JPH0659357A - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

Info

Publication number
JPH0659357A
JPH0659357A JP21500092A JP21500092A JPH0659357A JP H0659357 A JPH0659357 A JP H0659357A JP 21500092 A JP21500092 A JP 21500092A JP 21500092 A JP21500092 A JP 21500092A JP H0659357 A JPH0659357 A JP H0659357A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silver halide
magnetic recording
sensitive material
layer
recording layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21500092A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Sakakibara
義夫 榊原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP21500092A priority Critical patent/JPH0659357A/ja
Publication of JPH0659357A publication Critical patent/JPH0659357A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、磁気記録特性が良好でかつ写
真性への悪影響が少ない磁気記録層を有したハロゲン化
銀写真感光材料を提供することにある。 【構成】本発明は、透明支持体上に少なくとも1層のハ
ロゲン化銀乳剤層と、透明支持体の、該ハロゲン化銀乳
剤層に対して反対側に、画面全面に透明磁気記録層を有
するハロゲン化銀写真感光材料において、該磁気記録層
のバインダーが置換度2.0〜2.9のセルロースエス
テルからなり、かつ、該磁気記録層中にイソシアネート
系化合物をセルロースエステルに対して2〜100wt%
含有することを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、透明磁気記録層を有す
るハロゲン化銀写真感光材料に関するものであり、特に
きわめてすぐれた膜物理性およびすぐれた光学性能を有
する磁気記録層を含有したハロゲン化銀写真感光材料に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ハロゲン化銀写真感光材料(以下
感材と略す)においては、撮影時やプリント時に画像情
報を提供するのみであったが、特開平4−68336
や、特開平4−73737に開示されているように、感
材に透明磁気記録層を全面に付与することにより、画像
以外に、撮影の日時、天候、縮小/拡大比などの撮影条
件、再プリント枚数、ズームしたい箇所、メッセージ、
および、現像、プリント条件などを感材に入力でき、ま
たテレビ/ビデオなどの映像機器への入力も可能となっ
た。
【0003】しかしながら、このように磁気記録層を画
面全面に対して設置するとき、磁気記録層の写真画質に
対する影響が問題となる。特に、磁気記録層中にマグネ
粒子による光散乱起因である、ヘイズの上昇がひどくな
ると、シャープネスの低下や、撮影時のハレーションな
どが引き起こされ、画質の低下を余儀なくされる。一
方、磁気記録層はいわゆるバック層側に設置されるた
め、ベース搬送時や、磁気ヘッドでこすられる場合に傷
がつくと、これもプリント時などで画像に映ってしま
い、画質の低下を招いてしまう。したがって、磁気記録
層のもつべき性能としてヘイズの上昇がないこと、およ
び傷がつきにくいことの両方を満足させることが要求さ
れており、改善が望まれていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、磁気
記録特性が良好でかつ写真性への悪影響が少ない磁気記
録層を有したハロゲン化銀写真感光材料を提供すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、透明支
持体上に少なくとも1層のハロゲン化銀乳剤層と、透明
支持体の、該ハロゲン化銀乳剤層に対して反対側に、画
面全面に透明磁気記録層を有するハロゲン化銀写真感光
材料において、該磁気記録層のバインダーが置換度2.
