JPH0643397B2 - 光学活性な1,4−ジヒドロピリジン誘導体の製造方法 - Google Patents

光学活性な1,4−ジヒドロピリジン誘導体の製造方法

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JPH0643397B2
JPH0643397B2 JP23935386A JP23935386A JPH0643397B2 JP H0643397 B2 JPH0643397 B2 JP H0643397B2 JP 23935386 A JP23935386 A JP 23935386A JP 23935386 A JP23935386 A JP 23935386A JP H0643397 B2 JPH0643397 B2 JP H0643397B2
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章仁 角入
博 伊川
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【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、一般式 (式中、Rは、置換又は無置換のアリール基又は複素環
式基、R及びRは、同一又は異なるアルキル基、R
及びRは、常に異なり、直鎖状、分枝鎖状又は環状
の飽和又は不飽和炭化水素基を表し、該基は随時鎖中に
酸素又は硫黄原子が介在していてもよく、そして/又は
随時ハロゲン原子、シアノ基、アシル若しくはアリール
オキシ基、アルキル若しくはアリールチオ基、アリール
基、アルコキシカルボニル基、アリール若しくはアルキ
ルスルホニル基、複素環式基又はアミノ基で置換されて
いてもよく、これらのアリール基及び複素環式基は、ハ
ロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、アルコキシカルボニ
ル基、アルキル基、アミノ基、アリール基、アルキル、
アシル若しくはアリールオキシ基、アルキル若しくはア
リールチオ基、トリハロメチル基で置換されていてもよ
い。又、これらのアミノ基はアルキル基、アリール基、
アルキル基により置換されていてもよく、または、窒素
原子と一体になり2個の置換基が5ないし6員環を形成
してもよい。その際該環は更に酸素、硫黄、窒素原子を
含むことができる。Rは、水素原子、アルキル基、ア
ラルキル基又はアリール基を表す。*は光学活性点を表
す。)で表される光学活性な1,4−ジヒドロピリジン
誘導体の製造方法に関する。
〔産業上の利用分野〕
本発明の前記一般式(I)で表される1,4−ジヒドロ
ピリジン誘導体のラセミ体は、すぐれた循環器領域の薬
理作用を有する化合物であることが知られている〔A.Fl
eckenstein,Circulation Research(I),52
(2),1(1983)〕。
〔従来の技術〕
従来、光学活性な前記一般式(I)で表される1,4−
ジヒドロピリジン誘導体を製造する方法としては(イ)
光学分割を行なった後所望の基を導入する方法〔T.Shib
anuma et al.,Chem.Pharm.Bull.,28,2809(19
80)及び特開昭56-36455 参照〕及び(ロ)不斉合成
法を用いる方法〔特開昭61-12633 参照〕が知られてい
る。
〔従来法の欠点〕
しかしながら、従来の方法は、工程が長く、低収率であ
り、又、極めて合成が困難な化合物を出発物質として用
いるため原料の入手が容易でないことが欠点である。
〔発明が解決した問題点〕
本発明者等は、従来の欠点を克服すべく鋭意検討した結
果、医薬品として使用する場合に有効な光学活性な1,
4−ジヒドロピリジン誘導体を効率よく製造する方法を
見出し本発明を完成した、本発明の特徴は、(イ)反応
操作が容易である、(ロ)原料が入手容易な化合物であ
る、(ハ)化学収率及び光学収率が高い等である。
〔発明の構成〕
本発明は、一般式 (式中、Rは、アルキル基、Rは、直鎖状、分枝鎖
状又は環状の飽和又は不飽和炭化水素基を表し、該基は
随時鎖中に酸素又は硫黄原子が介在していてもよく、そ
して/又は随時ハロゲン原子、シアノ基、アシル若しく
はアリールオキシ基、アルキル若しくはアリールチオ
基、アリール基、アルコキシカルボニル基、アリール若
しくはアルキルスルホニル基、複素環式基又はアミノ基
で置換されていてもよく、これらのアリール基及び複素
環式基は、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、アルコ
キシカルボニル基、アルキル基、アミノ基、アリール
基、アルキル、アシル若しくはアリールオキシ基、アル
キル若しくはアリールチオ基、トリハロメチル基で置換
されていてもよい。又、これらのアミノ基はアルキル
基、アリール基、アラルキル基により置換されていても
よく、又は、窒素原子と一体になり2個の置換基が5な
いし6員環を形成してもよい。その際該環は更に酸素、
硫黄、窒素原子を含むことができる。R及びRは互
いに異なり、アルキル基、アラルキル基、アリール基、
アルコキシカルボニル基又は置換もしくは無置換のアミ
ノカルボニル基であり、該アルキル基、アラルキル基及
びアリール基はアルコキシ基で置換されていてもよい。
*は光学活性点を表す。)で表される光学活性なβ−ア
ミノアクリル酸エステル誘導体と一般式 (式中、Rは、置換又は無置換のアリール基又は複素環
式基、Rは、アルキル基であり、Rは、直鎖状、分
枝鎖状又は環状の飽和又は不飽和炭化水素基を表し、該
基は随時鎖中に酸素又は硫黄原子が介在していてもよ
く、そして/又は随時ハロゲン原子、シアノ基、アシル
若しくはアリールオキシ基、アルキル若しくはアリール
チオ基、アリール基、アルコキシカルボニル基、アリー
ル若しくはアルキルスルホニル基、複素環式基又はアミ
ノ基で置換されていてもよく、これらのアリール基及び
複素環式基はハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、アル
コキシカルボニル基、アルキル基、アミノ基、アリール
基、アルキル、アシル若しくはアリールオキシ基、アル
キル若しくはアリールチオ基、トリハロメチル基で置換
されていてもよい。又、これらのアミノ基はアルキル
基、アリール基、アラルキル基により置換されていても
よく、または、窒素原子と一体になり2個の置換基が5
ないし6員環を形成してもよい。その際該環は更に酸
素、硫黄、窒素原子を含むことができる。)で表される
イリデン−β−ケトカルボン酸エステル誘導体とを反応
させ、次いで一般式 H2N-R7 −(IV) (式中、Rは、水素原子、アルキル基、アラルキル基
又はアリール基を表す。)で表されるアミン又はその酸
付加塩を反応させ前記一般式(I)で表される光学活性
