジメトキシピ
リミジン−2−イル)オキシピコリン酸誘導体が知られ
ている(特開平2−121973号公報明細書)。しか
し、これらの化合物はピリジン環に置換基を配したもの
は示されていない。また、除草効果の点でも必ずしも満
足できるものではない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、これら
の問題点を解決するために、ピコリン酸誘導体について
鋭意研究した結果、ピリミジニルオキシ基の置換したピ
コリン酸誘導体が1年生及び多年生の禾本科及び広葉雑
草に対してすぐれた効果を示し、特に1年生の禾本科雑
草に対しては極く低薬量ですぐれた効果を示すものであ
ることを見出し、本発明を完成した。
の問題点を解決するために、ピコリン酸誘導体について
鋭意研究した結果、ピリミジニルオキシ基の置換したピ
コリン酸誘導体が1年生及び多年生の禾本科及び広葉雑
草に対してすぐれた効果を示し、特に1年生の禾本科雑
草に対しては極く低薬量ですぐれた効果を示すものであ
ることを見出し、本発明を完成した。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明化合物は一般式
〔I〕
〔I〕
【0005】
【化2】
【0006】〔式中、Rは水素原子、アルキル基、アル
ケニル基、アルキニル基、ベンジル基、ハロゲン置換ア
ルキル基、シアノアルキル基、アルコキシアルキル基、
アルコキシカルボニルオキシアルキル基、アルコキシカ
ルボニルアルキル基、アルキルカルボニルオキシアルキ
ル基、シクロアルキルカルボニルオキシアルキル基、シ
クロアルキルアルキル基を示し、R1及びR2は同一また
は相異なり、アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原子
またはハロゲン置換アルコキシ基、アルキルスルホニル
基を示し、Xは式−NR3R4(式中、R3及びR4は同一
または相異なり、水素原子、アルキル基、フェニル基ま
たはアシル基を示す。)で表される基、シアノ基、フェ
ニル基(該基は、ハロゲン原子、アルキル基またはアル
コキシ基で置換されてもよい)、フェノキシ基、ハロゲ
ン置換アルキル基、アルコキシ基、アルケニル基、アル
キニル基、水酸基、トリメチルシリルエチニル基、ニト
ロ基または4,6−ジメトキシピリミジン−2−イルオ
キシ基を示し、Yは酸素原子、硫黄原子または式−NR
5−(式中、R5は水素原子またはホルミル基を示す。)
で表される基を示し、nは0または1を示す。〕で表さ
れるピコリン酸誘導体又はその塩及びこれを有効成分と
して含有する除草剤である。
ケニル基、アルキニル基、ベンジル基、ハロゲン置換ア
ルキル基、シアノアルキル基、アルコキシアルキル基、
アルコキシカルボニルオキシアルキル基、アルコキシカ
ルボニルアルキル基、アルキルカルボニルオキシアルキ
ル基、シクロアルキルカルボニルオキシアルキル基、シ
クロアルキルアルキル基を示し、R1及びR2は同一また
は相異なり、アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原子
またはハロゲン置換アルコキシ基、アルキルスルホニル
基を示し、Xは式−NR3R4(式中、R3及びR4は同一
または相異なり、水素原子、アルキル基、フェニル基ま
たはアシル基を示す。)で表される基、シアノ基、フェ
ニル基(該基は、ハロゲン原子、アルキル基またはアル
コキシ基で置換されてもよい)、フェノキシ基、ハロゲ
ン置換アルキル基、アルコキシ基、アルケニル基、アル
キニル基、水酸基、トリメチルシリルエチニル基、ニト
ロ基または4,6−ジメトキシピリミジン−2−イルオ
キシ基を示し、Yは酸素原子、硫黄原子または式−NR
5−(式中、R5は水素原子またはホルミル基を示す。)
で表される基を示し、nは0または1を示す。〕で表さ
れるピコリン酸誘導体又はその塩及びこれを有効成分と
して含有する除草剤である。
【0007】本発明において、ピコリン酸誘導体の塩類
としては薬学的に許容される塩、例えば塩酸塩、硫酸
塩、炭酸塩、硝酸塩、臭化水素酸塩、リン酸塩、スルホ
ン酸塩、酢酸塩、シュウ酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、
リンゴ酸塩、グルタミン酸塩、アスパラギン酸塩等の無
機酸塩又は有機酸塩が挙げられる。また、本発明の一般
式〔I〕の化合物及びその塩は結晶水を持ってもよく、
これらの水和物は何れも本発明の範囲に含まれるもので
ある。
としては薬学的に許容される塩、例えば塩酸塩、硫酸
塩、炭酸塩、硝酸塩、臭化水素酸塩、リン酸塩、スルホ
ン酸塩、酢酸塩、シュウ酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、
リンゴ酸塩、グルタミン酸塩、アスパラギン酸塩等の無
機酸塩又は有機酸塩が挙げられる。また、本発明の一般
式〔I〕の化合物及びその塩は結晶水を持ってもよく、
これらの水和物は何れも本発明の範囲に含まれるもので
ある。
【0008】次に本発明化合物を表1A〜Eに例示す
る。尚、化合物番号は以後の記載において参照される。
る。尚、化合物番号は以後の記載において参照される。
【0009】
【表1A】
【0010】
【表1B】
【0011】
【表1C】
【0012】
【表1D】
【0013】
【表1E】
【0014】本発明化合物を製造する方法としては例え
ば次に示すA法及びB法があげられるが、これらの方法
に限定されるものではない。 製造法〈A〉
ば次に示すA法及びB法があげられるが、これらの方法
に限定されるものではない。 製造法〈A〉
【0015】
【反応式1】
【0016】(式中、R1、R2、X及びYは前記と同一
の意味を示し、R6は水素原子、アルカリ金属原子、ア
ルカリ土類金属原子、有機アミンのカチオン以外のRを
示し、R7はハロゲン、アルキルスルホニル基またはベ
ンジルスルホニル基を示す。)
の意味を示し、R6は水素原子、アルカリ金属原子、ア
ルカリ土類金属原子、有機アミンのカチオン以外のRを
示し、R7はハロゲン、アルキルスルホニル基またはベ
ンジルスルホニル基を示す。)
【0017】即ち、式〔I-1〕で示される本発明化合物
は、式〔II〕で示される化合物と式〔III〕で示される
ピリミジン誘導体とを塩基の存在下、好ましくは不活性
溶媒中で室温ないし溶媒の沸点の温度範囲内で数分間な
いし数時間反応させることにより製造することができ
る。
は、式〔II〕で示される化合物と式〔III〕で示される
ピリミジン誘導体とを塩基の存在下、好ましくは不活性
溶媒中で室温ないし溶媒の沸点の温度範囲内で数分間な
いし数時間反応させることにより製造することができ
る。
【0018】溶媒としては、ベンゼン、トルエン等の炭
化水素系溶媒、ジクロロメタン、クロロホルム等のハロ
ゲン化炭化水素系溶媒、テトラヒドロフラン、1,4−
ジオキサン等のエーテル系溶媒、アセトン、メチルエチ
ルケトン等のケトン系溶媒、酢酸メチル、酢酸エチル等
のエステル系溶媒、ジメチルホルムアミド、ジメチルア
セトアミド等の非プロトン性極性溶媒、アセトニトリル
等が使用できる。塩基としては金属ナトリウム、金属カ
リウム等のアルカリ金属類、水素化ナトリウム、水素化
カリウム、水素化カルシウム等の水素化アルカリ金属類
及び水素化アルカリ土類金属類、炭酸ナトリウム、炭酸
カリウム、炭酸カルシウム、水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム、水酸化カルシウム、アンモニア等の無機塩
類、ピリジン、トリエチルアミン等の有機塩基が使用で
きる。また、他の塩類に導くためには、相当の酸、例え
ば硫酸、炭酸、硝酸、臭化水素酸、リン酸、スルホン
酸、酢酸、シュウ酸、酒石酸、クエン酸、リンゴ酸、グ
ルタミン酸、アスパラギン酸等が使用できる。 製造法〈B〉
化水素系溶媒、ジクロロメタン、クロロホルム等のハロ
ゲン化炭化水素系溶媒、テトラヒドロフラン、1,4−
ジオキサン等のエーテル系溶媒、アセトン、メチルエチ
ルケトン等のケトン系溶媒、酢酸メチル、酢酸エチル等
のエステル系溶媒、ジメチルホルムアミド、ジメチルア
セトアミド等の非プロトン性極性溶媒、アセトニトリル
等が使用できる。塩基としては金属ナトリウム、金属カ
リウム等のアルカリ金属類、水素化ナトリウム、水素化
カリウム、水素化カルシウム等の水素化アルカリ金属類
及び水素化アルカリ土類金属類、炭酸ナトリウム、炭酸
カリウム、炭酸カルシウム、水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム、水酸化カルシウム、アンモニア等の無機塩
類、ピリジン、トリエチルアミン等の有機塩基が使用で
きる。また、他の塩類に導くためには、相当の酸、例え
ば硫酸、炭酸、硝酸、臭化水素酸、リン酸、スルホン
酸、酢酸、シュウ酸、酒石酸、クエン酸、リンゴ酸、グ
ルタミン酸、アスパラギン酸等が使用できる。 製造法〈B〉
【0019】
【反応式2】
【0020】(式中、R1、R2、R6、X及びYは前記
と同一の意味を示し、Mはアルカリ金属またはアルカリ
土類金属を示す。)
と同一の意味を示し、Mはアルカリ金属またはアルカリ
土類金属を示す。)
【0021】即ち、本発明化合物のうち式〔I-2〕で示
された化合物は、式〔I-1〕で示される化合物を塩基の
存在下、極性溶媒または水、あるいは極性溶媒と水との
混合溶媒中で室温ないし溶媒の沸点の温度範囲内で数時
間ないし数十時間反応させることにより得ることができ
る。これを酸析すると式〔I-3〕で示される化合物が得
られる。
された化合物は、式〔I-1〕で示される化合物を塩基の
存在下、極性溶媒または水、あるいは極性溶媒と水との
混合溶媒中で室温ないし溶媒の沸点の温度範囲内で数時
間ないし数十時間反応させることにより得ることができ
る。これを酸析すると式〔I-3〕で示される化合物が得
られる。
【0022】溶媒としては、メタノール、エタノール等
のアルコール系溶媒、1,4−ジオキサン、テトラヒド
ロフラン等のエーテル系極性溶媒、ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルアセトアミド等のアミド系極性溶媒等が使
用できるが、これらに限定されるものではない。また、
塩基としては、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸カ
ルシウム等の炭酸塩類、水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム、水酸化カルシウム等の水酸化金属類が使用でき
る。
のアルコール系溶媒、1,4−ジオキサン、テトラヒド
ロフラン等のエーテル系極性溶媒、ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルアセトアミド等のアミド系極性溶媒等が使
用できるが、これらに限定されるものではない。また、
塩基としては、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸カ
ルシウム等の炭酸塩類、水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム、水酸化カルシウム等の水酸化金属類が使用でき
る。
【0023】
【実施例】次に本発明化合物の製造法並びに製剤法、用
途について実施例をあげて具体的に説明する。 実施例1 3−[(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)オ
キシ]−6−(N,N−ジメチルアミノ)ピコリン酸メ
チル(化合物番号19)の合成 6−(N,N−ジメチルアミノ)−3−ヒドロキシピコ
リン酸メチル1.4g(7mM)、4,6−ジメトキシ−2
−メチルスルホニルピリミジン1.6g(7mM)、炭酸カ
リウム0.6g(4mM)をDMF100mlに加え、90℃
で2時間反応させた。反応終了後、水中にあけジエチル
エーテルで抽出、水洗、乾燥、濃縮して得られた油状物
をイソプロピルエーテルで結晶化させた。結晶を酢酸エ
チル/n−ヘキサンで再結晶し、融点125〜127℃
の目的物1.6g(収率66%)を得た。
途について実施例をあげて具体的に説明する。 実施例1 3−[(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)オ
キシ]−6−(N,N−ジメチルアミノ)ピコリン酸メ
チル(化合物番号19)の合成 6−(N,N−ジメチルアミノ)−3−ヒドロキシピコ
リン酸メチル1.4g(7mM)、4,6−ジメトキシ−2
−メチルスルホニルピリミジン1.6g(7mM)、炭酸カ
リウム0.6g(4mM)をDMF100mlに加え、90℃
で2時間反応させた。反応終了後、水中にあけジエチル
エーテルで抽出、水洗、乾燥、濃縮して得られた油状物
をイソプロピルエーテルで結晶化させた。結晶を酢酸エ
チル/n−ヘキサンで再結晶し、融点125〜127℃
の目的物1.6g(収率66%)を得た。
【0024】実施例2 3−[(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)オ
キシ]−6−フェニルピコリン酸メチル(化合物番号
8)の合成 6−フェニル−3−ヒドロキシピコリン酸メチル1.0g
(4.4mM)、4,6−ジメトキシ−2−メチルスルホニ
ルピリミジン0.8g(4mM)、炭酸カリウム0.6g(4
mM)をDMF20mlに加え、80℃で0.5時間反応さ
せた。反応終了後、水中にあけ酢酸エチルにて抽出し、
有機層を水、飽和食塩水で洗浄、乾燥し、適当量のフロ
リジルにて処理した。酢酸エチルを減圧下に留去して得
た残渣にヘキサンを20ml加えて3日間放置して結晶化
させ、ヘキサン/イソプロピルエーテルにて洗浄し、融
点92−94℃の目的物0.85g(収率58%)を得
た。
キシ]−6−フェニルピコリン酸メチル(化合物番号
8)の合成 6−フェニル−3−ヒドロキシピコリン酸メチル1.0g
(4.4mM)、4,6−ジメトキシ−2−メチルスルホニ
ルピリミジン0.8g(4mM)、炭酸カリウム0.6g(4
mM)をDMF20mlに加え、80℃で0.5時間反応さ
せた。反応終了後、水中にあけ酢酸エチルにて抽出し、
有機層を水、飽和食塩水で洗浄、乾燥し、適当量のフロ
リジルにて処理した。酢酸エチルを減圧下に留去して得
