JPH0655470B2 - 積層遮音板 - Google Patents
積層遮音板Info
- Publication number
- JPH0655470B2 JPH0655470B2 JP2239114A JP23911490A JPH0655470B2 JP H0655470 B2 JPH0655470 B2 JP H0655470B2 JP 2239114 A JP2239114 A JP 2239114A JP 23911490 A JP23911490 A JP 23911490A JP H0655470 B2 JPH0655470 B2 JP H0655470B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sound insulation
- laminated
- molecular weight
- weight
- adhesive
- Prior art date
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- Building Environments (AREA)
- Floor Finish (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、建築物の壁、床、天井、ドアー等に用いる遮
音板、詳しくは、軽量、安価かつ遮音性の高い積層遮音
板に関するものである。
音板、詳しくは、軽量、安価かつ遮音性の高い積層遮音
板に関するものである。
交通機関の発達や都市化の進展に伴う住居の過密化によ
って騒音は近年増大する一方であり、その防止対策は重
要な問題となっている。
って騒音は近年増大する一方であり、その防止対策は重
要な問題となっている。
騒音の原因には、自動車、列車、航空機などの交通騒音
のほかに、工場、学校、公園、球技場などの近隣施設、
近隣住宅から発生する外部的なものと、同一住宅内で発
生する内部的なものとがあり、テレビ、ステレオ、ピア
ノ等の音楽騒音もまた住宅地域内では深刻な問題となっ
ている。
のほかに、工場、学校、公園、球技場などの近隣施設、
近隣住宅から発生する外部的なものと、同一住宅内で発
生する内部的なものとがあり、テレビ、ステレオ、ピア
ノ等の音楽騒音もまた住宅地域内では深刻な問題となっ
ている。
これらの騒音に対する遮音効果の高い建築用ボードとし
て、従来より、石膏ボード、合板などに酢酸ビニル樹
脂、尿素樹脂、水性ビニルウレタン樹脂等を接着層とし
て積層した積層遮音板や、塩化ビニル樹脂等に鉛や鉄等
の重金属粉末を混練した遮音シートや、或いは鉛シート
等の遮音機能の高いシートを介在させた複合遮音板が提
案されている。
て、従来より、石膏ボード、合板などに酢酸ビニル樹
脂、尿素樹脂、水性ビニルウレタン樹脂等を接着層とし
て積層した積層遮音板や、塩化ビニル樹脂等に鉛や鉄等
の重金属粉末を混練した遮音シートや、或いは鉛シート
等の遮音機能の高いシートを介在させた複合遮音板が提
案されている。
しかしながら、このような従来より公知の積層遮音板、
あるいは複合遮音板には以下のような問題を有すること
が指摘されている。即ち (1)積層遮音板の場合には、その製造が容易で、安価な
建築資材としての提供を行うことはできるが、その構成
に使用されている接着層自体は遮音性の向上に寄与する
ことがなく、しかも、ボードの剛性のために、ある周波
数よりも高い周波数帯域では屈曲波と平面波に起因する
一種の共鳴現象によって遮音性能(音響透過損失)が質
量則よりかなり低下してしまう。
あるいは複合遮音板には以下のような問題を有すること
が指摘されている。即ち (1)積層遮音板の場合には、その製造が容易で、安価な
建築資材としての提供を行うことはできるが、その構成
に使用されている接着層自体は遮音性の向上に寄与する
ことがなく、しかも、ボードの剛性のために、ある周波
数よりも高い周波数帯域では屈曲波と平面波に起因する
一種の共鳴現象によって遮音性能(音響透過損失)が質
量則よりかなり低下してしまう。
(2)複合遮音板の場合には、遮音性能の面では満足でき
るものが得られるが、遮音機能の高いシートを用いると
重量的に重く、また高価であり、更に、複合遮音板を製
造する場合には石膏ボード・合板等の内面側に接着剤を
塗布するばかりでなく遮音機能の高いシートの両面にも
接着剤を塗布しなければならないために、製造時におけ
る張り合わせ工数が多く、その結果、得られた複合遮音
板は重量的に重く、また高価なものとなっている。
るものが得られるが、遮音機能の高いシートを用いると
重量的に重く、また高価であり、更に、複合遮音板を製
造する場合には石膏ボード・合板等の内面側に接着剤を
塗布するばかりでなく遮音機能の高いシートの両面にも
接着剤を塗布しなければならないために、製造時におけ
る張り合わせ工数が多く、その結果、得られた複合遮音
板は重量的に重く、また高価なものとなっている。
という欠点がそれである。
一方、ウレタン樹脂で超軟質エラストマー組成物を得る
方法として、高分子量ポリエーテルポリオールに化学当
量以下の有機ポリイソシアネートを配合し、これらを熱
硬化させる方法は公知であり、また、これらの組成から
なるエラストマー組成物を衝撃吸収材や防振材等に使用
することも公知であるが、常温で硬化し、建築用ボード
を積層するのに足る接着力を有し、かつ、遮音性能上有
益な超軟質エラストマー組成物は現在までのところ提案
されていない。
方法として、高分子量ポリエーテルポリオールに化学当
量以下の有機ポリイソシアネートを配合し、これらを熱
硬化させる方法は公知であり、また、これらの組成から
なるエラストマー組成物を衝撃吸収材や防振材等に使用
することも公知であるが、常温で硬化し、建築用ボード
を積層するのに足る接着力を有し、かつ、遮音性能上有
益な超軟質エラストマー組成物は現在までのところ提案
されていない。
本発明者等は、上述の問題に鑑み、これに対応しようと
するものであり、製造が容易であり、得られた製品が軽
量かつ、安価であることは勿論のこと遮音性能が極めて
高い積層遮音板を提供することを目的としている。
するものであり、製造が容易であり、得られた製品が軽
量かつ、安価であることは勿論のこと遮音性能が極めて
高い積層遮音板を提供することを目的としている。
本発明は、積層をしようとする2枚以上の板状素材の間
に、高分子量ポリオールと有機ポリイソシアネートから
得られる、末端にイソシアネート基を有するプレポリマ
ーに、比較的低分子量のカプロラクトン系ポリオールを
架橋剤として配合する常温硬化型超軟質エラストマー組
成物を接着層として介在させ、前記板状素材を一体化さ
せて得る積層遮音板を発明の要点としている。
に、高分子量ポリオールと有機ポリイソシアネートから
得られる、末端にイソシアネート基を有するプレポリマ
ーに、比較的低分子量のカプロラクトン系ポリオールを
架橋剤として配合する常温硬化型超軟質エラストマー組
成物を接着層として介在させ、前記板状素材を一体化さ
せて得る積層遮音板を発明の要点としている。
本発明にかかる積層遮音板は、石膏ボード、合板、ハー
ドボード、パーチクルボード等の一般に市販されている
建築用ボードに、高分子量ポリオールと有機ポリイソシ
アネートから得られる末端にイソシアネート基を有する
プレポリマーに、比較的低分子量のカプロラクトン系ポ
リオールを架橋剤として配合する常温硬化型超軟質エラ
ストマー組成物を接着層として介在させて一体化するこ
とによって得るものであり、このように構成することに
よって音響透過損失におけるコインシデンス効果を緩和
すると共に、コインシデンス効果の起こる周波数(限界
周波数)を高域側に移行させ、その結果として、製造が
容易で、軽量、安価、かつ従来の遮音機能の高いシート
を介在させた複合遮音板と同等か、或いはそれ以上の高
い遮音性能を有する積層遮音板を得ることができるもの
である。
ドボード、パーチクルボード等の一般に市販されている
建築用ボードに、高分子量ポリオールと有機ポリイソシ
アネートから得られる末端にイソシアネート基を有する
プレポリマーに、比較的低分子量のカプロラクトン系ポ
リオールを架橋剤として配合する常温硬化型超軟質エラ
ストマー組成物を接着層として介在させて一体化するこ
とによって得るものであり、このように構成することに
よって音響透過損失におけるコインシデンス効果を緩和
すると共に、コインシデンス効果の起こる周波数(限界
周波数)を高域側に移行させ、その結果として、製造が
容易で、軽量、安価、かつ従来の遮音機能の高いシート
を介在させた複合遮音板と同等か、或いはそれ以上の高
い遮音性能を有する積層遮音板を得ることができるもの
である。
本発明に用いる高分子量ポリオールは、1分子中に水酸
基を2〜3個有する平均分子量2000〜8000のポリオール
で、例えばエチレングリコール、プロピレングリコー
ル、グリセリン、トリメチロールプロパン、ヘキサント
リオール等の多価アルコール類にエチレンオキサイド、
プロピレンオキサイド、プチレンオキサイド等の1種ま
たは2種以上を付加させたポリエーテルポリオール、ア
ジピン酸、コハク酸、マレイン酸、フタル酸等とエチレ
ングリコール、プロピレングリコール等の縮合から得ら
れるポリエステルポリオール及びカプロラクトンを開環
重合させたポリエステルポリオール、ヒマシ油、脱水ヒ
マシ油等のポリエステルポリオール、また水酸基末端ポ
リブタジエンポリオールも使用することができる。
基を2〜3個有する平均分子量2000〜8000のポリオール
で、例えばエチレングリコール、プロピレングリコー
ル、グリセリン、トリメチロールプロパン、ヘキサント
リオール等の多価アルコール類にエチレンオキサイド、
プロピレンオキサイド、プチレンオキサイド等の1種ま
たは2種以上を付加させたポリエーテルポリオール、ア
ジピン酸、コハク酸、マレイン酸、フタル酸等とエチレ
ングリコール、プロピレングリコール等の縮合から得ら
れるポリエステルポリオール及びカプロラクトンを開環
重合させたポリエステルポリオール、ヒマシ油、脱水ヒ
マシ油等のポリエステルポリオール、また水酸基末端ポ
リブタジエンポリオールも使用することができる。
また、本発明に用いる有機ポリイソシアネートは1分子
中に2個以上のイソシアネート基を有する化合物であっ
て、代表的なものとしては例えばトリレンジイソシアネ
ート(TDI)、ジフェニルメタンジイソシアネート
(MDI)、液状変形ジフェニルメタンジイソシアネー
ト等が挙げられるが、これらに限定される必要はなく、
これらの単独または2種以上のものであってもよい。
中に2個以上のイソシアネート基を有する化合物であっ
て、代表的なものとしては例えばトリレンジイソシアネ
ート(TDI)、ジフェニルメタンジイソシアネート
(MDI)、液状変形ジフェニルメタンジイソシアネー
ト等が挙げられるが、これらに限定される必要はなく、
これらの単独または2種以上のものであってもよい。
本発明に用いる、末端にイソシアネート基を有するプレ
ポリマーは、前記した高分子量ポリオールと有機ポリイ
ソシアネートを公知の方法で反応せしめ、末端にイソシ
アネート基を5〜20重量%、好ましくは7〜15重量
%を有するものが良い。
ポリマーは、前記した高分子量ポリオールと有機ポリイ
ソシアネートを公知の方法で反応せしめ、末端にイソシ
アネート基を5〜20重量%、好ましくは7〜15重量
%を有するものが良い。
なお、遊離イソシアネート基の含有量が20重量%を超
えると得られるエラストマー組成物が硬くなって遮音性
能上好ましくなく、また、遊離イソシアネート基の含有
量が5重量%未満の場合にはプレポリマーの粘度が高く
なり、取扱上の支障をきたす。
えると得られるエラストマー組成物が硬くなって遮音性
能上好ましくなく、また、遊離イソシアネート基の含有
量が5重量%未満の場合にはプレポリマーの粘度が高く
なり、取扱上の支障をきたす。
また、本発明に用いる架橋剤としては、エチレングリコ
ール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、グ
リセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリト
ール等の多価アルコールあるいはそれらにエチレンオキ
サイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド、
テトラヒドロフラン等のアルキレンオキサイドの1種ま
たは2種以上を付加重合させた末端に水酸基を有するポ
リエーテルポリオールとカプロラクトンとの反応生成物
であるカプロラクトン系ポリエステルポリオールであ
り、平均分子量は300〜1200、好ましくは500〜1000であ
る。
ール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、グ
リセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリト
ール等の多価アルコールあるいはそれらにエチレンオキ
サイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド、
テトラヒドロフラン等のアルキレンオキサイドの1種ま
たは2種以上を付加重合させた末端に水酸基を有するポ
リエーテルポリオールとカプロラクトンとの反応生成物
であるカプロラクトン系ポリエステルポリオールであ
り、平均分子量は300〜1200、好ましくは500〜1000であ
る。
なお、平均分子量が1200を超えると常温では反応活性が
低くなり、架橋剤としては好ましくない。
低くなり、架橋剤としては好ましくない。
また、平均分子量が300未満ではエラストマー組成物が
硬くなり、遮音性能上好ましくない。
硬くなり、遮音性能上好ましくない。
同じ分子量、同じ官能基数のポリオキシアルキレンポリ
オールを架橋剤として用いた場合には、常温硬化は不可
能であり、熱硬化により初めて充分なエラストマー組成
物が得られるに過ぎず、本発明のようなカプロラクトン
系ポリオールを用いて初めて常温硬化型の遮音性能上有
益な超軟質エラストマー組成物を得られることになる。
オールを架橋剤として用いた場合には、常温硬化は不可
能であり、熱硬化により初めて充分なエラストマー組成
物が得られるに過ぎず、本発明のようなカプロラクトン
系ポリオールを用いて初めて常温硬化型の遮音性能上有
益な超軟質エラストマー組成物を得られることになる。
上記する架橋剤と末端にイソシアネート基を有するプレ
ポリマーとの配合割合には特に制限はないが、通常は架
橋剤の水酸基(OH)に対するプレポリマーのイソシア
ネート基(NCO)のモル比、即ちNCO/OHが0.8
〜1.5、好ましくは0.9〜1.3である。
ポリマーとの配合割合には特に制限はないが、通常は架
橋剤の水酸基(OH)に対するプレポリマーのイソシア
ネート基(NCO)のモル比、即ちNCO/OHが0.8
〜1.5、好ましくは0.9〜1.3である。
これらのモル比は上記する範囲以外では得られた組成物
が硬化しにくくなるので好ましくない。
が硬化しにくくなるので好ましくない。
ウレタン化触媒は、通常のウレタン化反応に用いられる
もの、即ち、第三級アミン化合物、有機金属化合物が用
いられ、例えば、トリエチレンジアミン、ジアザ−ビシ
クロウンデセン、N−メチルモルフォリン、NN−ジメ
チルエタノールアミン、オクチル酸錫、ラウリル酸錫等
が挙げられ、その使用量は希望する反応速度に応じて広
範囲に変化させることができる。
もの、即ち、第三級アミン化合物、有機金属化合物が用
いられ、例えば、トリエチレンジアミン、ジアザ−ビシ
クロウンデセン、N−メチルモルフォリン、NN−ジメ
チルエタノールアミン、オクチル酸錫、ラウリル酸錫等
が挙げられ、その使用量は希望する反応速度に応じて広
範囲に変化させることができる。
なお、必要に応じて無機充填剤を使用することができる
が、これらの無機充填剤としては、フュームシリカ、沈
降性シリカ、無水ケイ酸、カーボンブラックのような補
強性充填剤、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ケイ
ソウ土、クレー、焼成クレー、タルク、酸化チタン、ベ
ントナイト、有機ベントナイト、酸化第二鉄及びシラス
バルーンのような充填剤、ガラス繊維及びフィラメント
のような繊維状充填剤が挙げられる。
が、これらの無機充填剤としては、フュームシリカ、沈
降性シリカ、無水ケイ酸、カーボンブラックのような補
強性充填剤、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ケイ
ソウ土、クレー、焼成クレー、タルク、酸化チタン、ベ
ントナイト、有機ベントナイト、酸化第二鉄及びシラス
バルーンのような充填剤、ガラス繊維及びフィラメント
のような繊維状充填剤が挙げられる。
また、本発明は必要に応じて希釈剤を使用することがで
きる。
きる。
使用する希釈剤としては、通常の希釈剤、例えばジオク
チルフタレート、ジブチルフタレートのようなフタル酸
エステル類、アジピン酸ジオクチル、コハク酸イソデシ
ル、セバチン酸ジブチルのような脂肪族第二塩基性エス
テル類、ジエチルグリコールベンゾエート、ペンタエリ
ストールエステルのような脂肪酸エステル類、リン酸ト
リクレジル、リン酸トリオクチルのようなリン酸エステ
ル類、塩化パラフィン等が挙げられる。
チルフタレート、ジブチルフタレートのようなフタル酸
エステル類、アジピン酸ジオクチル、コハク酸イソデシ
ル、セバチン酸ジブチルのような脂肪族第二塩基性エス
テル類、ジエチルグリコールベンゾエート、ペンタエリ
ストールエステルのような脂肪酸エステル類、リン酸ト
リクレジル、リン酸トリオクチルのようなリン酸エステ
ル類、塩化パラフィン等が挙げられる。
また、その他の添加剤として必要に応じて消泡剤、紫外
線吸収剤、酸化防止剤、顔料等を使用することができ
る。
線吸収剤、酸化防止剤、顔料等を使用することができ
る。
以下に本発明の幾つかの実施例を図面を参照して説明
し、併せて比較例との対比を行う。
し、併せて比較例との対比を行う。
なお、以下の実施例及び比較例に示す積層遮音板の試料
の諸元はいずれも以下の通りである。
の諸元はいずれも以下の通りである。
試料の面積 890mm×1800mm 接着剤の塗布量 400g/m2 加圧時間 4Hr プレスゲージ圧 3kg/cm2 実施例1 第1図は本発明にかかる第1の実施例を示すものであ
り、総括的にAで示す積層遮音板は、板厚9mmの二枚の
石膏ボード1,1の間に、平均分子量5000のポリオキシ
プロピレントリオール66.7重量部、4,4−ジフェニル
メタンジイソシアネート33.3重量部を80℃で3時間反応
せしめて得られた遊離イシソアネート基含有量9.2重量
%、粘度3500CPS(25℃)のプレポリマー100重量部
に平均分子量800のカプロラクトン系ポリオール100重量
部及びラウリル酸錫0.01重量部を配合した本発明に係る
常温硬化型超軟質エラストマー組成物からなる接着剤2
を塗布したのち、積層した石膏ボード1,1を加圧接着
させて製品としたものである。
り、総括的にAで示す積層遮音板は、板厚9mmの二枚の
石膏ボード1,1の間に、平均分子量5000のポリオキシ
プロピレントリオール66.7重量部、4,4−ジフェニル
メタンジイソシアネート33.3重量部を80℃で3時間反応
せしめて得られた遊離イシソアネート基含有量9.2重量
%、粘度3500CPS(25℃)のプレポリマー100重量部
に平均分子量800のカプロラクトン系ポリオール100重量
部及びラウリル酸錫0.01重量部を配合した本発明に係る
常温硬化型超軟質エラストマー組成物からなる接着剤2
を塗布したのち、積層した石膏ボード1,1を加圧接着
させて製品としたものである。
比較例1 第2図は第1の実施例と比較するために形成したもので
あり、総括的にBで示す積層遮音板は、第1の実施例と
同様の仕様からなる板厚9mmの二枚の石膏ボード1′,
1′の間に水性ビニルウレタンからなる接着剤3(商品
名;KR−137光洋産業(株)製)を塗布したのち、積
層した石膏ボード1′,1′を加圧接着して製品として
いる。
あり、総括的にBで示す積層遮音板は、第1の実施例と
同様の仕様からなる板厚9mmの二枚の石膏ボード1′,
1′の間に水性ビニルウレタンからなる接着剤3(商品
名;KR−137光洋産業(株)製)を塗布したのち、積
層した石膏ボード1′,1′を加圧接着して製品として
いる。
実施例1の積層遮音板Aと比較例1の積層遮音板Bのそ
れぞれについて遮音性能を測定した結果は第7図に示す
とおりであり、実施例1の積層遮音板Aの方が優れた遮
音性能を示した。
れぞれについて遮音性能を測定した結果は第7図に示す
とおりであり、実施例1の積層遮音板Aの方が優れた遮
音性能を示した。
この測定結果は、本発明がコインシデンスによる音響透
過損失の低下防止に著しく寄与していることを示すもの
である。
過損失の低下防止に著しく寄与していることを示すもの
である。
実施例2 第3図は本発明にかかる第2の実施例を示すものであ
り、総括的にAで示す積層遮音板は、板厚4mmの二枚の
ラワン合板11,11と板厚5mmのハードボード12との間
に、平均分子量5000のポリオキシプロピレントリオール
66.7重量部、4,4−ジフェニルメタンジイソシアネー
ト33.3重量部を80℃で3時間反応せしめて得られた遊離
イソシアネート基含有量9.2重量%、粘度3500CPS(2
5℃)のプレポリマー100重量部に平均分子量800のカプ
ロラクトン系ポリオール100重量部及びラウリル酸錫0.0
1重量部を配合した本発明に係る常温硬化型超軟質エラ
ストマー組成物からなる接着剤2を塗布したのち、積層
したラワン合板11とハードボート12とを加圧接着させて
製品としたものである。
り、総括的にAで示す積層遮音板は、板厚4mmの二枚の
ラワン合板11,11と板厚5mmのハードボード12との間
に、平均分子量5000のポリオキシプロピレントリオール
66.7重量部、4,4−ジフェニルメタンジイソシアネー
ト33.3重量部を80℃で3時間反応せしめて得られた遊離
イソシアネート基含有量9.2重量%、粘度3500CPS(2
5℃)のプレポリマー100重量部に平均分子量800のカプ
ロラクトン系ポリオール100重量部及びラウリル酸錫0.0
1重量部を配合した本発明に係る常温硬化型超軟質エラ
ストマー組成物からなる接着剤2を塗布したのち、積層
したラワン合板11とハードボート12とを加圧接着させて
製品としたものである。
比較例2 第4図は第2の実施例と比較するために形成したもので
あり、総括的にBで示す積層遮音板は、第2の実施例と
同様の仕様からなるラワン合板11とハードボード12との
間に水性ビニルウレタンからなる接着剤3(商品名;K
R−137光洋産業(株)製)を塗布したのち、加圧接着
して製品としたものである。
あり、総括的にBで示す積層遮音板は、第2の実施例と
同様の仕様からなるラワン合板11とハードボード12との
間に水性ビニルウレタンからなる接着剤3(商品名;K
R−137光洋産業(株)製)を塗布したのち、加圧接着
して製品としたものである。
実施例2の積層遮音板Aと比較例2の積層遮音板Bのそ
れぞれについて遮音性能を測定した結果は第8図に示す
とおりであり、本発明の実施である実施例2の積層遮音
板Aの方が優れた遮音性能を示した。
れぞれについて遮音性能を測定した結果は第8図に示す
とおりであり、本発明の実施である実施例2の積層遮音
板Aの方が優れた遮音性能を示した。
この測定結果は、第1の実施例における測定結果と同様
に、本発明がコインシデンスによる音響透過損失の低下
防止に著しく寄与していることを示すものである。
に、本発明がコインシデンスによる音響透過損失の低下
防止に著しく寄与していることを示すものである。
実施例3 第5図は本発明にかかる第3の実施例を示すものであ
り、内部にグラスウール4(32kg/m3、厚さ10mm)を収
容した木枠5(20mm×40mm)の両面に、第2の実施例で
得た積層遮音板A,Aを、平均分子量5000のポリオキシ
プロピレントリオール66.7重量部、4,4−ジフェニル
メタンジイソシアネート33,3重量部を80℃で3時間反
応せしめて得られた遊離イソシアネート基含有量9,2
重量%、粘度3500CPS(25℃)のプレポリマー100重
量部に平均分子量800のカプロラクトン系ポリオール100
重要部及びラウリル酸錫0.01重量部を配合した本発明に
係る常温硬化型軟質エラストマー組成物からなる接着剤
2を塗布したのち、加圧接着させてパネル製品としたも
のである。
り、内部にグラスウール4(32kg/m3、厚さ10mm)を収
容した木枠5(20mm×40mm)の両面に、第2の実施例で
得た積層遮音板A,Aを、平均分子量5000のポリオキシ
プロピレントリオール66.7重量部、4,4−ジフェニル
メタンジイソシアネート33,3重量部を80℃で3時間反
応せしめて得られた遊離イソシアネート基含有量9,2
重量%、粘度3500CPS(25℃)のプレポリマー100重
量部に平均分子量800のカプロラクトン系ポリオール100
重要部及びラウリル酸錫0.01重量部を配合した本発明に
係る常温硬化型軟質エラストマー組成物からなる接着剤
2を塗布したのち、加圧接着させてパネル製品としたも
のである。
比較例3 第6図は第3の実施例と比較するために形成したもので
あり、第3の実施例において仕様した常温硬化型超軟質
エラストマー組成物からなる接着剤に代えて、水性ビニ
ルウレタンからなる接着剤3(商品名;KR−137光洋
産業(株)製)を塗布したのち、加圧接着してパネル製
品としたものである。
あり、第3の実施例において仕様した常温硬化型超軟質
エラストマー組成物からなる接着剤に代えて、水性ビニ
ルウレタンからなる接着剤3(商品名;KR−137光洋
産業(株)製)を塗布したのち、加圧接着してパネル製
品としたものである。
実施例3のパネルと比較例3のパネルのそれぞれについ
て遮音性能を測定した結果は第9図に示すとおりであ
り、本発明の実施である第3の実施例に係る製品の方が
優れた遮音性能を示した。
て遮音性能を測定した結果は第9図に示すとおりであ
り、本発明の実施である第3の実施例に係る製品の方が
優れた遮音性能を示した。
この測定結果は、第1の実施例における測定結果と同様
に、本発明がコインシデンスによる音響透過損失の低下
防止に著しく寄与していることを示すと共に、構造上の
短絡によって遮音性能が低下する現象(サウンドブリッ
ジ)に対しても本発明が有効に作用していることを示し
ていると考えられる。
に、本発明がコインシデンスによる音響透過損失の低下
防止に著しく寄与していることを示すと共に、構造上の
短絡によって遮音性能が低下する現象(サウンドブリッ
ジ)に対しても本発明が有効に作用していることを示し
ていると考えられる。
本発明の積層遮音板は上記のように構成したので、特に
コインシデンス効果に対して著しい効果を有することが
でき、従来より使用されている接着剤を使用して構成し
た積層遮音板に比較して飛躍的に遮音効果を向上させる
ことができた。
コインシデンス効果に対して著しい効果を有することが
でき、従来より使用されている接着剤を使用して構成し
た積層遮音板に比較して飛躍的に遮音効果を向上させる
ことができた。
特に本発明によれば、上記の遮音効果は積層板として使
用する板剤の材質に影響されることなく確実に得ること
ができるものであり、使用する接着剤の層2(常温硬化
型超軟質エラストマー組成物)が接着剤としての機能と
遮音層としての機能の二つの効果を極めて有効に発揮で
きる。また、上記する常温硬化型超軟質エラストマー組
成物は積層遮音板を構成するのに充分な接着力を有して
いるために建築材料としても問題なく使用することがで
きる。
用する板剤の材質に影響されることなく確実に得ること
ができるものであり、使用する接着剤の層2(常温硬化
型超軟質エラストマー組成物)が接着剤としての機能と
遮音層としての機能の二つの効果を極めて有効に発揮で
きる。また、上記する常温硬化型超軟質エラストマー組
成物は積層遮音板を構成するのに充分な接着力を有して
いるために建築材料としても問題なく使用することがで
きる。
更にまた、本発明に使用する接着剤2は、常温硬化型の
超軟質エラストマーであるので、常温で硬化させること
ができ製造時に接着剤を硬化させるための格別の装置を
必要としないので生産工程の簡略化、製造コストの低
減、軽量化が可能となる等の多くの特徴を有している。
超軟質エラストマーであるので、常温で硬化させること
ができ製造時に接着剤を硬化させるための格別の装置を
必要としないので生産工程の簡略化、製造コストの低
減、軽量化が可能となる等の多くの特徴を有している。
第1図、第3図、第5図は本発明の実施例を示す縦断側
面図、第2図は第1図の実施例に対する比較例を示す縦
断側面図、第4図は第3図の実施例に対する比較例を示
す縦断側面図、第6図は第5図の実施例に対する比較例
を示す縦断側面図、第7図は第1の実施例と第1の比較
例の遮音効果を示すグラフ、第8図は第2の実施例と第
2の比較例の遮音効果を示すグラフ、第9図は第3の実
施例と第3の比較例の遮音効果を示すグラフである。 A……本発明の積層遮音板、B……公知の積層遮音板、
1,1′……石膏ボード、11……ラワン合板、12…
…ハードボード、2……常温硬化型超軟質エラストマー
組成物からなる接着剤、3……公知の接着剤
面図、第2図は第1図の実施例に対する比較例を示す縦
断側面図、第4図は第3図の実施例に対する比較例を示
す縦断側面図、第6図は第5図の実施例に対する比較例
を示す縦断側面図、第7図は第1の実施例と第1の比較
例の遮音効果を示すグラフ、第8図は第2の実施例と第
2の比較例の遮音効果を示すグラフ、第9図は第3の実
施例と第3の比較例の遮音効果を示すグラフである。 A……本発明の積層遮音板、B……公知の積層遮音板、
1,1′……石膏ボード、11……ラワン合板、12…
…ハードボード、2……常温硬化型超軟質エラストマー
組成物からなる接着剤、3……公知の接着剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−249845(JP,A) 特開 昭63−69850(JP,A) 特開 昭63−227614(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】積層しようとする2枚以上の板状素材の間
に、高分子量ポリオールと有機ポリイソシアネートから
得られる末端にイソシアネート基を有するプレポリマー
に、比較的低分子量のカプロラクトン系ポリオールを架
橋剤として配合した常温硬化型超軟質エラストマー組成
物を接着剤として介在させ、前記複数枚の板状素材を一
体化させてなる積層遮音板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2239114A JPH0655470B2 (ja) | 1990-09-11 | 1990-09-11 | 積層遮音板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2239114A JPH0655470B2 (ja) | 1990-09-11 | 1990-09-11 | 積層遮音板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04120363A JPH04120363A (ja) | 1992-04-21 |
| JPH0655470B2 true JPH0655470B2 (ja) | 1994-07-27 |
Family
ID=17040006
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2239114A Expired - Lifetime JPH0655470B2 (ja) | 1990-09-11 | 1990-09-11 | 積層遮音板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0655470B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002004455A (ja) * | 2000-06-23 | 2002-01-09 | Yoshino Gypsum Co Ltd | 遮音性建築パネルおよび遮音間仕切り壁構造 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4727235B2 (ja) * | 2005-01-14 | 2011-07-20 | 大和ハウス工業株式会社 | 石膏ボード二層貼り遮音壁の施工方法 |
| JP2008215064A (ja) * | 2007-02-08 | 2008-09-18 | Kobe Steel Ltd | 遮音板及びこれを備えた遮音装置 |
| MX383889B (es) | 2013-03-20 | 2025-03-14 | Essilor Int | Adhesivo basado en poliuretano para estructura polarizante y lente polarizada. |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0655859B2 (ja) * | 1986-09-11 | 1994-07-27 | 日本合成ゴム株式会社 | 制振材組成物 |
| JPS63227614A (ja) * | 1987-03-17 | 1988-09-21 | Human Ind Corp | ポリウレタンフオ−ムの製造方法 |
| JPH0819276B2 (ja) * | 1988-03-30 | 1996-02-28 | 日本合成ゴム株式会社 | ゴム組成物 |
-
1990
- 1990-09-11 JP JP2239114A patent/JPH0655470B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002004455A (ja) * | 2000-06-23 | 2002-01-09 | Yoshino Gypsum Co Ltd | 遮音性建築パネルおよび遮音間仕切り壁構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04120363A (ja) | 1992-04-21 |
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