JPH0633353B2 - 有機顔料の調製法 - Google Patents
有機顔料の調製法Info
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- JPH0633353B2 JPH0633353B2 JP60152307A JP15230785A JPH0633353B2 JP H0633353 B2 JPH0633353 B2 JP H0633353B2 JP 60152307 A JP60152307 A JP 60152307A JP 15230785 A JP15230785 A JP 15230785A JP H0633353 B2 JPH0633353 B2 JP H0633353B2
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Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は分散性,分散安定性に優れた有機顔料の調製法
に関するものである。
に関するものである。
詳しくは、非プロトン性極性溶媒に苛性アルカリおよび
水の存在下、有機顔料を溶解し、これに非イオン界面活
性剤を含む酸を加えて中和再沈することにより、精製と
微細化とを同時に行い、分散性,分散安定性に優れた有
機顔料の調製法を提供するものである。
水の存在下、有機顔料を溶解し、これに非イオン界面活
性剤を含む酸を加えて中和再沈することにより、精製と
微細化とを同時に行い、分散性,分散安定性に優れた有
機顔料の調製法を提供するものである。
<従来の技術> 界面活性剤を用いる有機顔料の改質方法としては、従来
より多くの提案があるが、そのいずれもが予め粗顔料を
粉砕又は溶解再沈等の手段により、微細化、精製を行う
工程を経たのち、界面活性剤との接触操作を行って顔料
特性の改質を計っている。すなわち、微細化、精製と顔
料特性改質のための操作とを二段階に分けて行うため、
一度微細化された顔料粒子も、界面活性剤の接触操作時
には、既に凝集体を形成しており、結局のところ、この
方法では一次粒子への界面活性剤の接触は不可能とな
り、得られる顔料の改質効果も充分ではない。さらに、
全体の工程も長く、複雑となり、長時間を要するなど経
済性,作業性の面からも有利な方法とは言えない。
より多くの提案があるが、そのいずれもが予め粗顔料を
粉砕又は溶解再沈等の手段により、微細化、精製を行う
工程を経たのち、界面活性剤との接触操作を行って顔料
特性の改質を計っている。すなわち、微細化、精製と顔
料特性改質のための操作とを二段階に分けて行うため、
一度微細化された顔料粒子も、界面活性剤の接触操作時
には、既に凝集体を形成しており、結局のところ、この
方法では一次粒子への界面活性剤の接触は不可能とな
り、得られる顔料の改質効果も充分ではない。さらに、
全体の工程も長く、複雑となり、長時間を要するなど経
済性,作業性の面からも有利な方法とは言えない。
<発明が解決しようとする問題点> 本発明は、粗顔料の微細化および精製と一次粒子への界
面活性剤の接触処理とを一工程の操作で同時に行うこと
により、効果的な顔料改質がなされ、かつ工程の簡易な
顔料の調製法を提供するものである。
面活性剤の接触処理とを一工程の操作で同時に行うこと
により、効果的な顔料改質がなされ、かつ工程の簡易な
顔料の調製法を提供するものである。
<問題点を解決するための手段> すなわち、本発明は、有機顔料の1種又は2種以上を苛
性アルカリおよび水の存在下に非プロトン性極性溶媒に
溶解し、これを非イオン界面活性剤を含む酸で中和再沈
し、次いでヘテロポリ酸又はタンニン酸を添加すること
を特徴とする有機顔料の調製法であり、微細化,精製と
同時に分散性,分散安定性等の顔料性能を付与すること
ができるものである。
性アルカリおよび水の存在下に非プロトン性極性溶媒に
溶解し、これを非イオン界面活性剤を含む酸で中和再沈
し、次いでヘテロポリ酸又はタンニン酸を添加すること
を特徴とする有機顔料の調製法であり、微細化,精製と
同時に分散性,分散安定性等の顔料性能を付与すること
ができるものである。
本発明をさらに詳しく説明する。
本発明において用いられる有機顔料しては、苛性アルカ
リと塩を形成して非プロトン性極性溶媒に溶解すること
が前提となり、そのような性質を持つ無置換キナクリド
ン,2,9−ジメチルキナクリドン,3,10又は4,
11−ジクロルキナクリドンであるキナクリドン系,ア
ゾ系,チオインジゴ系の中から1種又は2種以上が適宜
選択される。
リと塩を形成して非プロトン性極性溶媒に溶解すること
が前提となり、そのような性質を持つ無置換キナクリド
ン,2,9−ジメチルキナクリドン,3,10又は4,
11−ジクロルキナクリドンであるキナクリドン系,ア
ゾ系,チオインジゴ系の中から1種又は2種以上が適宜
選択される。
本発明で用いられる非プロトン性極性溶媒としては、ジ
メチルスルホキシド,ジメチルイミダゾリジノン,N−
メチル−2−ピロリドン等があるが、ジメチルスルホキ
シドが溶解性,溶媒回収性等の面で好ましい。これらの
溶媒は、完全に非水の状態では顔料を完溶し難いが、若
干の水を混在させることにより、溶解性が増し、完溶が
容易になる。しかし含水率が20%以上になると溶解性
が再び低下し完溶しなくなる。通常10〜15%程度の
含水状態が最も効果的である。これは、完全非水の状態
では苛性アルカリがこれらの溶媒に対して、溶解性が乏
しく、顔料との造塩が妨げられることによる。この溶解
操作において用いられる苛性アルカリとしては、水酸化
カリウム又は、水酸化ナトリウムが好ましい。
メチルスルホキシド,ジメチルイミダゾリジノン,N−
メチル−2−ピロリドン等があるが、ジメチルスルホキ
シドが溶解性,溶媒回収性等の面で好ましい。これらの
溶媒は、完全に非水の状態では顔料を完溶し難いが、若
干の水を混在させることにより、溶解性が増し、完溶が
容易になる。しかし含水率が20%以上になると溶解性
が再び低下し完溶しなくなる。通常10〜15%程度の
含水状態が最も効果的である。これは、完全非水の状態
では苛性アルカリがこれらの溶媒に対して、溶解性が乏
しく、顔料との造塩が妨げられることによる。この溶解
操作において用いられる苛性アルカリとしては、水酸化
カリウム又は、水酸化ナトリウムが好ましい。
顔料を溶解した溶解液は、次いで非イオン界面活性剤を
含む酸により中和再沈の操作が行われる。中和に用いる
酸としては、硫酸,塩酸等の無機酸や、各種有機酸を使
用することができるが、得られる有機顔料の性能を考慮
すると硫酸,塩酸および酢酸を用いるのが好ましい。
含む酸により中和再沈の操作が行われる。中和に用いる
酸としては、硫酸,塩酸等の無機酸や、各種有機酸を使
用することができるが、得られる有機顔料の性能を考慮
すると硫酸,塩酸および酢酸を用いるのが好ましい。
これらの酸と共に用いられる非イオン界面活性剤は、本
発明において有益な効果をもたらすものであり、中和用
の酸に可溶し、中和後の溶媒系には不溶又は難溶の性質
も持つものが好適となる。このような条件を満足する非
イオン界面活性剤としては、HLB14以上のポリオキ
シエチレンアルキルエーテル類、例えば、ポリオキシエ
チレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンセチルエ
ーテル,ポリオキシエチレンステアリルエーテル,ポリ
オキシエチレンオレイルエーテル、あるいはHLB17
以上のポリオキシエチレンアルキルフェノールエーテル
類、例えば、ポリオキシエチレンオクチルフェノールエ
ーテル,ポリオキシエチレンノニルフェノールエーテル
が挙げられる。これらの1種又は2種以上を用いること
ができる。これらの非イオン界面活性剤は、顔料の微細
化,分散性,分散安定性,流動性,着色力の向上に効果
的に作用する。また、中和再沈時のスラリー粘度を低下
させて撹拌を容易にし、反応系の均一化にも効果があ
る。これらの非イオン界面活性剤の使用量は用いられる
有機顔料に対して0.5〜30重量%、好ましくは2〜15重
量%がより効果的である。
発明において有益な効果をもたらすものであり、中和用
の酸に可溶し、中和後の溶媒系には不溶又は難溶の性質