た残渣にヘキサンを20ml加えて3日間放置して結晶化
させ、ヘキサン/イソプロピルエーテルにて洗浄し、融
点92−94℃の目的物0.85g(収率58%)を得
た。
【0025】実施例3 3−[(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)オ
キシ]−6−(N,N−ジメチルアミノ)ピコリン酸
(化合物番号20)の合成 3−[(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)オ
キシ]−6−(N,N−ジメチルアミノ)ピコリン酸メ
チル2.5g(7.7mM)を100mlメタノール溶液と
し、これに10%水酸化カリウム水溶液6mlを混合し
て、室温下一晩撹拌した。反応終了後、水中にあけ、酢
酸エチルにて抽出した。水層を酸性とし、クロロホルム
で抽出し、水洗、乾燥後、濃縮して得た結晶をイソプロ
ピルエーテルで洗浄し、融点195−197.5℃の目
的物1.6g(収率64%)を得た。
キシ]−6−(N,N−ジメチルアミノ)ピコリン酸
(化合物番号20)の合成 3−[(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)オ
キシ]−6−(N,N−ジメチルアミノ)ピコリン酸メ
チル2.5g(7.7mM)を100mlメタノール溶液と
し、これに10%水酸化カリウム水溶液6mlを混合し
て、室温下一晩撹拌した。反応終了後、水中にあけ、酢
酸エチルにて抽出した。水層を酸性とし、クロロホルム
で抽出し、水洗、乾燥後、濃縮して得た結晶をイソプロ
ピルエーテルで洗浄し、融点195−197.5℃の目
的物1.6g(収率64%)を得た。
【0026】実施例4 3−[(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)オ
キシ]−6−ジメチルアミノピリミジン−2−カルボン
酸1−(エトキシカルボニルオキシ)エチル(化合物番
号41)の合成 3−[(4,6−ジメトシキピリミジン−2−イル)オ
キシ]−6−ジメチルアミノピリジン−2−カルボン酸
カリウム2.0g(5.6mM)、1−(エトキシカルボニ
ルオキシ)エチルクロライド0.87g(5.7mM)をジ
メチルホルムアミド5mlに懸濁し、室温にて6時間撹拌
した。この反応混合物を水に入れ酢酸エチルで二度抽出
し、有機層を水洗、乾燥後溶媒を留去した。得られた粘
稠液体をカラム精製し、屈折率(ナトリウム−D線)
1.5215の目的物0.5g(収率33%)を得た。
キシ]−6−ジメチルアミノピリミジン−2−カルボン
酸1−(エトキシカルボニルオキシ)エチル(化合物番
号41)の合成 3−[(4,6−ジメトシキピリミジン−2−イル)オ
キシ]−6−ジメチルアミノピリジン−2−カルボン酸
カリウム2.0g(5.6mM)、1−(エトキシカルボニ
ルオキシ)エチルクロライド0.87g(5.7mM)をジ
メチルホルムアミド5mlに懸濁し、室温にて6時間撹拌
した。この反応混合物を水に入れ酢酸エチルで二度抽出
し、有機層を水洗、乾燥後溶媒を留去した。得られた粘
稠液体をカラム精製し、屈折率(ナトリウム−D線)
1.5215の目的物0.5g(収率33%)を得た。
【0027】実施例5 3−[(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)オ
キシ]−6−ジメチルアミノピリジン−2−カルボン酸
カリウム(化合物番号49)の合成 3−[(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)オ
キシ]−6−ジメチルアミノピリジン−2−カルボン酸
メチル9.2g(27.5mM)をメタノール30mlに溶解
し、これに水酸化カリウム1.55g(27.5mM)加
え、さらに水を20ml加えて室温にて撹拌した。反応液
を減圧下に濃縮し、アセトンを加え析出した結晶を濾別
後ヘキサンで洗浄し、融点240−245℃の目的物
9.8g(収率98%)を得た。
キシ]−6−ジメチルアミノピリジン−2−カルボン酸
カリウム(化合物番号49)の合成 3−[(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)オ
キシ]−6−ジメチルアミノピリジン−2−カルボン酸
メチル9.2g(27.5mM)をメタノール30mlに溶解
し、これに水酸化カリウム1.55g(27.5mM)加
え、さらに水を20ml加えて室温にて撹拌した。反応液
を減圧下に濃縮し、アセトンを加え析出した結晶を濾別
後ヘキサンで洗浄し、融点240−245℃の目的物
9.8g(収率98%)を得た。
【0028】実施例6 3−[(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)オ
キシ]−6−ジメチルアミノピリジン−2−カルボン酸
カルシウム(化合物番号50)の合成 3−[(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)オ
キシ]−6−ジメチルアミノピリジン−2−カルボン酸
1.0g(3.1mM)をテトラヒドロフラン10mlにとか
し、これに沈降炭酸カルシウム0.15g(1.5mM)を
加え、さらに水10mlを加えて室温にて撹拌した。反応
液を減圧下に濃縮し、アセトンを加え析出した結晶を濾
別後ヘキサンで洗浄し、融点169−182℃の目的物
1.0g(収率91%)を得た。
キシ]−6−ジメチルアミノピリジン−2−カルボン酸
カルシウム(化合物番号50)の合成 3−[(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)オ
キシ]−6−ジメチルアミノピリジン−2−カルボン酸
1.0g(3.1mM)をテトラヒドロフラン10mlにとか
し、これに沈降炭酸カルシウム0.15g(1.5mM)を
加え、さらに水10mlを加えて室温にて撹拌した。反応
液を減圧下に濃縮し、アセトンを加え析出した結晶を濾
別後ヘキサンで洗浄し、融点169−182℃の目的物
1.0g(収率91%)を得た。
【0029】実施例7 3−[(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)オ
キシ]−6−ジメチルアミノピリジン−2−カルボン酸
メトキシメチルエステル(化合物番号42)の合成 3−[(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)オ
キシ]−6−ジメチルアミノピリジン−2−カルボン酸
0.4g(1.25mM)をジクロロメタン15mlにとか
し、冷却下にジイソプロピルエチルアミン0.17g
(1.31mM)を加えて15分反応させた。0℃にてさ
らにメトキシメチルクロリド0.12g(1.49mM)を
滴下し、徐々に室温に戻しながら4時間反応させた。反
応終了後、さらにジクロロメタン30mlを加え水洗後1
0%クエン酸水溶液、飽和食塩水で洗浄した。乾燥後、
これを濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーに
て精製し、融点91−96℃の目的物0.4g(収率84
%)を得た。
キシ]−6−ジメチルアミノピリジン−2−カルボン酸
メトキシメチルエステル(化合物番号42)の合成 3−[(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)オ
キシ]−6−ジメチルアミノピリジン−2−カルボン酸
0.4g(1.25mM)をジクロロメタン15mlにとか
し、冷却下にジイソプロピルエチルアミン0.17g
(1.31mM)を加えて15分反応させた。0℃にてさ
らにメトキシメチルクロリド0.12g(1.49mM)を
滴下し、徐々に室温に戻しながら4時間反応させた。反
応終了後、さらにジクロロメタン30mlを加え水洗後1
0%クエン酸水溶液、飽和食塩水で洗浄した。乾燥後、
これを濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーに
て精製し、融点91−96℃の目的物0.4g(収率84
%)を得た。
【0030】尚、本発明化合物の原料化合物は次のC
法、D法及びE法に従い製造することができる。
法、D法及びE法に従い製造することができる。
【0031】
【反応式3】
【0032】(式中、R6、X及びYは前記と同じ意味
を示し、Lはハロゲン原子を示す。) 即ち、式〔IV〕で示される化合物から式〔V〕で示され
る化合物に誘導し、水素による接触添加法で一般式〔I
I〕で示される化合物を得ることができる。尚、式〔I
V〕で示される化合物から式〔VI〕で示される化合物並
びに式〔VII〕で示される化合物への製造法は既に知ら
れており、例えば薬学雑誌67巻51頁(1947年)
に記載された方法に従って製造することができる。
を示し、Lはハロゲン原子を示す。) 即ち、式〔IV〕で示される化合物から式〔V〕で示され
る化合物に誘導し、水素による接触添加法で一般式〔I
I〕で示される化合物を得ることができる。尚、式〔I
V〕で示される化合物から式〔VI〕で示される化合物並
びに式〔VII〕で示される化合物への製造法は既に知ら
れており、例えば薬学雑誌67巻51頁(1947年)
に記載された方法に従って製造することができる。
【0033】次にC法、D法及びE法について詳細に述
べる。 製造法〈C〉
べる。 製造法〈C〉
【0034】
【反応式4】
【0035】(式中、R6及びYは前記と同じ意味を示
し、R8はシアノ基またはジメチルアミノ基、ジエチル
アミノ基を示し、R9はジメチルアミノ基、ジエチルア
ミノ基、アルキル基またはフェニル基を示す。)
し、R8はシアノ基またはジメチルアミノ基、ジエチル
アミノ基を示し、R9はジメチルアミノ基、ジエチルア
ミノ基、アルキル基またはフェニル基を示す。)
【0036】即ち、化合物〔IV〕と、一般式〔VIII〕で
示されるトリメチルシリル誘導体と一般式〔IX〕で示さ
れる酸塩化物を不活性溶媒中、室温ないし溶媒の沸点の
温度範囲内で数時間反応させることにより、一般式〔V-
1〕で示される化合物を得ることができる。
示されるトリメチルシリル誘導体と一般式〔IX〕で示さ
れる酸塩化物を不活性溶媒中、室温ないし溶媒の沸点の
温度範囲内で数時間反応させることにより、一般式〔V-
1〕で示される化合物を得ることができる。
【0037】溶媒としては、ベンゼン、トルエン等の炭
化水素系溶媒、ジクロロメタン、クロロホルム等のハロ
ゲン化炭化水素系溶媒、テトラヒドロフラン、1,4−
ジオキサン等のエーテル系溶媒、アセトン、メチルエチ
ルケトン等のケトン系溶媒、酢酸メチル、酢酸エチル等
のエステル系溶媒、ジメチルホルムアミド、ジメチルア
セトアミド等の非プロトン性極性溶媒、アセトニトリル
等が使用できるが、クロロホルムが望ましい。 製造法〈D〉
化水素系溶媒、ジクロロメタン、クロロホルム等のハロ
ゲン化炭化水素系溶媒、テトラヒドロフラン、1,4−
ジオキサン等のエーテル系溶媒、アセトン、メチルエチ
ルケトン等のケトン系溶媒、酢酸メチル、酢酸エチル等
のエステル系溶媒、ジメチルホルムアミド、ジメチルア
セトアミド等の非プロトン性極性溶媒、アセトニトリル
等が使用できるが、クロロホルムが望ましい。 製造法〈D〉
【0038】
【反応式5】
【0039】(式中、R6及びYは前記と同じ意味を示
し、R10はアルキル基、置換アルキル基または4,6−
ジメトキシピリミジニル基を示し、Lはハロゲン原子を
示す。但し、R10が4,6−ジメトキシピリミジニル基
の場合には、Lはハロゲン原子またはアルキルスルホニ
ル基を示す。)
し、R10はアルキル基、置換アルキル基または4,6−
ジメトキシピリミジニル基を示し、Lはハロゲン原子を
示す。但し、R10が4,6−ジメトキシピリミジニル基
の場合には、Lはハロゲン原子またはアルキルスルホニ
ル基を示す。)
【0040】即ち、式〔VI〕で示される化合物と、式
〔X〕で示される化合物を塩基の存在下、不活性溶媒中
で室温ないし溶媒の沸点の温度範囲内で数分から数時間
反応させることにより一般式〔V-2〕で示される化合物
を得ることができる。
〔X〕で示される化合物を塩基の存在下、不活性溶媒中
で室温ないし溶媒の沸点の温度範囲内で数分から数時間
反応させることにより一般式〔V-2〕で示される化合物
を得ることができる。
【0041】溶媒としては、ベンゼン、トルエン等の炭
化水素系溶媒、ジクロロメタン、クロロホルム等のハロ
ゲン化炭化水素系溶媒、テトラヒドロフラン、1,4−
ジオキサン等のエーテル系溶媒、アセトン、メチルエチ
ルケトン等のケトン系溶媒、酢酸メチル、酢酸エチル等
のエステル系溶媒、ジメチルホルムアミド、ジメチルア
セトアミド等の非プロトン性極性溶媒、アセトニトリル
等が使用できる。また、塩基としては金属ナトリウム、
金属カリウム等のアルカリ金属類、水素化ナトリウム、
水素化カリウム、水素化カルシウム等の水素化アルカリ
金属類及び水素化アルカリ土類金属類、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム、炭酸カルシウム等の炭酸塩類、水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム等の
水酸化金属類が使用できる。 製造法〈E〉
化水素系溶媒、ジクロロメタン、クロロホルム等のハロ
ゲン化炭化水素系溶媒、テトラヒドロフラン、1,4−
ジオキサン等のエーテル系溶媒、アセトン、メチルエチ
ルケトン等のケトン系溶媒、酢酸メチル、酢酸エチル等
のエステル系溶媒、ジメチルホルムアミド、ジメチルア
セトアミド等の非プロトン性極性溶媒、アセトニトリル
等が使用できる。また、塩基としては金属ナトリウム、
金属カリウム等のアルカリ金属類、水素化ナトリウム、
水素化カリウム、水素化カルシウム等の水素化アルカリ
金属類及び水素化アルカリ土類金属類、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム、炭酸カルシウム等の炭酸塩類、水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム等の
水酸化金属類が使用できる。 製造法〈E〉
【0042】
【反応式6】
【0043】(式中、R6及びYは前記と同じ意味を示
