JPH0635843Y2 - アンチロックブレーキ装置 - Google Patents

アンチロックブレーキ装置

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JPH0635843Y2
JPH0635843Y2 JP1988114460U JP11446088U JPH0635843Y2 JP H0635843 Y2 JPH0635843 Y2 JP H0635843Y2 JP 1988114460 U JP1988114460 U JP 1988114460U JP 11446088 U JP11446088 U JP 11446088U JP H0635843 Y2 JPH0635843 Y2 JP H0635843Y2
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pressure
wheel cylinder
rear wheel
cylinder
hydraulic pressure
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JP1988114460U
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JPH0234374U (ja
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克己 倉場
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株式会社ユニシアジェックス
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はアンチロックブレーキ装置、特に、X型ブレー
キ配管を備えた車輌用のアンチロックブレーキ装置に関
する。
〔従来の技術〕
従来のこの種X型ブレーキ配管を備えた車輌用アンチロ
ックブレーキ装置としては、「自動車技術、Vol.41,No.
1,1987.」(昭和62年1月自動車技術会発行)の第113
頁、図2に記載されたものが知られている。
このものは、マスタシリンダで2系統の液圧を発生さ
せ、その1系統を右前輪ホイールシリンダおよび左後輪
ホイールシリンダに、他系統を左前輪ホイールシリンダ
および右後輪ホイールシリンダに及ばせている。
さらに、各ホイールシリンダ毎に、このホイールシリン
ダ液圧の増圧、保持および減圧の切替え制御を行うため
の電磁切替弁を設けると共に、この電磁切替弁を介し
て、減圧時にホイールシリンダから流出する液を一時的
に貯溜するリザーバと、このリザーバに貯溜された液を
マスタシリンダ側の高圧配管に加圧しつつ還流するポン
プとを設けている。
そして、各輪のスリップ率をマイクロコンピュータを含
む制御回路で演算により求め、各ホイールシリンダに対
応する電磁切替弁を切替え制御し、スリップ率を適正範
囲に保つように制御している。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、かかる従来のものにあっては、電磁切替
弁を各輪のホイールシリンダ毎に対応させて設け、個別
に制御するようにしていることから、左右輪の圧力平衡
を制御回路により電気的に行う必要があり制御が複雑と
なる。
また、電磁切替弁の個数も多く必要とし、結果的に高価
になるという問題があった。
更に、従来のX型配管系においては、圧力平衡機能を保
つために、一方側の液圧および他方側の液圧に互いに関
係させえることが必要であり、このため、一方側の失陥
時に、他方側の液圧が一方側の液圧に影響されることが
避けられず、何等かの改善が望まれていた。
本考案の目的は、かかる従来の問題を解消し、制御が比
較的簡略化でき、高価な電磁切替弁の使用個数を減じて
安価にできるアンチロックブレーキ装置を提供すること
にある。
又、本発明は、簡単な構造を圧力平衡弁に組み込むこと
によって、X型配管系における一方側配管系の失陥時
に、他方側配管系の液圧が一方側配管系の減圧に影響さ
れる従来技術を改善すべきことを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案は、第1および第2
の液圧発生室を有するマスタシリンダと各輪のホイール
シリンダとを、X型に接続する配管系を有し、ホイール
シリンダからの流出液を一時貯留するリザーバと、該リ
ザーバの液を前記マスタシリンダ側の高圧配管に加圧し
