JPH0640555Y2 - 走行体移動装置におけるスライド構造 - Google Patents
走行体移動装置におけるスライド構造Info
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- JPH0640555Y2 JPH0640555Y2 JP1988094502U JP9450288U JPH0640555Y2 JP H0640555 Y2 JPH0640555 Y2 JP H0640555Y2 JP 1988094502 U JP1988094502 U JP 1988094502U JP 9450288 U JP9450288 U JP 9450288U JP H0640555 Y2 JPH0640555 Y2 JP H0640555Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案はコンバイン等のようにクローラ走行装置を有
する移動車両において、左右のクローラ間隔を調節可能
とする走行体移動装置に関するものである。
する移動車両において、左右のクローラ間隔を調節可能
とする走行体移動装置に関するものである。
〈従来の技術〉 従来、一般にこの種の走行車において、これが例えばコ
ンバインである場合、中割り作業や畦際作業等の場合
に、通常作業で既刈地側となる走行体によって未刈り茎
稈を踏み付けたり、畦に乗り上げたりするとを回避する
ため、既刈地側の走行体を他方の走行体側に平行移動で
きるようにしたものが、例えば特開昭61-9213号公報に
おいて知られている。
ンバインである場合、中割り作業や畦際作業等の場合
に、通常作業で既刈地側となる走行体によって未刈り茎
稈を踏み付けたり、畦に乗り上げたりするとを回避する
ため、既刈地側の走行体を他方の走行体側に平行移動で
きるようにしたものが、例えば特開昭61-9213号公報に
おいて知られている。
〈考案が解決しようとする課題〉 ところで、一般のクローラ式走行装置は左右の走行体が
平行でなければならないことは周知の事実である。しか
し、地面の柔らかい圃場において走行体を左右平行移動
せしめる場合には、地面からの強く且つ不均一なスライ
ド抵抗が走行体に加わるため、完全な平行状態を保つこ
とが極めて困難であった。
平行でなければならないことは周知の事実である。しか
し、地面の柔らかい圃場において走行体を左右平行移動
せしめる場合には、地面からの強く且つ不均一なスライ
ド抵抗が走行体に加わるため、完全な平行状態を保つこ
とが極めて困難であった。
特にスライドフレームの移動軸線が、スライドフレーム
が収容されている機体側のフレーム内で前後方向にずれ
ると、スライドフレームの非摺接部分が機体側フレーム
に接触して、滑らかな左右スライド移動ができず、さら
にはスライドフレームが機体側フレーム内でロックして
可動走行体が左右に動かなくなる等の課題も未解決であ
った。
が収容されている機体側のフレーム内で前後方向にずれ
ると、スライドフレームの非摺接部分が機体側フレーム
に接触して、滑らかな左右スライド移動ができず、さら
にはスライドフレームが機体側フレーム内でロックして
可動走行体が左右に動かなくなる等の課題も未解決であ
った。
本考案は上記課題を解決し、スライドフレームの円滑な
スライド移動を確保し、ひいては可動走行体の左右スラ
イド駆動を確実なものとすることを目的としている。
スライド移動を確保し、ひいては可動走行体の左右スラ
イド駆動を確実なものとすることを目的としている。
〈課題を解決するための手段〉 上記のような課題を解決するための本考案は、走行体6,
7を取り付ける左右の走行フレーム31上に機体1を支持
する機体フレーム13を設け、機体フレーム13中に横設さ
れた複数の横フレーム12a,12bの下側には一方の走行フ
レーム31側に水平に固定された複数のスライドフレーム
14a,14bを左右動自在に各収容した構造において、スラ
イドフレーム14a,14bには横フレーム12a,12bに下側より
転接して機体荷重を支える複数のローラ15を軸支すると
ともに、横フレーム12a,12b又はスライドフレーム14a,1
4bには、横フレーム12a,12bとスライドフレーム14a,14b
の左右方向の横移動ガイド面21,23のいずれか一方に転
接してスライドフレーム14a,14bの左右移動を案内する
ガイドローラ20,22を軸支して設けたことを特徴として
いる。
7を取り付ける左右の走行フレーム31上に機体1を支持