し、R11は置換フェニル基を示し、Lはハロゲン原子を
示す。)
し、R11は置換フェニル基を示し、Lはハロゲン原子を
示す。)
【0044】即ち、式〔VII〕で示される化合物と式〔X
I〕で示される化合物を塩基及び触媒の存在下、不活性
溶媒中室温ないし溶媒の沸点の温度範囲内で数時間反応
させることにより、一般式〔V-3〕で示される化合物を
得ることができる。
I〕で示される化合物を塩基及び触媒の存在下、不活性
溶媒中室温ないし溶媒の沸点の温度範囲内で数時間反応
させることにより、一般式〔V-3〕で示される化合物を
得ることができる。
【0045】溶媒としては、ベンゼン、トルエン等の炭
化水素系溶媒、メタノール、エタノール等のアルコール
系溶媒、1,2−ジメトキシエタン、テトラヒドロフラ
ン、エチルエーテル等のエーテル系溶媒、酢酸メチル、
酢酸エチル等のエステル系溶媒、ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルアセトアミド等の非プロトン性極性溶媒、
アセトニトリル等が使用できる。触媒としては、テトラ
キス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)、
(トリフェニルホスフィン,酢酸パラジウム)、[トリ
ス(0−トリル)ホスフィン,酢酸パラジウム]等が使
用できる。塩基としては炭酸ナトリウム、炭酸カリウム
等の炭酸塩、炭酸水素ナトリウム等の重炭酸塩またはト
リエチルアミン、ピリジン等の有機塩基が使用できる。
化水素系溶媒、メタノール、エタノール等のアルコール
系溶媒、1,2−ジメトキシエタン、テトラヒドロフラ
ン、エチルエーテル等のエーテル系溶媒、酢酸メチル、
酢酸エチル等のエステル系溶媒、ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルアセトアミド等の非プロトン性極性溶媒、
アセトニトリル等が使用できる。触媒としては、テトラ
キス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)、
(トリフェニルホスフィン,酢酸パラジウム)、[トリ
ス(0−トリル)ホスフィン,酢酸パラジウム]等が使
用できる。塩基としては炭酸ナトリウム、炭酸カリウム
等の炭酸塩、炭酸水素ナトリウム等の重炭酸塩またはト
リエチルアミン、ピリジン等の有機塩基が使用できる。
【0046】次に参考例をあげて原料化合物の製造法を
説明する。 参考例1 3−ベンジルオキシ−6−(N,N−ジメチルアミノ)
ピコリン酸メチルの合成 3−ベンジルオキシピコリン酸メチル N−オキシド1
5g(58mM)、トリメチルシリルニトリル6.7g(6
7mM)、N,N−ジメチルカルバミン酸クロリド8.3g
(61mM)を塩化メチレン100mlに加え、室温下撹拌
放置した。有機層を水洗、乾燥、濃縮して得た残渣をカ
ラムクロマトグラフィーで精製し、融点71.5−73
℃の目的物2.4g(収率14%)を得た。同様にして、
融点103.5−105℃の3−ベンジルオキシ−6−
シアノピコリン酸メチル3.1g(収率20%)を得
た。
説明する。 参考例1 3−ベンジルオキシ−6−(N,N−ジメチルアミノ)
ピコリン酸メチルの合成 3−ベンジルオキシピコリン酸メチル N−オキシド1
5g(58mM)、トリメチルシリルニトリル6.7g(6
7mM)、N,N−ジメチルカルバミン酸クロリド8.3g
(61mM)を塩化メチレン100mlに加え、室温下撹拌
放置した。有機層を水洗、乾燥、濃縮して得た残渣をカ
ラムクロマトグラフィーで精製し、融点71.5−73
℃の目的物2.4g(収率14%)を得た。同様にして、
融点103.5−105℃の3−ベンジルオキシ−6−
シアノピコリン酸メチル3.1g(収率20%)を得
た。
【0047】参考例2 3−ベンジルオキシ−6−エトキシピコリン酸メチルの
合成 3−ベンジルオキシ−6−ヒドロキシピコリン酸メチル
5.0g(19mM)、臭化エチル2.1g(19mM)、炭酸
カリウム2.9g(21mM)をDMF100mlに加え、8
0℃で5時間反応させた。反応終了後、水中にあけ、酢
酸エチルで抽出、水洗、乾燥した。それを濃縮して得ら
れた残渣をカラムクロマトグラフィーで精製し、融点4
5−46℃の目的物4.1g(収率74%)を得た。
合成 3−ベンジルオキシ−6−ヒドロキシピコリン酸メチル
5.0g(19mM)、臭化エチル2.1g(19mM)、炭酸
カリウム2.9g(21mM)をDMF100mlに加え、8
0℃で5時間反応させた。反応終了後、水中にあけ、酢
酸エチルで抽出、水洗、乾燥した。それを濃縮して得ら
れた残渣をカラムクロマトグラフィーで精製し、融点4
5−46℃の目的物4.1g(収率74%)を得た。
【0048】参考例3 3−ベンジルオキシ−6−フェニルピコリン酸メチルの
合成 温度計、冷却管および窒素導入管を付した100ml容量
の三口フラスコにテトラキス(トリフェニルホスフィ
ン)パラジウム(0)(0.6g,0.5mM)と1,2−ジ
メトキシエタン(5ml)を入れ、窒素気流下に3−ベン
ジルオキシ−6−クロロピコリン酸メチル(2.7g,1
0.0mM)を1,2−ジメトキシエタン(20ml)に溶解
して一度に加えた。室温下に3時間撹拌した後、フェニ
ルホウ酸(1.8g,15.0mM)を1,2−ジメトキシエ
タン(15ml)に溶解して加え、さらに1時間撹拌を続
けた。2M−炭酸ナトリウム水溶液(40ml)を加え5
0分間加熱還流した。冷却後水を適当量加え酢酸エチル
にて抽出し、有機層を水、飽和食塩水で洗浄し、乾燥し
た。それを濃縮して得られた残渣をカラムクロマトグラ
フィーで精製し、目的物1.9g(収率59.4%)を得
た。
合成 温度計、冷却管および窒素導入管を付した100ml容量
の三口フラスコにテトラキス(トリフェニルホスフィ
ン)パラジウム(0)(0.6g,0.5mM)と1,2−ジ
メトキシエタン(5ml)を入れ、窒素気流下に3−ベン
ジルオキシ−6−クロロピコリン酸メチル(2.7g,1
0.0mM)を1,2−ジメトキシエタン(20ml)に溶解
して一度に加えた。室温下に3時間撹拌した後、フェニ
ルホウ酸(1.8g,15.0mM)を1,2−ジメトキシエ
タン(15ml)に溶解して加え、さらに1時間撹拌を続
けた。2M−炭酸ナトリウム水溶液(40ml)を加え5
0分間加熱還流した。冷却後水を適当量加え酢酸エチル
にて抽出し、有機層を水、飽和食塩水で洗浄し、乾燥し
た。それを濃縮して得られた残渣をカラムクロマトグラ
フィーで精製し、目的物1.9g(収率59.4%)を得
た。
【0049】参考例4 6−フェニル−3−ヒドロキシピコリン酸メチルの合成 3−ベンジルオキシ−6−フェニルピコリン酸メチル
1.9gを10%パラジウム炭素/メタノールにて還元
し、カラムクロマトグラフィーにて精製し、融点100
−101℃の目的物1.0g(収率76.9%)を得た。
1.9gを10%パラジウム炭素/メタノールにて還元
し、カラムクロマトグラフィーにて精製し、融点100
−101℃の目的物1.0g(収率76.9%)を得た。
【0050】参考例5 6−(N,N−ジメチルアミノ)−3−ヒドロキシピコ
リン酸メチルの合成 3−ベンジルオキシ−6−(N,N−ジメチルアミノ)
ピコリン酸メチル2.3g(8mM)、10%パラジウム炭
素0.3gを酢酸エチル100mlに加え、常圧で水素添加
した。反応終了後、濾過、濃縮し、融点118.5−1
20℃の結晶1.4g(収率92%)を得た。参考例1〜
3と同様にして製造した原料化合物の具体例を表2にあ
げる。
リン酸メチルの合成 3−ベンジルオキシ−6−(N,N−ジメチルアミノ)
ピコリン酸メチル2.3g(8mM)、10%パラジウム炭
素0.3gを酢酸エチル100mlに加え、常圧で水素添加
した。反応終了後、濾過、濃縮し、融点118.5−1
20℃の結晶1.4g(収率92%)を得た。参考例1〜
3と同様にして製造した原料化合物の具体例を表2にあ
げる。
【0051】
【表2】
【0052】本発明の除草剤は、一般式〔I〕で示され
るピコリン酸誘導体を有効成分としてなる。本発明化合
物を除草剤として水田、畑地、樹園地、非農耕地等に使
用する場合、その目的に応じて有効成分を適当な剤型で
用いることができる。通常の場合は有効成分を不活性な
液体または個体の担体で希釈し、必要に応じて界面活性
剤、分散剤、補助剤等を配合して、粉剤、水和剤、乳
剤、粒剤等の各種形態に製剤して使用することができ
る。
るピコリン酸誘導体を有効成分としてなる。本発明化合
物を除草剤として水田、畑地、樹園地、非農耕地等に使
用する場合、その目的に応じて有効成分を適当な剤型で
用いることができる。通常の場合は有効成分を不活性な
液体または個体の担体で希釈し、必要に応じて界面活性
剤、分散剤、補助剤等を配合して、粉剤、水和剤、乳
剤、粒剤等の各種形態に製剤して使用することができ
る。
【0053】製剤化に際して用いられる担体としては、
例えばジークライト、タルク、ベントナイト、クレー、
カオリン、珪藻土、ホワイトカーボン、バーミキュライ
ト、消石灰、珪砂、硫安、尿素等の個体担体、イソプロ
ピルアルコール、キシレン、シクロヘキサン、メチルナ
フタレン等の液体担体等があげられる。界面活性剤及び
分散剤としては、例えばアルコール硫酸エステル塩、ア
ルキルアリールスルホン酸塩、リグニンスルホン酸塩、
ポリオキシエチレングリコールエーテル、ポリオキシエ
チレンアルキルアリールエーテル、ポリオキシエチレン
ソルビタンモノアルキレート等があげられる。補助剤と
しては、例えばカルボキシメチルセルロース、ポリエチ
レングリコール、アラビアゴム等があげられる。
例えばジークライト、タルク、ベントナイト、クレー、
カオリン、珪藻土、ホワイトカーボン、バーミキュライ
ト、消石灰、珪砂、硫安、尿素等の個体担体、イソプロ
ピルアルコール、キシレン、シクロヘキサン、メチルナ
フタレン等の液体担体等があげられる。界面活性剤及び
分散剤としては、例えばアルコール硫酸エステル塩、ア
ルキルアリールスルホン酸塩、リグニンスルホン酸塩、
ポリオキシエチレングリコールエーテル、ポリオキシエ
チレンアルキルアリールエーテル、ポリオキシエチレン
ソルビタンモノアルキレート等があげられる。補助剤と
しては、例えばカルボキシメチルセルロース、ポリエチ
レングリコール、アラビアゴム等があげられる。
【0054】使用に際しては、適当な濃度に希釈して散
布するか、または直接施用する。本発明の除草剤は茎葉
散布、土壌施用または水面施用等により使用することが
できる。有効成分の配合割合については必要に応じて適
宜選ばれるが、粉剤または粒剤とする場合は0.01〜
10%(重量)、好ましくは0.05〜5%(重量)の
範囲から適宜選ぶのがよい。また、乳剤及び水和剤とす
る場合は1〜50%(重量)、好ましくは5〜20%
(重量)の範囲から適宜選ぶのがよい。
布するか、または直接施用する。本発明の除草剤は茎葉
散布、土壌施用または水面施用等により使用することが
できる。有効成分の配合割合については必要に応じて適
宜選ばれるが、粉剤または粒剤とする場合は0.01〜
10%(重量)、好ましくは0.05〜5%(重量)の
範囲から適宜選ぶのがよい。また、乳剤及び水和剤とす
る場合は1〜50%(重量)、好ましくは5〜20%
(重量)の範囲から適宜選ぶのがよい。
【0055】本発明の除草剤の施用量は使用される化合
物の種類、対象雑草、発生傾向、環境条件ならびに使用
する剤型等によってかわるが、粉剤及び粒剤のようにそ
のまま使用する場合は、有効成分として10アール当り
0.1g〜5kg、好ましくは1g〜1kgの範囲から適宜選
ぶのがよい。また、乳剤及び水和剤とする場合のように
液状で使用する場合は、1〜50,000ppm、好ましく
は10〜10,000ppmの範囲から適宜選ぶのがよい。
物の種類、対象雑草、発生傾向、環境条件ならびに使用
する剤型等によってかわるが、粉剤及び粒剤のようにそ
のまま使用する場合は、有効成分として10アール当り
0.1g〜5kg、好ましくは1g〜1kgの範囲から適宜選
ぶのがよい。また、乳剤及び水和剤とする場合のように
液状で使用する場合は、1〜50,000ppm、好ましく
は10〜10,000ppmの範囲から適宜選ぶのがよい。
【0056】また、本発明の化合物は必要に応じて殺虫
剤、殺菌剤、他の除草剤、植物生長調節剤、肥料等と混
用してもよい。次に代表的な製剤例をあげて製剤方法を
具体的に説明する。以下の説明において「部」は重量部
を意味する。
剤、殺菌剤、他の除草剤、植物生長調節剤、肥料等と混
用してもよい。次に代表的な製剤例をあげて製剤方法を
具体的に説明する。以下の説明において「部」は重量部
を意味する。
【0057】製剤例1 水和剤 化合物(19)の10部にエマルゲン810(花王株式
会社の登録商標)の0.5部、デモールN(花王株式会
社の登録商標)の0.5部、クニライト201(クニミ
ネ工業株式会社の登録商標)の20部、ジークライトC
A(ジークライト株式会社の登録商標)の69部を混合
粉砕し、水和剤を得る。
会社の登録商標)の0.5部、デモールN(花王株式会
社の登録商標)の0.5部、クニライト201(クニミ
ネ工業株式会社の登録商標)の20部、ジークライトC
A(ジークライト株式会社の登録商標)の69部を混合
粉砕し、水和剤を得る。
【0058】製剤例2 水和剤 化合物(1)の10部にエマルゲン810の0.5部、
デモールNの0.5部、クニライト201の20部、カ
ープレクス80の5部、ジークライトCAの64部を混
合粉砕し、水和剤を得る。
デモールNの0.5部、クニライト201の20部、カ
ープレクス80の5部、ジークライトCAの64部を混
合粉砕し、水和剤を得る。
【0059】製剤例3 乳剤 化合物(20)の30部にキシレンとイソホロンの等量
混合物60部、界面活性剤ソルポール800A(東邦化
学工業株式会社の登録商標)の10部を加え、これらを
よくかきまぜることによって乳剤を得る。
混合物60部、界面活性剤ソルポール800A(東邦化
学工業株式会社の登録商標)の10部を加え、これらを
よくかきまぜることによって乳剤を得る。
【0060】製剤例4 粒剤 化合物(3)の10部、タルクとベントナイトを1:3
の割合の混合した増量剤の80部、ホワイトカーボンの
5部、界面活性剤ソルポール800Aのの5部に水10
部を加え、よく練ってペースト状としたものを直径0.
