JPH064672Y2 - 作業車輌における走行制御装置 - Google Patents
作業車輌における走行制御装置Info
- Publication number
- JPH064672Y2 JPH064672Y2 JP1986202608U JP20260886U JPH064672Y2 JP H064672 Y2 JPH064672 Y2 JP H064672Y2 JP 1986202608 U JP1986202608 U JP 1986202608U JP 20260886 U JP20260886 U JP 20260886U JP H064672 Y2 JPH064672 Y2 JP H064672Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- continuously variable
- variable transmission
- traveling
- actuator
- lever
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、コンバイン及びハーベスタ等の作業車輌にお
ける走行制御装置に係り、詳しくは運転席から離れた状
態で、安全に機体を操作できるように図った走行制御装
置に関する。
ける走行制御装置に係り、詳しくは運転席から離れた状
態で、安全に機体を操作できるように図った走行制御装
置に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、作業車輌を例えばコンバインは、刈刃を作動しか
つ前処理部を適宜上昇、下降しながら走行することによ
り、圃場に植立した穀桿を刈取っている。また、該刈取
り作業の終了後においても、圃場の隅の枕地部分に、枕
刈りされた穀稈が未脱穀のまま残されており、また刈取
り部分にも、倒れたり刈刃から外れてしまう等により穀
稈が少しづつ刈残されていることがある。そして、これ
ら未脱穀穀稈や刈残し穀稈を処理すべく、オペレータは
自動脱穀装置を駆動したままの状態で、コンバインの操
向を一旦停止して運転席から降り、圃場に残った未刈穀
稈を手刈り作業にて集め、フィードチェーンがある脱穀
装置の開口部に手作業で入れて脱穀作業している。
つ前処理部を適宜上昇、下降しながら走行することによ
り、圃場に植立した穀桿を刈取っている。また、該刈取
り作業の終了後においても、圃場の隅の枕地部分に、枕
刈りされた穀稈が未脱穀のまま残されており、また刈取
り部分にも、倒れたり刈刃から外れてしまう等により穀
稈が少しづつ刈残されていることがある。そして、これ
ら未脱穀穀稈や刈残し穀稈を処理すべく、オペレータは
自動脱穀装置を駆動したままの状態で、コンバインの操
向を一旦停止して運転席から降り、圃場に残った未刈穀
稈を手刈り作業にて集め、フィードチェーンがある脱穀
装置の開口部に手作業で入れて脱穀作業している。
しかし、上述従来のコンバインは、同じ場所に停止した
状態のままで圃場から集めた穀稈を脱穀していると、該
作業による排藁がカッタ又はノッタにて同じ場所に排出
されるため、そのまま作業を続行すると排藁が盛り上が
って、これらカッタ又はノッタの排藁口を詰らせる不具
合を生じてしまう。更に、この方法により圃場の何箇所
かに排藁の山を作ってしまうと、外観が悪いばかりか排
藁の堆肥化も悪くなってしまう。また、遠い枕地部分の
穀稈をコンバイン部分まで運ぶには、オペレータに荷大
な労働を強いてしまうし、また効率も低下してしまう。
このため、オペレータは時折手扱ぎ作業を中断して、カ
ッタまたはノッタの下方に溜まった排藁を除去したり、
運転席に戻って機体を別の場所に移動して手扱ぎ作業を
続けなければならず、特にオペレータが1人或いは少人
数の際には、手扱ぎ作業と運転とを繰り返し行なわなけ
ればならず、重労働となってオペレータの負担を大きく
していると共に、注意力が鈍ってフィードチェーンに巻
き込まれる等の危険を伴う虞れがある。
状態のままで圃場から集めた穀稈を脱穀していると、該
作業による排藁がカッタ又はノッタにて同じ場所に排出
されるため、そのまま作業を続行すると排藁が盛り上が
って、これらカッタ又はノッタの排藁口を詰らせる不具