する機体フレーム13を設け、機体フレーム13中に横設さ
れた複数の横フレーム12a,12bの下側には一方の走行フ
レーム31側に水平に固定された複数のスライドフレーム
14a,14bを左右動自在に各収容した構造において、スラ
イドフレーム14a,14bには横フレーム12a,12bに下側より
転接して機体荷重を支える複数のローラ15を軸支すると
ともに、横フレーム12a,12b又はスライドフレーム14a,1
4bには、横フレーム12a,12bとスライドフレーム14a,14b
の左右方向の横移動ガイド面21,23のいずれか一方に転
接してスライドフレーム14a,14bの左右移動を案内する
ガイドローラ20,22を軸支して設けたことを特徴として
いる。
〈作用〉 スライドフレーム14a,14bのローラ15は、横フレーム12
a,12bに転接して機体荷重を支えながら可動走行体フレ
ーム31の左右スライド移動を可能にするとともに、スラ
イドフレーム14又は横フレーム12の横移動ガイド面21,2
3に横フレーム12又はスライドフレーム14に支持された
ガイドローラ20,22を転接させたことによって、該ガイ
ドローラ20,22がスライドフレーム14の直進性を保持
し、前後のスライドフレーム14a,14bの横フレーム14a,1
4b内での摩擦等を防いで、スライドフレーム14の円滑移
動を確保する。
a,12bに転接して機体荷重を支えながら可動走行体フレ
ーム31の左右スライド移動を可能にするとともに、スラ
イドフレーム14又は横フレーム12の横移動ガイド面21,2
3に横フレーム12又はスライドフレーム14に支持された
ガイドローラ20,22を転接させたことによって、該ガイ
ドローラ20,22がスライドフレーム14の直進性を保持
し、前後のスライドフレーム14a,14bの横フレーム14a,1
4b内での摩擦等を防いで、スライドフレーム14の円滑移
動を確保する。
〈実施例〉 次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。第3
図において1はコンバインの走行機体であって、該走行
機体1は、茎稈を刈り取る等の前処理をする前処理部
2、刈取られた茎稈の脱穀処理をする脱穀部3、排稈を
細断する等の後処理をする後処理部4、選別された穀粒
を穀粒袋に収容する穀粒収容部5等によって構成されて
いることなどは何れも従来どおりである。
図において1はコンバインの走行機体であって、該走行
機体1は、茎稈を刈り取る等の前処理をする前処理部
2、刈取られた茎稈の脱穀処理をする脱穀部3、排稈を
細断する等の後処理をする後処理部4、選別された穀粒
を穀粒袋に収容する穀粒収容部5等によって構成されて
いることなどは何れも従来どおりである。
第4図に示す6,7は左右一対のクローラ型走行体であっ
て、該走行体6は未刈地側のもの、走行体7は既刈地側
のものであるが、未刈地側の走行体6は後述する機体フ
レーム13に支持フレーム6aを介して一体的に組み付けら
れており、クローラ6bの外側縁が前処理部2の未刈地側
デバイダ2aの分草位置と略一致するようになっている。
一方、第5図及び第6図に示すように、既刈地側(可動
側)走行体7は、駆動輪7a、転輪7b、アイドラー7cによ
って構成されるものであるが、その走行フレーム31は、
転輪7bが軸支取付けされる取付けフレーム8、該取付け
フレーム8の前後部から上方に延設される支持フレーム
9a,9b、並びに前後支持フレーム9a,9b間を連結する補助
フレーム10による一体的なフレーム構造になっている。
一方、第7図のように、機体フレーム13は、前後方向を
向く左右一対の縦フレーム11と、該縦フレーム11間に介
装され、左右方向を向いた前後一対の横フレーム12a,12
bとによって枠組み形成されているが、縦フレーム11は
更に後方へ延びて枠組み形成され、後部のフレーム部を
形成している。また横フレーム12a,12bの下側は開放し
ており、後述するスライドフレーム14が収容され、該横
フレーム12a,12b内を走行移動する。
て、該走行体6は未刈地側のもの、走行体7は既刈地側
のものであるが、未刈地側の走行体6は後述する機体フ
レーム13に支持フレーム6aを介して一体的に組み付けら
れており、クローラ6bの外側縁が前処理部2の未刈地側
デバイダ2aの分草位置と略一致するようになっている。
一方、第5図及び第6図に示すように、既刈地側(可動
側)走行体7は、駆動輪7a、転輪7b、アイドラー7cによ
って構成されるものであるが、その走行フレーム31は、