7mmのふるい穴から押し出して乾燥した後に0.5〜1m
mの長さに切断し、粒剤を得る。
の割合の混合した増量剤の80部、ホワイトカーボンの
5部、界面活性剤ソルポール800Aのの5部に水10
部を加え、よく練ってペースト状としたものを直径0.
7mmのふるい穴から押し出して乾燥した後に0.5〜1m
mの長さに切断し、粒剤を得る。
【0061】
【発明の効果】一般式〔I〕で表される本発明の化合物
は、水田に発生するタイヌビエ、タマガヤツリ、コナギ
等の一年生雑草及びウリカワ、ミズガヤツリ、クログワ
イ、ホタルイ、ヘラオモダカ等の多年生雑草の発芽時か
ら生育期の広い範囲にわたって、極めて低い薬量で優れ
た除草効果を発揮する。また、畑地においても問題とな
る種々の雑草、例えばオオイヌタデ、アオビユ、シロ
ザ、ハコベ、イチビ、アメリカキンゴジカ、アサガオ、
オナモミ等の広葉雑草をはじめ、ハマスゲ、キハマス
ゲ、ヒメクグ、カヤツリグサ、コゴメガヤツリ等の多年
生および1年生カヤツリグサ科雑草、ヒエ、メヒシバ、
エノコログサ、スズメノカタビラ、ジョンソングラス、
ノスズメノテッポウ、野生エンバク等のイネ科雑草を有
効に防除することができる。適用作物としては一般的な
蔬菜、果樹の他にヒマワリ、サトウキビ、パイナップル
等もあげることができる。さらに、非農耕地における問
題雑草であるイタリアンライグラス、ススキ、チガヤ、
ツユクサ、スベリヒユ、クズ、セイタカアワダチソウ、
アメリカセンダングサ等に対しても優れた除草効果を有
している。また、スギ、ヒノキ等の林地においても使用
することができる。
は、水田に発生するタイヌビエ、タマガヤツリ、コナギ
等の一年生雑草及びウリカワ、ミズガヤツリ、クログワ
イ、ホタルイ、ヘラオモダカ等の多年生雑草の発芽時か
ら生育期の広い範囲にわたって、極めて低い薬量で優れ
た除草効果を発揮する。また、畑地においても問題とな
る種々の雑草、例えばオオイヌタデ、アオビユ、シロ
ザ、ハコベ、イチビ、アメリカキンゴジカ、アサガオ、
オナモミ等の広葉雑草をはじめ、ハマスゲ、キハマス
ゲ、ヒメクグ、カヤツリグサ、コゴメガヤツリ等の多年
生および1年生カヤツリグサ科雑草、ヒエ、メヒシバ、
エノコログサ、スズメノカタビラ、ジョンソングラス、
ノスズメノテッポウ、野生エンバク等のイネ科雑草を有
効に防除することができる。適用作物としては一般的な
蔬菜、果樹の他にヒマワリ、サトウキビ、パイナップル
等もあげることができる。さらに、非農耕地における問
題雑草であるイタリアンライグラス、ススキ、チガヤ、
ツユクサ、スベリヒユ、クズ、セイタカアワダチソウ、
アメリカセンダングサ等に対しても優れた除草効果を有
している。また、スギ、ヒノキ等の林地においても使用
することができる。
【0062】次に試験例をあげて本発明化合物の奏する
効果を説明する。 試験例1(水田土壌処理による除草効果試験) 100cm2のプラスチックポットに水田土壌を充填し、
代掻後、タイヌビエ(Ec)、コナギ(Mo)及びホタルイ(Sc)
の各種子を播種し、水深3cmに湛水した。翌日、製剤例
1に準じて調製した水和剤を水で希釈し、水面滴下し
た。施用量は、有効成分を10アール当り100gとし
た。その後、温室内で育成し、処理後21日目に表3の
基準に従い、除草効果を調査した。その結果を表4に示
す。
効果を説明する。 試験例1(水田土壌処理による除草効果試験) 100cm2のプラスチックポットに水田土壌を充填し、
代掻後、タイヌビエ(Ec)、コナギ(Mo)及びホタルイ(Sc)
の各種子を播種し、水深3cmに湛水した。翌日、製剤例
1に準じて調製した水和剤を水で希釈し、水面滴下し
た。施用量は、有効成分を10アール当り100gとし
た。その後、温室内で育成し、処理後21日目に表3の
基準に従い、除草効果を調査した。その結果を表4に示
す。
【0063】
【表3】
【0064】
【表4】
【0065】 試験例2(畑地土壌処理による除草効果試験) 100cm2プラスチックポットに畑地土壌を充填し、食
用ビエ(Ec)、オオイヌタデ(Po)、アオビユ(Am)、シロザ
(Ch)及びコゴメガヤツリ(Ci)の各種子を播種して覆土し
た。製剤例1に準じて調製した水和剤を水で希釈し、1
0アール当り有効成分が100gになる様に、10アー
ル当り100lを小型噴霧器で土壌表面に均一に散布し
た。その後、温室内で育成し、処理後20日目に表3の
基準に従って、除草効果を調査した。その結果を表5に
示す。
用ビエ(Ec)、オオイヌタデ(Po)、アオビユ(Am)、シロザ
(Ch)及びコゴメガヤツリ(Ci)の各種子を播種して覆土し
た。製剤例1に準じて調製した水和剤を水で希釈し、1
0アール当り有効成分が100gになる様に、10アー
ル当り100lを小型噴霧器で土壌表面に均一に散布し
た。その後、温室内で育成し、処理後20日目に表3の
基準に従って、除草効果を調査した。その結果を表5に
示す。
【0066】
【表5】
【0067】 試験例3(畑地茎葉処理による除草効果試験) 100cm2プラスチックポットに畑地土壌を充填し、食
用ビエ(Ec)、オオイヌタデ(Po)、アオビユ(Am)、シロザ
(Ch)及びコゴメガヤツリの各種子を播種し覆土した。温
室内で2週間育成後、製剤例1に準じて調製した水和剤
を水に希釈し、10アール当り有効成分が100gにな
る様に、10アール当り100lを小型噴霧器で植物体
の上方から全体に茎葉散布処理した。その後、温室内で
育成し、処理後14日目に表3の基準に従って、除草効
果を調査した。その結果を表6に示す。
用ビエ(Ec)、オオイヌタデ(Po)、アオビユ(Am)、シロザ
(Ch)及びコゴメガヤツリの各種子を播種し覆土した。温
室内で2週間育成後、製剤例1に準じて調製した水和剤
を水に希釈し、10アール当り有効成分が100gにな
る様に、10アール当り100lを小型噴霧器で植物体
の上方から全体に茎葉散布処理した。その後、温室内で
育成し、処理後14日目に表3の基準に従って、除草効
果を調査した。その結果を表6に示す。
【0068】
【表6】
【0069】試験例4(畑地茎葉処理による低薬量での
除草効果試験) 600cm2プラスチックポットに畑地土壌を充填し、ヒ
エ(Ec)、ジョンソングラス(So)、オオイヌタデ(Po)、ア
オビユ(Am)、シロザ(Ch)、ノアサガオ(Ip)及びオナモミ
(Xa)を播種し覆土した。温室内で2週間育成後、製剤例
1に準じて調製した水和剤の所定有効成分量(ai,g/10
a)を、10アール当り100lを小型噴霧器で植物体の
上方から全体に茎葉散布処理した。その後、温室内で育
成し、処理後14日目に表3の基準に従って、除草効果
を調査した。その結果を表7に示す。
除草効果試験) 600cm2プラスチックポットに畑地土壌を充填し、ヒ
エ(Ec)、ジョンソングラス(So)、オオイヌタデ(Po)、ア
オビユ(Am)、シロザ(Ch)、ノアサガオ(Ip)及びオナモミ
(Xa)を播種し覆土した。温室内で2週間育成後、製剤例
1に準じて調製した水和剤の所定有効成分量(ai,g/10
a)を、10アール当り100lを小型噴霧器で植物体の
上方から全体に茎葉散布処理した。その後、温室内で育
成し、処理後14日目に表3の基準に従って、除草効果
を調査した。その結果を表7に示す。
【0070】
【表7】
【0071】
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年11月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【化1】〔式中、Rは水素原子、アルキル基、アルケニ
ル基、アルキニル基、ベンジル基、ハロゲン置換アルキ
ル基、シアノアルキル基、アルコキシアルキル基、アル
コキシカルボニルオキシアルキル基、アルコキシカルボ
ニルアルキル基、アルキルカルボニルオキシアルキル
基、シクロアルキルカルボニルオキシアルキル基、シク
ロアルキルアルキル基、アルカリ金属原子、アルカリ土
類金属原子または有機アミンのカチオンを示し、R1及
びR2は同一または相異なり、アルキル基、アルコキシ
基、ハロゲン原子またはハロゲン置換アルコキシ基、ア
ルキルスルホニル基を示し、Xは式−NR3R4(式
中、R3及びR4は同一または相異なり、水素原子、ア
ルキル基、フェニル基またはアシル基を示す。)で表さ
れる基、シアノ基、フェニル基(該基は、ハロゲン原
子、アルキル基またはアルコキシ基で置換されてもよ
い)、フェノキシ基、ハロゲン置換アルキル基、アルコ
キシ基、アルケニル基、アルキニル基、水酸基、トリメ
チルシリルエチニル基、ニトロ基または4,6−ジメト
キシピリミジン−2−イルオキシ基を示し、Yは酸素原
子、硫黄原子または式−NR5−(式中、R5は水素原
子またはホルミル基を示す。)で表される基を示し、n
は0または1を示す。〕で表されるピコリン酸誘導体又
はその塩。
ル基、アルキニル基、ベンジル基、ハロゲン置換アルキ
ル基、シアノアルキル基、アルコキシアルキル基、アル
コキシカルボニルオキシアルキル基、アルコキシカルボ
ニルアルキル基、アルキルカルボニルオキシアルキル
基、シクロアルキルカルボニルオキシアルキル基、シク
ロアルキルアルキル基、アルカリ金属原子、アルカリ土
類金属原子または有機アミンのカチオンを示し、R1及
びR2は同一または相異なり、アルキル基、アルコキシ
基、ハロゲン原子またはハロゲン置換アルコキシ基、ア
ルキルスルホニル基を示し、Xは式−NR3R4(式
中、R3及びR4は同一または相異なり、水素原子、ア
ルキル基、フェニル基またはアシル基を示す。)で表さ
れる基、シアノ基、フェニル基(該基は、ハロゲン原
子、アルキル基またはアルコキシ基で置換されてもよ
い)、フェノキシ基、ハロゲン置換アルキル基、アルコ
キシ基、アルケニル基、アルキニル基、水酸基、トリメ
チルシリルエチニル基、ニトロ基または4,6−ジメト
キシピリミジン−2−イルオキシ基を示し、Yは酸素原
子、硫黄原子または式−NR5−(式中、R5は水素原
子またはホルミル基を示す。)で表される基を示し、n
は0または1を示す。〕で表されるピコリン酸誘導体又
はその塩。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0067
【補正方法】変更
【補正内容】
【0067】 試験例3(畑地茎葉処理による除草効果
試験) 100cm2プラスチックポットに畑地土壌を充填し、
食用ビエ(Ec)、オオイヌタデ(Po)、アオビユ
(Am)、シロザ(Ch)及びコゴメガヤツリ(Ci)
の各種子を播種し覆土した。温室内で2週間育成後、製
剤例1に準じて調製した水和剤を水に希釈し、10アー
ル当り有効成分が100gになる様に、10アール当り
100lを小型噴霧器で植物体の上方から全体に茎葉散
布処理した。その後、温室内で育成し、処理後14日目
に表3の基準に従って、除草効果を調査した。その結果
を表6に示す。 ─────────────────────────────────────────────────────
試験) 100cm2プラスチックポットに畑地土壌を充填し、
食用ビエ(Ec)、オオイヌタデ(Po)、アオビユ
(Am)、シロザ(Ch)及びコゴメガヤツリ(Ci)
の各種子を播種し覆土した。温室内で2週間育成後、製
剤例1に準じて調製した水和剤を水に希釈し、10アー
ル当り有効成分が100gになる様に、10アール当り
100lを小型噴霧器で植物体の上方から全体に茎葉散
布処理した。その後、温室内で育成し、処理後14日目
に表3の基準に従って、除草効果を調査した。その結果
を表6に示す。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年12月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【表1C】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】
【表1D】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】
【表1E】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年1月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【化1】〔式中、Rは水素原子、アルキル基、アルケニ
ル基、アルキニル基、ベンジル基、ハロゲン置換アルキ
ル基、シアノアルキル基、アルコキシアルキル基、アル
コキシカルボニルオキシアルキル基、アルコキシカルボ
ニルアルキル基、アルキルカルボニルオキシアルキル
基、シクロアルキルカルボニルオキシアルキル基、シク
ロアルキルアルキル基、アルカリ金属原子、アルカリ土
類金属原子または有機アミンのカチオンを示し、R1及
びR2は同一または相異なり、アルキル基、アルコキシ
基、ハロゲン原子またはハロゲン置換アルコキシ基、ア
ルキルスルホニル基を示し、Xは式−NR3R4(式
中、R3及びR4は同一または相異なり、水素原子、ア
ルキル基、フェニル基またはアシル基を示す。)で表さ
れる基、シアノ基、フェニル基(該基は、ハロゲン原
子、アルキル基またはアルコキシ基で置換されてもよ
い)、フェノキシ基、ハロゲン置換アルキル基、アルコ
キシ基、アルケニル基、アルキニル基、水酸基、トリメ
チルシリルエチニル基、ニトロ基または4,6−ジメト
キシピリミジン−2−イルオキシ基を示し、Yは酸素原
子または式−NR5−(式中、R5は水素原子またはホ
ルミル基を示す。)で表される基を示し、nは0または
1を示す。〕で表されるピコリン酸誘導体又はその塩。
ル基、アルキニル基、ベンジル基、ハロゲン置換アルキ
ル基、シアノアルキル基、アルコキシアルキル基、アル
コキシカルボニルオキシアルキル基、アルコキシカルボ
ニルアルキル基、アルキルカルボニルオキシアルキル
基、シクロアルキルカルボニルオキシアルキル基、シク
ロアルキルアルキル基、アルカリ金属原子、アルカリ土
類金属原子または有機アミンのカチオンを示し、R1及
びR2は同一または相異なり、アルキル基、アルコキシ
基、ハロゲン原子またはハロゲン置換アルコキシ基、ア
ルキルスルホニル基を示し、Xは式−NR3R4(式
中、R3及びR4は同一または相異なり、水素原子、ア
ルキル基、フェニル基またはアシル基を示す。)で表さ
れる基、シアノ基、フェニル基(該基は、ハロゲン原
子、アルキル基またはアルコキシ基で置換されてもよ
い)、フェノキシ基、ハロゲン置換アルキル基、アルコ
キシ基、アルケニル基、アルキニル基、水酸基、トリメ
チルシリルエチニル基、ニトロ基または4,6−ジメト
キシピリミジン−2−イルオキシ基を示し、Yは酸素原
子または式−NR5−(式中、R5は水素原子またはホ
ルミル基を示す。)で表される基を示し、nは0または
1を示す。〕で表されるピコリン酸誘導体又はその塩。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ピコリン酸誘導体又は
その塩及びこれを有効成分として含有する水田、畑及び
非農耕地等に適用できる除草剤に関するものである。
その塩及びこれを有効成分として含有する水田、畑及び
非農耕地等に適用できる除草剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年数多くの除草剤が開発され、実用化
されるに至り、農作業の省力化、生産性の向上に寄与し
てきた。しかし、これら除草剤も実際の使用場面では、
除草効果及び作物に対する安全性の点で種々の問題点を
有している。特にシバムギ、ジヨンソングラス等の多年
生雑草は非常に防除困難な雑草として、世界の農耕地に
広く分布しており、これら雑草を防除する為に種々の除
草剤が使用されてきたが、除草効果の確実性及び作物へ
の安全性等の点で必ずしも満足できるものではなく、更
に改良された除草剤の出現が望まれている。従来、類似
骨格を有する除草剤として3−(4,6−ジメトキシピ
リミジン−2−イル)オキシピコリン酸誘導体が知られ
ている(特開平2−121973号公報明細書)。しか
し、これらの化合物はピリジン環に置換基を配したもの