合を生じてしまう。更に、この方法により圃場の何箇所
かに排藁の山を作ってしまうと、外観が悪いばかりか排
藁の堆肥化も悪くなってしまう。また、遠い枕地部分の
穀稈をコンバイン部分まで運ぶには、オペレータに荷大
な労働を強いてしまうし、また効率も低下してしまう。
このため、オペレータは時折手扱ぎ作業を中断して、カ
ッタまたはノッタの下方に溜まった排藁を除去したり、
運転席に戻って機体を別の場所に移動して手扱ぎ作業を
続けなければならず、特にオペレータが1人或いは少人
数の際には、手扱ぎ作業と運転とを繰り返し行なわなけ
ればならず、重労働となってオペレータの負担を大きく
していると共に、注意力が鈍ってフィードチェーンに巻
き込まれる等の危険を伴う虞れがある。
そこで、機体に設けた操作手段を機体外方から操作する
ことにより、コンバインを予め設定した速度にて前進又
は後進して、いちいち運転席に戻らなくても圃場に居な
がら機体の移動ができるように構成した走行制御装置
が、本出願人にて提案されている。
ことにより、コンバインを予め設定した速度にて前進又
は後進して、いちいち運転席に戻らなくても圃場に居な
がら機体の移動ができるように構成した走行制御装置
が、本出願人にて提案されている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかし、上述した本出願人にて提案されている走行制御
装置は、その操作手段が、操作した後手を離してもその
ままの状態を保持するノンモーメンタリスイッチからな
っているため、オペレータが操作手段を操作してコンバ
インと並行している際、機体から目を離したり、転倒し
て機体から離れてしまった場合に、コンバインが思わぬ
所に走行して、人身事故につながる等の危険を伴う虞れ
がある。
装置は、その操作手段が、操作した後手を離してもその
ままの状態を保持するノンモーメンタリスイッチからな
っているため、オペレータが操作手段を操作してコンバ
インと並行している際、機体から目を離したり、転倒し
て機体から離れてしまった場合に、コンバインが思わぬ
所に走行して、人身事故につながる等の危険を伴う虞れ
がある。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、上述問題点を解消することを目的とするもの
であって、例えば第1図に示すように、機体3に無段変
速装置31及び無段変速レバー13を備え、かつ該無段
変速装置31を操作するアクチュエータ32及びその変
速位置を検知する変速位置検知手段37を備えてなる作
業車輌1において、機体3における運転席10と異なる
位置に走行操作手段19を設置すると共に、該走行操作
手段19をモーメンタリスイッチから構成し、該操作手
段19の押圧作動に基づく制御部21からの信号により
前記アクチュエータ32を作動して、無段変速装置31
を設定速度に作動するように構成したことを特徴とする
ものである。
であって、例えば第1図に示すように、機体3に無段変
速装置31及び無段変速レバー13を備え、かつ該無段
変速装置31を操作するアクチュエータ32及びその変
速位置を検知する変速位置検知手段37を備えてなる作
業車輌1において、機体3における運転席10と異なる
位置に走行操作手段19を設置すると共に、該走行操作
手段19をモーメンタリスイッチから構成し、該操作手
段19の押圧作動に基づく制御部21からの信号により
前記アクチュエータ32を作動して、無段変速装置31
を設定速度に作動するように構成したことを特徴とする
ものである。
(ホ) 作用 上述構成に基づき、圃場に刈残した穀稈を手刈りにより
集めて脱穀する手扱ぎ作業等を行なう際、オペレータは
作業車輌1を適宜の作業位置に停止すると共に、無段変
速レバー13をそのニュートラル位置Nにおける前進域
F(又は後進域R)にセットして運転席10から離れ
る。この状態において、オペレータは手扱ぎ作業を始
め、該作業が一段落した時点或いは自動脱穀装置6の排
藁口18(第4図参照)の下方に排藁が山盛りとなった
時点で、作業車輌1を別の作業位置に移動すべく走行操
作手段19手扱走行スイッチ15を操作する。すると、
