JPH06338041A - 磁気記録媒体及びその製造方法 - Google Patents
磁気記録媒体及びその製造方法Info
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- JPH06338041A JPH06338041A JP5127521A JP12752193A JPH06338041A JP H06338041 A JPH06338041 A JP H06338041A JP 5127521 A JP5127521 A JP 5127521A JP 12752193 A JP12752193 A JP 12752193A JP H06338041 A JPH06338041 A JP H06338041A
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- magnetic powder
- powder
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- Compounds Of Iron (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 少なくとも平板状磁性粉末と結合剤とを混合
して磁性塗料を調製し、該磁性塗料を非磁性支持体上に
塗布することで磁性層を形成するに際し、上記平板状磁
性粉末を、結合剤と混合するのに先行して該平板状磁性
粉末の保磁力の2倍以内の大きさの外部磁界によって予
め磁化しておく。 【効果】 微細な平板状磁性粉末を用いた場合でも該平
板状磁性粉末が磁性層中に良好に分散し、表面性,磁気
特性に優れた磁性層が形成できる。
して磁性塗料を調製し、該磁性塗料を非磁性支持体上に
塗布することで磁性層を形成するに際し、上記平板状磁
性粉末を、結合剤と混合するのに先行して該平板状磁性
粉末の保磁力の2倍以内の大きさの外部磁界によって予
め磁化しておく。 【効果】 微細な平板状磁性粉末を用いた場合でも該平
板状磁性粉末が磁性層中に良好に分散し、表面性,磁気
特性に優れた磁性層が形成できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、平板状磁性粉末と結合
剤を主体とする磁性塗料を非磁性支持体上に塗布するこ
とで磁性層が形成される,いわゆる塗布型の磁気記録媒
体及びその製造方法に関する。
剤を主体とする磁性塗料を非磁性支持体上に塗布するこ
とで磁性層が形成される,いわゆる塗布型の磁気記録媒
体及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えばコンピュータ等の情報
記録媒体やオーディオテープレコーダ,ビデオテープレ
コーダ等の記録媒体として使用される磁気記録媒体にお
いては、一般に非磁性支持体上に形成される磁性層に対
して面内長手方向の磁化を行ってその記録を行ってい
る。しかし、この面内長手方向の磁化を用いる記録方式
にあっては、高記録密度化を図ろうとすると記録媒体内
の減磁界が増加するため記録密度に限界を生ずる。した
がって、この方式では短波長記録には適しないという欠
点を有している。
記録媒体やオーディオテープレコーダ,ビデオテープレ
コーダ等の記録媒体として使用される磁気記録媒体にお
いては、一般に非磁性支持体上に形成される磁性層に対
して面内長手方向の磁化を行ってその記録を行ってい
る。しかし、この面内長手方向の磁化を用いる記録方式
にあっては、高記録密度化を図ろうとすると記録媒体内
の減磁界が増加するため記録密度に限界を生ずる。した
がって、この方式では短波長記録には適しないという欠
点を有している。
【0003】一方、磁気記録媒体の磁性層の厚さ方向の
磁化により記録を行う垂直磁気記録方式が提案されてい
る。この垂直磁気記録方式によれは、記録密度が高密度
になるに従い減磁界が小さくなることから、特に高記録
密度,短波長記録において上述の面内長手方向化による
記録よりも優れていることが知られている。
磁化により記録を行う垂直磁気記録方式が提案されてい
る。この垂直磁気記録方式によれは、記録密度が高密度
になるに従い減磁界が小さくなることから、特に高記録
密度,短波長記録において上述の面内長手方向化による