も持つものが好適となる。このような条件を満足する非
イオン界面活性剤としては、HLB14以上のポリオキ
シエチレンアルキルエーテル類、例えば、ポリオキシエ
チレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンセチルエ
ーテル,ポリオキシエチレンステアリルエーテル,ポリ
オキシエチレンオレイルエーテル、あるいはHLB17
以上のポリオキシエチレンアルキルフェノールエーテル
類、例えば、ポリオキシエチレンオクチルフェノールエ
ーテル,ポリオキシエチレンノニルフェノールエーテル
が挙げられる。これらの1種又は2種以上を用いること
ができる。これらの非イオン界面活性剤は、顔料の微細
化,分散性,分散安定性,流動性,着色力の向上に効果
的に作用する。また、中和再沈時のスラリー粘度を低下
させて撹拌を容易にし、反応系の均一化にも効果があ
る。これらの非イオン界面活性剤の使用量は用いられる
有機顔料に対して0.5〜30重量%、好ましくは2〜15重
量%がより効果的である。
この中和再沈操作においては、温度が粒子サイズに大き
く影響するため、目的とする粒子径を得るに適した温度
下にコントロールしながら、行うことが必要である。
く影響するため、目的とする粒子径を得るに適した温度
下にコントロールしながら、行うことが必要である。
中和再沈によって得られた沈殿物スラリーに、ヘテロポ
リ酸又はタンニン酸の水溶液を添加するか、もしくはヘ
テロポリ酸又はタンニン酸の水溶液中に顔料の沈殿物ス
ラリーを徐々に加えるかして非イオン界面活性剤を水不
溶性又は水難溶性物質として沈着させる。
リ酸又はタンニン酸の水溶液を添加するか、もしくはヘ
テロポリ酸又はタンニン酸の水溶液中に顔料の沈殿物ス
ラリーを徐々に加えるかして非イオン界面活性剤を水不
溶性又は水難溶性物質として沈着させる。
ヘテロポリ酸としては、リンタングステン酸,リンモリ
ブデン酸,ケイタングステン酸,ケイモリブデン酸の中
から選択される。タンニン酸を用いた場合には特に流動
性に対する改質効果が大きい。非イオン界面活性剤とヘ
テロポリ酸又はタンニン酸との反応は必ずしも化学量論
的ではなく、ヘテロポリ酸又はタンニン酸の添加量は使
用した非イオン界面活性剤に対し、1〜5重量%倍が良
く、特に2〜4重量倍がより好ましい結果を生ずる。
ブデン酸,ケイタングステン酸,ケイモリブデン酸の中
から選択される。タンニン酸を用いた場合には特に流動
性に対する改質効果が大きい。非イオン界面活性剤とヘ
テロポリ酸又はタンニン酸との反応は必ずしも化学量論
的ではなく、ヘテロポリ酸又はタンニン酸の添加量は使
用した非イオン界面活性剤に対し、1〜5重量%倍が良
く、特に2〜4重量倍がより好ましい結果を生ずる。
以上の操作により得られた顔料スラリーは、次いで通常
の手段によって、過,水洗をくり返し、乾燥して、微
細な分散性,分散安定性に優れた有機顔料として回収さ
れる。
の手段によって、過,水洗をくり返し、乾燥して、微
細な分散性,分散安定性に優れた有機顔料として回収さ
れる。
<発明の効果> 上記の説明から明らかなように本発明の有機顔料の調製
法は、微細化,精製と同時に分散性,分散安定性,着色
力,透明性等の顔料性能の改質を効果的に行うことがで
き、工程が簡易なため、経済性,作業性に優れ、工業的
に極めて有利な方法である。
法は、微細化,精製と同時に分散性,分散安定性,着色
力,透明性等の顔料性能の改質を効果的に行うことがで
き、工程が簡易なため、経済性,作業性に優れ、工業的
に極めて有利な方法である。
<実施例> 以下、本発明を実施例により説明する。
実施例中、部および%は重量部および重量%を表わす。
実施例1 撹拌機,温度計を付したフラスコに10%量の水を含有
するジメチルスルホキシド300部を仕込み、粗製無置
換キナクリドン30部を加えて、室温下に撹拌を行い、
均質なスラリーとしたのち、水酸化カリウム13.5部
および水18部を加える。1時間撹拌を続けて顔料を溶
解する。5℃に冷却し、ポリオキシエチレンラウリルエ
ーテル(HLB17.3)1.5部を50%硫酸23.