転輪7bが軸支取付けされる取付けフレーム8、該取付け
フレーム8の前後部から上方に延設される支持フレーム
9a,9b、並びに前後支持フレーム9a,9b間を連結する補助
フレーム10による一体的なフレーム構造になっている。
一方、第7図のように、機体フレーム13は、前後方向を
向く左右一対の縦フレーム11と、該縦フレーム11間に介
装され、左右方向を向いた前後一対の横フレーム12a,12
bとによって枠組み形成されているが、縦フレーム11は
更に後方へ延びて枠組み形成され、後部のフレーム部を
形成している。また横フレーム12a,12bの下側は開放し
ており、後述するスライドフレーム14が収容され、該横
フレーム12a,12b内を走行移動する。
前記各支持フレーム9a,9bの上端部には第1図及び第7
図のように、左右方向に向くスライドフレーム14a,14b
がそれぞれ一体的に取り付けられている(未刈地側走行
体6の支持フレーム6aは横フレーム12a,12bに一体的に
固定されている。)が、このスライドフレーム14a,14b
には左右一体の複数のローラ15が軸承されている。そし
てスライドフレーム14a,14bは横フレーム12a,12b内に収
容されローラ15が横フレーム12a,12bの内側天井部に転
接して機体重量を受ける状態で、既刈地走行体7は左右
方向に移動可能となっている。更にスライドフレーム14
a,14bはクローラ16上に張り出し、クローラ16の真上で
コンバインの重量を支える。ここでクローラ16の上方に
張り出したスライドフレーム14には、既述の如くローラ
15が軸承されているが、クローラ16上に位置するローラ
15a,15bは第1図に示すように、クローラ16の幅中心M
から等距離であるlの距離に支持されている。従って機
体荷重の反力としてクローラ16が地面から受ける外力P
に対して、ローラ15a,15bが受ける荷重Ra,Rbは略等しく
なり、P=Ra+Rb,Ra≒Rbとなる。ローラ15a,15bに加わ
る荷重が平均化されることにより、横フレーム12のすわ
りが良くなり、スライドフレーム14のガタツキが減少し
た。また各ローラ15a,15bの摩耗も均一化されるため、
不均一なローラの摩耗の発生によって生じるガタツキも
少ない。以上説明したローラ15の配置は、3個以上のロ
ーラを取り付ける場合にも同様であり、クローラ幅中心
位置Mより左右に等距離に配置することによって、同様
の効果が得られるものである。
図のように、左右方向に向くスライドフレーム14a,14b
がそれぞれ一体的に取り付けられている(未刈地側走行
体6の支持フレーム6aは横フレーム12a,12bに一体的に
固定されている。)が、このスライドフレーム14a,14b
には左右一体の複数のローラ15が軸承されている。そし
てスライドフレーム14a,14bは横フレーム12a,12b内に収
容されローラ15が横フレーム12a,12bの内側天井部に転
接して機体重量を受ける状態で、既刈地走行体7は左右
方向に移動可能となっている。更にスライドフレーム14
a,14bはクローラ16上に張り出し、クローラ16の真上で
コンバインの重量を支える。ここでクローラ16の上方に
張り出したスライドフレーム14には、既述の如くローラ
15が軸承されているが、クローラ16上に位置するローラ
15a,15bは第1図に示すように、クローラ16の幅中心M
から等距離であるlの距離に支持されている。従って機
体荷重の反力としてクローラ16が地面から受ける外力P
に対して、ローラ15a,15bが受ける荷重Ra,Rbは略等しく
なり、P=Ra+Rb,Ra≒Rbとなる。ローラ15a,15bに加わ
る荷重が平均化されることにより、横フレーム12のすわ
りが良くなり、スライドフレーム14のガタツキが減少し
た。また各ローラ15a,15bの摩耗も均一化されるため、
不均一なローラの摩耗の発生によって生じるガタツキも
少ない。以上説明したローラ15の配置は、3個以上のロ
ーラを取り付ける場合にも同様であり、クローラ幅中心
位置Mより左右に等距離に配置することによって、同様
の効果が得られるものである。
スライドフレーム14の内側端には補助ローラ15c,15dが
軸承されている。該補助ローラ15cは横フレーム12の内
側天井部に転接し、また同15dは後述する下側カバー18
の上面に転接する。一方、凹凸路面等を走行する場合に
は、クローラ16の接地力Pが変動して上記ローラ15a,15
bに加わる荷重のバランスが崩れることがある。上記補
助ローラ15c,15dはこのような場合に荷重を受けて、ス
ライドフレーム14全体で荷重を支持できるようにしたも
のであり、常時スライドフレーム14の円滑なスライドが
担保される。尚補助ローラ15c,15dは横フレーム内の上
下面に隙間なく接触しているため、クローラ上のローラ
15a,15bが受ける荷重のバランスが崩れた場合には、直
ちにこれを修正する方向に作用し、スライドフレーム14
のガタツキを未然に防止する。
軸承されている。該補助ローラ15cは横フレーム12の内
側天井部に転接し、また同15dは後述する下側カバー18
の上面に転接する。一方、凹凸路面等を走行する場合に
は、クローラ16の接地力Pが変動して上記ローラ15a,15
bに加わる荷重のバランスが崩れることがある。上記補
助ローラ15c,15dはこのような場合に荷重を受けて、ス
ライドフレーム14全体で荷重を支持できるようにしたも
のであり、常時スライドフレーム14の円滑なスライドが
担保される。尚補助ローラ15c,15dは横フレーム内の上
下面に隙間なく接触しているため、クローラ上のローラ
15a,15bが受ける荷重のバランスが崩れた場合には、直
ちにこれを修正する方向に作用し、スライドフレーム14
のガタツキを未然に防止する。
既に述べた第1図及び第6図に示すように、上記横フレ
ーム12a,12bにおいて、スライドフレーム14a,14b収容部
分下側には、下側カバー18が取り付けられている。下側
カバー18の一端には、支持フレーム9a,9bを挿通せしめ
る切欠18aが形成されており、スライドフレーム14a,14b
の左右動とともに支持フレーム9a,9bが移動できるよう
に、左右を長手方向として設けられている。
ーム12a,12bにおいて、スライドフレーム14a,14b収容部
分下側には、下側カバー18が取り付けられている。下側
カバー18の一端には、支持フレーム9a,9bを挿通せしめ
る切欠18aが形成されており、スライドフレーム14a,14b
の左右動とともに支持フレーム9a,9bが移動できるよう
に、左右を長手方向として設けられている。
上記可動走行体7の移動は機体フレーム13と可動走行体
7の走行フレーム31との間に介設された、2方向油圧シ
リンダ27によって行なわれる。また走行体7の平行状態
は、第7図に示すように、走行フレーム31と機体フレー
ム13の間に介設された、十字形のパンタリンクによる移
動機構36によって維持される。
7の走行フレーム31との間に介設された、2方向油圧シ
リンダ27によって行なわれる。また走行体7の平行状態
は、第7図に示すように、走行フレーム31と機体フレー
ム13の間に介設された、十字形のパンタリンクによる移
動機構36によって維持される。
本実施例に於いては、スライドフレーム14の上下の軸線
のズレのみでなく、前後方向の移動軸線のズレを防止す
ることによるっても、同様に可動側走行体7の円滑なス
ライドを確保することができる。第9図乃至第11図にお
いては、上述の走行フレーム31の構成に加えて、油圧シ
リンダ27が連結されている補助フレーム10の上側にも第
3のスライドフレーム14cを設けている。該スライドフ
レーム14cは図示するように油圧シリンダ27の上側に重
なるように配設され、他のスライドフレーム14a,14bと
平行である。該スライドフレーム14cは機体フレーム13
に設けられた横フレーム12d内に収容され、下側からは
前後の横フレーム12a,12bと同様に下側カバー17が取り
付けられている。
のズレのみでなく、前後方向の移動軸線のズレを防止す
ることによるっても、同様に可動側走行体7の円滑なス
ライドを確保することができる。第9図乃至第11図にお
いては、上述の走行フレーム31の構成に加えて、油圧シ
リンダ27が連結されている補助フレーム10の上側にも第
3のスライドフレーム14cを設けている。該スライドフ
レーム14cは図示するように油圧シリンダ27の上側に重
なるように配設され、他のスライドフレーム14a,14bと
平行である。該スライドフレーム14cは機体フレーム13
に設けられた横フレーム12d内に収容され、下側からは
前後の横フレーム12a,12bと同様に下側カバー17が取り
付けられている。
該下側カバー17上面には一対の中ガイドローラ22が所定
間隔で軸支され、上記スライドフレーム14cの側面に形
成された横移動ガイド面21に両側から転接するように配
設されている。該中ガイドローラ22によってスライドフ
レーム14cの前後移動は規制され、移動の直進性を確保
することができる。またスライドフレーム14cを油圧シ
リンダ27の真上に配置したため、該油圧シリンダ27の駆
動によって、スライドフレーム14cのスライド軸線をを
前後方向に狂わせるモーメントの影響がなく、確実に平
行状態を保持して走行体7の左右方向移動を行うことが
可能となる。さらに左右方向に回行する場合には走行体
7対して側方から外力が加わり、走行体6,7の平行状態
を維持するのは難しいが、中ガイドローラ22によって走
行体7の平行が保たれる。
間隔で軸支され、上記スライドフレーム14cの側面に形
成された横移動ガイド面21に両側から転接するように配
設されている。該中ガイドローラ22によってスライドフ
レーム14cの前後移動は規制され、移動の直進性を確保
することができる。またスライドフレーム14cを油圧シ
リンダ27の真上に配置したため、該油圧シリンダ27の駆
動によって、スライドフレーム14cのスライド軸線をを
前後方向に狂わせるモーメントの影響がなく、確実に平
行状態を保持して走行体7の左右方向移動を行うことが
可能となる。さらに左右方向に回行する場合には走行体
7対して側方から外力が加わり、走行体6,7の平行状態
を維持するのは難しいが、中ガイドローラ22によって走
行体7の平行が保たれる。
また第2図及び第8図は他の実施例を示すものである。
本実施例の構造では、第3のスライドフレーム14cは設
けず、一方のスライドフレーム14a(又は14b)の側面に
形成された横移動ガイド面21に下側カバー18に設けたガ
イドローラ20を転接せしめている。このような構造とし
ても、前記実施例と同様に、スライドフレーム14の直進
性が維持され、且つ構造も簡単である。クローラ16を駆
動せしめる伸縮自在な駆動軸19aに近い前側のスライド
フレーム14aを上記のようにガイドすれば、間接的に駆
動軸19aを直線状に保つことができ、駆動軸19aの円滑な
伸縮動作を確保することができる。
本実施例の構造では、第3のスライドフレーム14cは設
けず、一方のスライドフレーム14a(又は14b)の側面に
形成された横移動ガイド面21に下側カバー18に設けたガ
イドローラ20を転接せしめている。このような構造とし
ても、前記実施例と同様に、スライドフレーム14の直進
性が維持され、且つ構造も簡単である。クローラ16を駆
動せしめる伸縮自在な駆動軸19aに近い前側のスライド
フレーム14aを上記のようにガイドすれば、間接的に駆
動軸19aを直線状に保つことができ、駆動軸19aの円滑な
伸縮動作を確保することができる。
前後にあるスライドフレーム14a,14bの内一方のみをガ
イドすることによって、スライドフレーム14a,14b間の
平行度が維持されなくても、走行体7全体のスライド移
動は円滑に行なわれることとなる。尚以上の実施例にお
けるガイドローラによる直進性維持では、ガイドローラ
をスライドフレーム14側に軸支し、横フレーム12内の側
面23(第8図)を横移動ガイド面として、該側面23にガ
イドローラを転接させても良い。
イドすることによって、スライドフレーム14a,14b間の
平行度が維持されなくても、走行体7全体のスライド移
動は円滑に行なわれることとなる。尚以上の実施例にお
けるガイドローラによる直進性維持では、ガイドローラ
をスライドフレーム14側に軸支し、横フレーム12内の側
面23(第8図)を横移動ガイド面として、該側面23にガ
イドローラを転接させても良い。
次に油圧シリンダ27の油圧回路について説明する。第12
図は油圧シリンダからなる油圧シリンダ27の油圧回路図
である。油圧ポンプ25はエンジンから動力を得、ソレノ
イドバルブ24を介して2方向油圧シリンダ27に接続され
ている。従って通常の可動側走行体7の移動操作は、操
作パネルに設けられた操作スイッチにより電気的に行な
われる。またソレノイドバルブ24と油圧シリンダ27の間
には、伸び経路側と縮小経路側にパイロットチェックバ
ルブ26a,26bが各設けられている。更に該各パイロット
チェックバルブ26a,26bは反対側の経路にパイロット回
路28a,28bによってそれぞれ接続されている。そしてパ
イロット回路パイロット圧は、本経路の作動圧よりも低
目にセットされている。かかる油圧回路の作動を説明す
ると、例えばソレノイドAを励磁することによって、ソ
レノイドバルブ24を油圧シリンダ27伸び方向へ作動させ
る。このときパイロットチェックバルブ26aは本経路の
作動圧によって解放し、油圧シリンダ27内に油圧がかか