該走行操作手段19の操作に基づく制御部21からの信
号によりアクチュエータ32が作動されて、無段変速装
置31が設定速度にて駆動され、作業車輌1は予め決め
られた設定速度で前進又は後進されて次なる作業位置ま
で移動される。この際、走行操作手段19はモーメンタ
リスイッチからなるためオペレータは操作手段19を押
した状態のまま作業車輌1と共に歩行しており、緊急事
態発生時には操作手段19から手を離すだけで、直ちに
車輌1の走行を停止し得る。そして、作業車輌1はオペ
レータが走行操作手段19から手を離すことで適宜の作
業位置に停止され、該位置にて再び手扱ぎ作業が開始さ
れる。
集めて脱穀する手扱ぎ作業等を行なう際、オペレータは
作業車輌1を適宜の作業位置に停止すると共に、無段変
速レバー13をそのニュートラル位置Nにおける前進域
F(又は後進域R)にセットして運転席10から離れ
る。この状態において、オペレータは手扱ぎ作業を始
め、該作業が一段落した時点或いは自動脱穀装置6の排
藁口18(第4図参照)の下方に排藁が山盛りとなった
時点で、作業車輌1を別の作業位置に移動すべく走行操
作手段19手扱走行スイッチ15を操作する。すると、
該走行操作手段19の操作に基づく制御部21からの信
号によりアクチュエータ32が作動されて、無段変速装
置31が設定速度にて駆動され、作業車輌1は予め決め
られた設定速度で前進又は後進されて次なる作業位置ま
で移動される。この際、走行操作手段19はモーメンタ
リスイッチからなるためオペレータは操作手段19を押
した状態のまま作業車輌1と共に歩行しており、緊急事
態発生時には操作手段19から手を離すだけで、直ちに
車輌1の走行を停止し得る。そして、作業車輌1はオペ
レータが走行操作手段19から手を離すことで適宜の作
業位置に停止され、該位置にて再び手扱ぎ作業が開始さ
れる。
(ヘ) 実施例 以下、図面に沿って、本考案による実施例について説明
する。
する。
コンバイン1は、第3図及び第4図に示すように、クロ
ーラ2にて支持されている機体3を有しており、該機体
3にはその一側にフィードチェーン5を備えた自動脱穀
装置6が配置されている。更に、機体3の前方には、前
処理部7が昇降自在に配設されており、該前処理部7の
側方にはナローガイド9が起伏自在に設置されている。
また、機体3の他側には運転席10が配置されていると
共に、該運転席10の前方に操作台11が配置され、か
つその側方に設けた操作パネル12にはクランク状のレ
バー溝12aが形成されており、該レバー溝12aには
無段変速レバー13が揺動自在に設置されている。ま
た、自動脱穀装置6の前側部には、モーメンタリスイッ
チからなる手扱走行スイッチ15,更に場合によっては
左方向修正スイッチ16及び右方向修正スイッチ17を
備えてなる操作スイッチ系19が設置されている(第1
図参照)。なお、図中18にて示すものは排藁口であ
る。
ーラ2にて支持されている機体3を有しており、該機体
3にはその一側にフィードチェーン5を備えた自動脱穀
装置6が配置されている。更に、機体3の前方には、前
処理部7が昇降自在に配設されており、該前処理部7の
側方にはナローガイド9が起伏自在に設置されている。
また、機体3の他側には運転席10が配置されていると
共に、該運転席10の前方に操作台11が配置され、か
つその側方に設けた操作パネル12にはクランク状のレ
バー溝12aが形成されており、該レバー溝12aには
無段変速レバー13が揺動自在に設置されている。ま
た、自動脱穀装置6の前側部には、モーメンタリスイッ
チからなる手扱走行スイッチ15,更に場合によっては
左方向修正スイッチ16及び右方向修正スイッチ17を
備えてなる操作スイッチ系19が設置されている(第1
図参照)。なお、図中18にて示すものは排藁口であ
る。
一方、第1図に示すように、無段変速レバー13による
変速位置がポテンションメータ20にて検出され、該検
出値がマイクロコンピュータ21(以後マイコンとい
う)に入力される。更に、機体3に設置したミッション
ケース22には、左右サイドクラッチ23,25を切換
え操作するサイドクラッチ用ソレノイド26,27がそ
れぞれマイコン21からオン、オフの切換え信号を出力
