JPH0637603B2 - ボールペン用水性インキ - Google Patents

ボールペン用水性インキ

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JPH0637603B2
JPH0637603B2 JP1062757A JP6275789A JPH0637603B2 JP H0637603 B2 JPH0637603 B2 JP H0637603B2 JP 1062757 A JP1062757 A JP 1062757A JP 6275789 A JP6275789 A JP 6275789A JP H0637603 B2 JPH0637603 B2 JP H0637603B2
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JP
Japan
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water
ink
based ink
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ballpoint pens
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JP1062757A
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JPH02240172A (ja
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進 鈴木
紀郎 小倉
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Mitsubishi Pencil Co Ltd
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Mitsubishi Pencil Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、潤滑性にすぐれて書き味が良く且つ筆記描線
が滲みにくいボールペン用水性インキに関する。
(従来の技術) 従来のボールペン用水性インキには、水、水溶性染料、
多価アルコール又はその誘導体等の水溶性有機溶剤が主
成分として含有されている。そして潤滑性を高めて書き
味を向上させる等を目的として更に脂肪酸もしくはその
塩類等の潤滑剤を添加したものも存在する。
(発明が解決しようとする課題) ところで一般にボールペン用水性インキの潤滑性を高め
ると筆記描線が滲みやすくなるという弊害が生じる傾向
があるので、潤滑性の向上と筆記描線の滲み防止を両立
することが困難な課題があつた。そこで本発明は潤滑性
にすぐれて且つ筆記描線の滲みを生じないボールペン用
水性インキの提供を目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明のボールペン用水性
インキは、水溶性染料と、ムクロジ果皮抽出物と、脂肪
酸もしくはその塩類とを少なくとも含有することを特徴
として構成されるものである。
ここで水溶性染料は一般的な水溶性インキに用いられて
いるものでよく、酸性染料、直接性染料、及び塩基性染
料などから任意に選んで単独で又は数種類組み合せて用
いることが可能である。ムクロジ果皮抽出物はインキ組
成物中0.1〜5.0重量%添加することが可能だが、好まし
くは0.3〜2.0重量%とするのが良い。また脂肪酸もしく
はその塩類はインキ組成物中0.1〜2.0重量%添加するこ
とが可能だが、好ましくは0.5〜1.0重量%とするのが良
い。脂肪酸としては一般的に水溶性の石鹸等に用いられ
ているものでよく、炭素数は16〜20程度のものがよ
い。特に炭素数18程度のものが良好で、飽和、不飽和
のいずれでもよい。また、その塩はナトリウム、カリウ
ムなどのものが用いられる。
本発明のインキにはその他、乾燥防止や不凍性付与の目
的で公知の不乾性水溶性有機溶剤、例えば、エチレング
リコール、ジエチレングリコール及びグリセリンなどの
多価アルコール類や、メチルセロソルブ及びブチルセロ
ソルブなどのグリコールエーテル類や、エチレングリコ
ールモノメチルエーテルアセテートなどのグリコールエ
ステル類等を適宜選んで単独でもしくは2種以上組み合
せて含有させてもよい。これら水溶性有機溶剤はインキ
組成物中5〜40重量%添加することが可能だが、好ま
しくは15〜30重量%とするのがよい。また更に必要
に応じて、防腐剤、防黴剤、及びpH調節剤などの水性イ
ンキに慣用されている助剤を含有させてもよい。
(作用) ムクロジ果皮(別名延命皮)には界面活性を示すトリテ
ルペン系配糖体のサポニンが含まれており、このムクロ
ジ果皮抽出物と脂肪酸もしくはその塩類を共に含有する
ことによりその原理は定かでないが潤滑性が向上すると
共に筆記描線が滲みにくくなる作用がある。
(実施例) 実施例1 水 61.6(重量%) エチレングリコール 30.0 ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル 0.1 フエノール 0.1 オレイン酸カリウム 0.2 ムクロジ果皮抽出物 2.0 (丸善化成製ムクロジエキスパウダー) 食用赤102号 6.0 上記配合組成物を40〜60℃で1時間撹拌した後に冷
却し更にろ過して水性赤インキを得た。
実施例2 水 57.7(重量%) エチレングリコール 30.0 ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル 0.2 フエノール 0.1 リシノール酸ナトリウム 0.5 ムクロジ果皮抽出物 1.5 (丸善化成製ムクロジエキスパウダー) C.I.ダイレクトブラツク#19 10.0 上記配合組成物を実施例1と同様に処理して水性黒イン
キを得た。
実施例3 水 61.9(重量%) エチレングリコール 30.0 ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル 0.2 オレイン酸ナトリウム 0.8 フエノール 0.1 ムクロジ果皮抽出物 1.0 (丸善化成製ムクロジエキスパウダー) 食用青1号 6.0 上記配合組成物を実施例1と同様に処理して水性青イン
キを得た。
上記各実施例のインキと後記比較例のインキをボールペ
ンに充填して筆記試験機で500m筆記した後にボール
の沈み量と筆記描線の幅を測定すると共に筆感試験を実
施した。その結果は下表の通りである。尚、比較例1の
インキは実施例1の配合組成物中のムクロジ果皮抽出物
とオレイン酸ナトリウムを除いてその代わりに水含有量
を63.8重量%とした配合組成物を実施例1と同様に処理
して得られた水性赤インキであり、比較例2のインキは
実施例2の配合組成物中のムクロジ果皮抽出物とリシノ
ール酸ナトリウムを除いてその代わりに水含有量を59.7
重量%とした配合組成物を実施例2と同様に処理して得
られた水性黒インキであり、比較例3のインキは実施例
3の配合組成物中のムクロジ果皮抽出物とオレイン酸ナ
トリウムを除いてその代わりに水含有量を63.7重量%と
した配合組成物を実施例3と同様に処理して得られた水
性青インキである。
上記の表から各実施例インキは各比較例インキに比べて
ボール沈み量が少なく従つて潤滑性にすぐれて筆感も滑
らかで且つ描線幅が狭くて従つて滲みにくいことが明ら
かである。
(発明の効果) 本発明は叙上の通りであり、潤滑性の向上と筆記描線の
滲み防止という両立困難な課題が解決され、書き味が向
上して然もボールを抱持するボールホルダーにおけるボ
ール受座の摩耗も少なくなり、且つ鮮明な筆記描線が得
られるという効果がある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水溶性染料と、ムクロジ果皮抽出物と、脂
    肪酸もしくはその塩類とを少なくとも含有することを特
    徴とするボールペン用水性インキ。
JP1062757A 1989-03-15 1989-03-15 ボールペン用水性インキ Expired - Lifetime JPH0637603B2 (ja)

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JP1062757A JPH0637603B2 (ja) 1989-03-15 1989-03-15 ボールペン用水性インキ

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JPH02240172A JPH02240172A (ja) 1990-09-25
JPH0637603B2 true JPH0637603B2 (ja) 1994-05-18

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