る。さらにパイロットチェックバルブ26bは作動圧より
低く設定されているため、パイロット回路28bによって
加えられた圧力によって確実に解放し、油圧シリンダ27
の縮小側にある油は、該パイロットチェックバルブ26b
を通って排出される。油圧シリンダ27が所望の位置に達
した状態で操作スイッチを中立にすれば、油圧シリンダ
27はチェックバルブ26a,26bによって完全に固定され
る。これにより、回行動作や斜面を横切る場合等におい
て走行体7に対して横方向から外力が加わっても、油圧
シリンダ27の設定位置が変わることはない。
図は油圧シリンダからなる油圧シリンダ27の油圧回路図
である。油圧ポンプ25はエンジンから動力を得、ソレノ
イドバルブ24を介して2方向油圧シリンダ27に接続され
ている。従って通常の可動側走行体7の移動操作は、操
作パネルに設けられた操作スイッチにより電気的に行な
われる。またソレノイドバルブ24と油圧シリンダ27の間
には、伸び経路側と縮小経路側にパイロットチェックバ
ルブ26a,26bが各設けられている。更に該各パイロット
チェックバルブ26a,26bは反対側の経路にパイロット回
路28a,28bによってそれぞれ接続されている。そしてパ
イロット回路パイロット圧は、本経路の作動圧よりも低
目にセットされている。かかる油圧回路の作動を説明す
ると、例えばソレノイドAを励磁することによって、ソ
レノイドバルブ24を油圧シリンダ27伸び方向へ作動させ
る。このときパイロットチェックバルブ26aは本経路の
作動圧によって解放し、油圧シリンダ27内に油圧がかか
る。さらにパイロットチェックバルブ26bは作動圧より
低く設定されているため、パイロット回路28bによって
加えられた圧力によって確実に解放し、油圧シリンダ27
の縮小側にある油は、該パイロットチェックバルブ26b
を通って排出される。油圧シリンダ27が所望の位置に達
した状態で操作スイッチを中立にすれば、油圧シリンダ
27はチェックバルブ26a,26bによって完全に固定され
る。これにより、回行動作や斜面を横切る場合等におい
て走行体7に対して横方向から外力が加わっても、油圧
シリンダ27の設定位置が変わることはない。
第13図は制御回路のブロック図である。第15図に示すよ
うに、操作パネル上の変速レバー29の高速位置には、高
速位置スイッチ30が設けられている。該スイッチ30は第
13図に示すように、タイマリレーを介して前述のソレノ
イドAに接続されている。この様な回路において、その
作動を説明すると、変速レバー29が高速位置にセットさ
れていると、高速位置スイッチ30が入りタイマリレー設
定時間だけソレノイドAを励磁する。ソレノイドAの励
磁によって油圧シリンダ27が駆動し、走行体6,7間が拡
張して最大幅L1となる。ここでタイマリレーの設定時間
は、通常走行体7が移動を完了するのに要する時間以上
にセットされ、確実な走行体7の移動がなされる。
うに、操作パネル上の変速レバー29の高速位置には、高
速位置スイッチ30が設けられている。該スイッチ30は第
13図に示すように、タイマリレーを介して前述のソレノ
イドAに接続されている。この様な回路において、その
作動を説明すると、変速レバー29が高速位置にセットさ
れていると、高速位置スイッチ30が入りタイマリレー設
定時間だけソレノイドAを励磁する。ソレノイドAの励
磁によって油圧シリンダ27が駆動し、走行体6,7間が拡
張して最大幅L1となる。ここでタイマリレーの設定時間
は、通常走行体7が移動を完了するのに要する時間以上
にセットされ、確実な走行体7の移動がなされる。
以上のような構成にすることによって、高速走行時には
オペレータの意志とは無関係に、走行体6,7の間隔が常
に最大に拡大した状態となり、スライドクローラを装備
した移動農機の走行安定性が確保される。
オペレータの意志とは無関係に、走行体6,7の間隔が常
に最大に拡大した状態となり、スライドクローラを装備
した移動農機の走行安定性が確保される。
第14図は方向自動制御ユニットとクローラスライド制御
ユニットの接続関係を示すブロック図である。中割モー
ド選択スイッチ32は同時動作の接点を2個有しており、
方向自動制御ユニットのオン,オフのみならず、クロー
ラスライド制御ユニットのオン,オフと同時に行う。そ
して該スイッチ32のオン操作によって、方向自動制御は
中割モードとなり、クローラスイッチ制御は走行体6,7
幅縮小モードとなる。従って中割モード選択スイッチ32
をオンとすると、自動的に走行体6,7の幅が縮小し最小
幅L2となり、中割作業における走行体7の操作忘れを防
止されて作業効率が向上する。
ユニットの接続関係を示すブロック図である。中割モー
ド選択スイッチ32は同時動作の接点を2個有しており、
方向自動制御ユニットのオン,オフのみならず、クロー
ラスライド制御ユニットのオン,オフと同時に行う。そ
して該スイッチ32のオン操作によって、方向自動制御は
中割モードとなり、クローラスイッチ制御は走行体6,7
幅縮小モードとなる。従って中割モード選択スイッチ32
をオンとすると、自動的に走行体6,7の幅が縮小し最小
幅L2となり、中割作業における走行体7の操作忘れを防
止されて作業効率が向上する。
第15図は機体フレーム13とエンジン33の正面図である。
ミッション19から可動側走行体7に向けて伸縮自在の駆
動軸19aが伸び、走行体7の移動とともに伸縮する。該
駆動軸19aの軸ケースにはパイプ34が接続され該パイプ3
4の他端はエンジン33のプローバイガスパイプ35に接続
されている。かかる構成によれば、エンジン33の吸引作
用によって常に駆動軸19aの軸ケース内が負圧となり、
該駆動軸19aが縮んで容積が縮小しても軸ケース内の圧
力は上がらず油漏れも生じない。またエンジンクリーナ
で浄化されたエアーを吸入するので、ほこり等の異物吸
入を防止することもできる。
ミッション19から可動側走行体7に向けて伸縮自在の駆
動軸19aが伸び、走行体7の移動とともに伸縮する。該
駆動軸19aの軸ケースにはパイプ34が接続され該パイプ3
4の他端はエンジン33のプローバイガスパイプ35に接続
されている。かかる構成によれば、エンジン33の吸引作
用によって常に駆動軸19aの軸ケース内が負圧となり、
該駆動軸19aが縮んで容積が縮小しても軸ケース内の圧
力は上がらず油漏れも生じない。またエンジンクリーナ
で浄化されたエアーを吸入するので、ほこり等の異物吸
入を防止することもできる。
〈考案の効果〉 本件考案は以上の如く構成される結果、スライドフレー
ムのスライドが円滑に行なわれる。
ムのスライドが円滑に行なわれる。
特にスライドフレーム側に軸支された横フレームに下側
より転接するローラによって、可動側走行フレームの機
体荷重を支えながらの左右スライド移動が、従来の摺動
式のものに比してより円滑に行われるとともに、横移動
ガイド面に転接するガイドローラによれば、スライドフ
レームの前後方向のガタの発生が防止されるため、スラ
イド時に生じるスライドフレームと横フレームの軸線の
ズレが防止され、一層円滑な可動側走行体のスライド移
動が担保される。
より転接するローラによって、可動側走行フレームの機
体荷重を支えながらの左右スライド移動が、従来の摺動
式のものに比してより円滑に行われるとともに、横移動
ガイド面に転接するガイドローラによれば、スライドフ
レームの前後方向のガタの発生が防止されるため、スラ
イド時に生じるスライドフレームと横フレームの軸線の
ズレが防止され、一層円滑な可動側走行体のスライド移
動が担保される。
第1図は走行フレームの正面図、第2図は第3実施例の
機体フレーム平面断面図、第3図はコンバインの全体平
面図、第4図はコンバインの正面図、第5図は走行体と
機体フレームの側面図、第6図は走行フレームの分解斜
視図、第7図は機体フレーム及び走行フレームの取付状
態を示す全体斜視図、第8図は第3実施例側における横
フレーム側面断面図、第9図は第2実施例の機体フレー
ム平面断面図、第10図は第9図におけるA−A断面図、
第11図は同じくB−B断面図、第12図は油圧シリンダか
らなる油圧シリンダの油圧回路図、第13図は制御回路の
ブロック図、第14図は方向自動制御ユニットとクローラ
スライド制御ユニットの接続関係を示すブロック図、第
15図は機体フレームとエンジンの正面図である。 1:機体、6:走行体(可動側)、7:走行体(固定) 9:支持フレーム、12:横フレーム、13:機体フレーム 14:スライドフレーム、15:ローラ、16:クローラ 20,22:ガイドローラ、21,23:横移動ガイド面 31:走行フレーム
機体フレーム平面断面図、第3図はコンバインの全体平
面図、第4図はコンバインの正面図、第5図は走行体と
機体フレームの側面図、第6図は走行フレームの分解斜
視図、第7図は機体フレーム及び走行フレームの取付状
態を示す全体斜視図、第8図は第3実施例側における横
フレーム側面断面図、第9図は第2実施例の機体フレー
