JPH0647157Y2 - 移動農機における作業部変速装置 - Google Patents

移動農機における作業部変速装置

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JPH0647157Y2
JPH0647157Y2 JP15958288U JP15958288U JPH0647157Y2 JP H0647157 Y2 JPH0647157 Y2 JP H0647157Y2 JP 15958288 U JP15958288 U JP 15958288U JP 15958288 U JP15958288 U JP 15958288U JP H0647157 Y2 JPH0647157 Y2 JP H0647157Y2
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shaft
bevel gear
transmission
drive
sleeve
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芳樹 横山
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は点播式の播種機又は苗植機等の移動農機におけ
る作業部変速装置に関する。
(ロ)従来技術 従来、走行速度に対して作業部の駆動速度を変更して株
間等を調節する装置は、使用者、又は他方により要望さ
れる株間が異なるところ、すべての要望に対応するため
には、変速装置の段数が多くなって、著しくコスト高に
なるばかりでなく、実際に使用されるのはその他方に適
合する一部のものに過ぎず無駄であった。
このような問題点を解決すべく、装置の仕様により指定
された変速装置を組み込んでいた。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 前述の指定された変速装置を組み込む方式は、末端の販
売に当たって、その仕様が合わない場合があり、そのよ
うな場合は、ミッションケースを分解して傘歯車を組替
える必要があり、この作業は多大の工数を要するのでコ
スト高になると共に納期が短い場合は大変であった。
特に、前後方向になっているクラッチ軸の傘歯車の着脱
が困難であった。
(ニ)問題点を解決するための手段 本考案は、ミッションケース内の駆動軸に複数段の駆動
歯車を取付け、上記駆動軸と平行な変速軸に前記駆動歯
車に選択的に噛合する変速歯車を装着し、前記変速軸に
取付けた駆動傘歯車をクラッチ軸の従動傘歯車に噛合さ
せて伝動するようにした移動農機において、前記変速軸
をミッションケースに挿脱可能に支承し、前記従動傘歯
車をクラッチ軸にスラスト荷重で移動しないスリーブを
介して支持し、該スリーブの端部を止め輪で止着し、該
止め輪の外径を前記従動傘歯車の軸孔より小さくするこ
とによりミッションケースを分解しなくとも変速軸の傘
歯車は変速軸と共に挿脱し、クラッチ軸の傘歯車はスリ
ーブに自在に挿脱することができ、しかも該スリーブが
クラッチのスプリング圧により抜き出さないようにして
前述の問題点を解決した。
(ホ)作用 走行速度はミッションケース内の走行変速部により変速
され、作業機の作動速度は作業機駆動部のシフト歯車を
シフトして駆動歯車を選択することにより変速する。
そして、クラッチ軸に介装したスリーブは止め輪により
止着されているので、クラッチのスプリング圧により抜
け出すことがなく、また、作業部の変速装置を組替える
場合、変速軸をミッションケースから抜き出すと、変速
軸に装着されている傘歯車も該変速軸と共に取出すこと
ができる。この状態で前記変速軸を抜き出した孔から手
を入れてクラッチ軸に取付けられている傘歯車を変速軸
配設位置側へ引張ると、該傘歯車を止め輪が障害になる
ことなくスリーブから簡単に抜取ることができる。
この状態でクラッチ軸のスリーブに歯数の異なる傘歯車
を嵌装し、変速軸の傘歯車は外部で取り替え、変速軸を
ミッションケース内へその孔から入れて装着すると組立
が完了する。
(ヘ)実施例 本考案の一実施例を図面について説明すると、前輪1と
後輪2を有する機体フレーム4の前部にエンジン3を搭
載し、操向ハンドル5の後方に運転席6を設け、後部に
は、トップリンク7とロワリンク8とにより植付装置
(又は点播型の播種装置)を作業機として装着し、トッ
プリンク7は油圧シリンダ10により前部を中心にして昇
降する。
また、前記前輪1及び後輪2はミッションケース11内の
走行変速装置により駆動され、作業機の入力軸は、ミッ
ションケース11から後方へ突出したPTO軸を兼ねたクラ
ッチ軸12により伝動軸13及びジョイント14を介して駆動
される。
また、前記ミッションケース11にベアリング15,15によ
り支承した駆動軸16は走行変速部の変速歯車の外に、作
業機用の駆動歯車17,18,19を有し、外端部にはエンジン
3の出力プーリによりベルトを介して駆動される入力プ
ーリ16aを取付けてある。
そして、前記各駆動歯車17・・に、選択的に噛合する変
速歯車20,21のボス22は、外端が前記ミッションケース1
1の側壁にベアリング23により回転自在に保持すると共
に止め輪24で止着された中空軸25の外周に、摺動自在で
かつ伝動可能にスプライン嵌合しており、株間調節レバ
ー26を操作すると左右動するシフター27により摺動し、
変速軸28の一端は前記中空軸25に挿入されていてベアリ
ング23と対応する部位でスプライン嵌合している。
変速軸28の他端には、回転自在な駆動傘歯車30、及び内
外で噛合すると共に回転自在な一対のクラッチ体31,3
2、外端にスプライン嵌合したスプリング受33、及び外
側のクラッチ体32とスプリング受33との間に介装した圧
縮スプリング33aにより構成したトルクリミッターを装
着してあり、駆動傘歯車30と内側のクラッチ体31とはド
ッククラッチにより連動連結し、外側のクラッチ体32と
スプリング受33とが伝動状態でも噛合すると共に軸方向
に相互摺動し得る長い爪により連繋してある。
更に、前記内側のクラッチ体31はベアリング34を介して
リング状の支持部材35に支承されており、該支持部材35
はミッションケース11の孔36にOリングを介して嵌装
し、ボルト37・・により螺着してある。
第4図は駆動傘歯車30及びトルクリミッターの他の取付
け方式を示すもので、変速軸28は駆動傘歯車30が嵌合さ
れている部分と同径乃至それ以下とし、中空軸25側が止
め輪30bで止められた長いカラー30aにより前記駆動傘歯
車30の内端を受止め、更に、クラッチ体32の内端を止め
輪32aで止め抜け出さないようにしてあるので、変速軸2
8を抜き出して駆動傘歯車30を交換する時、止め輪30b及
びカラー30aを取り外すだけで、トルクリミッターを取
外すことなく駆動傘歯車30を簡単に着脱することができ
る。
而して、クラッチ軸12の前端の小径部12aには、後部に
大径段部38aを有するスリーブ38bを回動自在でかつ挿脱
自在に嵌装し、このスリーブ38bに前記駆動傘歯車と噛
合する従動傘歯車38を回動自在に嵌合し、前記スリーブ
38bの端部はスラストライナーを介して上記従動傘歯車3
8の軸孔より外径が小さい止め輪38dにより止めてあり、
前記従動傘歯車38のボスの後端面のクラッチ部は、スト
ッパー39aにより植付爪が上昇した位置で断となる定位
置停止クラッチ39に噛合している。
また、ボンネット40とその左右にあるサイドステップ4
1,41は一体に成型されていて、前端下部をフレームに支
点軸42により開閉自在に連結してあり、操作盤43のリヤ
カバー44は上部寄りをボルト45でステアリングコラム47
に螺着し、下部両側をボルト46,46により機体フレーム
4に螺着することにより着脱自在になっており、運転ス
テップ48も機体フレーム4に着脱自在に螺着してあるの
で、ボンネット40をサイドステップ41,41と共に開き、
リヤカバー44及び運転ステップ48を取外すと、エンジン
3、ミッションケース11、操舵装置等の上面がすべて開
放され、それらの整備点検を容易に行なうことができ
る。
50は変速レバー、51は主変速レバー、52は条合わせマー
カーであってその支持腕53の基部はサイドステップ41の
側面に螺着したブラケット54に取付けてある。
次に作用について説明すると、エンジン3の動力は、変
速軸28から走行変速部と作業機変速部とに分配され、ク
ラッチ軸12の回転は、作業中、変速歯車20,21を駆動歯
車17,18,19のいずれか1つを選択して噛合させることに
より変速され、更に駆動傘歯車30と従動傘歯車38とによ
っても変速され、その際、従動傘歯車38はスリーブ38b
の大径段部38aにより受止められ、スリーブ38bはクラッ
チ軸12の前部の段部により受止められるので、スラスト
荷重により移動することがない。
そして、株間の調節範囲を大きい側に、又は小さい側に
変速する場合、トルクリミッターカバー55を取外してか
らボルト37・・を抜き取り、トルクリミッターと共に変
速軸28を引張ると、変速軸28は、トルクリミッター、ベ
アリング34、支持部材35及び駆動傘歯車30と共に抜け出
すから、前記孔36から手を入れて従動傘歯車38を前方へ
引張ると、該従動傘歯車38はスリーブ38bから抜け出す
からそれをミッションケース11外に取出すことができ
る。その際、止め輪38dの外径は該従動傘歯車38の軸孔
より小さいので障害になることがなく、止め輪38dはス
リーブ38bを止めた状態を維持している。そこで、他の
変速比になる別の組の駆動傘歯車30を機外で変速軸28に
取付け、クラッチ軸12のスリーブ38bにも他の従動傘歯
車38を取付け、変速軸28とトルクリミッターとをアッシ
ーにした状態で変速軸28の一端を孔36からミッションケ
ース11内に挿入し、先端部を中空軸25のスプラインに嵌
合し、支持部材35を孔36に嵌合してからボルト37でミッ
ションケース11に締め付け固定する。56,56aはボルトで
ある。
このような組替えを行なってクラッチ軸12を減速する
と、株間が広い範囲で3段階に変速することができ、ま
た、増速すると、株間が狭い側で3段階に変速すること
ができる。
(ト)考案の効果 本考案は、前述のようにミッションケース11内の駆動軸
16に複数段の駆動歯車17・・を取付け、上記駆動軸16と
平行な変速軸28に前記駆動歯車17・・に選択的に噛合す
る変速歯車20・・を装着し、前記変速軸28に取付けた駆
動傘歯車30をクラッチ軸の従動傘歯車38に噛合させて伝
動するようにした移動農機において、前記変速軸28をミ
ッションケースに挿脱可能に支承し、前記従動傘歯車38
をクラッチ軸12にスラスト荷重で移動しないスリーブ38
bを介して支持し、該スリーブ38bの端部を止め輪38dで
止着し、該止め輪38dの外径を前記従動傘歯車38の軸孔
より小さくしたので、伝動中スリーブ38bがクラッチの
スプリング圧により抜け出すことがなく、しかも、株間
調節の範囲を変更する時、変速軸28をミッションケース
11から抜き出し、それにより外部で変速軸28に装着され
ている駆動傘歯車30を交換することができ、また、クラ
ッチ軸12側の従動傘歯車38はミッションケース11の前記
変速軸を抜き出した孔36から手を入れて軸方向に引っ張
ることによりスリーブ38bはクラッチ軸12に装着された
ままの状態で止め輪38dが障害になることなく容易に抜
取ることができ、異なる歯数の従動傘歯車38を前記スリ
ーブに単に嵌合するだけで容易に交換することができ
る。
従って、従来のようにミッションケース11を分解する等
の面倒な手数を要することがなく、販売店等においても
容易にかつ迅速に仕様変更を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであって、第1図は
ミッションケースの要部の展開断面図、第2図は乗用田
植機の作業部を省略した側面図、第3図は同上前部の斜
視図、第4図は他の実施例の要部の展開断面図である。 11……ミッションケース、12……クラッチ軸、16……駆
動軸、17,18,19……駆動歯車、20,21……変速歯車、23,
34……ベアリング、25……中空軸、28……変速軸、35…
…支持部材、36……孔、30……駆動傘歯車、38……従動
傘歯車、38a……大径段部、38b……スリーブ、38d……
止め輪

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ミッションケース11内の駆動軸16に複数段
    の駆動歯車17・・を取付け、上記駆動軸16と平行な変速
    軸28に前記駆動歯車17・・に選択的に噛合する変速歯車
    20・・を装着し、前記変速軸28に取付けた駆動傘歯車30
    をクラッチ軸の従動傘歯車38に噛合させて伝動するよう
    にした移動農機において、前記変速軸28をミッションケ
    ースに挿脱可能に支承し、前記従動傘歯車38をクラッチ
    軸12にスラスト荷重で移動しないスリーブ38bを介して
    支持し、該スリーブ38bの端部を止め輪38dで止着し、該
    止め輪38dの外径を前記従動傘歯車38の軸孔より小さく
    したことを特徴とする移動農機における作業部変速装
    置。
JP15958288U 1988-12-08 1988-12-08 移動農機における作業部変速装置 Expired - Lifetime JPH0647157Y2 (ja)

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