JPH0646887U - 部品把持装置 - Google Patents
部品把持装置Info
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- JPH0646887U JPH0646887U JP2909991U JP2909991U JPH0646887U JP H0646887 U JPH0646887 U JP H0646887U JP 2909991 U JP2909991 U JP 2909991U JP 2909991 U JP2909991 U JP 2909991U JP H0646887 U JPH0646887 U JP H0646887U
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 マニピュレータ等に装備して弾性力によって
部品を把持するコレットの爪の耐久性と、部品の保持位
置の精度の向上を図る。 【構成】 マニピュレータのヘッドにとりつけられるベ
ース110にホルダー120が固着され、ホルダー12
0はその内周部でスリーブ130を介してコレット14
0を軸線方向に摺動可能に支持する。コレット140の
分割された爪150は、テーパー部156、把持部15
4、ばね部152を有し、把持部154の肉厚寸法T2
は、ばね部152の肉厚寸法T1より大きい寸法に形成
される。爪150が相手部品の開口部に挿入されて内側
にたわむとき、ばね部152のみがたわみ、把持部15
4はたわまない。したがって、把持部に摩耗が生じても
ばね部152のばね定数は一定に保たれる。爪150の
内側に配設するセンターバー160は、そのテーパー部
162で爪150の内側を支え、複数の爪150のたわ
みの片寄りを防止する。
部品を把持するコレットの爪の耐久性と、部品の保持位
置の精度の向上を図る。 【構成】 マニピュレータのヘッドにとりつけられるベ
ース110にホルダー120が固着され、ホルダー12
0はその内周部でスリーブ130を介してコレット14
0を軸線方向に摺動可能に支持する。コレット140の
分割された爪150は、テーパー部156、把持部15
4、ばね部152を有し、把持部154の肉厚寸法T2
は、ばね部152の肉厚寸法T1より大きい寸法に形成
される。爪150が相手部品の開口部に挿入されて内側
にたわむとき、ばね部152のみがたわみ、把持部15
4はたわまない。したがって、把持部に摩耗が生じても
ばね部152のばね定数は一定に保たれる。爪150の
内側に配設するセンターバー160は、そのテーパー部
162で爪150の内側を支え、複数の爪150のたわ
みの片寄りを防止する。
Description
【0001】
本考察は、部品の搬送や組立に使用するマニピュレータに装備される部品把持 装置に関する。
【0002】
マニピュレータの先端部に開閉自在のチャック爪を有する部品把持装置を備え て、部品を搬送したり相手部品に挿入する装置は、例えば実開昭63−1103 86号公報、実開昭63−142900号公報、特開平2−250788号公報 等に開示されている。 図4は、一般的なマニピュレータの概要を示すもので、マニピュレータ1は、 例えば、水平面を形成する2つの直交軸である軸Xに沿って移動するアーム2と 、軸Yに沿って移動するアーム4を備え、アーム4の先端に作業内容に適応した ヘッド10が装備される。 図5は、ヘッド10の機構を示すもので、ヘッド10はアーム4に固着された ブラケット11に対して、鉛直方向の軸Zに沿って上下動自在な主軸14を有し 、主軸14はスプリング15により常時上方へ付勢される。主軸14の上方には 、適宜のアクチュエータを備えたプレスラム12が配設され、主軸14を軸Zに 沿って押下する。主軸14の下端部には部品の把持装置16がとりつけられる。 図6は、部品把持装置16の概要を示し、部品把持装置16はコレット18を 有する。コレット18は複数本に分割されたばね作用を持つ爪18Aにより構成 される。 爪18Aの開放状態での有効外径寸法は、把持対象の部品20の開口部である 穴22の内径寸法より大きく設定される。 爪18Aの先端部には先細りのテーパー部18Bが設けてあり、爪18Aを部 品20の穴22に圧入することにより、爪18Aは互いに内側にたわみ18のば ね力により部品20を把持する。
【0003】
コレット18の材質は通常、ばね鋼を焼入焼戻して使われており、硬度がさほ ど高くない。したがって、部品への挿入をくり返すうちに、爪の先端のテーパー 部と、部品の穴に接する把持部に摩耗が発生する。 把持部が摩耗されると、爪のたわみ代が小さくなるとともに、ばね定数が小さ くなり、部品の把持力が低下してしまう。 また、先端テーパー部に摩耗が生ずると、部品の穴に挿入する際に円滑な挿入 が達成されない等の問題が起った。 さらに、熱処理を受けた複数の爪のばね力は必ずしも均一にはならないから、 部品を把持した際に主軸と部品の軸のずれが生じ、部品の組付け等に問題を起す ことがあった。 本考案は以上のような従来の不具合を解消する部品把持装置を提供するもので ある。
【0004】
本考案の部品把持装置は、コレットの爪が先端部に形成した先細のテーパー部 と、テーパー部に続く把持部と、把持部に続くばね部とを有し、把持部の肉厚寸 法をばね部の肉厚寸法より大に形成したことを基本的な手段とする。
【0005】
