JPH0643343B2 - 免疫調節剤 - Google Patents

免疫調節剤

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JPH0643343B2
JPH0643343B2 JP59276758A JP27675884A JPH0643343B2 JP H0643343 B2 JPH0643343 B2 JP H0643343B2 JP 59276758 A JP59276758 A JP 59276758A JP 27675884 A JP27675884 A JP 27675884A JP H0643343 B2 JPH0643343 B2 JP H0643343B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ヒトIgGのブロック化Fc断片(以下、ブ
ロック化Fc断片ともいう)、ヒトIgGのブロック化
Fab断片(以下、ブロック化Fab断片ともいう)、
ヒトIgGのブロック化L鎖(以下、ブロック化L鎖と
もいう)、ヒトIgGのブロック化H鎖(以下、ブロッ
ク化H鎖ともいう)を主成分とする免疫調節剤に係る。
〔従来の技術〕
これら一連のブロック化物は、当該Fc断片、Fab断
片、L鎖およびH鎖の−SH基を適当な基でブロックし
たものである。
上述の一連のブロック化物、就中、アルキル化Fc断
片、アルキル化Fab断片、アルキル化L鎖およびアル
キル化H鎖に関する現在知られている薬理作用として
は、抗消化器潰瘍作用〔ミムラ,ティー.,ジャーナル
オブ ファーマコバイオ ダイナミクス(Mimura,
T.,J.Pharm.Dyn.,)6,397(1983)〕があるが、こ
れらが宿主免疫系に及ぼす影響については全く知られて
いない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明はブロック化Fc断片、ブロック化Fab断片、
ブロック化L鎖およびブロック化H鎖のヒトIgG由来
物質の新規用途を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
今回、本発明者らは、ヒトIgGより調製したブロック
化Fc断片、ブロック化Fab断片、ブロック化L鎖お
よびブロック化H鎖が宿主の免疫応答状態により、免疫
増強的にあるいは免疫抑制的に作用する、いわゆる免疫
調節作用を有することを見い出し、本発明を完成した。
即ち、本発明は、ブロック化Fc断片、ブロック化Fa
b断片、ブロック化L鎖およびブロック化H鎖から選ば
れる少なくとも一種を有効成分とする免疫調節剤に関す
る。
膠原病、リュウマチ性疾患には宿主免疫応答に異常があ
り、自己成分を認識して自己抗体を産生することがその
病態形成に重要な役割を果たすと考えられている。従っ
て、その治療には異常な免疫反応を是正することが必要
である。免疫調節剤の対象は宿主の免疫機能不全によっ
てもたらされる疾患と言える。
さて、ヒトIgGのFc断片およびFab断片は、公知
のIgG断片としてすでに報告されており、例えばポー
ターらの報告〔Biochem.J.,73,119(1959)〕があ
る。このヒト1gGのFc断片あるいはFab断片は、
ヒト由来のIgGをパパイン、又はプラスミンで分解し
て得られる分子量45,000〜50,000のポリペプチド鎖であ
り、その回収法は前記ポーターらによって確立されてい
る。
本発明において有効成分として特定されるブロック化F
c断片およびブロック化Fab断片は、ヒトIgGのF
c断片およびFab断片のジスルフィド結合を切断し、
生成した各断片の−SH基をブロック化処理することに
よって得られる。
本発明にかかるブロック化Fc断片およびブロック化F
ab断片の代表的回収法の概要は次の通りである。
IgGを含有する溶液(タンパク濃度2〜10%)をpH
6〜9に調整し、これにプラスミン又はパパインを添加
して20〜40℃において10〜30時間処理する。つ
いで、この処理液から不溶物を除去し、ゲル濾過処理に
よって未消化のIgGと消化産物とを分離する。消化産
物は、イオン交換体(CM−セルロースおよびDEAE
−セルロース)によってクロマトグラフィーを行い、ヒ
トIgGのFc断片およびFab断片を選択的に吸着さ
せ溶出、回収する。