は示されていない。また、除草効果の点でも必ずしも満
足できるものではない。
されるに至り、農作業の省力化、生産性の向上に寄与し
てきた。しかし、これら除草剤も実際の使用場面では、
除草効果及び作物に対する安全性の点で種々の問題点を
有している。特にシバムギ、ジヨンソングラス等の多年
生雑草は非常に防除困難な雑草として、世界の農耕地に
広く分布しており、これら雑草を防除する為に種々の除
草剤が使用されてきたが、除草効果の確実性及び作物へ
の安全性等の点で必ずしも満足できるものではなく、更
に改良された除草剤の出現が望まれている。従来、類似
骨格を有する除草剤として3−(4,6−ジメトキシピ
リミジン−2−イル)オキシピコリン酸誘導体が知られ
ている(特開平2−121973号公報明細書)。しか
し、これらの化合物はピリジン環に置換基を配したもの
は示されていない。また、除草効果の点でも必ずしも満
足できるものではない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、これら
の問題点を解決するために、ピコリン酸誘導体について
鋭意研究した結果、ピリミジニルオキシ基の置換したピ
コリン酸誘導体が1年生及び多年生の禾本科及び広葉雑
草に対してすぐれた効果を示し、特に1年生の禾本科雑
草に対しては極く低薬量ですぐれた効果を示すものであ
ることを見出し、本発明を完成した。
の問題点を解決するために、ピコリン酸誘導体について
鋭意研究した結果、ピリミジニルオキシ基の置換したピ
コリン酸誘導体が1年生及び多年生の禾本科及び広葉雑
草に対してすぐれた効果を示し、特に1年生の禾本科雑
草に対しては極く低薬量ですぐれた効果を示すものであ
ることを見出し、本発明を完成した。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明化合物は一般式
〔I〕
〔I〕
【0005】
【化2】
【0006】〔式中、Rは水素原子、アルキル基、アル
ケニル基、アルキニル基、ベンジル基、ハロゲン置換ア
ルキル基、シアノアルキル基、アルコキシアルキル基、
アルコキシカルボニルオキシアルキル基、アルコキシカ
ルボニルアルキル基、アルキルカルボニルオキシアルキ
ル基、シクロアルキルカルボニルオキシアルキル基、シ
クロアルキルアルキル基を示し、R1及びR2は同一ま
たは相異なり、アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原
子またはハロゲン置換アルコキシ基、アルキルスルホニ
ル基を示し、Xは式−NR3R4(式中、R3及びR4
は同一または相異なり、水素原子、アルキル基、フェニ
ル基またはアシル基を示す。)で表される基、シアノ
基、フェニル基(該基は、ハロゲン原子、アルキル基ま
たはアルコキシ基で置換されてもよい)、フェノキシ
基、ハロゲン置換アルキル基、アルコキシ基、アルケニ
ル基、アルキニル基、水酸基、トリメチルシリルエチニ
ル基、ニトロ基または4,6−ジメトキシピリミジン−
2−イルオキシ基を示し、Yは酸素原子または式−NR
5−(式中、R5は水素原子またはホルミル基を示
す。)で表される基を示し、nは0または1を示す。〕
で表されるピコリン酸誘導体又はその塩及びこれを有効
成分として含有する除草剤である。
ケニル基、アルキニル基、ベンジル基、ハロゲン置換ア
ルキル基、シアノアルキル基、アルコキシアルキル基、
アルコキシカルボニルオキシアルキル基、アルコキシカ
ルボニルアルキル基、アルキルカルボニルオキシアルキ
ル基、シクロアルキルカルボニルオキシアルキル基、シ
クロアルキルアルキル基を示し、R1及びR2は同一ま
たは相異なり、アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原
子またはハロゲン置換アルコキシ基、アルキルスルホニ
ル基を示し、Xは式−NR3R4(式中、R3及びR4
は同一または相異なり、水素原子、アルキル基、フェニ
ル基またはアシル基を示す。)で表される基、シアノ
基、フェニル基(該基は、ハロゲン原子、アルキル基ま
たはアルコキシ基で置換されてもよい)、フェノキシ
基、ハロゲン置換アルキル基、アルコキシ基、アルケニ
ル基、アルキニル基、水酸基、トリメチルシリルエチニ
ル基、ニトロ基または4,6−ジメトキシピリミジン−
2−イルオキシ基を示し、Yは酸素原子または式−NR
5−(式中、R5は水素原子またはホルミル基を示
す。)で表される基を示し、nは0または1を示す。〕
で表されるピコリン酸誘導体又はその塩及びこれを有効
成分として含有する除草剤である。
【0007】本発明において、ピコリン酸誘導体の塩類
としては薬学的に許容される塩、例えば塩酸塩、硫酸
塩、炭酸塩、硝酸塩、臭化水素酸塩、リン酸塩、スルホ
ン酸塩、酢酸塩、シュウ酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、
リンゴ酸塩、グルタミン酸塩、アスパラギン酸塩等の無
機酸塩又は有機酸塩が挙げられる。また、本発明の一般
式〔I〕の化合物及びその塩は結晶水を持ってもよく、
これらの水和物は何れも本発明の範囲に含まれるもので
ある。
としては薬学的に許容される塩、例えば塩酸塩、硫酸
塩、炭酸塩、硝酸塩、臭化水素酸塩、リン酸塩、スルホ
ン酸塩、酢酸塩、シュウ酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、
リンゴ酸塩、グルタミン酸塩、アスパラギン酸塩等の無
機酸塩又は有機酸塩が挙げられる。また、本発明の一般
式〔I〕の化合物及びその塩は結晶水を持ってもよく、
これらの水和物は何れも本発明の範囲に含まれるもので
ある。
【0008】次に本発明化合物を表1A〜Gに例示す
る。尚、化合物番号は以後の記載において参照される。
る。尚、化合物番号は以後の記載において参照される。
【0009】
【表1A】
【0010】
【表1B】
【0011】
【表1C】
【0012】
【表1D】
【0013】
【表1E】
【0014】
【表1F】
【0015】
【表1G】
【0016】本発明化合物を製造する方法としては例え
ば次に示すA法及びB法があげられるが、これらの方法
に限定されるものではない。 製造法<A>
ば次に示すA法及びB法があげられるが、これらの方法
に限定されるものではない。 製造法<A>
【0017】
【反応式1】
【0018】(式中、R1,R2、X及びYは前記と同
一の意味を示し、R8は水素原子、アルカリ金属原子、
アルカリ土類金属原子、有機アミンのカチオン以外のR
を示し、R7はハロゲン、アルキルスルホニル基または
ベンジルスルホニル基を示す。)
一の意味を示し、R8は水素原子、アルカリ金属原子、
アルカリ土類金属原子、有機アミンのカチオン以外のR
を示し、R7はハロゲン、アルキルスルホニル基または
ベンジルスルホニル基を示す。)
【0019】即ち、式〔I−1〕で示される本発明化合
物は、式〔II〕で示される化合物と式〔III〕で示
されるピリミジン誘導体とを塩基の存在下、好ましくは
不活性溶媒中で室温ないし溶媒の沸点の温度範囲内で数
分間ないし数時間反応させることにより製造することが
できる。
物は、式〔II〕で示される化合物と式〔III〕で示
されるピリミジン誘導体とを塩基の存在下、好ましくは
不活性溶媒中で室温ないし溶媒の沸点の温度範囲内で数
分間ないし数時間反応させることにより製造することが
できる。
【0020】溶媒としては、ベンゼン、トルエン等の炭
化水素系溶媒、ジクロロメタン、クロロホルム等のハロ
ゲン化炭化水素系溶媒、テトラヒドロフラン、1,4−
ジオキサン等のエーテル系溶媒、アセトン、メチルエチ
ルケトン等のケトン系溶媒、酢酸メチル、酢酸エチル等
のエステル系溶媒、ジメチルホルムアミド、ジメチルア
セトアミド等の非プロトン性極性溶媒、アセトニトリル
等が使用できる。塩基としては金属ナトリウム、金属カ
リウム等のアルカリ金属類、水素化ナトリウム、水素化
カリウム、水素化カルシウム等の水素化アルカリ金属類
及び水素化アルカリ土類金属類、炭酸ナトリウム、炭酸
カリウム、炭酸カルシウム、水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム、水酸化カルシウム、アンモニア等の無機塩
類、ピリジン、トリエチルアミン等の有機塩基が使用で
きる。また、他の塩類に導くためには、相当の酸、例え
ば硫酸、炭酸、硝酸、臭化水素酸、リン酸、スルホン
酸、酢酸、シュウ酸、酒石酸、クエン酸、リンゴ酸、グ
ルタミン酸、アスパラギン酸等が使用できる。 製造法<B>
化水素系溶媒、ジクロロメタン、クロロホルム等のハロ
ゲン化炭化水素系溶媒、テトラヒドロフラン、1,4−
ジオキサン等のエーテル系溶媒、アセトン、メチルエチ
ルケトン等のケトン系溶媒、酢酸メチル、酢酸エチル等
のエステル系溶媒、ジメチルホルムアミド、ジメチルア
セトアミド等の非プロトン性極性溶媒、アセトニトリル
等が使用できる。塩基としては金属ナトリウム、金属カ
リウム等のアルカリ金属類、水素化ナトリウム、水素化
カリウム、水素化カルシウム等の水素化アルカリ金属類
及び水素化アルカリ土類金属類、炭酸ナトリウム、炭酸
カリウム、炭酸カルシウム、水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム、水酸化カルシウム、アンモニア等の無機塩
類、ピリジン、トリエチルアミン等の有機塩基が使用で
きる。また、他の塩類に導くためには、相当の酸、例え
ば硫酸、炭酸、硝酸、臭化水素酸、リン酸、スルホン
酸、酢酸、シュウ酸、酒石酸、クエン酸、リンゴ酸、グ
ルタミン酸、アスパラギン酸等が使用できる。 製造法<B>
【0021】
【反応式2】
【0022】(式中、R1、R2、R8、X及びYは前
記と同一の意味を示し、Mはアルカリ金属またはアルカ
リ土類金属を示す。)
記と同一の意味を示し、Mはアルカリ金属またはアルカ
リ土類金属を示す。)
【0023】即ち、本発明化合物のうち式〔I−2〕で
示された化合物は、式〔I−1〕で示される化合物を塩
基の存在下、極性溶媒または水、あるいは極性溶媒と水
との混合溶媒中で室温ないし溶媒の沸点の温度範囲内で
数時間ないし数十時間反応させることにより得ることが
できる。これを酸析すると式〔I−3〕で示され化合物
が得られる。
示された化合物は、式〔I−1〕で示される化合物を塩
基の存在下、極性溶媒または水、あるいは極性溶媒と水
との混合溶媒中で室温ないし溶媒の沸点の温度範囲内で
数時間ないし数十時間反応させることにより得ることが
できる。これを酸析すると式〔I−3〕で示され化合物
が得られる。
【0024】溶媒としては、メタノール、エタノール等
のアルコール系溶媒、1,4−ジオキサン、テトラヒド
ロフラン等のエーテル系極性溶媒、ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルアセトアミド等のアミド系極性溶媒等が使
用できるが、これらに限定されるものではない。また、
塩基としては、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸カ
ルシウム等の炭酸塩類、水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム、水酸化カルシウム等の水酸化金属類が使用でき
る。
のアルコール系溶媒、1,4−ジオキサン、テトラヒド
ロフラン等のエーテル系極性溶媒、ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルアセトアミド等のアミド系極性溶媒等が使
用できるが、これらに限定されるものではない。また、
塩基としては、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸カ
ルシウム等の炭酸塩類、水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム、水酸化カルシウム等の水酸化金属類が使用でき
る。
【0025】
【実施例】次に本発明化合物の製造法並びに製剤法、用
途について実施例をあげて具体的に説明する。 実施例1 3−[(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)オ
キシ]−6−(N,N−ジメチルアミノ)ピコリン酸メ
チル(化合物番号19)の合成 6−(N,N−ジメチルアミノ)−3−ヒドロキシピコ
リン酸メチル1.4g(7mmol)、4,6−ジメト
キシ−2−メチルスルホニルピリミジン1.6g(7m
mol)、炭酸カリウム0.6g(4mmol)をDM
F100mlに加え、90℃で2時間反応させた。反応
終了後、水中にあけジエチルエーテルで抽出、水洗、乾
燥、濃縮して得られた油状物をイソプロピルエーテルで
結晶化させた。結晶を酢酸エチル/n−ヘキサンで再結
晶し、融点125〜127℃の目的物1.6g(収率6
6%)を得た。
途について実施例をあげて具体的に説明する。 実施例1 3−[(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)オ
キシ]−6−(N,N−ジメチルアミノ)ピコリン酸メ
チル(化合物番号19)の合成 6−(N,N−ジメチルアミノ)−3−ヒドロキシピコ
リン酸メチル1.4g(7mmol)、4,6−ジメト
キシ−2−メチルスルホニルピリミジン1.6g(7m
mol)、炭酸カリウム0.6g(4mmol)をDM
F100mlに加え、90℃で2時間反応させた。反応
終了後、水中にあけジエチルエーテルで抽出、水洗、乾
燥、濃縮して得られた油状物をイソプロピルエーテルで
結晶化させた。結晶を酢酸エチル/n−ヘキサンで再結
晶し、融点125〜127℃の目的物1.6g(収率6
6%)を得た。
【0026】実施例2 3−[(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)オ
キシ]−6−フェニルピコリン酸メチル(化合物番号
8)の合成 6−フェニル−3−ヒドロキシピコリン酸メチル1.0
g(4.4mmol)、4,6−ジメトキシ−2−メチ
ルスルホニルピリミジン0.8g(4mmol)、炭酸
カリウム0.6g(4mmol)をDMF20mlに加
え、80℃で0.5時間反応させた。反応終了後、水中
にあけ酢酸エチルにて抽出し、有機層を水、飽和食塩水
で洗浄、乾燥し、適当量のフロリジルにて処理した。酢
酸エチルを減圧下に留去して得た残渣にヘキサンを20
ml加えて3日間放置して結晶化させ、ヘキサン/イソ
プロピルエーテルにて洗浄し、融点92−94℃の目的
物0.85g(収率58%)を得た。
キシ]−6−フェニルピコリン酸メチル(化合物番号
8)の合成 6−フェニル−3−ヒドロキシピコリン酸メチル1.0
g(4.4mmol)、4,6−ジメトキシ−2−メチ
ルスルホニルピリミジン0.8g(4mmol)、炭酸
カリウム0.6g(4mmol)をDMF20mlに加
え、80℃で0.5時間反応させた。反応終了後、水中
にあけ酢酸エチルにて抽出し、有機層を水、飽和食塩水
で洗浄、乾燥し、適当量のフロリジルにて処理した。酢
酸エチルを減圧下に留去して得た残渣にヘキサンを20
ml加えて3日間放置して結晶化させ、ヘキサン/イソ
プロピルエーテルにて洗浄し、融点92−94℃の目的
物0.85g(収率58%)を得た。
【0027】実施例3 3−[(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)オ
キシ]−6−(N,N−ジメチルアミノ)ピコリン酸
(化合物番号20)の合成 3−[(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)オ
キシ]−6−(N,N−ジメチルアミノ)シコリン酸メ
チル2.5g(7.7mmol)を100mlメタノー
ル溶液とし、これに10%水酸化カリウム水溶液6ml
を混合して、室温下一晩撹拌した。反応終了後、水中に
あけ、酢酸エチルにて抽出した。水層を酸性とし、クロ
ロホルムで抽出し、水洗、乾燥後、濃縮して得た結晶を
イソプロピルエーテルで洗浄し、融点195−197.
5℃の目的物1.6g(収率64%)を得た。
キシ]−6−(N,N−ジメチルアミノ)ピコリン酸
(化合物番号20)の合成 3−[(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)オ
キシ]−6−(N,N−ジメチルアミノ)シコリン酸メ
チル2.5g(7.7mmol)を100mlメタノー
ル溶液とし、これに10%水酸化カリウム水溶液6ml
を混合して、室温下一晩撹拌した。反応終了後、水中に
あけ、酢酸エチルにて抽出した。水層を酸性とし、クロ
ロホルムで抽出し、水洗、乾燥後、濃縮して得た結晶を
イソプロピルエーテルで洗浄し、融点195−197.
5℃の目的物1.6g(収率64%)を得た。
【0028】実施例4 3−[(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)オ
キシ]−6−ジメチルアミノピリミジン−2−カルボン
酸1−(エトキシカルボニルオキシ)エチル(化合物番
号41)の合成 3−[(4,6−ジメトシキピリミジン−2−イル)オ
キシ]−6−ジメチルアミノピリジン−2−カルボン酸
カリウム2.0g(5.6mmol)、1−(エトキシ
カルボニルオキシ)エチルクロライド0.87g(5.
7mmol)をジメチルホルムアミド5mlに懸濁し、
室温にて6時間撹拌した。この反応混合物を水に入れ酢
酸エチルで二度抽出し、有機層を水洗、乾燥後溶媒を留
去した。得られた粘稠液体をカラム精製し、屈折率(ナ
トリウム−D線)1.5215の目的物0.5g(収率
33%)を得た。
キシ]−6−ジメチルアミノピリミジン−2−カルボン
酸1−(エトキシカルボニルオキシ)エチル(化合物番
号41)の合成 3−[(4,6−ジメトシキピリミジン−2−イル)オ
キシ]−6−ジメチルアミノピリジン−2−カルボン酸
カリウム2.0g(5.6mmol)、1−(エトキシ
カルボニルオキシ)エチルクロライド0.87g(5.
7mmol)をジメチルホルムアミド5mlに懸濁し、
室温にて6時間撹拌した。この反応混合物を水に入れ酢
酸エチルで二度抽出し、有機層を水洗、乾燥後溶媒を留
去した。得られた粘稠液体をカラム精製し、屈折率(ナ
トリウム−D線)1.5215の目的物0.5g(収率
33%)を得た。
【0029】実施例5 3−[(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)オ
キシ]−6−ジメチルアミノピリジン−2−カルボン酸
カリウム(化合物番号49)の合成 3−[(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)オ
キシ]−6−ジメチルアミノピリジン−2−カルボン酸
メチル9.2g(27.5mmol)をメタノール30
mlに溶解し、これに水酸化カリウム1.55g(2
7.5mmol)加え、さらに水を20ml加えて室温
にて撹拌した。反応液を減圧下に濃縮し、アセトンを加
え析出した結晶を濾別後ヘキサンで洗浄し、融点240
−245℃の目的物9.8g(収率98%)を得た。
キシ]−6−ジメチルアミノピリジン−2−カルボン酸
カリウム(化合物番号49)の合成 3−[(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)オ
キシ]−6−ジメチルアミノピリジン−2−カルボン酸
メチル9.2g(27.5mmol)をメタノール30
mlに溶解し、これに水酸化カリウム1.55g(2
7.5mmol)加え、さらに水を20ml加えて室温
にて撹拌した。反応液を減圧下に濃縮し、アセトンを加
え析出した結晶を濾別後ヘキサンで洗浄し、融点240
−245℃の目的物9.8g(収率98%)を得た。
【0030】実施例6 3−[(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)オ
キシ]−6−ジメチルアミノピリジン−2−カルボン酸
カルシウム(化合物番号50)の合成 3−[(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)オ
キシ]−6−ジメチルアミノピリジン−2−カルボン酸
1.0g(3.1mmol)をテトラヒドロフラン10
mlにとかし、これに沈降炭酸カルシウム0.15g
(1.5mmol)を加え、さらに水10mlを加えて
室温にて撹拌した。反応液を減圧下に濃縮し、アセトン
を加え析出した結晶を濾別後ヘキサンで洗浄し、融点1
69−182℃の目的物1.0g(収率91%)を得
た。
キシ]−6−ジメチルアミノピリジン−2−カルボン酸
カルシウム(化合物番号50)の合成 3−[(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)オ
キシ]−6−ジメチルアミノピリジン−2−カルボン酸
1.0g(3.1mmol)をテトラヒドロフラン10
mlにとかし、これに沈降炭酸カルシウム0.15g
(1.5mmol)を加え、さらに水10mlを加えて
室温にて撹拌した。反応液を減圧下に濃縮し、アセトン
を加え析出した結晶を濾別後ヘキサンで洗浄し、融点1
69−182℃の目的物1.0g(収率91%)を得
た。
【0031】実施例7 3−[(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)オ
キシ]−6−ジメチルアミノピリジン−2−カルボン酸
メトキシメチルエステル(化合物番号42)の合成 3−[(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)オ
キシ]−6−ジメチルアミノピリジン−2−カルボン酸
0.4g(1.25mmol)をジクロロメタン15m
lにとかし、冷却下にジイソプロピルエチルアミン0.
17g(1.31mmol)を加えて15分反応させ
た。0℃にてさらにメトキシメチルクロリド0.12g
(1.49mmol)を滴下し、徐々に室温に戻しなが
ら4時間反応させた。反応終了後、さらにジクロロメタ
ン30mlを加え水洗後10%クエン酸水溶液、飽和食
塩水で洗浄した。乾燥後、これを濃縮し、シリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーにて精製し、融点91−96℃
の目的物0.4g(収率84%)を得た。
キシ]−6−ジメチルアミノピリジン−2−カルボン酸
メトキシメチルエステル(化合物番号42)の合成 3−[(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)オ
キシ]−6−ジメチルアミノピリジン−2−カルボン酸
0.4g(1.25mmol)をジクロロメタン15m
lにとかし、冷却下にジイソプロピルエチルアミン0.
17g(1.31mmol)を加えて15分反応させ
た。0℃にてさらにメトキシメチルクロリド0.12g
(1.49mmol)を滴下し、徐々に室温に戻しなが
ら4時間反応させた。反応終了後、さらにジクロロメタ
ン30mlを加え水洗後10%クエン酸水溶液、飽和食
塩水で洗浄した。乾燥後、これを濃縮し、シリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーにて精製し、融点91−96℃
の目的物0.4g(収率84%)を得た。
【0032】尚、本発明化合物の原料化合物は次のC
法、D法及びE法に従い製造することができる。
法、D法及びE法に従い製造することができる。
【0033】
【反応式3】
【0034】(式中、R8、X及びYは前記と同じ意味
を示し、Lはハロゲン原子を示す。) 即ち、式〔IV〕で示される化合物から式〔V〕で示さ
れる化合物に誘導し、水素による接触添加法で一般式
〔II〕で示される化合物を得ることができる。尚、式
〔IV〕で示される化合物から式〔VI〕で示される化
合物並びに式〔VII〕で示される化合物への製造法は
既に知られており、例えば薬学雑誌67巻51頁(19
47年)に記載された方法に従って製造することができ
る。
を示し、Lはハロゲン原子を示す。) 即ち、式〔IV〕で示される化合物から式〔V〕で示さ
れる化合物に誘導し、水素による接触添加法で一般式
〔II〕で示される化合物を得ることができる。尚、式
〔IV〕で示される化合物から式〔VI〕で示される化
合物並びに式〔VII〕で示される化合物への製造法は
既に知られており、例えば薬学雑誌67巻51頁(19
47年)に記載された方法に従って製造することができ
る。
【0035】次にC法、D法及びE法について詳細に述
べる。 製造法<C>
べる。 製造法<C>
【0036】
【反応式4】
【0037】(式中、R8及びYは前記と同じ意味を示
し、R8はシアノ基またはジメチルアミノ基、ジエチル
アミノ基を示し、R9はジメチルアミノ基、ジエチルア
ミノ基、アルキル基またはフェニル基を示す。)
し、R8はシアノ基またはジメチルアミノ基、ジエチル
アミノ基を示し、R9はジメチルアミノ基、ジエチルア
ミノ基、アルキル基またはフェニル基を示す。)
【0038】即ち、化合物〔IV〕と、一般式〔VII
I〕で示されるトリメチルシリル誘導体と一般式〔I
X〕で示される酸塩化物を不活性溶媒中、室温ないし溶
媒の沸点の温度範囲内で数時間反応させることにより、
一般式〔V−1)で示される化合物を得ることができ
る。
I〕で示されるトリメチルシリル誘導体と一般式〔I
X〕で示される酸塩化物を不活性溶媒中、室温ないし溶
媒の沸点の温度範囲内で数時間反応させることにより、
一般式〔V−1)で示される化合物を得ることができ
る。
【0039】溶媒としては、ベンゼン、トルエン等の炭
化水素系溶媒、ジクロロメタン、クロロホルム等のハロ
ゲン化炭化水素系溶媒、テトラヒドロフラン、1,4−
ジオキサン等のエーテル系溶媒、アセトン、メチルエチ
ルケトン等のケトン系溶媒、酢酸メチル、酢酸エチル等
のエステル系溶媒、ジメチルホルムアミド、ジメチルア
セトアミド等の非プロトン性極性溶媒、アセトニトリル
等が使用できるが、クロロホルムが望ましい。 製造法<D>
化水素系溶媒、ジクロロメタン、クロロホルム等のハロ
ゲン化炭化水素系溶媒、テトラヒドロフラン、1,4−
ジオキサン等のエーテル系溶媒、アセトン、メチルエチ
ルケトン等のケトン系溶媒、酢酸メチル、酢酸エチル等
のエステル系溶媒、ジメチルホルムアミド、ジメチルア
セトアミド等の非プロトン性極性溶媒、アセトニトリル
等が使用できるが、クロロホルムが望ましい。 製造法<D>
【0040】
【反応式5】
【0041】(式中、R8及びYは前記と同じ意味を示
し、R10はアルキル基、置換アルキル基または4,6
−ジメトキシピリミジニル基を示し、Lはハロゲン原子
を示す。但し、R10が4,6−ジメトキシピリミジニ
ル基の場合には、Lはハロゲン原子またはアルキルスル
ホニル基を示す。)
し、R10はアルキル基、置換アルキル基または4,6
−ジメトキシピリミジニル基を示し、Lはハロゲン原子
を示す。但し、R10が4,6−ジメトキシピリミジニ
ル基の場合には、Lはハロゲン原子またはアルキルスル
ホニル基を示す。)
【0042】即ち、式〔VI〕で示される化合物と、式
〔X〕で示される化合物を塩基の存在下、不活性溶媒中
で室温ないし溶媒の沸点の温度範囲内で数分から数時間
反応させることにより一般式〔V−2〕で示される化合
物を得ることができる。
〔X〕で示される化合物を塩基の存在下、不活性溶媒中
で室温ないし溶媒の沸点の温度範囲内で数分から数時間
反応させることにより一般式〔V−2〕で示される化合
物を得ることができる。
【0043】溶媒としては、ベンゼン、トルエン等の炭
化水素系溶媒、ジクロロメタン、クロロホルム等のハロ
ゲン化炭化水素系溶媒、テトラヒドロフラン、1,4
−ジオキサン等のエーテル系溶媒、アセトン、メチルエ
チルケトン等のケトン系溶媒、酢酸メチル、酢酸エチル
等のエステル系溶媒、ジメチルホルムアミド、ジメチル
アセトアミド等の非プロトン性極性溶媒、アセトニトリ
ル等が使用できる。また、塩基としては金属ナトリウ
ム、金属カリウム等のアルカリ金属類、水素化ナトリウ
ム、水素化カリウム、水素化カルシウム等の水素化アル
カリ金属類及び水素化アルカリ土類金属類、炭酸ナトリ
ウム、炭酸カリウム、炭酸カルシウム等の炭酸塩類、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム等
の水酸化金属類が使用できる。 製造法<E>
化水素系溶媒、ジクロロメタン、クロロホルム等のハロ
ゲン化炭化水素系溶媒、テトラヒドロフラン、1,4
−ジオキサン等のエーテル系溶媒、アセトン、メチルエ
チルケトン等のケトン系溶媒、酢酸メチル、酢酸エチル
等のエステル系溶媒、ジメチルホルムアミド、ジメチル
アセトアミド等の非プロトン性極性溶媒、アセトニトリ
ル等が使用できる。また、塩基としては金属ナトリウ
ム、金属カリウム等のアルカリ金属類、水素化ナトリウ
ム、水素化カリウム、水素化カルシウム等の水素化アル
カリ金属類及び水素化アルカリ土類金属類、炭酸ナトリ
ウム、炭酸カリウム、炭酸カルシウム等の炭酸塩類、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム等
の水酸化金属類が使用できる。 製造法<E>
【0044】
【反応式6】
【0045】(式中、R8及びYは前記と同じ意味を示
し、R11は置換フェニル基を示し、Lはハロゲン原子
を示す。)
し、R11は置換フェニル基を示し、Lはハロゲン原子
を示す。)
【0046】即ち、式〔VII〕で示される化合物と式
〔XI〕で示される化合物を塩基及び触媒の存在下、不
活性溶媒中室温ないし溶媒の沸点の温度範囲内で数時間
反応させることにより、一般式〔V−3〕で示される化
合物を得ることができる。
〔XI〕で示される化合物を塩基及び触媒の存在下、不
活性溶媒中室温ないし溶媒の沸点の温度範囲内で数時間
反応させることにより、一般式〔V−3〕で示される化