0〜2.9のセルロースエステルからなり、かつ、該磁
気記録層中にイソシアネート系化合物をセルロースエス
テルに対して2〜100wt%含有することにより達成さ
れた。
【0006】ここで、透明磁気記録層とは実質的に写真
画質に影響を与えない程度の透明性を有した磁気記録層
のことで、透過濃度として0〜0.5、好ましくは、0
〜0.2のものである。また、ここでいう置換度とはセ
ルロースが1モノマー単位あたりに有する3つの水酸基
のうち、エステル置換された数を示しており、置換度
2.0とは1モノマー単位あたり1個の水酸基が残って
いることを示している。置換度は2.0〜2.9が好ま
しいが、さらに好ましくは2.2〜2.8である。さら
に、イソシアネート系化合物の含有量は2〜100wt%
が好ましいが、さらに好ましくは5〜80wt%である。
本発明におけるセルロースエステルとは、セルロースジ
アセテート、セルロースアセテートブチレート、アセテ
ートプロピオネートなどのセルロースアセテート系や、
硝酸セルロースや、硫酸セルロースおよび、それらの混
合エステル等があるが、好ましいのは、セルロースジア
セテート、セルロースアセテートブチレート、セルロー
スアセテートプロピオネートである。また、本発明にお
けるイソシアネート系化合物とはイソシアネート基を有
する化合物であるが、通常2つ以上のイソシアネート基
を有する化合物であり、好ましくは以下の一般式〔I〕
で表される化合物である。 一般式〔I〕
【0007】
【化2】
【0008】式中、Rは置換または無置換のアルキル
基、アルケニル基、アリル基を表し、nは2以上4以下
の整数である。化合物例としては以下のものがあげられ
る。
【0009】
【化3】
【0010】
【化4】
【0011】さらに、以下のものも用いられるがこれら
には限られない。またこれらのイソシアネート化合物は
単独で用いてもよいし、複数のイソシアネートの化合物
を組み合わせてもよい。これらのイソシアネートの化合
物の例としては、テトラメチレンジイソシアネート、
1,4−ジイソシアナトシクロヘキサン、1−イソシア
ナト−3,3,5−トリメチルイソシアナトメチルシク
ロヘキサン、イソホロンジイソシアネート、4,4′−
ジイソシアナトジシクロヘキシルメタン、4,4′−ジ
イソシアナト−2,2−ジシクロヘキシルプロパン、
2,4−ジイソシアナトトルエン、4,4′−ジイソシ
アナトジフェニルメタン、4,4′−ジイソシアナト−
2,2−ジフェニルプロパン、p−キシレンジイソシア
ネートまたはα,α,α′,α′−テトラメチル−m−
または−p−キシレンジイソシアネートなどがある。次
に、本発明についてさらに詳しく具体的に説明する。本
発明に用いられる磁気記録材料としては、強磁性酸化鉄
微粉末、Co含有強磁性酸化鉄微粉末、強磁性二酸化ク
ロム微粉末、強磁性金属微粉末、強磁性合金微粉末、バ
リウムフェライトなどが使用できる。これらの強磁性微
粉末の製法は既知であり、本発明で用いられる強磁性微
粉末についても公知の方法で製造することができる。
【0012】強磁性粉末の形状は針状、米粒状、球状、
立方体状、板状などいずれでもよい。強磁性粉末のpH、
表面処理は特に制限なく、チタン、珪素、アルミニウム
などの元素を含む物質で表面処理されててもよいし、カ
ルボン酸、硫酸エステル、ホスホン酸、燐酸エステル、
ベンゾトリアゾールなどの含窒素複素環をもつ吸着性化
合物やシランカップリング剤やチタネートカップリング
剤などの化合物のような有機化合物で処理されていても
よい。好ましいpHの範囲は5〜10であり、強磁性体酸
化鉄粉末の場合、2価/3価の鉄の比は特に制限されな
い。また、強磁性体粉末の保磁力は500Oe以上20
00Oe以下が好ましい。500Oe以下では再生出力
の増加が少なく、2000Oe以上では飽和記録するこ
とができないので、高出力が得られない。より好ましく
は800〜1600Oeである。
【0013】マグネ層のバインダー/マグネwt比とし
ては2〜30が好ましく、5〜20がさらに好ましい。
また、マグネ層の厚みは0.3〜3.0μが好ましく、
0.6〜1.7μがさらに好ましい。さらに、マグネの
塗布量としては、0.02〜0.3g/m2が好ましく、
0.07〜0.15g/m2がさらに好ましい。
【0014】磁気記録層に、潤滑性向上、カール調節、
帯電防止、接着防止などの機能を合せ持たせてもよい
し、別の機能性層を設けて、これらの機能を付与させて
もよい。必要に応じて磁気記録層に隣接する保護層を設
けて耐傷性を向上させてもよい。磁気記録層を有する支
持体の裏面をカレンダリング処理して平滑性を向上さ
せ、磁気信号のS/N比を向上できる。この場合、カレ
ンダリング処理を施した後に支持体上に感光層を塗布す
るのが好ましい。次に写真感材で好ましく用いられる支
持体について記す。本発明に用いられる感材の支持体の
素材としては、特に限定されないが、各種のプラスチッ
クフィルムが使用でき好ましいものとしては、セルロー
ス誘導体(例えばジアセチル、トリアセチル、プロピオ
ニル、ブタノイル、アセチルプロピオニル−アセテート
など)、ポリアミド、米国特許第3,023,101号
記載のポリカーボネート、特公昭48−40414号な
どに記載のポリエステル(例えばポリエチレンテレフタ
レート、ポリ−1,4−シクロヘキサンジメチレンテレ
フタレート ポリエチレンナフタレートなど)、ポリス
チレン、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスルホ
ン、ポリアリレート、ポリエーテルイミドなどであり、
特に好ましいのはトリアセチルセルロース、ポリエチレ
ンテレフタレートである。これらのフィルムの中には極
性基(エポキシ、COOM、OH、NR2 、NR 3 X、
SO3 M、OSO3 M、PO3 2 、OP3 OM2 、た
だしMはH、アルカリ金属、アンモニアでありRはH、
又は炭素数1〜20のアルキル基)を有してもよい。本
発明のこれらの支持体は、その厚さが75μm以上30
0μmでありより好ましくは90μm〜200μmであ
る。
【0015】75μmより薄いと急激な引っ張り強度が
加えられた時に切断されやすく、又300μmより大き
いと膜強度としては強くなるが、長時間フィルムカート
リッジ中に保管された場合に磁気ヘッドとの接触不良を
生じる。特に米国特許4,913,368号などの給送
型カートリッジ中に保存された場合に磁気特性の劣化が
著しい。これら、支持体は柔軟性付与等の目的で可塑剤
を添加、使用される事もある。特にセルロースエステル
では、トリフェニルフォスフェート、ビフェニルジフェ
ニルフォスフェート、ジメチルエチルフォスフェート、
トリメトキシエチルトリメリテート等の可塑剤含有物が
好ましい。これら支持体上に写真層(例えば感光性ハロ
ゲン化銀乳剤層、中間層、フィルター層、本発明の透明
マグネ層や、導電性層など)を強固に接着させるために
薬品処理、機械的処理、コロナ放電処理、火焔処理、紫
外線処理、高周波処理、グロー放電処理、活性プラズマ
処理、レーザー処理、混酸処理、オゾン酸化処理、など
の表面活性化処理をした後、直接写真乳剤を塗布して接
着力を得てもよいし、一旦これらの表面処理をした後、
あるいは表面処理なしで下塗層を設けこの上に写真乳剤
層を塗布する方法でもよい。その際、セルロース誘導体
に対しては、メチレンクロライド/ケトン/アルコール
混合系有機溶剤に分散したゼラチン液を単層塗布し、下
塗層を付与するのが用いられる。ゼラチン硬化剤として
はクロム塩(クロム明ばんなど)、アルデヒド類(ホル
ムアルデヒド、グルタールアルデヒドなど)、イソシア
ネート類、活性ハロゲン化合物(2,4−ジクロロ−6
−ヒドロキシ−s−トリアジンなど)、エピクロルヒド
リン樹脂、ビニルスルホアルキル系硬化剤などを挙げる
ことができる。これら下塗液には、必要に応じて各種の
添加剤を含有させることができる。例えば界面活性剤、
帯電防止剤、アンチハレーション剤着色用染料、顔料、
塗布助剤、カブレ防止剤等である。本発明の下塗液を使
用する場合には、レゾルシン、抱水クロラール、クロロ
フェノール等の如きエッチング剤を下塗液中に含有させ
ることもできる。
【0016】本発明の下びき層にはSiO2 、Ti
2 、の如き無機物微粒子又はポリメチルメタクリレー
ト共重合体微粒子(0.05〜10μm)をマット剤と
して含有することができる。本発明にかかわる下塗液
は、一般によく知られた塗布方法、例えばディップコー
ト法、エアーナイフコート法、カーテンコート法、ロー
ラーコート法、ワイヤーバーコート法、グラビアコート
法、或いは米国特許第2,681,294号明細書に記
載のホッパーを使用するエクストルージョンコート法等
により塗布することができる。必要に応じて、米国特許
第2,761,791号、3,508,947号、2,
941,898号、及び3,526,528号明細書、
原崎勇次著「コーティング工学」253頁(1973年
朝倉書店発行)等に記載された方法により2層以上の層
を同時に塗布することができる。次に写真感材について
以下に述べる。本発明の磁気記録層を有する感材はハロ
ゲン化銀乳剤層、バック層、保護層、中間層、アンチハ
レーション層などで、構成されているが、これらは主に
親水性コロイド層で用いられる。その場合の親水性コロ
イド層のバインダーとしては、例えばゼラチン、コロイ
ド状アルブミン、カゼインなどの蛋白質;カルボキシメ
チルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース等のセル
ロース化合物;寒天、アルギン酸ソーダ、でんぷん誘導
体等の糖誘導体;合成親水性コロイド例えばポリビニル
アルコール、ポリ−N−ビニルピロリドン、ポリアクリ
ル酸共重合体、ポリアクリルアミドまたはこれらの誘導
体および部分加水分散物、デキストラン、ポリ酢酸ビニ
ル、ポリアクリル酸エステル、ロジン等が挙げられる、
必要に応じてこれらのコロイドの二つ以上の混合物を使
用してもよい。この中で最も用いられるのはゼラチンあ
るいはその誘導体であるがここに言うゼラチンはいわゆ
る石灰処理ゼラチン、酸処理ゼラチンおよび酵素処理ゼ
ラチンを指す。
【0017】本発明の写真感光材料におけるハロゲン化
銀乳剤層およびその他の親水性コロイド層は各種の有機
または無機の硬化剤(単独または組合せて)により硬化
されうる。特に本発明で好ましいハロゲン化銀カラー写
真感光材料の代表例としてカラーリバーサルフィルムと
カラーネガフィルム、あるいは白/黒ネガフィルム、映
画用ネガ、ポジフィルムをあげることができる。特に一
般用カラーネガフィルムとリバーサルフィルムが好まし
いカラー写真感光材料である。以下一般用カラーネガフ
ィルムを用いて説明する。この感光材料は、支持体上に
青感色性層、緑感色性層、赤感色性層のハロゲン化銀乳
剤層の少なくとも1層が設けられていればよく、ハロゲ
ン化銀乳剤層および非感光性層の層数および層順に特に
制限はない。典型的な例としては、支持体上に、実質的
に感色性は同じであるが感光度の異なる複数のハロゲン
化銀乳剤層から成る感光性層を少なくとも1つ有するハ
ロゲン化銀写真感光材料であり、該感光性層は青色光、
緑色光、および赤色光の何れかに感色性を有する単位感
光性層であり、多層ハロゲン化銀カラー写真感光材料に
おいては、一般に単位感光性層の配列が、支持体側から
順に赤感色性層、緑感色性層、青感色性の順に設置され
る。しかし、目的に応じて上記設置順が逆であっても、
また同一感色性層中に異なる感光性層が挟まれたような
設置順をもとりえる。上記、ハロゲン化銀感光性層の間
および最上層、最下層には各層の中間層等の非感光性層
を設けてもよい。
【0018】該中間層には、特開昭61−43748
号、同59−113438号、同59−113440
号、同61−20037号、同61−20038号明細
書に記載されているようなカプラー、DIR化合物等が
含まれていてもよく、通常用いられるように混色防止剤
を含んでいてもよい。各単位感光性層を構成する複数の
ハロゲン化銀乳剤層は、西独特許第1,121,470
号あるいは英国特許第923,045号、特開昭57−
112751号、同62−200350号、同62−2
06541号、同62−206543号、同56−25
738号、同62−63936号、同59−20246
4号、特公昭55−34932号、同49−15495
号明細書に記載されている。ハロゲン化銀粒子は、立方
体、八面体、十四面体のような規則的な多面体結晶を有
するもの、球状、板状のような変則的な結晶形を有する
もの、双晶面などの結晶欠陥を有するもの、あるいはそ
れらの複合形でもよい。ハロゲン化銀の粒径は、約0.
2ミクロン以下の微粒子でも投影面積直径が約10ミク
ロンに至るまでの大サイズ粒子でもよく、多分散乳剤で
も単分散乳剤でもよい。本発明に使用できるハロゲン化
銀写真乳剤は、例えばリサーチ・ディスクロージャー
(RD)No17643(1978年12月)、22〜2
3頁、“I.乳剤製造((Emulsion preparation and ty
pes)”、および同No18716(1979年11月)、
648頁、グラフキデ著「写真の物理と化学」、ポール
モンテル社刊(P.Glafkides,Chemie et Phisique Photo
graphique,Paul Montel,1967)、ダフィン著「写真
乳剤化学」、フォーカルプレス社刊(G.F.Duffin,Photo
graphic Emulsion Chemistry(Focal Press,196
6))、ゼリクマンら著「写真乳剤の製造と塗布」、フ
ォーカルプレス社刊(V.L.Zelikman et al.,Making and
Coating Photographic Emulsion,Focal Press,196
4)などに記載された方法を用いて調製することができ
る。米国特許第3,574,628号、同3,655,
394号および英国特許第1,413,748号などに
記載された単分散乳剤も好ましい。また、アスペクト比
が約5以上であるような平板状粒子も本発明に使用でき
る。平板状粒子は、ガトフ著、フォトグラフィック・サ
イエンス・アンド・エンジニアリング(Gutoff,Photogr
aphic Science and Engineering)、第14巻、248〜
257頁(1970年);米国特許第4,434,22
6号、同4,414,310号、同4,433,048
号、同4,439,520号および英国特許第2,11
2,157号などに記載の方法により簡単に調製するこ
とができる。結晶構造は一様なものでも、内部と外部と
が異質なハロゲン組成からなるものでもよく、層状構造
をなしていてもよい、また、エピタキシャル接合によっ
て組成の異なるハロゲン化銀が接合されていてもよく、
また例えばロダン銀、酸化鉛などのハロゲン化銀以外の
化合物と接合されていてもよい。また種々の結晶形の粒
子の混合物を用いてもよい。
【0019】ハロゲン化銀乳剤は、通常、物理熟成、化
学熟成および分光増感を行ったものを使用する。本発明
の効率は、金化合物と含イオウ化合物で増感した乳剤を
使用したときに特に顕著に認められる。このような工程
で使用される添加剤はリサーチ・ディスクロージャーNo
17643および同No18716に記載されており、そ
の該当箇所を後掲の表にまとめた。本発明に使用できる
公知の写真用添加剤も上記の2つのリサーチ・ディスク
ロージャーに記載されており、下記の表に関連する記載
箇所を示した。 添加剤種類 RD17643 RD18716 1 化学増感剤 23頁 648頁右欄 2 感度上昇剤 同上 3 分光増感剤、 23〜24頁 648頁右欄〜 強色増感剤 649頁右欄 4 増 白 剤 24頁 5 かぶり防止剤、 24〜25頁 649頁右欄〜 および安定剤 6 光吸収剤、 25〜26頁 649頁右欄〜 フィルター染料、 650頁左欄 紫外線吸収剤 7 ステイン防止剤 25頁右欄 650頁左〜右欄 8 色素画像安定剤 25頁 9 硬 膜 剤 26頁 651頁左欄 10 バインダー 26頁 同上 11 可塑剤、潤滑剤 27頁 650頁右欄 12 塗布助剤、 26〜27頁 同上 表面活性剤 また、ホルムアルデヒドガスによる写真性能の劣化を防
止するために、米国特許4,411,987号や同第
4,435,503号に記載されたホルムアルデヒドと
反応して、固定化できる化合物を感光材料に添加するこ
とが好ましい。本発明には種々のカラーカプラーを使用
することができ、その具体例は前出のリサーチ・ディス
クロージャー(RD)No17643、VII −C〜Gに記
載された特許に記載されている。水中油滴分散法に用い
られる高沸点溶媒の例は米国特許第2,322,027
号などに記載されている。
【0020】水中油滴分散法に用いられる常圧での沸点
が175℃以上の高沸点有機溶剤の具体例としては、フ
タル酸エステル類、リン酸またはホスホン酸のエステル
類、安息香酸エステル類、アミド類、アルコール類また
はフェノール類、脂肪族カルボン酸エステル類、アニリ
ン誘導体、炭化水素類などが挙げられる。また補助溶剤
としては、沸点が約30℃以上、好ましくは50℃以上
約160℃以下の有機溶剤などが使用でき、典型例とし
ては酢酸エチル、酢酸ブチル、プロピオン酸エチル、メ
チルエチルケトン、シクロヘキサノン、2−エトキシエ
チルアセテート、ジメチルホルムアミドなどが挙げられ
る。ラテックス分散法の工程、効果および含浸用のラテ
ックスの具体例は、米国特許第4,199,363号、
西独特許出願(OLS)第2,541,274号および
同第2,541,230号などに記載されている。本発
明の感光材料は乳剤層を有する側の全親水性コロイド層
の膜厚の総和が28μm以下であり、かつ、膜膨潤速度
T1/2 は30秒以下が好ましい。膜厚は、25℃相対湿
度55%調湿下(2日)で測定した膜厚を意味し、膜膨
潤速度T1/2 は、当該技術分野において公知の手法に従
って測定することができる。例えばエー・グリーン
(A.Green)らによりフォトグラフィック・サイエンス
・アンド・エンジニアリング(Photogr.Sci.Eng.) 、1
9巻、2号、124〜129頁に記載の型のスエロメー
ター(膨潤計)を使用することにより測定でき、T1/2
は発色現像液で30℃、3分15秒処理した時に到達す
る最大膨潤膜厚の90%を飽和膜厚とし、このT1/2 の
膜厚に到達するまでの時間と定義する。
【0021】膜膨潤速度T1/2 は、バインダーとしての
ゼラチンに硬膜剤を加えること、あるいは塗布後の経時
条件を変えることによって調整することができる。ま
た、膨潤率は150〜400%が好ましい。膨潤率と
は、さきに述べた条件下での最大膨潤膜厚から、式:
(最大膨潤膜厚−膜厚)/膜厚に従って計算できる。本
発明に従ったカラー写真感光材料は、前述のRD. No.
17643の28〜29頁、および同 No.18716の
615左欄〜右欄に記載された通常の方法によって現像
処理することができる。本発明のハロゲン化銀カラー感
光材料には処理の簡略化及び迅速化の目的で発色現像主
薬を内蔵しても良い。内蔵するためには、発色現像主薬
の各種プレカーサーを用いるのが好ましい。例えば米国
特許第3,342,597号のインドアニリン系化合
物、同第3,342,599号、リサーチ・ディスクロ
ージャー14,850号及び同15,159号記載のシ
ッフ塩基型化合物、同第13,924号記載にされてい
る。
【0022】
【実施例】以下に実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。 実施例1 厚さ100μのポリエチレンテレフタレートにコロナ放
電処理した後、下記組成の下びき層(1)を設けた。コ
ロナ放電処理の程度は0.02KVA・分/m2であっ
た。 ゼラチン 3g 蒸留水 250cc ソジウムα−スルホジ−2−エチルヘキシル サクシネート 0.05g ホルムアルデヒド 0.02g さらに下記のように下びき層(2)を塗設した。塩化第
二スズ水和物230重量部と三塩化アンチモン23重量
部をエタノール3000重量部に溶解し均一溶液を得
た。この溶液に1N水酸化ナトリウム水溶液を前記溶液
がpH3になるまで滴下し、コロイド状酸化第二スズと酸
化アンチモンの共沈澱物を得た。得られた共沈澱を50
℃に24時間放置し、赤褐色のコロイド状沈澱を得た。
赤褐色コロイド状沈殿を遠心分離により分離した。過剰
なイオンを除くため沈殿に水を加え遠心分離によって水
洗した。この操作を3回繰り返し過剰イオンを除去し
た。過剰イオンを除去したコロイド状沈殿200重量部
を水1500重量部に再分散し、500℃に加熱した焼
成濾に噴霧し、青味がかった平均粒径0.15μmの酸
化第二スズ−酸化アンチモン複合物の微粒子を得た。こ
の微粒子粉末の比抵抗は25Ω・cmであった。上記微粉
末40重量部と水60重量部の混合液をpH7.0に調製
し、攪拌機で粗分散の後横型サンドミル(ダイノミル、
Willy A. Backofen AG製)で滞留時間が30分にな
るまで分散して調製した。
【0023】下記処方〔A〕を乾燥膜厚が0.3μにな
るように塗布し、130℃で30秒間乾燥した。 〔処方A〕 ・導電性微粒子分散液(SnO2 /Sb2 3 、0.15μm) 10重量部 ・ゼラチン 1 〃 ・水 27 〃 ・メタノール 60 〃 ・レゾルシン 2 〃 ・ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル 0.01 〃
【0024】さらに、表1に示すポリマーをバインダー
として、以下の処方でマグネ分散液を作成した。 針状 Co-γ酸化第2鉄(保磁力830Oe、長径約0.2μ) 30g バインダー 320 メチルエチルケトン 6480 分散はサンドグラインダーを用い、2000回転で4時
間行った。分散メディアとしてはガラスビーズを用い
た。得られた液に化合物例(a)のイソシアネート化合
物を表1に示す量添加した後、バーコーターにて、固形
分マグネの塗布量が0.1g/m2となるように先に塗布
した下びき層(2)の上に塗布、乾燥した。得られたフ
ィルムの透過濃度をX−RITE社製X−RITEステ
ータスAで、B、G、Rフィルターのうち最大濃度を与
えるBフィルター濃度を測定したところ、濃度は0.1
7であった。さらに、マグネ面の耐傷テストとヘイズテ
ストを以下のようにして行い、その結果を表1に示し
た。
【0025】(耐傷テスト法)磁気記録層を塗設した面
に、先端0.025mm Rのダイア針を垂直にあて、連
続荷重をかけ、試料を60cm/min の速度で引っ掻く。
(25℃、60%RH)引っ掻き後の試料をシャーカス
テン上にのせ、透過で傷の見えはじめる荷重を引っ掻き
強度とする。上記荷重が 30g未満の場合 × 30〜60gの場合 △ 60g以上の場合 ○ とした。 (ヘイズテスト法)試料フィルムを日本電色工業(株)
製ヘイズメーターにて測定し、全透過光量から直進透過
光量をひいた光量値の全透過光量に対する比率を%で示
す。値が大きいほどヘイズが高いことを示す。
【0026】
【表1】
【0027】表1に示すように、本発明のバインダーは
耐傷性に優れ、かつ、本発明のイソシアネート系化合物
をバインダーに対して2〜100wt%添加することによ
り、ヘイズが低下することがわかる。
【0028】実施例2 表2に示すポリマーをバインダーとして、以下の処方で
マグネ分散液を作成した。 針状 Co-γ酸化第2鉄(保磁力880Oe、長径約0.15μ、Fe2+ /Fe3+=15%) 30g バインダー 320 メチルエチルケトン 3240 シクロヘキサノン 3240 また、イソシアネート系化合物に化合物例(b)を用い
た他は実施例1と全く同様に行った。得られたフィルム
の評価も同様に行い、その結果を表2に示した。表2に
示すように実施例1と同様の効果を得た。
【0029】
【表2】
【0030】実施例3 実施例2において、磁性体を粒状 Co-マグネタイト(保
磁力820Oe、粒径約0.20μ)を用いた以外は実
施例2と同様に行った結果、実施例2と同様の効果を得
た。
【0031】実施例4 実施例2において、バインダーをポリマー(III)に対
し、セルロースアセテートプロピオネート(分子量2.
5万、アセチル含量2.5wt%、プロピオニル含量45
wt%)を用いた以外は実施例2と同様に行った結果、実
施例2と同様の効果を得た。
【0032】実施例5 実施例1において、イソシアネート系化合物の化合物
(a)のかわりに、化合物(c)〜(g)をポリマー
(I)に対し、各20wt%添加したとき、実施例1の化
合物(a)と同様の効果を示した。
【0033】実施例6 実施例2で得られたフィルムの磁気記録層の上層に、
【0034】
【化5】
【0035】を0.02gを塗設し、さらに磁気記録層
を塗設した面の反対側に特開平2−89045実施例試
料105に記載の写真感光層を設置した。得られた磁気
記録層付き感材は良好な磁気出力と写真性能を示した。
【0036】
【発明の効果】本発明により、耐傷性がよく、かつ、ヘ
イズの低い磁気記録層を与えることができる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明支持体上に、少なくとも1層のハロ
    ゲン化銀乳剤層と、透明支持体の、該ハロゲン化銀乳剤
    層に対して反対側に、画面全面に透明磁気記録層を有す
    るハロゲン化銀写真感光材料において、該磁気記録層の
    バインダーが置換度2.0〜2.9のセルロースエステ
    ルからなり、かつ、該磁気記録層中にイソシアネート系
    化合物をセルロースエステルに対して2〜100wt%含
    有することを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。
  2. 【請求項2】 前記磁気記録層のセルロースエステルが
    セルロースジアセテートであることを特徴とする請求項
    1に記載のハロゲン化銀写真感光材料。
  3. 【請求項3】 前記磁気記録層のセルロースエステルが
    セルロースアセテートブチレートであることを特徴とす
    る請求項1に記載のハロゲン化銀写真感光材料。
  4. 【請求項4】 前記磁気記録層のセルロースエステルが
    セルロースアセテートプロピオネートであることを特徴
    とする請求項1に記載のハロゲン化銀写真感光材料。
  5. 【請求項5】 前記イソシアネート系化合物が下記一般
    式〔I〕で表されることを特徴とする請求項1〜4に記
    載のハロゲン化銀写真感光材料。 一般式〔I〕 【化1】 式中、Rは置換または無置換のアルキル基、アルケニル
    基、アリル基を表し、nは2以上の整数である。
JP21500092A 1992-08-12 1992-08-12 ハロゲン化銀写真感光材料 Pending JPH0659357A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21500092A JPH0659357A (ja) 1992-08-12 1992-08-12 ハロゲン化銀写真感光材料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21500092A JPH0659357A (ja) 1992-08-12 1992-08-12 ハロゲン化銀写真感光材料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0659357A true JPH0659357A (ja) 1994-03-04

Family

ID=16665046

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21500092A Pending JPH0659357A (ja) 1992-08-12 1992-08-12 ハロゲン化銀写真感光材料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0659357A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0724194A1 (en) 1995-01-30 1996-07-31 Fuji Photo Film Co., Ltd. Silver halide color photographic material
EP0775934A1 (en) 1995-11-22 1997-05-28 Fuji Photo Film Co., Ltd. Hot stamping method and apparatus for photo film spool
US5766835A (en) * 1995-09-22 1998-06-16 Fuji Photo Film Co., Ltd. Silver halide photographic light-sensitive material

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5062626A (ja) * 1973-10-05 1975-05-28
JPH0468336A (ja) * 1990-07-10 1992-03-04 Fuji Photo Film Co Ltd 磁気記録要素を有するハロゲン化銀カラー写真感光材料
JPH0473737A (ja) * 1990-07-16 1992-03-09 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀写真感光材料

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5062626A (ja) * 1973-10-05 1975-05-28
JPH0468336A (ja) * 1990-07-10 1992-03-04 Fuji Photo Film Co Ltd 磁気記録要素を有するハロゲン化銀カラー写真感光材料
JPH0473737A (ja) * 1990-07-16 1992-03-09 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀写真感光材料

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0724194A1 (en) 1995-01-30 1996-07-31 Fuji Photo Film Co., Ltd. Silver halide color photographic material
US5766835A (en) * 1995-09-22 1998-06-16 Fuji Photo Film Co., Ltd. Silver halide photographic light-sensitive material
EP0775934A1 (en) 1995-11-22 1997-05-28 Fuji Photo Film Co., Ltd. Hot stamping method and apparatus for photo film spool

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2699014B2 (ja) 磁気記録要素を有するハロゲン化銀カラー写真感光材料
US5229259A (en) Silver halide photographic material
US5254449A (en) Photographic element containing thinb transparent magnetic recording layer and method for the preparation thereof
EP0513169B1 (en) Photographic element containing thin transparent magnetic recording layer and method for the preparation thereof
JPH0659357A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH03109546A (ja) 写真フイルム包装体
JPH06161032A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JP2655200B2 (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
US5565311A (en) Silver halide photographic material
JPH06161033A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH05341436A (ja) 写真用磁気記録層の塗布方法
JPH0473737A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH0581652A (ja) 磁気記録材料
JP2655202B2 (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH04124657A (ja) 写真材料
JPH05303167A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH04124628A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH04124626A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JP3409217B2 (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH06175281A (ja) 磁気記録層を有するハロゲン化銀写真感光材料
JPH04124630A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH0545755A (ja) 磁気記録要素を有するハロゲン化銀写真感光材料
JPH04215651A (ja) 磁気記録要素を有するハロゲン化銀写真感光材料
JPH04293039A (ja) 磁気記録要素を有するハロゲン化銀写真感光材料
JPH04124640A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料