つつ還流するポンプを備えたアンチロックブレーキ装置
において、前輪ホイールシリンダへの配管系に夫々設け
られ、該前輪ホイールシリンダ液圧の増圧、保持および
減圧の切替え制御を行う第1および第2電磁切替弁と、
後輪ホイールシリンダへの配管系のいずれか一方に設け
られ、該いずれか一方の後輪ホイールシリンダ液圧の増
圧、保持および減圧の切替え制御を行う第3の電磁切替
弁と、後輪ホイールシリンダへの配管系の他方に設けら
れ、前記一方の後輪ホイールシリンダの液圧と他方の後
輪ホイールシリンダの液圧とを等しく制御する圧力制御
部および前記第1および第2の液圧発生室を有するマス
タシリンダと各輪のホイールシリンダとをX型に接続す
る配管系のいずれか一方の配管系の失陥に応動して他方
の配管系から一方の配管系への液圧の流通を確保するフ
ェイルセーフ部を有する圧力平衡弁とを備えて構成して
いる。
〔作用〕
本考案によれば、前輪のスリップ率は、各々第1および
第2の電磁切替弁を切替え制御することにより、従来と
同じようにホイールシリンダ液を増圧、保持あるいは減
圧して適正範囲に保たれる。
また、一方の後輪のスリップ率は、第3の電磁切替弁を
切替え制御することにより、前輪と同様適正範囲に保た
れ、他方の後輪のスリップ率は、第3の電磁切替弁にて
制御された一方の後輪のホイールシリンダ液圧と他方の
後輪のホイールシリンダ液圧とを等しく制御する圧力平
衡弁の作用によって、一方の後輪と同様に適正範囲に保
たれるのである。
更に、X型配管系の一方側配管系の失陥時に、他方側配
管系の液圧が、一方側配管系に及ぼして、フェイルセー
フを実現する。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を添附図面を参照しつつ説明す
る。
第1図に本考案の一実施例の概略構成を示す。
図において、10は第1(以下プライマリPと称す)およ
び第2(以下セカンダリSと称す)の液圧発生室を有す
るマスタシリンダは、11はブレーキペダルである。
20は、各輪に備えられたホイールシリンダであり、以下
右前輪ホイールシリンダを20FR、左前輪ホイールシリン
ダを20FL、右後輪および左後輪ホイールシリンダを夫々
20RR、20RLと称する。
マスタシリンダ10のプライマリPは、第1通路31を介し
て右前輪ホイールシリンダ20FRと、および第2通路32を
介して左後輪ホイールシリンダ20RLと接続されている。
また、マスタシリンダ10のセカンダリSは第3通路33を
介して左前輪ホイールシリンダ20FLと、および第4通路
34を介して右後輪ホイールシリンダ20RRと接続されてい
る。
さらに、第1通路31と第2通路32とから、夫々分岐して
第1のリザーバ41に接続される第1のリザーバ通路35
と、第3通路33から分岐して第2のリザーバ42に接続さ
れる第2のリザーバ通路36とが設けられている。
第1通路31と第1のリザーバ通路35との分岐部近傍に
は、右前輪ホイールシリンダ20FRの液圧を制御する第1
の電磁切替弁51としての第1電磁流入弁51Aおよび第1
電磁流出弁51Bが、第3通路33と第2のリザーバ36との
分岐部近傍には、左前輪ホイールシリンダ20FLの液圧を
制御する第2の電磁切替弁52としての第2電磁流入弁52
Aおよび第2電磁流出弁52Bが、および、第2通路32と第
1のリザーバ通路35との分岐部近傍には、左後輪ホイー
ルシリンダ20RLの液圧を制御する第3の電磁切替弁53と
しての第3電磁流入弁53Aおよび第3電磁流出弁53Bが、
夫々設けられている。
上記電磁流入弁51A,52Aおよび53A,および電磁流出弁51
B,52Bおよび53Bは、夫々通路を開閉する2位置電磁弁で
あり、コントロールユニット60からの信号により制御さ
れる。
次に、70Aおよび70Bはモータ71によって駆動されるプラ
ンジャポンプであり、夫々インレットバルブ72A,72Bを
介して第1リザーバ41および第2リザーバ42と、アウト
レットバルブ73A,73Bを介して第1通路31および第2通
路32のマスタシリンダ10側、および第3通路および第4
通路34のマスタシリンダ10側へ、夫々接続される。
また、モータ71もコントロールユニット60からの信号に
より制御される。
さらに、80は第4通路34に介挿される圧力平衡弁であ
る。圧力平衡弁80は有底筒状のハウジング81と、該ハウ
ジング81内に摺動可能に嵌装された有底筒状の補助ピス
トン82と、該補助ピストン82の内部に摺動可能に嵌装さ