ヒトIgGのFc断片およびFab断片を回収後、還元
剤で処理を行い、ジスルフィド結合を切断し、ブロック
化(たとえば、アルキル化)処理を行って、ブロック化
(アルキル化)Fc断片およびブロック化(アルキル
化)Fab断片を得る。
還元剤としては、2−メチルカプトエタノール(終濃度
0.75〜5.25M)、ジチオスレイトール、ジチオエリスリ
トール(終濃度0.01〜0.068M)等が用いられる。
ブロック化Fc断片あるいはブロック化Fab断片は、
SH基を通常の方法に従ってブロックすることによって
製造される〔Biochemistry,7,1950(1968)〕。当該ブ
ロック化は、たとえば次のごとき薬理的に許容される
基、特にアルキル基、置換アルキル基を、既知の手段に
よって導入することによって行われる。なお、本明細書
において低級とは、通常、炭素数1〜4のものをいう。
低級アルキル基:メチル、エチル、n−プロピルな
ど N,N−ジ低級アルキルカルバミドー低級アルキル
基:N,N−ジエチル−カルバミドメチル 低級アルコキシカルボニル基−低級アルキル:エト
キシカルボニルメチル、エトキシカルボニルエチルなど カルボキシ−低級アルキル基:カルボキシメチル、
カルボキシエチルなど シアノ−低級アルキル基:シアノメチルなど β−アミノ−低級アルキル基:-CH2CH2NH2など ベンゾイル−低級アルキル基:-CH2COC6H5など カルバモイル−低級アルキル基:-CH2CONH2など スルホ基 一方、ヒトIgG由来のL鎖およびH鎖は、公知のIg
Gの構成断片としてすでに報告されており、例えばフラ
イシマンらの報告がある〔Arch.Biochem.Biophys.,Supp
le.(1).174(1962)〕。本発明において有効成分として特
定されるL鎖およびH鎖はヒト由来のIgGからIgG
のジスルフィド結合を切断して得られる分子量23,000±
1,000および50,000±1,500のポリペプチド鎖であり、そ
の回収法は、前記フライシマンらによって確立されてい
る。本発明に係るL鎖およびH鎖の代表的回収法の概要
は次の通りである。
IgGを0.55Mのトリス−HCl緩衝液、pH8.2に約2
%の濃度に溶かす。静かに窒素ガスを通じてから、2−
メルカプトエタノールを終濃度0.75Mになる様に加え、
室温に1時間放置して還元を行う。次に、氷水浴で冷却
し、これに2−メルカプトエタノールと同量の0.75Mモ
ノヨードアセトアミドを加え、溶液のpHをトリメチルア
ミンなどの添加により8.0に保ちながら1時間程度反応
させたのち冷食塩水に透析して余剰の試薬を除く。この
反応で、L鎖あるいはH鎖中の遊離のSH基がブロック
される。次に、冷却した1Mプロピオン酸に透析してL
鎖とH鎖を解離させ、1Mプロピオン酸で平衡化したセ
フアデックスG−75のカラムを通過させるとL鎖とH
鎖が分離した2つのピークとして溶出される。L鎖およ
びH鎖画分をそれぞれ回収後、透析、除菌濾過、加熱処
理、凍結乾燥等の医薬品として提供されうる所望の公知
の処理を施す。
本発明に用いられるL鎖およびH鎖は、もちろん上記の
回収法より得られたものだけではなく、応用可能な他の
方法に従って製造されたL鎖あるいはH鎖であってもよ
い。これらL鎖およびH鎖は、そのSH基がブロック
化、特にアルキル化、スルホ化などの薬理的に許容され
る基により保護されている。ブロック化に際して置換さ
れる基としては、上記と同様の基が例示される。
これらブロック化されたものは自体既知の手段、又はこ
れに準ずる手段にて製造することが出来る。
次に、本発明のブロック化Fc断片、ブロック化Fab
断片、ブロック化L鎖およびブロック化H鎖の薬理作用
および臨床試験、急性毒性試験、投与量、投与方法等を
確認するために行った実験例を示す。
実験例1(抗体産生に対する影響) CDFマウス(7〜8週令、雄性)に、2×10
羊赤血球(SRBC)を静脈内投与により免疫し、4日
後に脾臓を摘出して、抗体産生細胞(Hemolytic plaque
forming cell)の数を測定し、抗体産生に対する被検薬
の影響を調べた。抗体産生細胞数の測定は、Cunningham
らの方法〔Immunolgy,14,599 (1968)〕に準じた。な
お、被検薬としてのカルバモイルメチル化Fc断片、カ