記録よりも優れていることが知られている。
【0004】例えば、このような垂直磁気記録方式に用
いられる磁気記録媒体としては、非磁性支持体上に六方
晶フェライト等の平板状磁性粉末と樹脂結合剤,有機溶
剤,各種添加剤等を分散して調製される磁性塗料を塗布
することで磁性層が形成された,いわゆる塗布型の磁気
記録媒体が生産性,汎用性に優れていることから主流を
占めているのが現状である。
いられる磁気記録媒体としては、非磁性支持体上に六方
晶フェライト等の平板状磁性粉末と樹脂結合剤,有機溶
剤,各種添加剤等を分散して調製される磁性塗料を塗布
することで磁性層が形成された,いわゆる塗布型の磁気
記録媒体が生産性,汎用性に優れていることから主流を
占めているのが現状である。
【0005】ところで、上記塗布型の磁気記録媒体にお
いて、さらに高密度記録特性を良好なものとし低波長域
の特性等の向上を図るためには、平板状磁性粉末の高保
磁力化,微細化,分散性の向上及び磁性層表面の鏡面化
等が必要となる。しかし、このうち平板状磁性粉末の微
細化を行うと、磁性塗料を調製するに際して、平板状磁
性粉末の分散が困難になり、磁性粉末が不均一に存在す
る磁性塗料が調製される。そのような磁性塗料をそのま
ま非磁性支持体に塗布すると、表面性,静磁気特性の不
良な磁性層しか得られない。
いて、さらに高密度記録特性を良好なものとし低波長域
の特性等の向上を図るためには、平板状磁性粉末の高保
磁力化,微細化,分散性の向上及び磁性層表面の鏡面化
等が必要となる。しかし、このうち平板状磁性粉末の微
細化を行うと、磁性塗料を調製するに際して、平板状磁
性粉末の分散が困難になり、磁性粉末が不均一に存在す
る磁性塗料が調製される。そのような磁性塗料をそのま
ま非磁性支持体に塗布すると、表面性,静磁気特性の不
良な磁性層しか得られない。
【0006】このため、微細な強磁性粉末を用いる塗布
型の磁気記録媒体においては、結合剤に極性基を導入す
る等によって磁性塗料中に強磁性粉末が良好に分散する
ような工夫がなされている。
型の磁気記録媒体においては、結合剤に極性基を導入す
る等によって磁性塗料中に強磁性粉末が良好に分散する
ような工夫がなされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、磁気記
録媒体においては、高密度記録特性の向上への要求は益
々高まり、それに伴って強磁性粉末もさらなる微細化が
求められるようになっている。そのような中、結合剤に
極性基を導入する等の従来用いられてきた手法のみで
は、分散性付与効果が不十分で、上述のような超微細な
強磁性粉末の分散には対応できなくなってきている。
録媒体においては、高密度記録特性の向上への要求は益
々高まり、それに伴って強磁性粉末もさらなる微細化が
求められるようになっている。そのような中、結合剤に
極性基を導入する等の従来用いられてきた手法のみで
は、分散性付与効果が不十分で、上述のような超微細な
強磁性粉末の分散には対応できなくなってきている。
【0008】そこで、本発明はこのような従来の実情に
鑑みて提案されたものであり、微細な平板状磁性粉末を
用いた場合でも、該平板状磁性粉末が良好な分散性をも
って磁性層中に分散され、表面性,静磁気特性に優れた
磁気記録媒体及びその製造方法を提供することを目的と
する。
鑑みて提案されたものであり、微細な平板状磁性粉末を
用いた場合でも、該平板状磁性粉末が良好な分散性をも
って磁性層中に分散され、表面性,静磁気特性に優れた
磁気記録媒体及びその製造方法を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明者らが鋭意検討を重ねた結果、磁性塗料を
調製するに際して、平板状磁性粉末を、結合剤と混合す
るのに先行して外部磁界を印加することで予め磁化して
おくことにより、平板状磁性粉末の分散性が高まって磁
性塗料中に高度に分散するようになり、表面性,静磁気
特性に優れた磁性層が形成されるとの知見を得るに至っ
た。
めに、本発明者らが鋭意検討を重ねた結果、磁性塗料を
調製するに際して、平板状磁性粉末を、結合剤と混合す
るのに先行して外部磁界を印加することで予め磁化して
おくことにより、平板状磁性粉末の分散性が高まって磁
性塗料中に高度に分散するようになり、表面性,静磁気
特性に優れた磁性層が形成されるとの知見を得るに至っ
た。
【0010】本発明はこのような知見に基づいて完成さ
れたものである。すなわち、本発明の磁気記録媒体は、
非磁性支持体上に、平板状磁性粉末と結合剤を主体とす
る磁性層が形成されてなる磁気記録媒体において、上記
平板状磁性粉末は、結合剤と混合されるのに先行して該
平板状磁性粉末の保磁力の2倍以内の大きさの外部磁界
によって予め磁化された平板状磁性粉末であることを特
徴とするものである。
れたものである。すなわち、本発明の磁気記録媒体は、
非磁性支持体上に、平板状磁性粉末と結合剤を主体とす
る磁性層が形成されてなる磁気記録媒体において、上記
平板状磁性粉末は、結合剤と混合されるのに先行して該
平板状磁性粉末の保磁力の2倍以内の大きさの外部磁界
によって予め磁化された平板状磁性粉末であることを特
徴とするものである。
【0011】また、本発明の磁気記録媒体の製造方法
は、少なくとも平板状磁性粉末と結合剤とを混合して磁
性塗料を調製し、該磁性塗料を非磁性支持体上に塗布す
ることで磁性層を形成するに際し、上記平板状磁性粉末
を、結合剤と混合するのに先行して該平板状磁性粉末の
保磁力の2倍以内の大きさの外部磁界によって予め磁化
しておくことを特徴とするものである。
は、少なくとも平板状磁性粉末と結合剤とを混合して磁
性塗料を調製し、該磁性塗料を非磁性支持体上に塗布す
ることで磁性層を形成するに際し、上記平板状磁性粉末
を、結合剤と混合するのに先行して該平板状磁性粉末の
保磁力の2倍以内の大きさの外部磁界によって予め磁化
しておくことを特徴とするものである。
【0012】本発明が適用される磁気記録媒体は、非磁
性支持体上に、平板状磁性粉末と樹脂結合剤を主体とす
る磁性層が形成されてなる,いわゆる塗布型の磁気記録
媒体である。
性支持体上に、平板状磁性粉末と樹脂結合剤を主体とす
る磁性層が形成されてなる,いわゆる塗布型の磁気記録
媒体である。
【0013】上記磁性層は、少なくとも平板状磁性粉末
と樹脂結合剤を有機溶媒に混合分散して調製される磁性
塗料を非磁性支持体上に塗布することによって形成され
るものである。したがって磁性塗料調製段階における平
板状磁性粉末の分散性の良否によってその表面性,静磁
気特性が影響を受ける。
と樹脂結合剤を有機溶媒に混合分散して調製される磁性
塗料を非磁性支持体上に塗布することによって形成され
るものである。したがって磁性塗料調製段階における平
板状磁性粉末の分散性の良否によってその表面性,静磁
気特性が影響を受ける。
【0014】そこで、本発明では、磁性塗料調製段階に
おける平板状磁性粉末の分散性を向上させるために、平
板状磁性粉末を結合剤との混合に先行して外部磁界を印
加することで予め磁化しておくこととする。このように
磁化処理が施された平板状磁性粉末を結合剤,有機溶剤
とともに混合して磁性塗料を調製すると、平板状磁性粉
末はその磁界の作用によって局在や凝集等を生ずること
なく磁性塗料中に均一に分散する。したがって、このよ
うにして調製された磁性塗料を用いることにより表面
性,静磁気特性に優れた磁性層が形成されることにな
る。
おける平板状磁性粉末の分散性を向上させるために、平
板状磁性粉末を結合剤との混合に先行して外部磁界を印
加することで予め磁化しておくこととする。このように
磁化処理が施された平板状磁性粉末を結合剤,有機溶剤
とともに混合して磁性塗料を調製すると、平板状磁性粉
末はその磁界の作用によって局在や凝集等を生ずること
なく磁性塗料中に均一に分散する。したがって、このよ
うにして調製された磁性塗料を用いることにより表面
性,静磁気特性に優れた磁性層が形成されることにな
る。
【0015】平板状磁性粉末に印加する外部磁界の大き
さは、該平板状磁性粉末が持つ保磁力の2倍以内である
必要がある。平板状磁性粉末に該平板状磁性粉末の保磁
力の2倍を越えて外部磁界を印加した場合には、平板状
磁性粉末の分散性が外部磁界を印加しない場合よりも低
くなり、外部磁界を印加することが逆に磁気記録媒体の
特性を劣化させるといった不都合を招く。なお、この平
板状磁性粉末に印加する外部磁界の大きさは、保磁力H
cの1.5倍以下であって10Gauss以上であるこ
とがより好ましい。
さは、該平板状磁性粉末が持つ保磁力の2倍以内である
必要がある。平板状磁性粉末に該平板状磁性粉末の保磁
力の2倍を越えて外部磁界を印加した場合には、平板状
磁性粉末の分散性が外部磁界を印加しない場合よりも低
くなり、外部磁界を印加することが逆に磁気記録媒体の
特性を劣化させるといった不都合を招く。なお、この平
板状磁性粉末に印加する外部磁界の大きさは、保磁力H
cの1.5倍以下であって10Gauss以上であるこ
とがより好ましい。
【0016】このように磁化処理が施される平板状磁性
粉末としては、例えば一般式MO・n(Fe2 O3 )
(但し、式中MはBa,Sr,Caのうち少なくとも一
種を表し、またnは5〜6である。)で表される六方晶
系フェライトの微粒子等が挙げられる。この場合、保磁
力を制御するために、Co,Ti,Ni,Mn,Cu,
Zn,In,Ge,Nbのうち少なくとも一種を添加
し、上記六方晶フェライトを構成するFeの一部をこれ
らの元素で置き換えても良い。
粉末としては、例えば一般式MO・n(Fe2 O3 )
(但し、式中MはBa,Sr,Caのうち少なくとも一
種を表し、またnは5〜6である。)で表される六方晶
系フェライトの微粒子等が挙げられる。この場合、保磁
力を制御するために、Co,Ti,Ni,Mn,Cu,
Zn,In,Ge,Nbのうち少なくとも一種を添加
し、上記六方晶フェライトを構成するFeの一部をこれ
らの元素で置き換えても良い。
【0017】上記平板状磁性粉末とともに磁性塗料に混
合する結合剤としては、塩化ビニル,酢酸ビニル,ビニ
ルアルコール,塩化ビニリデン,アクリル酸エステル,
メタクリル酸エステル,スチレン,ブタジエン,アクリ
ロニトリル等の重合体、あるいはこれらの二種以上を組
み合わせた共重合体の他、ポリエステル樹脂,エポキシ
樹脂等が例示される。なお、上記平板状磁性粉末をより
良好に分散させる観点からスルホン酸金属塩を含んだ樹
脂あるいはスルホン酸金属塩を含んだ樹脂と他の樹脂の
複合樹脂等を用いることが望ましい。
合する結合剤としては、塩化ビニル,酢酸ビニル,ビニ
ルアルコール,塩化ビニリデン,アクリル酸エステル,
メタクリル酸エステル,スチレン,ブタジエン,アクリ
ロニトリル等の重合体、あるいはこれらの二種以上を組
み合わせた共重合体の他、ポリエステル樹脂,エポキシ
樹脂等が例示される。なお、上記平板状磁性粉末をより
良好に分散させる観点からスルホン酸金属塩を含んだ樹
脂あるいはスルホン酸金属塩を含んだ樹脂と他の樹脂の
複合樹脂等を用いることが望ましい。
【0018】さらに、上記磁性塗料には、平板状磁性粉
末,結合剤の他、添加剤として分散剤、研磨剤、帯電防
止剤、防錆剤等が通常添加される添加剤を添加するよう
にしても良い。この場合、添加剤の配合比等の添加条件
は通常の磁気記録媒体に準じて差し支えない。
末,結合剤の他、添加剤として分散剤、研磨剤、帯電防
止剤、防錆剤等が通常添加される添加剤を添加するよう
にしても良い。この場合、添加剤の配合比等の添加条件
は通常の磁気記録媒体に準じて差し支えない。
【0019】また、このような磁性塗料が塗布される非
磁性支持体としても従来よりこの種の磁気記録媒体にお
いて用いられているものがいずれも使用可能である。例
示すれば、ポリエステル類、ポリオレフィン類、セルロ
ース類、ビニル系樹脂、ポリイミド類、ポリカーボネー
ト類に代表されるような高分子材料により構成される高
分子支持体等が挙げられる。
磁性支持体としても従来よりこの種の磁気記録媒体にお
いて用いられているものがいずれも使用可能である。例
示すれば、ポリエステル類、ポリオレフィン類、セルロ
ース類、ビニル系樹脂、ポリイミド類、ポリカーボネー
ト類に代表されるような高分子材料により構成される高
分子支持体等が挙げられる。
【0020】
【作用】塗布型の磁気記録媒体において磁性層となる磁
性塗料は、少なくとも平板状磁性粉末と結合剤を混合し
て調製される。このようにして磁性塗料を調製するに際
して、平板状磁性粉末を、結合剤との混合に先行して該
平板状磁性粉末の保磁力の2倍以内の大きさの外部磁界
を印加することで予め磁化しておくと、平板状磁性粉末
は結合剤と混合したときにその磁界によって局在や凝集
等を生ずることなく均一に磁性塗料中に分散する。した
がって、このようにして調製された磁性塗料を非磁性支
持体に塗布することにより表面性,静磁気特性に優れた
磁性層が形成されることになる。
性塗料は、少なくとも平板状磁性粉末と結合剤を混合し
て調製される。このようにして磁性塗料を調製するに際
して、平板状磁性粉末を、結合剤との混合に先行して該
平板状磁性粉末の保磁力の2倍以内の大きさの外部磁界
を印加することで予め磁化しておくと、平板状磁性粉末
は結合剤と混合したときにその磁界によって局在や凝集
等を生ずることなく均一に磁性塗料中に分散する。した
がって、このようにして調製された磁性塗料を非磁性支
持体に塗布することにより表面性,静磁気特性に優れた
磁性層が形成されることになる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例について説明
するが、本発明がこの実施例に限定されるものではない
ことは言うまでもない。
するが、本発明がこの実施例に限定されるものではない
ことは言うまでもない。
【0022】実施例1 本実施例で用いたバリウムフェライト板状磁性粉末の磁
気特性及び粉体特性を以下に示す。なお磁気特性は試料
振動型磁力計(東英工業社製)で測定したものであり、
比表面積はBET一点法に基づく表面積測定装置(島津
製作所社製)で測定したものである。
気特性及び粉体特性を以下に示す。なお磁気特性は試料
振動型磁力計(東英工業社製)で測定したものであり、
比表面積はBET一点法に基づく表面積測定装置(島津
製作所社製)で測定したものである。
【0023】保磁力: 56.4 kA/m 飽和磁化: 58.5 Am2 /kg 角型比: 0.45 比表面積: 33 m2 /g
【0024】上記特性を有するバリウムフェライト平板
状磁性粉末を0.2kGaussの大きさの外部磁界を
印加することで磁化させた。そして、このようにして磁
化されたバリウムフェライト平板状磁性粉末と結合剤,
添加剤,有機溶媒を以下に示す磁性塗料組成に準じて混
合して磁性塗料を調製した。 磁性塗料の組成 バリウムフェライト平板状磁性粉末 100重量部 ポリウレタン−ポリ塩化ビニル共重合体 12重量部 (ポリウレタン:ポリ塩化ビニル=1:1) 研磨剤(Al2O3) 3重量部 帯電防止剤(カーボン粉末) 2重量部 メチルエチルケトン 100重量部 トルエン 100重量部 シクロヘキサノン 50重量部 そして、調製された磁性塗料をポリエチレンテレフタレ
ート(PET)フィルム上に塗布して磁気記録媒体を作
製した。
状磁性粉末を0.2kGaussの大きさの外部磁界を
印加することで磁化させた。そして、このようにして磁
化されたバリウムフェライト平板状磁性粉末と結合剤,
添加剤,有機溶媒を以下に示す磁性塗料組成に準じて混
合して磁性塗料を調製した。 磁性塗料の組成 バリウムフェライト平板状磁性粉末 100重量部 ポリウレタン−ポリ塩化ビニル共重合体 12重量部 (ポリウレタン:ポリ塩化ビニル=1:1) 研磨剤(Al2O3) 3重量部 帯電防止剤(カーボン粉末) 2重量部 メチルエチルケトン 100重量部 トルエン 100重量部 シクロヘキサノン 50重量部 そして、調製された磁性塗料をポリエチレンテレフタレ
ート(PET)フィルム上に塗布して磁気記録媒体を作
製した。
【0025】実施例2 平板状磁性粉末に印加する外部磁界を0.5kGaus
sに変えたこと以外は実施例1と同様にして磁気記録媒
体を作製した。
sに変えたこと以外は実施例1と同様にして磁気記録媒
体を作製した。
【0026】実施例3 平板状磁性粉末に印加する外部磁界を1.0kGaus
sに変えたこと以外は実施例1と同様にして磁気記録媒
体を作製した。
sに変えたこと以外は実施例1と同様にして磁気記録媒
体を作製した。
【0027】比較例1 平板状磁性粉末に外部磁界を印加しないこと以外は実施
例1と同様にして磁気記録媒体を作製した。
例1と同様にして磁気記録媒体を作製した。
【0028】比較例2 平板状磁性粉末に印加する外部磁界を2.0kGaus
sに変えたこと以外は実施例1と同様にして磁気記録媒
体を作製した。
sに変えたこと以外は実施例1と同様にして磁気記録媒
体を作製した。
【0029】比較例3 平板状磁性粉末に印加する外部磁界を5.0kGaus
sに変えたこと以外は実施例1と同様にして磁気記録媒
体を作製した。
sに変えたこと以外は実施例1と同様にして磁気記録媒
体を作製した。
【0030】以上のようにして実施例1〜実施例3及び
比較例1〜比較例3で作製された磁気記録媒体につい
て、磁性層中の磁性粉末の分散性及び磁気特性を測定し
た。なお、磁性粉末の分散性は、グロスメーター(日本
電色工業社製)にて磁性層表面に45°の入射角で光線
を入射させて光沢度を測定し、この測定された光沢度を
JISー8741に準じた標準表面を持つ基準板の光沢
度を100%として相対値換算することによって評価し
た。この相対値換算された値をグロス45と称する。こ
のグロス45が大きい場合程、磁性層中に平板状磁性粉
末が均一に分散していることを示す。
比較例1〜比較例3で作製された磁気記録媒体につい
て、磁性層中の磁性粉末の分散性及び磁気特性を測定し
た。なお、磁性粉末の分散性は、グロスメーター(日本
電色工業社製)にて磁性層表面に45°の入射角で光線
を入射させて光沢度を測定し、この測定された光沢度を
JISー8741に準じた標準表面を持つ基準板の光沢
度を100%として相対値換算することによって評価し
た。この相対値換算された値をグロス45と称する。こ
のグロス45が大きい場合程、磁性層中に平板状磁性粉
末が均一に分散していることを示す。
【0031】また、磁気特性は、試料振動型磁力計にて
保磁力,飽和磁束密度,残留磁束密度,角型比を測定す
ることによって評価した。
保磁力,飽和磁束密度,残留磁束密度,角型比を測定す
ることによって評価した。
【0032】測定された磁気特性及びグロス45を表1
に、バリウムフェライト平板状磁性粉末に印加した外部
磁界と磁性層表面のグロス45の関係を図1に示す。
に、バリウムフェライト平板状磁性粉末に印加した外部
磁界と磁性層表面のグロス45の関係を図1に示す。
【0033】
【表1】
【0034】表1に示すように、バリウムフェライト平
板状磁性粉末に3.7kGauss(バリウムフェライ
ト平板状磁性粉末の保磁力の2倍)以内の外部磁界を印
加した実施例1〜実施例3の磁気記録媒体では、外部磁
界を印加しない比較例1の磁気記録媒体に比べていずれ
もグロス45が高く、磁気特性が良好なものとなってい
る。
板状磁性粉末に3.7kGauss(バリウムフェライ
ト平板状磁性粉末の保磁力の2倍)以内の外部磁界を印
加した実施例1〜実施例3の磁気記録媒体では、外部磁
界を印加しない比較例1の磁気記録媒体に比べていずれ
もグロス45が高く、磁気特性が良好なものとなってい
る。
【0035】したがって、バリウムフェライト平板状磁
性粉末を用いる場合において平板状磁性粉末に外部磁界
を印加することは、磁性層中に磁性粉末が均一に分散し
ており、磁気特性に優れた磁気記録媒体を得る上で有効
であることがわかる。
性粉末を用いる場合において平板状磁性粉末に外部磁界
を印加することは、磁性層中に磁性粉末が均一に分散し
ており、磁気特性に優れた磁気記録媒体を得る上で有効
であることがわかる。
【0036】しかし、表1とともに図1を見てもわかる
ように、グロス45や磁気特性はバリウムフェライト平
板状磁性粉末に印加する外部磁界の大きさに依存してあ
る外部磁界範囲までは向上するがある外部磁界範囲を越
えると劣化傾向を辿る。そして、バリウムフェライト平
板状磁性粉末にその保磁力の2倍を越えて外部磁界を印
加した場合(比較例2,比較例3)には、バリウムフェ
ライト平板状磁性粉末に外部磁界を印加しない場合(比
較例1)に比べてグロス45,磁気特性が逆に劣化して
いる。このことから、バリウムフェライト平板状磁性粉
末に印加する外部磁界は、該バリウムフェライト平板状
磁性粉末の保磁力の2倍以内に抑える必要があることが
わかる。
ように、グロス45や磁気特性はバリウムフェライト平
板状磁性粉末に印加する外部磁界の大きさに依存してあ
る外部磁界範囲までは向上するがある外部磁界範囲を越
えると劣化傾向を辿る。そして、バリウムフェライト平
板状磁性粉末にその保磁力の2倍を越えて外部磁界を印
加した場合(比較例2,比較例3)には、バリウムフェ
ライト平板状磁性粉末に外部磁界を印加しない場合(比
較例1)に比べてグロス45,磁気特性が逆に劣化して
いる。このことから、バリウムフェライト平板状磁性粉
末に印加する外部磁界は、該バリウムフェライト平板状
磁性粉末の保磁力の2倍以内に抑える必要があることが
わかる。
【0037】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明においては、少なくとも平板状磁性粉末と結合剤とを
混合して磁性塗料を調製し、該磁性塗料を非磁性支持体
上に塗布することで磁性層を形成するに際し、上記平板
状磁性粉末を結合剤と混合するのに先行して外部磁界に
よって予め磁化しておくので、微細な平板状磁性粉末を
用いた場合でも該平板状磁性粉末が磁性層中に良好に分
散して表面性,磁気特性に優れた磁性層が形成できる。
したがって、本発明によれば高密度記録用として好適な
磁気記録媒体を得ることが可能である。
明においては、少なくとも平板状磁性粉末と結合剤とを
混合して磁性塗料を調製し、該磁性塗料を非磁性支持体
上に塗布することで磁性層を形成するに際し、上記平板
状磁性粉末を結合剤と混合するのに先行して外部磁界に
よって予め磁化しておくので、微細な平板状磁性粉末を
用いた場合でも該平板状磁性粉末が磁性層中に良好に分
散して表面性,磁気特性に優れた磁性層が形成できる。
したがって、本発明によれば高密度記録用として好適な
磁気記録媒体を得ることが可能である。
【図1】バリウムフェライト平板状磁性粉末に印加する
外部磁界と磁性層表面のグロス45の関係を示す特性図
である。
外部磁界と磁性層表面のグロス45の関係を示す特性図
である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年6月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
Claims (2)
- 【請求項1】 非磁性支持体上に、平板状磁性粉末と結
合剤を主体とする磁性層が形成されてなる磁気記録媒体
において、 上記平板状磁性粉末は、結合剤と混合されるのに先行し
て該平板状磁性粉末の保磁力の2倍以内の大きさの外部
磁界によって予め磁化された平板状磁性粉末であること
を特徴とする磁気記録媒体。 - 【請求項2】 少なくとも平板状磁性粉末と結合剤とを
混合して磁性塗料を調製し、該磁性塗料を非磁性支持体
上に塗布することで磁性層を形成するに際し、上記平板
状磁性粉末を、結合剤と混合するのに先行して該平板状
磁性粉末の保磁力の2倍以内の大きさの外部磁界によっ
て予め磁化しておくことを特徴とする請求項1記載の磁
気記録媒体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5127521A JPH06338041A (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 磁気記録媒体及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5127521A JPH06338041A (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 磁気記録媒体及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06338041A true JPH06338041A (ja) | 1994-12-06 |
Family
ID=14962079
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5127521A Withdrawn JPH06338041A (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 磁気記録媒体及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06338041A (ja) |
-
1993
- 1993-05-28 JP JP5127521A patent/JPH06338041A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000801 |