JPH0649938Y2 - 防振型ジョイントの外筒 - Google Patents

防振型ジョイントの外筒

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JPH0649938Y2
JPH0649938Y2 JP1724489U JP1724489U JPH0649938Y2 JP H0649938 Y2 JPH0649938 Y2 JP H0649938Y2 JP 1724489 U JP1724489 U JP 1724489U JP 1724489 U JP1724489 U JP 1724489U JP H0649938 Y2 JPH0649938 Y2 JP H0649938Y2
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JP
Japan
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outer cylinder
vibration
reinforcing metal
vibration isolator
cylinder
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JP1724489U
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克身 古谷
一貴 川島
孝志 野▲崎▼
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エヌティエヌ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は等速ジョイントの外筒、特に防振型ジョイン
トの外筒に関するものである。
〔従来の技術〕
駆動系に起因する自動車の振動を解決する手段として、
従来から第10図及び第11図に示すごとき防振型ジョイン
トが知られている。
このジョイントの外筒は、内側外筒11と外側外筒12との
間にゴム等の防振材13を介在させた3重構造をなす。図
示の場合、内側外筒11の内部にシャフト14と結合したト
リポード部材15が収納され、いわゆるトリポード型等速
ジョイントを構成している。また、内側外筒11の開放端
は外側外筒12の開放端から突出し、その突出部分とシャ
フト14との間にブーツ16が取付けられる。
内側外筒11は、3等分位置に軸方向の3本のトラック溝
17を有し、各トラック溝17相互間に内壁面18が形成され
る結果、全体としてクローバ形に形成される。従って上
記の内壁面18に対応した外周面の部分は軸方向の溝19に
なっている。
外側外筒12の内面も内側外筒11の外周面に沿ったクロー
バ形をなす。従って上記の溝19に対向した突部20が外側
外筒12の内面に形成される。上記の内側外筒11の外周面
にはゴム等でなる防振材13が加硫接着され、外側外筒12
の内部に圧入固定される。
上記構造の防振型ジョイントにおいて、トリポード部材
15からジョイント外筒に加えられる伝達トルクは、防振
材13を介して突部20の両側面(即ち、負荷面21)に作用
する。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記の伝達トルクが繰返し負荷面21に作用すると、防振
材13の負荷面21との接触面に摩耗を生じ、耐久性を損な
う問題がある。
即ち、負荷面21上に中心Oからの一定の距離の点Aにつ
いて考えると、伝達トルクが作用した場合、点Aにおい
てOAと直角方向に力Fが作用する。点Aにおける接線a
と半径方向の線分OAとは一定の角度θを有するので、線
分OAと直角方向の力Fは、接線方向の分力Ftと、垂直方
向の分力Frの力成分をもつ。接線方向の分力Ftは防振材
13に対してせん断力として作用し、また垂直方向の分力
Frは防振材13に対して圧縮力として作用する。
上記の分力Ftによるせん断力は、防振材13と負荷面21
と、相対変位を大きくする方向に作用する。このため、
伝達トルクが大きい場合防振材13が負荷面21に接着され
ていないこともあって防振材13の表面によじれやすべり
等による摩耗が生じる。
この考案は、以上のごとき問題点に鑑み、防振材表面に
補強金具を加硫接着することにより、その耐久性を向上
させた防振型ジョイント外筒を提供することを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、この考案は内側外筒と外
側外筒の間に防振材を介在してなる防振型ジョイントの
外筒において、防振材の内面又は外面のいずれか一方の
面を対向する内側外筒又は外側外筒のいずれかに固定
し、防振材の他方の面に補強金具を加硫接着し、その補
強金具側の面を前記以外の内側外筒又は外側外筒のいず
れか一方に圧入固定した構成としたものである。
上記の構成において、防振材の内面又は外面のいずれか
一方の面を対向する内側外筒又は外側外筒のいずれかに
固定する手段として、防振材を加硫接着する構成を採用
することができる。また。その他の手段として、防振材
の面に補強金具を加硫接着し、その補強金具側の面を圧
入固定する構成を採用することもできる。
〔作用〕
内側外筒と外側外筒との間にトルクが作用し、外側外筒
の負荷面に接線方向の力が作用しても、防振材の加硫接
着又は、圧入固定された補強金具の嵌合強度により防振
材の相対的変位が阻止される。
〔実施例〕
第1図及び第2図に示す第1実施例の外筒は、基本的
に、内側外筒1と外側外筒2及び両者の間に介在させた
ゴム等でなる防振材3によりい構成される。
内側外筒1の断面形状が全体としてクローバ形であるこ
とは従来の場合と同様であり、また外側外筒2の内面も
内側外筒1の外周面に沿ったクローバ形をなすこと、内
側外筒1の外周面に形成された軸方向の3本の溝4に対
向した突部5を外側外筒2の内面に有すること、その突
部5の両側面が負荷面6となることは、従来の場合と同
様である。
防振材3の内面は内側外筒1の外周面に加硫接着により
固定される。この防振材3の外周面及び底面には、薄肉
鋼板製の補強金具7が加硫接着される。補強金具7側の
面は外側外筒2の内面に圧入固定される。
図示の場合、防振材3の底面にも補強金具7が設けられ
ているが、この部分の補強金具7は省略してもよい。
第3図に示す第2実施例の場合は、防振材3を3部材に
分け、これらをトラック溝8の外側にそれぞれ介在させ
たものである。各防振材3は内側外筒1の外周面の溝4
の部分において若干の間隔をおいて隣接している。これ
らの各防振材3は、前述の場合と同様に内側外筒1に加
硫接着することにより固定される。またその外面には補
強金具7が加硫接着され、外側外筒2の内面に圧入固定
される。
第4図に示す第3実施例は、防振材3を内側外筒1の外
周面の溝4からトラック溝8外側の立上がり部分にわた
る範囲に加硫接着することにより固定し、その外面に補
強金具7を加硫接着して圧入固定したものである。
次に、第5図及び第6図に示す第4実施例は、防振材3
を外側外筒2の内面に加硫接着することにより固定し、
その防振材3の内面に補強金具7を加硫接着し、その面
を内側外筒1の外面に圧入固定したものである。この場
合は、前記の第1実施例と比べ、防振材3を加硫接着に
より固定する面、補強金具7を加硫接着する面、圧入固
定する面がそれぞれ内外逆になっている。第7図に示す
第5実施例及び第8図に示す第6実施例も、前記の第2,
第3実施例のものを同様の関係で内外逆にしたものであ
る。
また第9図に示す第7実施例は、防振部材3の内外両面
に補強金具7、7を加硫接着し、これを内側外筒1と外
側外筒2の間に圧入固定したものである。
以上のいずれの実施例においても、内側外筒1と外側外
筒2の間に伝達トルクが作用して前述の接線方向の分力
が作用しても、防振材は加硫接着又は圧入固定され、そ
の圧入固定面においては補強金具7がそれぞれ自身の剛
性により内側外筒1又は外側外筒2と凹凸嵌合している
ため、相対変位を生じることがない。また、圧入固定に
より補強金具7を介して防振材3に圧縮力が作用する。
〔考案の効果〕
この考案は、上述のように防振材の相対変位を防止する
ことができるので、防振材表面のよじれやすべりがな
く、また防振材内部が圧縮状態に保たれるため、耐久性
を向上させることができる。
また、補強金具を用いるため防振材を直接圧入する場合
に比べて圧入作業が容易になり、また内側外筒の抜け耐
力も大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例の縦断正面図、第2図は同上の縦断
側面図、第3図は第2実施例の縦断側面図、第4図は第
3実施例の縦断側面図、第5図は第4実施例の縦断正面
図、第6図は同上の縦断側面図、第7図〜第9図はそれ
ぞれ第5、第6及び第7実施例の縦断側面図、第10図は
従来例の使用状態の縦断正面図、第11図は同上の縦断側
面図である。 1……内側外筒、2……外側外筒、3……防振部材、4
……溝、5……突部、6……負荷面、7……補強金具。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内側外筒と外側外筒の間に防振材を介在し
    てなる防振型ジョイントの外筒において、防振材の内面
    又は外面のいずれか一方の面を対向する内側外筒又は外
    側外筒のいずれかに固定し、防振材の他方の面に補強金
    具を加硫接着し、その補強金具側の面を前記以外の内側
    外筒又は外側外筒のいずれか一方に圧入固定したことを
    特徴とする防振型ジョイントの外筒。
  2. 【請求項2】防振材の内面又は外面のいずれか一方の面
    を対向する内側外筒又は外側外筒のいずれかに固定する
    手段として、防振材を加硫接着する構成を採用したこと
    を特徴とする請求項1記載の防振型ジョイントの外筒。
  3. 【請求項3】防振材の内面又は外面のいずれか一方の面
    を対向する内側外筒又は外側外筒のいずれかに固定する
    手段として、防振材の面に補強金具を加硫接着し、その
    補強金具側の面を圧入固定する構成を採用したことを特
    徴とする請求項1記載の防振型ジョイントの外筒。
JP1724489U 1989-02-16 1989-02-16 防振型ジョイントの外筒 Expired - Lifetime JPH0649938Y2 (ja)

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JPH02109019U JPH02109019U (ja) 1990-08-30
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