な1,4−ジヒドロピリジンを製造するものである。
尚、本発明における直鎖状又は環状の飽和又は不飽和炭
化水素基とはアルキル基、アルケニル基、アルキニル
基、シクロアルキル基、シクロアルケニル基等を意味
し、分枝鎖状とはこれらの基にアルキル基、アルケニル
基等が置換した状態を示すものである。又、複素環式基
とは窒素、酸素及び硫黄から選ばれる異種原子を少なく
とも1個、好ましくは1〜3個含有する5〜6員の環式
基を意味するものである。
本発明の原料である前記一般式(II)で表される光学活性
なβ−アミノアクリル酸エステル誘導体は、対応するケ
トカルボン酸エステルと光学活性なアミン誘導体とから
容易に製造できる化合物である(下記参考例参照)。
一般式(II))で表される光学活性なβ−アミノアクリル
酸エステル誘導体としては、例えば、メチル (S)−
(+)−〔N−(1−t−ブトキシカルボニル−2−メ
チルプロピル)〕アミノクロトネート、2−メトキシエ
チル (S)−(+)−〔N−(1−t−ブトキシカル
ボニル−2−メチルプロピル)アミノ〕クロトネート、
3−フェニル−2−プロペン−1−イル (S)−
(+)−〔N−(1−t−ブトキシカルボニル−2−メ
チルプロピル)〕アミノクロトネート、3−フェニル−
2−プロペン−1−イル (R)−(−)−〔N−(1
−t−ブトキシカルボニル−2−メチルプロピル)〕ア
ミノクロトネート、エチル (S)−(+)−〔N−
(1−t−ブトキシカルボニル−2−メチルプロピ
ル)〕アミノクロトネート、エチル (R)−(−)−
〔N−(1−t−ブトキシカルボニル−2−メチルプロ
ピル)〕アミノクロトネート、イソプロピル (S)−
(+)−〔N−(1−t−ブトキシカルボニル−2−メ
チルプロピル)〕アミノクロトネート、イソプロピル
(R)−(−)−〔N−(1−t−ブトキシカルボニル−
2−メチルプロピル)〕アミノクロトネート、3−フェ
ニル−2−プロペン−1−イル (S)−(+)−〔N
−(1−t−ブトキシカルボニルエチル)〕アミノクロ
トネート、3−フェニル−2−プロペン−1−イル
(S)−(+)−〔N−(1−t−ブトキシカルボニル
−2,2−ジメチルプロペン)〕アミノクロトネート、
3−フェニル−2−プロペン−1−イル (S)−
(+)−〔N−(1−フェニル−2−メトキシエチ
ル)〕アミノクロトネート、3−フェニル−2−プロペ
ン−1−イル (S)−(+)−〔N−(1−イソプロ
ピル−2−メトキシエチル)〕アミノクロトネート、3
−フェニル−2−プロペン−1−イル (R)−(−)
−〔N−(1−フェニルエチル)〕アミノクロトネー
ト、3−フェニル−2−プロペン−1−イル (S)−
(+)−〔N−(1−フェニルエチル)〕アミノクロト
ネート、3−フェニル−2−プロペン−1−イル
(S)−(+)−〔N−(1−メトキシカルボニル−2
−メチルプロピル)〕アミノクロトネート、3−フェニ
ル−2−プロペン−1−イル (S)−(+)−〔N−
(1−エトキシカルボニル−2−メチルプロピル)〕ア
ミノクロトネート、3−フェニル−2−プロペン−1−
イル (S)−(+)−〔N−〔1−(1−ピロリジニ
ルカルボニル)−2−メチルプロピル〕〕アミノクロト
ネート、3−フェニル−2−プロペン−1−イル
(S)−(+)−〔N−(1−t−ブトキシカルボニル
−2−フェニルエチル)〕アミノクロトネート、3−フ
ェニル−2−プロペン−1−イル (S)−(+)−
〔N−〔1−t−ブトキシカルボニル−2−(4−メト
キシフェニル)エチル〕〕アミノクロトネート、3−フ
ェニル−プロピン−1−イル (S)−(+)−〔N−
(1−t−ブトキシカルボニル−2−プロペニル)〕ア
ミノクロトネート等を使用することができる。
又、前記一般式(III)で表されるイリデン−β−ケトカ
ルボン酸エステル誘導体は、工業的に入手容易な化合物
であり、例えば、2,4−ヘキサジエニル 2−(3−
ニトロベンジリデン)アセトアセテート、3−フェニル
−2−プロペン−1−イル 2−(3−ニトロベンジリ
デン)アセトアセテート、3−フェニル−2−プロペン
−1−イル 2−(3−ニトロベンジリデン)アセトア
セテート、メチル 2−(2−ニトロベンジリデン)ア
セトアセテート、エチル 2−(3−ニトロベンジリデ
ン)アセトアセテート、2−シアノエチル 2−(3−
ニトロベンジリデン)アセトアセテート、2−カルボエ
トキシエチル 2−(3−ニトロベンジリデン)アセト
アセテート、2−アセトキシエチル 2−(3−ニトロ
ベンジリデン)アセトアセテート、2−アジドエチル
2−(3−ニトロベンジリデン)アセトアセテート、2
−ニトロエチル 2−(3−ニトロベンジリデン)アセ
トアセテート、n−ブチル 2−(2−トリフルオロメ
チルベンジリデン)アセトアセテート、イソプロピル
2−(2−シアノベンジリデン)アセトアセテート、シ
クロペンチル 2−(3−シアノベンジリデン)アセト
アセテート、エチル 2−(−メチルベンジリデン)ア
セトアセテート、プロペニル 2−(2−メトキシベン
ジリデン)アセトアセテート、メチル 2−(2−プロ
パルギルオキシベンジリデン)アセトアセテート、メチ
ル 2−(2−シクロプロピルメチルオキシベンジリデ
ン)アセトアセテート、2−メトキシエチル 2−(2
−クロロベンジリデン)アセトアセテート、2−メチル
チオエチル 2−(2,3−ジクロロベンジリデン)ア
セトアセテート、2,2,2−トリフルオロエチル 2
−(3−ニトロベンジリデン)アセトアセテート、2,
2,2−トリフルオロエチル 2−(2−クロロベンジ
リデン)アセトアセテート、2−(N,N−ジメチルア
ミノ)エチル 2−(3−クロロベンジリデン)アセト
アセテート、2−(1−ピペリジノ)エチル 2−(2
−ブロモベンジリデン)アセトアセテート、2−(N−
ベンジル−N−メチルアミノ)エチル 2−(2−フル
オロベンジリデン)アセトアセテート、プロピル 2−
(3−ニトロベンジリデン)アセトアセテート、メチル
2−(2−エチルベンジリデン)アセトアセテート、
エチル 2−(3−アジドベンジリデン)アセトアセテ
ート、n−ブチル 2−(4−メトキシカルボニルベン
ジリデン)アセトアセテート、イソプロピル 2−(3
−メチルスルホニルベンジリデン)アセトアセテート、
シクロキシル 2−(3−メチルスルホニルベンジリデ
ン)アセトアセテート、イソブチル 2−(2−ニトロ
ベンジリデン)アセトアセテート、2−フェニルチオエ
チル 2−(3−ニトロベンジリデン)アセトアセテー
ト、ベンジル 2−(3−クロロ−4−ニトロベンジリ
デン)アセトアセテート、4−クロロベンジル 2−
(4−クロロ−3−スルファモイルベンジリデン)アセ
トアセテート、4−トリフルオロメチルベンジル 2−
(3,4−ジクロロベンジリデン)アセトアセテート、
2−フェノキシエチル 2−(3−シアノベンジリデ
