JPH0637181Y2 - キャップ付シリンダ錠 - Google Patents

キャップ付シリンダ錠

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JPH0637181Y2
JPH0637181Y2 JP1987147555U JP14755587U JPH0637181Y2 JP H0637181 Y2 JPH0637181 Y2 JP H0637181Y2 JP 1987147555 U JP1987147555 U JP 1987147555U JP 14755587 U JP14755587 U JP 14755587U JP H0637181 Y2 JPH0637181 Y2 JP H0637181Y2
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JP
Japan
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cap
cylinder lock
case
claw
flange portion
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1987147555U
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JPS6453371U (ja
Inventor
利一 小林
Original Assignee
国産金属工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、シリンダ錠へのキャップの装着時にキャッ
プに破損の生じないキャップ付シリンダ錠に関連する。
従来の技術 シリンダ錠の前面を装飾しかつ耐侯性を向上するため、
シリンダ錠の前面にキャップを装着することは公知であ
る。このキャップは、通常、ステンレス鋼の薄板をプレ
ス加工によって成形され、シリンダ錠の組み立ての際に
シリンダ錠の前面に装着される。
最近では、ステンレス製のキャップに代わり、成形及び
装着の容易な合成樹脂製のキャップが使用されている。
合成樹脂製のキャップ10は、第10図及び第11図に示すよ
うに、径方向内側に突出しかつ円周上にアンダーカット
部として形成された係止部11を有する。射出成形される
キャップ10の係止部11は型14からの離型時に無理抜きさ
れる。シリンダ錠12の前面に形成されたフランジ部13に
キャップ10を装着するとき、キャップ10がシリンダ錠12
の前部に圧入され、キャップ10が径方向外側に拡張され
た後、係止部11がフランジ部13の後面に係止される。
考案が解決しようとする問題点 ところで、従来の合成樹脂製キャップは前述のように成
形時に無理抜きされると共に、シリンダ錠12に装着する
ときに圧入されるので、繰り返して引張力を受ける。こ
のためシリンダ錠への装着時にキャップが破損する場合
が多い。他面、装飾的効果を向上するため、合成樹脂製
のキャップにはクロムメッキを施すことが要求されてい
る。
即ち、キャップ10は、ナイロン、ポリプロピレン、ABS
樹脂又はポリアセタール樹脂等の合成樹脂で一体成形さ
れ、その後、キャップ10の樹脂表面に直接クロムメッキ
が施される。このクロムメッキは、例えば次のように行
われる。まず、前処理工程として、未処理の合成樹脂製
キャップ10をトリクレン蒸気で1分間脱脂して30分間乾
燥させた後、1%の耐酸性界面活性剤(エチレンオキサ
イド系)を添加した硫酸−燐酸混合液を表面に噴霧して
50℃で10分間エッチング処理し、その後必要であれば中
和又は湯洗を行い、水洗して、感性付与及び活性化処理
を行う。ここで、感性付与は、塩化第一スズ2g/l及び35
%の塩酸5ml/l含む溶液を噴霧し、また活性化処理は、
塩化パラジウム1.5g/l及び35%の塩酸2ml/lを含む溶液
を噴霧して行う。次に、表面を化学メッキ液で処理し、
クロムメッキを20μmの厚さで電着する。この場合、化
学メッキ液は、硫酸ニッケル20g/l、次亜燐酸ナトリウ
ム15g/l、クエン酸アンモニウム25g/l及び安定剤として
微量の硝酸鉛を含む溶液である。
上記のメッキ工程を経るため、キャップ10の外面は金属
製鏡面が形成されるが、キャップ10自体は弾力性が若干
喪失しやや脆弱化する。このため、このようなメッキが
施された表面を有するキャップ10を損傷なくシリンダ錠
の前面への圧入することは一層困難となる。
例えば、実開昭60-97857号及び実開昭60-97858号公報に
示されるように、軸方向に伸びる係合部を形成して、樹
脂の弾性力を利用して、キャップをシリンダ錠の前面に
装着する方法が提案されている。しかし、この方法で
は、係止部を軸方向に突出させるため、メッキ処理を施
したとき、係合部の弾力性が低下するのみならず、脆弱
化のため係合部の最大曲げ応力が著しく低下する。更
に、係合部を軸方向に突出させるため、シリンダ錠の全
長が大きくなる欠点がある。
この考案は、上記欠点を解消し、シリンダ錠へのキャッ
プの装着時にキャップに破損の生じないキャップ付きシ
リンダ錠を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 このキャップ付シリンダ錠は、キーシリンダを回転可能
に収容した軸方向の孔を有するケースの前部のほぼ全周
にフランジ部を形成し、フランジ部に合成樹脂製のキャ
ップが装着される。キャップは、ほぼ径方向に伸びる前
壁と、前壁に形成された孔と、前壁の外周部に軸方向に
形成されたエッジ部と、エッジ部から径方向内側に伸び
る爪部とを有する。キャップは合成樹脂により一体形成
されかつその表面にメッキ処理が施されている。ケース
のフランジ部にはキャップの爪部が通過する切欠き部が
設けられる。キャップの爪部に対向するキャップの内面
とケースのフランジ部の前面の一方に凹部を形成し、他
方に凸部を形成する。爪部は切欠き部を通過した後、キ
ャップを回転することによりケースのフランジ部の後面
に係止される。凹部と凸部とが係合することによりキャ
ップの回転が阻止される。
作用 ケースのフランジ部に形成した切欠き部にキャップの爪
部を挿入した後、キャップを回転することにより、爪部
に変形を与えることなく、シリンダ錠の全面に形成され
たフランジ部にキャップを装着することができる。ま
た、キャップの回転により凹部と凸部とが係合するの
で、キャップの逆方向回転が阻止される。
実施例 以下、この考案の実施例を第1図〜第9図について説明
する。
第1図及び第2図はそれぞれ第3図のA-A線及びB-B線断
面図である。この考案のキャップ付シリンダ錠20は、キ
ーシリンダ21を回転可能に収容した軸方向の孔22を有す
るケース23の前部に、ケース23のほぼ全周に伸びるフラ
ンジ部24を形成し、フランジ部24に合成樹脂製のキャッ
プ25を装着した構造を有する。第6図に示すように、キ
ャップ25は、ほぼ径方向に伸びる前壁25aと、前壁25aに
形成された孔25bと、前壁25aの外周部に軸方向に形成さ
れたエッジ部25cと、エッジ部25cから径方向内側に伸び
る一対の爪部25dとを有する。一対の爪部25dは、180°
の角度離れた対角線上反対の位置のエッジ部25cに形成
される。前壁25aにはテーパ状の環状円錐部25eが設けら
れる。キャップ25は一体成形され、キャップ25の表面に
はクロムメッキ処理が施される。第4図及び第5図に示
すように、ケース23のフランジ部24にはキャップ25の爪
部25dが通過する切欠き部24aが設けられ、爪部25dは切
欠き部24aを通過した後、キャップ25をほぼ90°の角度
だけ回転することによりケース23のフランジ部24の後面
24bに係止される。爪部25dを後面24bに係止すると、キ
ャップ25の脱落が阻止されると共に、孔22に前方からキ
ーシリンダ21を装着する場合には、孔22からのキーシリ
ンダ21の離脱も阻止される。
第7図に示すように、キャップ25の爪部25dに対向する
キャップ25の内面25fとケース23の前面23aにそれぞれ凸
部25gと凹部24cとが形成され、凸部25gと凹部24cとが係
合することによりキャップ25の逆方向回転が阻止され
る。凸部25gは小さくキャップ25の装着時にキャップ25
に小さな応力を発生するのみで凹部24cに装着される。
従って、シリンダ錠20にキャップ25を装着するとき、キ
ャップ25の破損は生じない。
製造の際には、第8図及び第9図に示すスライド型30を
使用してキャップ25の射出成形が行われる。スライド型
30はロッド31によりキャップ25の径方向に移動が可能で
ある。第8図はスライド型30の形状の詳細を示す。キャ
ップ25の成形後、ロッド31は径方向内側にスライド型30
を移動してキャップ25がスライド型30から分離される。
この考案の上記実施例は変更が可能である。例えば、爪
部25d及び対応する切欠き部24aを2個設けた例を示した
が3個以上設けることもできる。また、この考案はタン
ブラ式シリンダ錠のみならず、八万ロックについても応
用することが可能である。更に、キャップの爪部に対向
するキャップの内面とケースの前面にそれぞれ凸部と凹
部を形成するのとは逆に、キャップの内面とケースの前
面に凹部及び凸部を形成することも可能である。
考案の効果 この考案では、キャップの回転により、爪部に変形を与
えることなく、キャップをシリンダ錠のフランジ部に装
着することができるので、キャップの装着時にキャップ
が破損することがない。従って、メッキ処理を施したキ
ャップに内部応力を発生させずにシリンダ錠に装着する
ことができる。また、この考案のキャップは、エッジ部
から径方向内側に伸びる爪部を設けたので、キーシリン
ダの全長を拡大する必要がない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のキャップ付シリンダ錠を示す第3図
のA-A線に沿う断面図、第2図は第3図のB-B線断面図、
第3図はこの考案のキャップ付シリンダ錠の正面図、第
4図はケースの正面図、第5図は第1図のC-C線に沿う
断面図、第6図は一部を断面で示すキャップの斜視図、
第7図はケースとキャップとの係合状態を示す部分的断
面図、第8図はキャップの製造に使用する型の断面図、
第9図はスライド型の斜視図、第10図は従来のキャップ
の製造に使用する型の断面図、第11図は従来のキャップ
付シリンダ錠の部分的断面図を示す。 20……キャップ付シリンダ錠、21……キーシリンダ、22
……孔、23……ケース、24……フランジ部、24a……切
欠き部、24b……後面、25……キャップ、25a……前壁、
25b……孔、25c……エッジ部、25d……爪部、25e……環
状円錐部、25f……内面、

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】キーシリンダを回転可能に収容した軸方向
    の孔を有するケースの前部のほぼ全周にフランジ部を形
    成し、該フランジ部に装着したキャップは、ほぼ径方向
    に伸びる前壁と、該前壁に形成された孔と、前記前壁の
    外周部に軸方向に形成されたエッジ部と、該エッジ部か
    ら径方向内側に伸びる爪部とを有し、前記ケースのフラ
    ンジ部に前記キャップの爪部が通過する切欠き部が設け
    られ、前記爪部は前記キャップを回転することにより前
    記ケースのフランジ部の後面に係止されるキャップ付シ
    リンダ錠において、 前記キャップは合成樹脂により一体形成されかつその表
    面にメッキ処理が施され、 前記キャップの爪部に対向する該キャップの内面と前記
    ケースのフランジ部の前面の一方に凹部を形成し、他方
    に凸部を形成し、 前記凹部と凸部とが係合することによりキャップの回転
    が阻止されることを特徴とするキャップ付シリンダ錠。
JP1987147555U 1987-09-29 1987-09-29 キャップ付シリンダ錠 Expired - Lifetime JPH0637181Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS6453371U JPS6453371U (ja) 1989-04-03
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5629487Y2 (ja) * 1972-07-28 1981-07-14
JPS5460096U (ja) * 1977-09-30 1979-04-25
JPS6097858U (ja) * 1983-12-09 1985-07-03 株式会社ユ−シン シリンダ錠のホルダ−キヤツプ装置

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JPS6453371U (ja) 1989-04-03

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