れた制御ピストン83と、補助ピストン82の一端部に設け
られた逆止弁84とを有している。
逆止弁84はボール弁体84Aを付勢するばね84Bの収容空間
を有するプラグ84Cと、中心に通路孔84Dが形成されガイ
ド筒84Eを有するバルブシート部材84Fとからなる。
制御ピストン83は、中心にロッド85が固設され、補助ピ
ストン82の底部との間に縮設されたばね86により制御ピ
ストン83がガイド筒84Eに当接する方向に付勢されてい
る。このガイド筒84Eに当接している状態において、ロ
ッド85は逆止弁84のボール弁体84Aを押圧し、逆止弁84
を開成する。
さらに、ハウジング81の底部にはロッド87が固設され、
該ロッド87は補助ピストン82の底部を貫通し、制御ピス
トン83の移動量を制限する。
また、補助ピストン82とハウジング81の底部との間に
は、補助ピストン82を逆止弁84のプラグ84Cとハウジン
グ81のナットプラグ88とが当接する方向に付勢するばね
89が縮設されている。
そして、ハウジング81には順次第1ないし第4のポート
81A,81B,81Cおよび81Dが形成されている。第1ポート81
Aは第4通路34の上流側と接続され、プラグ84Cの側壁に
設けた通孔84G、通路孔84D、ガイド筒84Eの側壁に設け
た通孔84H、および補助ピストン82の側壁に設けた通孔8
2Aを介して、第4通路34の下流側と接続される第2ポー
ト81Bと連通する。
第3ポート81Cは第3電磁流入弁53Aの下流側で第2通路
32から分岐する第5通路37と接続され、補助ピストン82
の底部付近の側壁に設けた通孔82Bを介して制御ピスト
ン83と補助ピストン82とで画成される液室Aと連通す
る。
さらに、第4ポート81Dは第3電磁流入弁53Aの上流側で
第2通路32から分岐する第6通路38と接続され、補助ピ
ストン82とハウジング81とで画成される液室Bと連通す
る。
尚、補助ピストン82に対し液室Bに対抗する側の液室を
C、プラグ84C内に液室をD、および制御ピストン83の
左側の液室をEと称す。
次に、上記構成になる本実施例の動作を説明する。
(1)通常ブレーキ動作時 アンチロックブレーキ制御が行なわれない通常ブレーキ
動作時においては、第1ないし第3の電磁流入弁51A,52
Aおよび53Bは開、第1ないし第3の電磁流出弁51B,52B
および53Aは閉の状態にある。
そして、圧力平衡弁80も図示の状態にあり、逆止弁84も
開であるから第4通路34は連通状態を保持している。
従って、ブレーキペダル11が踏込まれると、プライマリ
Pの液圧は、第1通路31および第2通路32を介して、夫
々右前輪ホイールシリンダ20FRおよび左後輪ホイールシ
リンダ20RLに、セカンダリSの液圧は第3通路33および
第4通路34を介して、夫々左前輪ホイールシリンダ20FL
および右後輪ホイールシリンダ20RRに、夫々独立性を保
って及ぼされる。
(2)前輪側アンチロック制御 前輪側のアンチロック制御は、プライマリPとセカンダ
リSが各々独立して行なわれる。左右輪共同様の制御で
あるから、代表的に右前輪につき説明する。
右前輪ホイールシリンダ20FRの液圧を保持するには、第
1電磁流出弁51Bを閉のまま第1電磁流入弁51Aを閉とす
る。
減圧するときには、第1電磁流入弁51Aを閉のまま、第
1電磁流出弁51Bを開とし、右前輪ホイールシリンダ20
FRのブレーキ液を第1リザーバ通路35を介して第1リザ
ーバ41に戻す。
また、再増圧のときは、第1リザーバ41のブレーキ液が
モータ71によって駆動されるポンプ70Aにより加圧され
て、第1通路31のマスタシリンダ10側に供給される。
(3)後輪側アンチロック制御 ブレーキペダル11の過剰な踏込みにより、後輪側がロッ
クしようとすると、保持信号により第3電磁流出弁53B
の閉のまま、第3電磁流入弁53Aが閉となり、左後輪ホ
イールシリンダ20RLの液圧が保持される。
このとき、マスタシリンダ10のプライマリPの圧力が第
5通路37を介して液室Aに伝わらなくなり、セカンダリ
Sから液室Dに伝わると圧力との間に差が生ずる。する
と、制御ピストン83はばね86に抗って図示右方に移動
し、逆止弁84のボール弁84Aが連通孔84Dを閉じ、第4通
路34が遮断される。
従って、左右後輪のホイールシリンダ20RLおよびに20RR
は同圧の状態で圧力上昇が停止され、かつ保持される。
また、減圧信号により第3電磁流入弁53Bが閉のまま、
第3電磁流入弁53Aが開となると、液室Aの圧力はさら
に下がり、制御ピストン83がさらに図示右方に移動し
て、液室Eの圧力と等しくなる。
左後輪ホイールシリンダ20RLのブレーキ液は第1リザー
バ通路35を介して第1リザーバ41に戻され、右後輪ホイ
ールシリンダ20RRのブレーキ液は、制御ピストン83の右
動によって生じた液室Eの増大量として、液室Eに戻さ
れ、両者の液圧は等しく保たれる。
次に、増圧信号に対しては、第3電磁流出弁53Bが閉と
され、第3電磁流入弁53Aが開とされるので、制御ピス
トン83が図示左側に押し戻され、逆止弁84のボール弁体
84Aが連通孔84Dを開く。従って、E室の圧力が上昇し、
左右後輪ホイールシリンダ20RLおよび20RRの液圧が等し
く保たれたまま上昇する。
上記の動作が繰返えされアンチロック制御が行なわれ
る。
(4)一系統失陥時 例えば、プライマリPが失陥したときには、第6通路38
を介して液室Bに作用している圧力が低下し、セカンダ
リSの圧力が作用している液室Cとの間に差圧が生ず
る。すると、補助ピストン82はばね89に抗って図示右方
に移動し、制御ピストン83がハウジング81に固設された
ロッド87に当接する。しかして、制御ピストン83に固設
されたロッド85が逆止弁84のボール弁体84Aを開成し、
セカンダリSの液圧は右後輪ホイールシリンダ20RRにも
及ぶ。このことは、制御ピストン83のロット87が右後輪
ホイールシリンダ20RRの配管系の流通を確保することに
よって、プライマリP側の失陥を補うフェイルセーフ部
を構成することとなる。したがって、圧力平衡弁80は、
第4の電磁切替弁ともいうべきものを受け持つ二重構造
となっていることとなる。
尚、セカンダリSが失陥したときには、構造上何等プラ
イマリPに影響を与えることがない。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、後輪
ホイールシリンダの配管系の一方に圧力を平衡弁を介在
させ、高価な電磁切替弁の使用個数を減ずるようにした
ので、制御が簡略化でき安価なアンチロックブレーキ装
置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す概略構成図である。 10…マスタシリンダ、 20…ホイールシリンダ、 41…第1リザーバ、 42…第2リザーバ、 51…第1電磁切替弁、 51A…第1電磁流入弁、 51B…第1電磁流出弁、 52…第2電磁切替弁、 52A…第2電磁流入弁、 52B…第2電磁流出弁、 53…第3電磁切替弁、 53A…第3電磁流入弁、 53B…第3電磁流出弁、 60…コントロールユニット、 70…ポンプ、 80…圧力平衡弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1および第2の液圧発生室を有するマス
    タシリンダと各輪のホイールシリンダとを、X型に接続
    する配管系を有し、ホイールシリンダからの流出液を一
    時貯留するリザーバと、該リザーバの液を前記マスタシ
    リンダ側の高圧配管に加圧しつつ還流するポンプを備え
    たアンチロックブレーキ装置において、前輪ホイールシ
    リンダへの配管系に夫々設けられ、該前輪ホイールシリ
    ンダ液圧の増圧、保持および減圧の切替え制御を行う第
    1および第2電磁切替弁と、後輪ホイールシリンダへの
    配管系のいずれか一方に設けられ、該いずれか一方の後
    輪ホイールシリンダ液圧の増圧、保持および減圧の切替
    え制御を行う第3の電磁切替弁と、後輪ホイールシリン
    ダへの配管系の他方に設けられ、前記一方の後輪ホイー
    ルシリンダの液圧と他方の後輪ホイールシリンダの液圧
    とを等しく制御する圧力制御部および前記第1および第
    2の液圧発生室を有するマスタシリンダと各輪のホイー
    ルシリンダとをX型に接続する配管系のいずれか一方の
    配管系の失陥に応動して他方の配管系から一方の配管系
    への液圧の流通を確保するフェイルセーフ部を有する圧
    力平衡弁と、を備えたことを特徴とするアンチロックブ
    レーキ装置。
JP1988114460U 1988-08-31 1988-08-31 アンチロックブレーキ装置 Expired - Lifetime JPH0635843Y2 (ja)

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