ン)アセトアセテート、2−(2−ピリジル)エチル
2−(2−ニトロベンジリデン)アセトアセテート、2
−(2−ピリジル)エチル 2−(3−ニトロベンジリ
デン)アセトアセテート、メチル 2−(2−ニトロベ
ンジリデン)プロピオニルアセテート、エチル 2−
(2−シアノベンジリデン)プロピオニルアセテート、
メチル 2−アセチル−3−(3−ピリジル)アクリレ
ート、エチル 2−アセチル−3−(2−チエニル)ア
クリレート、イソブチル 2−アセチル−3−(2−フ
リル)アクリレート等を使用することができる。
前記一般式(II)で表される光学活性なβ−アミノアクリ
ル酸エステル誘導体と前記一般式(III)で表されるイリ
デン−β−ケトカルボン酸エステル誘導体との反応は、
両者を混合することにより所望生成物を得ることができ
るが、反応を円滑に行うには塩基の使用が好ましい。塩
基としては、例えば、n−ブチルリチウム、リチウムジ
イソプロピルアミド、水素化ナトリウム、アルキルマグ
ネシウムハライド、フェニルマグネシウムハライド等を
使用することができる。塩基の使用量は、通常、前記一
般式(II)で表される光学活性なβ−アミノアクリル酸エ
ステル誘導体に対し0.5〜1.5モル当量である。
反応を行うにあたっては非プロトン性溶媒中で行うこと
が望ましく、例えばジエチルエーテル、テトラヒドロフ
ラン等のエーテル溶媒、ベンゼン、トリエン等の芳香族
溶媒を使用することができる。
反応は、−120℃〜150℃で進行するが、効率よく
反応を行うには−90〜−20℃で行うことが好まし
い。
尚、本反応を行うには無水条件下かつ不活性ガス、例え
ば、窒素ガス、アルゴンガス等の雰囲気下に反応を行う
ことが目的物が収率よく得られる点で好ましい。
本反応で得られる化合物は、常温で分割しやすいため同
定が容易でないがマススペクトルから一般式 (式中、R,R,R,R及びRは前記と同じで
ある。)で表される化合物であると予想される。
次いで前記反応で得られる反応物を前記一般式(IV)で表
されるアミンと反応させることにより前記一般式(I)
で表される光学活性な1,4−ジヒドロピリジンを製造
することができる。
前記一般式(IV)で表されるアミン又はその酸付加塩は工
業的に入手可能な化合物であり、例えば、アンモニア、
酢酸アンモニウム、塩化アンモニウム、エチルアミン、
イソプロピルアミン、ベンジルアミン等を使用すること
ができる。
反応を行うにあたっては、原料である前記一般式(IV)で
表されるアミンを過剰量用いて溶媒として併用すること
もできるが、例えば、エタノール、メタノール、プロパ
ノール等のアルコール、ジエチルエーテル、テトラヒド
ロフラン等のエーテル、ヘキサン、ペンタン、トルエ
ン、ベンゼン等の炭化水素等を広汎に溶媒として用いる
ことができる。反応は0℃〜60℃で進行するが、操作
が簡便である点で室温が好ましい。
以下、参考例及び実施例により本発明を更に詳細に説明
する。
参考例1 L−バリン t−ブチルエステル(▲〔α〕25 D▼=31.
4゜〔c=1.089,EtOH〕)8.070g(46.6mmol)に、3
−フェニル−2−プロペン−1−イル アセトアセテー
ト10.164g(46.6mmol)を加え、室温にて1晩攪拌した。
ベンゼンに溶解し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、ベン
ゼンを減圧留去し3−フェニル−2−プロペン−1−イ
ル (S)−(+)−(1−t−ブトキシカルボニル−
2−メチル−プロピル)アミノクロトネートを得た。
(▲〔α〕25 D▼=105°〔c=1.067,CHCl3〕)。
NMR 1.019,6H,d,J=7Hz 1.468,9H,S 1.880,3H,S 2.11-2.24,1H,m 3.783,1H,dd,J=11,7Hz 4.580,1H,s 4.65-4.83,2H,m 6.329,1H,dt,J=16,6Hz 6.637,1H,d,J=16Hz 7.20-7.43,5H,m 8.880,1H,d,J=11Hz 参考例2〜22 以下、参考例1と同様に行い下記の化合物を合成した。
参考例23 メチル アセトアセテート4.31g(37.1mol)およびD−
バリン t−ブチルエステル6.75g(39mmol)の混合
物に酢酸0.0223g(0.4mmol)を加え、24時間攪拌し
た。この混合物を無水ベンゼン30mlに溶かし、無水硫
酸ナトリウムで乾燥したのち、ベンゼンを減圧留去して
(−)−メチル (R)−[N−〔1−(t−ブトキシ
カルボニル)−2−メチルプロピル〕]アミノクロトネ
ート10.07g(定量的)を得た。(▲〔α〕25 D▼=−1
32°〔c=0.95,エタノール〕)。
NMR(δ,CDCl3) 1.01,6H,d,J=7Hz 1.47,9H,S 1.86,3H,S 2.09-2.23,1H,m 3.64,3H,s 3.78,1H,dd,J=10Hz,6Hz 4.52,1H,s 8.87,1H,d,J=10Hz 参考例24 メチル アセトアセテート4.31g(37.1mol)およびL−
バリン t−ブチルエステル6.75g(39mmol)の混合
物に酢酸0.0223g(0.4mmol)を加え、24時間攪拌し
た。この混合物を無水ベンゼン30mlに溶かし、無水硫
酸ナトリウムで乾燥したのち、ベンゼンを減圧留去して
(+)−メチル (S)−[N−〔1−(t−ブトキシ
カルボニル)−2−メチルプロピル〕]アミノクロトネ
ート10.07g(定量的)を得た。(▲〔α〕25 D▼=+1
32°〔c=1.01,エタノール〕)。
NMR(δ,CDCl3) 1.01,6H,d,J=7Hz 1.47,9H,S 1.86,3H,S 2.09-2.23,1H,m 3.64,3H,s 3.78,1H,dd,J=10Hz,6Hz 4.52,1H,s 8.87,1H,d,J=10Hz 実施例1 不活性ガス(Ar)雰囲気下、3−フェニル−2−プロペン
−1−イル (S)−(+)−〔N−(1−t−ブトキ
シカルボニル−2−メチルプロピル)〕アミノクロトネ
ート747mg(2mmol)を乾燥テトラヒドロフラン10
mlに溶解し、ドライアイス−アセトンで冷却後、1.2当
量のリチウムジイソプロピルアミドのテトラヒドロフラ
ン溶液(ジイソプロピルアミン243mg、n−ブチルリ
チウムヘキサン溶液(0.782ml/mmol)1.88ml、乾燥テトラ
ヒドロフラン5mlより調整)を滴下した。滴下後1時間
攪拌した後メチル 2−(3−ニトロベンジリデン)ア
セトアセテート 498mg(2mmol)の乾燥テトラヒドロフ
ラン溶液を滴下した。滴下後3時間攪拌した後、1N−
塩酸5mlを加え室温にもどした。有機層を分離し、1N
−塩酸3mlを加え、室温で3時間攪拌した。ベンゼンに
て抽出し無水硫酸ナトリウムで乾燥後、ベンゼンを減圧
留去した。得られたオレンジ色油状物をエタノール10
mlに溶解し、酢酸アンモニウム771mg(10mmol)を
加え、室温にて一晩攪拌した。エタノールを留去し、残
渣をベンゼンに溶解した。飽和炭酸水素ナトリウム水溶
液、水の順に洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、
ベンゼンを減圧留去した。シリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーで精製して、(−)−メチル 3−フェニル−
2−プロペン−1−イル 4−(3−ニトロフェニル)
−2,6−ジメチル−1,4−ジヒドロピリジン−3,
5−ジカルボキシレート702mg(収率78%)を得
た。
この結果は、▲〔α〕25 D▼=−16.9゜〔c=1.009,CH3O
H〕94%eeであった。メタノールより1回再結晶し
て、黄色針状晶▲〔α〕25 D▼=−17.5゜〔c=0.822,CH
3OH〕98%ee,mp.=131.3-132.3℃を得た。
なお標品は、Chem.Pharm,Bull.,28(9),2809
−2812(1980)に準じて光学分割して得た。
IR(KBr) NMR(CDCl3) δ=2.376,3H,s 2.390,3H,s 3.637,3H,s 4.675,1H,dd,J=13,6(Hz) 4.744,1H,dd,J=13,6(Hz) 5.138,1H,s 5.717,1H,s 6.230,1H,dt,J=16,6(Hz) 6.547,1H,d,J=16(Hz) 7.23-7.41,6H,m 7.645,1H,dt,J=8,2(Hz) 7.984,1H,ddd,J=8,2,1.2(Hz) 8.127,1H,dd,J=2,1.2(Hz) 実施例2 3−フェニル−2−プロペン−1−イル (R)−
(−)−〔N−(1−t−ブトキシカルボニル−2−メ
チルプロピル)〕アミノクロトネートとメチル 2−
(3−ニトロベンジリデン)アセトアセテートを実施例
1と同様に反応して(+)−メチル 3−フェニル−2
−プロペン−1−イル 4−(3−ニトロフェニル)−
2,6−ジメチル−1,4−ジヒドロピリジン−3,5
−ジカルボキシレートを85%の収率で得た。▲〔α〕
25 D▼=+16.6゜〔c=1.009,メタノール〕光学収率9
4%eeメタノールより一回再結晶して融点132.3-135.4
゜,▲〔α〕25 D▼=+18°〔c=0.834,メタノー
ル〕90%eeを得た。
IR(KBr) NMR(CDCl3) δ=2.376,3H,s 2.390,3H,s 3.637,3H,s 4.675,1H,dd,J=13,6(Hz) 4.744,1H,dd,J=13,6(Hz) 5.138,1H,s 5.717,1H,s 6.230,1H,dt,J=16,6(Hz) 6.547,1H,d,J=16(Hz) 7.23-7.41,6H,m 7.645,1H,dt,J=8,2(Hz) 7.984,1H,ddd,J=8,2,1.2(Hz) 8.127,1H,dd,J=2,1.2(Hz) 実施例3 3−フェニル−2−プロペン−1−イル (S)−
(+)−〔N−(1−t−ブトキシカルボニル−2−メ
チルプロピル)〕アミノクロトネートとメチル 2−
(3−ニトロベンジリデン)アセトアセテートを−90
℃にて実施例1と同様に反応して(−)−メチル 3−
フェニル−2−プロペン−1−イル 4−(3−ニトロ
フェニル)−2,6−ジメチル−1,4−ジヒドロピリ
ジン−3,5−ジカルボキシレートを75%の収率で得
た。
▲〔α〕25 D▼=−17.5゜〔c=1.000,メタノール〕光
学収率98%ee 実施例4 3−フェニル−2−プロペン−1−イル (S)−
(+)−〔N−(1−t−ブトキシカルボニル−2−メ
チルプロピル)〕アミノクロトネートとメチル 2−
(3−ニトロベンジリデン)アセトアセテートを−45
℃にて実施例1と同様に反応して(−)メチル 3−フ
ェニル−2−プロペン−1−イル 4−(3−ニトロフ
ェニル)−2,6−ジメチル−1,4−ジヒドロピリジ
ン−3,5−ジカルボキシレートを83%の収率で得
た。
▲〔α〕25 D▼=−14.7゜〔c=1.048,メタノール〕光
学収率82%ee 実施例5 3−フェニル−2−プロペン−1−イル (S)−
(+)−〔N−(1−t−ブトキシカルボニル−2−メ
チルプロピル)〕アミノクロトネートとメチル 2−
(3−ニトロベンジリデン)アセトアセテートを−20
℃にて実施例1と同様に反応して(−)−メチル 3−
フェニル−2−プロペン−1−イル 4−(3−ニトロ
フェニル)−2,6−ジメチル−1,4−ジヒドロピリ
ジン−3,5−ジカルボキシレートを79%の収率で得
た。
▲〔α〕25 D▼=−13.6゜〔c=1.020,メタノール〕光
学収率76%ee 実施例6 3−フェニル−2−プロペン−1−イル (S)−
(+)−〔N−(1−エトキシカルボニル−2−メチル
プロピル)〕アミノクロトネートとメチル 2−(3−
ニトロベンジリデン)アセトアセテートを−70℃にて
実施例1と同様に反応して(−)メチル 3−フェニル
−2−プロペン−1−イル 4−(3−ニトロフェニ
ル)−2,6−ジメチル−1,4−ジヒドロピリジン−
3,5−ジカルボキシレートを76%の収率で得た。
▲〔α〕25 D▼=−16.0゜〔c=1.053,メタノール〕光
学収率89%ee 実施例7 3−フェニル−2−プロペン−1−イル (S)−
(+)−〔N−(1−メトキシカルボニル−2−メチル
プロピル)〕アミノクロトネートとメチル 2−(3−
ニトロベンジリデン)アセトアセテートを−70℃にて
実施例1と同様に反応して(−)−メチル 3−フェニ
ル−2−プロペン−1−イル 4−(3−ニトロフェニ
ル)−2,6−ジメチル−1,4−ジヒドロピリジン−
3,5−ジカルボキシレートを80%の収率で得た。
▲〔α〕25 D▼=−15.8゜〔c=1.000,メタノール〕光
学収率88%ee 実施例8 3−フェニル−2−プロペン−1−イル (S)−
(+)−〔N−〔1−(1−ピロリジニルカルボニル)
−2−メチルプロピル〕〕アミノクロトネートとメチル
2−(3−ニトロベンジリデン)アセトアセテートを
−70℃にて実施例1と同様に反応して(−)メチル
3−フェニル−2−プロペン−1−イル 4−(3−ニ
トロフェニル)−2,6−ジメチル−1,4−ジヒドロ
ピリジン−3,5−ジカルボキシレートを81%の収率
で得た。▲〔α〕25 D▼=−15.6゜〔c=0.823,メタノ
ール〕光学収率87%ee 実施例9 3−フェニル−2−プロペン−1−イル (S)−
(+)−〔N−(1−t−ブトキシカルボニルエチ
ル)〕アミノクロトネートとメチル 2−(3−ニトロ
ベンジリデン)アセトアセテートを−70℃にて実施例