ム平面断面図、第10図は第9図におけるA−A断面図、
第11図は同じくB−B断面図、第12図は油圧シリンダか
らなる油圧シリンダの油圧回路図、第13図は制御回路の
ブロック図、第14図は方向自動制御ユニットとクローラ
スライド制御ユニットの接続関係を示すブロック図、第
15図は機体フレームとエンジンの正面図である。 1:機体、6:走行体(可動側)、7:走行体(固定) 9:支持フレーム、12:横フレーム、13:機体フレーム 14:スライドフレーム、15:ローラ、16:クローラ 20,22:ガイドローラ、21,23:横移動ガイド面 31:走行フレーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 深田 健一 島根県八束郡東出雲町大字揖屋町667番地 1 三菱農機株式会社内 (56)参考文献 実開 昭63−979(JP,U) 実開 昭64−14480(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】走行体(6),(7)を取り付ける左右の
走行フレーム(31)上に機体(1)を支持する機体フレ
ーム(13)を設け、機体フレーム(13)中に横設された
複数の横フレーム(12a),(12b)の下側には一方の走
行フレーム(31)側に水平に固定された複数のスライド
フレーム(14a),(14b)を左右動自在に各収容した構
造において、スライドフレーム(14a),(14b)には横
フレーム(12a),(12b)に下側より転接して機体荷重
を支える複数のローラ(15)を軸支するとともに、横フ
レーム(12a),(12b)又はスライドフレーム(14
a),(14b)には、横フレーム(12a),(12b)とスラ
イドフレーム(14a),(14b)の左右方向の横移動ガイ
ド面(21),(23)のいずれか一方に転接してスライド
フレーム(14a),(14b)の左右移動を案内するガイド
ローラ(20),(22)を軸支して設けた走行体移動装置
におけるスライド構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988094502U JPH0640555Y2 (ja) | 1988-07-15 | 1988-07-15 | 走行体移動装置におけるスライド構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988094502U JPH0640555Y2 (ja) | 1988-07-15 | 1988-07-15 | 走行体移動装置におけるスライド構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0215586U JPH0215586U (ja) | 1990-01-31 |
| JPH0640555Y2 true JPH0640555Y2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=31319033
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988094502U Expired - Lifetime JPH0640555Y2 (ja) | 1988-07-15 | 1988-07-15 | 走行体移動装置におけるスライド構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0640555Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS564747U (ja) * | 1979-06-15 | 1981-01-16 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63979U (ja) * | 1986-06-23 | 1988-01-06 | ||
| JPH065975Y2 (ja) * | 1987-07-14 | 1994-02-16 | 井関農機株式会社 | 走行装置 |
-
1988
- 1988-07-15 JP JP1988094502U patent/JPH0640555Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0215586U (ja) | 1990-01-31 |
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