ルバモイルメチル化Fab断片、カルバモイルメチル化
L鎖およびカルバモイルメチル化H鎖の投与は抗原とし
てのSRBの投与後、直ちに静脈内注射した。なお、実
験には一群を4匹とした。その結果を示したものが表1
である。
対照群の脾臓中の抗SRBC抗体産生細胞数に比べ、カ
ルバモイルメチル化Fc断片、カルバモイルメチル化F
ab断片、カルバモイルメチル化L鎖およびカルバモイ
ルメチル化H鎖を投与した場合、顕著な抗体産生の亢進
が認められた。
実験例2(免疫機能低下宿主に対する作用) CDFマウス(7〜8週令、雄性)に免疫機能低下状
態を作成するにあたり、以下の実験条件で免疫抑制剤を
投与した。アザチオプリン(40mg/kg)、シクロホス
ファミド(50mg/kg)、あるいはベタメタゾン(1mg/
kg)は抗原刺激の4日前、3日前、2日前に投与した。
これら薬剤の投与経路はすべて腹腔内注射であった。そ
の後、羊赤血球(SRBC)(2×108)による抗原刺
激と同時に、被検薬としてのカルバモイルメチル化Fc
断片、カルバモイルメチル化Fab断片、カルバモイル
メチル化L鎖あるいはカルバモイルメチル化H鎖を投与
し、4日目の脾臓中の抗体産生細胞数を測定し、免疫機
能低下宿主に対する作用を検討した。本実験において
は、対照薬剤として免疫調節治療剤の1つであるレバミ
ゾールを選んだ。レバミゾールは腹腔内注射とし、他の
薬剤は静脈内注射とした。なお、一群を4匹とした。以
上の結果を示したものが表2である。
無処置群に比べ免疫抑制剤投与群は抗体産生細胞数が減
少しているが、その様な免疫機能低下宿主に対しても、
カルバモイルメチル化Fc断片、カルバモイルメチル化
Fab断片、カルバモイルメチル化L鎖およびカルバモ
イルメチル化H鎖投与群は、抗体産生細胞数が亢進され
ていることが認められた。
実験例3(免疫機能亢進宿主に対する作用) 抗原と共にコルヒチンを投与すると、サプレッサーT細
胞が阻害するために抗体産性の亢進することが報告され
ている〔J.Exp.Med.,147,1213(1977)〕。本実験にお
いては、ハプテン基としてのTNPを幅らの方法〔免疫
実験操作法p.1129(1971),日本免疫学会〕に順じてキー
ホール リンペット ヘモシアニン(KLH)へ導入
し、いわゆるTNP−KLHを抗原として用いた。TN
P−KLH(200μg/マウス)をアジュバントとし
てのベントナイトと共にCDFマウスの腹腔内へ投与
し、同時にコルヒチン(1mg/kg)腹腔内へ投与し、さ
らに被検薬としてのカルバモイルメチル化Fc断片、カ
ルバモイルメチル化Fab断片、カルバモイルメチル化
L鎖あるいはカルバモイルメチル化H鎖を静脈内へ投与
し、その後6日目に脾臓中の抗TNP抗体産生細胞数を
測定し、免疫機能亢進宿主に対する作用を調べた。な
お、実験群は、一群を4匹とした。その結果を示したも
のが表3である。
無処置に比較して、コルヒチン処置の対照群は、明らか
な抗体産生細胞数が増加しており、いわゆる免疫機能が
亢進していると考えられる状態であるが、カルバモイル
メチル化Fc断片、カルバモイルメチル化Fab断片、
カルバモイルメチル化L鎖およびカルバモイルメチル化
H鎖投与群の免疫応答は、無処置群(正常マウス)に近
似した値であり、宿主の亢進した免疫機能を抑制する傾
向にあることが判る。
実験例4(リュウマチモデルとしてのアジュバント関節
炎に対する作用) 体重200g前後のウィスター系雄性ラットを用い、エ
ーテル麻酔下に右側後肢足蹠皮下に流動パラフィン懸濁
したMycobacterium butyricum(Difk)、0.5mg/50μ
lを注入した。被検薬としてのカルバモイルメチル化F
c断片、カルバモイルメチル化Fab断片、カルバモイ
ルメチル化L鎖あるいはカルバモイルメチル化H鎖をア
ジュバント処置日から20mg/kg/日の割合で20日間
静脈内投与した。なお、対照薬剤として、リュウマチ治
療薬の一つであるD−ペニシラミンを用い、これを腹腔
内注射した。その後、両後肢の容積を足蹠浮腫容積装置
にて測定した。なお、実験は一群7匹とした。その結果
を示したものが、表4である。
アジュバント処置後肢の浮腫率の推移のうち、10日目
と20日目の場合を示しているが、7日目以後の遅発性
浮腫に対しては、対照群に比べ、カルバモイルメチル化