合物を得ることができる。
【0047】溶媒としては、ベンゼン、トルエン等の炭
化水素系溶媒、メタノール、エタノール等のアルコール
系溶媒、1,2−ジメトキシエタン、テトラヒドロフラ
ン、エチルエーテル等のエーテル系溶媒、酢酸メチル、
酢酸エチル等のエステル系溶媒、ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルアセトアミド等の非プロトン性極性溶媒、
アセトニトリル等が使用できる。触媒としては、テトラ
キス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)、
(トリフェニルホスフィン,酢酸パラジウム)、[トリ
ス(0−トリル)ホスフィン),酢酸パラジウム]等が
使用できる。塩基としては炭酸ナトリウム、炭酸カリウ
ム等の炭酸塩、炭酸水素ナトリウム等の重炭酸塩または
トリエチルアミン、ピリジン等の有機塩基が使用でき
る。
化水素系溶媒、メタノール、エタノール等のアルコール
系溶媒、1,2−ジメトキシエタン、テトラヒドロフラ
ン、エチルエーテル等のエーテル系溶媒、酢酸メチル、
酢酸エチル等のエステル系溶媒、ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルアセトアミド等の非プロトン性極性溶媒、
アセトニトリル等が使用できる。触媒としては、テトラ
キス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)、
(トリフェニルホスフィン,酢酸パラジウム)、[トリ
ス(0−トリル)ホスフィン),酢酸パラジウム]等が
使用できる。塩基としては炭酸ナトリウム、炭酸カリウ
ム等の炭酸塩、炭酸水素ナトリウム等の重炭酸塩または
トリエチルアミン、ピリジン等の有機塩基が使用でき
る。
【0048】次に参考例をあげて原料化合物の製造法を
説明する。 参考例1 3−ベンジルオキシ−6−(N,N−ジメチルアミノ)
ピコリン酸メチルの合成 3−ベンジルオキシピコリン酸メチルN−オキシド15
g(58mmol)、トリメチルシリルニトリル6.7
g(67mmol)、N,N−ジメチルカルバミン酸ク
ロリド8.3g(61mmol)を塩化メチレン100
mlに加え、室温下撹拌放置した。有機層を水洗、乾
燥、濃縮して得た残渣をカラムクロマトグラフィーで精
製し、融点71.5−73℃の目的物2.4g(収率1
4%)を得た。同様にして、融点103.5−105℃
の3−ベンジルオキシ−6−シアノピコリン酸メチル
3.1g(収率20%)を得た。
説明する。 参考例1 3−ベンジルオキシ−6−(N,N−ジメチルアミノ)
ピコリン酸メチルの合成 3−ベンジルオキシピコリン酸メチルN−オキシド15
g(58mmol)、トリメチルシリルニトリル6.7
g(67mmol)、N,N−ジメチルカルバミン酸ク
ロリド8.3g(61mmol)を塩化メチレン100
mlに加え、室温下撹拌放置した。有機層を水洗、乾
燥、濃縮して得た残渣をカラムクロマトグラフィーで精
製し、融点71.5−73℃の目的物2.4g(収率1
4%)を得た。同様にして、融点103.5−105℃
の3−ベンジルオキシ−6−シアノピコリン酸メチル
3.1g(収率20%)を得た。
【0049】参考例2 3−ベンジルオキシ−6−エトキシピコリン酸メチルの
合成 3−ベンジルオキシ−6−ヒドロキシピコリン酸メチル
5.0g(19mmol)、臭化エチル2.1g(19
mmol)、炭酸カリウム2.9g(21mmol)を
DMF100mlに加え、80℃で5時間反応させた。
反応終了後、水中にあけ、酢酸エチルで抽出、水洗、乾
燥した。それを濃縮して得られた残渣をカラムクロマト
グラフィーで精製し、融点45−46℃の目的物4.1
g(収率74%)を得た。
合成 3−ベンジルオキシ−6−ヒドロキシピコリン酸メチル
5.0g(19mmol)、臭化エチル2.1g(19
mmol)、炭酸カリウム2.9g(21mmol)を
DMF100mlに加え、80℃で5時間反応させた。
反応終了後、水中にあけ、酢酸エチルで抽出、水洗、乾
燥した。それを濃縮して得られた残渣をカラムクロマト
グラフィーで精製し、融点45−46℃の目的物4.1
g(収率74%)を得た。
【0050】参考例3 3−ベンジルオキシ−6−フェニルピコリン酸メチルの
合成 温度計、冷却管および窒素導入管を付した100ml容
量の三口フラスコにテトラキス(トリフェニルホスフィ
ン)パラジウム(0)(0.6g,0.5mmol)と
1,2−ジメトキシエタン(5ml)を入れ、窒素気流
下に3−ベンジルオキシ−6−クロロピコリン酸メチル
(2.7g,10.0mmol)を1,2−ジメトキシ
エタン(20ml)に溶解して一度に加えた。室温下に
3時間撹拌した後、フェニルホウ酸(1.8g,15.
0mmol)を1,2−ジメトキシエタン(15ml)
に溶解して加え、さらに1時間撹拌を続けた。2M−炭
酸ナトリウム水溶液(40ml)を加え50分間加熱還
流した。冷却後水を適当量加え酢酸エチルにて抽出し、
有機層を水、飽和食塩水で洗浄し、乾燥した。それを濃
縮して得られた残渣をカラムクロマトグラフィーで精製
し、目的物1.9g(収率59.4%)を得た。
合成 温度計、冷却管および窒素導入管を付した100ml容
量の三口フラスコにテトラキス(トリフェニルホスフィ
ン)パラジウム(0)(0.6g,0.5mmol)と
1,2−ジメトキシエタン(5ml)を入れ、窒素気流
下に3−ベンジルオキシ−6−クロロピコリン酸メチル
(2.7g,10.0mmol)を1,2−ジメトキシ
エタン(20ml)に溶解して一度に加えた。室温下に
3時間撹拌した後、フェニルホウ酸(1.8g,15.
0mmol)を1,2−ジメトキシエタン(15ml)
に溶解して加え、さらに1時間撹拌を続けた。2M−炭
酸ナトリウム水溶液(40ml)を加え50分間加熱還
流した。冷却後水を適当量加え酢酸エチルにて抽出し、
有機層を水、飽和食塩水で洗浄し、乾燥した。それを濃
縮して得られた残渣をカラムクロマトグラフィーで精製
し、目的物1.9g(収率59.4%)を得た。
【0051】参考例4 6−フェニル−3−ヒドロキシピコリン酸メチルの合成 3−ベンジルオキシ−6−フェニルピコリン酸メチル
1.9gを10%パラジウム炭素/メタノールにて還元
し、カラムクロマトグラフィーにて精製し、融点100
−101℃の目的物1.0g(収率76.9%)を得
た。
1.9gを10%パラジウム炭素/メタノールにて還元
し、カラムクロマトグラフィーにて精製し、融点100
−101℃の目的物1.0g(収率76.9%)を得
た。
【0052】参考例5 6−(N,N−ジメチルアミノ)−3−ヒドロキシピコ
リン酸メチルの合成 3−ベンジルオキシ−6−(N,N−ジメチルアミノ)
ピコリン酸メチル2.3g(8mmol)、10%パラ
ジウム炭素0.3gを酢酸エチル100mlに加え、常
圧で水素添加した。反応終了後、濾過、濃縮し、融点1
18.5−120℃の結晶1.4g(収率92%)を得
た。参考例1〜3と同様にして製造した原料化合物の具
体例を表2にあげる。
リン酸メチルの合成 3−ベンジルオキシ−6−(N,N−ジメチルアミノ)
ピコリン酸メチル2.3g(8mmol)、10%パラ
ジウム炭素0.3gを酢酸エチル100mlに加え、常
圧で水素添加した。反応終了後、濾過、濃縮し、融点1
18.5−120℃の結晶1.4g(収率92%)を得
た。参考例1〜3と同様にして製造した原料化合物の具
体例を表2にあげる。
【0053】
【表2】
【0054】本発明の除草剤は、一般式〔I〕で示され
るピコリン酸誘導体を有効成分としてなる。本発明化合
物を除草剤として水田、畑地、樹園地、非農耕地等に使
用する場合、その目的に応じて有効成分を適当な剤型で
用いることができる。通常の場合は有効成分を不活性な
液体または個体の担体で希釈し、必要に応じて界面活性
剤、分散剤、補助剤等を配合して、粉剤、水和剤、乳
剤、粒剤等の各種形態に製剤して使用することができ
る。
るピコリン酸誘導体を有効成分としてなる。本発明化合
物を除草剤として水田、畑地、樹園地、非農耕地等に使
用する場合、その目的に応じて有効成分を適当な剤型で
用いることができる。通常の場合は有効成分を不活性な
液体または個体の担体で希釈し、必要に応じて界面活性
剤、分散剤、補助剤等を配合して、粉剤、水和剤、乳
剤、粒剤等の各種形態に製剤して使用することができ
る。
【0055】製剤化に際して用いられる担体としては、
例えばジークライト、タルク、ベントナイト、クレー、
カオリン、珪藻土、ホワイトカーボン、バーミキュライ
ト、消石灰、珪砂、硫安、尿素等の個体担体、イソプロ
ピルアルコール、キシレン、シクロヘキサン、メチルナ
フタレン等の液体担体等があげられる。界面活性剤及び
分散剤としては、例えばアルコール硫酸エステル塩、ア
ルキルアリールスルホン酸塩、リグニンスルホン酸塩、
ポリオキシエチレングリコールエーテル、ポリオキシエ
チレンアルキルアリールエーテル、ポリオキシエチレン
ソルビタンモノアルキレート等があげられる。補助剤と
しては、例えばカルボキシメチルセルロース、ポリエチ
レングリコール、アラビアゴム等があげられる。
例えばジークライト、タルク、ベントナイト、クレー、
カオリン、珪藻土、ホワイトカーボン、バーミキュライ
ト、消石灰、珪砂、硫安、尿素等の個体担体、イソプロ
ピルアルコール、キシレン、シクロヘキサン、メチルナ
フタレン等の液体担体等があげられる。界面活性剤及び
分散剤としては、例えばアルコール硫酸エステル塩、ア
ルキルアリールスルホン酸塩、リグニンスルホン酸塩、
ポリオキシエチレングリコールエーテル、ポリオキシエ
チレンアルキルアリールエーテル、ポリオキシエチレン
ソルビタンモノアルキレート等があげられる。補助剤と
しては、例えばカルボキシメチルセルロース、ポリエチ
レングリコール、アラビアゴム等があげられる。
【0056】使用に際しては、適当な濃度に希釈して散
布するか、または直接施用する。本発明の除草剤は茎葉
散布、土壌施用または水面施用等により使用することが
できる。有効成分の配合割合については必要に応じて適
宜選ばれるが、粉剤または粒剤とする場合は0.01〜
10%(重量)、好ましくは0.05〜5%(重量)の
範囲から適宜選ぶのがよい。また、乳剤及び水和剤とす
る場合は1〜50%(重量)、好ましくは5〜20%
(重量)の範囲から適宜選ぶのがよい。
布するか、または直接施用する。本発明の除草剤は茎葉
散布、土壌施用または水面施用等により使用することが
できる。有効成分の配合割合については必要に応じて適
宜選ばれるが、粉剤または粒剤とする場合は0.01〜
10%(重量)、好ましくは0.05〜5%(重量)の
範囲から適宜選ぶのがよい。また、乳剤及び水和剤とす
る場合は1〜50%(重量)、好ましくは5〜20%
(重量)の範囲から適宜選ぶのがよい。
【0057】本発明の除草剤の施用量は使用される化合
物の種類、対象雑草、発生傾向、環境条件ならびに使用
する剤型等によってかわるが、粉剤及び粒剤のようにそ
のまま使用する場合は、有効成分として10アール当り
0.1g〜5kg、好ましくは1〜1kgの範囲から適
宜選ぶのがよい。また、乳剤及び水和剤とする場合のよ
うに液状で使用する場合は、1〜50,000ppm、
好ましくは10〜10,000ppmの範囲から適宜選
ぶのがよい。
物の種類、対象雑草、発生傾向、環境条件ならびに使用
する剤型等によってかわるが、粉剤及び粒剤のようにそ
のまま使用する場合は、有効成分として10アール当り
0.1g〜5kg、好ましくは1〜1kgの範囲から適
宜選ぶのがよい。また、乳剤及び水和剤とする場合のよ
うに液状で使用する場合は、1〜50,000ppm、
好ましくは10〜10,000ppmの範囲から適宜選
ぶのがよい。
【0058】また、本発明の化合物は必要に応じて殺虫
剤、殺菌剤、他の除草剤、植物生長調節剤、肥料等と混
用してもよい。次に代表的な製剤例をあげて製剤方法を
具体的に説明する。以下の説明において「部」は重量部
を意味する。
剤、殺菌剤、他の除草剤、植物生長調節剤、肥料等と混
用してもよい。次に代表的な製剤例をあげて製剤方法を
具体的に説明する。以下の説明において「部」は重量部
を意味する。
【0059】製剤例1 水和剤 化合物(19)の10部にエマルゲン810(花王株式
会社の登録商標)の0.5部、デモールN(花王株式会
社の登録商標)の0.5部、クニライト201クニミネ
工業株式会社の登録商標)の20部、ジークライトCA
(ジークライト株式会社の登録商標)の69部を混合粉
砕し、水和剤を得る。
会社の登録商標)の0.5部、デモールN(花王株式会
社の登録商標)の0.5部、クニライト201クニミネ
工業株式会社の登録商標)の20部、ジークライトCA
(ジークライト株式会社の登録商標)の69部を混合粉
砕し、水和剤を得る。
【0060】製剤例2 水和剤 化合物(1)の10部にエマルゲン810の0.5部、
デモールNの0.5部、クニライト201の20部、カ
ープレクス80の5部、ジークライトCAの64部を混
合粉砕し、水和剤を得る。
デモールNの0.5部、クニライト201の20部、カ
ープレクス80の5部、ジークライトCAの64部を混
合粉砕し、水和剤を得る。
【0061】製剤例3 乳剤 化合物(20)の30部にキシレンとイソホロンの等量
混合物60部、界面活性剤ソルポール800A(東邦化
学工業株式会社の登録商標)の10部を加え、これらを
よくかきまぜることによって乳剤を得る。
混合物60部、界面活性剤ソルポール800A(東邦化
学工業株式会社の登録商標)の10部を加え、これらを
よくかきまぜることによって乳剤を得る。
【0062】製剤例4 粒剤 化合物(3)の10部、タルクとベントナイトを1:3
の割合の混合した増量剤の80部、ホワイトカーボンの
5部、界面活性剤ソルポール800Aのの5部に水10
部を加え、よく練ってペースト状としたものを直径0.
