JPH06426Y2 - 粘着テ−プ用基材 - Google Patents
粘着テ−プ用基材Info
- Publication number
- JPH06426Y2 JPH06426Y2 JP1986108500U JP10850086U JPH06426Y2 JP H06426 Y2 JPH06426 Y2 JP H06426Y2 JP 1986108500 U JP1986108500 U JP 1986108500U JP 10850086 U JP10850086 U JP 10850086U JP H06426 Y2 JPH06426 Y2 JP H06426Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- melting point
- polymer
- warp
- adhesive tape
- base material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Adhesive Tapes (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は熱可塑性合成繊維フィラメント糸を用いた、粘
着テープ用基材に係る。
着テープ用基材に係る。
従来粘着テープ用基材としては、レイヨン糸、ビニロン
糸、アセテート糸等々を用いた織物にポリエチレン系フ
ィルムをラミネートしたものが多く用いられて来てい
る。
糸、アセテート糸等々を用いた織物にポリエチレン系フ
ィルムをラミネートしたものが多く用いられて来てい
る。
併し、この様な糸を用いた基材は物性(強度、伸度、引
裂等々)の温湿度依存性が大きいため、梱包輸送時の高
温多湿度状態の長時間暴露では物性低下の問題があり、
また近年梱包輸送需要の増加にともない粘着テープの軽
薄化の要請も強くなって来ている。
裂等々)の温湿度依存性が大きいため、梱包輸送時の高
温多湿度状態の長時間暴露では物性低下の問題があり、
また近年梱包輸送需要の増加にともない粘着テープの軽
薄化の要請も強くなって来ている。
この様な問題を解決すべく、例えば吸湿性の低い軽薄化
の可能な熱可塑性合成繊維を用いた基材が実開昭50−
71570、実開昭57−87079、実開昭57−1
58784、実開昭60−71735等々で提案がなさ
れている。だが未だ技術完成され生産に至っているもの
はない。
の可能な熱可塑性合成繊維を用いた基材が実開昭50−
71570、実開昭57−87079、実開昭57−1
58784、実開昭60−71735等々で提案がなさ
れている。だが未だ技術完成され生産に至っているもの
はない。
〔問題点を解決するための手段〕 本考案は上記問題を解決するに当り鋭意研究を行った結
果、低融点ポリマーと高融点ポリマーとを複合紡糸して
得たフィラメント糸を経糸に配し、緯糸に、該経糸の高
融点側ポリマー以上の融点の単一ポリマーからなるフィ
ラメント糸を配した織物に該経糸の低融点側ポリマーの
融点以上の融点で、且つ、該経糸の高融点側ポリマーの
融点より低い融点を有するフィルムを溶着させた粘着テ
ープ用基材を要旨とする本考案に到達した。
果、低融点ポリマーと高融点ポリマーとを複合紡糸して
得たフィラメント糸を経糸に配し、緯糸に、該経糸の高
融点側ポリマー以上の融点の単一ポリマーからなるフィ
ラメント糸を配した織物に該経糸の低融点側ポリマーの
融点以上の融点で、且つ、該経糸の高融点側ポリマーの
融点より低い融点を有するフィルムを溶着させた粘着テ
ープ用基材を要旨とする本考案に到達した。
以下図面にもとずき本考案を詳述する。
第1図は本考案の実施様態の一例の粘着テープ用基材に
用いる織物の平面拡大図であり1−1、1−2、1−
3、1−4、………は経糸で低融点ポリマー(ポリエチ
レン融点125℃)と高融点ポリマー(ポリプロピレン
融点170℃)を複合紡糸して得た熱可塑性合成繊維フ
ィラメント糸(50デニール/15フィラメント)群を
示し、2−1、2−2、2−3、2−4、………は緯糸
で該経糸の高融点側ポリマー(ポリプロピレン融点17
0℃)よりなる熱可塑性合成繊維フィラメント糸(75
デニール/15フィラメント)群を示す。経糸は本実施
様態以外のポリマーの組合せ、及び緯糸に本実施様態以
上の高融点ポリマーによるフィラメント糸を用いること
等は特に制限するものでない。
用いる織物の平面拡大図であり1−1、1−2、1−
3、1−4、………は経糸で低融点ポリマー(ポリエチ
レン融点125℃)と高融点ポリマー(ポリプロピレン
融点170℃)を複合紡糸して得た熱可塑性合成繊維フ
ィラメント糸(50デニール/15フィラメント)群を
示し、2−1、2−2、2−3、2−4、………は緯糸
で該経糸の高融点側ポリマー(ポリプロピレン融点17
0℃)よりなる熱可塑性合成繊維フィラメント糸(75
デニール/15フィラメント)群を示す。経糸は本実施
様態以外のポリマーの組合せ、及び緯糸に本実施様態以
上の高融点ポリマーによるフィラメント糸を用いること
等は特に制限するものでない。
第2図は経糸フィラメント糸の構成単繊維1本の断面を
示すものであり本実施様態では芯鞘型の(イ)を採用して
おり、芯3は高融点ポリマー(ポリプロピレン)が配さ
れており、鞘4は低融点ポリマー(ポリエチレン)が配
されている。複合紡糸での両成分の配置方法は上述を特
に限定するものではなく、たとえば第2図(ロ)のサイド
バイサイド型、(ハ)変形芯鞘型、(ニ)多葉配位型等々(3
は高融点ポリマー、4は低融点ポリマー)何れを採用し
ても良い。ただし低融点ポリマーが高融点ポリマーに完
全包囲されていない断面であれば後工程でのフイルム溶
着が容易である。
示すものであり本実施様態では芯鞘型の(イ)を採用して
おり、芯3は高融点ポリマー(ポリプロピレン)が配さ
れており、鞘4は低融点ポリマー(ポリエチレン)が配
されている。複合紡糸での両成分の配置方法は上述を特
に限定するものではなく、たとえば第2図(ロ)のサイド
バイサイド型、(ハ)変形芯鞘型、(ニ)多葉配位型等々(3
は高融点ポリマー、4は低融点ポリマー)何れを採用し
ても良い。ただし低融点ポリマーが高融点ポリマーに完
全包囲されていない断面であれば後工程でのフイルム溶
着が容易である。
第3図は該織物にフィルムを溶着させた縦断面図を示す
ものであり、1は経糸、2は緯糸、5はフィルム層を示
す。本実施様態ではポリエチレンフィルム(融点130
℃)を用いておりフィルム溶着時に経糸1の低融点ポリ
マー側が溶融しフィルム層5を完全に一体化している。
ものであり、1は経糸、2は緯糸、5はフィルム層を示
す。本実施様態ではポリエチレンフィルム(融点130
℃)を用いておりフィルム溶着時に経糸1の低融点ポリ
マー側が溶融しフィルム層5を完全に一体化している。
第4図は経糸1のフィルム層との溶着部分の拡大図であ
り、経糸1の低融点ポリマー鞘成分4がフィルム層5と
溶着により完全に一体化されており高融点ポリマー芯成
分3がフィルム層5と鞘成分4との合体層内に完全に埋
没している様子がわかる。
り、経糸1の低融点ポリマー鞘成分4がフィルム層5と
溶着により完全に一体化されており高融点ポリマー芯成
分3がフィルム層5と鞘成分4との合体層内に完全に埋
没している様子がわかる。
経糸を構成する低融点部と高融点部の内、低融点部はフ
ィルムのラミネートの時に溶着によるフィルムとの一体
化のために作用し基材としての物性、特に強力面では高
融点部のみが関与することになり結果として基材の横方
向の引裂性、手切れ性が容易になる。
ィルムのラミネートの時に溶着によるフィルムとの一体
化のために作用し基材としての物性、特に強力面では高
融点部のみが関与することになり結果として基材の横方
向の引裂性、手切れ性が容易になる。
緯糸即ち高融点フィラメント糸は第5図に示す通り緯糸
2を構成する各単繊維の内、フィルム層5と接する部分
で単繊維の一部がフィルム内に埋込まれてはいるものゝ
フィルムより緯糸の融点が高いため、両者が融着接合に
までは至っていない。従って物性の低下も起っていない
ため粘着テープの主力機能である手切れ時には緯糸にそ
って容易且つきれいに切れ、斜め切れなどの問題を完全
に防止することが出来る。
2を構成する各単繊維の内、フィルム層5と接する部分
で単繊維の一部がフィルム内に埋込まれてはいるものゝ
フィルムより緯糸の融点が高いため、両者が融着接合に
までは至っていない。従って物性の低下も起っていない
ため粘着テープの主力機能である手切れ時には緯糸にそ
って容易且つきれいに切れ、斜め切れなどの問題を完全
に防止することが出来る。
また本考案の大きな特長の1つには該織物とフィルムの
溶着にあり、このためにフィルムの溶融吐出直後にまた
フィルム自体が融点近辺の温度にある時に織物と合体し
一体化する。このため従来の粘着テープ用基材の製造に
おいては織物面に接着剤層を塗布し、更にその塗布面に
フィルムを接着することが、フィルムに織物を強固に接
着するためには必須の要件であった。
溶着にあり、このためにフィルムの溶融吐出直後にまた
フィルム自体が融点近辺の温度にある時に織物と合体し
一体化する。このため従来の粘着テープ用基材の製造に
おいては織物面に接着剤層を塗布し、更にその塗布面に
フィルムを接着することが、フィルムに織物を強固に接
着するためには必須の要件であった。
本考案においては熱溶融接着手法を用いるため接着層塗
布の必要性がなく、粘着テープ基材製造上の大きなコス
トメリットとなる。また近年要請の高い薄手化にも寄与
することが出来る。
布の必要性がなく、粘着テープ基材製造上の大きなコス
トメリットとなる。また近年要請の高い薄手化にも寄与
することが出来る。
本考案の粘着テープ用基材は製造コストが低く、軽量、
薄手化を可能にし且つ熱可塑性繊維・フィルムを溶着し
ているため、輸送時の高温、多湿の環境下でも品質の低
下がなくさらには梱包作業でのテープ使用時の手切れ性
が極めて優れている。
薄手化を可能にし且つ熱可塑性繊維・フィルムを溶着し
ているため、輸送時の高温、多湿の環境下でも品質の低
下がなくさらには梱包作業でのテープ使用時の手切れ性
が極めて優れている。
第1図は本考案粘着テープ用基材の平面拡大図、第2図
は経糸の構成単繊維1本の断面例示図、第3図は本考案
粘着テープ用基材の縦断面図、第4図は経糸のフィルム
層との溶着部分の拡大図、第5図は緯糸のフィルム層と
の接合部分の拡大図。 1…経糸 2…緯糸 3、4…経糸構成単繊維の各ポリマー成分 5…フィルム層
は経糸の構成単繊維1本の断面例示図、第3図は本考案
粘着テープ用基材の縦断面図、第4図は経糸のフィルム
層との溶着部分の拡大図、第5図は緯糸のフィルム層と
の接合部分の拡大図。 1…経糸 2…緯糸 3、4…経糸構成単繊維の各ポリマー成分 5…フィルム層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 間崎 博巳 大阪府大阪市北区中之島2−3−18 三菱 レイヨン株式会社内 審査官 川上 義行 (56)参考文献 特開 昭59−126486(JP,A) 特開 昭61−146839(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】低融点ポリマーと高融点ポリマーとを複合
紡糸して得たフィラメント糸を経糸に配し、緯糸に該経
糸の高融点ポリマー以上の融点の単一ポリマーからなる
フィラメント糸を配したる織物に、該経糸の低融点側ポ
リマーの融点以上の融点で、且つ、該経糸の高融点側ポ
リマーの融点より低い融点を有するフィルムを溶着させ
た粘着テープ用基材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986108500U JPH06426Y2 (ja) | 1986-07-15 | 1986-07-15 | 粘着テ−プ用基材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986108500U JPH06426Y2 (ja) | 1986-07-15 | 1986-07-15 | 粘着テ−プ用基材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6314543U JPS6314543U (ja) | 1988-01-30 |
| JPH06426Y2 true JPH06426Y2 (ja) | 1994-01-05 |
Family
ID=30985755
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986108500U Expired - Lifetime JPH06426Y2 (ja) | 1986-07-15 | 1986-07-15 | 粘着テ−プ用基材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06426Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0646996Y2 (ja) * | 1988-01-08 | 1994-11-30 | 萩原工業株式会社 | 粘着テープ |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59126486A (ja) * | 1983-01-10 | 1984-07-21 | Dainippon Ink & Chem Inc | 感圧性粘着テ−プ並びにその製造方法 |
| JPS61146839A (ja) * | 1984-12-18 | 1986-07-04 | ダイニツク株式会社 | 成形性織布 |
-
1986
- 1986-07-15 JP JP1986108500U patent/JPH06426Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6314543U (ja) | 1988-01-30 |
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