1と同様に反応して(−)−メチル 3−フェニル−2
−プロペン−1−イル 4−(3−ニトロフェニル)−
2,6−ジメチル−1,4−ジヒドロピリジン−3,5−
ジカルボキシレートを55%の収率で得た。▲〔α〕25
D▼=−10.9゜〔c=1.062,メタノール〕光学収率61
%ee 実施例10 3−フェニル−2−プロペン−1−イル (S)−
(+)−〔N−(1−t−ブトキシ−2,2−ジメチル
プロピル)〕アミノクロトネートとメチル 2−(3−
ニトロベンジリデン)アセトアセテートを−70℃にて
実施例1と同様に反応して(−)メチル 3−フェニル
−2−プロペン−1−イル 4−(3−ニトロフェニ
ル)−2,6−ジメチル−1,4−ジヒドロピリジン−
3,5−ジカルボキシレートを54%の収率で得た。
▲〔α〕25 D▼=−11.1゜〔c=1.023,メタノール〕光
学収率62%ee 実施例11 3−フェニル−2−プロペン−1−イル (R)−
(−)−〔N−(1−フェニルエチル)〕アミノクロト
ネートとメチル 2−(3−ニトロベンジリデン)アセ
トアセテートを−70℃にて実施例1と同様に反応して
(−)−メチル 3−フェニル−2−プロペン−1−イ
ル 4−(3−ニトロフェニル)−2,6−ジメチル−
1,4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボキシレー
トを24%の収率で得た。▲〔α〕25 D▼=−10.9゜〔c
=0.627,メタノール〕光学収率61%ee 実施例12 3−フェニル−2−プロペン−1−イル (S)−
(t)−〔N−(1−フェニルエチル)〕アミノクロト
ネートとメチル 2−(3−ニトロベンジリデン)アセ
トアセテートを−70℃にて実施例1と同様に反応して
(+)メチル 3−フェニル−2−プロペン−1−イル
4−(3−ニトロフェニル)−2,6−ジメチル−
1,4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボキシレー
トを44%の収率で得た。▲〔α〕25 D▼=+11.5゜〔c
=1.000,メタノール〕光学収率64%ee 実施例13 3−フェニル−2−プロペン−1−イル (S)−
(−)−〔N−(1−メトキシメチル−2−メチルプロ
ピル)〕アミノクロトネートとメチル 2−(3−ニト
ロベンジリデン)アセトアセテートを-70℃にて実施例
1と同様に反応して(−)メチル 3−フェニル−2−
プロペン−1−イル 4−(3−ニトロフェニル)−
2,6−ジメチル−1,4−ジヒドロピリジン−3,5
−ジカルボキシレートを60%の収率で得た。▲〔α〕
25 D▼=−14.9゜〔c=1.005,メタノール〕光学収率8
3%ee 実施例14 3−フェニル−2−プロペン−1−イル (S)−
(−)−〔N−(2−メトキシ−1−フェニルエチ
ル)〕アミノクロトネートとメチル 2−(3−ニトロ
ベンジリデン)アセトアセテートを−70℃にて実施例
1と同様に反応して(−)−メチル 3−フェニル−2
−プロペン−1−イル 4−(3−ニトロフェニル)−
2,6−ジメチル−1,4−ジヒドロピリジン−3,5
−ジカルボキシレートを69%の収率で得た。
▲〔α〕25 D▼=−15.0゜〔c=1.000,メタノール〕光
学収率83%ee 実施例15 3−フェニル−2−プロペン−1−イル (S)−
(+)−〔N−(1−t−ブトキシカルボニル−2−メ
チルプロピル)〕アミノクロトネートとメチル 2−
(3−ニトロベンジリデン)アセトアセテートをトルエ
ン中、−70℃にて実施例1と同様に反応して(−)−
メチル 3−フェニル−2−プロペン−1−イル 4−
(3−ニトロフェニル)−2,6−ジメチル−1,4−
ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボキシレートを66
%の収率で得た。▲〔α〕25 D▼=−4.6゜〔c=1.205,
メタノール〕光学収率25%ee 実施例16 3−フェニル−2−プロペン−1−イル (S)−
(+)−〔N−(1−t−ブトキシカルボニル−2−メ
チルプロピル)〕アミノクロトネートとメチル 2−
(3−ニトロベンジリデン)アセトアセテートをトルエ
ン中4当量のHMPA存在下、−70℃にて実施例1と
同様に反応して(−)メチル 3−フェニル−2−プロ
ペン−1−イル 4−(3−ニトロフェニル)−2,6
−ジメチル−1,4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカ
ルボキシレートを58%の収率で得た。
▲〔α〕25 D▼=−11.5゜〔c=0.957,メタノール〕光
学収率64%ee 実施例17 3−フェニル−2−プロペン−1−イル (S)−
(+)−〔N−(1−t−ブトキシカルボニル−2−メ
チルプロピル)〕アミノクロトネートとメチル 2−
(3−ニトロベンジリデン)アセトアセテートをトルエ
ン中、14当量のHMPA存在下、−70℃にて実施例
1と同様に反応して(−)−メチル 3−フェニル−2
−プロペン−1−イル 4−(3−ニトロフェニル)−
2,6−ジメチル−1,4−ジヒドロピリジン−3,5
−ジカルボキシレートを47%の収率で得た。
▲〔α〕25 D▼=−10.1゜〔c=0.812,メタノール〕光
学収率56%ee 実施例18 3−フェニル−2−プロペン−1−イル (S)−
(+)−〔N−(1−t−ブトキシカルボニル−2−メ
チルプロピル)〕アミノクロトネートとメチル 2−
(3−ニトロベンジリデン)アセトアセテートをTHF
中、4当量のHMPA存在下、−20℃にて実施例1と
同様に反応して(−)メチル 3−フェニル−2−プロ
ペン−1−イル 4−(3−ニトロフェニル)−2,6
−ジメチル−1,4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカ
ルボキシレートを44%の収率で得た。▲〔α〕25 D
=−15.3゜〔c=1.033,メタノール〕光学収率85%ee 実施例19 3−フェニル−2−プロペン−1−イル (S)−
(+)−〔N−(1−t−ブトキシカルボニル−2−メ
チルプロピル)〕アミノクロトネートと2−メトキシエ
チル 2−(3−ニトロベンジリデン)アセトアセテー
トを実施例1と同様に反応して(−)−2−メトキシエ
チル 3−フェニル−2−プロペン−1−イル 4−
(3−ニトロフェニル)−2,6−ジメチル−1,4−
ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボキシレートを80
%の収率で得た。▲〔α〕25 D▼=−19.1゜〔c=1.01
7,メタノール〕光学収率81%ee メタノールより再結晶して、融点114.3-115.4℃▲
〔α〕25 D▼=−23.7゜〔c=1.210,メタノール〕の結
晶を得た。
Mass C27H28N2O5 計算値 492.1896 実測値 492.1861 IR(KBr) NMR(CDCl3) 2.373,3H,s 2.396,3H,s 3.295,3H,s 3.46-3.59,2H,m 4.09-4.25,2H,m 4.634,1H,dd,J=13,7Hz 4.668,1H,dd,J=13,7Hz 5.158,1H,s 5.691,1H,s 6.218,1H,dt,J=16,6Hz 6.538,1H,d,J=16Hz 7.22-7.43,6H,m 7.677,1H,dt,J=8,2Hz 7.985,1H,ddd,J=8,2,1.4Hz 8.144,1H,dd,J=2,1.4Hz 実施例20 3−フェニル−2−プロペン−1−イル (R)−
(−)−[N−(1−t−ブトキシカルボニル−2−メ
チルプロピル)]アミノクロトネートと2−メトキシエ
チル 2−(3−ニトロベンジリデン)アセトアセテー
トを実施例1と同様に反応して(+)−2−メトキシエ
チル 3−フェニル−2−プロペン−1−イル 4−
(3−ニトロフェニル)−2,6−ジメチル−1,4−
ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボキシレートを74
%の収率で得た。
▲〔α〕25 D▼=+20.6゜〔c=1.002,メタノール〕光
学収率87%ee メタノールより再結晶して、融点114.1-115.6℃▲
〔α〕25 D▼=+23.7゜〔c=1.031,メタノール〕の結
晶を得た。
Mass C27H28N2O5 計算値 492.1896 実測値 492.1879 IR(KBr) NMR(CDCl3) 2.373,3H,s 2.396,3H,s 3.295,3H,s 3.46-3.59,2H,m 4.09-4.25,2H,m 4.634,1H,dd,J=13,7Hz 4.668,1H,dd,J=13,7Hz 5.158,1H,s 5.691,1H,s 6.218,1H,dt,J=16,6Hz 6.538,1H,d,J=16Hz 7.22-7.43,6H,m 7.677,1H,dt,J=8,2Hz 7.985,1H,ddd,J=8,2,1.4Hz 8.144,1H,dd,J=2,1.4Hz 実施例21 エチル (S)−(+)−〔N−(1−t−ブトキシカ
ルボニル−2−メチルプロピル)〕アミノクロトネート
とメチル 2−(3−ニトロベンジリデン)アセトアセ
テートを実施例1と同様に反応して(+)−エチル メ
チル 4−(3−ニトロフェニル)−2,6−ジメチル
−1,4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボキシレ
ートを86%の収率で得た。エタノールより再結晶して
融点158.7-159.9℃,▲〔α〕25 D▼=+17.3゜〔c=1.0
07,エタノール〕の結晶を得た。
IR(KBr) NH 3380cm-1 CO 1708 NO2 1532,1348 NMR(CDCl3) 1.232,3H,t,J=7Hz 2.371,3H,s 2.374,3H,s 3.644,3H,s 4.01-4.18,2H,m 5.096,1H,s 5.694,1H,s 7.375,1H,t,J=8Hz 7.637,1H,dt,J=8,1.4Hz 8.099,1H,ddd,J=8,2,1.4Hz 8.118,1H,dd,J=2,1.4Hz 実施例22 エチル (R)−(−)−〔N−(1−t−ブトキシカ
ルボニル2−メチルプロピル)〕アミノクロトネートと
メチル 2−(3−ニトロベンジリデン)アセトアセテ
ートを実施例1と同様に反応して(−)−エチル メチ
ル 4−(3−ニトロフェニル)−2,6−ジメチル−
1,4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボキシレー
トを79%の収率で得た。エタノールより再結晶して融
点158.3-159.7℃,▲〔α〕25 D▼=−17.0゜〔c=1.02
3,エタノール〕の結晶を得た。
IR(KBr) NH 3380cm-1 CO 1708 NO2 1532,1348 NMR(CDCl3) 1.232,3H,t,J=7Hz 2.371,3H,s 2.374,3H,s 3.644,3H,s 4.01-4.18,2H,m 5.096,1H,s 5.694,1H,s 7.375,1H,t,J=8Hz 7.637,1H,dt,J=8,1.4Hz 8.099,1H,ddd,J=8,2,1.4Hz 8.118,1H,dd,J=2,1.4Hz 実施例23〜30 以下、実施例1と同様にして、下記の化合物を合成し
た。
実施例31 不活性ガス(Ar)雰囲気下、3−フェニル−2−プロペン
−1−イル (S)−(+)−〔N−(1−t−ブトキ
シカルボニル−2−メチルプロピル)〕アミノクロトネ
ート747mg(2mmol)を乾燥テトラヒドロフラン10
mlに溶解し、ドライアイス−アセトンで冷却後、1.2
当量のリチウムジイソプロピルアミドのテトラヒドロフ
ラン溶液を −70℃で滴下した。滴下後1時間攪拌し
た後、2−メトキシエチル 2−(3−ニトロベンジリ
デン)アセトアセテート587mg(2mmol)の乾燥テト
ラヒドロフラン溶液を滴下した。滴下後3時間攪拌した
後、1N−塩酸5mlを加え室温にもどした。有機層を
分離し、1N−塩酸3mlを加え、室温で3時間攪拌し
た。ベンゼンにて抽出し、無水硫酸ナトリウムで乾燥
後、ベンゼンを減圧留去した。シリカゲルカラムクロマ
トグラフィーで精製し、油状物(High Mass;C37H29NO9
計算値511.1842,実測値511.1788)を得た。前記油状物
をエタノール10mlに溶解し、酢酸アンモニウム77
1mg(10mmol)を加え、室温にて一晩攪拌した後、エ
タノールを減圧留去した。残渣をベンゼンに溶解した後
飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、水の順に洗浄し、無水
硫酸ナトリウムにて乾燥後ベンゼンを減圧留去した。シ
リカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、(−)2
−メトキシエチル 3−フェニル−2−プロペン−1−
イル 4−(3−ニトロフェニル)−2,6−ジメチル
−1,4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボキシレ
ートを得た(収率79%)。
▲〔α〕25 D▼=−19.0゜〔c=1.000,メタノール〕 メタノールより再結晶して融点114.3-115.4℃,▲
〔α〕25 D▼=−23.7゜〔C=1.210,メタノール〕の結
晶を得た。
実施例32 不活性ガス(Ar)雰囲気下、3−フェニル−2−プロペン
−1−イル (S)−(+)−〔N−(1−t−ブトキ
シカルボニル−2−メチルプロピル)〕アミノクロトネ
ート747mg(2mmol)を乾燥テトラヒドロフラン10
mlに溶解し、氷冷下60%水素化ナトリウム96mg
(2.4mmol)を加え室温で1時間攪拌したのち、−12℃
に冷却した。2−メトキシエチル 2−(3−ニトロベ
ンジリデン)アセトアセテート594mg(2mmol)の乾
燥テトラヒドロフラン溶液を滴下した。
以下実施例1と同様に処理して、(−)−2−メトキシ
エチル 3−フェニル−2−プロペン−1−イル 4−
(3−ニトロフェニル)−2,6−ジメチル−1,4−
ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボキシレートを24
%の収率で得た。
▲〔α〕25 D▼=−2.6゜〔c=1.00,メタノール〕光学
収率11%ee 実施例33 不活性ガス(Ar)雰囲気下、3−フェニル−2−プロペン
−1−イル (S)−(+)−〔N−(1−t−ブトキ
シカルボニル−2−メチルプロピル)〕アミノクロトネ
ート747mg(2mmol)を乾燥テトラヒドロフラン10
mlに溶解し、ドライアイス−アセトンで冷却後、1.2
当量のフェニルマグネシウムブロマイドのテトラヒドロ
フラン溶液 (マグネシウム75mg(3.1gr.atm)ブロモ
ベンゼン377mg(2.4mmol)ジブロモエタン94mg(0.5m
mol)乾燥テトラヒドロフラン10mlより調整)を−7
0℃で滴下後1時間攪拌した後、2−メトキシエチル
2−(3−ニトロベンジリデン)アセトアセテート59
4mg(2mmol)の乾燥テトラヒドロフラン溶液を滴下し
た。
以下実施例1と同様に処理して、(−)−2−メトキシ
エチル 3−フェニル−2−プロペン−1−イル 4−
(3−ニトロフェニル)−2,6−ジメチル−1,4−
ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボキシレートを91
%の収率で得た。
▲〔α〕25 D▼=−18.7゜〔c=1.00,メタノール〕光学
収率79%ee 実施例34 不活性ガス(Ar)雰囲気下、3−フェニル−2−プロペン
−1−イル (S)−(+)−〔N−(1−t−ブトキ
シカルボニル−2−メチルプロピル)〕アミノクロトネ
ート747mg(2mmol)を乾燥テトラヒドロフラン10
mlに溶解し、ドライアイス−アセトンで冷却後、カリ
ウム−t−ブトキシド269mg(2.4mmol)を加え、1時
間攪拌したのち、2−メトキシエチル 2−(3−ニト
ロベンジリデン)アセトアセテート594mg(2mmol)
の乾燥テトラヒドロフラン溶液を滴下した。
以下実施例1と同様に処理して(−)−2−メトキシエ
チル 3−フェニル−2−プロペン−1−イル 4−
(3−ニトロフェニル)−2,6−ジメチル−1,4−
ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボキシレートを52
%の収率で得た。
▲〔α〕25 D▼=−9.4゜〔c=1.00,メタノール〕光学
収率40%ee 実施例35 不活性ガス(Ar)雰囲気下、3−フェニル−2−プロペン
−1−イル (S)−(+)−〔N−(1−t−ブトキ
シカルボニル−2−メチルプロピル)〕アミノクロトネ
ート747mg(2mmol)を乾燥テトラヒドロフラン10
mlに溶解し、ドライアイス−アセトンで冷却後、N,
N,N′,N′−テトラメチルエチレンジアミン1.03
g、n−ブチルリチウムヘキサン溶液1.6ml、乾燥テト
ラヒドロフラン5mlより調整した溶液を−70℃で滴
下した。1時間攪拌した後、2−メトキシエチル 2−
(3−ニトロベンジリデン)アセトアセテート594mg
(2mmol)の乾燥テトラヒドロフラン溶液を滴下した。
以下実施例1と同様に処理して、(−)−2−メトキシ
エチル 3−フェニル−2−プロペン−1−イル 4−
(3−ニトロフェニル)−2,6−ジメチル−1,4−
ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボキシレートを31
%の収率で得た。
▲〔α〕25 D▼=−15.2゜〔c=1.00,メタノール〕光学
収率64%ee 実施例36 実施例33の3−フェニル−2−プロペン−1−イル
(S)−(+)−〔N−(1−t−ブトキシカルボニル
−2−メチルプロピル)〕アミノクロトネートの代わり
に3−フェニル−2−プロペン−1−イル (S)−
(+)−〔N−(1−シクロヘキシルオキシカルボニル
−2−メチルプロピル)〕アミノクロトネートを用い実
施例33と同様に反応を行ない、(−)−2−メトキシ
エチル 3−フェニル−2−プロペン−1−イル 4−
(3−ニトロフェニル)−2,6−ジメチル−1,4−
ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボキシレートを73
%の収率で得た。
▲〔α〕25 D▼=−19.4゜〔c=1.01メタノール〕光学収
率82%ee 実施例37 実施例33の3−フェニル−2−プロペン−1−イル
(S)−(+)−〔N−(1−t−ブトキシカルボニル
−2−メチルプロピル)〕アミノクロトネートの代わり
に3−フェニル−2−プロペン−1−イル (R)−
(−)−〔N−(1−シクロヘキシルオキシカルボニル
−2−メチルプロピル)〕アミノクロトネートを用い実
施例33と同様に反応を行ない、(−)−2−メトキシ
エチル 3−フェニル−2−プロペン−1−イル 4−
(3−ニトロフェニル)−2,6−ジメチル−1,4−
ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボキシレートを76
%の収率で得た。▲〔α〕25 D▼=+19.3゜〔c=1.00
6,メタノール〕光学収率81%ee 実施例38 実施例33の3−フェニル−2−プロペン−1−イル
(S)−(+)−〔N−(1−t−ブトキシカルボニル
−2−メチルプロピル)〕アミノクロトネートの代わり
に2−シアノエチル (S)−(+)−〔N−(1−t
−ブトキシカルボニル−2−メチルプロピル)〕アミノ
クロトネートをメチル 2−(3−ニトロベンジリデ
ン)アセトアセテートの代わりに、2−メトキシエチル
2−(3−ニトロベンジリデン)アセテートを用い、
同様に反応を行ない、(−)−2−シアノエチル2−メ
トキシエチル 4−(3−ニトロフェニル)−2,6−
ジメチル−1,4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカル
ボキシレートを81.5%の収率で得た。▲〔α〕25 D▼=
−22.0゜〔c=1.000,メタノール〕光学収率96%ee メタノールより再結晶して〔α〕=−22.9゜〔c=1.0
90,メタノール〕の淡黄色結晶を得た。融点129.8-131.
3℃ IR(KBr) NMR(δ,CDCl3) 2.375,3H,s 2.398,3H,s 2.646,2H,t,J=7Hz 3.352,3H,s 3.50-3.63,2H,m 4.11-4.34,4H,m 5.117,1H,s 5.837,1H,s 7.401,1H,t,J=8Hz 7.720,1H,dt,J=8,2Hz 8.020,1H,ddd,J=8,2,1.2Hz 8.119,1H,dd,J=2,1.2Hz 実施例39 実施例33の3−フェニル−2−プロペン−1−イル
(S)−(+)−〔N−(1−t−ブトキシカルボニル
−2−メチルプロピル)〕アミノクロトネートの代わり
に2−シアノエチル (R)−(−)−〔N−(1−シ
クロヘキシルオキシカルボニル−2−メチルプロピ
ル)〕アミノクロトネートを、メチル 2−(3−ニト
ロベンジリデン)アセトアセテートの代わりに、2−メ
トキシエチル 2−(3−ニトロベンジリデン)アセト
アセテートを用いて同様に反応を行ない、(+)−2−
シアノエチル 2−メトキシエチル 4−(3−ニトロ
フェニル)−2,6−ジメチル−1,4−ジヒドロピリ
ジン−3,5−ジカルボキシレートを42%の収率で得
た。▲〔α〕25 D▼=14.69゜〔c=1.007,メタノール〕
光学収率64%ee 融点129.8-131.3℃ IR(KBr) NMR(δ,CDCl3) 2.375,3H,s 2.398,3H,s 2.646,2H,t,J=7Hz 3.352,3H,s 3.50-3.63,2H,m 4.11-4.34,4H,m 5.117,1H,s 5.837,1H,s 7.401,1H,t,J=8Hz 7.720,1H,dt,J=8,2Hz 8.020,1H,ddd,J=8,2,1.2Hz 8.119,1H,dd,J=2,1.2Hz 実施例40 実施例33の3−フェニル−2−プロペン−1−イル
(S)−(+)−〔N−(1−t−ブトキシカルボニル
−2−メチルプロピル)〕アミノクロトネートの代わり
に2−メトキシエチル(R)−(−)−〔N−(1−シ
クロヘキシルオキシカルボニル−2−メチルプロピ
ル)〕アミノクロトネートを、メチル 2−(3−ニト
ロベンジリデン)アセトアセテートの代わりに、2−シ
アノエチル 2−(3−ニトロベンジリデン)アセトア
セテートを用いて同様に反応を行ない、(−)−2−シ
アノエチル 2−メトキシエチル4−(3−ニトロフェ
ニル)−2,6−ジメチル−1,4−ジヒドロピリジン
−3,5−ジカルボキシレートを54%の収率で得た。
▲〔α〕25 D▼=−13.26゜〔c=1.010,メタノール〕光
学収率58%ee 実施例41 Arガス雰囲気下で、(−)−メチル (R)−〔N−
〔1−(t−ブトキシカルボニル)−2−メチルプロピ
ル〕〕アミノクロトネート10.07g(37.1 mol)の無水テ
トラヒドロフラン溶液に1.2等量のフェニルマグネシウ
ムブロマイドのテトラヒドロフラン溶液[マグネシウム
1.30g(53.4mg atom),1,2−ジブロモエタン0.84g
(4.5 mol),ブロモベンゼン6.99g(44.5mol),無水テト
ラヒドロフラン23mlより調整]を−15℃で滴下
し、その後さらに1時間攪拌した。次いで、この溶液を
−50℃に冷却し、2−シアノエチル 2−(3−ニト
ロベンジリデン)アセトアセテート10.18g(35.3mmol)
の無水テトラヒドロフラン溶液を滴下し、滴下終了後さ
らに3時間攪拌した。反応溶液に2N−塩酸51.2mlを滴
下した後、室温に戻し、有機層を分離し、水層をテトラ
ヒドロフランで抽出し、有機層と合わせ、飽和食塩水で
洗浄した。有機層に再度2N−塩酸51.2mlを加え、室温
で3時間攪拌したのち、飽和食塩水を加え有機層を分取
し、さらに飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで
乾燥後、溶媒を減圧留去した。残留物をメタノール15
0mlに溶解し、酢酸アンモニウム4.09g(53mmol)
を加え、室温で1夜攪拌したのち、溶媒を減圧留去し、
残留物を塩化メチレンに溶解し、飽和炭酸水素ナトリウ
ム水溶液次いで水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾
燥後、溶媒を減圧留去した。残留物を100mlのメタ
ノールより再結晶し、(−)−2−シアノエチル メチ
ル (R)−1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4
−(3−ニトロフェニル)ピリジン−3,5−ジカルボ
キシレート10.89g(収率80%)を得た。▲〔α〕25 D
▼=−20.5゜〔c=1.038,メタノール〕 融点 165.3-166.6℃ 質量分析 C19H19N3O6 理論値 385.12736 実測値 385.12672 IR(cm-1,KBr) 2250,1706,1682,1526,1354 NMR(δ,CDCl3) 2.38,3H,s 2.40,3H,s 2.65,2H,t,J=6Hz 3.65,3H,s 4.22,1H,dd,J=13Hz,6Hz 4.31,1H,dd,J=13Hz,6Hz 5.10,1H,s 5.77,1H,s 7.41,1H,t,J=8Hz 7.67,1H,d,J=8Hz 8.02,1H,d,J=8Hz 8.10,1H,s 実施例42 実施例41の(−)メチル (S)−〔N−〔1−(t
−ブトキシカルボニル)−2−メチルプロピル〕〕アミ
ノクロトネートの代わりに(+)−メチル (S)−
〔N−〔1−(t−ブトキシカルボニル)−2−メチル
プロピル〕〕アミノクロトネート10.07g(37.1mol)を用
い実施例41と同様に反応を行った後、100mlのメ
タノールより再結晶し、(+)−2−シアノエチル メ
チル (S)−1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−
4−(3−ニトロフェニル)ピリジン−3,5−ジカル
ボキシレート10.89g(収率80%)を得た。▲〔α〕
25 D▼=+20.5゜〔c=1.005,メタノール〕 融点 165.3-166.6℃ 質量分析 C19H19N3O6 理論値 385.12736 実測値 385.12672 IR(cm-1,KBr) 2250,1706,1682,1526,1354 NMR(δ,CDCl3) 2.38,3H,s 2.40,3H,s 2.65,2H,t,J=6Hz 3.65,3H,s 4.22,1H,dd,J=13Hz,6Hz 4.31,1H,dd,J=13Hz,6Hz 5.10,1H,s 5.77,1H,s 7.41,1H,t,J=8Hz 7.67,1H,d,J=8Hz 8.02,1H,d,J=8Hz 8.10,1H,s

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 で表される光学活性なβ−アミノアクリル酸エステル誘
    導体と一般式 で表されるイリデン−β−ケトカルボン酸エステル誘導
    体とを反応させ、次いで一般式 H2N−R で表されるアミン又はその酸付加塩を反応させることか
    ら成る、一般式 で表される光学活性は1,4−ジヒドロピリジン誘導体
    の製造方法(式中、Rは、置換又は無置換のアリール
    基、又は複素環式基、R及びRは、同一又は異なる
    アルキル基、R及びRは、常に異なり、直鎖状、分
    枝鎖状又は環状の飽和又は不飽和炭化水素基を表し、該
    基は随時鎖中に酸素又は硫黄原子が介在していてもよ
    く、そして/又は随時ハロゲン原子、シアノ基、アシル
    若しくはアリールオキシ基、アルキル若しくはアリール
    チオ基、アリール基、アルコキシカルボニル基、アリー
    ル若しくはアルキルスルホニル基、複素環式基又はアミ
    ノ基で置換されていてもよく、これらのアリール基及び
    複素環式基は、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、ア
    ルコキシカルボニル基、アルキル基、アミノ基、アリー
    ル基、アルキル、アシル若しくはアリールオキシ基、ア
    ルキル若しくはアリールチオ基、トリハロメチル基で置
    換されていてもよい。又、これらのアミノ基はアルキル
    基、アリール基、アラルキル基により置換されていても
    よく、または、窒素原子と一体になり2個の置換基が5
    ないし6員環を形成してもよい。その際該環は更に酸
    素、硫黄、窒素原子を含むことができる。R及びR
    は、互いに異なり、アルキル基、アラルキル基、アリー
    ル基、アルコキシカルボニル基又は置換もしくは無置換
    のアミノカルボニル基であり、該アルキル基、アラルキ
    ル基及びアリール基はアルコキシ基で置換されていても
    よい。Rは、水素原子、アルキル基、アラルキル基又
    はアリール基を表す。*は、光学活性点を表す。)。
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