6部に溶解した硫酸溶液を30分間でゆっくりと滴下し
て中和再沈する。得られた沈殿物スラリーをタンニン酸
3.0部を溶解した水500部中に注入し、30分間撹
拌を行い過する。得られた顔料ウェットケーキを1,
000部の水に再分散して再び過し、この操作を3回
くり返したのち、乾燥,粉砕して、微細で鮮明な濃赤紫
色の無置換キナクリドン顔料を得た。
するジメチルスルホキシド300部を仕込み、粗製無置
換キナクリドン30部を加えて、室温下に撹拌を行い、
均質なスラリーとしたのち、水酸化カリウム13.5部
および水18部を加える。1時間撹拌を続けて顔料を溶
解する。5℃に冷却し、ポリオキシエチレンラウリルエ
ーテル(HLB17.3)1.5部を50%硫酸23.
6部に溶解した硫酸溶液を30分間でゆっくりと滴下し
て中和再沈する。得られた沈殿物スラリーをタンニン酸
3.0部を溶解した水500部中に注入し、30分間撹
拌を行い過する。得られた顔料ウェットケーキを1,
000部の水に再分散して再び過し、この操作を3回
くり返したのち、乾燥,粉砕して、微細で鮮明な濃赤紫
色の無置換キナクリドン顔料を得た。
以上のようにして得られた無置換キナクリドン顔料の粉
末を熱硬化性アミノアルキッド樹脂ワニスに配合しサン
ドグラインドミル分散して顔料分が10%濃度の塗料を
調製した。この時の顔料の分散性は良好であり、成膜後
も、顔料粒子の凝集はなく、良好な分散状態が維持さ
れ、分散安定性に極めて優れていることが第1図に示す
塗膜切片の電子顕微鏡写真により認められた。
末を熱硬化性アミノアルキッド樹脂ワニスに配合しサン
ドグラインドミル分散して顔料分が10%濃度の塗料を
調製した。この時の顔料の分散性は良好であり、成膜後
も、顔料粒子の凝集はなく、良好な分散状態が維持さ
れ、分散安定性に極めて優れていることが第1図に示す
塗膜切片の電子顕微鏡写真により認められた。
また、流動性,着色力,透明性にも優れ、鮮明な色相を
有していた。
有していた。
実施例2 ポリオキシエチレンラウリルエーテル1.5部を同量の
ポリオキシエチレンステアリルエーテル(HLB15.
3)に変えた以外は実施例1と同様な操作を行い、無置
換キナクリドン顔料を得た。
ポリオキシエチレンステアリルエーテル(HLB15.
3)に変えた以外は実施例1と同様な操作を行い、無置
換キナクリドン顔料を得た。
得られた無置換キナクリドン顔料について、実施例1と
同様に熱硬化性アミノアルキッド樹脂ワニスを用いる方
法と、他方、熱硬化性アミノアルキッド樹脂ワニスの代
りに熱硬化性アクリル樹脂ワニスを用いる以外は実施例
1と同様な方法とによって、2種類の塗料樹脂系におけ
る塗料試験を行った。
同様に熱硬化性アミノアルキッド樹脂ワニスを用いる方
法と、他方、熱硬化性アミノアルキッド樹脂ワニスの代
りに熱硬化性アクリル樹脂ワニスを用いる以外は実施例
1と同様な方法とによって、2種類の塗料樹脂系におけ
る塗料試験を行った。
その結果、この顔料は、いずれの塗料系においても、優
れた分散性,分散安定性,流動性,光沢を示しまた、着
色力も充分、満足できるものであった。
れた分散性,分散安定性,流動性,光沢を示しまた、着
色力も充分、満足できるものであった。
実施例3 タンニン酸をリンタングステン酸に変えた以外は、実施
例1と同様な操作を行い無置換キナクリドン顔料を得
た。
例1と同様な操作を行い無置換キナクリドン顔料を得
た。
実施例2と同様な塗料試験を行い、この顔料が、分散
性,分散安定性,着色力,透明性に極めて優れるもので
あることを確認した。
性,分散安定性,着色力,透明性に極めて優れるもので
あることを確認した。
実施例4 実施例1と同様のフラスコに10%量の水を含有するジ
メチルスルホキシド360部を仕込み、粗製無置換キナ
クリドン30部を加えて、室温下に撹拌し、均質なスラ
リーとしたのち水酸化カリウム13.5部および水22
部を加える。1時間撹拌を続けて顔料を溶解する。次い
で50℃に昇温し、ポリオキシエチレンノエルフェノー
ルエーテル(HLB18.9)0.9部を50%硫酸2
3.6部に加えて溶解した硫酸溶液を30分間でゆっく
りと連続的に滴下し、中和再沈する。
メチルスルホキシド360部を仕込み、粗製無置換キナ
クリドン30部を加えて、室温下に撹拌し、均質なスラ
