JPH0655950A - 4輪駆動車の動力伝達装置 - Google Patents
4輪駆動車の動力伝達装置Info
- Publication number
- JPH0655950A JPH0655950A JP10954292A JP10954292A JPH0655950A JP H0655950 A JPH0655950 A JP H0655950A JP 10954292 A JP10954292 A JP 10954292A JP 10954292 A JP10954292 A JP 10954292A JP H0655950 A JPH0655950 A JP H0655950A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transfer
- shaft
- friction clutch
- wheel drive
- transfer shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エンジンが横置きに搭載され、該エンジンの
車幅方向の一側にトランスミッションが直列に接続さ
れ、トランスファ軸および摩擦式クラッチを介して駆動
力が前車軸側から後車軸側へ伝達されるように構成され
た4輪駆動車において、伝達トルクの異なる複数の車種
に対して適応が容易で、かつ摩擦式クラッチに対する良
好なサービス性が得られる動力伝達装置を提供する。 【構成】 トランスファ軸23とトランスファ軸24とを車
幅方向にオフセットして配置するとともに、トランスフ
ァ軸24の前方の軸端に摩擦式クラッチ30を取外し可能に
配置する。
車幅方向の一側にトランスミッションが直列に接続さ
れ、トランスファ軸および摩擦式クラッチを介して駆動
力が前車軸側から後車軸側へ伝達されるように構成され
た4輪駆動車において、伝達トルクの異なる複数の車種
に対して適応が容易で、かつ摩擦式クラッチに対する良
好なサービス性が得られる動力伝達装置を提供する。 【構成】 トランスファ軸23とトランスファ軸24とを車
幅方向にオフセットして配置するとともに、トランスフ
ァ軸24の前方の軸端に摩擦式クラッチ30を取外し可能に
配置する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は4輪駆動車の動力伝達装
置に関する。
置に関する。
【0002】
【従来の技術】車体前部にエンジンが横置きに搭載さ
れ、該エンジンの車幅方向の一側にクラッチを介してト
ランスミッションが直列に配置された前輪駆動車を基本
とする4輪駆動車においては、一般に、トランスミッシ
ョンの出力を前輪差動装置のデフケースに受けるととも
に、このデフケースの回転をトランスファ装置を介して
後車軸側に伝達するようにした構成を採用しているもの
が多い。
れ、該エンジンの車幅方向の一側にクラッチを介してト
ランスミッションが直列に配置された前輪駆動車を基本
とする4輪駆動車においては、一般に、トランスミッシ
ョンの出力を前輪差動装置のデフケースに受けるととも
に、このデフケースの回転をトランスファ装置を介して
後車軸側に伝達するようにした構成を採用しているもの
が多い。
【0003】ところで、このような構成を有する4輪駆
動車のうち、上記トランスファ装置が、車幅方向にオフ
セット配置されて車体前後方向に延びる第1および第2
のトランスファ軸を備えたものが提案されており、この
場合、上記第1のトランスファ軸の前端に設けられたピ
ニオンギヤが、前輪作動装置のデフケースに設けられた
ベベルギヤまたはハイポイドギヤよりなるリングギヤに
噛合し、かつ上記第1のトランスファ軸の後部に取付け
られたギヤと、第2のトランスファ軸に取付けられたギ
ヤとが噛合していることにより、トランスミッションか
ら前輪差動装置に伝達された駆動力が、第1のトランス
ファ軸を介して第2のトランスファ軸に伝達され、さら
に第2のトランスファ軸の後端に接続されたプロペラシ
ャフトを通じて後車軸に伝達されるようになっている。
動車のうち、上記トランスファ装置が、車幅方向にオフ
セット配置されて車体前後方向に延びる第1および第2
のトランスファ軸を備えたものが提案されており、この
場合、上記第1のトランスファ軸の前端に設けられたピ
ニオンギヤが、前輪作動装置のデフケースに設けられた
ベベルギヤまたはハイポイドギヤよりなるリングギヤに
噛合し、かつ上記第1のトランスファ軸の後部に取付け
られたギヤと、第2のトランスファ軸に取付けられたギ
ヤとが噛合していることにより、トランスミッションか
ら前輪差動装置に伝達された駆動力が、第1のトランス
ファ軸を介して第2のトランスファ軸に伝達され、さら
に第2のトランスファ軸の後端に接続されたプロペラシ
ャフトを通じて後車軸に伝達されるようになっている。
【0004】このような車幅方向にオフセット配置され
た2本のトランスファ軸を備えたトランスファ装置は、
車幅方向に延びるトランスファ軸を備えたトランスファ
装置よりも車幅方向の長さを短かくすることができるた
めに、ステアリング装置およびエンジンの排気系と干渉
するおそれがなく、また、第2のトランスファ軸を車体
の車幅方向のほぼ中心に一致させて配置することができ
るので、第2のトランスファ軸とプロペラシャフトを連
結するジョイントの折れ角が少なくてすみ、トルク変動
を生じない利点がある。したがって、例えばこの動力伝
達経路の途中に摩擦式クラッチを配設した場合、この摩
擦式クラッチの制御トルクが変動なく後輪に伝えられる
ため、4輪に対する正確なトルク配分が得られることが
考えられる。
た2本のトランスファ軸を備えたトランスファ装置は、
車幅方向に延びるトランスファ軸を備えたトランスファ
装置よりも車幅方向の長さを短かくすることができるた
めに、ステアリング装置およびエンジンの排気系と干渉
するおそれがなく、また、第2のトランスファ軸を車体
の車幅方向のほぼ中心に一致させて配置することができ
るので、第2のトランスファ軸とプロペラシャフトを連
結するジョイントの折れ角が少なくてすみ、トルク変動
を生じない利点がある。したがって、例えばこの動力伝
達経路の途中に摩擦式クラッチを配設した場合、この摩
擦式クラッチの制御トルクが変動なく後輪に伝えられる
ため、4輪に対する正確なトルク配分が得られることが
考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前車軸
から後車軸への動力伝達経路の途中に摩擦式クラッチを
配設する場合、エンジン出力が互いに異なる複数の車両
間では、上記摩擦式クラッチによって伝達されるトルク
がそれぞれ異なることから、互いに容量の異なる摩擦式
クラッチを必要とする。このため、単に上記摩擦式クラ
ッチを動力伝達経路の途中のトランスファケース内に配
設した場合、車種によってトランスファケースを変更し
なければならず、生産コストが増大するという問題を生
じる。また、上記摩擦式クラッチをステアリング装置お
よび排気系との干渉を避けて配置しつつ、なおも上記摩
擦式クラッチに対する良好なサービス性を確保するのは
困難を伴うものである。
から後車軸への動力伝達経路の途中に摩擦式クラッチを
配設する場合、エンジン出力が互いに異なる複数の車両
間では、上記摩擦式クラッチによって伝達されるトルク
がそれぞれ異なることから、互いに容量の異なる摩擦式
クラッチを必要とする。このため、単に上記摩擦式クラ
ッチを動力伝達経路の途中のトランスファケース内に配
設した場合、車種によってトランスファケースを変更し
なければならず、生産コストが増大するという問題を生
じる。また、上記摩擦式クラッチをステアリング装置お
よび排気系との干渉を避けて配置しつつ、なおも上記摩
擦式クラッチに対する良好なサービス性を確保するのは
困難を伴うものである。
【0006】そこで本発明は、車幅方向にオフセット配
置されて車体前後方向に延びる第1および第2のトラン
スファ軸を備えた4輪駆動車において、伝達トルクの互
いに異なる複数の車種に対して、トランスファケースの
変更を伴うことなしに適応可能で、かつ摩擦式クラッチ
に対する良好なサービス性を確保しうる動力伝達装置を
提供することを目的とする。
置されて車体前後方向に延びる第1および第2のトラン
スファ軸を備えた4輪駆動車において、伝達トルクの互
いに異なる複数の車種に対して、トランスファケースの
変更を伴うことなしに適応可能で、かつ摩擦式クラッチ
に対する良好なサービス性を確保しうる動力伝達装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、第1および第2のトランスファ軸の何れ
か一方の軸端に摩擦式クラッチを取外し可能に配置した
ことを特徴とするものである。
に、本発明は、第1および第2のトランスファ軸の何れ
か一方の軸端に摩擦式クラッチを取外し可能に配置した
ことを特徴とするものである。
【0008】
【作用および効果】本発明によれば、車幅方向にオフセ
ット配置された第1および第2のトランスファ軸を備え
ていることにより、出力側のトランスファ軸を車幅方向
のほぼ中央部に配置することができ、これによって、出
力側のトランスファ軸とプロペラシャフトとを連結する
ジョイントの折れ角を小さくすることができ、トルク変
動を生じないよう利点に加えて、摩擦式クラッチがトラ
ンスファ軸の軸端部に取外し可能に取付けられているた
め、伝達トルクの互いに異なる複数の車種に対して、ト
ランスファケースの変更を伴うことなしに適応可能であ
り、かつ摩擦式クラッチに対するサービス性がきわめて
良好になる効果がある。
ット配置された第1および第2のトランスファ軸を備え
ていることにより、出力側のトランスファ軸を車幅方向
のほぼ中央部に配置することができ、これによって、出
力側のトランスファ軸とプロペラシャフトとを連結する
ジョイントの折れ角を小さくすることができ、トルク変
動を生じないよう利点に加えて、摩擦式クラッチがトラ
ンスファ軸の軸端部に取外し可能に取付けられているた
め、伝達トルクの互いに異なる複数の車種に対して、ト
ランスファケースの変更を伴うことなしに適応可能であ
り、かつ摩擦式クラッチに対するサービス性がきわめて
良好になる効果がある。
【0009】また、重量のある摩擦式クラッチを車幅方
向のほぼ中央部に配置することができるため、車体に対
する重量配分の点でも優れている。
向のほぼ中央部に配置することができるため、車体に対
する重量配分の点でも優れている。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の第1実施例を示すスケルトン図
で、1は車体前部に横置きに搭載されたエンジンであ
り、そのクランクシャフト2が車幅方向に延びてエンジ
ン1の側方に導出されるように配置されている。
する。図1は本発明の第1実施例を示すスケルトン図
で、1は車体前部に横置きに搭載されたエンジンであ
り、そのクランクシャフト2が車幅方向に延びてエンジ
ン1の側方に導出されるように配置されている。
【0011】エンジン1の左側には、クラッチ3を収容
するクラッチハウジング4と、エンジン1と直列に配置
されたマニュアル式トランスミッション5を収容するト
ランスミッションケース6とが一体に接続されている。
上記トランスミッション5は、エンジン1のクランクシ
ャフト2にクラッチ3を介して連結されたプライマリシ
ャフト(入力軸)7と、このシャフト7と平行に配置さ
れたセカンダリシャフト(出力軸)8と、これら両シャ
フト7,8の間に設けられた1〜5速および後退用の変
速ギヤ列9とによって構成されている。そして、クラッ
チ3を介してプライマリシャト7に伝達されたエンジン
1のクランクシャフト2の回転が、変速ギヤ列9の各ギ
ヤの選択的なかみ合いにより変速されてセカンダリシャ
フト8に伝達され、セカンダリシャフト8の回転は、こ
のシャフト8のエンジン1側の端部に固定されたドライ
ブギヤ10から出力されるようになっている。このドライ
ブギヤ10には、前輪差動装置11のデフケース12に固定さ
れた平歯車よりなるリングギヤ13がかみ合っている。
するクラッチハウジング4と、エンジン1と直列に配置
されたマニュアル式トランスミッション5を収容するト
ランスミッションケース6とが一体に接続されている。
上記トランスミッション5は、エンジン1のクランクシ
ャフト2にクラッチ3を介して連結されたプライマリシ
ャフト(入力軸)7と、このシャフト7と平行に配置さ
れたセカンダリシャフト(出力軸)8と、これら両シャ
フト7,8の間に設けられた1〜5速および後退用の変
速ギヤ列9とによって構成されている。そして、クラッ
チ3を介してプライマリシャト7に伝達されたエンジン
1のクランクシャフト2の回転が、変速ギヤ列9の各ギ
ヤの選択的なかみ合いにより変速されてセカンダリシャ
フト8に伝達され、セカンダリシャフト8の回転は、こ
のシャフト8のエンジン1側の端部に固定されたドライ
ブギヤ10から出力されるようになっている。このドライ
ブギヤ10には、前輪差動装置11のデフケース12に固定さ
れた平歯車よりなるリングギヤ13がかみ合っている。
【0012】前輪差動装置11は、デフケース12に設けら
れたピニオンシャフト14上に回転自在に支持されたピニ
オンギヤ15,16と、これらピニオンギヤ15,16にかみ合
う一対のサイドギヤ17,18とを備えており、一方のサイ
ドギヤ17には、比較的短い左側前車軸19がスプライン結
合され、他方のサイドギヤ18には、比較的長い右側前車
軸20がスプライン結合されている。そして左側前車軸19
には、等速ジョイント51を介して左前輪ドライブ軸52が
連結され、右側前車軸20には、等速ジョイント53を介し
て右前輪ドライブ軸54が連結されている。
れたピニオンシャフト14上に回転自在に支持されたピニ
オンギヤ15,16と、これらピニオンギヤ15,16にかみ合
う一対のサイドギヤ17,18とを備えており、一方のサイ
ドギヤ17には、比較的短い左側前車軸19がスプライン結
合され、他方のサイドギヤ18には、比較的長い右側前車
軸20がスプライン結合されている。そして左側前車軸19
には、等速ジョイント51を介して左前輪ドライブ軸52が
連結され、右側前車軸20には、等速ジョイント53を介し
て右前輪ドライブ軸54が連結されている。
【0013】前輪差動装置11のデフケース12には、上記
第1リングギヤ13よりも車体内方側(エンジン1側)に
かつ第1リングギヤ13に近接して、ベベルギヤまたはハ
イポイドギヤよりなる第2リングギヤ21が結合されてい
る。
第1リングギヤ13よりも車体内方側(エンジン1側)に
かつ第1リングギヤ13に近接して、ベベルギヤまたはハ
イポイドギヤよりなる第2リングギヤ21が結合されてい
る。
【0014】22はトランスファ装置で、このトランスフ
ァ装置22は、車幅方向に所定の間隔をおいてオフセット
配置されて車幅方向に延びる2本のトランスファ軸23,
24をトランスファケース29内に備えており、これら2本
のトランスファ軸23,24のうち、トランスミッション5
側のトランスファ軸23の前端には、上記第2リングギヤ
21に噛合するピニオンギヤ25が一体に設けられ、また、
トランスファ軸23の後部にはギヤ26が固定されている。
ァ装置22は、車幅方向に所定の間隔をおいてオフセット
配置されて車幅方向に延びる2本のトランスファ軸23,
24をトランスファケース29内に備えており、これら2本
のトランスファ軸23,24のうち、トランスミッション5
側のトランスファ軸23の前端には、上記第2リングギヤ
21に噛合するピニオンギヤ25が一体に設けられ、また、
トランスファ軸23の後部にはギヤ26が固定されている。
【0015】エンジン1側のトランスファ軸24の外周に
は中空軸27がトランスファ軸24と同軸的に、かつ相対回
転可能に嵌装されており、この中空軸27に、上記トラン
スファ軸23のギヤ26に噛合するギヤ28が設けられている
ことによって、トランスミッション5から前輪差動装置
11のデフケース12に伝達された駆動力がトランスファ軸
23を通じて中空軸27に伝達されるようになっている。
は中空軸27がトランスファ軸24と同軸的に、かつ相対回
転可能に嵌装されており、この中空軸27に、上記トラン
スファ軸23のギヤ26に噛合するギヤ28が設けられている
ことによって、トランスミッション5から前輪差動装置
11のデフケース12に伝達された駆動力がトランスファ軸
23を通じて中空軸27に伝達されるようになっている。
【0016】トランスファ軸24および中空軸27の前端部
はトランスファケース29から前方に突出しており、これ
ら突出部に油圧クラッチよりなる摩擦式クラッチ30が取
外し可能に取付けられている。すなわち、中空軸27の外
周にはこの軸27から抜き出し可能のスリーブ(図示は省
略)がスプライン結合されており、このスリーブの外周
面にはこれに形成されたスプライン歯に噛合する複数枚
の摩擦板30a が設けられて、中空軸27と一体に回転する
ようになっている。
はトランスファケース29から前方に突出しており、これ
ら突出部に油圧クラッチよりなる摩擦式クラッチ30が取
外し可能に取付けられている。すなわち、中空軸27の外
周にはこの軸27から抜き出し可能のスリーブ(図示は省
略)がスプライン結合されており、このスリーブの外周
面にはこれに形成されたスプライン歯に噛合する複数枚
の摩擦板30a が設けられて、中空軸27と一体に回転する
ようになっている。
【0017】また、トランスファ軸24の前端には、カッ
プ状体30b が上記摩擦板30a を覆うように、かつトラン
スファ軸24から抜き出し可能にスプライン結合されてお
り、このカップ状体30b の内周面に形成されたスプライ
ン歯に噛合し、かつ上記摩擦板30a と交互に配置された
複数枚の摩擦板30c が摩擦板30a とともに摩擦式クラッ
チ30を構成している。そして、摩擦式クラッチ30が油圧
によって締結されると、トランスファ軸24が中空軸27と
一体に回転するようになっている。
プ状体30b が上記摩擦板30a を覆うように、かつトラン
スファ軸24から抜き出し可能にスプライン結合されてお
り、このカップ状体30b の内周面に形成されたスプライ
ン歯に噛合し、かつ上記摩擦板30a と交互に配置された
複数枚の摩擦板30c が摩擦板30a とともに摩擦式クラッ
チ30を構成している。そして、摩擦式クラッチ30が油圧
によって締結されると、トランスファ軸24が中空軸27と
一体に回転するようになっている。
【0018】トランスファ軸24の後端にはコンパニオン
フランジ55が取付けられ、摩擦式クラッチ30が締結され
ると、コンパニオンフランジ55から等速ジョイント34お
よびプロペラシャフト35を経由して後輪差動装置36に動
力が伝達される。
フランジ55が取付けられ、摩擦式クラッチ30が締結され
ると、コンパニオンフランジ55から等速ジョイント34お
よびプロペラシャフト35を経由して後輪差動装置36に動
力が伝達される。
【0019】後輪差動装置36は、前輪差動装置11と同様
の差動歯車機構37がドライブピニオン38を介して駆動さ
れる構成を有し、上記差動歯車機構37の出力軸である左
側後車軸39および右側後車軸40には、それぞれ等速ジョ
イント41,42を介して左右後輪のドライブ軸43,44が連
結されている。
の差動歯車機構37がドライブピニオン38を介して駆動さ
れる構成を有し、上記差動歯車機構37の出力軸である左
側後車軸39および右側後車軸40には、それぞれ等速ジョ
イント41,42を介して左右後輪のドライブ軸43,44が連
結されている。
【0020】摩擦式クラッチ30は、図2の平面図に示さ
れているように、トランスファケース29に取外し可能に
取付けられたケース56内に収容されている。このケース
56は、トランスファ軸24の前端を軸支しており、ケース
56をトランスファケース29から取外すと、摩擦式クラッ
チ30をトランスファ軸24および中空軸27から抜出せるよ
うに構成されている。また、ケース56は、その内部に収
容される摩擦式クラッチ30の容量に応じて大きさの異な
るものが複数用意される。
れているように、トランスファケース29に取外し可能に
取付けられたケース56内に収容されている。このケース
56は、トランスファ軸24の前端を軸支しており、ケース
56をトランスファケース29から取外すと、摩擦式クラッ
チ30をトランスファ軸24および中空軸27から抜出せるよ
うに構成されている。また、ケース56は、その内部に収
容される摩擦式クラッチ30の容量に応じて大きさの異な
るものが複数用意される。
【0021】なお、図1に示されているように、エンジ
ン1からは、摩擦式クラッチ30の側方をこの摩擦式クラ
ッチ30との間に所定の間隔を介して通過する排気管45が
導出され、この排気管45の途中に設けられた触媒コンバ
ータ46が配置されている。また、トランスファケース29
の左端近傍には、ラックアンドピニオン式のステアリン
グ装置47が配設され、そのラックケース47a が車幅方向
に延長して配設されている。
ン1からは、摩擦式クラッチ30の側方をこの摩擦式クラ
ッチ30との間に所定の間隔を介して通過する排気管45が
導出され、この排気管45の途中に設けられた触媒コンバ
ータ46が配置されている。また、トランスファケース29
の左端近傍には、ラックアンドピニオン式のステアリン
グ装置47が配設され、そのラックケース47a が車幅方向
に延長して配設されている。
【0022】以上が本発明の第1実施例の構成である
が、本実施例においては、車幅方向にオフセット配置さ
れた2本のトランスファ軸23,24を備えていることによ
り、出力側のトランスファ軸24を車幅方向のほぼ中央部
に配置することができ、これによって、トランスファ軸
24とプロペラシャフト35とを連結するジョイント34の折
れ角を小さくすることができ、したがって、トルク変動
を生じないという利点に加えて、摩擦式クラッチ30がト
ランスファ軸24の前端部に取外し可能に取付けられてい
るため、容量の異なる摩擦式ケース30をそのケース56と
ともに交換することによって伝達トルクの異なる複数の
車種に適応できることになる。また、摩擦式クラッチ30
に対するサービス性がきわめて良好になる。また、重量
のある摩擦式クラッチ30が車幅方向の中央部に配設され
ているため、車体に対する重量配分の点でも優れてい
る。
が、本実施例においては、車幅方向にオフセット配置さ
れた2本のトランスファ軸23,24を備えていることによ
り、出力側のトランスファ軸24を車幅方向のほぼ中央部
に配置することができ、これによって、トランスファ軸
24とプロペラシャフト35とを連結するジョイント34の折
れ角を小さくすることができ、したがって、トルク変動
を生じないという利点に加えて、摩擦式クラッチ30がト
ランスファ軸24の前端部に取外し可能に取付けられてい
るため、容量の異なる摩擦式ケース30をそのケース56と
ともに交換することによって伝達トルクの異なる複数の
車種に適応できることになる。また、摩擦式クラッチ30
に対するサービス性がきわめて良好になる。また、重量
のある摩擦式クラッチ30が車幅方向の中央部に配設され
ているため、車体に対する重量配分の点でも優れてい
る。
【0023】次に本発明の第2実施例について図3のス
ケルトン図に基づいて説明する。
ケルトン図に基づいて説明する。
【0024】本実施例では、第1実施例とは異なり、摩
擦式クラッチ30が、2本のトランスファ軸23,24のうち
のトランスミッション5側のトランスファ軸23の後端に
取外し可能に配置されている点に特徴がある。すなわ
ち、トランスミッション5側のトランスファ軸23の外周
に中空軸27′がトランスファ軸23と同軸的にかつ相対回
転可能に嵌装されており、この中空軸27′に取付けられ
たギヤ26と、エンジン1側のトランスファ軸24に取付け
られたギヤ28とが噛合しているとともに、トランスファ
軸23と中空軸27′との間に摩擦式クラッチ30が設けられ
ているものである。それ以外の構成は第1実施例と同一
であるから、対応する要素に同一符号を付して重複する
説明は省略する。図4は本実施例の要部を車体後方側か
ら見た分解図である。
擦式クラッチ30が、2本のトランスファ軸23,24のうち
のトランスミッション5側のトランスファ軸23の後端に
取外し可能に配置されている点に特徴がある。すなわ
ち、トランスミッション5側のトランスファ軸23の外周
に中空軸27′がトランスファ軸23と同軸的にかつ相対回
転可能に嵌装されており、この中空軸27′に取付けられ
たギヤ26と、エンジン1側のトランスファ軸24に取付け
られたギヤ28とが噛合しているとともに、トランスファ
軸23と中空軸27′との間に摩擦式クラッチ30が設けられ
ているものである。それ以外の構成は第1実施例と同一
であるから、対応する要素に同一符号を付して重複する
説明は省略する。図4は本実施例の要部を車体後方側か
ら見た分解図である。
【0025】本実施例も前述した第1実施例と同様の効
果を有するものであるが、摩擦式クラッチ30がトランス
ファケース29の後端側に取外し可能に取付けられている
ことにより、摩擦式クラッチ30に対するサービス性は第
1実施例よりもさらに優れている。また、摩擦式クラッ
チ30が排気系から離れて配置されている点もより優れて
いる点である。
果を有するものであるが、摩擦式クラッチ30がトランス
ファケース29の後端側に取外し可能に取付けられている
ことにより、摩擦式クラッチ30に対するサービス性は第
1実施例よりもさらに優れている。また、摩擦式クラッ
チ30が排気系から離れて配置されている点もより優れて
いる点である。
【図1】本発明の第1実施例の構成を示すスケルトン図
【図2】図1の要部の構成を示す平面図
【図3】本発明の第2実施例の構成を示すスケルトン図
【図4】図3の要部の構成を示す分解図
1 エンジン 3 クラッチ 4 クラッチハウジング 5 トランスミッション 7 プライマリシャフト 8 セカンダリシャフト 11 前輪差動装置 12 デフケース 13 第1リングギヤ 21 第2リングギヤ 22 トランスファ装置 23,24 トランスファ軸 30 摩擦式クラッチ 36 後輪差動装置
Claims (3)
- 【請求項1】 エンジンが横置きに搭載され、該エンジ
ンの車幅方向の一側にトランスミッションが直列に接続
された4輪駆動車において、 前記4輪駆動車と並列に配置されて前記トランスミッシ
ョンからの出力を受ける第1車軸と、 該第1車軸から第2車軸への動力伝達経路に車幅方向に
オフセット配置されて車体前後方向に延びる第1および
第2のトランスファ軸と、 該第1および第2のトランスファ軸の何れか一方の軸端
に取外し可能に配置された摩擦式クラッチとを備えてな
ることを特徴とする4輪駆動車の動力伝達装置。 - 【請求項2】 前記第2のトランスファ軸の一端に、前
記第2車軸に駆動力を伝達するプロペラシャフトが接続
され、前記摩擦式クラッチが前記第2のトランスファ軸
の他端においてトランスファケースに取付けられてなる
ことを特徴とする請求項1記載の4輪駆動車の動力伝達
装置。 - 【請求項3】 前記第1のトランスファ軸の一端が前記
第1車軸に連係され、前記摩擦式クラッチが前記第1の
トランスファ軸の他端においてトランスファケースに取
付けられてなることを特徴とする請求項1記載の4輪駆
動車の動力伝達装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10954292A JPH0655950A (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | 4輪駆動車の動力伝達装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10954292A JPH0655950A (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | 4輪駆動車の動力伝達装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0655950A true JPH0655950A (ja) | 1994-03-01 |
Family
ID=14512897
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10954292A Pending JPH0655950A (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | 4輪駆動車の動力伝達装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0655950A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002144904A (ja) * | 2000-11-07 | 2002-05-22 | Fuji Heavy Ind Ltd | 4輪駆動車の動力伝達装置 |
| JP2002187446A (ja) * | 2000-12-21 | 2002-07-02 | Fuji Heavy Ind Ltd | 4輪駆動車の動力配分装置 |
-
1992
- 1992-04-28 JP JP10954292A patent/JPH0655950A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002144904A (ja) * | 2000-11-07 | 2002-05-22 | Fuji Heavy Ind Ltd | 4輪駆動車の動力伝達装置 |
| JP2002187446A (ja) * | 2000-12-21 | 2002-07-02 | Fuji Heavy Ind Ltd | 4輪駆動車の動力配分装置 |
| EP1216875A3 (en) * | 2000-12-21 | 2006-01-25 | Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha | Power distribution apparatus for a four-wheel drive vehicle |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS629060B2 (ja) | ||
| EP0305997A2 (en) | Four-wheel drive vehicle | |
| JPH0655950A (ja) | 4輪駆動車の動力伝達装置 | |
| JP3080763B2 (ja) | 4輪駆動車の動力伝達装置 | |
| JP2563629B2 (ja) | 四輪駆動車用パワートレーン | |
| JPH04339024A (ja) | 車両の動力伝達装置 | |
| JPH0349766B2 (ja) | ||
| JPH05294158A (ja) | 4輪駆動車の動力伝達装置 | |
| JPS6344091B2 (ja) | ||
| JP3687221B2 (ja) | 4輪駆動車の動力伝達装置 | |
| JP2966083B2 (ja) | 車両のパワートレイン構造 | |
| JP3080761B2 (ja) | 4輪駆動車の動力伝達装置 | |
| JPH0672176A (ja) | 4輪駆動車の動力伝達装置 | |
| JPH0439787Y2 (ja) | ||
| JP2565890B2 (ja) | 動力伝達装置 | |
| JPH0641870Y2 (ja) | 動力伝達装置 | |
| JP2937514B2 (ja) | 車両のパワートレイン構造 | |
| JP2578122B2 (ja) | 4輪駆動車の動力伝達装置 | |
| JPH05294159A (ja) | 4輪駆動車の動力伝達装置 | |
| JP2546848B2 (ja) | 動力伝達装置 | |
| JPH03231031A (ja) | 横置エンジンタイプの4輪駆動車 | |
| JP2802309B2 (ja) | 4輪駆動車の動力配分制御装置 | |
| JPH0710929Y2 (ja) | 自動車の4輪駆動装置 | |
| JP3687220B2 (ja) | 4輪駆動車の動力伝達装置 | |
| JPH0672175A (ja) | 4輪駆動車の動力伝達装置 |