されて、左右サイドクラッチ23,25を適宜断・接す
るように構成されている。また、駆動側割りプーリ29
及び被動側割りプーリ30にて無段変速装置31が構成
され、かつ該駆動側割りプーリ29の幅を変化する複動
シリンダからなる油圧アクチュエータ32が設置されて
いる。更に、前記操作スイッチ系19の手扱走行スイッ
チ15(左方向修正スイッチ16及び右方向修正スイッ
チ17)から、その操作時にマイコン21に向けて操作
信号が送られるように構成されており、また手扱走行ス
イッチ15からの信号はマイコン21に設けられた設定
手段33に入力されて、同じく該マイコン21に設けら
れた比較手段35に送られる。更に、前記油圧アクチュ
エータ32のピストンロッド36は、その伸縮位置を検
出するポテンションメータ37に連結され、かつ該ポテ
ンンションメータ37による検出値は、前記比較手段3
5に入力されるように構成されている。そして、設定手
段33は、機体3を低速の設定速度で走行させるための
設定信号を比較手段35に向けて発信し、これによりソ
レノイドバルブ39が操作されると、ピストンロッド3
6の伸縮がポテンションメータ37にて検出されて比較
手段35に入力される。そして、該検出値と設定手段3
3からの設定信号とが比較手段35にて比較され、その
結果アクチュエータ32が更に伸長、収縮或いは停止さ
れることにより、無段変速装置31が前記設定信号に対
応した変速位置になるように構成されている。また、前
記操向パネル12に形成したクランク状のレバー溝12
aは、その一側を前進域F及び他側を後進域Rとされ、
かつこれら前進域Fと後進域Rとが連絡される中間部分
はニュートラル位置Nとされており、該ニュートラル位
置Nにてレバー13を機体横方向に揺動して前進域F側
又は後進域R側に切換えた際、前記手扱走行スイッチ1
5が押圧作動されると、前述した作用にてメインクラッ
チ40が接続されながら無段変速装置31が予め設定さ
れた低速度に作動されて、コンバイン1は低速度にて前
進又は後進走行される。更に、これら各スイッチ15,
16,17はモーメンタリスイッチから構成されている
ため、オペレータが手を添えて押圧している間だけ接続
し、かつ手を離すと直ちにスイッチが切断するようにな
っている。なお、図中41,42にて示すものは、それ
ぞれエンジン及びカウンタケースである。
変速位置がポテンションメータ20にて検出され、該検
出値がマイクロコンピュータ21(以後マイコンとい
う)に入力される。更に、機体3に設置したミッション
ケース22には、左右サイドクラッチ23,25を切換
え操作するサイドクラッチ用ソレノイド26,27がそ
れぞれマイコン21からオン、オフの切換え信号を出力
されて、左右サイドクラッチ23,25を適宜断・接す
るように構成されている。また、駆動側割りプーリ29
及び被動側割りプーリ30にて無段変速装置31が構成
され、かつ該駆動側割りプーリ29の幅を変化する複動
シリンダからなる油圧アクチュエータ32が設置されて
いる。更に、前記操作スイッチ系19の手扱走行スイッ
チ15(左方向修正スイッチ16及び右方向修正スイッ
チ17)から、その操作時にマイコン21に向けて操作
信号が送られるように構成されており、また手扱走行ス
イッチ15からの信号はマイコン21に設けられた設定
手段33に入力されて、同じく該マイコン21に設けら
れた比較手段35に送られる。更に、前記油圧アクチュ
エータ32のピストンロッド36は、その伸縮位置を検
出するポテンションメータ37に連結され、かつ該ポテ
ンンションメータ37による検出値は、前記比較手段3
5に入力されるように構成されている。そして、設定手
段33は、機体3を低速の設定速度で走行させるための
設定信号を比較手段35に向けて発信し、これによりソ
レノイドバルブ39が操作されると、ピストンロッド3
6の伸縮がポテンションメータ37にて検出されて比較
手段35に入力される。そして、該検出値と設定手段3
3からの設定信号とが比較手段35にて比較され、その
結果アクチュエータ32が更に伸長、収縮或いは停止さ
れることにより、無段変速装置31が前記設定信号に対
応した変速位置になるように構成されている。また、前
