JPH0632185Y2 - 高温反応容器の支持構造 - Google Patents

高温反応容器の支持構造

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JPH0632185Y2
JPH0632185Y2 JP1987011700U JP1170087U JPH0632185Y2 JP H0632185 Y2 JPH0632185 Y2 JP H0632185Y2 JP 1987011700 U JP1987011700 U JP 1987011700U JP 1170087 U JP1170087 U JP 1170087U JP H0632185 Y2 JPH0632185 Y2 JP H0632185Y2
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furnace body
plate
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JP1987011700U
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JPS63118942U (ja
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哲章 渡辺
照章 中川
秀一 古市
孝治 保科
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Resonac Holdings Corp
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Showa Denko KK
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、例えば、電気炉内に上端を突出させた状態
で装入される高温反応容器を、電気炉の炉体に該炉体内
部を気密に保って固定し支持する高温反応容器の支持構
造に関する。
[従来の技術] 四塩化チタンを金属マグネシウムで還元し、スポンジ状
の金属チタンを得るいわゆるクロール法においては、還
元反応の終了後、スポンジチタン中に残留する金属マグ
ネシウム及び塩化マグネシウムを真空蒸留してスポンジ
チタンを精製する。この工程は、第2図に示すように、
スポンジチタンを生成した還元反応容器1を電気炉の炉
体2に移し替えて、反応容器1を加熱しつつ内部を真空
ポンプで吸引して行われる。電気炉の炉体2には上部の
開口部にフランジ3が形成され、一方、反応容器1の外
面には中空円板状の張り出し板4が溶接して固着され、
上記フランジ3に張り出し板4をボルトで接合して反応
容器1を支持している。このとき、反応容器1内の圧力
は真空ポンプの稼動や蒸留反応の進行に伴い変化するの
で、反応容器を保護するために炉体2内の圧力を反応容
器1の圧力と連動して変化させる必要がある。従って、
張り出し板4とフランジ3との間にはガスケット5が挾
着されて炉体2内を気密に保ち、また、このガスケット
5が高温により劣化するのを防ぐために、張り出し板4
の上面に水冷ジャケット6を設備し、また炉体2の開口
部にアスベスト等の断熱材7を配している。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、上記のような反応容器1においては、張
り出し板4は、その付け根部分4aが反応容器1の該当部
とほぼ同温(蒸留処理時において、500〜600℃に
なる)となり、一方、水冷ジャケット6に接する部分で
はほぼ常温となるため、急激な温度勾配が生じて熱歪み
が生じるとともに、付け根部分4aにおいて反応容器1に
対して圧縮応力を及ぼす。そして、この反応容器1は、
蒸留工程が終了すると炉体2から取り出されて常温まで
冷却され、この加熱と冷却の過程を、金属チタンの製造
におけるバッチ操作に伴って数日のインターバルで繰り
返すことになる。このため、いわゆる熱応力ラチェット
効果により、反応容器1は張り出し板4の付け根部4aに
おいて直径の収縮によるくびれを上記バッチ操作のたび
ごとに進行させることになる。また、張り出し板4が炉
体2のフランジ3にボルト接合されて拘束されているの
で、炉体2と反応容器1との温度差に起因する膨張量の
差による圧縮応力が上記の収縮を一層進行させることに
なり、一方、張り出し板4の付け根部4aあるいはフラン
ジ3のボルト穴8周囲に亀裂を生じさせる。
このような現象を回避するために、炉体2と反応容器1
との間隔を広げることが考えられるが、そのためには炉
体2の径を拡大しなければならず、設備上、あるいは運
転上の経済性が悪くなり難しい。
[問題点を解決するための手段] 上記のような問題点を解決するために、この考案は、円
筒状の容器本体を有底円筒状の炉体の上縁部において支
持する高温反応容器の支持構造において、上記容器本体
の外周面に、該外周面に固着された張り出し板と、この
張り出し板の縁部より垂下して上記外周面との間に空間
を形成する筒状部と、この筒状部の下端に形成されて上
記炉体の上縁部に気密的に接合されるフランジ部とから
なる支持部材を設けたものである。
[作用] このような高温反応容器の支持構造においては、張り出
し板自体には、接合用フランジが形成されておらず、張
り出し板の縁部より垂下する筒状部の下端にフランジが
形成されている。そして、張り出し板は気密構造(ガス
ケットなど)の保護のために水冷など強制冷却を行わ
ず、張り出し板の周方向の温度勾配が緩やかになり、高
温処理時に張り出し板が周方向において均一に熱変形
し、また反応容器との間にも熱応力が働くことが少な
い。フランジ部は筒状部の下端に形成されているので、
炉体と反応容器の温度差による歪みは筒状部の弾性変形
により吸収され、直接フランジ部や張り出し板の付け根
に作用することが少ない。
[実施例] 以下、この考案の一実施例を図面を参照して説明する。
なお、従来例と同一の部分は符号を同じくする。
第1図において、1は反応容器であり、クロール法にお
けるチタン還元容器をそのまま使用しているが、還元処
理のための付属装置は図示していない。この反応容器1
はステンレス製の容器本体1aとステンレス製の蓋1bとが
ガスケット11を挟んで密封接合されており、ガスケッ
ト11を挟む部分には水冷ジャケット12が設けられて
ガスケット11を保護している。容器本体1aの首部分の
外周面には、円板状の張り出し板13が溶接により固着
され、この張り出し板13の縁部13bの下面には筒状部
14がやはり溶接により固着されており、この筒状部1
4と上記外周面との間に空間Rが形成されている。この
筒状部14の下端には、電気炉の炉体2のフランジ3に
ガスケット5を挟んでボルト15aにより接合される接合
フランジ15が形成され、この接合フランジ15の上面
及び筒状部14の外面には水冷ジャケット16,17が設置
されている。この張り出し板13と筒状部14及び接合
フランジ15とが支持部材18を構成しており、これら
は炉体2と同じ一般構造用鋼材からなっている。上記炉
体2は、有底円筒状に形成され、首部2aが縮径され、上
縁部にフランジ3が形成されている。内面はアスベスト
等の断熱材19で覆われ、その内側にヒータ20が環状
に配置されている。また、首部2aの容器本体1aとの間に
は断熱材7が配されているが、筒状部14の内側の空間
Rには断熱材を配置せず、容器本体1aからのふく射で筒
状部14に適宜伝熱されるようにしている。
このような反応容器の支持構造において、例えばスポン
ジチタンの蒸留を行うときには、ヒータ20からの熱に
より容器本体1aの下側は900〜1000℃に昇温し、
断熱材7に接する筒状部14の下部は500〜600
℃、張り出し板13が溶接されている上部は250〜3
00℃に昇温する。支持部材18においては、接合フラ
ンジ15に設置された水冷ジャケット16に接する部分
は50℃、張り出し板13は容器本体1aからの熱伝導に
よりその縁部13bが約100℃になる。容器本体1aの、
支持部材18に対向する部分が比較的低温(250〜3
00℃)になるのは、上記の熱伝導の他に、容器本体1a
から筒状部14へ空間Rを介してふく射による熱の移動
があるためで、このふく射は、容器本体1aが高温で筒状
部14が低温である下側部分で強く行われる。従って、
この部分の容器本体1aと支持部材18の間には大きな温
度差が生じることがなく、熱歪みが起きにくい。また、
張り出し板13の縁部13bは直接水冷されておらず、前
述した従来の場合より高温であり、従って、前述のよう
な張り出し板4から容器本体1aへかかる応力も小さく、
熱サイクルにおいてラチェット効果によるくびれ変形も
起きにくい。さらに、張り出し板13は筒状部14を介
して炉体2にフランジ接合されているので、張り出し板
13の膨張に伴って接合部分にかかる拘束応力が筒状部
14の広がり変形によって緩和される。従って、ボルト
穴8や、張り出し板13の付け根部分13aの溶接部での
亀裂などの発生が防がれる。
[考案の効果] 以上詳述したように、この考案は、円筒状の容器本体を
有底円筒状の炉体の上縁部において支持する高温反応容
器の支持構造において、上記容器本体の外周面に、該外
周面に固着された張り出し板と、この張り出し板の縁部
より垂下して上記外周面との間に空間を形成する筒状部
と、この筒状部の下端に形成されて上記炉体の上縁部に
気密的に接合されるフランジ部とからなる支持部材を設
けたものであり、支持部材とこれに対向する容器本体と
の温度差が小さくなり、熱歪みによる容器本体のくびれ
変形が起きにくく、また、張り出し板の熱変形が筒状部
に吸収されるので、張り出し板の付け根やボルト穴など
での亀裂の発生が防がれるという優れた効果を奏するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す断面図、第2図は従
来例を示す断面図である。 1a……容器本体、2……炉体、 4……張り出し板、14……筒状部、 15……接合フランジ、18……支持部材、 R……空間。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 保科 孝治 東京都港区芝大門2丁目10番12号 昭和電 工株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−126936(JP,A)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】円筒状の容器本体を有底円筒状の炉体の上
    縁部において支持する高温反応容器の支持構造におい
    て、上記容器本体の外周面には、該外周面に固着された
    張り出し板と、この張り出し板の縁部より垂下して上記
    外周面との間に空間を形成する筒状部と、この筒状部の
    下端に形成されて上記炉体の上縁部に気密的に接合され
    るフランジ部とからなる支持部材が設けられていること
    を特徴とする高温反応容器の支持構造。
JP1987011700U 1987-01-29 1987-01-29 高温反応容器の支持構造 Expired - Lifetime JPH0632185Y2 (ja)

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JPS63118942U JPS63118942U (ja) 1988-08-01
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58126936A (ja) * 1982-01-25 1983-07-28 Mitsubishi Metal Corp 高融点高靭性金属の製造装置

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JPS63118942U (ja) 1988-08-01

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