JPH0640897U - 指針のバランスウエイト保持構造 - Google Patents
指針のバランスウエイト保持構造Info
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- JPH0640897U JPH0640897U JP8128892U JP8128892U JPH0640897U JP H0640897 U JPH0640897 U JP H0640897U JP 8128892 U JP8128892 U JP 8128892U JP 8128892 U JP8128892 U JP 8128892U JP H0640897 U JPH0640897 U JP H0640897U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 キャップの径に対するバランスウエイトの重
量割合を増やす。 【構成】 バランスウエイト12の底面12aの両端部
に切欠き13を形成する。カラー3に、切欠き13に係
入するバランスウエイト保持片14を設けた。バランス
ウエイト12は、円弧頂部をキャップ4の軸方向へ延ば
すことで重心位置が円弧頂部の重量増加分だけ回転中心
から離間することになる。このため、バランス調整する
に当たり最も効果的な部位の重量を増やせ、バランスウ
エイト12の重量による回転トルクが増える。キャップ
4の径に対するバランスウエイト12の重量割合が増
え、キャップ4を大径化することなく指示部2bの長さ
を長く設定できる。
量割合を増やす。 【構成】 バランスウエイト12の底面12aの両端部
に切欠き13を形成する。カラー3に、切欠き13に係
入するバランスウエイト保持片14を設けた。バランス
ウエイト12は、円弧頂部をキャップ4の軸方向へ延ば
すことで重心位置が円弧頂部の重量増加分だけ回転中心
から離間することになる。このため、バランス調整する
に当たり最も効果的な部位の重量を増やせ、バランスウ
エイト12の重量による回転トルクが増える。キャップ
4の径に対するバランスウエイト12の重量割合が増
え、キャップ4を大径化することなく指示部2bの長さ
を長く設定できる。
Description
【0001】
本考案は、自動車等に用いられる車両用計器の指針にバランスウエイトを保持 するバランスウエイト保持構造に関するものである。
【0002】
従来、車両用計器の指針には、回転中心に対して指示部とは反対側に指示部の 重量を相殺するためのバランスウエイトが設けられている。従来のこの種の指針 は図3および図4に示すように構成されていた。
【0003】 図3はバランスウエイト保持部がカラーに設けられた従来の指針を示す図で、 同図(a)は断面図、同図(b)は底面図である。なお、同図(a)は同図(b )におけるIII−III線断面図である。図4はバランスウエイト保持部が指針本体 に設けられた従来の指針を示す図で、同図(a)は断面図、同図(b)は底面図 である。なお、同図(a)は同図(b)におけるIV−IV線断面図である。
【0004】 これらの図において、1は車両用計器の指針である。この指針1は、細長く形 成された指針本体2と、この指針本体2の回転中心部2aに連結されたカラー3 と、前記回転中心部2aおよびカラー3に被冠された有底円筒状のキャップ4と 、このキャップ4内に装着されたバランスウエイト5とから構成されている。
【0005】 前記指針本体2は、指示部2bがキャップ4の切欠き4aを通されて回転中心 部2aがキャップ4の内側底面に密着しており、カラー3と共にキャップ4に固 定されている。この固定構造は、キャップ4の内側底面に連結ピン4bを立設さ せ、この連結ピン4bを指針本体2の回転中心部2aおよびカラー3に貫通させ てその先端をカラー3の底面に溶着させるようにしてかしめた構造になっている 。
【0006】 前記カラー3は、指針1の回転中心(図中一点鎖線Aで示す)となる部分にボ ス部3aが形成されており、このボス部3aに穿設された軸孔3bに計器内機の 回転軸6を圧入させてこの回転軸6に固定される構造になっている。また、この ボス部3aは、夜間照明光を導くプリズム7の開口部に臨むようにキャップ4内 から突出している。
【0007】 前記バランスウエイト5は黄銅板などの金属製板材を断面円弧状に加工してな り、その重量が指針1の回転中心より指示部2b側の重量を相殺するように形成 されている。そして、このバランスウエイト5はキャップ4の内周面に密着され た状態でキャップ4内に装着されている。その装着位置は指針1の回転中心に対 して指示部2bとは反対側に位置づけられ、キャップ4に設けられたガイド4c によってずれることが規制されている。また、このバランスウエイト5における キャップ4の開口端側となる底面は平坦に形成され、キャップ4の開口端縁より キャップ4の内方に位置づけられている。
【0008】 このバランスウエイト5をキャップ4に保持させる構造は、図3に示した例で は、カラー3にバランスウエイト5の底面にまで延びる保持片3cを設けてこの 保持片3cと有底円筒状キャップ4の底部とでバランスウエイト5を挾持する構 造になっている。また、図4に示した例では、指針本体2にバランスウエイト5 の底面にまで延びる保持片2cを設けてこの保持片2cとキャップ4の底部とで バランスウエイト5を挾持する構造になっている。
【0009】 前記図3に示した保持片3cは、カラー3におけるキャップ結合部の両側から 指示部2bの延設方向とは反対方向へ突出しており、その突出端部がキャップ4 の内周面に略沿うように円弧状に形成されている。そして、この円弧状部分がバ ランスウエイト5の円弧状の平坦面からなる底面に対接している。
【0010】 前記図4に示した保持片2cは、指針本体2の回転中心部2aから指示部2b の延設方向とは反対方向へ突出され、その突出端部がバランスウエイト5の平坦 面からなる底面に対接している。
【0011】 すなわち、バランスウエイト5をキャップ4に位置決めした状態でこのキャッ プ4に指針本体2およびカラー3を固定させることによって、バランスウエイト 5が前記保持片3c,2cによってキャップ4内に保持されることになる。
【0012】
しかるに、上述したように構成された従来のバランスウエイト保持構造では、 指針本体2として従来より長いものを使用するためには、バランスウエイト5の 重量を増やさなければならないためにキャップ4を大径に形成しなければならな い。また、キャップ4を小径に形成して小型化を図ろうとすると、バランスウエ イト5が小さくなって軽くなった分だけ指針本体2の長さを短くしなければなら ない。
【0013】 なお、バランスウエイト5の重量を増やすには、バランスウエイト5自体を従 来主に用いられていた黄銅より比重の大きい銅によって形成することが考えられ る。ところが、銅は黄銅より高価であるため、このようにするとコストが嵩んで しまう。
【0014】 本考案は、このような問題点を解消するためになされたもので、キャップの径 に対するバランスウエイトの重量割合を増やすことを目的とする。
【0015】
本考案に係る指針のバランスウエイト保持構造は、バランスウエイトにおける キャップの開口側となる部分の両端部に切欠きを形成すると共に、指針の回転中 心部に、前記切欠きに係入するバランスウエイト保持片を設けたものである。
【0016】
バランスウエイトは、円弧の頂部となる部分をキャップの軸方向に沿って延ば すことでその重心位置が円弧頂部での重量増加に相当する分だけ指針の回転中心 から指針指示部とは反対側へ離間することになる。このため、バランスウエイト の重量による回転トルクが増える。
【0017】
以下、本考案の一実施例を図1および図2によって詳細に説明する。 図1は本考案に係るバランスウエイト保持構造が採用された指針を示す図で、 同図(a)は断面図、同図(b)は底面図である。なお、同図(a)は同図(b )におけるI−I線断面図である。図2は本考案に係るバランスウエイト保持構造 を採用した指針のバランス調整を説明するための図である。これらの図において 前記図3および図4で説明したものと同一もしくは同等部材については、同一符 号を付し詳細な説明は省略する。
【0018】 図1において、符号11は本考案に係るバランスウエイト保持構造を採用した 指針、12はバランスウエイトである。このバランスウエイト12は従来のもの と同様に黄銅板等の金属製板材によって断面円弧状に形成されており、キャップ 4の内周面に装着されている。また、このバランスウエイト12は、キャップ4 の開口端側の底面12aがキャップ4の開口縁と一連になるように形成されてい る。そして、このバランスウエイト12における円弧の両側であって前記キャッ プ4の開口側となる両端部には、底面12aを部分的に凹ませて切欠き13が形 成されている。
【0019】 14は前記バランスウエイト12をキャップ4内に保持するためのバランスウ エイト保持片である。このバランスウエイト保持片14は、カラー3におけるキ ャップ結合部の両側から指針本体2の指示部2bの延設方向とは反対方向へ突出 され、その突出端部が前記切欠き13内に係入している。
【0020】 すなわち、このバランスウエイト保持片14とキャップ4の底部とでバランス ウエイト12を挾持することになり、これによってバランスウエイト12がキャ ップ4内に保持されることになる。
【0021】 なお、本実施例で使用する指針本体2は、指示部2bが従来のものに較べて長 いものが採用されている。
【0022】 このように構成された指針11のバランス調整は、図2に示すように回転中心 Aより指針本体2の指示部2b側の回転トルクML(g・mm)と反対側の回転 トルクml(g・mm)の差を0に近づけることによって行われる。なお、前記 Mは指針11の指示部2b側の部分の質量、Lは回転中心から指示部2b側の重 心位置までの距離、mは指針11のバランスウエイト12側の部分の質量、lは 回転中心からバランスウエイト12側の重心位置までの距離である。
【0023】 すなわち、バランスウエイト12は、上述したようにその底面12aをキャッ プ4の開口縁と一連となるようにして円弧の頂部となる部分を従来のものに較べ てキャップ4の軸方向に沿って延ばすことで、その重心位置が円弧頂部の重量増 加に相当する分だけ指針11の回転中心から指示部2bとは反対側へ離間するこ とになる。
【0024】 従来のバランスウエイト保持構造を採った場合のバランスウエイト側の部分の 重量をm1 とし、回転中心からバランスウエイト側部分の重心位置までの距離を l1 とすると、本考案のバランスウエイト保持構造を採ることによってl1 がl へ伸びることになる。このため、バランス調整するに当たり最も効果的な部位の 重量を増やせ、バランスウエイト12の重量による回転トルクが増える。
【0025】 したがって、指針部2b側の回転トルクMLが従来のものと等しいとすると、 バランスウエイト12の重量としては従来のものに較べてl−l1 に相当する分 (回転中心までの距離の増加分)だけ少なくて済む。言い換えれば、本実施例に 示したように指針本体2を従来より長く形成したとしても、キャップ4としては 従来と同一のものを使用することができる。また、指針本体2の長さを変えない 場合には、キャップ4を従来のものに較べて小径に形成することができる。
【0026】 なお、本実施例ではバランスウエイト保持片14をカラー3に設けた例を示し たが、指針本体2の回転中心部2aに設けることもできる。このようにしても本 実施例と同様の効果が得られる。
【0027】
以上説明したように本考案に係る指針のバランスウエイト保持構造は、バラン スウエイトにおけるキャップの開口側となる部分の両端部に切欠きを形成すると 共に、指針の回転中心部に、前記切欠きに係入するバランスウエイト保持片を設 けたため、バランスウエイトは、円弧の頂部となる部分をキャップの軸方向に沿 って延ばすことでその重心位置が円弧頂部での重量増加に相当する分だけ指針の 回転中心から指針指示部とは反対側へ離間することになる。このため、バランス 調整するに当たり最も効果的な部位の重量を増やせ、バランスウエイトの重量に よる回転トルクが増える。
【0028】 したがって、キャップの径に対するバランスウエイトの重量割合が増えること になるので、キャップを大径化することなく指針指示部の長さを長く設定しても バランス調整を容易に行うことができる。また、指針指示部の長さを一定とした 場合にはキャップの小径化を図ることができる。
【0029】 さらに、バランスウエイトの重量としては重心位置が回転中心から離れた分だ け従来のものに較べて少なくて済む。このため、指針全体を軽量化することがで きるので、計器の指示応答性を高めることができるという効果もある。
【図1】本考案に係るバランスウエイト保持構造が採用
された指針を示す図で、同図(a)は断面図、同図
(b)は底面図である。
された指針を示す図で、同図(a)は断面図、同図
(b)は底面図である。
【図2】本考案に係るバランスウエイト保持構造を採用
した指針のバランス調整を説明するための図である。
した指針のバランス調整を説明するための図である。
【図3】バランスウエイト保持部がカラーに設けられた
従来の指針を示す図で、同図(a)は断面図、同図
(b)は底面図である。
従来の指針を示す図で、同図(a)は断面図、同図
(b)は底面図である。
【図4】バランスウエイト保持部が指針本体に設けられ
た従来の指針を示す図で、同図(a)は断面図、同図
(b)は底面図である。
た従来の指針を示す図で、同図(a)は断面図、同図
(b)は底面図である。
2 指針本体 2a 回転中心部 2b 指示部 3 カラー 4 キャップ 11 指針 12 バランスウエイト 13 切欠き 14 バランスウエイト保持片
Claims (1)
- 【請求項1】 指針の回転中心部に有底円筒状のキャッ
プを被冠させ、このキャップの内周面における指針指示
部とは回転中心に対して反対側となる部位に断面円弧状
のバランスウエイトを密着させて保持する指針のバラン
スウエイト保持構造において、前記バランスウエイトに
おける円弧の両側であって前記キャップの開口側となる
両端部に切欠きを形成すると共に、前記指針の回転中心
部に、前記切欠きに係入するバランスウエイト保持片を
設けたことを特徴とする指針のバランスウエイト保持構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8128892U JPH0640897U (ja) | 1992-11-02 | 1992-11-02 | 指針のバランスウエイト保持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8128892U JPH0640897U (ja) | 1992-11-02 | 1992-11-02 | 指針のバランスウエイト保持構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0640897U true JPH0640897U (ja) | 1994-05-31 |
Family
ID=13742197
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8128892U Pending JPH0640897U (ja) | 1992-11-02 | 1992-11-02 | 指針のバランスウエイト保持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0640897U (ja) |
-
1992
- 1992-11-02 JP JP8128892U patent/JPH0640897U/ja active Pending
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