JPH0643803Y2 - 写真感光材料用遮光袋 - Google Patents
写真感光材料用遮光袋Info
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- JPH0643803Y2 JPH0643803Y2 JP1988097373U JP9737388U JPH0643803Y2 JP H0643803 Y2 JPH0643803 Y2 JP H0643803Y2 JP 1988097373 U JP1988097373 U JP 1988097373U JP 9737388 U JP9737388 U JP 9737388U JP H0643803 Y2 JPH0643803 Y2 JP H0643803Y2
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- Bag Frames (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、各種写真感光材料用遮光袋に関するものであ
る。
る。
写真感光材料のように光に曝されるとその品質価値を失
うものについては、光を完全に遮る遮光袋が使用されて
おり、例えば第11図又は第12図に示す遮光袋があった
(昭和53年特許庁発行周知・慣用技術集包装産業編367
頁)。
うものについては、光を完全に遮る遮光袋が使用されて
おり、例えば第11図又は第12図に示す遮光袋があった
(昭和53年特許庁発行周知・慣用技術集包装産業編367
頁)。
第11図の写真感光材料用遮光袋は、チューブ状フィルム
を用いて底部をヒートシールした一方シール形の構造で
あって、ヒートシール部20のみの一重平袋の構成であ
る。
を用いて底部をヒートシールした一方シール形の構造で
あって、ヒートシール部20のみの一重平袋の構成であ
る。
第12図は写真感光材料用遮光袋は、中央合掌シール形の
構造であって、ヒートシール部20のみの一重平袋の構成
である。
構造であって、ヒートシール部20のみの一重平袋の構成
である。
このような写真感光材料用遮光袋を、製袋をする場合、
ヒートシールはシール幅を約1〜10mmの範囲で製品重量
や用途に応じて変化させ、そして、ヒートシール条件と
しては、強シールを行なうとフィルムが溶け過ぎて切れ
易く、弱シールではフィルムの溶着が不充分な場合があ
ってピンホールが発生するため、溶け過ぎず、ピンホー
ルが発生しない許容範囲の非常に狭い最適条件で行なわ
れていた。
ヒートシールはシール幅を約1〜10mmの範囲で製品重量
や用途に応じて変化させ、そして、ヒートシール条件と
しては、強シールを行なうとフィルムが溶け過ぎて切れ
易く、弱シールではフィルムの溶着が不充分な場合があ
ってピンホールが発生するため、溶け過ぎず、ピンホー
ルが発生しない許容範囲の非常に狭い最適条件で行なわ
れていた。
しかし、インフレーションフィルム、積層フィルム等遮
光袋を形成するフィルムの厚さの変動、夏と冬のフィル
ム表面温度の差、ヒートシール速度の変動、ヒートシー
ル電源電圧の変動、ヒーターバーの汚れ等の原因によ
り、ヒートシール条件に変動が生じる。従って、このヒ
ートシール条件の変動により、ヒートシール部20が強シ
ールとなったり弱シールとなったりして遮光性、密封性
を保てない場合があった。特に、弱シールによる密封の
不完全を防止するため、強シールの傾向があり、オーバ
ーヒートによりヒートシール層が溶融破損して遮光性や
密封性が確保できなくなったり、薄くなって強度が低下
する場合が多かった。このため、遮光袋の完全遮光性確
認試験が必要であった。
光袋を形成するフィルムの厚さの変動、夏と冬のフィル
ム表面温度の差、ヒートシール速度の変動、ヒートシー
ル電源電圧の変動、ヒーターバーの汚れ等の原因によ
り、ヒートシール条件に変動が生じる。従って、このヒ
ートシール条件の変動により、ヒートシール部20が強シ
ールとなったり弱シールとなったりして遮光性、密封性
を保てない場合があった。特に、弱シールによる密封の
不完全を防止するため、強シールの傾向があり、オーバ
ーヒートによりヒートシール層が溶融破損して遮光性や
密封性が確保できなくなったり、薄くなって強度が低下
する場合が多かった。このため、遮光袋の完全遮光性確
認試験が必要であった。