リーとしたのち水酸化カリウム13.5部および水22
部を加える。1時間撹拌を続けて顔料を溶解する。次い
で50℃に昇温し、ポリオキシエチレンノエルフェノー
ルエーテル(HLB18.9)0.9部を50%硫酸2
3.6部に加えて溶解した硫酸溶液を30分間でゆっく
りと連続的に滴下し、中和再沈する。
再沈した顔料スラリーをタンニン酸2.0部を含有する
水500部中に注入し、30分間撹拌を続け過する。
以下実施例1と同様に水洗,過をくり返し、乾燥,粉
砕して、鮮明で微細な濃赤色の無置換キナクリドン顔料
を得た。
水500部中に注入し、30分間撹拌を続け過する。
以下実施例1と同様に水洗,過をくり返し、乾燥,粉
砕して、鮮明で微細な濃赤色の無置換キナクリドン顔料
を得た。
実施例1と同様な塗料試験を行ったところ、この顔料は
優れた分散性,分散安定性および流動性,光沢,着色力
を示した。
優れた分散性,分散安定性および流動性,光沢,着色力
を示した。
実施例5 粗製無置換キナクリドン30部を同量の粗製2.9ジメ
チルキナクリドンに、ポリオキシエチレンノニルフェノ
ールエーテルを、ポリオキシエチレンオレイルエーテル
(HLB15.4)0.8部に変えた以外は実施例4と
同様な操作を行い微細な青味の強いキナクリドン顔料を
得た。
チルキナクリドンに、ポリオキシエチレンノニルフェノ
ールエーテルを、ポリオキシエチレンオレイルエーテル
(HLB15.4)0.8部に変えた以外は実施例4と
同様な操作を行い微細な青味の強いキナクリドン顔料を
得た。
実施例1と同様にして行った塗料試験の結果、この顔料
は、分散性、分散安定性、および光沢,流動性に優れ、
色相も鮮明で着色力も充分であった。
は、分散性、分散安定性、および光沢,流動性に優れ、
色相も鮮明で着色力も充分であった。
実施例6 粗製無置換キナクリドン30部を23部およびC.I Pigm
ent Orange 36 7部に変えた以外は実施例4と同様な
操作を行い、微細な濃赤紫色の顔料を得た。
ent Orange 36 7部に変えた以外は実施例4と同様な
操作を行い、微細な濃赤紫色の顔料を得た。
実施例1と同様な塗料試験を行い、この顔料が分散性,
分散安定性,流動性に優れることを確認した。
分散安定性,流動性に優れることを確認した。
実施例7 C.I Pigment Orange 36 7部を同量のC.I Pigment Red
170に変えた以外は実施例6と同様な操作を行って、
微細な濃赤紫色の顔料を得た。
170に変えた以外は実施例6と同様な操作を行って、
微細な濃赤紫色の顔料を得た。
実施例1と同様な塗料試験により、この顔料が分散性,
分散安定性および流動性,着色力に優れていることを確
認した。
分散安定性および流動性,着色力に優れていることを確
認した。
実施例8 C.I Pigment Orange 36 7部を同量のC.I Pigment Red
88に変えた以外は実施例6と同様な操作を行って、微
細な濃赤紫色の顔料を得た。
88に変えた以外は実施例6と同様な操作を行って、微
細な濃赤紫色の顔料を得た。
実施例1と同様な方法による塗料試験の結果、この顔料
は、分散性、分散安定性に優れ、着色力も充分であっ
た。
は、分散性、分散安定性に優れ、着色力も充分であっ
た。
実施例9 C.I Pigment Orange 36 7部を同量の2.9ジメチル
キナクリドンに変えた以外は、実施例6と同様な操作に
より、赤色の固溶体顔料を得た。
キナクリドンに変えた以外は、実施例6と同様な操作に
より、赤色の固溶体顔料を得た。
実施例1と同様に行った塗料試験に結果、得られた顔料
は、分散性,分散安定性および流動性,着色力に優れて
いた。
は、分散性,分散安定性および流動性,着色力に優れて
いた。
比較例1 ポリオキシエチレンラウリルエーテルおよびタンニン酸
を除くこと以外は、実施例1と同様な操作を行い濃赤紫
色の無置換キナクリドン顔料を得た。
を除くこと以外は、実施例1と同様な操作を行い濃赤紫
色の無置換キナクリドン顔料を得た。
この顔料について、実施例1と同様な塗料試験を行い、
得られた塗膜切片における顔料結晶粒子の分散状態は、
電子顕微鏡写真として第2図に示す通りであり、明らか
に顔料は多くの凝集体を形成しており、分散安定性の良