コレットの爪が部品の開口部に圧入されると、爪は内側にたわんでばね力を発 生させるが、肉厚寸法の大きい把持部はたわむことなく、ばね部のみがたわむ。 したがって、把持部に摩耗が生じても、ばね定数は初期の値に維持される。
【0006】
図1は、本考案の部品把持装置の詳細を示す説明図である。 全体を符号100で示す部品把持装置は、軸Zに沿って上下動する主軸先端の ベース110と、ベース110に対してボルト112により固着されるホルダー 120を備える。ベース110とホルダー120の嵌合部はインロー係合部12 2として、ベース110とホルダー120の軸心を一致させてある。 ホルダー120は段付きの外径部と、段付きの内径部とを有し、大径の内径部 に円筒形のブッシュ130が挿入される。そして、ブッシュ130の内径部にコ レット140が挿入される。 コレット140は、先端部が複数本に分割された爪150を有する。爪150 の本数は適宜に選択されるが、本実施例においては4本の爪150を有するコレ ットが示されている。
【0007】 本考案の部品把持装置における爪150は、先端に形成した先細のテーパー部 156と、テーパー部156に続く部品の穴に係合する把持部154と、ばね力 を発生するばね部152を備える。 把持部154の肉厚寸法T2はばね部152の肉厚寸法T1よりも大きい寸法 とする。爪150のばね力は肉厚の薄いばね部152のたわみにより発生させ、 肉厚が厚い把持部154にはたわみが生じないように構成してある。 テーパー部156の表面にクロムメッキによる硬化層157を設け、把持部1 54の表面にも硬化層155を設けることにより、耐久性を向上させる。 コレット140とベース110の間には、例えば、コイルばね170を介在さ せてコレット140を常時下方へ付勢させる。この構成により、コレット140 に過大なスラスト力がかけられたときに、コレット140は、コイルばね170 のばね力に抗してベース110の穴に押し込まれ、機器の破損等を防止すること ができる。 さらに本考案装置においては、コレット140の中心部にセンターバー160 を挿入する。このセンターバー160は先端に先細のテーパー部162を有し、 テーパー部162が爪150の内側に近接して装着される。 センターバー160の上端部は大径のフランジ部164を形成し、フランジ部 164の下面がコレット140の上端部に当接するとともに、フランジ部164 の上面はコイルスプリング170により下方へ向けて押圧される。 コレット140とセンターバー160のホルダー120に対する軸方向の位置 は、コレット140の段付部がホルダー120の大径穴の底部124に当接する ことで規制される。
【0008】 次に、本部品把持装置の作用を説明する。 図2は、部品把持装置100が、テーブル200上のダウエルピン300を把 持する例を示す。 図2の(A)は、マニピュレータの先端にとりつけた部品把持装置100のセ ンターがテーブル200上に置かれたダウエルピン300のセンターに整合した 状態を示し、図2の(B)では部品把持装置100が軸Zに沿って下降してコレ ットの爪150の把持部154がダウエルピン300の穴310内に圧入された 状態を示す。部品把持装置100の下降はホルダー120の下端面がダウエルピ ン300の上端面に当接するまで続けられる。この状態にあっては、爪150の ばね部152が内側へたわんでばね力を発生させ、把持部154の外周部がダウ エルピン300の穴310の内周部に押圧され、ダウエルピン300を摩擦力に より把持する。 図2の(C)は、ダウエルピン300を把持した部品把持装置100が、テー ブル200から上昇した状態を示す。
【0009】 図3は、ダウエルピン300をエンジンのシリンダブロック500の穴510 へ圧入する作用を示す。 シリンダブロック500の取付穴510に軸線を整合させた部品把持装置10 0は、軸Z方向に下降する。ダウエルピン300の下端のテーパー部320がシ リンダブロック500の穴510のエッジに突き当たると、ホルダー120の下 端部はダウエルピン300の上端部を押圧し、図3の(A)に示すように、ダウ エルピン300を穴510内に圧入する。 ダウエルピン300の外径寸法とシリンダブロック500の取付穴510の内 径寸法は、しばりばめを形成する寸法にしてあり、ダウエルピン300は取付穴 510内に固着される。 その後、図3の(B)で示すように、部品把持装置100を上昇させて把持部 154をダウエルピン300から抜き出し、次のダウエルピン300の把持に向 かう。
【0010】
以上のように、コレットの爪150の把持部154は部品であるダウエルピン 300の穴310との係合離脱をくり返すので、使用により摩耗が生ずる。 本装置にあっては、爪150のばね部152のみがたわむので、たとえ把持部 154に摩耗が生じても、ばね部152は影響を受けず、初期のばね定数を維持 することができる。したがって、ばね力は劣化せず、良好な把持を継続すること ができる。 また、爪150の先端のテーパー部156の表面と、把持部154の表面に硬 質クロムメッキにより硬化層155、157を形成することにより、耐摩耗性を 一層向上することができる。この際に、テーパー部と把持部はたわみに参加する ことがないので、メッキによる硬化層が剥離を起すことがない。 さらに、爪150が内側にたわんだときに、爪のたわみを規制するセンターバ ー160が設けられているので、爪150が部品を把持するときに、複数の爪の ばね定数が均一でない場合であっても、把持された部品300のセンターと部品 把持装置100のセンターとは常に整合し、組立作業等の精度を向上することが できる。
【図1】本考案の実施例を示す説明図。
【図2】作用を示す説明図。
【図3】作用を示す説明図。
【図4】部品把持装置を装備するマニピュレータの概要
を示す説明図。
を示す説明図。
【図5】マニピュレータのヘッドを示す説明図。
【図6】従来の把持部を示す説明図。
1 マニピュレータ 10 ヘッド 100 部品把持装置 110 ベース 120 ホルダー 130 スリーブ 140 コレット 150 爪 152 ばね部 154 把持部 156 テーパー部 160 センターバー 170 ばね
Claims (3)
- 【請求項1】 平面内及び平面に垂直な方向に動作可能
な自由度を持つマニピュレータに装着する部品把持装置
であって、部品の開口部の内周面に弾接して部品を把持
する爪を有するコレットと、コレットの外周部を支持す
るホルダーとを備え、コレットの爪は先端部に形成した
先細のテーパー部と、テーパー部に続く把持部と、把持
部に続くばね部とを有し、把持部の肉厚寸法をばね部の
肉厚寸法より大きい寸法に形成してなる部品把持装置。 - 【請求項2】 平面内及び平面に垂直な方向に動作可能
な自由度を持つマニピュレータに装着する部品把持装置
であって、部品の開口部の内周面に弾接して部品を把持
する爪を有するコレットと、コレットの外周部を支持す
るホルダーと、コレットの内周部に挿入されるセンター
バーとを備え、コレットの爪は先端部に形成した先細の
テーパー部と、テーパー部に続く把持部と、把持部に続
くばね部とを有し、把持部の肉厚寸法をばね部の肉厚寸
法より大きい寸法に形成するとともに、センターバーは
コレットの爪が内側にたわんだときに、爪の内周部に当
接する先細のテーパー部を有してなる部品把持装置。 - 【請求項3】 コレットの爪のテーパー部と把持部の表
面に耐摩耗性の高い材料の層を付着してなる請求項1ま
たは2に記載の部品把持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991029099U JP2551603Y2 (ja) | 1991-04-02 | 1991-04-02 | 部品把持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991029099U JP2551603Y2 (ja) | 1991-04-02 | 1991-04-02 | 部品把持装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0646887U true JPH0646887U (ja) | 1994-06-28 |
| JP2551603Y2 JP2551603Y2 (ja) | 1997-10-27 |
Family
ID=12266903
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991029099U Expired - Fee Related JP2551603Y2 (ja) | 1991-04-02 | 1991-04-02 | 部品把持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2551603Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010522311A (ja) * | 2007-03-22 | 2010-07-01 | マクルアー,トラビス | キャプティブスタッドを備えた長さ調整可能なコレットアンカーシステム |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6150684U (ja) * | 1984-09-07 | 1986-04-05 | ||
| JPS6347804U (ja) * | 1986-09-12 | 1988-03-31 | ||
| JPH0437572U (ja) * | 1990-07-24 | 1992-03-30 |
-
1991
- 1991-04-02 JP JP1991029099U patent/JP2551603Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6150684U (ja) * | 1984-09-07 | 1986-04-05 | ||
| JPS6347804U (ja) * | 1986-09-12 | 1988-03-31 | ||
| JPH0437572U (ja) * | 1990-07-24 | 1992-03-30 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010522311A (ja) * | 2007-03-22 | 2010-07-01 | マクルアー,トラビス | キャプティブスタッドを備えた長さ調整可能なコレットアンカーシステム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2551603Y2 (ja) | 1997-10-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |