JPH0645386B2 - 水溶性接着剤噴射装置 - Google Patents
水溶性接着剤噴射装置Info
- Publication number
- JPH0645386B2 JPH0645386B2 JP29165388A JP29165388A JPH0645386B2 JP H0645386 B2 JPH0645386 B2 JP H0645386B2 JP 29165388 A JP29165388 A JP 29165388A JP 29165388 A JP29165388 A JP 29165388A JP H0645386 B2 JPH0645386 B2 JP H0645386B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polyethyloxazoline
- solution
- water
- adhesive
- propellant
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- Expired - Lifetime
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- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
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- Adhesive Tapes (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、水溶性接着剤を含む液状粒子を噴射する噴射
装置に関するものである。
装置に関するものである。
(従来技術及びその問題点) 従来、噴射装置から接着剤を液状粒子として噴射するい
わゆるエアゾール型の接着剤は知られている。しかし、
このようなエアゾール型の接着剤は、一般に、ゴム系の
もので、非水溶性のものである。従って、このような接
着剤で接着した接着界面を再び水で剥離させようとして
もその剥離は不可能であり、このことが使用条件によっ
てはその問題点の1つとなっている。
わゆるエアゾール型の接着剤は知られている。しかし、
このようなエアゾール型の接着剤は、一般に、ゴム系の
もので、非水溶性のものである。従って、このような接
着剤で接着した接着界面を再び水で剥離させようとして
もその剥離は不可能であり、このことが使用条件によっ
てはその問題点の1つとなっている。
一方、水溶性樹脂として、ポリビニルアルコール、カル
ボキシメチルセルロース、アルギン酸ソーダ等の各種の
ものが知られているが、このような水溶性樹脂は、低濃
度の溶液でも非常に高い粘度を示すために、エアゾール
型の接着剤としては不適当であるとされ、従来、水溶性
樹脂を用いたエアゾール型の接着剤は未だ開発されてい
ない。
ボキシメチルセルロース、アルギン酸ソーダ等の各種の
ものが知られているが、このような水溶性樹脂は、低濃
度の溶液でも非常に高い粘度を示すために、エアゾール
型の接着剤としては不適当であるとされ、従来、水溶性
樹脂を用いたエアゾール型の接着剤は未だ開発されてい
ない。
しかし、水溶性樹脂を用いたエアゾール型の接着剤が開
発されれば、その接着界面を再び水により容易に剥離す
ることができ、また、固化した接着剤を溶出除去できる
ので、ポスターや、写真等の紙類の貼付に極めて好適な
製品が得られることは明らかである。
発されれば、その接着界面を再び水により容易に剥離す
ることができ、また、固化した接着剤を溶出除去できる
ので、ポスターや、写真等の紙類の貼付に極めて好適な
製品が得られることは明らかである。
(発明の課題) 本発明は水溶性樹脂を用いたエアゾール型接着剤を開発
することをその課題とする。
することをその課題とする。
(課題を解決するための手段) 本発明者は、前記課題を解決すべく種々研究を重ねた結
果、本発明を完成するに到った。
果、本発明を完成するに到った。
即ち、本発明によれば、ポリエチルオキサゾリンの有機
溶媒溶液を噴射剤とともに噴射ノズルを備えた密閉性容
器に加圧封入したものからなり、該溶液中のポリオキサ
ゾリン濃度が10重量%以上であることを特徴とする水溶
性接着剤噴射装置が提供される。
溶媒溶液を噴射剤とともに噴射ノズルを備えた密閉性容
器に加圧封入したものからなり、該溶液中のポリオキサ
ゾリン濃度が10重量%以上であることを特徴とする水溶
性接着剤噴射装置が提供される。
本発明で接着剤として用いるポリエチルオキサゾリン
は、2-エチルオキサゾリンの開環重合によって得られる
水溶性のポリマーであって、多くの有機溶剤に溶解す
る。このものは、従来、プラスチック用の接着剤等とし
て利用されているものである。
は、2-エチルオキサゾリンの開環重合によって得られる
水溶性のポリマーであって、多くの有機溶剤に溶解す
る。このものは、従来、プラスチック用の接着剤等とし
て利用されているものである。
本発明においては、このポリエチルオキサゾリンを有機
溶媒溶液として、これを噴射剤とともに噴射ノズルを備
えた密閉性容器(エアゾール缶)に加圧封入する。本発
明者の研究によれば、このようなエアゾール型接着剤
は、水溶性樹脂を高濃度で用いているにもかかわらず、
すぐれた噴射特性を有することが見出された。即ち、ポ
リエチルオキサゾリンは、有機溶媒に対して10重量%以
上もの高濃度で用いても、その溶液粘度は低く、すぐれ
た流動性を有し、しかも噴射装置のノズルから噴出させ
た時に、きれいな霧状の粒子となって噴射させることが
でき、樹脂の糸引き現象を生じない。また、ポリエチル
オキサゾリンは、噴射剤であるLPG(液化石油ガス)やL
NG(天然液化ガス)には溶解しないにもかかわらず、前
記した有機溶媒溶液として混合する時には、均一に溶解
させることができる。従って、分散のための界面活性剤
の使用は必要とされない。その上、ポリエチルオキサゾ
リン溶液は、これを噴射剤と混合した時には、その溶液
粘度はさらに低下し、かえって流動性が向上して噴射特
性が改善される傾向を示す。
溶媒溶液として、これを噴射剤とともに噴射ノズルを備
えた密閉性容器(エアゾール缶)に加圧封入する。本発
明者の研究によれば、このようなエアゾール型接着剤
は、水溶性樹脂を高濃度で用いているにもかかわらず、
すぐれた噴射特性を有することが見出された。即ち、ポ
リエチルオキサゾリンは、有機溶媒に対して10重量%以
上もの高濃度で用いても、その溶液粘度は低く、すぐれ
た流動性を有し、しかも噴射装置のノズルから噴出させ
た時に、きれいな霧状の粒子となって噴射させることが
でき、樹脂の糸引き現象を生じない。また、ポリエチル
オキサゾリンは、噴射剤であるLPG(液化石油ガス)やL
NG(天然液化ガス)には溶解しないにもかかわらず、前
記した有機溶媒溶液として混合する時には、均一に溶解
させることができる。従って、分散のための界面活性剤
の使用は必要とされない。その上、ポリエチルオキサゾ
リン溶液は、これを噴射剤と混合した時には、その溶液
粘度はさらに低下し、かえって流動性が向上して噴射特
性が改善される傾向を示す。
本発明で用いるポリエチルオキサゾリン溶液において、
そのポリエチルオキサゾリンの平均分子量は、1万〜10
0万、好ましくは5万〜50万であり、その濃度は10重量
%以上、好ましくは20重量%以上である。ポリエチルオ
キサゾリン濃度が前記範囲より小さくなると、噴射ガス
中の接着剤含量が低くなるために接着力の点で劣るよう
になるので好ましくない。ポリエチルオキサゾリン濃度
の上限は特に制約されず、使用する有機溶媒によって変
るが、一般には30重量%程度である。当然接着剤として
の性能を改善するためにポリエチルオキサゾリンに相溶
性を持つ、可塑剤や粘着性付与剤として、例えばポリエ
チレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリア
クリル酸ソーダ、ポリアクリルアミド(メチロール化)
等の水溶性の物質の1種ないし2種以上を必要に応じて
添加することができる。ポリエチルオキサゾリンを溶解
させる有機溶媒としては、エタノールやイソプロパノー
ル、メタノール等のアルコール、メチルエチルケトンや
アセトン等のケトンの他、エチレングリコール、プロピ
レングリコール、ジオキサン、メチルアセテート等の各
種極性溶媒が使用可能である。好ましくは沸点60〜130
℃の有機溶媒、特に、エタノールやイソプロパノール等
のアルコールの使用が好ましい。
そのポリエチルオキサゾリンの平均分子量は、1万〜10
0万、好ましくは5万〜50万であり、その濃度は10重量
%以上、好ましくは20重量%以上である。ポリエチルオ
キサゾリン濃度が前記範囲より小さくなると、噴射ガス
中の接着剤含量が低くなるために接着力の点で劣るよう
になるので好ましくない。ポリエチルオキサゾリン濃度
の上限は特に制約されず、使用する有機溶媒によって変
るが、一般には30重量%程度である。当然接着剤として
の性能を改善するためにポリエチルオキサゾリンに相溶
性を持つ、可塑剤や粘着性付与剤として、例えばポリエ
チレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリア
クリル酸ソーダ、ポリアクリルアミド(メチロール化)
等の水溶性の物質の1種ないし2種以上を必要に応じて
添加することができる。ポリエチルオキサゾリンを溶解
させる有機溶媒としては、エタノールやイソプロパノー
ル、メタノール等のアルコール、メチルエチルケトンや
アセトン等のケトンの他、エチレングリコール、プロピ
レングリコール、ジオキサン、メチルアセテート等の各
種極性溶媒が使用可能である。好ましくは沸点60〜130
℃の有機溶媒、特に、エタノールやイソプロパノール等
のアルコールの使用が好ましい。
噴射剤としては、液化炭化水素ガス、例えば、プロパ
ン、n-ブタン、イソブタン、n-ペンタン、イソペンタン
又はそれらの混合物が用いられる。一般には、液化石油
ガス又は液化天然ガスが好ましく用いられる。また、フ
ロロジクロルメタン等のフロロカーボン等も使用可能で
ある。
ン、n-ブタン、イソブタン、n-ペンタン、イソペンタン
又はそれらの混合物が用いられる。一般には、液化石油
ガス又は液化天然ガスが好ましく用いられる。また、フ
ロロジクロルメタン等のフロロカーボン等も使用可能で
ある。
本発明において、ポリエチルオキサゾリン溶液に対する
噴射剤の使用割合は、ポリエチルオキサゾリン溶液100
重量部に対し、10〜50重量部、好ましくは15〜40重量部
の割合である。本発明においては、ポリエチルオキサゾ
リン溶液が噴射剤と均一に混合することから、少ない噴
射剤の使用量でポリエチルオキサゾリン溶液を効率よく
噴射させることができ、非常に効率のよい噴射装置を得
ることができる。
噴射剤の使用割合は、ポリエチルオキサゾリン溶液100
重量部に対し、10〜50重量部、好ましくは15〜40重量部
の割合である。本発明においては、ポリエチルオキサゾ
リン溶液が噴射剤と均一に混合することから、少ない噴
射剤の使用量でポリエチルオキサゾリン溶液を効率よく
噴射させることができ、非常に効率のよい噴射装置を得
ることができる。
(発明の効果) 本発明の接着剤噴射装置は、その接着剤として水溶性の
ものを用いたことから、その接着界面を水によって容易
に剥離させることができ、また、固体表面に固化した接
着剤は水によって溶出除去することができる。従って、
本発明の接着剤噴射装置は、ポスター、写真、ラベル等
の接着用に好適のものである。
ものを用いたことから、その接着界面を水によって容易
に剥離させることができ、また、固体表面に固化した接
着剤は水によって溶出除去することができる。従って、
本発明の接着剤噴射装置は、ポスター、写真、ラベル等
の接着用に好適のものである。
(実施例) 次に本発明を実施例により詳細に説明する。
実施例1 ポリエチルオキサゾリン(平均分子量:約5万)をイソ
プロパノールに溶解して、ポリエチルオキサゾリン濃度
20重量%の溶液(25℃の粘度:125cps)を調製した。次
に、この溶液300gを内容積500mlのエアゾール缶に充填
し、さらに噴射剤(液化ブタン)を60gを充填して接着
剤噴射装置を得た。このようにして得た噴射装置から溶
液を噴射したところ、溶液はきれいな霧状の粒子となっ
て噴霧され、糸引き現象は全く見られなかった。また、
この接着剤噴射装置を用い、上質紙をガラス板に貼付し
たところ、上質紙はガラス板上に強く接着されることが
確認された。また、上質紙に水を噴霧して濡らし、上質
紙を剥離したところ、上質紙はガラス板からきれいに剥
離された。
プロパノールに溶解して、ポリエチルオキサゾリン濃度
20重量%の溶液(25℃の粘度:125cps)を調製した。次
に、この溶液300gを内容積500mlのエアゾール缶に充填
し、さらに噴射剤(液化ブタン)を60gを充填して接着
剤噴射装置を得た。このようにして得た噴射装置から溶
液を噴射したところ、溶液はきれいな霧状の粒子となっ
て噴霧され、糸引き現象は全く見られなかった。また、
この接着剤噴射装置を用い、上質紙をガラス板に貼付し
たところ、上質紙はガラス板上に強く接着されることが
確認された。また、上質紙に水を噴霧して濡らし、上質
紙を剥離したところ、上質紙はガラス板からきれいに剥
離された。
実施例2 実施例1において、溶液と噴射剤の使用割合を種々変え
た以外は同様にして接着剤噴射装置を作り、その噴射特
性を調べたところ、この装置の場合、溶液100重量部に
対し、噴射剤10重量部以上の使用で良好な噴射が得られ
ることが確認された。
た以外は同様にして接着剤噴射装置を作り、その噴射特
性を調べたところ、この装置の場合、溶液100重量部に
対し、噴射剤10重量部以上の使用で良好な噴射が得られ
ることが確認された。
実施例3 実施例1において、溶液中のポリエチルオキサゾリン濃
度を種々変化させた以外は同様にして接着剤噴射装置を
作り、その噴射特性及び噴射物の接着性について以下の
ようにして試験した。その結果を表-1に示す。
度を種々変化させた以外は同様にして接着剤噴射装置を
作り、その噴射特性及び噴射物の接着性について以下の
ようにして試験した。その結果を表-1に示す。
(噴射特性) 噴射装置から溶液を噴射剤とともに噴射した時に、溶液
が糸引きせずにきれいな霧状の粒子となって噴霧される
か否かを目視により観察した。霧状の粒子となって噴霧
される場合を「良」、糸引きを生じる場合を「不良」と
判定した。
が糸引きせずにきれいな霧状の粒子となって噴霧される
か否かを目視により観察した。霧状の粒子となって噴霧
される場合を「良」、糸引きを生じる場合を「不良」と
判定した。
(接着性) 上質紙2枚を噴射装置を用いて接着した後、剥離した時
に、破れずに容易に剥離した時に接着性を「不良」及び
剥離が困難で、上質紙に破れを生じた時に接着性を
「良」と判定した。
に、破れずに容易に剥離した時に接着性を「不良」及び
剥離が困難で、上質紙に破れを生じた時に接着性を
「良」と判定した。
Claims (3)
- 【請求項1】ポリエチルオキサゾリンの有機溶媒溶液を
噴射剤とともに噴射ノズルを備えた密閉性容器に加圧封
入したものからなり、該溶液中のポリエチルオキサゾリ
ン濃度が10重量%以上であることを特徴とする水溶性接
着剤噴射装置。 - 【請求項2】噴射剤が液化炭化水素ガスである請求項1
の装置。 - 【請求項3】噴射剤の使用割合が、ポリエチルオキサゾ
リン溶液100重量部に対し、10〜50重量部の割合である
請求項1又は2の装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29165388A JPH0645386B2 (ja) | 1988-11-17 | 1988-11-17 | 水溶性接着剤噴射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29165388A JPH0645386B2 (ja) | 1988-11-17 | 1988-11-17 | 水溶性接着剤噴射装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02139059A JPH02139059A (ja) | 1990-05-29 |
| JPH0645386B2 true JPH0645386B2 (ja) | 1994-06-15 |
Family
ID=17771729
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29165388A Expired - Lifetime JPH0645386B2 (ja) | 1988-11-17 | 1988-11-17 | 水溶性接着剤噴射装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0645386B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20180066624A (ko) * | 2016-12-09 | 2018-06-19 | 김건우 | Abs와 발포제를 결합한 컴파운딩 조성물로부터 제조되는 자동차 내장재 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2437282A (en) | 2006-04-19 | 2007-10-24 | 3M Innovative Properties Co | Polyethyloxazoline adhesives |
-
1988
- 1988-11-17 JP JP29165388A patent/JPH0645386B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20180066624A (ko) * | 2016-12-09 | 2018-06-19 | 김건우 | Abs와 발포제를 결합한 컴파운딩 조성물로부터 제조되는 자동차 내장재 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02139059A (ja) | 1990-05-29 |
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