くないことが判る。また、この顔料は、実施例1により
得た顔料に比べて流動性も悪く、着色力も劣っていた。
得られた塗膜切片における顔料結晶粒子の分散状態は、
電子顕微鏡写真として第2図に示す通りであり、明らか
に顔料は多くの凝集体を形成しており、分散安定性の良
くないことが判る。また、この顔料は、実施例1により
得た顔料に比べて流動性も悪く、着色力も劣っていた。
比較例2 ポリオキシエチレンラウリルエーテルを用いない以外
は、実施例1と同様な操作を行い、濃赤紫色の無置換キ
ナクリドン顔料を得た。
は、実施例1と同様な操作を行い、濃赤紫色の無置換キ
ナクリドン顔料を得た。
比較例3 タンニン酸を除くこと以外は、実施例1と同様な操作を
行い濃赤紫色の無置換キナクリドン顔料を得た。
行い濃赤紫色の無置換キナクリドン顔料を得た。
参考例 実施例1、比較例1〜3により得られた顔料粉末を熱硬
化性アクリルメラミンワニスに配合し、サンドグライン
ドミルにて分散して顔料分が10%濃度の塗料を調製し
た。このときの塗料の流動性をB型回転粘度計で測定し
た結果を下表に示す。
化性アクリルメラミンワニスに配合し、サンドグライン
ドミルにて分散して顔料分が10%濃度の塗料を調製し
た。このときの塗料の流動性をB型回転粘度計で測定し
た結果を下表に示す。
第1図は、本発明の一実施例で得られた顔料の塗膜切片
における顔料結晶粒子の分散状態を示す電子顕微鏡写真
(倍率20,000倍)であり、第2図は比較例1で得
られた顔料の塗膜切片における顔料結晶粒子の分散状態
を示す電子顕微鏡写真(倍率20,000倍)である。
における顔料結晶粒子の分散状態を示す電子顕微鏡写真
(倍率20,000倍)であり、第2図は比較例1で得
られた顔料の塗膜切片における顔料結晶粒子の分散状態
を示す電子顕微鏡写真(倍率20,000倍)である。
Claims (7)
- 【請求項1】有機顔料の1種又は2種以上を苛性アルカ
リおよび水の存在下に非プロトン性極性溶媒に溶解し、
これに非イオン界面活性剤としてHLB14以上のポリ
オキシエチレンアルキルエーテル類及びまたはHLB1
7以上のポリオキシエチレンアルキルフェノール類を含
む酸を加えて中和再沈し、次いでヘテロポリ酸又は、タ
ンニン酸を添加することを特徴とする有機顔料の調製
法。 - 【請求項2】有機顔料がキナクリドン系,アゾ系又はチ
オインジゴ系である特許請求の範囲(1)項記載の有機顔
料の調製法。 - 【請求項3】キナクリド系顔料が無置換キナクリドン,
2,9−ジメチルキナクリドン,3,10又は4,11
−ジクロルキナクリドンである特許請求の範囲(2)項記
載の有機顔料の調製法。 - 【請求項4】苛性アルカリが水酸化カリウム又は、水酸
化ナトリウムである特許請求の範囲(1)項から(3)項のい
ずれかの項に記載の有機顔料の調製法。 - 【請求項5】非プロトン性極性溶媒がジメチルスルホキ
シド,ジメチルイミダゾリジノン,又はN−メチル−2
−ピロリドンである特許請求の範囲(1)項から(4)項のい
ずれかの項に記載の有機顔料の調製法。 - 【請求項6】酸が硫酸,塩酸又は有機酸である特許請求
の範囲(1)項から(5)項のいずれかの項に記載の有機顔料
の調製法。 - 【請求項7】ヘテロポリ酸がリンタングステン酸,リン
モリブデン酸又はケイタングステン酸、もしくはケイモ
リブデン酸である特許請求の範囲(1)項から(6)項のいず
れかの項に記載の有機顔料の調製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60152307A JPH0633353B2 (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 | 有機顔料の調製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60152307A JPH0633353B2 (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 | 有機顔料の調製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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