JPH0637762A - 無線通信装置 - Google Patents
無線通信装置Info
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- JPH0637762A JPH0637762A JP18970092A JP18970092A JPH0637762A JP H0637762 A JPH0637762 A JP H0637762A JP 18970092 A JP18970092 A JP 18970092A JP 18970092 A JP18970092 A JP 18970092A JP H0637762 A JPH0637762 A JP H0637762A
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- Japan
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- signal
- radar
- channel
- radio
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- Small-Scale Networks (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 既存の無線システムの無線エリア内において
干渉妨害などの悪影響を及ぼすことなく無線通信を行な
えるようにし、これにより所望の周波数帯を利用して新
たな無線通信システムを実現する。 【構成】 無線通信端末装置TUに、CSMA方式に従
って無線パケット伝送を行なうために必要な第3のキャ
リア検出回路34とは別に、第1のキャリア検出回路3
2およびレーダ使用判定部23cと、第2のキャリア検
出回路33およびレーダ干渉判定部23dとを設け、第
1のキャリア検出回路32およびレーダ使用判定部23
cによりレーダシステムRSMが無線チャネルを使用し
ているか否かを判定するとともに、第2のキャリア検出
回路33およびレーダ干渉判定部23dによりレーダシ
ステムRSMに混変調を与える可能性があるか否かを判
定し、これらの判定を基に無線チャネルの使用を制御す
るようにしたものである。
干渉妨害などの悪影響を及ぼすことなく無線通信を行な
えるようにし、これにより所望の周波数帯を利用して新
たな無線通信システムを実現する。 【構成】 無線通信端末装置TUに、CSMA方式に従
って無線パケット伝送を行なうために必要な第3のキャ
リア検出回路34とは別に、第1のキャリア検出回路3
2およびレーダ使用判定部23cと、第2のキャリア検
出回路33およびレーダ干渉判定部23dとを設け、第
1のキャリア検出回路32およびレーダ使用判定部23
cによりレーダシステムRSMが無線チャネルを使用し
ているか否かを判定するとともに、第2のキャリア検出
回路33およびレーダ干渉判定部23dによりレーダシ
ステムRSMに混変調を与える可能性があるか否かを判
定し、これらの判定を基に無線チャネルの使用を制御す
るようにしたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線LAN(local ar
ea netwoak)システムなどの無線通信システムで使用さ
れる無線通信装置に係わり、特にレーダシステム等の既
存の無線システムの無線エリア内でその無線チャネルを
共用して無線通信を行なうために使用される無線通信装
置に関する。
ea netwoak)システムなどの無線通信システムで使用さ
れる無線通信装置に係わり、特にレーダシステム等の既
存の無線システムの無線エリア内でその無線チャネルを
共用して無線通信を行なうために使用される無線通信装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、通信ニーズの増大や無線通信技術
の進展に伴い種々の無線通信システムが提唱されてお
り、その一つに無線LANシステムがある。この無線L
ANシステムは、例えばオフィスビルや事業所などの比
較的限定されたサービスエリアにおいて、ホストコンピ
ュータやパーソナルコンピュータ、プリンタ、電子ファ
イル装置等の端末装置相互間でデータを無線伝送するも
のである。
の進展に伴い種々の無線通信システムが提唱されてお
り、その一つに無線LANシステムがある。この無線L
ANシステムは、例えばオフィスビルや事業所などの比
較的限定されたサービスエリアにおいて、ホストコンピ
ュータやパーソナルコンピュータ、プリンタ、電子ファ
イル装置等の端末装置相互間でデータを無線伝送するも
のである。
【0003】ところで、この種のシステムのデータ伝送
速度としては、例えばIEEE802.3 CSMA/
CD方式に代表されるように10Mbps以上の速度が
望まれており、この伝送速度を実現するためには数十M
Hz以上の帯域幅が必要となる。また、この種の無線L
ANシステムを実現する場合の周波数帯域としては、無
線装置の消費電力低減のために自由空間損失が小さいこ
とや、無線装置の低廉化のためにシリコンデバイスが利
用可能であることなどから、3GHz以下の準マイクロ
波帯が好適である。しかし、準マイクロ波帯では大半の
周波数が他の既存のシステムに割り当て済みであり、無
線LANシステムのために数十MHz以上の帯域を新た
に割り当てる余地はないのが実情である。
速度としては、例えばIEEE802.3 CSMA/
CD方式に代表されるように10Mbps以上の速度が
望まれており、この伝送速度を実現するためには数十M
Hz以上の帯域幅が必要となる。また、この種の無線L
ANシステムを実現する場合の周波数帯域としては、無
線装置の消費電力低減のために自由空間損失が小さいこ
とや、無線装置の低廉化のためにシリコンデバイスが利
用可能であることなどから、3GHz以下の準マイクロ
波帯が好適である。しかし、準マイクロ波帯では大半の
周波数が他の既存のシステムに割り当て済みであり、無
線LANシステムのために数十MHz以上の帯域を新た
に割り当てる余地はないのが実情である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のように無線LA
Nシステムのような新たな無線通信システムを実現しよ
うとしても利用可能な適当な周波数帯がないのが現状で
あり、このため新たな無線通信システムを実現すること
が困難な状況にある。
Nシステムのような新たな無線通信システムを実現しよ
うとしても利用可能な適当な周波数帯がないのが現状で
あり、このため新たな無線通信システムを実現すること
が困難な状況にある。
【0005】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、既存の無線システムに対
し干渉妨害や混変調などの悪影響を及ぼすことなく無線
通信を行なえるようにし、これにより所望の周波数帯を
利用して新たな無線通信システムを実現することができ
る無線通信装置を提供することである。
で、その目的とするところは、既存の無線システムに対
し干渉妨害や混変調などの悪影響を及ぼすことなく無線
通信を行なえるようにし、これにより所望の周波数帯を
利用して新たな無線通信システムを実現することができ
る無線通信装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の無線通信装置は、無線チャネルの状態を知る
ために第1の判定手段および第2の判定手段を備え、第
1の判定手段により、上記無線チャネルを介して伝送さ
れた無線信号を受信してその受信結果に基づいて既存の
第1の無線システムによる上記無線チャネルの使用状態
を判定し、さらに第2の判定手段により、無線チャネル
を介して伝送された無線信号を受信して、その受信結果
に基づいて当該無線チャネル以外の無線チャネルを使用
して無線信号を送信した場合であっても上記第1の無線
システムに混変調を与える可能性があるか否かを判定し
ている。そして、無線チャネル使用制御手段により、上
記第1の判定手段で上記無線チャネルが使用中と見なせ
る状態にあると判定された場合には当該無線チャネルの
使用を回避し、かつ上記第2の判定手段により上記第1
の無線システムに混変調を与える可能性があると判定さ
れた場合にはすべての無線チャネルの使用を回避するた
めの処理を実行するようにしたものである。
に本発明の無線通信装置は、無線チャネルの状態を知る
ために第1の判定手段および第2の判定手段を備え、第
1の判定手段により、上記無線チャネルを介して伝送さ
れた無線信号を受信してその受信結果に基づいて既存の
第1の無線システムによる上記無線チャネルの使用状態
を判定し、さらに第2の判定手段により、無線チャネル
を介して伝送された無線信号を受信して、その受信結果
に基づいて当該無線チャネル以外の無線チャネルを使用
して無線信号を送信した場合であっても上記第1の無線
システムに混変調を与える可能性があるか否かを判定し
ている。そして、無線チャネル使用制御手段により、上
記第1の判定手段で上記無線チャネルが使用中と見なせ
る状態にあると判定された場合には当該無線チャネルの
使用を回避し、かつ上記第2の判定手段により上記第1
の無線システムに混変調を与える可能性があると判定さ
れた場合にはすべての無線チャネルの使用を回避するた
めの処理を実行するようにしたものである。
【0007】また本発明は、第1の判定手段において、
選択された無線チャネルを介して伝送された無線信号の
信号レベルを比較手段により所定の第1のしきい値レベ
ルと比較するとともに、上記伝送された無線信号の信号
長および信号の周期性のうちの少なくとも一方を検出手
段にて検出し、上記比較手段による信号レベルの比較結
果と上記検出手段による信号長または信号の周期性の検
出結果とを選択的に使用して、第1の無線システムによ
る当該無線チャネルの使用の有無を判定することも特徴
とする。
選択された無線チャネルを介して伝送された無線信号の
信号レベルを比較手段により所定の第1のしきい値レベ
ルと比較するとともに、上記伝送された無線信号の信号
長および信号の周期性のうちの少なくとも一方を検出手
段にて検出し、上記比較手段による信号レベルの比較結
果と上記検出手段による信号長または信号の周期性の検
出結果とを選択的に使用して、第1の無線システムによ
る当該無線チャネルの使用の有無を判定することも特徴
とする。
【0008】その際、上記第1のしきい値レベルは、自
装置が送信した無線信号が上記第1の無線システムで想
定される最小受信感度レベルに対して所定の余裕をもっ
て受信されるべく設定するとよい。
装置が送信した無線信号が上記第1の無線システムで想
定される最小受信感度レベルに対して所定の余裕をもっ
て受信されるべく設定するとよい。
【0009】さらに本発明は、第2の判定手段におい
て、選択された無線チャネルを介して伝送された無線信
号の信号レベルを上記第1のしきい値レベルとは異なる
所定の第2のしきい値レベルと比較手段により比較する
とともに、上記伝送された無線信号の信号長および信号
の周期性のうちの少なくとも一方を検出手段により検出
し、上記比較手段による信号レベルの比較結果と上記検
出手段による信号長または信号の周期性の検出結果とを
選択的に使用して、上記第1の無線システムに対し混変
調を与える可能性が有るか否かを判定することも特徴と
する。
て、選択された無線チャネルを介して伝送された無線信
号の信号レベルを上記第1のしきい値レベルとは異なる
所定の第2のしきい値レベルと比較手段により比較する
とともに、上記伝送された無線信号の信号長および信号
の周期性のうちの少なくとも一方を検出手段により検出
し、上記比較手段による信号レベルの比較結果と上記検
出手段による信号長または信号の周期性の検出結果とを
選択的に使用して、上記第1の無線システムに対し混変
調を与える可能性が有るか否かを判定することも特徴と
する。
【0010】その際、上記第2のしきい値レベルは、自
装置が送信した無線信号が上記第1の無線システムで混
変調を来すと想定される最小受信信号レベルに対して所
定の余裕をもって受信されるべく設定するとよい。
装置が送信した無線信号が上記第1の無線システムで混
変調を来すと想定される最小受信信号レベルに対して所
定の余裕をもって受信されるべく設定するとよい。
【0011】
【作用】この結果本発明によれば、第1の判定手段によ
り無線チャネルの使用状態を判定した結果、既存の第1
の無線システムがこの無線チャネルを使用していると見
なせる場合には、この無線チャネルを使用した無線通信
が回避される。このため、既存の無線システムと共通の
無線エリアでかつ共通の無線チャネルを使用するにも拘
らず、既存の無線システムに干渉妨害などの悪影響を及
ぼすことなく新たな第2の無線システムを運用すること
が可能となる。
り無線チャネルの使用状態を判定した結果、既存の第1
の無線システムがこの無線チャネルを使用していると見
なせる場合には、この無線チャネルを使用した無線通信
が回避される。このため、既存の無線システムと共通の
無線エリアでかつ共通の無線チャネルを使用するにも拘
らず、既存の無線システムに干渉妨害などの悪影響を及
ぼすことなく新たな第2の無線システムを運用すること
が可能となる。
【0012】また、第1の無線システムが無線チャネル
を使用していないと判定された場合でも、自装置が第1
の無線システムの無線通信装置の近傍に位置している場
合には、自装置の無線送信によって第1の無線システム
の無線通信装置で混変調による干渉が発生する場合があ
る。しかし本発明では、第2の判定手段により無線チャ
ネルの状態を判定した結果、当該無線チャネル以外の無
線チャネルを使用して無線信号を送信した場合であって
も、第1の無線システムに混変調を与える可能性がある
と判定されると、すべての無線チャネルの使用が回避さ
れる。このため、既存の第1の無線システムに対し混変
調による干渉妨害を引き起こす不具合は確実に防止され
る。
を使用していないと判定された場合でも、自装置が第1
の無線システムの無線通信装置の近傍に位置している場
合には、自装置の無線送信によって第1の無線システム
の無線通信装置で混変調による干渉が発生する場合があ
る。しかし本発明では、第2の判定手段により無線チャ
ネルの状態を判定した結果、当該無線チャネル以外の無
線チャネルを使用して無線信号を送信した場合であって
も、第1の無線システムに混変調を与える可能性がある
と判定されると、すべての無線チャネルの使用が回避さ
れる。このため、既存の第1の無線システムに対し混変
調による干渉妨害を引き起こす不具合は確実に防止され
る。
【0013】したがって、本発明によれば周波数を新た
に割り当てることが不可能な準マイクロ波帯などの周波
数帯域を利用して、無線LANシステムなどの新たな無
線通信システムを容易に実現することが可能となる。
に割り当てることが不可能な準マイクロ波帯などの周波
数帯域を利用して、無線LANシステムなどの新たな無
線通信システムを容易に実現することが可能となる。
【0014】また、本発明では、第1の無線システムに
より無線チャネルが使用中と見なせる状態にあるか否か
を判定する際、および第1の無線システムに混変調を与
える可能性があるか田舎を判定する際に、無線信号の受
信信号レベルを判定するとともに、信号長および周期性
のうちの少なくとも一方を検出し、これらの受信レベル
の判定結果および信号長または周期性の検出結果を選択
的に使用して判定を行なっている。このため、第1の無
線システムが例えば広域レーダシステムのように高いピ
ーク出力レベルを有する無線信号を送出するものであ
り、かつ第1の無線システム以外の無線信号を送出する
装置が至近距離に存在しない場合には、無線信号の受信
信号レベルのみで第1の無線システムによる無線チャネ
ルの使用状態を判定することが可能となる。また、至近
距離に第1の無線システム以外の無線信号を送出する装
置が存在する場合でも、無線信号の信号長または周期性
を検出することにより、第1の無線システム以外のシス
テムの無線信号の影響は低減され、これにより誤判定を
起こすことなくより安定かつ確実に第1の無線システム
による無線チャネルの使用状態を判定することが可能と
なる。
より無線チャネルが使用中と見なせる状態にあるか否か
を判定する際、および第1の無線システムに混変調を与
える可能性があるか田舎を判定する際に、無線信号の受
信信号レベルを判定するとともに、信号長および周期性
のうちの少なくとも一方を検出し、これらの受信レベル
の判定結果および信号長または周期性の検出結果を選択
的に使用して判定を行なっている。このため、第1の無
線システムが例えば広域レーダシステムのように高いピ
ーク出力レベルを有する無線信号を送出するものであ
り、かつ第1の無線システム以外の無線信号を送出する
装置が至近距離に存在しない場合には、無線信号の受信
信号レベルのみで第1の無線システムによる無線チャネ
ルの使用状態を判定することが可能となる。また、至近
距離に第1の無線システム以外の無線信号を送出する装
置が存在する場合でも、無線信号の信号長または周期性
を検出することにより、第1の無線システム以外のシス
テムの無線信号の影響は低減され、これにより誤判定を
起こすことなくより安定かつ確実に第1の無線システム
による無線チャネルの使用状態を判定することが可能と
なる。
【0015】
【実施例】以下本発明を実施例に基づいて説明する。
【0016】図1は、本発明の一実施例に係わる無線L
ANシステムと既存のレーダシステムとの配置関係を示
す概略図である。
ANシステムと既存のレーダシステムとの配置関係を示
す概略図である。
【0017】レーダシステムRSMは1個のレーダ基地
局RBSを有し、このレーダ基地局RBSを中心とする
所定の領域にはレーダ基地局RBSの送信電力に応じた
レーダ無線エリアERが形成される。このレーダ無線エ
リアER内には、複数の無線LANシステム(図では3
システム)LSM1〜LSM3が設置されている。これ
らの無線LANシステムLSM1〜LSM3は、いわゆ
る対等分散形と呼ばれる無線LANシステムであり、そ
れぞれ複数の無線通信端末装置TU11〜TU14,T
U21〜TU23,TU31〜TU34を収容してい
る。対等分散形の無線LANシステムは、システム内に
集中制御局を持たず、各無線通信端末装置が各々自律的
に通信のための制御を行なって、無線通信端末装置相互
間で直接無線データ通信を行なうシステムである。各無
線LANシステムLSM1〜LSM3間の接続は、シス
テム内の任意の無線通信端末装置TU14,TU23,
TU31を有線回線WLを介して接続することにより行
なわれる。
局RBSを有し、このレーダ基地局RBSを中心とする
所定の領域にはレーダ基地局RBSの送信電力に応じた
レーダ無線エリアERが形成される。このレーダ無線エ
リアER内には、複数の無線LANシステム(図では3
システム)LSM1〜LSM3が設置されている。これ
らの無線LANシステムLSM1〜LSM3は、いわゆ
る対等分散形と呼ばれる無線LANシステムであり、そ
れぞれ複数の無線通信端末装置TU11〜TU14,T
U21〜TU23,TU31〜TU34を収容してい
る。対等分散形の無線LANシステムは、システム内に
集中制御局を持たず、各無線通信端末装置が各々自律的
に通信のための制御を行なって、無線通信端末装置相互
間で直接無線データ通信を行なうシステムである。各無
線LANシステムLSM1〜LSM3間の接続は、シス
テム内の任意の無線通信端末装置TU14,TU23,
TU31を有線回線WLを介して接続することにより行
なわれる。
【0018】ところで、各無線通信端末装置TU11〜
TU14,TU21〜TU23,TU31〜TU34
(以後TUと称する)は、例えばホストコンピュータ、
パーソナルコンピュータ、プリンタまたは電子ファイル
装置を端末装置本体としたもので、例えば次のように構
成される。図2はその要部構成を示す回路ブロック図で
ある。すなわち無線通信端末装置TUは、端末装置本体
10と、この端末装置本体10に付設された無線LAN
アダプタ20とから構成される。端末本体10は、CP
U11およびメモリ12などのパケットデータ作成およ
び記憶に必要な構成を有する。
TU14,TU21〜TU23,TU31〜TU34
(以後TUと称する)は、例えばホストコンピュータ、
パーソナルコンピュータ、プリンタまたは電子ファイル
装置を端末装置本体としたもので、例えば次のように構
成される。図2はその要部構成を示す回路ブロック図で
ある。すなわち無線通信端末装置TUは、端末装置本体
10と、この端末装置本体10に付設された無線LAN
アダプタ20とから構成される。端末本体10は、CP
U11およびメモリ12などのパケットデータ作成およ
び記憶に必要な構成を有する。
【0019】無線LANアダプタ20は、上記端末装置
本体10との間でパケットデータ転送を行なうためのバ
スインタフェース(I/F)21を備えており、このバ
スインタフェース21を経て端末装置本体10から転送
された送信パケットデータは、バッファメモリ22に一
時蓄積されたのちアクセスコントローラ23の送信制御
部23aに入力される。アクセスコントローラ23の送
信制御部23aは、上記送信パケットデータTDが入力
されると、この送信パケットデータTDおよび送信クロ
ックTCKをキャリアスイッチ信号CSWとともに変調
回路(MOD)24へ供給する。
本体10との間でパケットデータ転送を行なうためのバ
スインタフェース(I/F)21を備えており、このバ
スインタフェース21を経て端末装置本体10から転送
された送信パケットデータは、バッファメモリ22に一
時蓄積されたのちアクセスコントローラ23の送信制御
部23aに入力される。アクセスコントローラ23の送
信制御部23aは、上記送信パケットデータTDが入力
されると、この送信パケットデータTDおよび送信クロ
ックTCKをキャリアスイッチ信号CSWとともに変調
回路(MOD)24へ供給する。
【0020】変調回路24は、先ず上記送信パケットデ
ータSDに対し誤り訂正符号化処理を行なう。そして、
この誤り訂正符号化された送信パケットデータTDを3
分割して3個の異なる変調器に入力する。これらの変調
器は、それぞれ上記3分割された送信パケットデータに
応じて周波数が異なる3つの搬送波f1〜f3を変調す
る。また変調回路24は、上記3分割された各送信パケ
ットデータを基にパリティ情報を生成し、このパリティ
情報を他の変調器に入力する。この変調器は上記パリテ
ィ情報に応じて第4の搬送波f4を変調する。これら4
つの変調器から出力された被変調搬送波信号は、合成さ
れたのち送信電力増幅器26に入力される。送信電力増
幅器25は、上記4波合成被変調搬送波信号をシステム
で規定された送信レベルに増幅する。このとき、送信レ
ベルは例えば2.5mW/キャリアに設定される。この
ため、上記のように4波を合成した被変調搬送波信号は
合計10mWとなって出力される。この送信電力増幅器
25から出力された4波合成被変調搬送波信号は、サー
キュレータ26を介してアンテナ27に供給され、この
アンテナ27からシステム内の他の無線通信端末装置T
Uへ向けて無線送信される。なお、上記キャリアスイッ
チ信号CSWは、搬送波を送信する必要がない期間に変
調回路24からの被変調搬送波信号の出力を阻止するた
めの信号である。
ータSDに対し誤り訂正符号化処理を行なう。そして、
この誤り訂正符号化された送信パケットデータTDを3
分割して3個の異なる変調器に入力する。これらの変調
器は、それぞれ上記3分割された送信パケットデータに
応じて周波数が異なる3つの搬送波f1〜f3を変調す
る。また変調回路24は、上記3分割された各送信パケ
ットデータを基にパリティ情報を生成し、このパリティ
情報を他の変調器に入力する。この変調器は上記パリテ
ィ情報に応じて第4の搬送波f4を変調する。これら4
つの変調器から出力された被変調搬送波信号は、合成さ
れたのち送信電力増幅器26に入力される。送信電力増
幅器25は、上記4波合成被変調搬送波信号をシステム
で規定された送信レベルに増幅する。このとき、送信レ
ベルは例えば2.5mW/キャリアに設定される。この
ため、上記のように4波を合成した被変調搬送波信号は
合計10mWとなって出力される。この送信電力増幅器
25から出力された4波合成被変調搬送波信号は、サー
キュレータ26を介してアンテナ27に供給され、この
アンテナ27からシステム内の他の無線通信端末装置T
Uへ向けて無線送信される。なお、上記キャリアスイッ
チ信号CSWは、搬送波を送信する必要がない期間に変
調回路24からの被変調搬送波信号の出力を阻止するた
めの信号である。
【0021】一方、アンテナ27で受信された4波合成
被変調搬送波信号は、サーキュレータ26および高周波
スイッチ(SW)28を経たのち低雑音増幅器29およ
び帯域通過フィルタ30に順次入力される。低雑音増幅
器29では上記受信された無線信号が復調処理に必要な
信号レベルに増幅される。帯域通過フィルタ30では、
所定の帯域の無線周波成分のみが抽出される。なお、高
周波スイッチ28は、送信時にアンテナ27で反射した
送信無線信号が受信系に回り込むことを防止するために
設けられたもので、アクセスコントローラ23から出力
される制御信号に従って受信期間のみ導通する。
被変調搬送波信号は、サーキュレータ26および高周波
スイッチ(SW)28を経たのち低雑音増幅器29およ
び帯域通過フィルタ30に順次入力される。低雑音増幅
器29では上記受信された無線信号が復調処理に必要な
信号レベルに増幅される。帯域通過フィルタ30では、
所定の帯域の無線周波成分のみが抽出される。なお、高
周波スイッチ28は、送信時にアンテナ27で反射した
送信無線信号が受信系に回り込むことを防止するために
設けられたもので、アクセスコントローラ23から出力
される制御信号に従って受信期間のみ導通する。
【0022】上記帯域通過フィルタ30から出力された
4波合成被変調搬送波信号は、復調回路(DEM)3
1、第1のキャリア検出回路(CS1)32、第2のキ
ャリア検出回路(CS2)33および第3のキャリア検
出回路(CS3)34にそれぞれ入力される。復調回路
31は、先ず上記4波合成被変調搬送波信号を搬送波ご
とに分離して各々復調する。そして、この復調により得
られた4つの受信ベースバンド信号をそれぞれ誤り訂正
復号処理して受信パケットデータを再生するとともに、
これら4つの受信パケットデータを組み合わせてパリテ
ィ演算などの誤り検出・訂正演算を行なって正しい受信
パケットデータRDを再生する。また、この受信パケッ
トデータRDを再生する過程で受信クロックRCKを再
生する。そして復調回路31は、上記再生された受信パ
ケットデータRDおよび受信クロックRCKをアクセス
コントローラ23の受信制御部23bに供給する。アク
セスコントローラ23の受信制御部23bでは、上記受
信パケットデータRDおよび受信クロックRCKを基に
端末装置本体10に転送するための受信パケットデータ
が生成される。そして、この受信パケットデータはバス
インタフェース21を介して端末装置本体10へ転送さ
れる。
4波合成被変調搬送波信号は、復調回路(DEM)3
1、第1のキャリア検出回路(CS1)32、第2のキ
ャリア検出回路(CS2)33および第3のキャリア検
出回路(CS3)34にそれぞれ入力される。復調回路
31は、先ず上記4波合成被変調搬送波信号を搬送波ご
とに分離して各々復調する。そして、この復調により得
られた4つの受信ベースバンド信号をそれぞれ誤り訂正
復号処理して受信パケットデータを再生するとともに、
これら4つの受信パケットデータを組み合わせてパリテ
ィ演算などの誤り検出・訂正演算を行なって正しい受信
パケットデータRDを再生する。また、この受信パケッ
トデータRDを再生する過程で受信クロックRCKを再
生する。そして復調回路31は、上記再生された受信パ
ケットデータRDおよび受信クロックRCKをアクセス
コントローラ23の受信制御部23bに供給する。アク
セスコントローラ23の受信制御部23bでは、上記受
信パケットデータRDおよび受信クロックRCKを基に
端末装置本体10に転送するための受信パケットデータ
が生成される。そして、この受信パケットデータはバス
インタフェース21を介して端末装置本体10へ転送さ
れる。
【0023】第1のキャリア検出回路32は、レーダシ
ステムによる無線チャネルの使用の有無を判定するため
に、レーダシステムRSMのレーダ基地局RBSから送
信されたレーダパルス信号を検出するもので、受信搬送
波信号のレベルを予め設定された第1のキャリア検出レ
ベルCSL1と比較している。そして、この第1のキャ
リア検出レベルCSL1よりもレベルの大きい受信搬送
波信号が検出されている期間に、第1の検出信号CSS
1を発生してアクセスコントローラ23に供給する。
ステムによる無線チャネルの使用の有無を判定するため
に、レーダシステムRSMのレーダ基地局RBSから送
信されたレーダパルス信号を検出するもので、受信搬送
波信号のレベルを予め設定された第1のキャリア検出レ
ベルCSL1と比較している。そして、この第1のキャ
リア検出レベルCSL1よりもレベルの大きい受信搬送
波信号が検出されている期間に、第1の検出信号CSS
1を発生してアクセスコントローラ23に供給する。
【0024】ここで、上記第1のキャリア検出レベルC
SL1は例えば次のように設定される。すなわち、いま
仮にレーダ基地局RBSの送信出力が500kW〜20
00kW(+87dBm〜+93dBm)であるとし、
かつレーダ基地局RBSが無線LANシステムから干渉
を受けないための干渉波到着レベルが −130dBm とし、さらに無線LANシステムの無線通信端末装置T
Uの送信電力が 2.5mW(+4dBm)/キャリア であるとすると、レーダ基地局RBSに干渉しないため
の伝送路損失は、 +4dBm−(−130dBm)=134dB になる。このため、この伝送路損失が存在する条件下で
の無線LANシステムの無線通信端末装置TUにおける
レーダパルス信号の受信レベルは、 87dBm−134dBm=−47dBm となる。
SL1は例えば次のように設定される。すなわち、いま
仮にレーダ基地局RBSの送信出力が500kW〜20
00kW(+87dBm〜+93dBm)であるとし、
かつレーダ基地局RBSが無線LANシステムから干渉
を受けないための干渉波到着レベルが −130dBm とし、さらに無線LANシステムの無線通信端末装置T
Uの送信電力が 2.5mW(+4dBm)/キャリア であるとすると、レーダ基地局RBSに干渉しないため
の伝送路損失は、 +4dBm−(−130dBm)=134dB になる。このため、この伝送路損失が存在する条件下で
の無線LANシステムの無線通信端末装置TUにおける
レーダパルス信号の受信レベルは、 87dBm−134dBm=−47dBm となる。
【0025】ここで、無線通信端末装置TUからレーダ
基地局RBSへ向かう伝送路の伝送路損失が、レーダ基
地局RBSから無線通信端末装置TUへ向かう伝送路の
伝送路損失に等しいとすれば、無線通信端末装置TUに
おけるレーダパルス信号の受信レベルが上記−47dB
mのときには、無線通信端末装置TUから送信された無
線信号のレーダ基地局RBSにおける受信レベルも−4
7dBmとなる。すなわち、無線通信端末装置TUにお
いてレーダパルス信号の受信レベルが上記−47dBm
未満であるときには、レーダ基地局RBSにおける無線
通信端末装置TUの無線送信信号の受信レベルも−47
dBm未満となり、この状態で無線通信端末装置TUが
2,5mW(+4dBm)の送信電力で無線搬送波信号
を送信しても、レーダ基地局RBSでの受信信号レベル
は−130dBm以下になることから、レーダシステム
RSMに対する干渉は生じないことになる。したがっ
て、上記−47dBmを第1のキャリア検出レベルCS
L1に設定し、この検出レベルCSL1に従ってレーダ
パルス信号の検出を行なえばよいことになる。
基地局RBSへ向かう伝送路の伝送路損失が、レーダ基
地局RBSから無線通信端末装置TUへ向かう伝送路の
伝送路損失に等しいとすれば、無線通信端末装置TUに
おけるレーダパルス信号の受信レベルが上記−47dB
mのときには、無線通信端末装置TUから送信された無
線信号のレーダ基地局RBSにおける受信レベルも−4
7dBmとなる。すなわち、無線通信端末装置TUにお
いてレーダパルス信号の受信レベルが上記−47dBm
未満であるときには、レーダ基地局RBSにおける無線
通信端末装置TUの無線送信信号の受信レベルも−47
dBm未満となり、この状態で無線通信端末装置TUが
2,5mW(+4dBm)の送信電力で無線搬送波信号
を送信しても、レーダ基地局RBSでの受信信号レベル
は−130dBm以下になることから、レーダシステム
RSMに対する干渉は生じないことになる。したがっ
て、上記−47dBmを第1のキャリア検出レベルCS
L1に設定し、この検出レベルCSL1に従ってレーダ
パルス信号の検出を行なえばよいことになる。
【0026】なお、実際の装置にあっては、数dBのマ
ージンを見込んで、上記第1のキャリア検出レベルCS
L1を例えば−50dBmに設定するとよい。
ージンを見込んで、上記第1のキャリア検出レベルCS
L1を例えば−50dBmに設定するとよい。
【0027】一方、レーダシステムRSMでは、その受
信系のフロントエンド(前置増幅器)の帯域幅とダイナ
ミックレンジによっては、レーダ波の送受信に使用して
いる無線チャネル以外の無線チャネルを介して無線信号
が到来した場合であっても、混変調による干渉を受ける
ことがある。第2のキャリア検出回路33は、この混変
調による干渉をレーダシステムRSMに与える可能性が
あるか否かを判定するためのもので、レーダシステムR
SMのレーダ基地局RBSから送信されたレーダパルス
信号の受信信号レベルを予め設定された第2のキャリア
検出レベルCSL2と比較している。そして、この第2
のキャリア検出レベルCSL2よりもレベルの大きい受
信信号が検出されている期間に、第2の検出信号CSS
2を発生してアクセスコントローラ23に供給してい
る。
信系のフロントエンド(前置増幅器)の帯域幅とダイナ
ミックレンジによっては、レーダ波の送受信に使用して
いる無線チャネル以外の無線チャネルを介して無線信号
が到来した場合であっても、混変調による干渉を受ける
ことがある。第2のキャリア検出回路33は、この混変
調による干渉をレーダシステムRSMに与える可能性が
あるか否かを判定するためのもので、レーダシステムR
SMのレーダ基地局RBSから送信されたレーダパルス
信号の受信信号レベルを予め設定された第2のキャリア
検出レベルCSL2と比較している。そして、この第2
のキャリア検出レベルCSL2よりもレベルの大きい受
信信号が検出されている期間に、第2の検出信号CSS
2を発生してアクセスコントローラ23に供給してい
る。
【0028】ところで、上記第2のキャリア検出レベル
CSL2は例えば次のように設定される。すなわち、レ
ーダシステムRSMが使用中の無線チャネルと異なる無
線チャネル周波数ながら、レーダ基地局RBSで受信さ
れる無線LANシステムによる近傍周波数の受信電力P
は、以下のように求められる。 ΔP=p0 (Δ/4πL)2 ・G・Dtr・Lθ・ΔL ここで、p0 はレーダ受信帯域での無線LANシステム
の送信信号レベル、Lはレーダ基地局RBSからの距
離、Gはレーダアンテナの利得、θはレーダアンテナの
ビーム幅、Dtrは無線LANシステムRSMのトラヒッ
ク密度(時間率/単位面積)である。
CSL2は例えば次のように設定される。すなわち、レ
ーダシステムRSMが使用中の無線チャネルと異なる無
線チャネル周波数ながら、レーダ基地局RBSで受信さ
れる無線LANシステムによる近傍周波数の受信電力P
は、以下のように求められる。 ΔP=p0 (Δ/4πL)2 ・G・Dtr・Lθ・ΔL ここで、p0 はレーダ受信帯域での無線LANシステム
の送信信号レベル、Lはレーダ基地局RBSからの距
離、Gはレーダアンテナの利得、θはレーダアンテナの
ビーム幅、Dtrは無線LANシステムRSMのトラヒッ
ク密度(時間率/単位面積)である。
【0029】
【数1】 ただし、ln ( )は自然対数。具体的な数値例を以下
に示す。 G=3000(=34.8dB) θ=(4π/G)1/2 よって Gθ=(4πG)1/2 =1.94e2 Dtr=5e−6 ただし、無線LANシステムの設置密度を1e−4/m
2 (つまり平均100m四方に1システムの密度)、1
システム当たりの平均トラヒック(時間率)を5e−2
(対等分散形無線LANシステムの最大スループットの
1/10程度)とした。
に示す。 G=3000(=34.8dB) θ=(4π/G)1/2 よって Gθ=(4πG)1/2 =1.94e2 Dtr=5e−6 ただし、無線LANシステムの設置密度を1e−4/m
2 (つまり平均100m四方に1システムの密度)、1
システム当たりの平均トラヒック(時間率)を5e−2
(対等分散形無線LANシステムの最大スループットの
1/10程度)とした。
【0030】そうすると受信電力Pは、 P(dBm) =p0 (dBm) −64.2+10・log (ln(Lmax/Lmin )) となる。ただし、log ( )は常用対数である。別無線
チャネルで稼働している無線LANシステムの送信出力
を10dBm、つまりp0 =10dBmとするならば、 P=54.2+10・log (ln(Lmax/Lmin )) (dBm) となる。ここで、レーダのフロントエンドが混変調を起
こさないための帯域外許容入力レベルを−50dBとす
ると、Lmax/Lmin は13.9となる。地球の丸みに起
因するレーダ波の最大到達距離を100kmとすると、
Lmin は7.2kmとなる。1.2GHz帯での自由空
間損失は、111.2dBであり、レーダパルス信号の
最小出力レベル(ピーク)を+87dBm、レーダのア
ンテナ利得を35dB、無線LANシステムの受信アン
テナ利得を0dBとすれば、Lminの距離におけるレー
ダパルス信号の受信レベルは、+10.8dBmとな
る。もちろん、上記帯域外型許容入力レベルは、無線L
ANシステムが無線チャネルを共用しようとするレーダ
システムの仕様によるものである。
チャネルで稼働している無線LANシステムの送信出力
を10dBm、つまりp0 =10dBmとするならば、 P=54.2+10・log (ln(Lmax/Lmin )) (dBm) となる。ここで、レーダのフロントエンドが混変調を起
こさないための帯域外許容入力レベルを−50dBとす
ると、Lmax/Lmin は13.9となる。地球の丸みに起
因するレーダ波の最大到達距離を100kmとすると、
Lmin は7.2kmとなる。1.2GHz帯での自由空
間損失は、111.2dBであり、レーダパルス信号の
最小出力レベル(ピーク)を+87dBm、レーダのア
ンテナ利得を35dB、無線LANシステムの受信アン
テナ利得を0dBとすれば、Lminの距離におけるレー
ダパルス信号の受信レベルは、+10.8dBmとな
る。もちろん、上記帯域外型許容入力レベルは、無線L
ANシステムが無線チャネルを共用しようとするレーダ
システムの仕様によるものである。
【0031】以上の数値計算により求めた+10.8d
Bmを、第2のキャリア検出レベルCSL2として設定
すれば、レーダシステムRSMが使用中の無線チャネル
に対し近接した無線チャネルを使用している無線LAN
システムからの無線信号が、レーダ基地局RBSのフロ
ントエンドで混変調による干渉を引き起こすことを回避
することが可能である。実際の無線通信装置への実装に
あたっては、第2のキャリア検出レベルCSL2の設定
精度などに基づき適切なマージンが設定されることを言
うまでもない。具体的には、例えば3dBのマージンを
見込むと、第2のキャリア検出レベルCSL2は+7.
8dBmになる。
Bmを、第2のキャリア検出レベルCSL2として設定
すれば、レーダシステムRSMが使用中の無線チャネル
に対し近接した無線チャネルを使用している無線LAN
システムからの無線信号が、レーダ基地局RBSのフロ
ントエンドで混変調による干渉を引き起こすことを回避
することが可能である。実際の無線通信装置への実装に
あたっては、第2のキャリア検出レベルCSL2の設定
精度などに基づき適切なマージンが設定されることを言
うまでもない。具体的には、例えば3dBのマージンを
見込むと、第2のキャリア検出レベルCSL2は+7.
8dBmになる。
【0032】一方第3のキャリア検出回路34は、CS
MA(carrier sense multiple access )方式によるパ
ケットデータの無線送信を行なうために、無線LANシ
ステム内の他の無線通信端末装置TUから送信された被
変調搬送波信号を検出するためのもので、受信搬送波信
号のレベルを予め設定された第3のキャリア検出レベル
CSL3と比較する。そして、この第3のキャリア検出
レベルCSL3よりもレベルの大きい受信搬送波信号が
検出されている期間に、第3の検出信号CSS3を発生
してアクセスコントローラ23に供給する。
MA(carrier sense multiple access )方式によるパ
ケットデータの無線送信を行なうために、無線LANシ
ステム内の他の無線通信端末装置TUから送信された被
変調搬送波信号を検出するためのもので、受信搬送波信
号のレベルを予め設定された第3のキャリア検出レベル
CSL3と比較する。そして、この第3のキャリア検出
レベルCSL3よりもレベルの大きい受信搬送波信号が
検出されている期間に、第3の検出信号CSS3を発生
してアクセスコントローラ23に供給する。
【0033】ここで、上記第3のキャリア検出レベルC
SL3は、次のように設定される。すなわち、いま仮に
利用周波数帯を1.2GHz帯とするとともに、自由空
間損失(距離40m)を60dBm、受信電力(距離4
0m)を−62dBmとする。また、バンド幅Bを2.
5Mbaud、ノイズ指数Fを6dBとすると、熱雑音は k×T×B×F=−104dBm となる。ただし、kはボルツマン定数、Tは温度であ
る。以上の条件から、無線LANシステム内の他の無線
通信端末装置TUから到来する無線信号を検出するため
のキャリア検出レベルCSL2は、熱雑音で誤動作せ
ず、かつフェージングがあっても他の無線通信装置から
の無線信号の存在を極力検出するために、例えば −84dBm(熱雑音+20dBm) に設定する。ところで、アクセスコントローラ23に
は、レーダ使用判定部23cと、レーダ干渉判定部23
dと、無線アクセス制御部23eとが設けられている。
レーダ使用判定部23cは、上記第1のキャリア検出回
路32から出力された第1の検出信号CSS1を基に、
レーダシステムRSMの稼働の有無を検出するものであ
る。
SL3は、次のように設定される。すなわち、いま仮に
利用周波数帯を1.2GHz帯とするとともに、自由空
間損失(距離40m)を60dBm、受信電力(距離4
0m)を−62dBmとする。また、バンド幅Bを2.
5Mbaud、ノイズ指数Fを6dBとすると、熱雑音は k×T×B×F=−104dBm となる。ただし、kはボルツマン定数、Tは温度であ
る。以上の条件から、無線LANシステム内の他の無線
通信端末装置TUから到来する無線信号を検出するため
のキャリア検出レベルCSL2は、熱雑音で誤動作せ
ず、かつフェージングがあっても他の無線通信装置から
の無線信号の存在を極力検出するために、例えば −84dBm(熱雑音+20dBm) に設定する。ところで、アクセスコントローラ23に
は、レーダ使用判定部23cと、レーダ干渉判定部23
dと、無線アクセス制御部23eとが設けられている。
レーダ使用判定部23cは、上記第1のキャリア検出回
路32から出力された第1の検出信号CSS1を基に、
レーダシステムRSMの稼働の有無を検出するものであ
る。
【0034】なお、この無線LANシステムにおいて、
無線通信装置間の距離が非常に近い場合、例えば1mの
間隔で自システムの2台の無線通信装置が存在する場合
には、自由空間損失が34dBとなることから、無線チ
ャネル1キャリア当たりの受信レベルは、−30dBm
となる。この場合は、先に述べた第1のキャリア検出レ
ベルCSL1の設定値を越えることからレーダパルス信
号と誤判定されることになる。
無線通信装置間の距離が非常に近い場合、例えば1mの
間隔で自システムの2台の無線通信装置が存在する場合
には、自由空間損失が34dBとなることから、無線チ
ャネル1キャリア当たりの受信レベルは、−30dBm
となる。この場合は、先に述べた第1のキャリア検出レ
ベルCSL1の設定値を越えることからレーダパルス信
号と誤判定されることになる。
【0035】そこで、レーダパルス信号の到来の有無を
さらに正確に判定するために、アクセスコントローラ2
3のレーダ判定部23cは図3に示す如く構成される。
すなわち、第1のキャリア検出回路32から出力された
第1の検出信号CSS1は、バッファ増幅器41を介し
て第1のセレクタ44、第2のセレクタ46およびパル
ス長判定回路42にそれぞれ入力される。パルス長判定
回路42は、一般にレーダパルス信号の信号長は1〜1
0μsec 程度と非常に短いのに対し、パケットデータ長
は最短でも50μsec になることに着目して、上記第1
の検出信号CSS1がパケットデータを検出したものか
またはレーダパルス信号を検出したものかを判定するも
ので、例えばカウンタと判定部とから構成される。カウ
ンタでは、上記第1の検出信号CSS1のパルス幅Tが
検出される。判定部では、上記カウンタにより検出され
たパルス幅Tが、レジスタ43a,43bに予め記憶さ
れている最大パケットデータ長Tmax および最短パケッ
トデータ長Tmin と各々比較される。そして、その比較
結果が T<Tmin かまたはT>Tmax の条件を満たすか否かを表わす判定信号PSSが出力さ
れる。
さらに正確に判定するために、アクセスコントローラ2
3のレーダ判定部23cは図3に示す如く構成される。
すなわち、第1のキャリア検出回路32から出力された
第1の検出信号CSS1は、バッファ増幅器41を介し
て第1のセレクタ44、第2のセレクタ46およびパル
ス長判定回路42にそれぞれ入力される。パルス長判定
回路42は、一般にレーダパルス信号の信号長は1〜1
0μsec 程度と非常に短いのに対し、パケットデータ長
は最短でも50μsec になることに着目して、上記第1
の検出信号CSS1がパケットデータを検出したものか
またはレーダパルス信号を検出したものかを判定するも
ので、例えばカウンタと判定部とから構成される。カウ
ンタでは、上記第1の検出信号CSS1のパルス幅Tが
検出される。判定部では、上記カウンタにより検出され
たパルス幅Tが、レジスタ43a,43bに予め記憶さ
れている最大パケットデータ長Tmax および最短パケッ
トデータ長Tmin と各々比較される。そして、その比較
結果が T<Tmin かまたはT>Tmax の条件を満たすか否かを表わす判定信号PSSが出力さ
れる。
【0036】第1のセレクタ44は、レジスタ45に記
憶されているセレクト指示情報に従って、第1の検出信
号CSS1と、上記パルス長判定回路42から出力され
たパルス長検出信号との一方を選択して出力するもの
で、この選択出力された検出信号は周期信号検出回路5
0に入力される。周期信号検出回路50は、一般にパケ
ットデータはランダムに送信されるため周期性を有して
いないのに対し、レーダパルス信号を明確な周期性を有
していることに着目して、上記検出信号がパケットデー
タを検出したものかまたはレーダパルス信号を検出した
ものかを判定するもので、この周期信号検出回路50か
ら出力された周期性の有無を表わす判定信号ISSは第
2のセレクタ46に入力される。
憶されているセレクト指示情報に従って、第1の検出信
号CSS1と、上記パルス長判定回路42から出力され
たパルス長検出信号との一方を選択して出力するもの
で、この選択出力された検出信号は周期信号検出回路5
0に入力される。周期信号検出回路50は、一般にパケ
ットデータはランダムに送信されるため周期性を有して
いないのに対し、レーダパルス信号を明確な周期性を有
していることに着目して、上記検出信号がパケットデー
タを検出したものかまたはレーダパルス信号を検出した
ものかを判定するもので、この周期信号検出回路50か
ら出力された周期性の有無を表わす判定信号ISSは第
2のセレクタ46に入力される。
【0037】第2のセレクタ46では、レジスタ47に
記憶されているセレクト指示情報に従って、上記第1の
キャリア検出回路32から出力された第1の検出信号C
SS1と、上記パルス長判定回路42から出力されたパ
ルス長判定信号PSSと、上記周期信号検出回路50か
ら出力された周期性の有無を表わす周期性判定信号IS
Sとのうちの一つが選択されて段数保護回路48に供給
される。
記憶されているセレクト指示情報に従って、上記第1の
キャリア検出回路32から出力された第1の検出信号C
SS1と、上記パルス長判定回路42から出力されたパ
ルス長判定信号PSSと、上記周期信号検出回路50か
ら出力された周期性の有無を表わす周期性判定信号IS
Sとのうちの一つが選択されて段数保護回路48に供給
される。
【0038】段数保護回路48では、上記第2のセレク
タ46から選択出力される検出信号CSS1または判定
信号ISSの出力回数が一定時間ごとに計数され、この
計数値がレジスタ49aに記憶されている後方保護回数
を上回った場合に、レーダシステムRSMが無線チャネ
ルf1〜f4の使用を開始したことを表わす検出情報が
発生される。また、レーダ使用検出中においては、上記
計数値がレジスタ49bに記憶されている前方保護回数
を下回った場合に、レーダシステムRSMが無線チャネ
ルf1〜f4の使用を停止したことを表わす検出情報が
発生される。検出フラグレジスタ51は、上記各検出情
報に応じて、レーダシステムRSMによる無線チャネル
f1〜f4の使用状態を表わす検出フラグをセット/リ
セットする。
タ46から選択出力される検出信号CSS1または判定
信号ISSの出力回数が一定時間ごとに計数され、この
計数値がレジスタ49aに記憶されている後方保護回数
を上回った場合に、レーダシステムRSMが無線チャネ
ルf1〜f4の使用を開始したことを表わす検出情報が
発生される。また、レーダ使用検出中においては、上記
計数値がレジスタ49bに記憶されている前方保護回数
を下回った場合に、レーダシステムRSMが無線チャネ
ルf1〜f4の使用を停止したことを表わす検出情報が
発生される。検出フラグレジスタ51は、上記各検出情
報に応じて、レーダシステムRSMによる無線チャネル
f1〜f4の使用状態を表わす検出フラグをセット/リ
セットする。
【0039】レーダ干渉判定部23dは、前記第2のキ
ャリア検出回路33から出力された第2の検出信号CS
S2を基に、レーダシステムRSMに対し混変調による
干渉を生じさせる可能性があるか否かを判定する。そし
て、その判定結果を無線アクセス制御部23eに供給す
る。
ャリア検出回路33から出力された第2の検出信号CS
S2を基に、レーダシステムRSMに対し混変調による
干渉を生じさせる可能性があるか否かを判定する。そし
て、その判定結果を無線アクセス制御部23eに供給す
る。
【0040】無線アクセス制御部23eは、前記レーダ
使用判定部23cによる判定結果と、上記レーダ干渉判
定部23dによる判定結果とに基づいて、無線チャネル
の使用の有無を最終的に決定する。そして、レーダシス
テムRSMに対し同一無線チャネルの干渉および異なる
無線チャネルによる混変調を起こさせることなく無線チ
ャネルを使用が可能であると判定した状態で、端末装置
本体10のCPU11からデータパケットの送信要求が
到来すると、第3のキャリア検出回路34から出力され
る第3の検出信号CSS3を基に、CSMA方式に従っ
て無線チャネルをアクセスし、パケットデータの送受信
を行なわせる。
使用判定部23cによる判定結果と、上記レーダ干渉判
定部23dによる判定結果とに基づいて、無線チャネル
の使用の有無を最終的に決定する。そして、レーダシス
テムRSMに対し同一無線チャネルの干渉および異なる
無線チャネルによる混変調を起こさせることなく無線チ
ャネルを使用が可能であると判定した状態で、端末装置
本体10のCPU11からデータパケットの送信要求が
到来すると、第3のキャリア検出回路34から出力され
る第3の検出信号CSS3を基に、CSMA方式に従っ
て無線チャネルをアクセスし、パケットデータの送受信
を行なわせる。
【0041】次に、以上のように構成された装置の動作
を説明する。無線LANシステムが稼働を開始する際
に、各無線通信装置は電源投入後、各装置ごとに予め異
ならせて設定された時間が経過した後に、自装置が仮親
局である旨の宣言を行なうための信号をシステム内の他
の無線通信装置へ送出する。また各無線通信装置は、上
記宣言信号を送出するまでの時間内に他の無線通信装置
からの宣言信号の到来を監視し、自装置が宣言信号を送
出する前に他の装置から宣言信号が到来すると、この宣
言信号を送出した無線通信装置を仮親局として認定し以
後この仮親局の指示に従う。すなわち、宣言信号を最も
早く送出した無線通信装置が仮親局となる。
を説明する。無線LANシステムが稼働を開始する際
に、各無線通信装置は電源投入後、各装置ごとに予め異
ならせて設定された時間が経過した後に、自装置が仮親
局である旨の宣言を行なうための信号をシステム内の他
の無線通信装置へ送出する。また各無線通信装置は、上
記宣言信号を送出するまでの時間内に他の無線通信装置
からの宣言信号の到来を監視し、自装置が宣言信号を送
出する前に他の装置から宣言信号が到来すると、この宣
言信号を送出した無線通信装置を仮親局として認定し以
後この仮親局の指示に従う。すなわち、宣言信号を最も
早く送出した無線通信装置が仮親局となる。
【0042】さて、仮親局となった無線通信装置TU
は、先ず自己のシステムで使用可能な複数の無線チャネ
ルを順にサーチしてその無線信号を受信し、これにより
各無線チャネルごとにレーダシステムRSMがこの無線
チャネルを使用しているか否かを判定する。
は、先ず自己のシステムで使用可能な複数の無線チャネ
ルを順にサーチしてその無線信号を受信し、これにより
各無線チャネルごとにレーダシステムRSMがこの無線
チャネルを使用しているか否かを判定する。
【0043】すなわち、各無線チャネルにより伝送され
た無線搬送波信号は、アンテナ27で受信されたのち低
雑音増幅器29および帯域通過フィルタ30を介して第
1のキャリア検出回路32に入力される。この第1のキ
ャリア検出回路32では、上記無線搬送波信号の受信レ
ベルが、予め設定されている第1のキャリア検出値CS
L1(−47dBm)以上であるか否かが検出され、そ
の検出信号がアクセスコントローラ23のレーダ使用判
定部23cに入力される。
た無線搬送波信号は、アンテナ27で受信されたのち低
雑音増幅器29および帯域通過フィルタ30を介して第
1のキャリア検出回路32に入力される。この第1のキ
ャリア検出回路32では、上記無線搬送波信号の受信レ
ベルが、予め設定されている第1のキャリア検出値CS
L1(−47dBm)以上であるか否かが検出され、そ
の検出信号がアクセスコントローラ23のレーダ使用判
定部23cに入力される。
【0044】いま仮に、レーダ使用判定モードが第1の
検出信号CSS1のみを用いて判定するモードに設定さ
れていたとする。そうすると、レーダ使用判定部23c
において、第2のセレクタ46は上記第1の検出信号C
SS1を選択出力する状態に設定されているため、段数
保護回路48には上記第1の検出信号CSS1が入力さ
れる。段数保護回路48では、上記第1の検出信号CS
S1の発生回数が一定期間内に予め設定された後方保護
回数を上回ったか否かが判定されている。
検出信号CSS1のみを用いて判定するモードに設定さ
れていたとする。そうすると、レーダ使用判定部23c
において、第2のセレクタ46は上記第1の検出信号C
SS1を選択出力する状態に設定されているため、段数
保護回路48には上記第1の検出信号CSS1が入力さ
れる。段数保護回路48では、上記第1の検出信号CS
S1の発生回数が一定期間内に予め設定された後方保護
回数を上回ったか否かが判定されている。
【0045】この状態で、いま例えばレーダシステムR
SMが無線チャネルf1〜f4を使用してレーダサーチ
を行なっていたとする。そうすると、上記第1のキャリ
ア検出回路32からは、レーダ基地局RBSから送信さ
れたレーダパルス信号が受信されるごとに第1の検出信
号CSS1が出力される。このため、第1の検出信号C
SS1の発生回数は一定期間内に後方保護回数を上回る
ことになり、この結果上記段数保護回路48からはレー
ダ使用中であることを示す検出情報が出力されて、レジ
スタ51の検出フラグがセットされる。
SMが無線チャネルf1〜f4を使用してレーダサーチ
を行なっていたとする。そうすると、上記第1のキャリ
ア検出回路32からは、レーダ基地局RBSから送信さ
れたレーダパルス信号が受信されるごとに第1の検出信
号CSS1が出力される。このため、第1の検出信号C
SS1の発生回数は一定期間内に後方保護回数を上回る
ことになり、この結果上記段数保護回路48からはレー
ダ使用中であることを示す検出情報が出力されて、レジ
スタ51の検出フラグがセットされる。
【0046】これに対し、レーダシステムRSMが無線
チャネルf1〜f4以外の無線チャネルを使用してレー
ダサーチを行なっていたとする。この場合には、無線チ
ャネルf1〜f4においてレーダパルス信号は受信され
ないため、第1のキャリア検出回路32からは第1の検
出信号CSS1は出力されない。このため、レーダ使用
判定部23cの段数保護回路48では、第1の検出信号
CSS1の発生回数が一定期間内に後方保護回数を上回
ることはなく、したがってレジスタ51の検出フラグは
リセット状態を保持する。
チャネルf1〜f4以外の無線チャネルを使用してレー
ダサーチを行なっていたとする。この場合には、無線チ
ャネルf1〜f4においてレーダパルス信号は受信され
ないため、第1のキャリア検出回路32からは第1の検
出信号CSS1は出力されない。このため、レーダ使用
判定部23cの段数保護回路48では、第1の検出信号
CSS1の発生回数が一定期間内に後方保護回数を上回
ることはなく、したがってレジスタ51の検出フラグは
リセット状態を保持する。
【0047】また、レーダシステムRSMが使用チャネ
ルを無線チャネルf1〜f4から他の無線チャネルに切
り替えた場合には、第1のキャリア検出回路32からの
第1の検出信号CSS1の出力は途絶える。このため、
レーダ使用判定部23cの段数保護回路48では、第1
の検出信号CSS1の発生回数が一定期間内に前方保護
回数を下回ることになり、この結果段数保護回路48か
らはレーダシステムRSMが無線チャネルf1〜f4を
使用していないことを示す検出情報が出力され、これに
よりレジスタ51の検出フラグはリセットされる。
ルを無線チャネルf1〜f4から他の無線チャネルに切
り替えた場合には、第1のキャリア検出回路32からの
第1の検出信号CSS1の出力は途絶える。このため、
レーダ使用判定部23cの段数保護回路48では、第1
の検出信号CSS1の発生回数が一定期間内に前方保護
回数を下回ることになり、この結果段数保護回路48か
らはレーダシステムRSMが無線チャネルf1〜f4を
使用していないことを示す検出情報が出力され、これに
よりレジスタ51の検出フラグはリセットされる。
【0048】また、上記仮親局となった無線通信装置T
Uは、上記レーダシステムRSMによる各無線チャネル
の使用の有無の判定とともに、隣接する無線チャネルを
使用して無線送信を行なった場合にレーダシステムRS
Mが混変調による干渉を起こすか否かを判定する。
Uは、上記レーダシステムRSMによる各無線チャネル
の使用の有無の判定とともに、隣接する無線チャネルを
使用して無線送信を行なった場合にレーダシステムRS
Mが混変調による干渉を起こすか否かを判定する。
【0049】すなわち、各無線チャネルにより伝送され
た無線搬送波信号は、アンテナ27で受信されたのち低
雑音増幅器29および帯域通過フィルタ30を介して第
2のキャリア検出回路33に入力される。この第2のキ
ャリア検出回路33では、上記無線搬送波信号の受信レ
ベルが、予め設定されている第2のキャリア検出値CS
L2(+10.8dBm)以上であるか否かが検出さ
れ、その検出信号がアクセスコントローラ23のレーダ
干渉判定部23dに入力される。レーダ干渉判定部23
dでは、上記検出信号CSS2に応じてレーダシステム
RSMに対し混変調による干渉を生じさせる心配がない
か否かが判定され、その判定結果が無線アクセス制御部
23eに供給される。無線アクセス制御部23eは、レ
ーダシステムRSMが使用していない無線チャネルが検
出され、しかもこの無線チャネルに隣接する他の無線チ
ャネルにより無線送信を行なってもレーダシステムRS
Mに混変調による干渉を引き起こさせる心配はないと判
定されると、上記無線チャネルをシステム内の各無線通
信装置に使用チャネルとして指示する。
た無線搬送波信号は、アンテナ27で受信されたのち低
雑音増幅器29および帯域通過フィルタ30を介して第
2のキャリア検出回路33に入力される。この第2のキ
ャリア検出回路33では、上記無線搬送波信号の受信レ
ベルが、予め設定されている第2のキャリア検出値CS
L2(+10.8dBm)以上であるか否かが検出さ
れ、その検出信号がアクセスコントローラ23のレーダ
干渉判定部23dに入力される。レーダ干渉判定部23
dでは、上記検出信号CSS2に応じてレーダシステム
RSMに対し混変調による干渉を生じさせる心配がない
か否かが判定され、その判定結果が無線アクセス制御部
23eに供給される。無線アクセス制御部23eは、レ
ーダシステムRSMが使用していない無線チャネルが検
出され、しかもこの無線チャネルに隣接する他の無線チ
ャネルにより無線送信を行なってもレーダシステムRS
Mに混変調による干渉を引き起こさせる心配はないと判
定されると、上記無線チャネルをシステム内の各無線通
信装置に使用チャネルとして指示する。
【0050】さて、この状態で端末装置本体10におい
てオペレータがパケットデータの送信指示を入力したと
する。そうすると、端末装置本体10のCPU11は、
先ずアクセスコントローラ23のレーダ使用判定部23
cにおける検出フラグ51の状態を判定する。そして、
検出フラグ51の状態がリセット状態、つまりレーダシ
ステムRSMが無線チャネルf1〜f4を使用していな
いことを表わす状態になっていることを確認すると、無
線LANアダプタ20のバッファメモリ22にバスイン
タフェース21を介して送信パケットデータを書き込
み、アクセスコントローラ23にパケットデータの送信
を指示する。
てオペレータがパケットデータの送信指示を入力したと
する。そうすると、端末装置本体10のCPU11は、
先ずアクセスコントローラ23のレーダ使用判定部23
cにおける検出フラグ51の状態を判定する。そして、
検出フラグ51の状態がリセット状態、つまりレーダシ
ステムRSMが無線チャネルf1〜f4を使用していな
いことを表わす状態になっていることを確認すると、無
線LANアダプタ20のバッファメモリ22にバスイン
タフェース21を介して送信パケットデータを書き込
み、アクセスコントローラ23にパケットデータの送信
を指示する。
【0051】この指示を受けてアクセスコントローラ2
3は、先ず無線アクセス制御部23dにおいて、第2の
キャリア検出回路33の検出信号CSS2を基に、無線
LANシステムの他の無線通信端末装置TUが無線チャ
ネルf1〜f4を使用してパケットデータの送信を行な
っているか否かを判定する。この判定により、どの無線
通信端末装置TUも送信を行なっていないと判定される
と、次に送信制御部23aから変調回路24へ送信パケ
ットデータTDおよび送信クロックTCKを送出すると
ともに、キャリアスイッチ信号CSWを送出する。この
ため、変調回路24は搬送波信号を送出可能な状態とな
り、以後上記送信パケットデータTDにより変調された
4波の被変調搬送波信号の送信を開始する。なお、上記
無線アクセス制御部23dにおいて、無線チャネルf1
〜f4が既に他の無線通信端末装置TUにより使用され
ていると判定された場合には、無線アクセス制御部23
dから送信制御部23aへは送信許可が与えられず、こ
の結果送信パケットデータの送信は行なわれない。
3は、先ず無線アクセス制御部23dにおいて、第2の
キャリア検出回路33の検出信号CSS2を基に、無線
LANシステムの他の無線通信端末装置TUが無線チャ
ネルf1〜f4を使用してパケットデータの送信を行な
っているか否かを判定する。この判定により、どの無線
通信端末装置TUも送信を行なっていないと判定される
と、次に送信制御部23aから変調回路24へ送信パケ
ットデータTDおよび送信クロックTCKを送出すると
ともに、キャリアスイッチ信号CSWを送出する。この
ため、変調回路24は搬送波信号を送出可能な状態とな
り、以後上記送信パケットデータTDにより変調された
4波の被変調搬送波信号の送信を開始する。なお、上記
無線アクセス制御部23dにおいて、無線チャネルf1
〜f4が既に他の無線通信端末装置TUにより使用され
ていると判定された場合には、無線アクセス制御部23
dから送信制御部23aへは送信許可が与えられず、こ
の結果送信パケットデータの送信は行なわれない。
【0052】これに対し、上記レーダ使用判定部23c
の検出フラグ51がセット状態に、つまりレーダシステ
ムRSMが無線チャネルf1〜f4を使用中であること
を表わす状態になっている場合には、無線アクセス制御
部23dによりレーダシステムRSMが使用していない
他の無線チャネルがサーチされる。そして、この他の無
線チャネルが見つかると、使用すべき無線チャネルをこ
の無線チャネルに変更(ハンドオフ)するための制御が
行なわれる。このハンドオフ制御は、例えば無線LAN
システム内の任意の無線通信端末装置TUが一時的に仮
親局となり、この仮親局がシステム内の他の無線通信端
末装置TUに対しハンドオフ指令を送出することにより
行なわれる。
の検出フラグ51がセット状態に、つまりレーダシステ
ムRSMが無線チャネルf1〜f4を使用中であること
を表わす状態になっている場合には、無線アクセス制御
部23dによりレーダシステムRSMが使用していない
他の無線チャネルがサーチされる。そして、この他の無
線チャネルが見つかると、使用すべき無線チャネルをこ
の無線チャネルに変更(ハンドオフ)するための制御が
行なわれる。このハンドオフ制御は、例えば無線LAN
システム内の任意の無線通信端末装置TUが一時的に仮
親局となり、この仮親局がシステム内の他の無線通信端
末装置TUに対しハンドオフ指令を送出することにより
行なわれる。
【0053】一方、無線通信端末装置TUがパケットデ
ータを送信している期間中に、レーダシステムRSMが
無線チャネルを無線LANシステムが使用している無線
チャネルf1〜f4に切り替えたとする。そうすると、
この場合にはレーダ基地局RBSから送信されたレーダ
パルス信号の受信に応じて、第1のキャリア検出回路3
2から第1の検出信号CS1が出力される。そして、こ
の第1の検出信号CSS1の発生回数の累計値が一定期
間内に後方保護回数を上回ると、その時点でレーダ使用
判定部23cの検出フラグレジスタ51がセット状態に
変化する。つまり、検出フラグは、レーダシステムRS
Mにより無線チャネルf1〜f4が使用中であることを
表わす状態となる。この検出フラグ51の変化は無線ア
クセス制御部23dにより検出され、これに応じて送信
制御部23aはパケットデータの送信を即時中止する。
したがって、無線LANシステムによるレーダシステム
RSMの干渉妨害は防止される。なお、この送信中止後
に無線通信端末装置TUは先に述べたハンドオフ制御を
行なってもよい。
ータを送信している期間中に、レーダシステムRSMが
無線チャネルを無線LANシステムが使用している無線
チャネルf1〜f4に切り替えたとする。そうすると、
この場合にはレーダ基地局RBSから送信されたレーダ
パルス信号の受信に応じて、第1のキャリア検出回路3
2から第1の検出信号CS1が出力される。そして、こ
の第1の検出信号CSS1の発生回数の累計値が一定期
間内に後方保護回数を上回ると、その時点でレーダ使用
判定部23cの検出フラグレジスタ51がセット状態に
変化する。つまり、検出フラグは、レーダシステムRS
Mにより無線チャネルf1〜f4が使用中であることを
表わす状態となる。この検出フラグ51の変化は無線ア
クセス制御部23dにより検出され、これに応じて送信
制御部23aはパケットデータの送信を即時中止する。
したがって、無線LANシステムによるレーダシステム
RSMの干渉妨害は防止される。なお、この送信中止後
に無線通信端末装置TUは先に述べたハンドオフ制御を
行なってもよい。
【0054】ところで、無線通信端末装置TUがパケッ
トデータの送信を行なっている期間中に、何らかの原因
でこの無線搬送波信号を検出できずに、比較的近接して
配置されている他の無線通信端末装置TUがパケットデ
ータの送信を開始したとする。この場合、上記パケット
データ送信中の無線通信端末装置TUでは、−57dB
m以上の無線搬送波信号が受信されるので、第1のキャ
リア検出回路32からは第1の検出信号CSS1が出力
される。つまり、レーダパルス信号ではなく送信パケッ
トデータの無線搬送波信号が受信されたにも拘らず、レ
ーダパルス信号が検出されたことを表わす検出信号が発
生される。このため、レーダ使用判定部23cではレー
ダシステムRSMにより無線チャネルf1〜f4の使用
が開始されたものと判定され、これに応じて送信制御部
23aによるパケットデータの送信は中止される。すな
わち、パケットデータの送信を中止する必要がないにも
拘らず、送信を中止してしまうことになる。
トデータの送信を行なっている期間中に、何らかの原因
でこの無線搬送波信号を検出できずに、比較的近接して
配置されている他の無線通信端末装置TUがパケットデ
ータの送信を開始したとする。この場合、上記パケット
データ送信中の無線通信端末装置TUでは、−57dB
m以上の無線搬送波信号が受信されるので、第1のキャ
リア検出回路32からは第1の検出信号CSS1が出力
される。つまり、レーダパルス信号ではなく送信パケッ
トデータの無線搬送波信号が受信されたにも拘らず、レ
ーダパルス信号が検出されたことを表わす検出信号が発
生される。このため、レーダ使用判定部23cではレー
ダシステムRSMにより無線チャネルf1〜f4の使用
が開始されたものと判定され、これに応じて送信制御部
23aによるパケットデータの送信は中止される。すな
わち、パケットデータの送信を中止する必要がないにも
拘らず、送信を中止してしまうことになる。
【0055】このような事態を回避するためには、端末
装置本体10によりレーダ使用判定部23cのレジスタ
47のセレクト指示情報を書き替え、これにより第2の
セレクタ46においてパルス長判定回路42から出力さ
れたパルス長判定信号PSSが選択されるようにする。
そうすると、段数保護回路48にはパルス長判定回路4
2から出力された判定信号PSSが供給され、これによ
り段数保護回路48では上記判定信号PSSの発生回数
に基づいて検出フラグ51の状態を変化させることにな
る。ここで、上記パルス長判定回路42は、第1の検出
信号CSS1のパルス幅が、最短パケットデータ長(5
0μsec )よりも短いかまたは最長パケットデータ長よ
りも長い場合にのみ判定信号PSSを出力する。このた
め、たとえ第1のキャリア検出回路32から第1の検出
信号CSS1が発生されても、そのパルス幅がパケット
データ長に対応する場合には判定信号PSSは出力され
ず、レーダパルス信号(パルス長1〜10μsec )のよ
うにパルス信号長が最短パケットデータ長よりも短い場
合に判定信号PSSが出力される。このため、段数保護
回路48では、上記パルス長判定信号PSSの発生回数
に応じて、レーダシステムRSMが無線チャネルf1〜
f4を使用中か否かを表わす検出フラグ51が制御され
ることになる。したがって、受信レベルの大きいパケッ
トデータをレーダパルス信号であると誤認識して、パケ
ットデータの送信を停止させてしまう事態は回避され
る。
装置本体10によりレーダ使用判定部23cのレジスタ
47のセレクト指示情報を書き替え、これにより第2の
セレクタ46においてパルス長判定回路42から出力さ
れたパルス長判定信号PSSが選択されるようにする。
そうすると、段数保護回路48にはパルス長判定回路4
2から出力された判定信号PSSが供給され、これによ
り段数保護回路48では上記判定信号PSSの発生回数
に基づいて検出フラグ51の状態を変化させることにな
る。ここで、上記パルス長判定回路42は、第1の検出
信号CSS1のパルス幅が、最短パケットデータ長(5
0μsec )よりも短いかまたは最長パケットデータ長よ
りも長い場合にのみ判定信号PSSを出力する。このた
め、たとえ第1のキャリア検出回路32から第1の検出
信号CSS1が発生されても、そのパルス幅がパケット
データ長に対応する場合には判定信号PSSは出力され
ず、レーダパルス信号(パルス長1〜10μsec )のよ
うにパルス信号長が最短パケットデータ長よりも短い場
合に判定信号PSSが出力される。このため、段数保護
回路48では、上記パルス長判定信号PSSの発生回数
に応じて、レーダシステムRSMが無線チャネルf1〜
f4を使用中か否かを表わす検出フラグ51が制御され
ることになる。したがって、受信レベルの大きいパケッ
トデータをレーダパルス信号であると誤認識して、パケ
ットデータの送信を停止させてしまう事態は回避され
る。
【0056】一方、以上の説明では第1のキャリア検出
回路32に設定したキャリア検出レベルCSL1を−5
7dBmとしたが、このような高い検出レベルである
と、確かに無線LANシステムからレーダシステムRS
Mへの干渉は防止されるが、レーダシステムRSMから
無線LANシステムへの干渉は防止されない。すなわ
ち、レーダパルス信号の受信レベルが−57dm未満だ
からといって、その受信レベルによっては受信パケット
データに干渉を与えることが十分にありうる。この不具
合を低減するためには、第1のキャリア検出レベルCS
L1を例えば熱雑音+10dBm(−94dBm)程度
のより小さい値に設定すればよい。しかし、このように
するとレーダパルス信号ばかりでなく、隣接する他の無
線LANシステムから到来する無線信号も検出してしま
うことになり、レーダパルス信号を他の無線LANシス
テムからの無線信号と判別して検出することが必要とな
る。
回路32に設定したキャリア検出レベルCSL1を−5
7dBmとしたが、このような高い検出レベルである
と、確かに無線LANシステムからレーダシステムRS
Mへの干渉は防止されるが、レーダシステムRSMから
無線LANシステムへの干渉は防止されない。すなわ
ち、レーダパルス信号の受信レベルが−57dm未満だ
からといって、その受信レベルによっては受信パケット
データに干渉を与えることが十分にありうる。この不具
合を低減するためには、第1のキャリア検出レベルCS
L1を例えば熱雑音+10dBm(−94dBm)程度
のより小さい値に設定すればよい。しかし、このように
するとレーダパルス信号ばかりでなく、隣接する他の無
線LANシステムから到来する無線信号も検出してしま
うことになり、レーダパルス信号を他の無線LANシス
テムからの無線信号と判別して検出することが必要とな
る。
【0057】その検出手段としては、先に述べたパルス
長判定回路42を用いることも有効である。しかし、レ
ーダパルス信号の信号長と最短パケットデータ長とがほ
ぼ同じだったりまた差はあっても大きな差ではない場合
には、上記パルス長判定回路42では正確な判定を行な
うことが難しくなる。
長判定回路42を用いることも有効である。しかし、レ
ーダパルス信号の信号長と最短パケットデータ長とがほ
ぼ同じだったりまた差はあっても大きな差ではない場合
には、上記パルス長判定回路42では正確な判定を行な
うことが難しくなる。
【0058】そこで、このような場合に対処するために
は、レーダ使用判定部23cに設けた周期信号検出回路
50を用いることが有効である。すなわち、端末装置本
体10によりレーダ使用判定部23cのレジスタ47の
セレクト指示情報を書き替え、これにより第2のセレク
タ46において周期信号検出回路50から出力された判
定信号ISSが選択されるように設定する。そうする
と、段数保護回路48には周期信号検出回路50から出
力された判定信号ISSが供給されることになり、段数
保護回路48はこの周期信号の判定信号ISSに基づい
て検出フラグ51の状態を変化させることになる。ここ
で、先に述べたように一般にパケットデータはランダム
に送信されるため周期性を有していないのに対し、レー
ダパルス信号を明確な周期性を有している。そして、こ
の点に着目して上記周期信号検出回路50は、第1の検
出信号CSS1またはパルス長判定回路42の判定信号
PSSが、パケットデータを検出したものかまたはレー
ダパルス信号を検出したものかを判定している。このた
め、たとえ第1のキャリア検出回路32から第1の検出
信号CSS1が発生されても、またパルス長判定回路4
2から判定信号PSSが発生されても、これらの検出信
号CSS1または判定信号PSSが周期性を有する信号
でなければ、上記周期信号検出回路50からは判定信号
ISSは発生されない。したがって段数保護回路48で
は、上記周期信号検出回路50から出力された判定信号
ISS、つまりレーダパルス信号であることをより明確
に表わす判定信号の発生回数に応じて、レーダシステム
RSMが無線チャネルf1〜f4を使用中か否かを表わ
す検出フラグ51が制御されることになる。このため、
レーダパルス信号と受信レベルおよび信号長がほぼ等し
い他の無線LANシステムのパケットデータをレーダパ
ルス信号として誤判定する不具合は低減され、これによ
りパケットデータの送信を安定に行なうことが可能とな
る。
は、レーダ使用判定部23cに設けた周期信号検出回路
50を用いることが有効である。すなわち、端末装置本
体10によりレーダ使用判定部23cのレジスタ47の
セレクト指示情報を書き替え、これにより第2のセレク
タ46において周期信号検出回路50から出力された判
定信号ISSが選択されるように設定する。そうする
と、段数保護回路48には周期信号検出回路50から出
力された判定信号ISSが供給されることになり、段数
保護回路48はこの周期信号の判定信号ISSに基づい
て検出フラグ51の状態を変化させることになる。ここ
で、先に述べたように一般にパケットデータはランダム
に送信されるため周期性を有していないのに対し、レー
ダパルス信号を明確な周期性を有している。そして、こ
の点に着目して上記周期信号検出回路50は、第1の検
出信号CSS1またはパルス長判定回路42の判定信号
PSSが、パケットデータを検出したものかまたはレー
ダパルス信号を検出したものかを判定している。このた
め、たとえ第1のキャリア検出回路32から第1の検出
信号CSS1が発生されても、またパルス長判定回路4
2から判定信号PSSが発生されても、これらの検出信
号CSS1または判定信号PSSが周期性を有する信号
でなければ、上記周期信号検出回路50からは判定信号
ISSは発生されない。したがって段数保護回路48で
は、上記周期信号検出回路50から出力された判定信号
ISS、つまりレーダパルス信号であることをより明確
に表わす判定信号の発生回数に応じて、レーダシステム
RSMが無線チャネルf1〜f4を使用中か否かを表わ
す検出フラグ51が制御されることになる。このため、
レーダパルス信号と受信レベルおよび信号長がほぼ等し
い他の無線LANシステムのパケットデータをレーダパ
ルス信号として誤判定する不具合は低減され、これによ
りパケットデータの送信を安定に行なうことが可能とな
る。
【0059】以上述べたように本実施例では、無線通信
端末装置TUに、CSMA方式にしたがって無線パケッ
ト伝送を行なうために必要な第3のキャリア検出回路3
4とは別に、第1のキャリア検出回路32およびレーダ
使用判定部23cを設け、第1のキャリア検出回路32
によりキャリア検出レベルCSL1よりも受信レベルの
大きい無線搬送波信号を検出し、かつその検出信号CS
S1を基にレーダ使用判定部23cにおいてレーダシス
テムRSMが無線チャネルを使用しているか否かを判定
している。そして、レーダシステムRSMが無線チャネ
ルを使用中であると判定した場合には、この無線チャネ
ルによるパケットデータの送信を行なわないようにして
いる。
端末装置TUに、CSMA方式にしたがって無線パケッ
ト伝送を行なうために必要な第3のキャリア検出回路3
4とは別に、第1のキャリア検出回路32およびレーダ
使用判定部23cを設け、第1のキャリア検出回路32
によりキャリア検出レベルCSL1よりも受信レベルの
大きい無線搬送波信号を検出し、かつその検出信号CS
S1を基にレーダ使用判定部23cにおいてレーダシス
テムRSMが無線チャネルを使用しているか否かを判定
している。そして、レーダシステムRSMが無線チャネ
ルを使用中であると判定した場合には、この無線チャネ
ルによるパケットデータの送信を行なわないようにして
いる。
【0060】また本実施例の無線通信装置TUでは、第
2のキャリア検出回路33およびレーダ干渉判定部23
dを備え、これらの回路により自己のシステムが使用中
の無線チャネル以外の無線チャネルを使用して無線信号
を送信した場合であってもレーダシステムRSMに混変
調を与える可能性があるか否かを判定し、混変調を与え
る可能性がある場合にはすべての無線チャネルの使用を
禁止するようにしている。このため、レーダシステムR
SMに対し混変調による干渉妨害を与える不具合は確実
に防止される。
2のキャリア検出回路33およびレーダ干渉判定部23
dを備え、これらの回路により自己のシステムが使用中
の無線チャネル以外の無線チャネルを使用して無線信号
を送信した場合であってもレーダシステムRSMに混変
調を与える可能性があるか否かを判定し、混変調を与え
る可能性がある場合にはすべての無線チャネルの使用を
禁止するようにしている。このため、レーダシステムR
SMに対し混変調による干渉妨害を与える不具合は確実
に防止される。
【0061】したがって本実施例によれば、既存のレー
ザシステムの無線エリア内で同じ無線チャネルを使用し
てパケットデータの無線伝送を行なうにも拘らず、レー
ザシステムRSMに対し干渉妨害など悪影響を与えるこ
となく無線LANシステムを稼働することができる。す
なわち、準マイクロ波帯のように新たな無線通信システ
ムに割り当て可能な周波数が残っていない周波数帯であ
っても、無線LANシステムを運用することができる。
ザシステムの無線エリア内で同じ無線チャネルを使用し
てパケットデータの無線伝送を行なうにも拘らず、レー
ザシステムRSMに対し干渉妨害など悪影響を与えるこ
となく無線LANシステムを稼働することができる。す
なわち、準マイクロ波帯のように新たな無線通信システ
ムに割り当て可能な周波数が残っていない周波数帯であ
っても、無線LANシステムを運用することができる。
【0062】また本実施例では、レーダシステムRSM
による無線チャネルの使用の有無を判定するための手段
として、受信レベルを判定する第1のキャリア検出回路
32に加えて、パルス長判定回路42を設け、このパル
ス長判定回路42の判定信号PSSを基にレーダシステ
ムRSMによる無線チャネルの使用の有無を判定できる
ようにしている。したがって、受信レベルの大きい受信
パケットデータをレーダパルス信号であると誤認識する
不具合は低減され、これによりパケットデータの送信を
不必要に停止させてしまう事態は回避される。
による無線チャネルの使用の有無を判定するための手段
として、受信レベルを判定する第1のキャリア検出回路
32に加えて、パルス長判定回路42を設け、このパル
ス長判定回路42の判定信号PSSを基にレーダシステ
ムRSMによる無線チャネルの使用の有無を判定できる
ようにしている。したがって、受信レベルの大きい受信
パケットデータをレーダパルス信号であると誤認識する
不具合は低減され、これによりパケットデータの送信を
不必要に停止させてしまう事態は回避される。
【0063】さらに本実施例では、レーダシステムRS
Mによる無線チャネルの使用の有無を判定するための手
段として、周期信号検出回路50を新たに設け、受信レ
ベルを判定する第1のキャリア検出回路32の検出信号
CSS1、またはパルス長判定回路42の判定信号PS
Sを上記周期信号検出回路50に入力してその周期性の
有無を判定し、この判定信号ISSを基にレーダシステ
ムRSMによる無線チャネルの使用の有無を判定できる
ようにしている。したがって、例えば第1のキャリア検
出回路32の検出レベルCSL1を低く設定した場合
や、またレーダパルス信号の信号長と最短パケットデー
タ長との間に明確な差がない場合のように、受信レベル
やパルス長によりレーザパルス信号を判定することが困
難な場合でも、レーダシステムRSMによる無線チャネ
ルの使用の有無を正確に判定することができる。
Mによる無線チャネルの使用の有無を判定するための手
段として、周期信号検出回路50を新たに設け、受信レ
ベルを判定する第1のキャリア検出回路32の検出信号
CSS1、またはパルス長判定回路42の判定信号PS
Sを上記周期信号検出回路50に入力してその周期性の
有無を判定し、この判定信号ISSを基にレーダシステ
ムRSMによる無線チャネルの使用の有無を判定できる
ようにしている。したがって、例えば第1のキャリア検
出回路32の検出レベルCSL1を低く設定した場合
や、またレーダパルス信号の信号長と最短パケットデー
タ長との間に明確な差がない場合のように、受信レベル
やパルス長によりレーザパルス信号を判定することが困
難な場合でも、レーダシステムRSMによる無線チャネ
ルの使用の有無を正確に判定することができる。
【0064】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではない。例えば、上記実施例では、レーダシステム
RSMによる無線チャネルの使用の有無を判定するため
のモードとして、 a.受信レベルの検出信号CSS1のみを基に判定する
モード。 b.受信レベルの検出信号CSS1とパルス長判定信号
PSSとを基に判定するモード。 c.受信レベルの検出信号CSS1またはパルス長判定
信号PSSと、その周期性の有無を表わす判定信号IS
Sとを基に判定するモード。を用いる場合について述べ
た。しかし、それ以外のモードとして、 d.パルス長判定信号PSSのみを基に判定するモー
ド。 e.周期性の有無を表わす判定信号ISSのみを基に判
定するモード。 を使用してもよい。
のではない。例えば、上記実施例では、レーダシステム
RSMによる無線チャネルの使用の有無を判定するため
のモードとして、 a.受信レベルの検出信号CSS1のみを基に判定する
モード。 b.受信レベルの検出信号CSS1とパルス長判定信号
PSSとを基に判定するモード。 c.受信レベルの検出信号CSS1またはパルス長判定
信号PSSと、その周期性の有無を表わす判定信号IS
Sとを基に判定するモード。を用いる場合について述べ
た。しかし、それ以外のモードとして、 d.パルス長判定信号PSSのみを基に判定するモー
ド。 e.周期性の有無を表わす判定信号ISSのみを基に判
定するモード。 を使用してもよい。
【0065】また、以上のような各モードを選択的に使
用する判定方法を、レーダシステムに混変調による干渉
を与える可能性があるか否かを判定するために適用して
もよい。また、その判定結果を無線通信装置に例えばL
EDやLCDを用いて表示するように構成してもよい。
用する判定方法を、レーダシステムに混変調による干渉
を与える可能性があるか否かを判定するために適用して
もよい。また、その判定結果を無線通信装置に例えばL
EDやLCDを用いて表示するように構成してもよい。
【0066】さらに、前記実施例ではレーダシステムR
SMの無線チャネルを共用して無線LANシステムを構
築するようにした場合を例にとって説明したが、他にセ
ルラ自動車・携帯電話システムや選択呼出通信システ
ム、MCAシステム、構内移動無線通信システムなどと
無線チャネルを共用して無線LANシステムを構築する
ようにしてもよい。
SMの無線チャネルを共用して無線LANシステムを構
築するようにした場合を例にとって説明したが、他にセ
ルラ自動車・携帯電話システムや選択呼出通信システ
ム、MCAシステム、構内移動無線通信システムなどと
無線チャネルを共用して無線LANシステムを構築する
ようにしてもよい。
【0067】その他、第2の無線システムの種類や構
成、無線通信装置の種類や構成、第1および第2の判定
手段の構成、無線チャネル使用制御手段の構成や制御手
順、送信パケットデータの送信手順等についても、本発
明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
成、無線通信装置の種類や構成、第1および第2の判定
手段の構成、無線チャネル使用制御手段の構成や制御手
順、送信パケットデータの送信手順等についても、本発
明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
【0068】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の無線通信装
置は、無線チャネルの状態を知るために第1の判定手段
および第2の判定手段を備え、第1の判定手段により、
上記無線チャネルを介して伝送された無線信号を受信し
てその受信結果に基づいて既存の第1の無線システムに
よる上記無線チャネルの使用状態を判定し、さらに第2
の判定手段により、無線チャネルを介して伝送された無
線信号を受信して、その受信結果に基づいて当該無線チ
ャネル以外の無線チャネルを使用して無線信号を送信し
た場合であっても上記第1の無線システムに混変調を与
える可能性があるか否かを判定している。そして、無線
チャネル使用制御手段により、上記第1の判定手段で上
記無線チャネルが使用中と見なせる状態にあると判定さ
れた場合には当該無線チャネルの使用を回避し、かつ上
記第2の判定手段により上記第1の無線システムに混変
調を与える可能性があると判定された場合にはすべての
無線チャネルの使用を回避するための処理を実行するよ
うにしたものである。
置は、無線チャネルの状態を知るために第1の判定手段
および第2の判定手段を備え、第1の判定手段により、
上記無線チャネルを介して伝送された無線信号を受信し
てその受信結果に基づいて既存の第1の無線システムに
よる上記無線チャネルの使用状態を判定し、さらに第2
の判定手段により、無線チャネルを介して伝送された無
線信号を受信して、その受信結果に基づいて当該無線チ
ャネル以外の無線チャネルを使用して無線信号を送信し
た場合であっても上記第1の無線システムに混変調を与
える可能性があるか否かを判定している。そして、無線
チャネル使用制御手段により、上記第1の判定手段で上
記無線チャネルが使用中と見なせる状態にあると判定さ
れた場合には当該無線チャネルの使用を回避し、かつ上
記第2の判定手段により上記第1の無線システムに混変
調を与える可能性があると判定された場合にはすべての
無線チャネルの使用を回避するための処理を実行するよ
うにしたものである。
【0069】したがって本発明によれば、既存の無線シ
ステムの無線エリア内において干渉妨害や混変調などの
悪影響を及ぼすことなく無線通信を行なうことができ、
これにより所望の周波数帯を利用して新たな無線通信シ
ステムを実現することができる無線通信装置を提供する
ことができる。
ステムの無線エリア内において干渉妨害や混変調などの
悪影響を及ぼすことなく無線通信を行なうことができ、
これにより所望の周波数帯を利用して新たな無線通信シ
ステムを実現することができる無線通信装置を提供する
ことができる。
【図1】本発明の一実施例に係わる無線通信システムの
概略構成図。
概略構成図。
【図2】図1に示したシステムの無線通信端末装置の構
成を示す回路ブロック図。
成を示す回路ブロック図。
【図3】図2に示した無線通信端末装置のレーダ使用判
定部の構成を示す回路ブロック図。
定部の構成を示す回路ブロック図。
RSM…レーダシステム RBS…レーダ基
地局 LSM1〜LSM3…無線LANシステム TU11〜TU34…無線通信端末装置 10…端末装置本体 11…CPU 12…メモリ 20…無線LAN
アダプタ 21…バスインタフェース部 22…バッファメ
モリ 23…アクセスコントローラ 23a…送信制御
部 23b…受信制御部 23c…レーダ使
用判定部 23d…レーダ干渉判定部 23e…無線アク
セス制御部 24…変調回路(MOD) 25…送信家電力増幅器 26…サーキュレ
ータ 27…アンテナ 28…高周波スイ
ッチ 29…低雑音増幅器 30…帯域通過フ
ィルタ 31…復調回路 32…第1のキャ
リア検出回路 33…第2のキャリア検出回路 34…第3のキャ
リア検出回路 41…バッファ増幅器 42…パルス長判定回路 43a,43b…
レジスタ 44…第1のセレクタ 45,47…セレ
クト指示レジスタ 46…第2のセレクタ 48…段数保護回
路 49a,49b…保護回数レジスタ 50…周期信号検
出回路 51…検出フラグレジスタ(検出フラグ)
地局 LSM1〜LSM3…無線LANシステム TU11〜TU34…無線通信端末装置 10…端末装置本体 11…CPU 12…メモリ 20…無線LAN
アダプタ 21…バスインタフェース部 22…バッファメ
モリ 23…アクセスコントローラ 23a…送信制御
部 23b…受信制御部 23c…レーダ使
用判定部 23d…レーダ干渉判定部 23e…無線アク
セス制御部 24…変調回路(MOD) 25…送信家電力増幅器 26…サーキュレ
ータ 27…アンテナ 28…高周波スイ
ッチ 29…低雑音増幅器 30…帯域通過フ
ィルタ 31…復調回路 32…第1のキャ
リア検出回路 33…第2のキャリア検出回路 34…第3のキャ
リア検出回路 41…バッファ増幅器 42…パルス長判定回路 43a,43b…
レジスタ 44…第1のセレクタ 45,47…セレ
クト指示レジスタ 46…第2のセレクタ 48…段数保護回
路 49a,49b…保護回数レジスタ 50…周期信号検
出回路 51…検出フラグレジスタ(検出フラグ)
Claims (5)
- 【請求項1】 複数の無線チャネルの中から特定の無線
チャネルを選択的に使用する第1の無線システムと無線
チャネルを共用して無線通信を行なう第2の無線システ
ムで使用される無線通信装置において、 前記複数の無線チャネルのうち選択された無線チャネル
を介して伝送された無線信号を受信し、その受信結果に
基づいて前記第1の無線システムによる当該無線チャネ
ルの使用状態を判定するための第1の判定手段と、 前記選択された無線チャネルを介して伝送された無線信
号を受信し、その受信結果に基づいて、当該無線チャネ
ル以外の無線チャネルを使用して無線信号を送信した場
合であっても前記第1の無線システムに混変調を与える
可能性があるか否かを判定するための第2の判定手段
と、 前記第1の判定手段により前記選択された無線チャネル
が前記第1の無線システムにより使用中と見なせる状態
にあると判定された場合には当該無線チャネルの使用を
回避するとともに、前記第2の判定手段により前記第1
の無線システムに混変調を与える可能性があると判定さ
れた場合には前記すべての無線チャネルの使用を回避す
るための処理を実行する無線チャネル使用制御手段とを
具備したことを特徴とする無線通信装置。 - 【請求項2】 第1の判定手段は、選択された無線チャ
ネルを介して伝送された無線信号の信号レベルを所定の
第1のしきい値レベルと比較する比較手段と、上記伝送
された無線信号の信号長および信号の周期性のうちの少
なくとも一方を検出する検出手段と、上記比較手段によ
る信号レベルの比較結果と上記検出手段による信号長ま
たは信号の周期性の検出結果とを選択的に使用して、第
1の無線システムによる当該無線チャネルの使用の有無
を判定する手段とを備えたことを特徴とする請求項1に
記載の無線通信装置。 - 【請求項3】 第1の判定手段は、第1のしきい値レベ
ルとして、自装置が送信した無線信号が前記第1の無線
システムで想定される最小受信感度レベルに対して所定
の余裕をもって受信されるべく設定されたしきい値レベ
ルを有することを特徴とする請求項2に記載の無線通信
装置。 - 【請求項4】 第2の判定手段は、選択された無線チャ
ネルを介して伝送された無線信号の信号レベルを前記第
1のしきい値レベルとは異なる所定の第2のしきい値レ
ベルと比較する比較手段と、上記伝送された無線信号の
信号長および信号の周期性のうちの少なくとも一方を検
出する検出手段と、上記比較手段による信号レベルの比
較結果と上記検出手段による信号長または信号の周期性
の検出結果とを選択的に使用して、前記第1の無線シス
テムに対し混変調を与える可能性が有るか否かを判定す
る手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の無
線通信装置。 - 【請求項5】 第2の判定手段は、第2のしきい値レベ
ルとして、自装置が送信した無線信号が前記第1の無線
システムで混変調を来すと想定される最小受信信号レベ
ルに対して所定の余裕をもって受信されるべく設定され
たしきい値レベルを有することを特徴とする請求項4に
記載の無線通信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18970092A JPH0637762A (ja) | 1992-07-16 | 1992-07-16 | 無線通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18970092A JPH0637762A (ja) | 1992-07-16 | 1992-07-16 | 無線通信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0637762A true JPH0637762A (ja) | 1994-02-10 |
Family
ID=16245732
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18970092A Pending JPH0637762A (ja) | 1992-07-16 | 1992-07-16 | 無線通信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0637762A (ja) |
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1992
- 1992-07-16 JP JP18970092A patent/JPH0637762A/ja active Pending
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