7mmのふるい穴から押し出して乾燥した後に0.5〜
1mmの長さに切断し、粒剤を得る。
の割合の混合した増量剤の80部、ホワイトカーボンの
5部、界面活性剤ソルポール800Aのの5部に水10
部を加え、よく練ってペースト状としたものを直径0.
7mmのふるい穴から押し出して乾燥した後に0.5〜
1mmの長さに切断し、粒剤を得る。
【0063】
【発明の効果】一般式〔I〕で表される本発明の化合物
は、水田に発生するタイヌビエ、タマガヤツリ、コナギ
等の一年生雑草及びウリカワ、ミズガヤツリ、クログワ
イ、ホタルイ、ヘラオモダカ等の多年生雑草の発芽時か
ら生育期の広い範囲にわたって、極めて低い薬量で優れ
た除草効果を発揮する。また、畑地においても問題とな
る種々の雑草、例えばオオイヌタデ、アオビユ、シロ
ザ、ハコベ、イチビ、アメリカキンゴジカ、アサガオ、
オナモミ等の広葉雑草をはじめ、ハマスゲ、キハマス
ゲ、ヒメクグ、カヤツリグサ、コゴメガヤツリ等の多年
生および1年生カヤツリグサ科雑草、ヒエ、メヒシバ、
エノコログサ、スズメノカタビラ、ジヨンソングラス、
ノスズメノテッポウ、野生エンバク等のイネ科雑草を有
効に防除することができる。適用作物としては一般的な
蔬菜、果樹の他にヒマワリ、サトウキビ、パイナップル
等もあげることができる。さらに、非農耕地における問
題雑草であるイタリアンライグラス、ススキ、チガヤ、
ツユクサ、スベリヒユ、クズ、セイタカアワダチソウ、
アメリカセンダングサ等に対しても優れた除草効果を有
している。また、スギ、ヒノキ等の林地においても使用
することができる。
は、水田に発生するタイヌビエ、タマガヤツリ、コナギ
等の一年生雑草及びウリカワ、ミズガヤツリ、クログワ
イ、ホタルイ、ヘラオモダカ等の多年生雑草の発芽時か
ら生育期の広い範囲にわたって、極めて低い薬量で優れ
た除草効果を発揮する。また、畑地においても問題とな
る種々の雑草、例えばオオイヌタデ、アオビユ、シロ
ザ、ハコベ、イチビ、アメリカキンゴジカ、アサガオ、
オナモミ等の広葉雑草をはじめ、ハマスゲ、キハマス
ゲ、ヒメクグ、カヤツリグサ、コゴメガヤツリ等の多年
生および1年生カヤツリグサ科雑草、ヒエ、メヒシバ、
エノコログサ、スズメノカタビラ、ジヨンソングラス、
ノスズメノテッポウ、野生エンバク等のイネ科雑草を有
効に防除することができる。適用作物としては一般的な
蔬菜、果樹の他にヒマワリ、サトウキビ、パイナップル
等もあげることができる。さらに、非農耕地における問
題雑草であるイタリアンライグラス、ススキ、チガヤ、
ツユクサ、スベリヒユ、クズ、セイタカアワダチソウ、
アメリカセンダングサ等に対しても優れた除草効果を有
している。また、スギ、ヒノキ等の林地においても使用
することができる。
【0064】次に試験例をあげて本発明化合物の奏する
効果を説明する。 試験例1(水田土壌処理による除草効果試験) 100cm2のプラスチックポットに水田土壌を充填
し、代掻後、タイヌビエ(Ec)、コナギ(Mo)及び
ホタルイ(Sc)の各種子を播種し、水深3cmに湛水
した。翌日、製剤例1に準じて調製した水和剤を水で希
釈し、水面滴下した。施用量は、有効成分を10アール
当り100gとした。その後、温室内で育成し、処理後
21日目に表3の基準に従い、除草効果を調査した。そ
の結果を表4に示す。
効果を説明する。 試験例1(水田土壌処理による除草効果試験) 100cm2のプラスチックポットに水田土壌を充填
し、代掻後、タイヌビエ(Ec)、コナギ(Mo)及び
ホタルイ(Sc)の各種子を播種し、水深3cmに湛水
した。翌日、製剤例1に準じて調製した水和剤を水で希
釈し、水面滴下した。施用量は、有効成分を10アール
当り100gとした。その後、温室内で育成し、処理後
21日目に表3の基準に従い、除草効果を調査した。そ
の結果を表4に示す。
【0065】
【表3】
【0066】
【表4】
【0067】 試験例2(畑地土壌処理による除草効果試験) 100cm2プラスチックポットに畑地土壌を充填し、
食用ビエ(Ec)、オオイヌタデ(Po)、アオビユ
(Am)、シロザ(Ch)及びコゴメガヤツリ(Ci)
の各種子を播種して覆土した。製剤例1に準じて調製し
た水和剤を水で希釈し、10アール当り有効成分が10
0gになる様に、10アール当り100lを小型噴霧器
で土壌表面に均一に散布した。その後、温室内で育成
し、処理後20日目に表3の基準に従って、除草効果を
調査した。その結果を表5に示す。
食用ビエ(Ec)、オオイヌタデ(Po)、アオビユ
(Am)、シロザ(Ch)及びコゴメガヤツリ(Ci)
の各種子を播種して覆土した。製剤例1に準じて調製し
た水和剤を水で希釈し、10アール当り有効成分が10
0gになる様に、10アール当り100lを小型噴霧器
で土壌表面に均一に散布した。その後、温室内で育成
し、処理後20日目に表3の基準に従って、除草効果を
調査した。その結果を表5に示す。
【0068】
【表5】
【0069】 試験例3(畑地茎葉処理による除草効果試験) 100cm2プラスチックポットに畑地土壌を充填し、
食用ビエ(Ec)、オオイヌタデ(Po)、アオビユ
(Am)、シロザ(Ch)及びコゴメガヤツリの各種子
を播種し覆土した。温室内で2週間育成後、製剤例1に
準じて調製した水和剤を水に希釈し、10アール当り有
効成分が100gになる様に、10アール当り100l
を小型噴霧器で植物体の上方から全体に茎葉散布処理し
た。その後、温室内で育成し、処理後14日目に表3の
基準に従って、除草効果を調査した。その結果を表6に
示す。
食用ビエ(Ec)、オオイヌタデ(Po)、アオビユ
(Am)、シロザ(Ch)及びコゴメガヤツリの各種子
を播種し覆土した。温室内で2週間育成後、製剤例1に
準じて調製した水和剤を水に希釈し、10アール当り有
効成分が100gになる様に、10アール当り100l
を小型噴霧器で植物体の上方から全体に茎葉散布処理し
た。その後、温室内で育成し、処理後14日目に表3の
基準に従って、除草効果を調査した。その結果を表6に
示す。
【0070】
【表6】
【0071】試験例4(畑地茎葉処理による低薬量での
除草効果試験) 600cm2プラスチックポットに畑地土壌を充填し、
ヒエ(Ec)、ジヨンソングラス(So)、オオイヌタ
デ(Po)、アオビユ(Am)、シロザ(Ch)、ノア
サガオ(Ip)及びオナモミ(Xa)を播種し覆土し
た。温室内で2週間育成後、製剤例1に準じて調製した
水和剤の所定有効成分量(ai,g/10a)を、10
アール当り100lを小型噴霧器で植物体の上方から全
体に茎葉散布処理した。その後、温室内で育成し、処理
後14日目に表3の基準に従って、除草効果を調査し
た。その結果を表7に示す。
除草効果試験) 600cm2プラスチックポットに畑地土壌を充填し、
ヒエ(Ec)、ジヨンソングラス(So)、オオイヌタ
デ(Po)、アオビユ(Am)、シロザ(Ch)、ノア
サガオ(Ip)及びオナモミ(Xa)を播種し覆土し
た。温室内で2週間育成後、製剤例1に準じて調製した
水和剤の所定有効成分量(ai,g/10a)を、10
アール当り100lを小型噴霧器で植物体の上方から全
体に茎葉散布処理した。その後、温室内で育成し、処理
後14日目に表3の基準に従って、除草効果を調査し
た。その結果を表7に示す。
【0072】
【表7】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田丸 雅敏 静岡県磐田郡福田町塩新田408番地の1 株式会社ケイ・アイ研究所内 (72)発明者 立川 重彦 静岡県静岡市安西3丁目57番地 (72)発明者 吉田 涼 静岡県小笠郡菊川町加茂3353番地
Claims (2)
- 【請求項1】一般式 【化1】 〔式中、Rは水素原子、アルキル基、アルケニル基、ア
ルキニル基、ベンジル基、ハロゲン置換アルキル基、シ
アノアルキル基、アルコキシアルキル基、アルコキシカ
ルボニルオキシアルキル基、アルコキシカルボニルアル
キル基、アルキルカルボニルオキシアルキル基、シクロ
アルキルカルボニルオキシアルキル基、シクロアルキル
アルキル基、アルカリ金属原子、アルキル土類金属原子
または有機アミンのカチオンを示し、R1及びR2は同一
または相異なり、アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン
原子またはハロゲン置換アルコキシ基、アルキルスルホ
ニル基を示し、Xは式−NR3R4(式中、R3及びR4は
同一または相異なり、水素原子、アルキル基、フェニル
基またはアシル基を示す。)で表される基、シアノ基、
フェニル基(該基は、ハロゲン原子、アルキル基または
アルコキシ基で置換されてもよい)、フェノキシ基、ハ
ロゲン置換アルキル基、アルコキシ基、アルケニル基、
アルキニル基、水酸基、トリメチルシリルエチニル基、
ニトロ基または4,6−ジメトキシピリミジン−2−イ
ルオキシ基を示し、Yは酸素原子、硫黄原子または式−
NR5−(式中、R5は水素原子またはホルミル基を示
す。)で表される基を示し、nは0または1を示す。〕
で表されるピコリン酸誘導体又はその塩。 - 【請求項2】請求項1に記載のピコリン酸誘導体又はそ
の塩を有効成分として含有する除草剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3302644A JP2779720B2 (ja) | 1990-10-25 | 1991-10-23 | ピコリン酸誘導体及び除草剤 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28818090 | 1990-10-25 | ||
| JP2-288180 | 1990-10-25 | ||
| JP3302644A JP2779720B2 (ja) | 1990-10-25 | 1991-10-23 | ピコリン酸誘導体及び除草剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06316574A true JPH06316574A (ja) | 1994-11-15 |
| JP2779720B2 JP2779720B2 (ja) | 1998-07-23 |
Family
ID=26557059
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3302644A Expired - Fee Related JP2779720B2 (ja) | 1990-10-25 | 1991-10-23 | ピコリン酸誘導体及び除草剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2779720B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0641118A (ja) * | 1991-05-31 | 1994-02-15 | Kumiai Chem Ind Co Ltd | ピコリン酸誘導体及び除草剤 |
-
1991
- 1991-10-23 JP JP3302644A patent/JP2779720B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0641118A (ja) * | 1991-05-31 | 1994-02-15 | Kumiai Chem Ind Co Ltd | ピコリン酸誘導体及び除草剤 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2779720B2 (ja) | 1998-07-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |