JPH0637476B2 - 5−ヒドラジノ−1h−ピラゾ−ル系化合物 - Google Patents

5−ヒドラジノ−1h−ピラゾ−ル系化合物

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JPH0637476B2
JPH0637476B2 JP29841685A JP29841685A JPH0637476B2 JP H0637476 B2 JPH0637476 B2 JP H0637476B2 JP 29841685 A JP29841685 A JP 29841685A JP 29841685 A JP29841685 A JP 29841685A JP H0637476 B2 JPH0637476 B2 JP H0637476B2
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    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/32Colour coupling substances
    • G03C7/36Couplers containing compounds with active methylene groups
    • G03C7/38Couplers containing compounds with active methylene groups in rings
    • G03C7/381Heterocyclic compounds
    • G03C7/382Heterocyclic compounds with two heterocyclic rings
    • G03C7/3825Heterocyclic compounds with two heterocyclic rings the nuclei containing only nitrogen as hetero atoms
    • G03C7/3835Heterocyclic compounds with two heterocyclic rings the nuclei containing only nitrogen as hetero atoms four nitrogen atoms

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規な5−ヒドラジノ−1H−ピラゾール系化
合物に関するものである。更に詳しくは、写真用カプラ
ーの中間体として有用な5−ヒドラジノ−1H−ピラゾ
ール系化合物に関するものである。
〔従来の技術〕
1H−プラゾロ〔3,2−C〕−S−トリアゾール系化合
物は写真用カプラー、特にマゼンタカプラーとして有用
な化合物であり、例えば英国特許1,252,418号、米国特
許3,725,067号、「ジャーナル・オブ・ザ・ケミカル・
ソサエティ」パーキンI(“Journal of the Chemical
Society”.Parkin I)2047〜2052(1977)にその重要
性が記述されている。
この化合物の製造方法については上記特許と文献、更に
リサーチ・ディスクロージャ(Research Disclosure)Vol
124、No 12443(1977)に記載されている。それ等の製造
方法は以下に示す反応スキームで代表することができ
る。
反応スキームA (英国特許1,252,418号、米国特許3,725,067号、「ジャ
ーナル・オブ・ザ・ケミカル・ソサエティ」パーキンI
“Journal of the Chemical Society”.Parkin I 2047
〜2052(1977)参照) 反応スキームB (リサーチ・ディスクロージャ(Research Disclosure)V
ol 124、No 12443(1977)) 反応スキームA及びBで明らかなように、これまでに知
られている1H−ピラゾロ〔3,2−C〕−S−トリアゾ
ールの合成には5−ヒドラジノ−1H−ピラゾール−4
−カルボキシレート(1)あるいは3−メルカプト−4
−アミノ−4H−1,2,4−トリアゾール誘導体(2)が
重要な中間体として用いられる。しかし、これらの中間
体(1)及び(2)を用いて得られる1H−ピラゾロ
〔3,2−C〕−S−トリアゾールの6位置換基すなわち
Rは出発原料の制約から極めて限定され、Rがアルキル
基、アリール基、複素環以外の基である場合には1H−
ピラゾロ〔3,2−C〕−S−トリアゾールの収率は非常
に低いか、あるいは全く得られない。
一方Rが一般式〔I〕に示すような窒素を介した置換基
を3位にもつ5−ヒドラジノ−1H−ピラゾール系化合
物はスキームA−(a)の方法では困難であり、そして
一般式〔I〕に示すような窒素を介した置換基を6位に
もつ1H−ピラゾロ〔3,2−C〕−S−トリアゾールは
スキームA及びスキームBの方法で得ることは困難であ
る。6位に一般式〔I〕で示すような窒素を介した置換
基をもつ1H−ピラゾロ〔3,2−C〕−S−トリアゾー
ルを合成するためには新たな合成中間体を開発する必要
があった。
〔発明の目的〕
本発明の目的は新規な5−ヒドラジノ−1H−ピラゾー
ル系化合物を提供することにあり更に詳しくは、6位に
一般式〔I〕で示すような窒素を介した置換基をもつ1
H−ピラゾロ〔3,2−C〕−S−トリアゾール系写真用
カプラーの中間体として有用な5−ヒドラジノ−1H−
ピラゾール系化合物を提供することにある。
〔発明の構成〕
本発明に係る新規な5−ヒドラジノ−1H−ピラゾール
系化合物は、下記一般式〔I〕で表わされる。
一般式〔I〕 式中Arはアリール基、5〜6員環を有する複素芳香環
を表わし、Rは水素原子、アルキル基、アリール基、
5〜6員環を有する複素芳香環を表わし、Xは水素原
子、ハロゲン原子、シアノ基、アルコキシカルボニル
基、アリールオキシカルボニル基、カルボキシル基を表
わす。Aはプロトン酸を表わし、nは0又は正の整数を
表わす。但し、上記Arであるアリール基、5〜6員環
を有する複素芳香環、及び上記Rであるアルキル基、
アリール基、5〜6員環を有する複素芳香環の各基はい
ずれも置換基を有するものを含む。この化合物は、1H
−ピラゾロ〔3,2−C〕−S−トリアゾール系写真用カ
プラーの合成中間体として有用なものである。以下、本
発明の化合物について、更に詳しく説明する。
一般式〔I〕においてArで示されるアリール基として
はフェニル基、ナフチル基などを挙げることができる。
このアリール基は置換基(例えばハロゲン原子、アルキ
ル基、アルコキシ基、水酸基、シアノ基、ニトロ基な
ど)を有していてもよい。Arで示される5〜6員を有
する複素芳香環としては、例えばチエニル基、フリル
基、ピリジル基、ピリミジル基などが挙げられ、この複
素芳香環は置換基(例えばハロゲン原子、アルキル基、
アルコキシ基、水酸基、ニトロ基、シアノ基など)を有
していてもよい。
一般式〔I〕においてRで示されるアルキル基として
は炭素数1〜30のアルキル基などを挙げることができ、
例えばメチル基、エチル基、プロピル基、ヘプチル基、
ベンジル基などが挙げられ、これ等アルキル基は置換基
(例えばハロゲン原子、水酸基、アルコキシ基、カルボ
キシル基、アルコキシカルボニル基など)を有していて
もよい。
で示されるアリール基、5〜6員環を有する複素芳
香環としては一般式〔I〕でArとして述べたものと同
様のものが挙げられる。
一般式〔I〕においてXで表わされるハロゲン原子とし
てはフッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨー素原子が挙
げられる。Xで示されるアルコキシカルボニル基として
はメトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、ベン
ジルオキシカルボニル基などが挙げられる。アリールオ
キシカルボニル基としてはフェノキシカルボニル基が挙
げられる。
一般式〔I〕はプロトン酸により形成された塩も包含す
るが、これは本発明の必須の構成要素ではない。各種の
有機酸,無機酸が用いられる。代表的なものとしては塩
酸、臭化水素酸、硫酸、酢酸、メタンスルフォン酸、ト
ルエンスルフォン酸などを挙げることが出来る。
次に本発明に係る5−ヒドラジノ−1H−ピラゾール系
化合物の合成法を記載する。
スキームC Ar,R,Xは一般式〔I〕に記載したものと同一で
ある。
3位に 基を有する5−アミノ−1H−ピラゾール誘導体は、ヘ
ミッシェ・ベリヒテ(Chemische Berichte)95 2861〜287
0(1962)、同2871〜2880に記載されている方法を参考に
して合成することが出来る。この5−アミノ−1H−ピ
ラゾール誘導体はジアゾ化をしたのち還元して、5−ヒ
ドラジノ−1H−ピラゾール誘導体とすることが出来
る。例えばオーガニック・シンセシス・コレクティブ・
ボリューム(Organic Synthesis Coll.Vol.)I P.442〜44
5、アナーレス・デ・キミカ(An.Quim.)66 911〜918(197
0)、同70 959〜961(1974)等に記載されている方法を参
考にすることが出来る。
ジアゾ化試剤としては、亜硫酸ナトリウムが一般的に用
いられる。還元剤としては亜硫酸ナトリウム、ハイドロ
サルファイトナトリウム、塩化第一スズなどが用いられ
る。反応に用いられる溶剤としては水が好ましいが、有
機溶剤を用いることも可能であり、例えばアルコール類
(メタール、エタノールなど)、テトラヒドロクラン、
ジオキサン、N,N−ジメチルホルムアミド、酢酸など水
と相溶性の溶剤を用いてもよい。
ジアゾ化に用いる酸としては塩酸、硫酸などが好まし
い。
ここで得られる5−ヒドラジノ−1H−ピラゾール系化
合物は次のスキームに従ってアシル化を行ったのち、オ
キシ塩化燐乃至はチオニルクロライドのような塩素化剤
を用い、次いで塩基を用いて閉環することによって、写
真用マゼンタカプラーとして有用な6位に窒素を介した
置換基を有する1H−ピラゾロ−〔3,2−C〕−S−ト
リアゾール系の化合物を合成することが出来る。
スキームD Ar,R,Xは一般式〔I〕に記載したものと同一の
ものを示す。
次に本発明の一般式〔I〕で表わされる5−ヒドラジノ
−1H−ピラゾール化合物の具体例を以下に示すが、本
発明はこれらに限定されるものではない。
1) 2) 3) 4) 5) 6) 7) 8) 9) 10) 11) 12) 13) 14) 15) 16) 17) 18) 〔実施例〕 以下、本発明の実施例について説明する。なお当然のこ
とではあるが、本発明は以下の実施例にのみ限定される
ものではない。本発明に包含される5−ヒドラジノ−1
H−ピラゾール化合物の例の具体的合成例を示すことに
より、実施例を説明する。
合成例1〔前記例示化合物(1)の合成〕 前述のヘミッシェ・ベリヒテ(Chemische Berichte)95 2
861〜2870(1962)に記載の方法で得られた2,2−ビスメチ
ルメルカプト−1−シアノ−アクリル酸メチルエステル
を用いて、ヘミッシェ・ベリヒテ(Chemische Berichte)
95 2871〜2880(1962)に記載の方法で2−アニリノ−2
−メチルメルカプト−1−シアノアクリル酸メチルエス
テルを得た。ここで得られた2−アニリノ−2−メチル
メルカプト−1−シアノアクリル酸メチルエステル24.8
gを、125mlのアルコールと、6.0mlのヒドラジンヒドレ
ートと共に3時間還流した。溶媒の半量を減圧で除いた
のち、冷却して結晶を濾過し、メタノールから再結し
た。
得られた3−アニリノ−5−アミノ−4−メトキシカル
ボニルピラゾールの8.5gをとり、160mlの6N塩酸に一
旦加熱溶解後、0〜−3℃に冷却、3.1gの亜硝酸ナト
リウムを5mlの水に溶解した溶液を滴下することにより
ジアゾ化した。1時間冷却攪拌したのち、この溶液に、
17.0gの塩化第一スズ(二水塩)を50mlの濃塩酸に溶解
した溶液を滴下した。2時間攪拌したのち500mlの水を
加え、硫化水素を飽和させた。生じた硫化スズを濾過し
て除き、濾液を減圧で濃縮した。結晶を水100mlに溶
解、炭酸ナトリウムの水溶液で中和し、結晶を濾過、乾
燥後、アルコールから再結晶すると、4.8gの結晶を得
た。再結晶をくり返し、純晶を得た。
このものは182℃にて融溶することなく分解した。
元素分析、NMR、マススペクトルの結果から、これが
3−アニリノ−5−ヒドラジノ−4−メトキシカルボニ
ルピラゾールであることを確認した。
元素分析C11H13N5O2として: 計算値% C:53.43 H:5.30 N:28.33 実測値% C:53.49 H:5.43 N:28.12 マススペクトル: FD−MS M+247(親ピーク) 合成例1を用いた応用例 上記合成例1により得られた例示化合物(1)を用いて
の1H−ピラゾロ〔3,2−C〕−S−トリアゾール系化
合物の合成について、述べる。
上記得られた3−アニリノ−5−ヒドラジノ−4−メト
キシカルボニルピラゾールの2.0gを70mlの酢酸エチル
中で攪拌し、1.1gのトリエチルアミンを加えたのち、
2.1gのパルミトイルクロライドを滴下した。30分間80
℃に加熱したのち、結晶を濾過、濾液を減圧で濃縮し
た。残渣をアセトニトリルから再結晶すると、3−アニ
リノ−4−メトキシカルボニル−パルミトイルヒドラジ
ノピラゾールが得られた。2.5gの、上記得られた3−
アニリノ−4−メトキシカルボニル−5−パルミトイル
ヒドラジノピラゾールを、25mlのトルエン、1.0mlのオ
キシ塩化リンと共に3時間還流した。反応後溶液を水で
洗い乾燥したのち、溶媒を減圧で除いた。これに1.5ml
のピリジンと30mlのアセトニトリルを加えて2.5時間還
流した。冷却して析出した結晶を濾過しメタノールから
再結晶すると、0.9gの結晶が得られた。
再結晶をくり返し、純晶を得た。NMR、マススペクト
ル、元素分析の結果から、これは下記式で示される化合
物であることを確認した。
元素分析 C27H41N5O2として: 計算値% C:69.34 H:8.84 N:14.98 実測値% C:69.34 H:8.91 N:14.82 得られた化合物をマゼンタカプラーとして用いてハロゲ
ン化銀写真感光材料を調製したところ、耐光性及びホル
マリン耐性がよく、しかも発色性の高いハロゲン化銀カ
ラー写真感光材料が得られた。
このように、本発明の5−アミノ−1H−ピラゾール系
化合物は、写真用カプラーの中間体として有用なもので
ある。
合成例2〔前記例示化合物(5)の合成〕 ヘミッシェ・ベリヒテ(Chemische Berichte)95 2861〜2
870(1962)に記載の方法に従い、シアン酢酸メチルエス
テルに代えてシアン酢酸エチルエステルを用いると2,2
−ビスメチルメルカプト−1−シアノ−アクリル酸エチ
ルエステルが得られた。この10.8gと、6.5gのo−ク
ロロアニリンを混じ、1.0mlのトリエチルアミンと共に1
20〜130℃に5時間攪拌加熱した。反応後反応混合物に2
0mlのメタノールを加え、放置して析出する結晶を濾取
した。ここで得られた2−o−クロロアニリノ−2−メ
チルメルカプト−1−シアノアクリル酸エチルエステル
6.8gをとり、1.4mlのヒドラジンヒドレートと共に50ml
のエタノール中3時間還流する。反応後冷却、結晶を濾
過した。得られた3−o−クロロアニリノ−5−アミノ
−4−エトキシカルボニルピラゾール5.1g、6N稀塩
酸140ml、1.6gの亜硝酸ナトリウム、次いで8.5gの塩
化第一スズ(二水塩)を20mlの濃塩酸に溶解した溶液を
用いて合成例1に示した同様の方法でジアゾ化、還元反
応、及び処理を行った。得られた結晶を水に溶解し、炭
酸ナトリウムの水溶液で中和し、結晶を少量のアルコー
ルから再結晶した。これにより2.6gの結晶を得た。再
結晶をくり返して、純晶を得た。
このものは198℃にて溶融することなく分解した。
元素分析、NMR、マススペクトルの結果から、得られ
た化合物が3−o−アニリノ−5−ヒドラジノ−4−エ
トキシカルボニルピラゾールであることを確認した。
元素分析 C12H14ClN5O2として: 計算値% C:48.73 H:4.77 N:23.68 Cl:1
1.99 実測値% C:48.85 H:4.70 N:23.49 Cl:1
1.71 マススペクトル: FD−MS M+ 295(親ピーク) 合成例3〜19〔前記例示化合物2〜4、6〜18の合成〕 上記合成例と同様な方法を用いて、例示化合物2〜4、
6〜18を合成した。
得られた生成物につき、分析によって各例示化合物であ
ることを確かめた。元素分析の結果をまとめて第1表に
示す。
〔発明の効果〕 上述の如く、本発明によれば新規な5−ヒドラジノ−1
H−ピラゾール系化合物を提供することができ、この化
合物は1H−ピラゾロ〔3,2−C〕−S−トリアゾール
系写真用カプラーの中間体として有用なものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記一般式〔I〕で表わされる5−ヒドラ
    ジノ−1H−ピラゾール系化合物。 一般式〔I〕 式中Arはアリール基、5〜6員環を有する複素芳香環
    を表わし、Rは水素原子、アルキル基、アリール基、
    5〜6員環を有する複素芳香環を表わし、Xは水素原
    子、ハロゲン原子、シアノ基、アルコキシカルボニル
    基、アリールオキシカルボニル基、カルボキシル基を表
    わす。Aはプロトン酸を表わし、nは0又は正の整数を
    表わす。 但し、上記Arであるアリール基、5〜6員環を有する
    複素芳香環、及び上記Rであるアルキル基、アリール
    基、5〜6員環を有する複素芳香環の各基はいずれも置
    換基を有するものを含む。
JP29841685A 1985-12-31 1985-12-31 5−ヒドラジノ−1h−ピラゾ−ル系化合物 Expired - Lifetime JPH0637476B2 (ja)

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