JPH0632463B2 - 色差線順次信号のクランプ回路 - Google Patents

色差線順次信号のクランプ回路

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JPH0632463B2
JPH0632463B2 JP61090073A JP9007386A JPH0632463B2 JP H0632463 B2 JPH0632463 B2 JP H0632463B2 JP 61090073 A JP61090073 A JP 61090073A JP 9007386 A JP9007386 A JP 9007386A JP H0632463 B2 JPH0632463 B2 JP H0632463B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は色差線順次信号中の2種類の色差信号を互いに
異なるレベルにクランプする回路に関し、特に、R−Y
信号とB−Y信号の線順次周波数変調記録方式におい
て、R−Y信号の中心キャリア周波数とB−Y信号の中
心キャリア周波数との間に100KHzの差を設定するのに用
いて有用な回路である。
〈従来の技術〉 静止画映像信号を磁気ディスクに記録するシステムとし
て、電子スチルビデオシステムが知られている。このシ
ステムは規格が世界的に統一されている。そのうち記録
方式としては、輝度信号は直接キャリアを周波数変調
(FM)して記録する。また2つの色差信号R−YとB
−Yについては、第2図中(a)に示す如く1水平走査期
間(1H)毎にR−Y信号とB−Y信号を交互に選択し
て色差線順次信号とする。そして両色差信号を区別する
ため第2図中(b)の如くオフセット電圧DCを付加して
周波数変調し、輝度のFM信号と周波数多重して記録す
る。第2図中(c)は輝度信号Yを表わす。また第2図
中、R−Y,B−Y,Yに添えた数字は、水平走査の順
番を示す。
上述した周波数変調のスペクトル配置を第3図に示す。
第3図において、1はFM輝度信号の帯域を示し、シン
クチップレベルが6MHz、ホワイトピークが7.5MHzと、
規格に定められている。一方、2はFM色差線順次信号
の帯域を示し、R−Y信号の中心キャリア周波数1
1.2MHz、B−Y信号の中心キャリア周波数2が1.3MH
zと、規格に定められている。
R−Y信号とB−Y信号の中心キャリアに周波数差Δ
21=100KHzを設けるのは、再生時の同時化のた
めに、R−Y信号とB−Y信号を区別する必要があるか
らである。つまり、FM色差線順次信号を復調すると、
水平帰線消去期間でのレベルがR−Y信号とB−Y信号
との間で中心キャリアの周波数差に相当する値だけ異な
るから、このレベルを検出することにより、現時点の信
号がR−YかB−Yであるかを知ることができる。
上述した中心キャリア間の周波数差Δを実現するた
め、従来は第4図に示すようなカラー信号処理回路が使
用されている。第4図において、3はR−Y信号専用の
クランプ回路、4はB−Y信号専用のクランプ回路、5
はクランプパルス発生回路、6は線順次化用スイッチ、
7は周波数変調器である。クランプ回路3,4はそれぞ
れ、入力段に結合コンデンサ8を有するエミッタホロワ
回路9,10と、クランプ電圧源11,12としての抵抗
分圧回路と、クランプ用スイッチ13,14とを有す
る。各クランプ用スイッチ13,14は回路5からのク
ランプパルス15によって1H毎に、水平帰線消去期間
のうち一定期間(例えばペデスタルレベル期間、シンク
チップの期間)だけオンとなり、クランプ電圧源11,
12の直流電圧V1,V2を各クランプ回路3,4の結合コ
ンデンサに印加する。これにより、R−Y信号のレベル
はV1なる電圧に、またB−Y信号のレベルはV2なる電圧
にそれぞれクランプされる。それぞれクランプされたR
−Y信号16とB−Y信号17とは、スイッチ6によっ
て1H毎に交互に選択され、色差線順次信号18となっ
て周波数変調器7に入力される。周波数変調において
は、R−Y信号のクランプレベルV1がその中心キャリア
の周波数1に相当し、B−Y信号のクランプレベルV2
がその中心キャリアの周波数2に相当する。そこで、
2つのクランプ電圧源11,12は両者の電圧差ΔV=V
2−V1が2つの中心キャリアの周波数差Δ=21
=100KHzに相当するように、設計されている。なお、信
号19はスイッチ6の制御信号であり、1H毎に交互に
ハイレベルとローレベルになる。
〈発明が解決しようとする問題点〉 第4図に示したクランプ回路3,4では、クランプ用ス
イッチ13,14がそれぞれ直接にR−YとB−Yの各
信号ラインに接続されているから、スイッチ13,14
のオン/オフの都度、色差線順次信号18にスパイク状
ノイズが発生するという不具合がある。
また、R−Y信号のクランプレベルV1とB−Y信号のク
ランプレベルV2を異ならせるのに、2つのクランプ回路
3,4を要するという不具合もある。
本発明は上述した従来技術の問題点に鑑み、色差線順次
信号にスパイク状ノイズを発生することがなく、また1
つの回路でR−Y信号とB−Y信号を互いに異なるレベ
ルにクランプすることができる回路を提供することを目
的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 上述した目的を達成する本発明によるクランプ回路は、
R−Y,B−Yの色差線順次信号を入力して増幅する正
相直流増幅器と、1水平走査期間毎にクランプパルスを
発生する回路と、このクランプパルスに制御され、クラ
ンプパルスが入力している間、前記正相直流増幅器の出
力信号を通すスイッチと、色差線順次周波数変調記録に
おける2つの中心キャリアの周波数差に相当するレベル
差がある第1レベルと第2レベルとに1水平走査期間毎
に交互にレベルが変化する基準レベルレベル信号を発生
する回路と、この基準信号と前記スイッチの出力信号と
を比較する回路と、比較した出力を積分するコンデンサ
と、この比較回路の出力信号を前記正相直流増幅器の入
力信号にフィードバックする回路とを具備する。
〈作用〉 上述した構成において、スイッチは正相直流増幅器で増
幅された色差線順次信号のレベルを1水平走査期間(1
H)毎に検出する。スイッチの出力信号は比較回路によ
って基準レベル信号と比較され、両者の差分が積分され
て正相直流増幅器の入力にフィードバックされる。これ
により、色差線順次信号のレベルが基準レベル信号のレ
ベルに一致するようにフィードバック制御が行われ、ク
ランプが行われる。また、基準レベル信号は色差線順次
周波数変調記録における2つの中心キャリアの周波数差
に相当するレベル差がある第1レベルと第2レベルとに
1H毎に変化する。従って、色差線順次信号中のR−Y
信号とB−Y信号のクランプレベル間に中心キャリアの
周波数差に相当するレベル差が生じる。この場合、正相
直流増幅器の出力インピーダンスが十分小さく、また積
分回路が用いられているので、スパイク状ノイズが殆ど
生じない。また、基準レベル信号のレベルが第1,第2
レベルに変化するから、クランプ回路は1つで済む。
〈実施例〉 本発明によるクランプ回路の一実施例を第1図を参照し
て説明する。第1図は電子スチルビデオ装置中の記録用
カラー信号処理部を示し、線順次化用スイッチ6、クラ
ンプ回路20、周波数変調器7がこの順で接続されてい
る。
スイッチ6は従来と同じく、制御信号19により動作し
てR−Y信号とB−Y信号とを1H毎に交互に選択す
る。但し、スイッチ6から出力される色差線順次信号2
1は従来と異なり、クランプ回路20に入力される。
クランプ回路20は正相直流増幅器30、従来と同じ構
成のクランプパルス発生回路5、信号抽出用スイッチ4
0、基準レベル信号の発生回路50、差動入力形の積分
回路60、及びフィードバック用の加算回路70を有す
る。
直流増幅器30はスイッチ6からの色差線順次信号21
を位相を反転することなく増幅し、増幅した信号31を
周波数変調器7とスイッチ40にそれぞれ与えるように
されている。スイッチ40は直流増幅器30の出力端子
と積分回路60の一方の(反転)入力端子との間に接続
されている。
スイッチ40は回路5からのクランプパルス15によっ
てオン/オフが制御され、この例ではクランプパルス1
5がハイレベルの間オンとなる。クランプパルス15は
1H毎に、水平帰線消去期間中の一定期間、例えばペデ
スタルレベルの期間あるいはシンクチップの期間ハイレ
ベルになるパルスである。従って、積分回路60の反転
入力端子には、直流増幅器30で増幅された信号31が
水平帰線消去期間の一定期間だけ入力されることにな
る。回路50は1H毎に電圧がV1とV2に交互に変化する
直流信号51を発生する回路であり、この直流信号51
を基準レベル信号として積分回路60の他方の(非反
転)入力端子に与えている。但し、電圧値V1はR−Y信
号のクランプレベルであり、V2はB−Y信号のクランプ
レベルである。その差ΔV=V2−V1は、周波数変調にお
ける2つの中心キャリアの周波数差Δ=21に相
当するように設定されている。換言すれば、電圧値V1
R−Y信号の中心キャリア周波数1=1.2MHzに相当
し、V2はB−Y信号の中心キャリア周波数2=1.3MHz
に相当する。但し、基準レベル信号51のレベル変化
と、スイッチ6の信号選択とは同期しており、スイッチ
制御信号19は基準レベル信号発生回路50で作られて
いる。
積分回路60は演算増幅器61を用いたものである。演
算増幅器61は反転入力端子と非反転入力端子とを有
し、反転入力端子にはスイッチ40と直列回路をなすよ
うに抵抗器62が接続されている。この反転入力端子と
非反転入力端子間にはコンデンサ63が接続されてい
る。従って、基準レベル信号51とスイッチ40の出力
信号41との差が増幅され且つ積分される。
加算回路70は、積分回路60の出力端子と正相直流増
幅器30の入力端子間に接続された抵抗器71と、直流
増幅器30の入力端子と接地間に接続された抵抗器72
とを有する。これにより、積分回路60からの積分出力
信号64はスイッチ6からの色差線順次信号21に加算
され、フィードバックが行われる。
上述した構成のクランプ回路20の動作を説明する。
今、スイッチ40がオンとなったとき、スイッチ40の
出力レベルVSがその時の基準レベル信号51のレベル例
えばV1よりも低かったとする。すると、差分V1−VSが増
幅され且つ積分され、積分出力信号が直流増幅器30の
入力に加算される。これにより、フィードバック制御が
行われ、VS=V1となる。次いでスイッチ40がオフにな
ると、直流増幅器30の入力には基準レベル信号51が
加算され続け、次にスイッチ40がオンとなるまで続
く。再びスイッチ40がオンになると、VS=V2となるよ
うにフィードバック制御が行われる。以上の繰り返しに
より、直流増幅器30から出力される色差線順次信号3
1は、R−Y信号についてはV1に、B−Y信号について
はV2にそれぞれクランプされる。22はクランプされた
色差線順次信号31の出力端子である。
この時、クランプ回路20では直流増幅器30の出力イ
ンピーダンスが小さく、またスイッチ40の出力信号4
1が積分回路60を通して直流増幅器30の入力にフィ
ードバックされているので、スイッチ40のオン/オフ
によってスパイク状ノイズが色差線順次信号31に生じ
ることが殆どない。また、R−Y信号とB−Y信号は基
準レベル信号51に従い、1つのクランプ回路20で所
定の異なるレベルV1,V2にクランプされる。
直流増幅器30からの色差線順次信号31は周波数変調
器7に与えられ、従来と同様、キャリアを周波数変調す
る。
〈発明の効果〉 本発明のクランプ回路によれば、色差線順次信号にスパ
イク状ノイズを発生することなく、且つ1つのクランプ
回路で、色差線順次周波数変調記録に必要なレベル差を
R−Y信号とB−Y信号に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるクランプ回路の一実施例を具備し
たカラー信号処理部の構成図、第2図はコンポーネント
ビデオ信号から色差線順次信号を作る説明図、第3図は
電子スチルビデオシステムにおける周波数変調のスペク
トル配置図、第4図は従来のクランプ回路を具備したカ
ラー信号処理部の構成図である。 図面中、 5はクランプパルス発生回路、6は線順次化用スイッ
チ、7は周波数変調器、20はクランプ回路、21はク
ランプ前の色差線順次信号、30は正相直流増幅器、3
1はクランプ後の色差線順次信号、40は信号抽出用ス
イッチ、50は基準レベル信号発生回路、51は基準レ
ベル信号、V1とV2は夫々レベル、60は積分回路、61
はその演算増幅器、63はコンデンサ、70はフィード
バック用加算回路である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】R−Y,B−Yの色差線順次信号を入力し
    て増幅する正相直流増幅器と、1水平走査期間毎にクラ
    ンプパルスを発生する回路と、このクランプパルスに制
    御され、クランプパルスが入力している間、前記正相直
    流増幅器の出力信号を通すスイッチと、色差線順次周波
    数変調記録における2つの中心キャリアの周波数差に相
    当するレベル差がある第1レベルと第2レベルとに1水
    平走査期間毎に交互にレベルが変化する基準レベル信号
    を発生する回路と、この基準レベル信号と前記スイッチ
    の出力信号とを比較する回路と、比較した出力を積分す
    るコンデンサと、この比較回路の出力信号を前記正相直
    流増幅器の入力信号にフィードバックする回路とを具備
    する色差線順次信号のクランプ回路。
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