記操向パネル12に形成したクランク状のレバー溝12
aは、その一側を前進域F及び他側を後進域Rとされ、
かつこれら前進域Fと後進域Rとが連絡される中間部分
はニュートラル位置Nとされており、該ニュートラル位
置Nにてレバー13を機体横方向に揺動して前進域F側
又は後進域R側に切換えた際、前記手扱走行スイッチ1
5が押圧作動されると、前述した作用にてメインクラッ
チ40が接続されながら無段変速装置31が予め設定さ
れた低速度に作動されて、コンバイン1は低速度にて前
進又は後進走行される。更に、これら各スイッチ15,
16,17はモーメンタリスイッチから構成されている
ため、オペレータが手を添えて押圧している間だけ接続
し、かつ手を離すと直ちにスイッチが切断するようにな
っている。なお、図中41,42にて示すものは、それ
ぞれエンジン及びカウンタケースである。
また、前記無段変速レバー13の、後進域RにおけるV
9から前進域FにおけるV9まで操作する全行程は、ニ
ュートラル位置Nを境にして前進域F又は後進域RのV
9に向けて、それぞれ正の値の大小でポテンショメータ
20にて検出されるように構成されている。更に、油圧
アクチュエータ32のシリンダストロークはポテンショ
メータ37にて検出されるようになっているが、該シリ
ンダストロークの、無段変速装置31を低速作動する位
置に設定値をおくことにより、無段変速レバー13にて
操作される際にシリンダストロークはストレートに上昇
されるが、手扱走行スイッチ15にて操作される際は、
前記設定値をおいた位置で上昇を止め、その状態に保持
するべくアクチュエータ32が停止されるように構成さ
れている。
9から前進域FにおけるV9まで操作する全行程は、ニ
ュートラル位置Nを境にして前進域F又は後進域RのV
9に向けて、それぞれ正の値の大小でポテンショメータ
20にて検出されるように構成されている。更に、油圧
アクチュエータ32のシリンダストロークはポテンショ
メータ37にて検出されるようになっているが、該シリ
ンダストロークの、無段変速装置31を低速作動する位
置に設定値をおくことにより、無段変速レバー13にて
操作される際にシリンダストロークはストレートに上昇
されるが、手扱走行スイッチ15にて操作される際は、
前記設定値をおいた位置で上昇を止め、その状態に保持
するべくアクチュエータ32が停止されるように構成さ
れている。
本実施例は、以上のような構成よりなるので、コンバイ
ン1による刈取り作業が終了した圃場において、刈残さ
れた未刈り穀稈を手動にて脱穀する手扱ぎ作業を行う
際、オペレータは未刈り穀稈が植立している付近に自動
脱穀装置6を作動した状態で機体3を停止し、かつ無段
変速レバー13をニュートラル位置Nにおける前進域F
側(又は後進域R側)にセットして運転席10から離れ
る(S1)。そして、オペレータは機体3周辺の未刈り
穀稈を刈り集め、更に該穀稈を順次自動脱穀装置6の開
口部6aから入れて脱穀作業を行い、機体周辺の未刈り
穀稈が無くなるか、排藁口18の下方に排藁が盛り上が
り過ぎた時点で、オペレータは手扱ぎ作業を中断して、
操作スイッチ系19の手扱走行スイッチ15を押圧・操
作する(S2)。すると、該スイッチ15から送られる
信号が設定手段33に入力(S3)され、これにより該
設定手段33から比較手段35に、設定した低速度で機
体3を走行させるための設定信号が出力される。する
と、該設定信号に基づき比較手段35からソレノイドバ
ルブ39に信号が出力されて、該バルブ39が操作され
油圧アクチュエータ32が作動される。これにより、ピ
ストンロッド36の伸縮がポテンショメータ37にて検
出され、該検出値が比較手段35に入力されると、前記
設定信号と該検出値とが比較手段35により比較される
(S4)。そして、検出値が設定信号の設定値より大き
い場合、油圧アクチュエータ32は収縮されて設定速度
に近づくべく減速され(S5)、また検出値が設定信号
の設定値より小さい場合、アクチュエータ32は伸長さ
れて設定速度に近づくべく増速される(S6)。更に、
検出値と設定値とが等しい場合には直ちにアクチュエー
タ32は停止されて、その速度が保持される。従って、
コンバイン1は、設定された低速度で走行し、オペレー
タが次なる作業位置に到達した時点で、手扱走行スイッ
チ15から手を離して切操作することにより停止され
る。そして、該位置において再び手扱ぎ作業が開始され
る。なお、コンバインの設定速度における走行中、機体
3の方向修正は操作スイッチ系19に配置した左方向修
正スイッチ16及び右方向修正スイッチ17を操作する
ことにより行うことも可能であるが、これら修正スイッ
チ16,17及び前記手扱走行スイッチ15はそれぞれ
モーメンタリスイッチからなるため、オペレータが手で
押圧している間だけ無段変速装置31等を作動し、また
オペレータが手を離すと直ちに該変速装置31等を停止
し得るため、オペレータが目を離した隙に思わぬ方向に
コンバイン1が走行してしまう等の不具合を防止するこ
とができる。
ン1による刈取り作業が終了した圃場において、刈残さ
れた未刈り穀稈を手動にて脱穀する手扱ぎ作業を行う
際、オペレータは未刈り穀稈が植立している付近に自動
脱穀装置6を作動した状態で機体3を停止し、かつ無段
変速レバー13をニュートラル位置Nにおける前進域F
側(又は後進域R側)にセットして運転席10から離れ
る(S1)。そして、オペレータは機体3周辺の未刈り
穀稈を刈り集め、更に該穀稈を順次自動脱穀装置6の開
口部6aから入れて脱穀作業を行い、機体周辺の未刈り
穀稈が無くなるか、排藁口18の下方に排藁が盛り上が
り過ぎた時点で、オペレータは手扱ぎ作業を中断して、
操作スイッチ系19の手扱走行スイッチ15を押圧・操
作する(S2)。すると、該スイッチ15から送られる
信号が設定手段33に入力(S3)され、これにより該
設定手段33から比較手段35に、設定した低速度で機
体3を走行させるための設定信号が出力される。する
と、該設定信号に基づき比較手段35からソレノイドバ
ルブ39に信号が出力されて、該バルブ39が操作され
油圧アクチュエータ32が作動される。これにより、ピ
ストンロッド36の伸縮がポテンショメータ37にて検
出され、該検出値が比較手段35に入力されると、前記
設定信号と該検出値とが比較手段35により比較される
(S4)。そして、検出値が設定信号の設定値より大き
い場合、油圧アクチュエータ32は収縮されて設定速度
に近づくべく減速され(S5)、また検出値が設定信号
の設定値より小さい場合、アクチュエータ32は伸長さ
れて設定速度に近づくべく増速される(S6)。更に、
検出値と設定値とが等しい場合には直ちにアクチュエー
タ32は停止されて、その速度が保持される。従って、
コンバイン1は、設定された低速度で走行し、オペレー
タが次なる作業位置に到達した時点で、手扱走行スイッ
チ15から手を離して切操作することにより停止され
る。そして、該位置において再び手扱ぎ作業が開始され
る。なお、コンバインの設定速度における走行中、機体
3の方向修正は操作スイッチ系19に配置した左方向修
正スイッチ16及び右方向修正スイッチ17を操作する
ことにより行うことも可能であるが、これら修正スイッ
チ16,17及び前記手扱走行スイッチ15はそれぞれ
モーメンタリスイッチからなるため、オペレータが手で
押圧している間だけ無段変速装置31等を作動し、また
オペレータが手を離すと直ちに該変速装置31等を停止
し得るため、オペレータが目を離した隙に思わぬ方向に
コンバイン1が走行してしまう等の不具合を防止するこ
とができる。
なお、本実施例では、オペレータが運転席10から離れ
て操作スイッチ系19を操作しようとする際には、無段
変速レバー13を前進域F側,後進域R側のどちらにセ
ットしたかを自分の記憶に頼っていたが、第5図(a),
(b)に示すように、無段変速レバー13の揺動操作に伴
って、ミッションケース22内の前・後進切換え部を切
換えるべく回動するアーム43の回動方向両側に、前進
側検知スイッチ45及び及び後進側検知スイッチ46を
それぞれ設置し、かつ操作スイッチ系19′に前進側表
示灯47及び後進側表示灯49を設けて、オペレータが
無段変速レバー13を前進域F側,後進域R側のいずれ
かにセットすると、前記表示灯47,49のいずれかが
変速レバー13のセット位置に対応して点灯するように
して、操作スイッチ系19′により機体3を操作する
際、無段変速レバーが前・後進域F,Rのどちら側にセ
ットされているかを再確認して、思い違いの無い確実な
操作ができるように構成して、より一層の安全性を提供
するように構成しても良い。
て操作スイッチ系19を操作しようとする際には、無段
変速レバー13を前進域F側,後進域R側のどちらにセ
ットしたかを自分の記憶に頼っていたが、第5図(a),
(b)に示すように、無段変速レバー13の揺動操作に伴
って、ミッションケース22内の前・後進切換え部を切
換えるべく回動するアーム43の回動方向両側に、前進
側検知スイッチ45及び及び後進側検知スイッチ46を
それぞれ設置し、かつ操作スイッチ系19′に前進側表
示灯47及び後進側表示灯49を設けて、オペレータが
無段変速レバー13を前進域F側,後進域R側のいずれ
かにセットすると、前記表示灯47,49のいずれかが
変速レバー13のセット位置に対応して点灯するように
して、操作スイッチ系19′により機体3を操作する
際、無段変速レバーが前・後進域F,Rのどちら側にセ
ットされているかを再確認して、思い違いの無い確実な
操作ができるように構成して、より一層の安全性を提供
するように構成しても良い。
(ロ) 考案の効果 以上説明したように、本考案によれば、運転席10と異
なる位置に、モーメンタリスイッチからなる走行操作手
段19を設置し、該走行操作手段19の押圧作動に基づ
く制御部21からの信号にてアクチュエータ32を作動
して、無段変速装置31を設定速度に作動するように構
成したので、該走行操作手段19を押圧している間だけ
作業車輌1を設定速度にて走行し、緊急時には走行操作
手段19から手を離すことで簡単に車輌1を停止するこ
とができ、これによりオペレータが機体3から目を離し
たり、転倒して機体3から離れてしまった際でも、直ち
に車輌1を停止して、該車輌1が思わぬ所に走行して危
険を招く等の不具合を確実に防止することができ、従っ
て作業車輌1に極めて高い信頼性と安全性を付与するこ
とができる。
なる位置に、モーメンタリスイッチからなる走行操作手
段19を設置し、該走行操作手段19の押圧作動に基づ
く制御部21からの信号にてアクチュエータ32を作動
して、無段変速装置31を設定速度に作動するように構
成したので、該走行操作手段19を押圧している間だけ
作業車輌1を設定速度にて走行し、緊急時には走行操作
手段19から手を離すことで簡単に車輌1を停止するこ
とができ、これによりオペレータが機体3から目を離し
たり、転倒して機体3から離れてしまった際でも、直ち
に車輌1を停止して、該車輌1が思わぬ所に走行して危
険を招く等の不具合を確実に防止することができ、従っ
て作業車輌1に極めて高い信頼性と安全性を付与するこ
とができる。
また、走行操作手段19に、無段変速レバー13のセッ
ト位置を識別する前・後進表示灯47,49を設ける
と、運転席10から離れても、無段変速レバー13のセ
ットが、前進域F側になっているか後進域R側になって
いるかを再確認して走行操作手段19を操作することが
でき、これによりオペレータの思い違いによって作業車
輌1が意に反した方向に走行し、走行制御装置の安全性
をより一層高いものにすることができる。
ト位置を識別する前・後進表示灯47,49を設ける
と、運転席10から離れても、無段変速レバー13のセ
ットが、前進域F側になっているか後進域R側になって
いるかを再確認して走行操作手段19を操作することが
でき、これによりオペレータの思い違いによって作業車
輌1が意に反した方向に走行し、走行制御装置の安全性
をより一層高いものにすることができる。
第1図は本考案に係るシステム構成図、第2図はその作
動を示すフローチャート、第3図はコンバイン全体を示
す平面図、第4図はその側面図、第5図(a)はF・R無
段変速レバー13に前・後進側検知スイッチを設けた他
の実施例を示す斜視図である。そして、第5図(b)はそ
の前・後進側検知スイッチによる検知を表示する前・後
進表示灯を示す正面図である。 1……作業車輌(コンバイン)、3……機体、 10……運転席、13……無段変速レバー、 19……走行操作手段(操作スイッチ系)、 20……レバー位置検出手段(ポテンショメータ)、 21……制御手段(マイクロコンピュータ)、 31……無段変速装置、32……アクチュエータ(油圧
アクチュエータ)、37……変速位置検知手段(ポテン
ショメータ)。
動を示すフローチャート、第3図はコンバイン全体を示
す平面図、第4図はその側面図、第5図(a)はF・R無
段変速レバー13に前・後進側検知スイッチを設けた他
の実施例を示す斜視図である。そして、第5図(b)はそ
の前・後進側検知スイッチによる検知を表示する前・後
進表示灯を示す正面図である。 1……作業車輌(コンバイン)、3……機体、 10……運転席、13……無段変速レバー、 19……走行操作手段(操作スイッチ系)、 20……レバー位置検出手段(ポテンショメータ)、 21……制御手段(マイクロコンピュータ)、 31……無段変速装置、32……アクチュエータ(油圧
アクチュエータ)、37……変速位置検知手段(ポテン
ショメータ)。
Claims (2)
- 【請求項1】運転席に設置されている無段変速レバー
と、無段変速装置と、該無段変速装置を操作するアクチ
ュエータと、前記無段変速レバーの操作位置を検出する
レバー位置検出手段と、前記アクチュエータの操作位置
を検出する変速位置検出手段と、を備え、前記無段変速
レバーの操作に基づき、前記変速位置検出手段の値が、
前記レバー位置検出手段からの信号値に対応するように
前記アクチュエータを作動してなる作業車輌において、 前記運転席と異なる位置に配置されかつモーメンタリス
イッチからなる走行操作手段と、 該走行操作手段の押圧作動に基づき、前記変速位置検出
手段の値が予め設定された設定値に対応するように前記
アクチュエータを作動し、かつ該走行操作手段の押圧解
除に基づき、前記アクチュエータを前記無段変速装置の
停止位置に戻るように制御する時制御手段と、 を備えてなる作業車輌における走行制御装置。 - 【請求項2】前記走行操作手段が、前記無段変速レバー
のセット位置を識別する前・後進表示灯を有してなる実
用新案登録請求の範囲第1項記載の走行制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986202608U JPH064672Y2 (ja) | 1986-12-27 | 1986-12-27 | 作業車輌における走行制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986202608U JPH064672Y2 (ja) | 1986-12-27 | 1986-12-27 | 作業車輌における走行制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63107134U JPS63107134U (ja) | 1988-07-11 |
| JPH064672Y2 true JPH064672Y2 (ja) | 1994-02-09 |
Family
ID=31167153
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986202608U Expired - Lifetime JPH064672Y2 (ja) | 1986-12-27 | 1986-12-27 | 作業車輌における走行制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH064672Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58119426U (ja) * | 1982-02-08 | 1983-08-15 | セイレイ工業株式会社 | コンバインにおける変速レバ−の遠隔操作装置 |
-
1986
- 1986-12-27 JP JP1986202608U patent/JPH064672Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63107134U (ja) | 1988-07-11 |
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