JPH0654927U - クラッチレリーズ装置 - Google Patents
クラッチレリーズ装置Info
- Publication number
- JPH0654927U JPH0654927U JP9393992U JP9393992U JPH0654927U JP H0654927 U JPH0654927 U JP H0654927U JP 9393992 U JP9393992 U JP 9393992U JP 9393992 U JP9393992 U JP 9393992U JP H0654927 U JPH0654927 U JP H0654927U
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- clutch
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- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 点検、修理の際におけるパイプ結合部の切り
離し作業を不要にして、点検、修理後における空気抜き
作業を省略し得るクラッチレリーズ装置を提供する。 【構成】 シリンダ18の一端をトランスミッションケ
ース6の一端部に着脱自在に嵌合し、且つシリンダ18
の他端をクラッチディスク9のハブ10にころがり軸受
37を介して支持することにより、クラッチレリーズ装
置15全体をエンジン側に固定し、シリンダ18に一端
を結合した作動流体流通パイプ41の他端側を、トラン
スミッションケース6のカバー45にその突出端側から
基端側に向かって軸方向に沿って設けたスリット46内
を挿脱自在に挿通させてカバー45の外方に延出させ
た。
離し作業を不要にして、点検、修理後における空気抜き
作業を省略し得るクラッチレリーズ装置を提供する。 【構成】 シリンダ18の一端をトランスミッションケ
ース6の一端部に着脱自在に嵌合し、且つシリンダ18
の他端をクラッチディスク9のハブ10にころがり軸受
37を介して支持することにより、クラッチレリーズ装
置15全体をエンジン側に固定し、シリンダ18に一端
を結合した作動流体流通パイプ41の他端側を、トラン
スミッションケース6のカバー45にその突出端側から
基端側に向かって軸方向に沿って設けたスリット46内
を挿脱自在に挿通させてカバー45の外方に延出させ
た。
Description
【0001】
本考案は車両等に搭載されるエンジンとトランスミッションとの間に配設され 、エンジンからの動力をトランスミッションに伝達したり、切断したりするクラ ッチを断続制御する流体圧作動式のクラッチレリーズ装置に関する。
【0002】
従来、上述したような流体圧作動式のクラッチレリーズ装置は、例えば実開昭 48−49441号公報及び実公昭57−30506号公報等に開示されている 如く公知である。
【0003】 これらのクラッチレリーズ装置は、シリンダと、該シリンダのピストン室内に 摺動自在に嵌装されたピストンと、該ピストンと一体に移動するレリーズベアリ ングとを備え、前記ピストンを流体圧にて作動させることにより、前記レリーズ ベアリングを介してクラッチを断続制御するものであり、上述した従来のクラッ チレリーズ装置のいずれのものも、トランスミッションに固定されている。
【0004】
ところで、クラッチレリーズ装置を点検、修理する際に、トランスミッション をエンジン(車体)から取り外す必要がある。この場合、上述したように従来の 流体圧作動式のクラッチレリーズ装置はトランスミッションに固定されているた め、トランスミッションと共にクラッチレリーズ装置も車体から取り外すことに なる。
【0005】 しかし、クラッチレリーズ装置のピストンを作動させる流体が流れるパイプは 車体に固定されたままである。このパイプはクラッチペダルと係合しているマス タシリンダに接続されており、このマスタシリンダとトランスミッションとは互 いに遠く離間した位置にあるため、前記パイプ全体をトランスミッションと共に 車体から取り外すことが困難である。従って、クラッチレリーズ装置とパイプと の結合部を切り離す必要がある。
【0006】 このようにクラッチレリーズ装置とパイプとの結合部を切り離すと、その切り 離した結合部からパイプ内、即ち作動流体内に空気が入り込む。この入り込んだ 空気を作動流体から抜かないと、クラッチの切れが悪くなる。
【0007】 このため、クラッチレリーズ装置の点検、修理後、クラッチレリーズ装置とパ イプとの結合部を結合した後に、作動流体中に混入している空気を抜く作業が必 要となる。この空気抜き作業は長時間を要するものであり、前記点検、修理の作 業コストを大幅にアップさせるという問題点がある。
【0008】 本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、点検、 修理の際におけるパイプ結合部の切り離し作業を不要にして、点検、修理後にお ける空気抜き作業を省略し得るクラッチレリーズ装置を提供することにある。
【0009】
前記目的を達成するため本考案は、エンジンとトランスミッションとの間に配 設され、且つシリンダと、該シリンダのピストン室内に摺動自在に嵌装されたピ ストンと、該ピストンと一体に移動するレリーズベアリングとを備え、前記ピス トンを流体圧にて作動させることにより、前記レリーズベアリングを介してクラ ッチを断続制御するクラッチレリーズ装置において、前記シリンダの一端をトラ ンスミッションケースの一端部に着脱自在に嵌合し、且つ前記シリンダの他端を クラッチディスクのハブに軸受を介して支持することにより、エンジン側に固定 し、前記シリンダに一端を結合した作動流体流通パイプの他端側を、前記トラン スミッションケースの一端外周に突設されたカバーの突出端側から基端側に向か って軸方向に沿って設けたスリット内を挿脱自在に挿通させて該カバーの外方に 延出させたことを特徴とするものである。
【0010】
シリンダの一端をトランスミッションケースの一端部に着脱自在に嵌合し、且 つ前記シリンダの他端をクラッチディスクの中央部のハブに軸受を介して支持す ることにより、クラッチレリーズ装置全体がエンジン側に固定される。また前記 シリンダに一端を結合した作動流体流通パイプの他端側を前記トランスミッショ ンケースの一端外周に突設されたカバーの突出端側から基端側に向かって軸方向 に沿って設けたスリット内を挿脱自在に挿通させて該カバーの外方に延出される 。このため、該クラッチレリーズ装置とホースとの結合部を切り離す必要がない 。
【0011】
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。
【0012】 (第1実施例) 図1は本考案の第1実施例に係るクラッチレリーズ装置を備えたクラッチの縦 断面図であり、同図中、1は図示しないエンジンの駆動により回転するクランク 軸で、その一端部にはフライホイール2がボルト3により固定されている。クラ ンク軸1の一端面はクラッチ軸4の一端面と対向している。このクラッチ軸4は トランスミッション5の入力軸であって、トランスミッション5のケース(トラ ンスミッションケース)6の一端面の中央孔内にころがり軸受7を介して回転自 在に支持されている。
【0013】 クランク軸1とクラッチ軸4とは、クラッチ8により連結または遮断される。 このクラッチ8はクラッチディスク9を有している。このクラッチディスク9は 、その中央部のハブ10がクラッチ軸4の一端外周面のスプライン11に嵌合さ れ且つ外周部の接離部12がフライホイール2の一端面に接離する。クラッチデ ィスク9は、圧力板13によりフライホイール2に押圧される。
【0014】 圧力板13はダイアフラムスプリング14の外周部に取り付けられている。圧 力板13はダイアフラムスプリング14の付勢力によりクラッチディスク9を押 圧しない方向(図1中、右方向)に付勢されている。
【0015】 ダイアフラムスプリング14の中央部は、図2に示す如く本考案のクラッチレ リーズ装置15のレリーズベアリング16のインナレース17の一端面に当接し ている。
【0016】 本考案のクラッチレリーズ装置15は前記エンジン側に固定されているもので 、図2及び図3に示す如くシリンダ18を有している。シリンダ18は、内筒1 9、外筒20及びスライド筒21からなる。内筒19は、一端面外周部にフラン ジ22を有し、このフランジ22の一端面には同心円状の嵌合突部23が突設さ れている。外筒20は図2〜図4に示す如く一端面外周部に環状突部24を有し 、この環状突部24の一端面内周部に環状凹部25が設けられている。また環状 突部24の他端面内周部に環状溝よりなるバネ座26が突設されている。更に環 状突部24の外周面一部には突出壁部27が突設されている。スライド筒21は 、一端部に外周側に向かって突出するフランジ28を、他端部に内周側に向かっ て突出するフランジ29をそれぞれ有している。
【0017】 内筒19のフランジ22は外筒20の環状突部24の環状凹部25内にOリン グ30を介して嵌合固定されている。そして、内筒19の外周面と外筒20の内 周面との間がピストン室31となっており、このピストン室31の内部にピスト ン32が軸線方向に摺動自在に嵌装されている。このピストン32の一端側内外 周面にはOリング33,34がそれぞれ装着されている。
【0018】 スライド筒21は外筒19の外周部に摺動自在に嵌合され、他端部のフランジ 29がピストン32の他端側外周部に止めリング35によって固定されている。 スライド筒21の外周部にレリーズベアリング16がベアリングケース36を介 して装着されている。レリーズベアリング16のアウタレース17aの一端とベ アリングケース36の一端との間にスペーサリング36aが介装されている。
【0019】 シリンダ18の内筒19の他端は、クラッチディスク9のハブ10の一端外周 にころがり軸受37を介して嵌合支持されている。また内筒19の嵌合突部23 は、図5に示す如くトランスミッションケース6の一端面に設けられた環状の嵌 合凹部38の内部に着脱自在に径嵌合されている。
【0020】 外筒20の突出壁部27には、ピストン室31内に連通する作動流体流通孔3 9及び空気抜き孔40がそれぞれ設けられている。作動流体流通孔39と空気抜 き孔40には、作動流体流通パイプ41と空気抜きホース42の一端が接続金具 43,44を介してそれぞれ接続されている。このパイプ41とホース42の他 端側は、トランスミッションケース6の一端外周に突設されたカバー45に、そ の突出端側から基端側に向かって軸方向に沿って設けたスリット46内を挿脱自 在に挿通させてカバー45の外方に延出されている。
【0021】 作動流体流通パイプ41の他端は、車体に取り付けられたクラッチマスタシリ ンダ(図示省略)に接続されている。また空気抜きホース42の他端はバルブ( 図示省略)を介して大気に開放される。
【0022】 なお、図1中、47はフライホイール2と圧力板13とに結合されたクラッチ カバーで、該クラッチカバー47にはダイアフラムスプリング14が係合されて いる。また48はダンパバネ、49はスライド筒21の一端部のフランジ28と 外筒20のバネ座26との間に介装した予圧バネである。またトランスミッショ ンケース6のカバー45の突出端部は、図示しないエンジンの一端部に接続され る。
【0023】 本考案のクラッチレリーズ装置15によるクラッチ8の断続制御動作は従来と 同一であるから、その説明を省略する。
【0024】 クラッチレリーズ装置15を点検、修理するに際して、図1の実線で示す状態 にあるトランスミッション5をエンジンから取り外して、このトランスミッショ ン5を図1中、右方に移動させると、クラッチ軸4のスプライン11が、クラッ チディスク9のハブ10から抜け外れると共に、トランスミッションケース6の 嵌合凹部38からシリンダ18の内筒19の嵌合突部23が抜け外れ、且つパイ プ41とホース42が、カバー45のスリット46から抜け外れて、図1中、2 点鎖線で示す如くトランスミッション5が取り外せる。
【0025】 従って、パイプ41とホース42の一端と、シリンダ18との結合部を切り離 す必要がないので、作動流体内に空気が混入せず、クラッチレリーズ装置15の 点検、修理後における空気抜き作業を行なう必要がない。
【0026】 (第2実施例) 上述した第1実施例の場合は、乗用車用であって、伝達トルクが比較的小さい ために、内筒19の嵌合突部23をトランスミッションケース6の嵌合凹部38 内に只単に径嵌合させても不都合はない。
【0027】 しかし、トラック用の場合は、伝達トルクが大きいために、図6に示す如く内 筒19の嵌合突部23の周側面一部に平坦面よりなる切欠部(回転止め手段)5 0を設け、これに対応して図7に示す如くトランスミッションケース6の嵌合凹 部38の内周面一部に平坦面よりなる切欠部(回転止め手段)51を設けること により、シリンダ18をトランスミッションケース6に対して回転止めする必要 がある。
【0028】 なお、図6及び図7におけるその他の構成は、上述した第1実施例と同一であ るから、図面に同一符号を付して、その説明を省略する。
【0029】
以上の如く本考案のクラッチレリーズ装置によれば、該装置全体をエンジン側 に固定し、シリンダに一端を結合した作動流体流通パイプの他端側を、トランス ミッションケースのカバーに設けたスリット内を挿脱自在に挿通させて該カバー の外方に延出させたので、装置の点検、修理の際にシリンダとパイプとの結合部 を切り離すことなくトランスミッションをエンジンから取り外すことができる。 従って、作動流体内に空気が混入しないので、前記点検、修理後において空気 抜き作業を行なう必要がなく、該点検、修理の作業コストを低減し得る。
【図1】本考案の第1実施例に係るクラッチレリーズ装
置を備えたクラッチの縦断面図である。
置を備えたクラッチの縦断面図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】同分解斜視図である。
【図4】図2の矢印A方向から見たシリンダの端面図で
ある。
ある。
【図5】トランスミッションケースの要部拡大斜視図で
ある。
ある。
【図6】本考案の第2実施例に係るクラッチレリーズ装
置におけるシリンダの図4と同状図である。
置におけるシリンダの図4と同状図である。
【図7】同トランスミッションケースの図5と同状図で
ある。
ある。
5 トランスミッション 6 トランスミッションケース 8 クラッチ 9 クラッチディスク 10 ハブ 15 クラッチレリーズ装置 16 レリーズベアリング 18 シリンダ 23 嵌合突部 31 ピストン室 32 ピストン 37 ころがり軸受 38 嵌合凹部 41 作動流体流通パイプ 45 カバー 46 スリット 50 切欠部(回転止め手段) 51 切欠部(回転止め手段)
Claims (1)
- 【請求項1】 エンジンとトランスミッションとの間に
配設され、且つシリンダと、該シリンダのピストン室内
に摺動自在に嵌装されたピストンと、該ピストンと一体
に移動するレリーズベアリングとを備え、前記ピストン
を流体圧にて作動させることにより、前記レリーズベア
リングを介してクラッチを断続制御するクラッチレリー
ズ装置において、前記シリンダの一端をトランスミッシ
ョンケースの一端部に着脱自在に嵌合し、且つ前記シリ
ンダの他端をクラッチディスクのハブに軸受を介して支
持することにより、エンジン側に固定し、前記シリンダ
に一端を結合した作動流体流通パイプの他端側を、前記
トランスミッションケースの一端外周に突設されたカバ
ーの突出端側から基端側に向かって軸方向に沿って設け
たスリット内を挿脱自在に挿通させて該カバーの外方に
延出させたことを特徴とするクラッチレリーズ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9393992U JP2581460Y2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | クラッチシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9393992U JP2581460Y2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | クラッチシステム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0654927U true JPH0654927U (ja) | 1994-07-26 |
| JP2581460Y2 JP2581460Y2 (ja) | 1998-09-21 |
Family
ID=14096407
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9393992U Expired - Lifetime JP2581460Y2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | クラッチシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2581460Y2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009092242A (ja) * | 2007-10-09 | 2009-04-30 | Dr Ing Hcf Porsche Ag | クラッチ用の中央クラッチオペレータ |
| JP2010084903A (ja) * | 2008-10-01 | 2010-04-15 | Jtekt Corp | クラッチレリーズ軸受装置 |
| JP2010084902A (ja) * | 2008-10-01 | 2010-04-15 | Jtekt Corp | クラッチレリーズ軸受装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5684105B2 (ja) * | 2011-12-28 | 2015-03-11 | 株式会社日立ビルシステム | ロープテンション調整装置及びロープテンション調整システム |
-
1992
- 1992-12-28 JP JP9393992U patent/JP2581460Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009092242A (ja) * | 2007-10-09 | 2009-04-30 | Dr Ing Hcf Porsche Ag | クラッチ用の中央クラッチオペレータ |
| JP2010084903A (ja) * | 2008-10-01 | 2010-04-15 | Jtekt Corp | クラッチレリーズ軸受装置 |
| JP2010084902A (ja) * | 2008-10-01 | 2010-04-15 | Jtekt Corp | クラッチレリーズ軸受装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2581460Y2 (ja) | 1998-09-21 |
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