JPH0634775U - ライニング装置 - Google Patents

ライニング装置

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JPH0634775U
JPH0634775U JP7725292U JP7725292U JPH0634775U JP H0634775 U JPH0634775 U JP H0634775U JP 7725292 U JP7725292 U JP 7725292U JP 7725292 U JP7725292 U JP 7725292U JP H0634775 U JPH0634775 U JP H0634775U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 補修管の均しライニング作業に適正な治具を
使用して、自動的に樹脂の進行を停止すると共に管内空
気圧を抜いて、常に適確に均しライニング作業する。 【構成】 補修管1の一方の開口端1aに樹脂を空気圧
により注入して押し進める発進側装置10を連結し、他
方の開口端1bに空気の吹き抜けを可能にすると共に、
余剰樹脂を捕集する到達側装置20を連結する。そして
ライニング作業後の均しライニング作業では、到達側装
置20の管路中に、補修管1の口径に応じた孔径の空気
逃し孔32を有する筒体31、樹脂受け33、雄金具3
4、雌金具35で構成される均しライニング治具30を
設け、樹脂が到達側に到達すると、自動的に樹脂の進行
を停止し、且つ筒内空気圧を抜いて空気の吹き抜けを防
止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、地下に埋設されるガス配管、水道配管等の補修管に、管の一端から 注入した高粘度の樹脂プラグを空気圧により一定速度で搬送し、管内面に厚くて 均一なライニング膜を形成するライニング工法を施行するライニング装置に関し 、詳しくは、均しライニング作業での空気の吹き抜けを自動的に防止する均しラ イニング治具に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記のライニング工法では、補修管の両端部を路面掘削して露出させ、その一 方の開口端に発進側装置が連結され、他方の開口端には到達側装置が連結される 。また補修管の途中に供給管が分岐して取出されている場合は、この取出し部か ら圧縮空気が排出してライニング不能になることを防止するため、取出し部に耐 圧ストッパを取付けて一時的に塞ぐ。そして発進側装置で圧縮空気の空気圧によ りエポキシ樹脂を補修管に注入し、且つその樹脂を管内壁に付着しながら押し進 めることにより、補修管の全長にわたり一律に樹脂膜を形成する。また到達側装 置は、余剰樹脂の到達状態からライニング作業の経過を確認し、且つ余剰樹脂を 回収するように施行される。
【0003】 またこのライニング工法では、樹脂が樹脂同士は付着せず異質の管内壁にのみ 付着する性質を有することから、所定量の樹脂を複数回に分けて注入し、補修管 の樹脂膜の長さを順次伸ばすように施行される。このためこのライニングでは常 に空気の吹き抜けを伴って、膜面が適宜乱れた状態になる。そこでこの膜面の乱 れを整えるため、補修管の全長にライニングした後に、更に空気の吹き抜けを生 じないように均しライニングが数回行われている。この均しライニングでは、余 剰樹脂が到達側に達した際に樹脂プラグの状態で進行を止め、迅速に管内空気圧 を抜くことが必要になる。
【0004】 従来、上記均しライニングを行う場合の手段として、特別な治具が使用されて いない。そこで作業者が到達側で余剰樹脂の到達を目視で確認すると、バルブを 閉止して樹脂の進行を停止する。そして直ちに発進側の作業者に無線機等により 知らせ、発進側で管内空気圧を抜くように作業している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで上記従来技術のものにあっては、作業者により到達側でバルブを閉止 し、発進側で空気抜き作業するものであるから、熟練した作業者が必要になる。 特に、均しライニングでは樹脂が比較的速い速度で到達して樹脂排出ホース内部 を通過するので、バルブを閉止するタイミングが難しい。また到達側の樹脂排出 ホースは、バルブ閉止のタイミングのずれに対する空気抜けを防止するために充 分長く用意する必要があって、無駄が多い等の不具合がある。
【0006】 本考案は、この点に鑑みてなされたもので、補修管の均しライニング作業に適 正な治具を使用し、自動的に樹脂の進行を停止すると共に管内空気圧を抜いて、 常に適確に均しライニング作業することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案は、補修管の一方の開口端に樹脂を空気圧に より注入して押し進める発進側装置が連結され、他方の開口端に空気の吹き抜け を可能にすると共に余剰樹脂を捕集する到達側装置が連結されるライニング装置 において、到達側装置の管路中に均しライニング治具を設け、この均しライニン グ治具は所定の孔径の空気逃し孔を有する筒体と、筒体の空気逃し孔の側に取付 けられる樹脂受けと、筒体の両端に取付けられる接続金具とを、着脱可能に構成 するものである。
【0008】
【作用】
上記構成に基づき、ライニング作業終了後の均しライニング作業では、到達側 装置の管路中に均しライニング治具が装着される。このため発進側装置により再 び樹脂を補修管に注入して押し進めると、樹脂が既に形成されている樹脂膜の乱 れを直すように付着しながら通過し、到達側装置に到達して均しライニング治具 に流入する。そして樹脂が筒体の空気逃し孔の箇所を通過すると、その時点で管 内空気圧がその空気逃し孔から直ちに抜けるようになり、これにより樹脂の進行 が自動的に停止し、且つ筒内空気圧も徐々に降下することになり、こうして空気 の吹き抜けが防止されて、補修管の樹脂膜は均しライニングにより均一に整えた 状態に保持されるようになる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1において、管の一端か ら注入した高粘度の樹脂プラグを空気圧により一定速度で搬送し、管内面に厚く て均一なライニング膜を形成するライニング工法の施行に使用される全体の装置 の概略について説明すると、符号1は土aの中の所定の深度に埋設されるガス配 管、水道配管等の補修管である。この補修管1は両端の箇所の土aを掘削して掘 削穴bを形成することで、両端部が開口して露出される。また補修管1の途中に 供給管4の取出し部としてサービスチー2がある場合は、そのサービスチー2に 耐圧ストッパ3が開口部を一時的に塞ぐように取付けられる。そして補修管1の 一方の開口端1aに発進側装置10が、他方の開口端1bに到達側装置20が連 結して設けられる。
【0010】 発進側装置10は、圧縮空気を蓄えた空気ボンベ11、空気圧を減圧するレギ ュレータ12、圧送速度制御装置13及び空気圧ノズル14が耐圧ホース15に より順次連結される。そして、ライニング工法の施行前の作動確認作業の場合に は、空気圧ノズル14の先端に作動確認治具18が取付けられる。また正常な作 動が確認されてライニング工法を施行する場合には、補修管1の開口端1aのL 字形のランチャー16と空気圧ノズル14との間に樹脂注入管17を連結して構 成される。
【0011】 到達側装置20は、補修管1の開口端1bのL字形のレシーバ21に対して、 均しライニング作業の場合には均しライニング治具30が連結される。そしてレ シーバ21または均しライニング治具30に、短い樹脂排出ホース22を介し樹 脂受脱臭器23を連結して構成される。
【0012】 図2(a)の斜視図、(b)の断面図において、均しライニング治具30につ いて詳細に説明すると、アクリル樹脂の透明な筒体31を有し、この筒体31の 中間に空気逃し孔32が設けられる。筒体31の外側の径方向には2つの取付け 部31aが突設して、空気逃し孔32の側に透明な半円筒形の樹脂受け33が取 付け部31aに取付けて装着され、筒体31の両端に雄金具34と、止め金具3 5aを有する雌金具35を取付けて構成される。そしてレシーバ21の雌金具2 1aに均しライニング治具30の雄金具34を挿入して止め金具21bにより結 合し、雌金具35に樹脂排出ホース22を挿入して同様に止め金具35aにより 結合して連結される。
【0013】 図3において、均しライニング治具30の各部の構成について説明する。筒体 31は、両端にねじ部31bを有して雄金具34と雌金具35がそれぞれ螺着さ れる。また半円筒形の樹脂受け33は、その弾性により変形することが可能であ り、両端の鍔部33aの溝33bを取付け部31aに掛けることにより着脱可能 に取付けられ、これにより筒体31、雄金具34、雌金具35、樹脂受け33が 容易に分解、組付け可能になっている。
【0014】 ここで補修管1の口径が例えば40mm、50mmの比較的細い場合には、ラ イニング速度が大きくて樹脂膜を薄く形成し、80mm、100mmの太い場合 には、ライニング速度が遅くて樹脂膜を厚く形成するように制御される。そこで このような樹脂膜の厚さの変化に対して適正に空気圧を抜くため、細い口径に対 応した例えば3mmの孔径の空気逃し孔32を有する筒体31と、太い口径に対 応した例えば5mmの孔径の空気逃し孔32’を有する筒体31’を有する。そ して補修管1の口径に応じて、筒体31,31’のいずれか一方を選択して使用 するようになっている。
【0015】 次に、この実施例のライニング工法を施行する場合の作業について説明する。 先ず、施行する前の事前準備として、発進側装置10において空気圧ノズル14 の先端に作動確認治具18を取付け、この状態で発進側装置10を実際に作動す る。このとき圧送速度制御装置13でのライニング速度が設定値と一致するか否 かをチェックして作動状態を確認する。そして発進側装置10の正常な作動が確 認されると、実際にライニング工法が施行されるのであり、この場合の作業につ いて説明する。
【0016】 先ず、空気圧ノズル14から作動確認治具30を外し、図1のように空気圧ノ ズル14とランチャー16の間に樹脂を充填した樹脂注入器17を取付ける。ま た到達側装置20においては、補修管1の開口端1bのレシーバ21に樹脂排出 ホース22を介して樹脂受脱臭器23を連結するのであり、こうして発進側装置 10が補修管1を介し到達側装置20に連通してライニング作業することが可能 になる。
【0017】 そこで空気ボンベ11を開いて圧縮空気cを供給すると、その圧縮空気cが空 気圧ノズル14により樹脂注入器17の樹脂に高圧で作用し、これにより樹脂が 補修管1に注入される。そしてこの樹脂の塊の樹脂プラグdが管内を押し進むこ とにより、樹脂を管内壁に付着しながら移動して樹脂膜eが形成される。
【0018】 この場合に制御装置13により、樹脂プラグdが多くて抵抗の大きい場合は空 気圧が高く、樹脂プラグdの量が減少すると空気圧が減圧して一定のライニング 速度に制御され、これにより樹脂膜eが均一に形成される。また途中で樹脂が無 くなって空気の吹き抜けを生じると、圧送速度制御装置13が自動停止する。そ こで樹脂注入器17を新しいものに交換して再開すると、樹脂はその性質により 補修管1の内部のライニング済みの区間は素通りし、未だ処理されない箇所から 付着し始めて樹脂膜eが順次延長して形成されるようになる。
【0019】 そこでこのような作業を数回繰返すことにより、補修管1の管内壁の全長にわ たり樹脂膜eを形成してライニングされる。そして補修管1の終端をライニング し終わると、余剰樹脂が到達側装置のレシーバ21から樹脂排出ホース22を通 過して樹脂受脱臭器23に入り、空気の吹き抜けを生じる。このため圧送速度制 御装置13が自動停止して、ライニング作業を終了する。
【0020】 上記ライニング作業では常に空気の吹き抜けを伴って膜面が乱れているため、 この後更に均しライニング作業が行われる。そこで先ず、補修管1が例えば細い 場合には、均しライニング治具30において一方の筒体31が選択され、この筒 体31に雄金具34、雌金具35及び樹脂受け33を装着して一体的に組付けら れる。そして図1のように補修管1のレシーバ21と樹脂排出ホース22との間 に、この均しライニング治具30が連結される。
【0021】 こうして準備の整った後に、上述のライニング作業の場合と同様に樹脂注入器 17を装着し、発進側装置10を作動して、再び圧縮空気の空気圧により樹脂プ ラグdを補修管1に押し進める。すると樹脂プラグdが既に形成されている樹脂 膜eの乱れを直すように僅かずつ付着しながら,速い速度で補修管1を通過して 到達側装置20に到達する。ところでこの場合には、レシーバ21に均しライニ ング治具30が連結されることで、樹脂プラグdがその均しライニング治具30 の樹脂製の筒体31に流入し、且つ殆ど樹脂の付着の無い状態で通過するように なる。
【0022】 このため図4のように、多量の樹脂プラグが筒体31の空気逃し孔32の箇所 を通過した時点で、管内の圧縮空気cがその空気逃し孔32から直ちに抜け、こ れにより樹脂プラグdはこの状態を保って進行が自動的に停止する。また空気逃 し孔32により筒内空気圧も徐々に降下することになり、こうして空気の吹き抜 けが防止されて、補修管1の樹脂膜eは均しライニングにより均一に整えた状態 に保持される。一方、この空気抜けの際には樹脂の一部が孔32から外部に噴出 するが、この樹脂は樹脂受け33により捕集されて飛散防止される。
【0023】 尚、上述の均しライニング作業において、補修管1の口径が大きい場合には、 筒内空気圧が低くてライニング速度が遅く制御されるため、これに対応して均し ライニング治具30では、孔径の大きい空気逃し孔32’を有する筒体31’が 使用される。そこでこの場合にも、樹脂プラグdが空気逃し孔32を通過した時 点で、低い筒内空気圧が孔径の大きい孔32’により迅速に抜けて、同様に作用 する。
【0024】 以上、本考案の実施例について説明したが、均しライニング治具の構成はこれ のみに限定されない。
【0025】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、管の一端から注入した高粘度の樹脂プ ラグを空気圧により一定速度で搬送し、管内面に厚くて均一なライニング膜を形 成するライニング工法を施行するライニング装置において、均しライニング作業 では均しライニング治具を使用し、樹脂が到達側に到達した時点で管内空気圧を 抜くように構成されているので、自動的に樹脂進行が停止すると共に管内空気圧 が降下して空気の吹き抜けが防止され、均しライニング作業を確実に行うことが できる。また均しライニング治具によるこのような機能により、到達側の作業者 によるバルブ閉止、発進側の作業者による空気抜きの作業が不要になって作業が 簡素化し、樹脂排出ホースも短くて済む。
【0026】 均しライニング治具は、所定の孔径の空気逃し孔を備えた筒体を有し、この筒 体に樹脂受けと接続金具を取付けた構成であるから、構造が簡単で、清掃も容易 である。筒体の空気逃し孔は、補修管の口径に応じて選択使用されるので、補修 管の太さの変化に対して常に確実に均しライニング作業することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るライニング装置の実施例を示す全
体の側面図である。
【図2】均しライニング治具の構成を示す斜視図と断面
図である。
【図3】同均しライニング治具の分解斜視図である。
【図4】均しライニング治具による樹脂進行停止と管内
空気圧降下の状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 補修管 1a,1b 開口端 10 発進側装置 20 到達側装置 30 均しライニング治具 31 筒体 32 空気逃し孔 33 樹脂受け 34 雄金具 35 雌金具

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 補修管の一方の開口端に樹脂を空気圧に
    より注入して押し進める発進側装置が連結され、他方の
    開口端に空気の吹き抜けを可能にすると共に余剰樹脂を
    捕集する到達側装置が連結されるライニング装置におい
    て、到達側装置の管路中に均しライニング治具を設け、
    この均しライニング治具は所定の孔径の空気逃し孔を有
    する筒体と、筒体の空気逃し孔の側に取付けられる樹脂
    受けと、筒体の両端に取付けられる接続金具とを、着脱
    可能に構成することを特徴とするライニング装置。
  2. 【請求項2】 均しライニング治具は、補修管の口径の
    変化に対応して、異なる孔径を有する複数本の筒体を有
    することを特徴とする請求項1記載のライニング装置。
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