Fc断片、カルバモイルメチル化Fab断片、カルバモ
イルメチル化L鎖あるいはカルバモイルメチル化H鎖投
与群は明らかなアジュバント関節炎に対する抑制作用を
示した。
〔投与量および投与方法〕
有効成分であるブロック化Fc断片、ブロック化Fab
断片、ブロック化L鎖およびブロック化H鎖は、前記試
験の結果から成人1日当たり1〜100mg/kg投与する
ことが好ましい。
本薬剤は、注射剤及び経口剤のいずれの形態でも投与可
能である。注射剤として使用するときは、例えば用時に
於いて注射用蒸溜水等に溶解して使用される。投与の方
法は、通常静脈内及び筋肉内投与である。経口剤として
使用するときは、カプセル剤、錠剤、散剤、リポソーム
製剤あるいは経口用液体製剤等として投与される。経口
剤の場合は、腸溶性としてもよい。これらは、当業者に
周知の方法、例えば日本薬局方に記載された方法に従っ
て製造される。
〔作用・効果〕
本発明に関するブロック化Fc断片、ブロック化Fab
断片、ブロック化L鎖およびブロック化H鎖は、毒性が
きわめて低く、又その免疫調節作用が顕著であるから、
リュウマチ性疾患、膠原病等の免疫不全に起因する疾患
の治療予防剤(即ち、免疫調節剤)として極めて有用と
考えられる。ところで、たとえばアジュバント関節炎に
対する作用から、本発明にいう免疫調節剤は、抗炎症剤
をも含む概念である。
〔参考例・実施例〕
次にブロック化Fc断片、ブロック化Fab断片の製造
法についての参考例、および本発明の実施例を示す。
参考例1 IgGの3%溶液(60ml)にアジ化ナトリウムを60
mg加え、1NNaOH溶液を用いてpHを7.5に調整す
る。プラスミンを最終濃度4cu/mlになるよう添加し、
35℃において約15時間消化処理をおこなう。処理後
pHを6.5に修正し、4℃にて1時間静置した後、遠心分
離によって不溶物を除く。プラスミン消化液(約60m
l)をセファデックスG-200のカラムに注入し、ゲル濾
過処理を行い、未消化グロブリン(7S)と消化産物
(Fab+Fc)とに分離する。この消化産物は次いで
CM−セルロースのカラム( pH7.0)と接触させ、F
ab断片およびFc断片を吸着させる。カラムで洗浄し
た後、0.01Mリン酸緩衝液(pH7.0)に0.3MのNaCl
を加えた溶媒で展開し、Fab断片及びFc断片を別々
に回収する。
得られた両断片を0.05Mのトリス−HCl緩衝液(pH8.
2)に約2%の濃度に溶かし、2−メルカプトエタノー
ルを終濃度0.75〜5.25Mにまで添加し、ジスルフィド結
合を切断した。ついで0.75〜5.25Mヨード酢酸を加え、
pHを8.0に保ち1時間反応させた後、セファデックスG
−25カラムで余剰の試料を除去した。次に、生理食塩
水に対して透析し、さらに除菌濾過を行ったあと、それ
ぞれを凍結乾燥品とした。
参考例2 IgGの2.5%溶液(20ml;0.02MのEDTA−0.05
Mリン酸緩衝液pH7.5)にパパイン5mgを添加し、37
℃、10〜20分間消化後、氷水で冷却した。冷却後不
溶物を遠心分離し、上清をセファデックスG−150カラ
ムによって分画し7S画分を得た。これをpH7.5〜8.0で
終濃度0.01Mのジチオスレイトールで室温で2時間処理
し、次いでヨードアセトアミドを終濃度0.2Mになるよ
う加え、氷冷下1時間反応させた。これをpH8の0.005
Mトリス−HClに対して透析し、生じた結晶を遠心分
離した。上清は粗ブロック化Fab断片であり、沈澱画
分をブロック化Fc断片として回収した。
参考例3 IgGを0.05Mのトリス−HCl緩衝液(pH8.2)に約
2%の濃度に溶かし、2−メルカプトエタノールを終濃
度0.75Mにまで添加し、ジスルフィド結合を切断した。
次いで0.7Mヨード酢酸を加え、pHを8.0に保ち1時間反
応させた後、セフアデックスG−25カラムで余剰の試
薬を除去した。次に、SDS(scdium dodecyl sulfat
e)存在下セファデックスG−200カラム(4.0×12
0cm)〔溶媒:0.04M SDS−0.05Mリン酸緩衝液
(pH8.0)〕にかけて、O.D.280mmで測定し、L鎖および
H鎖画分を回収した。次にL鎖画分あるいはH鎖画分か
らSDSを除去し、生理食塩水に対して透析し、さらに
除菌濾過を行った後、凍結乾燥品とした。
次に本発明の実施例を示す。
実施例1(経口用製剤) (1)ヒトIgG由来カルバモイルメチ ル化Fc断片、カルバモイルメチ ル化Fab断片、カルバモイルメ チル化L鎖、あるいはカルバモイ ルメチル化H鎖 5.0mg (2)直打用微粒No.209(富士化学社製)46.6mg メタケイ酸アルミン酸 マグネシウム 20% トウモロコシデンプン 30% 乳糖 50% (3)結晶セルロース 24.0mg (4)カルボキシルメチルセルロース・ カルシウム 4.0mg (5)ステアリン酸マグネシウム0.4mg (1)、(3)および(4)はいずれも予め100メッシュの篩
に通す。この(1)、(3)、(4)と(2)をそれぞれ乾燥させて一
定含水率にまで下げた後、上記の重量割合で混合機を用
いて混合する。全質均等にした混合末に(5)を添加して
短時間(30秒間)混合し、混合末を打錠(杵:6.3mm
φ、6.0mmR)して、1錠80mgの錠剤とした。
この錠剤は必要に応じて通常用いられる胃溶性フィルム
コーティング剤(例、ポリビニルアセタールジエチルア
ミノアセテート)や食用性着色剤でコーティングしても
よい。
実施例2 (静脈内注射剤) (1)ヒトIgG由来カルバモイルメチ ル化Fc断片、カルバモイルメチ ル化Fab断片、カルバモイルメ チル化L鎖、あるいはカルバモイ ルメチル化H鎖 50mg (2)ブドウ糖 100mg (3)生理食塩水 10ml (3)に(1)と(2)を上記の重量割合で加えて撹拌し、完全
に溶解させる。この溶解液を孔径0.45μのメンプランフ
ィルターを用いて濾過した後、再び孔径0.20μのメンブ
ランフィルターを用いて除菌濾過を行う。濾過液を10
mlずつ無菌的にバイアルに分注し、窒素ガスを充填した
後、密封して静脈内注射剤とする。
実施例3(カプセル剤) (1)ヒトIgG由来カルバモイルメチ ル化Fc断片、カルバモイルメチ ル化Fab断片、カルバモイルメ チル化L鎖、あるいはカルバモイ ルメチル化H鎖 50g (2)乳糖 935g (3)ステアリン酸マグネウム 15g 上記成分をそれぞれ秤量して合計1000gを均一に混合
し、混合粉体をハードラチンカプセルに200mgずつ充
填する。
実施例4(リポソーム製剤) ヒトIgG由来カルバモイルメチル化Fc断片、カルバ
モイルメチル化Fab断片、カルバモイルメチル化L鎖
或いはカルバモイルメチル化H鎖を0.125MNaClを含
む0.01Mリン酸緩衝液(pH7.2)に約0.5%の濃度に溶か
す。
他方、0、5、10、20%(w/w)のフォスファチ
ジン酸を含む卵黄リン脂質100mgを、10mlのクロロ
ホルムにそれぞれ溶解、回転エバポレーターを用いて、
リン脂質のフィルムを形成させた。これに上記のカルバ
モイルメチル化Fc断片、カルバモイルメチル化Fab
断片、カルバモイルメチル化L鎖あるいはカルバモイル
メチル化H鎖の溶液1mlを加え、振盪することによって
閉鎖脂肪小体を形成し、これら薬剤を取り込ませてリポ
ソーム製剤を得た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−21623(JP,A) 特開 昭59−101427(JP,A) 特開 昭59−70621(JP,A) 特開 昭58−21624(JP,A) 特開 昭55−81817(JP,A) 特開 昭55−57521(JP,A)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヒトIgGのブロック化Fc断片、ヒトI
    gGのブロック化Fab断片、ヒトIgGのブロック化
    L鎖、ヒトIgGのブロック化H鎖から選ばれる少なく
    とも一種を有効成分とする免疫調節剤。
  2. 【請求項2】形態が静脈内、筋肉内、又は経口投与用の
    液状製剤である特許請求の範囲第(1)項記載の免疫調節
    剤。
  3. 【請求項3】形態が経口投与用の散剤、錠剤、カプセル
    剤、又はリポソーム製剤である特許請求の範囲第(1)項
    記載の免疫調節剤。
JP59276758A 1984-12-28 1984-12-28 免疫調節剤 Expired - Lifetime JPH0643343B2 (ja)

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