本考案はこれらの課題を解決し、初期の最適ヒートシー
ル条件が変動したとしても、常に確実なヒートシールが
でき完全な遮光性、密封性を確保できる完全遮光性確認
試験を必要としない写真感光材料用遮光袋を提供するこ
とを目的とする。
ル条件が変動したとしても、常に確実なヒートシールが
でき完全な遮光性、密封性を確保できる完全遮光性確認
試験を必要としない写真感光材料用遮光袋を提供するこ
とを目的とする。
本考案は上記目的を達成するためになされたもので、接
着強度の異なる複数のヒートシールを施すことにより解
決したものである。
着強度の異なる複数のヒートシールを施すことにより解
決したものである。
すなわち、本考案の写真感光材料用遮光袋は、周縁に連
続して設けられた接着強度の強いヒートシール部と、こ
の接着強度の強いヒートシール部の内側に略平行に設け
られ、接着強度の強いヒートシール部より接着強度が小
さい接着強度の弱いヒートシール部とからなる、多条ヒ
ートシールが設けられていることを特徴として構成され
ている。
続して設けられた接着強度の強いヒートシール部と、こ
の接着強度の強いヒートシール部の内側に略平行に設け
られ、接着強度の強いヒートシール部より接着強度が小
さい接着強度の弱いヒートシール部とからなる、多条ヒ
ートシールが設けられていることを特徴として構成され
ている。
多条ヒートシールは、2条以上のヒートシールが設けら
れているものである。この多条ヒートシールの各ヒート
シールは接着強度が異なるように設けられており、周縁
に設けられたヒートシール部が接着強度が大きく、内側
に設けられたヒートシール部が接着強度が小さく設定さ
れている。さらに、多条ヒートシールの各ヒートシール
間には、ヒートシールが施されていない未ヒートシール
部を設けることが遮光性、密封性確保の点で好ましい。
れているものである。この多条ヒートシールの各ヒート
シールは接着強度が異なるように設けられており、周縁
に設けられたヒートシール部が接着強度が大きく、内側
に設けられたヒートシール部が接着強度が小さく設定さ
れている。さらに、多条ヒートシールの各ヒートシール
間には、ヒートシールが施されていない未ヒートシール
部を設けることが遮光性、密封性確保の点で好ましい。
また、多条ヒートシールは遮光袋のヒートシールを施す
総ての個所に設ける必要はなく、強度的に弱い個所や特
に密封性を強化したい個所を部分的に、例えば製品荷重
がかかり易く底部と天部、又は隅部分にのみ設けてもよ
い。
総ての個所に設ける必要はなく、強度的に弱い個所や特
に密封性を強化したい個所を部分的に、例えば製品荷重
がかかり易く底部と天部、又は隅部分にのみ設けてもよ
い。
多条ヒートシールを設けるには、放出エネルギー量の異
なるヒートシーラーで各ヒートシールを設ける。すなわ
ち、温度、圧力、シール時間等を各ヒートシール毎に異
ならせてヒートシールする。
なるヒートシーラーで各ヒートシールを設ける。すなわ
ち、温度、圧力、シール時間等を各ヒートシール毎に異
ならせてヒートシールする。
本考案の写真感光材料用遮光袋に用いられるプラスチッ
クフィルムは、遮光性物質を含有する又は遮光性物質を
含有しないポリエチレン樹脂、エチレン共重合体樹脂、
エチレン酢酸ビニル共重合体樹脂、アイオノマー樹脂、
ポリプロピレン樹脂、セロハン、塩化ビニリデン共重合
体樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリスチロール樹脂、ポ
リエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリビニルアルコー
ル樹脂、アクリル系樹脂、ポリカーボネート樹脂等のフ
ィルム、及びこれらと紙、、金属蒸着フレキシブルシー
ト、アルミニウム箔その他のフレキシブルシートとの積
層フィルムであって、少なくとも完全遮光性を有するこ
とを必須条件とした積層フィルムであってヒートシール
によって製袋可能な全てのフィルムである。これらの中
で好ましいものは、遮光性物質を含んだポリエチレン樹
脂、エチレン共重合体樹脂、ポリアミド樹脂のフィル
ム、及びこれらとアルミニウム蒸着二軸延伸熱可塑性樹
脂フィルム、アルミニウム箔等との積層フィルムであ
る。本考案の遮光袋に用いるフィルムはフィルム単一層
であっても積層フィルムであってもよいが完全な遮光性
確保が必須であり、光透過率は0%である。
クフィルムは、遮光性物質を含有する又は遮光性物質を
含有しないポリエチレン樹脂、エチレン共重合体樹脂、
エチレン酢酸ビニル共重合体樹脂、アイオノマー樹脂、
ポリプロピレン樹脂、セロハン、塩化ビニリデン共重合
体樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリスチロール樹脂、ポ
リエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリビニルアルコー
ル樹脂、アクリル系樹脂、ポリカーボネート樹脂等のフ
ィルム、及びこれらと紙、、金属蒸着フレキシブルシー
ト、アルミニウム箔その他のフレキシブルシートとの積
層フィルムであって、少なくとも完全遮光性を有するこ
とを必須条件とした積層フィルムであってヒートシール
によって製袋可能な全てのフィルムである。これらの中
で好ましいものは、遮光性物質を含んだポリエチレン樹
脂、エチレン共重合体樹脂、ポリアミド樹脂のフィル
ム、及びこれらとアルミニウム蒸着二軸延伸熱可塑性樹
脂フィルム、アルミニウム箔等との積層フィルムであ
る。本考案の遮光袋に用いるフィルムはフィルム単一層
であっても積層フィルムであってもよいが完全な遮光性
確保が必須であり、光透過率は0%である。
本考案の写真感光材料用遮光袋としては、1重や2重の
平袋やガゼット袋等でシール構造としては側面シール
形、2方シール形、3方シール形、封筒形、中央合掌シ
ール形、ひだ付き形、平底形及び角底形、自立形等の代
表的なヒートシール構造で製造されるものであれば、い
づれの構造のものでも良い。
平袋やガゼット袋等でシール構造としては側面シール
形、2方シール形、3方シール形、封筒形、中央合掌シ
ール形、ひだ付き形、平底形及び角底形、自立形等の代
表的なヒートシール構造で製造されるものであれば、い
づれの構造のものでも良い。
本考案の写真感光材料用遮光袋に写真感光材料を充填し
た後は、開口部は前記多条シールによって完全密封する
か、開口部端末を折り込み後、テープまたはラベルある
いは接着剤等で完全な密封する。
た後は、開口部は前記多条シールによって完全密封する
か、開口部端末を折り込み後、テープまたはラベルある
いは接着剤等で完全な密封する。
本考案の写真感光材料用遮光袋は、各種写真感光材料製
品の包装に用いることができる。
品の包装に用いることができる。
特に、僅かなガスや光や湿度により品質が破壊されるハ
ロゲン化銀写真感光材料、ジアゾ写真感光材料、感光性
樹脂、自己現像形写真感光材料、拡散転写型写真感光材
料、感熱型感光材料、オートポジ型写真感光材料、感光
性感熱材料等の写真感光材料に好適である。
ロゲン化銀写真感光材料、ジアゾ写真感光材料、感光性
樹脂、自己現像形写真感光材料、拡散転写型写真感光材
料、感熱型感光材料、オートポジ型写真感光材料、感光
性感熱材料等の写真感光材料に好適である。
本考案の写真感光材料用遮光袋は、ヒートシール強度の
異なる多条ヒートシールで製袋してあるため、少なくと
も複数の内の1つのヒートシールは常に最適な条件に近
い条件でヒートシールされ完全な遮光性と密封性を常に
確実に確保する。
異なる多条ヒートシールで製袋してあるため、少なくと
も複数の内の1つのヒートシールは常に最適な条件に近
い条件でヒートシールされ完全な遮光性と密封性を常に
確実に確保する。
本考案の写真感光材料用遮光袋の代表的実施例を第1図
から第8図に基づいて説明する。
から第8図に基づいて説明する。
第1図から第8図は本考案による写真感光材料用遮光袋
の代表的な構成を示す正面図である。図において、矢印
Aは製品の挿入箇所を示し、矢印Bは製品挿入後の密封
箇所を示す。
の代表的な構成を示す正面図である。図において、矢印
Aは製品の挿入箇所を示し、矢印Bは製品挿入後の密封
箇所を示す。
第1図の写真感光材料用遮光袋は、耳12を残してヒート
シールされた三方シール形の平袋の構造であって、接着
強度が強い第1ヒートシール部1の内側に未ヒートシー
ル部2を介して、接着強度が弱い第2ヒートシール部3
が施された多条ヒートシールの構成である。
シールされた三方シール形の平袋の構造であって、接着
強度が強い第1ヒートシール部1の内側に未ヒートシー
ル部2を介して、接着強度が弱い第2ヒートシール部3
が施された多条ヒートシールの構成である。
第2図の写真感光材料用遮光袋は、チューブ状フィルム
を用いて底部をヒートシールした一方シール形の平袋の
構造であって、接着強度の強い第1ヒートシール部1の
内側に未ヒートシール部2を介して、接着強度が弱い第
2ヒートシール部3が施された多条ヒートシールの構成
である。
を用いて底部をヒートシールした一方シール形の平袋の
構造であって、接着強度の強い第1ヒートシール部1の
内側に未ヒートシール部2を介して、接着強度が弱い第
2ヒートシール部3が施された多条ヒートシールの構成
である。
第3図の写真感光材料用遮光袋は、プラスチックフィル
ムを折り曲げ、側面をヒートシールした側面二方シール
形の平袋の構造であって、側部は接着強度の強い第1ヒ
ートシール部1の内側に未ヒートシール部2を介して、
接着強度の弱い第2ヒートシール部3が施され、底部は
折り曲げ部9の内側に未ヒートシール部2を介して接着
強度の弱い第2ヒートシール部3が施された側面多条、
折り曲げ部一条ヒートシールの構成である。
ムを折り曲げ、側面をヒートシールした側面二方シール
形の平袋の構造であって、側部は接着強度の強い第1ヒ
ートシール部1の内側に未ヒートシール部2を介して、
接着強度の弱い第2ヒートシール部3が施され、底部は
折り曲げ部9の内側に未ヒートシール部2を介して接着
強度の弱い第2ヒートシール部3が施された側面多条、
折り曲げ部一条ヒートシールの構成である。
第4図の写真感光材料用遮光袋は、中央に合掌シール部
を有する中央合掌シール形の平袋の構造であって、底部
は接着強度の強い第1ヒートシール部1の内側に未ヒー
トシール部2を介して接着強度の弱いヒートシール部3
が施された多条ヒートシールの構成である。
を有する中央合掌シール形の平袋の構造であって、底部
は接着強度の強い第1ヒートシール部1の内側に未ヒー
トシール部2を介して接着強度の弱いヒートシール部3
が施された多条ヒートシールの構成である。
第6図の写真感光材料用遮光袋は、三方シール形の開口
部をヒートシールした平袋の構造であって、側部に開封
用ノッチ13が形成され、接着強度の強い第1ヒートシー
ル部1の内側に未ヒートシール部2を介して接着強度の
弱い第2ヒートシール部3が施された多条ヒートシール
の構成である。
部をヒートシールした平袋の構造であって、側部に開封
用ノッチ13が形成され、接着強度の強い第1ヒートシー
ル部1の内側に未ヒートシール部2を介して接着強度の
弱い第2ヒートシール部3が施された多条ヒートシール
の構成である。
第6図の写真感光材料用遮光袋は、第3図に示す側面シ
ール形遮光袋の開口部分をヒートシールで密封した平袋
の構造であって、側部に開封ノッチ13が付された接着強
度の強い第1ヒートシール部1の内側に未ヒートシール
部2を介して、接着強度の弱い第2ヒートシール部3が
施された多条ヒートシール、天部は上記多条ヒートシー
ルの内側に更に未ヒートシール部4を介して、部分的に
もうけた接着強度が弱い第3ヒートシール部5を施した
多条ヒートシール、底部は折り曲げ部9の内側に未ヒー
トシール部2を介して、接着強度の弱い第2ヒートシー
ル部3を施すとともに、内側に更に未ヒートシール部4
を介して、部分的にもうけた接着強度が弱い第3ヒート
シール部5を施した多条ヒートシールの構成である。
ール形遮光袋の開口部分をヒートシールで密封した平袋
の構造であって、側部に開封ノッチ13が付された接着強
度の強い第1ヒートシール部1の内側に未ヒートシール
部2を介して、接着強度の弱い第2ヒートシール部3が
施された多条ヒートシール、天部は上記多条ヒートシー
ルの内側に更に未ヒートシール部4を介して、部分的に
もうけた接着強度が弱い第3ヒートシール部5を施した
多条ヒートシール、底部は折り曲げ部9の内側に未ヒー
トシール部2を介して、接着強度の弱い第2ヒートシー
ル部3を施すとともに、内側に更に未ヒートシール部4
を介して、部分的にもうけた接着強度が弱い第3ヒート
シール部5を施した多条ヒートシールの構成である。
第7図の写真感光材料用遮光袋は、耳12に開封用ノッチ
13を有する四方シールの平袋の構造であって、接着強度
の強い第1ヒートシール部1の内側と外側に、それぞれ
未ヒートシール部2、7を介して、接着強度が弱い第2
ヒートシール部3、3を施した多条ヒートシールの構成
である。
13を有する四方シールの平袋の構造であって、接着強度
の強い第1ヒートシール部1の内側と外側に、それぞれ
未ヒートシール部2、7を介して、接着強度が弱い第2
ヒートシール部3、3を施した多条ヒートシールの構成
である。
第8図−(a)の写真感光材料用遮光袋は、接着強度が
強い第1ヒートシール部1に開封用ノッチ13を有する四
方シールの平袋の構造であって、四隅の第1ヒートシー
ル部1の内側に未ヒートシール部2を介して部分的にも
うけたL型の接着強度の弱い第2ヒートシール部3を施
した四隅多条ヒートシールの構成である。
強い第1ヒートシール部1に開封用ノッチ13を有する四
方シールの平袋の構造であって、四隅の第1ヒートシー
ル部1の内側に未ヒートシール部2を介して部分的にも
うけたL型の接着強度の弱い第2ヒートシール部3を施
した四隅多条ヒートシールの構成である。
第8図−(b)の写真感光材料遮光袋は、第8図−
(a)の接着強度の弱い部分的にもうけたL型の第2ヒ
ートシール部3の部分を未ヒートシール部2とし、逆に
未ヒートシール部に部分的にもうけた接着強度の弱い第
2ヒートシール部3を施した四隅以外を多条ヒートシー
ルの構成としたものである。
(a)の接着強度の弱い部分的にもうけたL型の第2ヒ
ートシール部3の部分を未ヒートシール部2とし、逆に
未ヒートシール部に部分的にもうけた接着強度の弱い第
2ヒートシール部3を施した四隅以外を多条ヒートシー
ルの構成としたものである。
以上のような接着強度の異なる多条シールを設けるに
は、例えば第9図又は第10図に示すヒートシーラーを用
いて行なう。第9図において符号14はヒートシーラー
で、このヒートシーラー14は長エッジ15と短エッジ16が
形成されている。そして、長エッジ15で強い接着強度の
ヒートシール部を、短エッジ16で弱い接着強度のヒート
シール部を形成する。
は、例えば第9図又は第10図に示すヒートシーラーを用
いて行なう。第9図において符号14はヒートシーラー
で、このヒートシーラー14は長エッジ15と短エッジ16が
形成されている。そして、長エッジ15で強い接着強度の
ヒートシール部を、短エッジ16で弱い接着強度のヒート
シール部を形成する。
第10図において、ヒートシーラー14は高温エッジ17と低
温エッジ18が絶縁部材19を介して形成されている。そし
て高温エッジ17で接着強度の強いヒートシール部を、低
温エッジ18で接着強度の弱いヒートシール部を形成す
る。高温エッジ17で溶断シールにより接着強度の強いヒ
ートシール部を形成することもできる。
温エッジ18が絶縁部材19を介して形成されている。そし
て高温エッジ17で接着強度の強いヒートシール部を、低
温エッジ18で接着強度の弱いヒートシール部を形成す
る。高温エッジ17で溶断シールにより接着強度の強いヒ
ートシール部を形成することもできる。
第10図に示すように、断熱部材9を挟んで一方が高温ヒ
ートシーラー17、他方が低温ヒートシーラー18のヒート
シーラーを用いることにより強ヒートシール部と弱ヒー
トシール部を形成させて製袋するのが最も簡単である。
同様に3条のヒートシールを行うにも3つのエッジを持
つヒートシーラーを用いるのが個々にヒートシールする
よりも容易である。
ートシーラー17、他方が低温ヒートシーラー18のヒート
シーラーを用いることにより強ヒートシール部と弱ヒー
トシール部を形成させて製袋するのが最も簡単である。
同様に3条のヒートシールを行うにも3つのエッジを持
つヒートシーラーを用いるのが個々にヒートシールする
よりも容易である。
次に本考案品I〜V、従来品I、IIの特性を比較した実
験結果について説明する。
験結果について説明する。
本考案品Iは第2図の平袋構成に相当する。
フィルムの樹脂組成は、メルトインデックス(以下MIと
表示)が2.1g/10分、密度が0.920g/cm3のエチレンと4
メチルペンテン−1の共重合体樹脂である直鎖状低密度
ポリエチレン72.5重量%、MIが1.1g/10分、密度が0.954
g/cm3の高密度ポリエチレン(以下HDPEと表示)樹脂20
重量%、平均粒子径が21mμ、吸油量が76ml/100g、pHが
8.0のファーネスカーボンブラック3重量%、従来品I
と同一の低密度ポリエチレン(以下LDPEと表示)樹脂4.
4重量%、フェノール系酸化防止剤0.1重量%からなって
いる。
表示)が2.1g/10分、密度が0.920g/cm3のエチレンと4
メチルペンテン−1の共重合体樹脂である直鎖状低密度
ポリエチレン72.5重量%、MIが1.1g/10分、密度が0.954
g/cm3の高密度ポリエチレン(以下HDPEと表示)樹脂20
重量%、平均粒子径が21mμ、吸油量が76ml/100g、pHが
8.0のファーネスカーボンブラック3重量%、従来品I
と同一の低密度ポリエチレン(以下LDPEと表示)樹脂4.
4重量%、フェノール系酸化防止剤0.1重量%からなって
いる。
上記樹脂組成の厚さ100μm、折径22cm、ブロー比1.76
のインフレーションフィルムの単一層からなるチューブ
状フィルムを用い、その非胴部分を底部とし、底部を第
10図に示すヒートシーラー14を用いてヒートシールし
た。接着強度の強い第1ヒートシール部1の巾が5mm、
その内側に未ヒートシール部2を5mmの巾で設け、接着
強度の弱い第2ヒートシール部3を巾2mmとした。
のインフレーションフィルムの単一層からなるチューブ
状フィルムを用い、その非胴部分を底部とし、底部を第
10図に示すヒートシーラー14を用いてヒートシールし
た。接着強度の強い第1ヒートシール部1の巾が5mm、
その内側に未ヒートシール部2を5mmの巾で設け、接着
強度の弱い第2ヒートシール部3を巾2mmとした。
本考案品II 本考案品IIは第4図の平袋構成に相当する。
フィルムの樹脂組成は、MIが4g/10分、密度が0.925g/cm
3のエチレンとオクテン−1の共重合体樹脂である直鎖
状低密度ポリエチレン(以下L-LDPEと表示)樹脂(スタ
ミレックス#1046、DSM社製)97重量%、ファーネスカ
ーボンブラック(前出)3重量%からなり、ブロー比1.
76でインフレーションフィルム成形した厚さ80μmのL-
LDPE樹脂遮光性フィルムに、厚さ13μmのエクストルー
ジョンラミネートLDPE樹脂接着剤層を介して、アルミニ
ウム蒸着膜厚が400Åである厚さ15μmのアルミニウム
真空蒸着二軸延伸ナイロンフィルムを積層し、さらに厚
さ13μmのエクストルージョンラミネートLDPE樹脂接着
剤層を介して坪量50g/m2の未晒中性紙を積層したもので
ある。
3のエチレンとオクテン−1の共重合体樹脂である直鎖
状低密度ポリエチレン(以下L-LDPEと表示)樹脂(スタ
ミレックス#1046、DSM社製)97重量%、ファーネスカ
ーボンブラック(前出)3重量%からなり、ブロー比1.
76でインフレーションフィルム成形した厚さ80μmのL-
LDPE樹脂遮光性フィルムに、厚さ13μmのエクストルー
ジョンラミネートLDPE樹脂接着剤層を介して、アルミニ
ウム蒸着膜厚が400Åである厚さ15μmのアルミニウム
真空蒸着二軸延伸ナイロンフィルムを積層し、さらに厚
さ13μmのエクストルージョンラミネートLDPE樹脂接着
剤層を介して坪量50g/m2の未晒中性紙を積層したもので
ある。
該積層フィルムから合掌シール部分として接着強度の強
い第1ヒートシール部1の巾が5mm、その内側に未ヒー
トシール部2を2mmの巾で設け、接着強度の弱い第2の
ヒートシール部3を巾3mmとした合計ヒートシール巾が1
0mmのチューブ状フィルムとなり、底部シール部分は本
考案品Iと同様な方法でヒートシールした。接着強度の
強い第1ヒートシール部1の巾が5mm、その内側に未ヒ
ートシール部2を5mmの巾で設け、接着強度の弱い第2
ヒートシール部3を巾2mmとした。
い第1ヒートシール部1の巾が5mm、その内側に未ヒー
トシール部2を2mmの巾で設け、接着強度の弱い第2の
ヒートシール部3を巾3mmとした合計ヒートシール巾が1
0mmのチューブ状フィルムとなり、底部シール部分は本
考案品Iと同様な方法でヒートシールした。接着強度の
強い第1ヒートシール部1の巾が5mm、その内側に未ヒ
ートシール部2を5mmの巾で設け、接着強度の弱い第2
ヒートシール部3を巾2mmとした。
本考案品III 本考案品IIIは第8図の平袋構成に相当する。
フィルムは本考案品IIと同一の積層フィルムを用いた。
接着強度の強い第1ヒートシール部1の巾は5mmで、未
ヒートシール部2の巾は3mmで接着強度の弱い第2ヒー
トシール部3は一辺の長さ5cmで巾3mmのL字状にした。
接着強度の強い第1ヒートシール部1の巾は5mmで、未
ヒートシール部2の巾は3mmで接着強度の弱い第2ヒー
トシール部3は一辺の長さ5cmで巾3mmのL字状にした。
本考案品IV 本考案品IIは第3図の平袋構成に相当する。
フィルムは本考案品IIと同一の積層フィルムを用いた。
側部の接着強度の強い第1ヒートシール1の巾が5mm、
未ヒートシール部2を3mm、接着強度の弱い第2ヒート
シール部を巾3mmとした。
側部の接着強度の強い第1ヒートシール1の巾が5mm、
未ヒートシール部2を3mm、接着強度の弱い第2ヒート
シール部を巾3mmとした。
本考案品V 本考案品Vは第6図の平袋構成に相当する。
接着強度の強い第1ヒートシール1の巾が5mm、未ヒー
トシール部2、4の巾が各々3mm、接着強度の弱い第2
ヒートシール部3の巾が3mm、部分的にもうけた接着強
度の弱い第3ヒートシール部5を巾3mmとした。
トシール部2、4の巾が各々3mm、接着強度の弱い第2
ヒートシール部3の巾が3mm、部分的にもうけた接着強
度の弱い第3ヒートシール部5を巾3mmとした。
従来品I 従来品Iは第11図の平袋構成に相当する。フィルムの樹
脂組成は、MIが2.4g/10分、密度が0.923g/cm3のLDPE樹
脂97重量%、ファーネスカーボンブラック(前出)3重
量%である厚さ100μm、折径22cm、ブロー比1.76のイ
ンフレーションフィルムの単一層からなるチューブ状フ
ィルムを用い、ヒートシール部20の巾を5mmとした。
脂組成は、MIが2.4g/10分、密度が0.923g/cm3のLDPE樹
脂97重量%、ファーネスカーボンブラック(前出)3重
量%である厚さ100μm、折径22cm、ブロー比1.76のイ
ンフレーションフィルムの単一層からなるチューブ状フ
ィルムを用い、ヒートシール部20の巾を5mmとした。
従来品II 従来品IIは第12図の平袋構成に相当する。フィルムの樹
脂組成が従来品Iと同一である厚さ80μmのLDPE樹脂遮
光性フィルムに、厚さ40μmのエクストルージョンラミ
ネートLDPE樹脂接着剤層を介して厚さ7μmのアルミニ
ウム箔を積層し、更に厚さ40μmのエクストルージョン
ラミネートLDPE樹脂接着剤層を介して坪量35g/m2の晒ク
ラフト紙を積層した積層フィルムを用いた。合掌部分の
ヒートシール部20の巾が10mm、底部のヒートシール部20
の巾を5mmとした。
脂組成が従来品Iと同一である厚さ80μmのLDPE樹脂遮
光性フィルムに、厚さ40μmのエクストルージョンラミ
ネートLDPE樹脂接着剤層を介して厚さ7μmのアルミニ
ウム箔を積層し、更に厚さ40μmのエクストルージョン
ラミネートLDPE樹脂接着剤層を介して坪量35g/m2の晒ク
ラフト紙を積層した積層フィルムを用いた。合掌部分の
ヒートシール部20の巾が10mm、底部のヒートシール部20
の巾を5mmとした。
実験結果を第1表に示す。
評価は下記による。
◎…非常に優れている ○…優れている ▲…問題あり(改良必要) ×…実用不可 〔考案の効果〕 本考案はヒートシール強度の異なる多条ヒートシールを
設けることにより、少なくとも1条のヒートシール部が
適切にヒートシールされるので、完全な遮光性、防湿性
を常に確実に確保することができる。
設けることにより、少なくとも1条のヒートシール部が
適切にヒートシールされるので、完全な遮光性、防湿性
を常に確実に確保することができる。
さらに、遮光袋の遮光性試験を要せず、また製造に際し
て厳しい製袋条件で行う必要がなく製造コストを軽減す
ることができる。
て厳しい製袋条件で行う必要がなく製造コストを軽減す
ることができる。
第1図から第8図は、本考案の写真感光材料用遮光袋の
実施例の正面図である。 第9図及び第10図は、本考案の写真感光材料用遮光袋の
製造で用いる代表的ヒートシーラーの部分断面図であ
る。 第11図、第12図は、従来の写真感光材料用遮光袋の正面
図である。 1…接着強度の強い第1ヒートシール部 2、4、7…未ヒートシール部 3…接着強度の弱い第2ヒートシール部 5…接着強度の弱い第3ヒートシール部 13…開封用ノッチ 9…折り曲げ部
実施例の正面図である。 第9図及び第10図は、本考案の写真感光材料用遮光袋の
製造で用いる代表的ヒートシーラーの部分断面図であ
る。 第11図、第12図は、従来の写真感光材料用遮光袋の正面
図である。 1…接着強度の強い第1ヒートシール部 2、4、7…未ヒートシール部 3…接着強度の弱い第2ヒートシール部 5…接着強度の弱い第3ヒートシール部 13…開封用ノッチ 9…折り曲げ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−79040(JP,A) 実開 昭62−125737(JP,U) 実開 昭63−342(JP,U) 実開 昭60−89142(JP,U) 実公 昭33−14156(JP,Y1) 実公 昭38−4503(JP,Y1) 実公 平3−26511(JP,Y2) 実公 平3−36993(JP,Y2) 実公 昭60−4920(JP,Y2)
Claims (1)
- 【請求項1】周縁に連続して設けられた接着強度の強い
ヒートシール部と、この接着強度の強いヒートシール部
の内側に略平行に設けられ、接着強度の強いヒートシー
ル部より接着強度が小さい接着強度の弱いヒートシール
部とからなる、多条ヒートシールが設けられていること
を特徴とする写真感光材料用遮光袋
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988097373U JPH0643803Y2 (ja) | 1988-07-25 | 1988-07-25 | 写真感光材料用遮光袋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988097373U JPH0643803Y2 (ja) | 1988-07-25 | 1988-07-25 | 写真感光材料用遮光袋 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0219141U JPH0219141U (ja) | 1990-02-08 |
| JPH0643803Y2 true JPH0643803Y2 (ja) | 1994-11-14 |
Family
ID=31322783
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988097373U Expired - Lifetime JPH0643803Y2 (ja) | 1988-07-25 | 1988-07-25 | 写真感光材料用遮光袋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0643803Y2 (ja) |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS612659U (ja) * | 1984-06-08 | 1986-01-09 | 株式会社 ニツクス | 歯科用x線フイルム包装体 |
| JPH0326511Y2 (ja) * | 1985-05-02 | 1991-06-07 | ||
| JPS62125737U (ja) * | 1986-01-31 | 1987-08-10 | ||
| JPH0410596Y2 (ja) * | 1986-06-17 | 1992-03-16 | ||
| JPH0326511U (ja) * | 1989-07-27 | 1991-03-18 | ||
| JPH0527031Y2 (ja) * | 1989-08-24 | 1993-07-08 |
-
1988
- 1988-07-25 JP JP1988097373U patent/JPH0643803Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0219141U (ja) | 1990-02-08 |
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