JPH0664849A - 自動原稿搬送装置 - Google Patents

自動原稿搬送装置

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JPH0664849A
JPH0664849A JP4880293A JP4880293A JPH0664849A JP H0664849 A JPH0664849 A JP H0664849A JP 4880293 A JP4880293 A JP 4880293A JP 4880293 A JP4880293 A JP 4880293A JP H0664849 A JPH0664849 A JP H0664849A
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和志 滝本
Yasushi Kamezaki
泰 亀崎
Koji Maekawa
幸二 前川
Kiyoshige Kameda
清重 亀田
Hiroyuki Fujita
裕幸 藤田
Katsunori Masai
克典 正井
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  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、作動速度の低下或いは作業
性の低下等の問題を生成せしめることなく、透明板上に
向けてシート状原稿を搬入するための原稿搬入手段と透
明板に対向して位置する原稿搬送手段とを共通の駆動原
に駆動連結することにより、製造コストの安価な自動原
稿搬送装置を得る。 【構成】 原稿搬送手段と原稿搬入手段を共通の電動モ
ータに駆動連結し、これを制御手段によって制御すると
ともに、原稿テーブル上に複数枚のシート状原稿が載置
され、原稿テーブルから送出されたシート状原稿の各々
の表裏両面を画像処理すべき場合、先のシート状原稿の
片面の画像処理が終了した後で且つ先のシート状原稿の
他面の画像処理の開始前における原稿搬送手段の逆転作
用の後に、原稿送出手段を作動せしめて原稿テーブルか
ら原稿搬入路に次のシート状原稿を送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静電複写機又は画像読
取機の如き画像処理機に適用される自動原稿搬送装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】画像複写操作又は画像読取操作等におけ
る原稿の取り扱いを自動化するために、静電複写機又は
画像読取機の如き画像処理機に自動原稿搬送装置を装備
することが実用化されている。自動原稿搬送装置を開示
している代表的先行文献としては、特開昭53−917
47号公報、特開昭60−118551号公報及び実開
昭61−49348号公報を挙げることができる。
【0003】静電複写機又は画像読取機の如き画像処理
機はハウジングを具備し、このハウジングの上面には処
理すべき原稿が載置される透明板が配設されている。自
動原稿搬送装置は開閉動枠体と静止枠体とを具備してい
る。開閉動枠体は、上記透明板の後縁に沿って延びる旋
回軸線を中心として透明板を覆う閉位置と透明板を露呈
せしめる開位置との間を旋回動自在に、上記ハウジング
に装着される。静止枠体は、上記透明板の上流端縁に隣
接せしめて上記ハウジング上に装着される。かかる静止
枠体には原稿テーブルが配設されている。自動原稿搬送
装置には、原稿テーブルから透明板の上流端縁に延びる
原稿搬入路、及び透明板の下流端縁から延びる原稿搬出
路も配設されている。また、必要に応じて原稿の表裏を
反転する所謂原稿反転機能を有する自動原稿搬送装置に
おいては、上記原稿搬出路から分岐して透明板の下流端
縁に至る原稿反転路も配設されている。自動原稿搬送装
置は、更に、上記原稿テーブル上に載置された複数枚の
シート状原稿を1枚毎順次に上記原稿搬入路に送出さる
ための原稿送出手段と、原稿搬入路に送出されたシート
状原稿を透明板上に向けて搬入するための原稿搬入手段
と、透明板に対向して位置する原稿搬送手段と、透明板
上から上記原稿搬出路に搬出されたシート状原稿を搬送
するための原稿排出手段とを具備する。自動原稿搬送装
置が上記原稿反転機能を有するものである場合、上記原
稿搬出路に搬出されたシート状原稿を原稿搬出路を通し
て排出するための排出位置と原稿搬出路に搬出されたシ
ート状原稿を原稿搬出路から上記原稿反転路に導入する
ための反転位置とに選択的に位置付けられる排出反転制
御部材が設けられ、上記原稿排出手段は原稿反転路を通
して透明板上にシート状原稿を戻す反転手段としても機
能する。上記原稿搬送手段は、透明板上に搬入されたシ
ート状原稿を透明板上の所定位置まで搬送し、そしてま
た透明板上のシート状原稿を上記原稿搬出路に搬出す
る。かような原稿搬送手段は、一般に、被駆動軸及び従
動軸と共にこれらの軸に巻き掛けられた無端ベルトを含
む搬送ベルトユニットから構成されている。
【0004】而して、従来の自動原稿搬送装置には、次
の通りの解決すべき問題がある。
【0005】即ち、複数個の被駆動手段に共通の駆動源
及び共通の駆動連結制御用クラッチ手段を使用すること
ができれば、製造コストの低減及びコンパクト化を実現
することができるが、作動速度の低下或いは作業性の低
下等の別個の問題を生成せしめることなく、これを実現
することができない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実に鑑
みてなされたものであり、その主たる技術的課題は、作
動速度の低下或いは作業性の低下等の別個の問題を生成
せしめることなく、透明板上に向けてシート状原稿を搬
入するための原稿搬入手段と透明板に対向して位置する
原稿搬送手段とを共通の駆動原に駆動連結することがで
き、かくして製造コストの低下を図ることができる自動
原稿搬送装置を提供することである。本発明のその他の
技術的課題は、本発明に従って構成された自動原稿搬送
装置の好適具体例に関する、添付図面を参照する以下の
詳細な説明から明らかになるであろう。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために、本発明によれば、ハウジングの上面には処理
すべき原稿が載置される透明板が配設されている画像処
理機に適用される自動原稿搬送装置にして、該透明板の
上流に配設される原稿テーブルと、該原稿テーブルと該
透明板の上流端縁との間を延在する原稿搬入路と、該透
明板の下流端縁から延びる原稿搬出路と、該原稿搬出路
から分岐して該透明板の該下流端縁に至る原稿反転路
と、該原稿テーブル上に載置された複数枚のシー状原稿
を1枚毎順次に該原稿搬入路に送出するための原稿送出
手段と、該原稿搬入路に送出されたシート状原稿を該透
明板上に向けて搬入するための原稿搬入手段と、該透明
板の上面に対向して位置する原稿搬送手段と、該透明板
上から該原稿搬出路に搬出されたシート状原稿を搬送す
るための原稿排出兼反転手段と該原稿搬出路に搬出され
たシート状原稿を該原稿搬出路を通して排出せしめるた
めの排出位置と、該原稿搬出路に搬出されたシート状原
稿を該原稿搬出路から該原稿反転路に導入するための反
転位置とに、選択的に位置付けられる排出反転制御部材
と、少なくとも1個の電動モータを含む駆動源と、作動
制御手段と、を具備し、該原稿搬送手段と該原稿搬入手
段とは共通電動モータに駆動連結されており、該原稿テ
ーブル上に複数枚のシート状原稿が載置され、該原稿テ
ーブルから送出されたシート状原稿の各々の表裏両面を
画像処理すべき場合、該作動制御手段は、該原稿送出手
段を作動せしめて該原稿テーブルから該原稿搬入路にシ
ート状原稿を送出して該透明板上に位置せしめ、次いで
かかるシート状原稿の片面の画像処理が終了した後に、
該原稿搬送手段の正転作用によって搬送して該原稿搬出
路に搬出し、そして該原稿排出兼反転手段の作用及び該
反転位置に位置する該排出反転制御手段の作用によって
該原稿搬出路及び該原稿反転路を通して該透明板上に戻
し、更に該原稿搬送手段の逆転作用によって該透明板上
を逆方向に搬送し、しかる後にかかるシート状原稿の他
面の画像処理が終了した後に、該原稿搬送手段の正転作
用によって搬送して該原稿搬出路に搬出し、そして該原
稿排出兼反転手段の作用及び該排出位置に位置する該排
出反転制御手段の作用によって該原稿搬出路を通して排
出し、該原稿テーブル上に複数枚のシート状原稿が載置
され、該原稿テーブルから送出されたシート状原稿の各
々の表裏両面を画像処理すべき場合、該作動制御手段
は、更に、先のシート状原稿の該片面の画像処理が終了
した後で且つ先のシート状原稿の該他面の画像処理の開
始前における該原稿搬送手段の該逆転作用の後に、該原
稿送出手段を作動せしめて該原稿テーブルから該原稿搬
入路に次のシート状原稿を送出する、ことを特徴とす
る、自動原稿搬送装置が提供される。
【0008】
【作用】共通の電動モータに駆動連結された原稿搬送手
段と原稿搬入手段は、制御手段によって制御されるとと
もに、原稿テーブル上に複数枚のシート状原稿が載置さ
れ、原稿テーブルから送出されたシート状原稿の各々の
表裏両面を画像処理すべき場合、先のシート状原稿の片
面の画像処理が終了した後で且つ先のシート状原稿の他
面の画像処理の開始前における原稿搬送手段の逆転作用
の後に、原稿送出手段を作動せしめて原稿テーブルから
原稿搬入路に次のシート状原稿が送出される。
【0009】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明に従って
構成された自動原稿搬送装置の好適具体例が装備された
画像処理機について詳細に説明する。
【0010】全体的構成の概要
【0011】図1及び図2には、全体を番号2で示す静
電複写機と、この静電複写機2に装備された全体を番号
4で示す自動原稿搬送装置とが図示されている。それ自
体は周知の形態でよい静電複写機2は、略直方体形状の
ハウジング6を具備しており、このハウジング6の上面
中央部には、矩形でよいガラス製透明板8(図2)が配
設されている。ハウジング6の片側(前方から見て右
側)には、2点鎖線で示す如く、通常の紙でよい複数枚
のシート状複写紙を収容した複写紙カセット10及び1
2が着脱自在に装着される。ハウジング6の他側(前方
から見て左側)には、ハウジング6内から排出される複
写紙を収集する受皿或いはソータ(いずれも図示してい
ない)が配設される。ハウジング6の上面前縁部には、
複数個の操作スイッチ及び表示器が配列された操作パネ
ル14が配設されている。図示していないが、ハウジン
グ6内には、表面に静電感光層を有する回転ドラムを含
む種々の構成要素が配設されている。周知の如く、複写
すべき面を下方に向けて透明板8(図2)上に載置され
た原稿を光学的に走査してその反射像を回転ドラム上に
投射する原稿走査露光を含む作像工程によって、回転ド
ラム上にトナー像が形成され、かかるトナー像が複写紙
カセット10又は12から供給された複写紙に転写さ
れ、そして転写されたトナー像が定着された後に複写紙
が受皿或いはソータに排出される。
【0012】本発明に従って種々の改良が加えられてい
る図示の自動原稿搬送装置4は、開閉動枠体16と静止
枠体18とを具備している。開閉動枠体16は、長手方
向に間隔をおいてハウジング6の後縁部に装着されるそ
れ自体は周知の形態でよい一対の装着機構20を介して
ハウジング6上に装着されている。一対の装着機構20
の各々は垂下脚19(図5)を有し、他方ハウジング6
の後縁部には長手方向に所定間隔を置いて一対の装着開
口21(図4)が形成されており、一対の装着機構20の各
々の垂下脚19が一対の装着開口21の各々に挿入され
る。開閉動枠体16は、上記透明板8の後縁に沿って延
びる(更に詳しくは、上記透明板8の後縁と平行にその
幾分後方且つ上方を延びる)旋回軸線を中心として、図
1に図示する閉位置と図2に図示する開位置との間を旋
回自在である。図5に図示する通り、開閉動枠体16内
の前縁部には永久磁石23が配設されており、開閉動枠
体16が上記閉位置にせしめられると、かかる磁石23
がハウジング6の金属製上面壁に磁気的に吸着する。開
閉動枠体16が上記閉位置に位置せしめられると透明板
8が開閉動枠体16によって覆われ、開閉動枠体16が
上記開位置に位置せしめられると透明板8が露呈され
る。複写すべき原稿を手動で透明板8上に載置する場合
には、開閉動枠体16を手動で開閉動することが必要で
ある。
【0013】静止枠体18は、その下流端縁(左端縁)
を透明板8の上流端縁に隣接せしめて、ハウジング6上
に装着されている。この静止枠体18の上流部はハウジ
ング6の右端を越えて右方に延出している。図1に図示
する通り、開閉動枠体16が上記閉位置にせしめられる
と、静止枠体18の下流部は開閉動枠体16によって覆
われるが、静止枠体18の上流部が開閉動枠体16に覆
われることはない。
【0014】原稿テーブル、原稿搬入路、原稿送出手段
及び原稿搬入手段
【0015】図1及び図2と共に図3及び図4を参照し
て説明すると、上記静止枠体18は、ハウジング6上の
所定位置に固定された基部22と、この基部22から右
方に延出する延出部24とを有する。延出部24の下流
端部(左端部)は連結ピン25を介して基部22の上流
端部(右端部)に連結されており、図示の通常位置から
必要に応じて上方(前方から見て反時計方向)に旋回さ
れ得る。基部22の上面は、下流に向かって若干だけ下
方に傾斜して延びる上流部26、下流に向かって上方に
傾斜して延びる中間逆傾斜部28、及び下流に向かって
若干だけ下方に傾斜して延びる下流部30を有する。延
出部24の上面は、下流に向かって若干だけ下方に傾斜
して延びて、基部22の上面上流部26に滑らかに続づ
く。延出部24の上面並びに基部22の上面上流部26
及び中間逆傾斜部28は、複写すべき複数枚のシート状
原稿が載置される原稿テーブル32を構成する。図1及
び図2に図示する如く、延出部24の上面上には、幅方
向に間隔を置いて一対の幅規制部材34が装着されてい
る。それ自体は周知の形態でよい一対の幅規制部材34
は、相互に接近する方向及び相互に離隔する方向に相互
に対応して移動自在であり、両者間の間隔が原稿テーブ
ル32上に載置されるシート状原稿の幅に対応した長さ
に手動で設定される。
【0016】図1乃至図3と共に図5を参照して説明を
続けると、上記開閉動枠体16は全体として箱形状であ
り、その下面は開放されている。かかる開閉動枠体16
は適宜の合成樹脂から形成することができる。図1及び
図3から理解される如く、開閉動枠体16の主部36は
没入されており、かかる主部36の上面は左から右に向
かって幾分上方に傾斜している。主部36の上面は原稿
受面を構成し、後に更に言及する如く、上記透明板8上
から搬出されるシート状原稿は主部36の上面に排出さ
れる。図1及び図2に明確に図示する如く、開閉動枠体
16の前面の中央下部には、開閉動枠体16を手動で開
閉動する時に指を掛けることができる凹部38が形成さ
れている。
【0017】図3及び図5に図示する通り、開閉動枠体
16の下面上流端部(右端部)には、下流に向かって若
干下方に傾斜して延びる案内板40が装着されている。
開閉動枠体16が上記閉位置に位置せしめられると、案
内板40は上記静止枠体18の基部22の上面における
下流部30と協働して、両者間に原稿搬入路42を規定
する。
【0018】図3乃至図6を参照して説明すると、上記
原稿テーブル32上に載置された複数枚のシート状原稿
を1枚毎順次に原稿搬入路42に送出するための原稿送
出手段44が設けられている。この原稿送出手段44
は、送出ローラ機構46と分離ローラ機構48とを含ん
でいる。図5及び図6に図示する如く、開閉動枠体16
の上流端部に配設されている上記案内板40の幅方向両
側には、支持側板50及び52が設けられており、これ
らの支持側板50及び52間には、軸受部材54及び5
6(図6)を介して上側回転軸58が回転自在に装着さ
れている。そしてこの上側回転軸58には軸線方向に適宜
の間隔を置いて3個の送給ローラ60が固定されてい
る。合成ゴムの如き適宜の材料から形成することができ
る上記送給ローラ60は、上記案内板40に形成されて
いる開口を通って突出する。図3を参照することによっ
て理解される如く、上記送給ローラ60の外周面は完全
な円形ではなく、上記送給ローラ60の特定角度部位に
は略三ケ月形状の切欠きが形成されている。上記上側回
転軸58に対応して、静止枠体18における基部22の
前側壁と後側壁との間には下側回転軸62が回転自在に
装着されている。この回転軸62は幾分かの範囲に渡っ
て上下方向に移動自在に装着され、そしてばね部材63
(図4)によって上方に弾性的に偏倚されている。かか
る回転軸62には軸線方向に適宜の間隔を置いて4個の
逆転ローラ64が固定されている。合成ゴム又は合成樹
脂の如き適宜の材料から形成することができる上記逆転
ローラ64は、静止枠体18における基部22の上面壁
に形成されている開口を通って上方に突出している。送
給ローラ60と逆転ローラ64とは軸線方向において相互
に互い違いに配列されており、送給ローラ60の各々は
隣接する逆転ローラ64間に位置する。かような送給ロ
ーラ60と逆転ローラ64とは、協働して上記分離ロー
ラ機構48を構成する。
【0019】図5に図示する通り、支持側板50及び5
2に固定されて上記上側回転軸58を回転自在に支持す
る軸受部材54及び56の各々には突起66及び68が
固定されている。これに対応して、図4に図示する通
り、上記下側回転軸62の両端部(かかる両端部は静止
枠体18における基部22の前側壁及び後側壁を通って前
方及び後方に突出している)の各々には、小円板70及
び72が回転自在に装着されている。開閉動枠体16が
上記閉位置にせしめられると、上記突起66及び68が
上記円板70及び72に当接し、かくして下側回転軸6
2は上記ばね部材63(図4)の弾性偏倚作用に抗して
若干下降され、上記上側回転軸58と上記下側回転軸6
2との間隔が所定値に、従って送給ローラ60と逆転ロ
ーラ64との相対的関係が所要通りに設定される。更に
また、図6に図示する通り、上記支持側板52を通って
後方に延出している上側回転軸58の後部には連結歯車
74が固定され、そしてまたブラケット片76が所定範囲
に渡って旋回自在に装着されている。このブラケット片
76には軸78が固定されており、この軸78には遊び
歯車80及び小円板82が回転自在に装着されている。
遊び歯車80は上記歯車74に係合されている。上側回
転軸58とブラケット片76との間には、ブラケット片
76を前方から見て時計方向に弾性的に偏倚するばね部
材(図示していない)が介在されており、かかるばね部
材の作用によってブラケット片76は特定角度位置に弾
性的に偏倚される。一方、図4に図示する通り、上記下
側回転軸62の後部には連結歯車84が固定されている
と共に、小円板86が回転自在に装着されている。開閉動
枠体16が上記閉位置にせしめられると、上記遊び歯車
80と上記連結歯車84とが係合され、従って上記連結
歯車74と上記連結歯車84とが遊び歯車80を介して
連結される。かくして、後述する通りにして上側回転軸
58が前方から見て時計方向に回転されると、下側回転
軸62も前方から見て時計方向に回転される。開閉動枠
体16が上記閉位置にせしめられる際には、上記小円板
82が上記小円板86に当接し、これによってブラケッ
ト片76が上記ばね部材の弾性偏倚作用に抗して幾分反時
計方向に旋回され、かくして遊び歯車80と連結歯車8
4との相互係合度合が所要値に設定される。
【0020】上記上側回転軸58には、更に、一対の支
持アーム88の基端部が旋回自在に装着されている。か
かる一対の支持アーム88は上流側(図3において右
方)に延びており、それらの自由端には回転軸90が回
転自在に装着されている。そしてこの回転軸90には、
軸線方向に適宜の間隔を置いて2個の送出ローラ92が
固定されている。かかる送出ローラ92は合成ゴムの如
き適宜の材料から形成することができる。図5及び図6
に図示する通り、上記上側回転軸58には、上記一対の
支持アーム88の各々の基端部に隣接せしめて歯付プー
リ94も固定されている。かかる歯付プーリ94に対応
して上記回転軸90の両端部にも歯付プーリ96が固定
されており、歯付プーリ94の各々と歯付プーリ96の
各々とにはタイミングベルト98が巻き掛けられてい
る。従って、後述する通りにして上記上側回転軸58が
前方から見て時計方向に回転されると、上側回転軸58
の回転が歯付プーリ94、タイミングベルト98及び歯
付プーリ96を介して回転軸90に伝達され、回転軸9
0も前方から見て時計方向に回転せしめられる。開閉動
枠体16の上流端部に配設されている上記支持側板50
及び52間には、図3及び図6に図示する通り、カム軸
100も回転自在に装着されている。そして、このカム
軸100には、上記一対の支持アーム88に対応せしめ
て一対のカム102が固定されている。一対のカムの各
々には作動突起104が形成されており、一方一対の支
持アーム88の基端部近傍には平坦な被拘束面106が
形成されている。カム102が第3図及び図6に図示す
る拘束位置に位置している時には、カム102の作動突
起104が支持アーム88の被拘束面106に係合し、
これによって支持アーム88は図3に図示する上昇位置
に拘束されている。支持アーム88がかかる上昇位置に
拘束されている時には、上記送出ローラ92は原稿テー
ブル32の上面から所要距離だけ上方に離隔せしめられ
ている。後述する通りにしてカム軸100及びこれに固
定されたカム102が図3において時計方向に回転せし
められると、カム102の作動突起104が支持アーム
88の被拘束面106から離脱する。かくすると、一対
の支持アーム88は、それら自身及びそれらの自由端間
に装着された回転軸90等の重量に起因して、上記上側
回転軸58を中心として第3図において時計方向に旋回
されて、回転軸90及びこれに装着された送出ローラ9
2が下降され、送出ローラ92は原稿テーブル32上に
載置されているシート状原稿に接触せしめられる。カム
軸100及びこれに固定されたカム102が1回転せし
められて図3に図示する拘束位置に戻されると、カム1
02の作動突起104が支持アーム88の被拘束面10
6に作用して支持アーム88を上記上昇位置に戻し、か
かる上昇位置に拘束する。
【0021】図3乃至図5を参照して説明を続けると、
開閉動枠体16の上流端部に配設されている上記案内板
40には、3個の原稿検出器、即ち載置原稿検出器10
8、搬入原稿検出器110及び搬入原稿検出器112が
装着されている。検出器108、110及び112の各
々は、案内板40に形成されている開口を通って下方に
突出する検出アームを有し、かかる検出アームの先端は
静止枠体18の基部22の上面に形成されている開口に
進入している。検出器108の検出アームは原稿テーブ
ル32の下流端部に関連せしめて配設されており、原稿
テーブル32上にシート状原稿が載置されると検出器1
08がかかるシート状原稿を検出する(複数枚のシート
状原稿はそれらの前縁を静止枠体18における基部22
の上面の中間逆傾斜部28に当接乃至近接せしめて原稿テ
ーブル32状に載置される)。検出器110の検出アー
ムは原稿搬入路42の上流端で且つ幅方向において後方
に変位された位置に関連せしめて配設されており、幅が
所定値以上のシート状原稿が原稿搬入路42に送出され
ると検出器110がこれを検出する。検出器112の検
出アームは原稿搬入路42の下流部中央に関連せしめて
配設されており、検出器112は原稿搬入路42を通し
て搬送されるシート状原稿、更に詳しくは原稿搬入路4
2を通して搬送されるシート状原稿の前縁及び後縁を検
出する。検出器112によるシート状原稿の前縁及び後
縁の検出に基づいてシート状原稿の長さが検知され、そ
してまた検出器110がシート状原稿を検出するか否か
に基づいてシート状原稿の幅が所定値以上か否かが検知
され、かくしてシート状原稿のサイズ(例えばJIS規
格でB5,A4或いはB4)が検知される。
【0022】図示の具体例においては、更に、原稿テー
ブル32の下流端に関連せしめて、開閉動枠体16の上
流端部の配設されている上記案内板40に原稿送出阻止
部材114が装着されている。図3に図示する通り、原
稿送出阻止部材114は幅方向(図3において紙面に垂
直な方向)に延びる回転自在なピン115に固定されて
いる。幅方向中央に位置するこの原稿送出阻止部材11
4には、ばね部材(図示していない)と電磁ソレノイド
116とが付設されている。ばね部材は原稿送出阻止部
材114を図3において反時計方向に弾性的に偏倚し、
図3に図示する阻止位置に弾性的に維持する。原稿送出
阻止部材114が上記阻止位置に位置付けられている時
には、原稿送出阻止部材114の垂下脚は上記案内板4
0に形成されている開口を通って下方に延び、かくして
原稿テーブル32上に載置されているシート状原稿が原
稿送出阻止部材114を越えて下流方向に移動されるの
を確実に阻止する。阻止部材制御手段を構成する電磁ソ
レノイド116が付勢されると、上記ばね部材の弾性偏
倚作用に抗して原稿送出阻止部材114が第3図におい
て時計方向に退去位置まで旋回される。原稿送出阻止部
材114が上記退去位置にせしめられると、その垂下脚
は上記案内板40より上方に退去し、かくして原稿テー
ブル32上のシート状原稿を原稿搬入路42に送出する
ことが許容される。電磁ソレノイド116が除勢される
と、上記ばね部材の弾性偏倚作用によって原稿送出阻止
部材114が上記阻止位置に戻される。
【0023】図3乃至図6を参照して説明を続けると、
上記原稿搬入路42には、原稿テーブル32から原稿搬
入路42に送出されたシート状原稿を上記透明板8上に
向けて搬入するための原稿搬入手段118が配設されて
いる。図3、図5及び図6に図示する通り、開閉動枠体
16の上流端部に配設されている上記支持側板50及び
52間には上側回転軸120が回転自在に装着されてお
り、この上側回転軸120には軸線方向に適宜の間隔を
置いて2個の被駆動搬入ローラ122が固定されてい
る。合成ゴムの如き適宜の材料から形成することができ
る被駆動搬入ローラ122は、上記案内板40に形成さ
れている開口を通って突出する。図3及び図4に図示す
る通り、静止枠体18の基部22における上面壁の下方
には下側回転軸124が回転自在に装着されており、か
かる下側回転軸124には適宜の間隔を置いて2個の従
動搬入ローラ126が回転自在に装着されている。下側
回転軸124は所定範囲に渡って昇降動自在に装着さ
れ、そしてばね部材125によって上方に弾性的に偏倚
されている。合成ゴム又は合成樹脂の如き適宜の材料か
ら形成することができる従動搬入ローラ126は、上記
基部22の上面壁に形成されている開口を通って上方に
突出する。図3を参照することによって理解される如
く、開閉動枠体16が上記閉位置にせしめられると、被
駆動搬入ローラ122が従動搬入ローラ126に当接
し、かくして従動搬入ローラ126及び下側回転軸12
4が上記ばね部材の弾性偏倚作用に抗して若干下降され
る。後述する通りにして上側回転軸120及びこれに固
定された被駆動搬入ローラ122が第3図において時計
方向に回転駆動されると、これに付随して下側回転軸1
24及びこれに装着された搬入ローラ126が図3にお
いて反時計方向に回転され、かくして搬入ローラ122
及び126の協働によってシート状原稿が下流方向に搬
送される。
【0024】図3に図示する如く、上記案内板40の下
流端には、それ自体は周知の除電ブラシ128が装着さ
れている。幅方向に延在するこの除電ブラシ128は、
原稿搬入路42から上記透明板8上に搬入されるシート
状原稿の上面に作用してそこから静電気を除去する。
【0025】図示の自動原稿搬送装置においては、原稿
搬入路42は、開閉動枠体16が閉位置にせしめられて
いる時に開閉動枠体16の上流端部下面(更に詳しくは
案内板40の下面)と静止枠体18の下流部上面(更に
詳しくは基部22の上面壁の下流部上面)との間に規定
されている。そして、送出ローラ92、相互に協働する
送給ローラ60と逆転ローラ64の内の上側に位置する
送給ローラ60、及び相互に協働する搬入ローラ122
と搬入ローラ126の内の上側に位置する搬入ローラ1
22は、開閉動枠体16に装着され、一方、相互に協働
する送給ローラ60と逆転ローラ64の内の下側に位置す
る逆転ローラ64、及び相互に協働する搬入ローラ12
2と搬入ローラ126の内の下側に位置する搬入ローラ
126は、静止枠体18に装着されている。それ故に、
開閉動枠体16を開動せしめると、原稿搬入路42が完
全に開放され、従って、原稿搬入路42においてシート
状原稿が閉塞した場合には、開閉動枠体16を開動せし
めて原稿搬入路42を開放して、閉塞したシート状原稿
を損傷せしめる恐れなくして充分容易に且つ迅速に除去
することができる。また、送給ローラ60及び逆転ロー
ラ64等が汚染された場合、充分容易に清掃することが
できる。
【0026】原稿搬送手段(搬送ベルトユニット)
【0027】上記開閉動枠体16の主部内には、全体を
番号130で示す搬送ベルトユニットが装着されてい
る。原稿搬送手段を構成するこの搬送ベルトユニット1
30は、図3を参照することによって理解される通り、
開閉動枠体16が上記閉位置にせしめられると上記透明
板8に対向して位置する。図7及び図8を参照して説明
すると、図示の搬送ベルトユニット130はユニット枠
132を具備している。このユニット枠132は幅方向
に所定間隔を置いて配設された前枠部材134と後枠部
材136とを含んでいる。前枠部材134は被駆動側支
持板138と従動側支持板140とを含み、同様に後枠
部材136も被駆動側支持板142と従動側支持板14
4とを含んでいる。前枠部材134の被駆動側支持板1
38と後枠部材136の被駆動側支持板142との間に
は、搬送方向に適宜の間隔を置いて2個の横架部材14
6及び148が止めねじ(図示していない)の如き適宜
の手段によって固定されており、また前枠部材134の
従動側支持板140と後枠部材136の従動側支持板1
44との間には、1個の横架部材150が止めねじ(図
示していない)の如き適宜の手段によって固定されてい
る。かくして、被駆動側支持板138及び142並びに
横架部材146及び148が被駆動側ユニット半枠を構
成し、従動側支持板140及び144並びに横架部材1
50が従動側ユニット半枠を構成する。上記横架部材1
46、148及び150の各々は、第3図を参照するこ
とによって理解される如く、上面が開放されたチャンネ
ル状断面形状を有する。横架部材146、148及び1
50の各々の底壁には、夫々、幅方向に適宜の間隔を置
いて複数個の開口152、154及び156が形成され
ている。
【0028】上記被駆動側ユニット半枠と上記従動側ユ
ニット半枠との連結様式は次の通りである。被駆動側ユ
ニット半枠における被駆動側支持板138及び142の
各々の下流端部には、搬送方向に所定間隔を置いて2個
のねじ孔158及び160が形成されている。かかるね
じ孔158及び160は、バーリング加工とこれに続く
タッピング加工とによって形成されているのが好都合で
ある。他方、従動側ユニット半枠における従動側支持板
140及び144の各々の上流端部には、搬送方向に所
定間隔を置いて比較的大径の孔162と搬送方向に細長
く延びるスロット164とが形成されている。孔162
はバーリング加工によって形成されているのが好都合で
ある。スロット164は通常の打ち抜き加工によって形
成することができる。スロット164とねじ孔158と
には、連結ねじピン166が組み合わされる。このピン
166は大径頭部168、中間円柱部170及び先端小
径ねじ部172を有する。中間円柱部170の外径はス
ロット164の上下方向寸法に対応している。図7に図
示する通り、ピン166はその中間円柱部170がスロ
ット164に挿通せしめられ、その先端小径ねじ部17
2がねじ孔158に螺合される。かくして、被駆動側支
持板138及び142の各々が従動側支持板140及び
144に夫々連結される。ピン166、スロット164
及びねじ孔158から成る連結手段による上述した通り
の連結方式においては、ピン166の中間円柱部170
がスロット164内を搬送方向に移動することができ、
従って被駆動側支持板138及び142と従動側支持板
140および144とは搬送方向に所定距離に渡って相
対的に移動自在に連結される。比較的大径の孔162と
ねじ孔160とには、拘束ねじピン174が組み合わさ
れる。このピン174は円柱部176及び先端小径ねじ
部178を有する。円柱部176の外径は孔162の内径
に対応している。図7に図示する通り、ピン174はそ
の円柱部176が孔162に挿通せしめられ、その先端
小径ねじ部178がねじ孔160に螺合され、かくして
被駆動側支持板138及び142と従動側支持板140
及び144との搬送方向における相対的移動が拘束され
る。即ち、ピン174、孔162及びねじ孔160は拘
束手段を構成し、被駆動側支持板138及び142と従
動側支持板140及び144との搬送方向における相対
的移動を解除自在に拘束する。従動側支持板140及び
144の上流端には、幅方向外方に突出する把持片17
7及び179が形成されている。
【0029】上記被駆動側ユニット半枠における被駆動
側支持板138及び142の各々の上流端部には軸受部
材180が装着されており、かかる軸受部材 180に
よって被駆動軸182が回転自在に装着されている。上
記軸受部材180の各々の外周面には、当接部材184
が固定されている(かかる当接部材184については、
後に更に言及する)。幅方向に延びる被駆動軸182に
はベルト車186 が固定されている。一方、上記従動側ユ
ニット半枠における従動側支持板140及び144の下
流端部間には、従動軸188が回転自在に装着されてい
る。更に詳述すると、従動側支持板140及び144の
各々の下流端部には、搬送方向に延在する装着開口19
0が形成されている。そして、かかる装着開口190の
各々には、軸受部材192が装着されている。軸受部材
192の各々の主部には平坦な下面及び上面が形成され
ており、相互に平行な上記下面及び上面間の寸法は上記
装着開口190の上下方向寸法に対応している。軸受部
材192の各々の上記主部が装着開口190内に挿入さ
れ、かくして軸受部材192の各々は装着開口190の
延在方向即ち搬送方向に沿って移動自在に従動側支持板
140及び144に装着される。上記従動軸188は軸
受部材192に軸支される。この従動軸188にはベル
ト車194が固定されている。上記装着開口190の各
々の上流側縁には下流方向に突出した突片196が形成
されており、一方上記軸受部材192の各々の主部には
上流方向に突出した突片198が形成されている。突片
196と突片198との間には、圧縮コイルばね200
が配設される。圧縮コイルばね200の各々の一端は突
片196に被嵌され、他端は突片198に被嵌され、か
くして圧縮コイルばね200は確実に所要位置に保持さ
れる。かかる圧縮コイルばね200は軸受部材192
を、従って従動軸188及びこれに固定されたベルト車
194を下流方向に弾性的に偏倚する。上記軸受部材1
92の各々には、当接部材202が一体に形成されてい
る(かかる当接部材202については、後に更に言及す
る)。
【0030】図7に図示する通り、被駆動軸182に固
定された上記ベルト車186と従動軸188に固定され
た上記ベルト車194とには、無端ベルト204が巻き
掛けられる。かかる無端ベルト204 の外周面は白色にせ
しめられている。上述した通り圧縮コイルばね200は
従動軸188及びこれに固定されたベルト車194を下
流方向、即ち被駆動軸182及びこれに固定されたベル
ト車186 から離れる方向に弾性的に偏倚し、かくして無
端ベルト204に所要張力が生成される。図示の搬送ベ
ルトユニット130においては、初期組立の際、或いは
無端ベルト204が汚染乃至損傷された時のベルト交換
の際には、次の通りにして無端ベルト204の巻き掛け
操作を遂行することができる。最初に、上記拘束ねじピ
ン174をねじ孔160及び孔162から離脱せしめ、
かくして被駆動側ユニット半枠と従動側ユニット半枠と
を搬送方向に相対的に移動可能にせしめる。次いで、被
駆動側ユニット半枠と従動側ユニット半枠とを相互に接
近する方向に相対的に移動せしめて、被駆動軸182及
びこれに固定されたベルト車186と従動軸188及び
これに固定されたベルト車194とを相互に接近せしめ
る。この際には、従動側ユニット半枠に形成されている
上記把持片177及び179を把持して、従動側ユニッ
ト半枠を移動することができる。しかる後に、ベルト車
186とベルト車194とに無端ベルト204を巻き掛
ける。この際にはベルト車186とベルト車194とが
所要状態よりも相互に接近せしめられていて、無端ベル
ト204の全長に比べてベルト車186とベルト車19
4との間隔が小さくせしめられている故に、充分容易且
つ迅速に無端ベルト204を巻き掛けることができる。
次いで、被駆動側ユニット半枠と従動側ユニット半枠と
を相互に離隔する方向に相対的に移動せしめて、ベルト
車186とベルト車194との間隔を所要値にせしめ、
かくして無端ベルト204に所要張力を生成せしめる。
そして、上記拘束ねじピン174を孔162に挿通し、
ねじ孔160に螺合し、かくして被駆動側ユニット半枠
と従動側ユニット半枠との相対的移動を拘束する。かよ
うにして充分容易且つ迅速に無端ベルト204の巻き掛
け操作を遂行することができる。
【0031】図7及び図8を参照して説明を続けると、
図示の搬送ベルトユニット130には、更に、上述した
3個の横架部材146、148及び150の各々に関連
せしめて、案内ローラ手段206、208及び210が
配設されている。案内ローラ手段206、208及び2
10の各々は、幅方向に延びる支持軸212、214及
び216を含んでいる。かかる支持軸212、214及
び216は、回転自在に且つ所定範囲に渡って昇降動自
在にユニット枠132に装着される。詳述すると、上記
被駆動側支持板138及び142の各々には、搬送方向
に間隔を置いて2個の長孔218及び220が形成され
ている。かかる長孔218及び220は上下方向(即
ち、開閉動枠体16が閉位置にせしめられると、透明板
8に垂直な方向)に細長く延びている。長孔218は長
孔220よりも上方に延びており、長孔218の上下方
向寸法は長孔220の上下方向寸法よりも幾分大きい。
長孔218の上端縁には下方に垂下した突片222が形
成されている。上記従動側支持板140及び144の各
々にも1個の長孔224が形成されている。かかる長孔
224は上記長孔218と実質上同一でよく、その上端
縁には下方に垂下した突片226が形成されている。上
記支持軸212、214及び216の各々の両端には、
夫々、軸受部材228、230及び232が配設されて
いる。換言すれば、支持軸212、214及び216の
各々の両端は、夫々、軸受部材228、230及び23
2に回転自在に支持されている。軸受部材228は拡大
頭部234と主部236と有する。主部236の両側面
は相互に平行な平坦面であり、かかる平坦面間の寸法は
上記長孔218の横方向寸法に対応している。軸受部材
228の主部236には上方に突出した突片238も形
成されている。軸受部材228の主部236が長孔21
8に挿入され、かくして長孔218に沿って昇降動自在
に支持軸212が装着される。長孔218の上記突片2
22と軸受部材228の上記突片238との間には圧縮
コイルばね240が配設される。一端が突片222に被
嵌され他端が突片238に被嵌される圧縮コイルばね2
40は、軸受部材228を、従って支持軸212を下方
に弾性的に偏倚する。支持軸212には軸線方向に適宜
の間隔を置いて複数個のローラ242が固定されてい
る。かかるローラ242は、上記横架部材146に形成
されている上記開口152を通って下方に突出して、無
端ベルト204の作用走行部の内面に押し付けられ、か
くして無端ベルト204の作用走行部を下方に弾性的に
偏倚して透明板8に押し付ける。支持軸214の両端に
配設されている軸受部材230も拡大頭部244と主部
246とを有する。主部246の両側面は相互に平行な
平坦面であり、かかる平坦面間の寸法は上記長孔220
の横方向寸法に対応している。軸受部材230の主部2
46が長孔220に挿入され、かくして長孔220に沿
って昇降動自在に支持軸214が装着される。支持軸2
14には軸線方向に適宜の間隔を置いて複数個のローラ
248が固定されている。かかるローラ248は、上記
横架部材148に形成されている上記開口154を通っ
て下方に突出して、無端ベルト204の作用走行部の内
面に押し付けられる。支持軸214及び軸受部材230
に関してはばね部材が配設されておらず、ローラ248
はそれら自体の重量並びに支持軸214及び軸受部材2
30の重量によって無端ベルト204 の作用走行部の内面
に押し付けられる。支持軸216の両端に配設されてい
る軸受部材232は、支持軸212の両端に配設されて
いる上記軸受部材228と実質上同一であり、拡大頭部
250と主部252と有する。主部252の両側面は相
互に平行な平坦面であり、かかる平坦面間の寸法は上記
長孔224の横方向寸法に対応している。軸受部材23
2の主部252には上方に突出した突片254も形成さ
れている。軸受部材232の主部252が長孔224に
挿入され、かくして長孔224に沿って昇降動自在に支
持軸216が装着される。長孔224の上記突片226
と軸受部材232の上記突片254との間には圧縮コイ
ルばね256が配設される。一端が突片226に被嵌さ
れ他端が突片254に被嵌される圧縮コイルばね256
は、軸受部材232を、従って支持軸216を下方に弾
性的に偏倚する。支持軸216には軸線方向に適宜の間
隔を置いて複数個のローラ258が固定されている。か
かるローラ258は、上記横架部材150に形成されて
いる上記開口156を通って下方に突出して、無端ベル
ト204の作用走行部の内面に押し付けられ、かくして
無端ベルト204の作用走行部を下方に弾性的に偏倚し
て透明板8に押し付ける。
【0032】次に、上述した通りの搬送ベルトユニット
130 を開閉動枠体16内の所要位置に装着する装着様式
について説明する。図7に明確に図示する通り、搬送ベ
ルトユニット130におけるユニット枠132を構成し
ている前枠部材134の被駆動側支持板138及び従動
側支持板140並びに後枠部材136の被駆動側支持板
142及び従動側支持板144の各々には、上端縁から
幅方向外方に突出せしめられた装着突出片260が形成
されている(後枠部材136の被駆動支持板142及び
従動側支持板144に形成されている装着突出片260
のみを図7に図示している)。そして、かかる装着突出
片260には、搬送方向に延びる細長いスロット262
が形成されている。スロット262の中央主部は所定寸
法の幅を有する。他方、図5に及び図3に図示する通
り、上記装着突出片260に対応せしめて、開閉動枠体
16の上記主部36の内面四角部には、装着ブロック部
264が形成されている。かかる装着ブロック部264
の各々の下面中央部には円筒状螺着突起266が形成さ
れており、かかる螺着突起266にはねじ孔が形成され
ている。更に、装着ブロック264の各々の下面には、
上記螺着突起266の両側に位置する一対の円柱状位置
決め突起268も形成されている。図5に明確に図示す
る通り、上記装着突出片260の各々は、ばね部材27
0、カラー部材272及びねじ部材274を介して、上
記装着ブロック264の各々に装着される。弾性偏倚手
段を構成する上記ばね部材270はばね鋼板から形成さ
れており、矩形主部とこの主部の両端縁から外方且つ下
方に傾斜して延びる脚部とを有する。ばね部材270の
主部には、中央に位置する円形孔276とこの円形孔2
76の両側において搬送方向に延びる細長孔278とが
形成されている。合成樹脂製であるのが好都合である上
記カラー部材272は、頭部280と軸部282とを有
する。軸部282の前後両側には平坦面が形成されてお
り、かかる平坦面間の寸法は上記装着突出片260に形
成されている上記スロット262の中央主部の幅に対応
する。軸部282の軸線方向長さは、上記装着突出片2
60の厚さよりも充分に長い。円形でよい頭部280の
外径は上記スロット262の中央主部の幅よりも大き
い。カラー部材272には、更に、その頭部280及び
軸部282を貫通して延びる貫通孔284が穿孔されて
いる。後述する通り上記ねじ部材274はそのねじ軸部
をカラー部材272の貫通孔284に貫通せしめてカラ
ー部材272に組み合わされるが、所望ならばカラー部
材272とねじ部材274とを一体に形成することもで
きる。図5と共に図3及び図9を参照することによって
理解される通り、装着ブロック264と装着突出片26
0との間にばね部材270が介在せしめられる。装着ブ
ロック264の下面に形成されている上記位置決め突起
268がばね部材270に形成されている細長孔278
に挿通され、かくしてばね部材270は弾性的に撓んで
幾分搬送方向に伸長又は収縮することは許容される(こ
の際には、位置決め突起268に対して細長孔278が
搬送方向に相対的に移動する)が、装着ブロック264
に対してばね部材270が全体として移動することは阻
止される。カラー部材272はその軸部280が装着突
出片260に形成されているスロット262の中央主部
に挿通され、その軸部280の先端がばね部材270の
主部に当接される。ねじ部材274の軸部は、カラー部
材272の貫通孔284及びばね部材270の円形孔2
76に挿通せしめられ、そして装着ブロック264に形
成されている螺着突起266のねじ孔に螺着される。か
くして、搬送ベルトユニット130における装着突出片
260が、開閉動枠体16の装着ブロック部264に装
着される。カラー部材272の軸部282の長さは装着
突出片260の厚さよりも充分に長い故に、装着突出片
260はカラー部材272の軸部282に沿って移動す
ることができる。ばね部材270は装着突出片260を
下方に弾性的に偏倚する。カラー部材272は上下方
向、即ち開閉動枠体16が閉位置にせしめられている状
態において上記透明板8に実質上垂直な方向に延び、従
って搬送ベルトユニット130は開閉動枠体16が閉位
置にある状態において上記透明板8に実質上垂直な方向
に所定範囲に渡って移動自在である。更に、装着突出片
260に形成されているスロット262は搬送方向に細
長く延びており、カラー部材272の軸部282に対し
て装着突出片260は搬送方向に所定範囲に渡って移動
自在であり、従って搬送ベルトユニット130は搬送方
向にも所定範囲に渡って移動自在である。
【0033】図3及び図5と共に図7を参照することに
よって理解される如く、開閉動枠体16が図3に図示す
る閉位置にせしめられると、搬送ベルトユニット130
における被駆動軸182の両端部に配設されている上記
当接部材184の下端及び従動軸188の両端部に配設
されている上記当接部材202の下端が透明板8の上面
に当接し、これによって上記ばね部材270の弾性偏倚
作用に抗して搬送ベルトユニット130が開閉動枠体1
6に対して相対的に若干上方に変位される。搬送ベルト
ユニット130が所要通りに機能するには、搬送ベルト
ユニット130、特にその被駆動軸182、従動軸18
8及びこれらに巻き掛けられた無端ベルト204が透明
板8の上面に対して充分精密に所要状態に位置付けられ
ることが重要であるが、本発明に従って構成されている
上述した通りの搬送ベルトユニット130においては、
透明板8が配設されているハウジング6に対する開閉動
枠体16の装着或いは開閉動枠体16に対する搬送ベル
トユニット130の装着等に幾分かの誤差が存在してい
ても、搬送ベルトユニット130自体に配設されている
当接部材184及び202が直接的に透明板8の上面に
当接することによって、透明板8の上面に対して搬送ベ
ルトユニット130が充分精密に且つ安定して所要状態
に位置付けられる。
【0034】図6及び図9に図示する通り、開閉動枠体
16の上流端後部に配設されている上記支持板52には
短い装着軸286が固定されている。そして、 この装着
軸286には伝動歯車288が回転自在に装着されてい
る。後に更に言及する通り、この伝動歯車288は電動
モータでよい駆動源290に駆動連結されており、駆動
源290によって所要通りに回転駆動される。一方、搬
送ベルトユニット130における上記被駆動軸182
は、上記被駆動側支持板142を貫通して後方に延出し
ており、その後端部には入力歯車292が固定されてい
る。この入力歯車292は上記伝動歯車288に係合さ
れており、かくして搬送ベルトユニット130における
被駆動軸182が駆動源290に駆動連結されている。
而して、搬送ベルトユニット130は、上述した通り開
閉動枠体16に対して相対的に移動せしめられて、透明
板8に対して所定状態に位置付けられるが、上記伝動歯
車288と上記入力歯車292との所要通りの係合状態
を維持するためには、容易に理解される通り、開閉動枠
体16に対して搬送ベルトユニット130が相対的に移
動しても、上記装着軸286と上記被駆動軸182との
軸間距離が常に一定に維持されることが重要である。そ
のために、図示の具体例においては次の通りの構成が採
用されている。開閉動枠体16の上流端前部に配設され
ている上記支持板50にも、短軸294が固定されてい
る。この短軸294は上記装着軸286と軸線方向に整
合されている。勿論、所望ならば、上記装着軸286と
上記短軸294とを一体にせしめることもできる。被駆
動軸182の後端部と上記装着軸286との間、及び上
記被駆動側支持板138を貫通して前方に延出している
被駆動軸182の前端部と上記短軸294との間には、
夫々、連結リンク296が配設されている。合成樹脂製
であるのが好都合である連結リンク296は、図10に
明確に図示する通り、一端部には円筒形状の連結部29
8を有し、他端部には断面形状が円弧状の連結部300
を有する。連結部300の断面形状は、180度以上、
例えば270度程度の角度範囲に渡って延びる円弧状で
ある。かかる連結部300には、矩形状の把持片302
が付設されている。図9及び図11に図示する如く、連
結リンク296の一端部、即ち円筒形状の連結部298
は、装着軸286及び短軸294に回転自在に被嵌され
ている。連結リンク296の他端部、即ち断面形状が円
弧の連結部300は、被駆動軸182の後端部及び前端
部に回転自在に且つ離脱自在に連結されている。かかる
連結部300は円弧形状を弾性的に変形せしめることに
よって被駆動軸182の後端部及び前端部に連結され或
いはそれらから離脱される。かかる連結或いは離脱操作
の際には、上記把持片302を把持することができる。
開閉動枠体16に対して搬送ベルトユニット130が相
対的に移動する際に、上記連結リンク296は装着軸2
86及び短軸294と被駆動軸182との間隔を一定に
維持する。即ち、開閉動枠体16に対して搬送ベルトユ
ニット130が相対的に移動する際には、上記連結リン
ク296の存在に起因して、被駆動軸182は装着軸2
86及び短軸294を中心として旋回動せしめられる。
上述した通り搬送ベルトユニット130は開閉動枠体1
6に対して上下方向に移動自在であると共に搬送方向に
も移動自在である故に、被駆動軸 182が装着軸28
6及び短軸294を中心として旋回動することが許容さ
れる。
【0035】搬送ベルトユニット130に関して更に付
言すると、図3に図示する通り、開閉動枠体16内に
は、被駆動軸182の上方にて無端ベルト244 の表面
に接触乃至近接する除電ブラシ304も配設されてい
る。この除電ブラシ304は、上記原稿搬入路42に配
設されている上記除電ブラシ 128と実質上同一でよ
く、幅方向に延在しており、無端ベルト204に生成さ
れた静電気を除去する。
【0036】駆動ユニット
【0037】図6と共に図12を参照して説明を続ける
と、上記開閉動枠体16内の後部(上記搬送ベルトユニ
ット130の後方)には、全体を番号306 で示す駆動ユ
ニットが配設されている(図5においては、カバー板3
08が駆動ユニット306を覆っている)。図12に明
確に図示する通り、駆動ユニット306は、搬送方向に
位置調節自在に開閉動枠体16の上面壁内面に装着され
る支持枠310を含んでいる。この支持枠310は第1
の支持部材312及び第2の支持部材314を有する。
第1の支持部材312は底面壁316、この底面壁31
6の前縁から上方に延びる支持脚壁318、かかる支持
脚壁318の上端縁から前方に延出している連結フラン
ジ壁320、及び上記底面壁316の後縁から上方に幾
分かだけ延出する接続壁322を有する。第2の支持部
材314は上記支持脚壁318に対向して延びる支持脚
壁324、この支持脚壁324の上端縁から後方に延出
している連結フランジ壁326、上記支持脚壁324の
片側縁から延びる支持側壁328、この支持側壁328
の前縁から支持側壁328に対して垂直な方向に延出し
ている支持付加壁330を有する。かような第1の支持
部材312と第2の支持部材314とは、連結ねじ等の
適宜の手段(図示していない)によって相互に接続され
ている。第1の支持部材312の上記連結フランジ壁3
20と第2の支持部材324の上記連結フランジ壁32
6との各々には、搬送方向に間隔を置いて2個の比較的
大径の孔332が穿孔されている。更に、第1の支持部
材312の上記支持脚壁318 の内面には、一端に被動片
334を他端に案内片336を有する位置調節用部材3
38が、溶接接着又はねじ止め等の適宜の手段(図示し
ていない)によって固定されている。被動片334には
ねじ孔340が形成されており、案内片336には孔3
42が形成されている。ねじ孔340の中心軸線と孔3
42の中心軸線とは相互に合致して搬送方向にのびる。
開閉動枠体16の内面に適宜の様式で固定される支持基
板344には、上記連結フランジ壁320及び326に
形成されている上記孔332に対応せしめて4個のねじ
孔346が形成されている。また、支持基板344には
止めねじ348によって静止片350が固定されてい
る。支持基板344から垂下する静止片350の主部に
は孔352が形成されている。支持基板344に対する
支持枠310の装着様式は、次の通りである。支持枠3
10の連結フランジ壁320及び326を支持基板34
4に対向せしめ、そして、止めねじ354を連結フラン
ジ壁320及び326に形成されている孔332に挿通
せしめて、支持基板344に形成されているねじ孔34
6に螺合せしめる。連結フランジ壁320及び326の
上面及び下面には、夫々、振動吸収用のゴムリング35
6を配設するのが好都合である。かくすると、支持基板
344に固定されている上記静止片350が支持枠31
0の案内片336に隣接して位置し、静止片350の孔
352が案内片336の孔342及び被動片334のね
じ孔340に整合せしめられる。次いで、調節用ねじ3
58を、静止片350の孔352及び案内片336の孔
342に挿通せしめて、被動片334のねじ孔340に
螺合せしめる。調節用ねじ358の頭部と静止片350
との間には、ばねワッシャ360が介在せしめられてい
る。この時点において、上記止めねじ354を上記ねじ
孔346に堅固に螺合せしめることなく比較的緩く螺合
せしめておけば、止めねじ354の軸径に比べて連結フ
ランジ壁320及び326の孔332の内径が幾分大き
く設定されている故に、支持枠310は幾分かの範囲に
渡って搬送方向に移動自在である。従って、上記被動片
334のねじ孔340に対する上記調節用ねじ358の
螺合の度合いを変化せしめれば、静止片350に対する
案内片336及び被動片334の搬送方向位置が変化せ
しめられ、かくして支持基板344に対する支持枠31
0の搬送方向位置が変化せしめられる。それ故に、調節
用ねじの螺合の度合いを調節することによって支持枠3
10の搬送方向位置を調節し、しかる後に上記止めねじ
354を上記ねじ孔346に堅固に螺合せしめて、支持
枠310を調節された所定位置に竪固に固定することが
できる(支持枠310の搬送方向位置調節については、
後に更に言及する)。
【0038】図12を参照して説明を続けると、上記支
持枠310には、上述した駆動源290が装着されてい
る。電動モータでよいこの駆動源290の本体ケース
は、上記第2の支持部材314の支持側壁328の外面
に固定されており、駆動源290の出力軸362は支持
側壁328を貫通して延びている。この出力軸362に
はウオーム歯車364が固定されている。図6に図示す
る通り、出力軸362にはそれ自体は周知の形態でよい
被検出円板366も固定されており、かかる被検出円板
366に関連せしめて、上記支持基板344には同様に
それ自体は周知の形態でよい光学的検出器368が装着
されている(図12においては、図示の便宜上被検出円
板366及び検出器368を図示していない)。被検出
円板366には周方向に適宜の間隔を置いて複数個の開
口が形成されている。検出器368は被検出円板366
の両側に配置されている発光素子と受光素子とを有し、
被検出円板366の開口を検出することによって被検出
円板366の回転量、従って駆動源290の出力軸36
2の回転量を検出する。図12と共に図6を参照して説
明すると、第1の支持部材312の支持脚壁318と第
2の支持部材344の支持脚壁318との間には、軸3
70が回転自在に装着されている。この軸370には、
一方向クラッチ372を介して回転体374が装着され
ている。回転体374の一端部にはウオーム歯車376
が他端部には歯車378が一体に形成されている。ウオ
ーム歯車376は上記ウオーム歯車364に係合されて
いる。上記一方向クラッチ372は、駆動源290が正
転されて回転体374が前方から見て反時計方向に回転
せしめられる時には、回転体374の回転を軸370に
伝動しないが、駆動源290が逆転されて回転体374
が前方から見て時計方向に回転せしめられる時には、回
転体374の回転を軸370に伝動する。軸370に
は、更に、ばねクラッチ380及び歯付プーリ382も
装着されている。ばねクラッチ380は制御ソレノイド
384(図6)によって制御され、ソレノイド384が
付勢されると上記回転体374と上記軸370とを連結
する。歯付プーリ382は軸370に固定されており、
軸370と一体に回転せしめられる。支持枠310にお
ける第1の支持部材312の支持脚壁318と第2の支
持部材314の支持付加壁330との間にも、軸386
が回転自在に装着されている。そして、この軸386に
は、一方向クラッチ388を介して歯車390が装着さ
れている。歯車390は回転体374の上記他端に形成
されている上記歯車378に係合されている。一方向ク
ラッチ388は、駆動源290が正転されて回転体37
4が前方から見て反時計方向に歯車390が前方から見
て時計方向に回転されると、かかる回転を軸386に伝
動するが、駆動源290が逆転されて回転体374が前
方から見て時計方向に歯車390が前方から見て反時計
方向に回転される時は、歯車390の回転を軸386に
伝動しない。上記軸386には、更に、歯付プーリ39
2が固定されている。
【0039】他方、搬送ベルトユニット130における
被駆動軸182に固定された入力歯車292は、上述し
た通り、装着軸286に固定された伝動歯車288に係
合されているが、この伝動歯車288には、歯付プーリ
393が一体に形成されている。そして、かかる歯付プ
ーリ393と上記軸370に固定されている上記歯付プ
ーリ382とには、無端タイミングベルト394が巻き
掛けられている。更に付言すれば、上記原稿搬入手段1
18における上側回転軸120の後端部には入力歯車3
96が固定されており、かかる入力歯車396も上記伝
動歯車288に係合されている。かような次第であるの
で、駆動源290が正転され且つ上記ソレノイド384
が付勢されると、駆動源290の回転が上記タイミング
ベルト394を含む伝動機構を介して搬送ベルトユニッ
ト130の被駆動軸182及び原稿搬入手段118の上
側回転軸120に伝動され、かくして搬送ベルトユニッ
ト130が正転方向(透明板8上を下流方向にシート状
原稿を搬送する方向)に駆動され、原稿搬入手段118
が正転方向(シート状原稿を透明板8上に搬入する方
向)に駆動される。また、駆動源290が逆転される
と、駆動源290の回転が上記タイミングベルト394
を含む伝動機構を介して搬送ベルトユニット130の被
駆動軸182及び原稿搬入手段118の上側回転軸12
0に伝動され、かくして搬送ベルトユニット130が逆
転方向(透明板8上を上流方向にシート状原稿を搬送す
る方向)に駆動され、原稿搬入手段118が逆転方向に
駆動される。
【0040】図6及び図12を参照して説明を続ける
と、上記原稿テーブル32に関連して配設されている分
離ローラ機構48の上側回転軸58は、上記支持側板5
2を貫通して後方に延出しており、この上側回転軸58
の後端部には、歯付プーリ398が回転自在に装着され
ていると共に、ばねクラッチ400が装着されている。
このばねクラッチ400は制御ソレノイド402(図
6)によって制御され、ソレノイド402が付勢される
と上記歯付プーリ398と上記上側回転軸58とを連結
する。上記歯付プーリ398と上記軸386に固定され
ている上記歯付プーリ392とには、無端タイミングベ
ルト404が巻き掛けられている。従って、駆動源29
0が正転され且つ上記ソレノイド402が付勢される
と、駆動源290の回転が上記タイミングベルト404
を含む伝動機構を介して分離ローラ機構48の上側回転
軸58に伝動され、上側回転軸58及びこれに固定され
ている上記送給ローラ60が前方から見て時計方向に回
転される。そして、上側回転軸58がかように回転され
ると、図3乃至図5を参照して既に説明した通り、分離
ローラ機構48の下側回転軸62及びこれに固定されて
いる逆転ローラ64が前方から見て時計方向に回転され
る。また、既に言及した通り、上側回転軸58が前方か
ら見て時計方向に1回転される間には、送出ローラ92
が一時的に下降されると共に前方から見て時計方向に回
転される。後に更に言及する如く、ソレノイド402は
上側回転軸58及び下側回転軸62を1回転せしめるた
めに若干の時間だけ付勢される。駆動源290が逆転さ
れる時は、上記一方向クラッチ388の存在により軸3
86に回転が伝えられることはなく、従ってタイミング
ベルト404が駆動されることはない。
【0041】而して、上記タイミングベルト394及び
404を含む伝動機構が所要通り良好に機能するには、
タイミングベルト394及び404が所要張力状態に張
設されることが重要である。本発明に従って改良された
図示の具体例においては、上述した通り、歯付プーリ3
82及び392が装着されている上記支持枠310は搬
送方向に位置調節自在に装着されている。それ故に、上
記調節ねじ358を操作して支持枠310の位置を適宜
に調節することによって、タイミングベルト394及び
404の張力を所要値に設定することができる。かくし
て、従来使用されていたベルト張力調整用遊び車等の付
加的構成を必要とすることなく、容易且つ迅速にタイミ
ングベルト394及び404の張設状態を所要通りに設
定することができる。
【0042】原稿載置規制部材
【0043】図3及び図4と共に図13を参照して説明
すると、静電複写機2のハウジング6の上面には、透明
板8の下流端縁(図3において左端縁)に隣接せしめて
原稿載置規制部材406も配設されている。図13に図
示する如く、ハウジング6の上面壁には、透明板8の下
流端縁に隣接せしめて沈降領域408が形成されてお
り、原稿載置規制部材406はかかる沈降領域408に
配置されている。原稿載置規制部材406の幅方向両側
には、下流端部にて前方及び後方に突出する短軸410
が設けられている。かかる短軸410が上記沈降流域4
08の前側及び後側においてハウジング6の上面壁に配
設された保持部材(図示していない)に旋回自在に支持
され、かくして原稿載置規制部材406は図13に図示
する上昇位置と図3に図示する下降位置との間を上記短
軸410を中心として旋回自在に装着される。原稿載置
規制部材406の上流端縁は、透明板8の下流端縁に近
接乃至接触せしめられている。図13に図示する通り、
原稿載置規制部材406とハウジング6の上面壁におけ
る上記沈降流域408との間には、つる巻きばね、板ば
ね等でよいばね手段412が配置されている。かかるば
ね手段412は原稿載置規制部材406を前方から見て
反時計方向に弾性的に偏倚し、原稿載置規制部材406
を上記上昇位置に弾性的に維持する。この上昇位置にお
いては、原稿載置規定部材406の幅方向両側に形成さ
れた突出片414が上記保持部材(図示していない)の
所定部位に当接する。上昇位置においては、原稿載置規
制部材406の上流端縁は透明板8の上面よりも幾分上
方に突出している。上述した如く開閉動枠体16を開動
せしめて透明板8上に手動でシート状原稿を載置する場
合には、シート状原稿の前縁を原稿載置規制部材406
の上流端縁に当接せしめて、シート状原稿を図13にお
いて左右方向における所定位置に位置付けることができ
る。原稿載置規制部材406の上面上流端部には、規格
寸法(例えばJIS規格におけるB5,A4,B4等)
のシート状原稿の幅方向載置位置を示す適宜の記号乃至
符号を記載することができる。一方、図5に図示する如
く、開閉動枠体16内の下流端部には金属製でよい支持
板416が固定されており、幅方向に延在するこの支持
板416の下面の幅方向両端部には強制下降手段を構成
する垂下片418が形成されている。図3を参照するこ
とによって理解される通り、開閉動枠体16が閉位置に
せしめられると、上記垂下片418が原稿載置規制部材
406の上面に当接し、ばね手段412の弾性偏倚作用
に抗して原稿載置規制部材406を図3において時計方
向に旋回せしめて上記下降位置にせしめる。この下降位
置においては、原稿載置規制部材406の上流端縁は透
明板8の上面よりも下方に位置し、従って、後述する如
く搬送ベルトユニット130の作用によって透明板8上
から下流方向に搬出されるシート状原稿の搬出が原稿載
置規制部材406によって阻害されることはない。図4
及び図13に明確に図示する通り、原稿載置規制部材4
06の上面には、下流側が降下せしめられている段差部
420が形成されている。後に詳述する如く、図示の具
体例においては、原稿反転機能を有する反転可能型であ
る自動原稿搬送装置4と原稿反転機能を有さない単純型
自動原稿搬送装置とが選択的にハウジング6上に装備さ
れるが、原稿載置規制部材406の上面に形成されてい
る上記段差部420は単純型自動原稿搬送装置が装備さ
れた時に有用であり、後に更に詳述する如く、単純型自
動原稿搬送装置が装備された場合、透明板8上から搬出
されるシート状原稿は上記段差部420の部位から上方
に偏向される。
【0044】原稿搬出路、原稿反転路、原稿排出兼反転
手段及び排出反転制御部材
【0045】図1及び図3を参照することによって理解
される通り、開閉動枠体16の上面に存在する上記没入
主部36の片端(図3において左端)に関連せしめて、
開閉動枠体16には直立壁部を幅方向に延びる原稿排出
開口422が形成されていいる。そして、かかる原稿排
出開口422の上方乃至左方は、開閉動枠体16の本体
とは別個に形成されたカバー部材424によって規定さ
れている。図3及び図16に図示する如く、カバー部材
424における上記排出開口422の上縁を規定する片
端縁の前端及び後端には、垂下連結片425が形成され
ており、かかる垂下連結片425が支持ピン426によ
って開閉動枠体16の本体に旋回自在に装着されてい
る。かくして、カバー部材424は、図3に実線で示す
閉位置と2点鎖線で示す開位置との間を支持ピン426
を中心として旋回自在に装着されている。カバー部材4
24は上記原稿排出開口422の部位から延びる上壁部
428とこの上壁部428の先端縁から垂下する垂下壁
部430とを有する。図3と共に図5に明確に図示する
如く、上記垂下壁部430の内面下端部には、幅方向に
間隔を置いて2個の永久磁石432が固定されている。
一方、開閉動枠体16の下流端部内には金属製支持板4
33が配設されており、かかる支持板433はハウジン
グ6の上面に沿って延びる底面壁部434 とこの底面壁部
434の片端縁から上方に延びる直立壁部436とを有
する(図5)。カバー部材424が閉位置にせしめられ
ると、上記磁石432が支持板433の直立壁部436
の外面に磁気的に吸着し、かくしてカバー部材424が
閉位置に保持される。
【0046】図3と共に図14を参照して説明すると、
開閉動枠体16の下流端部内(従って上記カバー部材4
24によって覆われる部分)には、原稿排出兼反転手段
を構成する搬送ローラ機構438が配設されている。更
に詳述すると、第14図に図示する通り、開閉動枠体1
6の下流端部内には、上記支持板433の幅方向両側に
位置する支持側板440及び442が配設されている。
そして、かかる支持側板440及442間には、被駆動
回転軸444が回転自在に装着されている。この回転軸
444には軸線方向に適宜の間隔を置いて複数個(図1
4においては9個)の被駆動ローラ446が固定されて
いる。かかる被駆動ローラ446は合成ゴム製であるの
が好都合である。上記支持側板442の後方には、電動
モータでよい駆動源448が配設されている。この駆動
源448の出力軸450は前方に延び、かかる出力軸4
50には被検出円板452及び歯車454が固定されて
いる。それ自体は周知の形態である被検出円板452に
は周方向に適宜の間隔を置いて複数個の開口が形成され
ており、この被検出円板452に関連せしめて光学的検
出器456が配設されている。検出器456は被検出円
板452の両側に配置されている発光素子と受光素子と
を有し、被検出円板452の回転量、従って駆動源44
8の出力軸450の回転量を検出する。上記被駆動回転
軸444は支持側板442を貫通して後方に延出してお
り、かかる回転軸444の後端部には入力歯車458が
固定されている。この歯車458は上記歯車454に係
合されており、かくして被駆動回転軸444が駆動源4
48に駆動連結される。上記支持側板440及び442
間には、被駆動回転軸460も回転自在に装着されてい
る。そして、この回転軸460には軸線方向に適宜の間
隔を置いて複数個(例えば10個でよく、図14にはそ
の内の半分のみを図示している)の排出ローラ462が
固定されている。回転軸460は支持側板440を貫通
して前方に延出しており、かかる回転軸460の前端部
には歯車464が固定されている。他方、上記被駆動回
転軸444も支持側板440を貫通して前方に延出して
おり、かかる回転軸444の前端部にも歯車468が固
定されている。更に、支持側板440には前方に突出す
る短軸470が固定されており、この短軸470には歯
車472が回転自在に装着されている。かかる歯車47
2は上記歯車464及び468の双方に係合されてお
り、かくして排出ローラ462が固定されている回転軸
460は被駆動ローラ446が固定されている回転軸4
44を介して上記駆動源448に駆動連結されている。
【0047】図3及び図14と共に図15を参照して説
明を続けると、上記支持板433上には、合成樹脂から
形成することができる案内部材474が配設されてい
る。図15に明確に図示する如く、案内部材474に
は、幅方向に適宜の間隔を置いて複数個の直立案内リブ
476が形成されている。かかる案内リブ476の上端
縁は下流方向(図3において左方向)に向かって漸次上
昇せしめられている。案内リブ476間の一個置きの部
位には幅方向に細長い係止部478が形成されている。
かかる係止部478の下面には、下方に突出する円柱状
の突起480が形成されている(かかる突起480につ
いては、後に更に言及する)。また、隣接する特定の案
内リブ476の下流端間には、幅方向接続壁481が形
成されており、かかる接続壁481の中間部には、上方
に開放されている切欠き482が形成されている。一
方、上記支持板433の底面壁部434には、案内部材
474の上記係止部478に対応して、上方に次いで上
流方向に突出する係止片484が形成され、そしてまた
かかる係止片484に隣接せしめて、案内部材474の
上記突起480を受け入れるための開口486が形成さ
れている。更に、上記支持板433の直立壁部436に
は、案内部材474の上記切欠き482に対応せしめ
て、ねじ孔488が穿孔されている。案内部材474を
支持板433上に位置せしめて、案内部材474の上記
係止部478を支持板433の上記係止片484に挿入
し、そして案内部材474の上記切欠き482を通して
支持板433の上記ねじ孔488に止めねじ490を螺
合せしめ、かくして支持板433上に案内部材474を
固定する。案内部材474の係止部478の下面に形成
されている上記突起 480は支持板433の上記開口
486内に位置する。
【0048】図15を参照することによって理解される
如く、上記案内部材474を支持板433に固定するの
に先立って、案内部材474の上記係止部478の各々
には、支持部材492を介して従動ローラ494が装着
される。換言すれば、上記案内部材474の上記係止部
478は、従動ローラ494の取付部を構成する。ばね
鋼板から形成されている支持部材492の一端には、幅
方向両側から直立する支持片496が形成されており、
かかる支持片496間に軸498によって従動ローラ4
94が回転自在に装着されている。支持部材492の他
端部500はチャンネル形状に折り曲げられており、か
かる他端部500が案内部材474の上記係止部478
にその上流側端縁から弾性的に被嵌され、かくして支持
部材492が案内部材474の係止部478に装着され
る。支持部材492の上記他端部500には孔502が
形成されており、案内部材474の係止部478の下面
に形成されている上記突起480が上記孔502に挿通
され、これによって案内部材474の係止部478に対
して支持部材492が所要通りに位置決めされると共
に、案内部材474の係止部478から支持部材492
が偶発的に離脱されることが確実に防止される。図3を
参照することによって理解される如く、合成樹脂乃至合
成ゴムから形成することができる上記従動ローラ494
は、ばね鋼板から形成されている支持部材492自身の
弾性偏倚作用によって、上記被駆動ローラ446に弾性
的に押圧される。
【0049】図3と共に図16を参照して説明すると、
上記カバー部材424の内面には、幅方向に適宜の間隔
を置いて複数個の案内リブ504が形成されている。か
かる案内リブ504の各々はカバー部材424の上壁部
428の内面と垂下壁部430の内面との双方に渡って
延在している。カバー部材424の垂下壁部430の内
面には、更に、隣接する案内リブ504間の領域の各々
において、幅方向に間隔を置いて一対の突条506が形
成されている。そしてかかる突条506間には、支持部
材508を介して従動ローラ510が装着される。換言
すると、カバー部材424の垂下壁部430における上
記案内リブ504間の領域は、従動ローラ510の取付
部を構成する。図16の左方部に示すように、上記垂下
壁部430の内面における上記一対の突条506間に
は、比較的大きい円柱状突起512と比較的小さい円柱
状突起514とが形成されている。他方、ばね鋼板から
形成されている支持部材508は相互に屈折せしめられ
ている固着部516と支持部518とを有する。支持部
材508の支持部518には幅方向両側から直立する支
持片520が形成されており、かかる支持片520間に
軸522によって従動ローラ510が回転自在に装着さ
れている。支持部材508の固着部516には孔528
と自由端に開放されている切欠き530とが形成されて
いる。図16の中央部に図示する如く、カバー部材42
4の垂下壁部430の内面に形成されている上記突起5
14を、支持部材508の固着部516に形成されてい
る孔528に挿通せしめ、また上記垂下壁部430の内
面に形成されている突起512を上記固着部516に形
成されている切欠き530内に位置せしめ、しかる後
に、図16の右方部に図示する如く、孔528に挿通せ
しめられた突起512の先端部を適宜の工具によって加
熱且つ押圧して押潰する。かくして、支持部材508が
所要位置に固定されて、従動ローラ510が所要通りに
装着される。図3を参照することによって理解される如
く、合成樹脂乃至合成ゴムから形成することができる上
記従動ローラ510は、ばね鋼板から形成されている支
持部材508自身の弾性偏倚作用によって、上記被駆動
ローラ446に弾性的に押圧される。
【0050】図3及び図14を参照して説明を続ける
と、開閉動枠体16の下流端部内に配設されている上記
支持側板440及び442間には、更に、支持軸532
が回転自在に装着されている。そして、この支持軸53
2には、軸線方向に適宜の間隔を置いて複数個の排出反
転制御部材534が固定されている(図14において
は、2個の排出反転制御部材534のみを図示してい
る)。支持軸532には適宜の連結リンク機構(図示し
ていない)を介して制御ソレノイド536(図3)の出
力軸が連結されている。ソレノイド536が除勢されて
いる時には、上記排出反転制御部材534は図3に実線
で示す排出位置に位置せしめられており、ソレノイド5
36が付勢されると、上記排出反転制御部材534は図
3に2点鎖線で示す反転位置に位置付けられる。図14
に明確に図示する通り、上記支持軸532の下方には、
幅方向に延在する上記支持板416が存在し、かかる支
持板416には、幅方向に適宜の間隔を置いて複数個の
案内リブ540が配置されている。後に更に言及する如
く、かかる案内リブ540は上記排出反転制御部材53
4と協働して原稿反転路542を規定する。上記支持板
416には、更に、その上流端縁(図3において右端
縁)から上流方向に延出する案内板544も固定されて
いる。合成樹脂フィルム(例えば商品名「ルミラー」と
して販売されている合成樹脂フィルムでよい)製である
のが好ましい案内板544の自由端は、図3に図示する
如く、上記搬送ベルトユニット130における無端ベル
ト204の作用走行部の下流端部表面に接触乃至近接せ
しめられている。上記原稿反転路542には、反転原稿
検出器546が付設されている。この検出器546は原
稿反転路542に突出する検出アームを有し、原稿反転
路542を通って移動するシート状原稿を検出する。更
に、上記排出反転制御部材534が上記排出位置に位置
付けられている時に、排出反転制御部材534の上縁上
を通って上記原稿排出開口422に移動するシート状原
稿を検出するための排出原稿検出器548も配設されて
いる。
【0051】上記ソレノイド536が除勢されていて、
排出反転制御部材534が上記排出位置に位置せしめら
れている場合には、正転されている搬送ベルトユニット
130の作用によって透明板8上から上記原稿載置規制
部材406上を通して搬出されるシート状原稿は、図3
において時計方向に回転駆動されている被駆動ローラ4
46並びにかかる被駆動ローラ446と協働する従動ロ
ーラ494及び510の搬送作用によって、これらのロ
ーラ446並びに494及び510間に規定される原稿
搬出路550を通して搬送され、そして更に、上記排出
位置に位置せしめられている排出反転制御部材534の
上縁上を通り、上記排出ローラ462の作用によって更
に搬送されて、上記原稿排出開口422を通して開閉動
枠体16の上面上に、更に詳しくは上記没入主部36の
上面上に排出される。他方、ソレノイド536が付勢さ
れて排出反転制御部材534が上記反転位置に位置付け
られている時には、被駆動ローラ446並びに従動ロー
ラ494及び510の協働によって原稿搬出路550を
通して搬送されたシート状原稿は、排出反転制御部材5
34の上縁に導かれることなく、上記反転位置に位置せ
しめられている排出反転制御部材534とかかる排出反
転制御部材534の下方に配設されている上記案内リブ
540との間に規定されている上記原稿反転路542に
導入される。そして、かかる原稿反転路542を通して
再び透明板8上に再搬入される。かような再搬入が遂行
されると、容易に理解される如く、シート状原稿の表裏
が反転される。シート状原稿が原稿反転路542から透
明板8上に導入される際には、上記案内板544の案内
作用によってシート状原稿は、透明板8の下流端縁に衝
突してそこに閉塞することなく、確実に透明板8上に導
かれる。後に更に言及する如く、シート状原稿が透明板
8上に再搬入される場合には、搬送ベルトユニット13
0の無端ベルト204は逆転駆動されており、透明板8
上に導入されたシート状原稿は、搬送ベルトユニット1
30の作用によって透明板8上を上流方向に所要位置ま
で搬送される。
【0052】単純型自動原稿搬送装置
【0053】図17は、上述した自動原稿搬送装置4に
代えて、静電複写機2のハウジング6上に装備すること
ができる他の自動原稿搬送装置604を図示している。
上述した自動原稿搬送装置4は、必要に応じて、透明板
8上から搬出されるシート状原稿を、そのまま排出する
ことなく、表裏を反転して透明板8上に再搬入する原稿
反転機能を有するが、図17に図示する自動原稿搬送装
置604は、かような原稿反転機能を有さない単純型の
ものである。
【0054】図17に図示する自動原稿搬送装置604
も開閉動枠体616を具備しており、かかる開閉動枠体
616は上述した自動原稿搬送装置4における開閉動枠
体16と実質上同一でよい。開閉動枠体616の下流端
部内には、断面形状がL字状の支持部材652が固定さ
れている。幅方向に延在する支持部材652には、幅方
向に適宜の間隔を置いて複数個の案内リブ654が配置
されている。かかる案内リブ654に対応せしめて、開
閉動枠体616の旋回自在なカバー部材656の内面に
は、幅方向に適宜の間隔を置いて複数個の案内リブ65
8が形成されている。案内リブ654と案内リブ658
とは、両者間に原稿搬出路660を規定する。開閉動枠
体616の下流端部には幅方向に延在する支持板662
(かかる支持板662は上記自動原稿搬送装置4におけ
る支持板433と実質上同一でよい)も配設されてお
り、かかる支持板662上には幅方向に間隔を置いて複
数個の支持リブ664が配置されている。支持リブ66
4の右端は下方に向かって右方に傾斜せしめられてお
り、かかる右端には幅方向に延在している原稿偏向部材
666が固定されている。この原稿偏向部材666は上
記支持リブ664の右端から下方に延出している。原稿
偏向部材666は柔軟な合成樹脂フィルム(例えば商品
名「ルミラー」として販売されている合成樹脂フィルム
でよい)から形成されている。開閉動枠体616の下流
端部内には、更に、原稿排出開口668に近接して幅方
向に延在する回転軸670が回転自在に装着されてお
り、この回転軸670には幅方向に適宜の間隔を置いて
複数個の排出ローラ672が固定されている。回転軸6
70は、伝動ベルト機構の如き適宜の伝動手段(図示し
ていない)を介して、搬送ベルトユニット630におけ
る従動軸632に駆動連結されており、搬送ベルトユニ
ット630の駆動に付随して駆動される。更に、上記原
稿搬出路660を通して排出されるシート状原稿を検出
するための排出原稿検出器674も配設されている。
【0055】図17を参照して説明をつづけると、上述
した自動原稿搬送装置4の場合と同様に、上記支持板6
52の幅方向両側部から下方に延びる垂下片676から
構成された強制下降手段が配設されており、開閉動枠体
616が図17に図示する閉位置にせしめられると、静
電複写機2のハウジング6上に配設されている上記原稿
載置規制部材406に上記強制下降手段が作用して、上
記原稿載置規制部材406を図13に示す上昇位置から
図17に示す下降位置に下降せしめる。そして、かかる
状態においては、図17に明確に図示する通り、上記原
稿偏向部材666の下端部即ち自由端部は、原稿載置規
制部材406の上面に形成されている上記段差部420
に位置せしめられる。従って、図17に図示する自動原
稿搬送装置604が装備される場合、透明板8上から下
流方向に搬出されるシート状原稿は、原稿載置規制部材
406上を通過することなく、原稿偏向部材666の作
用によって原稿載置規制部材406の上記段差部420
から上方に偏向されて、上記案内リブ654と上記案内
リブ658との間に導かれる。
【0056】上述した反転可能型自動原稿搬送装置4に
おいては、図3に図示する通り、透明板8の下流側に原
稿排出兼反転手段を構成する搬送ローラ機構438が配
設されており、透明板8上から搬出されるシート状原稿
は上記搬送ローラ機構438の左方側まで移動せしめた
後に上方に偏向せしめることが必要である。従って、透
明板8の下流端縁から比較的長い所要距離だけ下流方向
に搬送した後にシート状原稿を上方に偏向せしめること
が必要である。そこで、上述した反転可能型自動原稿搬
送装置4においては、透明板8上から搬出されるシート
状原稿は、原稿載置規制部材406を完全に通過して搬
送された後に案内リブ476の作用によって上方に偏向
される。これに対して、図17に図示する単純型自動原
稿搬送装置604においては、原稿搬出路660の経路
長をできるだけ短くすることが望ましく、従って透明板
8の下流端縁に近接した位置にてシート状原稿を上方に
偏向せしめることが望まれる。そこで、図17に図示す
る単純型自動原稿搬送装置604においては、上述した
通り、透明板8上から搬出されるシート状原稿は、原稿
載置規制部材406を完全に通過することなく、上記原
稿偏向部材666の作用によって原稿載置規制部材40
6の上面に設けられている段差部420から上方に偏向
される。
【0057】図17に図示する単純型自動原稿搬送装置
604の上述した点以外の構成は、上記反転可能型自動
原稿搬送装置4の構成と実質上同一であり、それ故に、
上述し点以外の構成については、説明を省略する。
【0058】作動制御
【0059】上述した反転可能型自動原稿搬送装置4の
作動は、マイクロプロセッサでよい作動制御手段560
(図18)によって、例えば次の通りに制御される。
【0060】単純(非反転)モード:
【0061】最初に、シート状原稿の片面の画像のみを
複写する単純(非反転)モードについて、主として図3
及び図19を参照して説明する。片面に存在する画像を
複写すべき複数枚のシート状原稿は、上記片面を下方に
向けて積層せしめて原稿テーブル32上に載置される。
シート状原稿の前縁は、第3図に図示する阻止位置に位
置せしめられている原稿送出阻止部材114の垂下脚に
近接乃至接触せしめられる。シート状原稿が原稿テーブ
ル32上に所要通りに載置されると、載置原稿検出器1
08がこれを検出する。しかる後に、静電複写機2の操
作パネル14に配置されている複写開始スイッチ562
(ズ4)が押圧されると、作動制御手段560に作動開
始信号が送給される。かくすると、自己保持型であるソ
レノイド116(阻止部材制御手段)が付勢され、上記
原稿送出阻止部材114が退去位置にせしめられてシー
ト状原稿の送出が許容される。次いで、所定時間(例え
ば200ms)経過後、駆動源(電動モータ)290
(図6)の正転が開始される。同時にソレノイド402
(図6)が所定時間(例えば200ms)だけ付勢され
る。かくすると、ばねクラッチ400(図6)が1回転
分だけ連結され、送出ローラ92が一時的に下降せしめ
られると共に送出方向に1回転せしめられ、そしてまた
分離ローラ機構48の送給ローラ60が送給方向に逆転
ローラ64が反送給方向に1回転される。かくして、原
稿テーブル32上の最上位のシート状原稿が、その下方
に存在するシート状原稿から分離されて原稿搬入路42
に送出され、その前縁が停止状態にある原稿搬入手段1
18(ローラ122及び126)のニップ部位に当接せ
しめられる。次いで、所定時間(例えば540ms)経
過後、ソレノイド384(図6)が付勢され、かくして
原稿搬入手段118の正転方向駆動が開始され、そして
また搬送ベルトユニット(原稿搬送手段)130の正転
方向駆動が開始される。かくして、上記シート状原稿が
原稿搬入路42を通して透明板8上に搬入される。この
際には、搬入原稿検出器110(図5)がシート状原稿
を検出するか否かによって、シート状原稿の幅寸法が所
定値以上か否かが検知され、搬入原稿検出器112がシ
ート状原稿を検出している時間によって、シート状原稿
の搬送方向寸法が検出される。上記搬入原稿検出器11
2がシート状原稿の検出を開始した時点(換言すれば、
シート状原稿の前縁を検出した時点)から計測して駆動
源290が所定量正転される(駆動源290の正転量は
上記光学的検出器368によって検出される)と、上記
ソレノイド384が除勢され、かくして原稿搬入手段1
18の正転駆動及び搬送ベルトユニット130の正転駆
動が停止される。この時点において、上記シート状原稿
は透明板8上の所要位置、更に詳しくはその前縁が透明
板8の下流端縁に合致乃至近接する位置に位置付けられ
る。次いで所定時間(例えば200ms)経過すると、
駆動源290が除勢される。しかる後に、静電複写機2
において複写工程が遂行される。この複写工程は、透明
板8上に位置付けられた上記シート状原稿の光学的走査
を含んでいる。
【0062】駆動源290が除勢された時点から所定時
間(例えば200ms)経過すると、駆動源290の正
転が開始され、同時にソレノイド402(図6)が所定
時間(例えば200ms)だけ付勢される。かくする
と、上述した場合と同様に、送出ローラ92が一時的に
下降せしめられると共に送出方向に1回転せしめられ、
そしてまた分離ローラ機構48の送給ローラ60が送給
方向に逆転ローラ64が反送給方向に1回転される。か
くして、原稿テーブル32上の次のシート状原稿が、そ
の下方に存在するシート状原稿から分離されて原稿搬入
路42に送出され、その前縁が停止状態にある原稿搬入
手段118のニップ部位に当接せしめられる。駆動源2
90は正転開始時点から所定時間(例えば650ms)
経過すると除勢される。
【0063】上述した1枚目のシート状原稿についての
上記複写工程が終了すると、しかる後の適宜の時点にお
いて原稿交換信号が生成される。かくすると、駆動源2
90の正転が開始されると共に、ソレノイド384(図
6)が付勢される。従って、原稿搬入手段118の正転
駆動が開始され、そしてまた搬送ベルトユニット130
の正転駆動が開始され、かくして既に原稿搬入路42に
送出されていた2枚目のシート状原稿が透明板8上に向
けて搬入され始める。この際には、上述した場合と同様
に、搬入原稿検出器110(図5)がシート状原稿を検
出するか否かによって、シート状原稿の幅寸法が所定値
以上か否かが検知され、搬入原稿検出器112がシート
状原稿を検出している時間によって、シート状原稿の搬
送方向寸法が検出される。上記の通りにして搬送ベルト
ユニット130の正転駆動が開始されると、2枚目のシ
ート状原稿の搬入が開始されることに加えて、透明板8
上に位置せしめられている1枚目のシート状原稿が透明
板8上から搬出され始める。上記交換開始信号が生成さ
れた時点から所定時間(例えば170ms)経過する
と、原稿排出兼反転手段を構成する搬送ローラ機構43
8のための駆動源(電動モータ)448(図14)の正
転が開始される。かくして、透明板8上から原稿搬出路
550に搬出されたシート状原稿が、原稿搬出路550
を通して搬送され、原稿排出開口422から排出され
る。排出原稿検出器548は、原稿搬出路550を通し
て排出されるシート状原稿を検出する。上記搬入原稿検
出器112がシート状原稿を検出し始めた時点から計測
して駆動源290が所定量正転されると、上記ソレノイ
ド384が除勢され、かくして原稿搬入手段118の正
転駆動及び搬送ベルトユニット130の正転駆動が停止
される。この時点において、2枚目のシート状原稿は透
明板8上の所要位置に位置付けられる。次いで所定時間
(例えば200ms)経過すると、駆動源290が除勢
される。また、上記排出原稿検出器548がシート状原
稿の検出を終了した時点、換言すればシート状原稿の後
縁を検出した時点から計測して、駆動源448が所定量
正転される(駆動源448の正転は上記光学的検出器4
56によって検出される)と、駆動源448(図14)
も除勢される。しかる後に、透明板8上に新たに搬入さ
れた2枚目のシート状原稿について、静電複写機2にお
ける複写工程が遂行される。そして更に、原稿テーブル
32上に載置されたシート状原稿の全てについて、上述
した通りの搬入及び搬出が繰り返される。原稿テーブル
32上に載置されたシート状原稿が全て送出され、載置
原稿検出器108がシート状原稿を検出しなくなると、
ソレノイド116(阻止部材制御手段)が除勢されて原
稿阻止部材114が阻止位置に戻される。
【0064】反転モード:
【0065】次に、シート状原稿の両面の画像を複写す
ることが望まれる場合における反転モードについて、主
として図3及び図20を参照して説明する。この場合
も、複数枚のシート状原稿は積層せしめて原稿テーブル
32上に載置される。シート状原稿の前縁は、図3に図
示する阻止位置に位置せしめられている原稿送出阻止部
材114の垂下脚に近接乃至接触せしめられる。そし
て、シート状原稿が原稿テーブル32上に所要通りに載
置されると、載置原稿検出器108がこれを検出する。
而して、反転モードに設定(かかる設定は、静電複写機
2の操作パネル14に配設されている所要スイッチ乃至
キーを操作することによって手動で遂行される)されて
いる場合には、静電複写機2の複写開始スイッチ562
(図4)が押圧されると、作動開始信号と共に反転信号
が作動制御手段560に供給される。かくすると、自己
保持型であるソレノイド116(阻止部材制御手段)が
付勢され、上記原稿送出阻止部材114が退去位置にせ
しめられてシート状原稿の送出が許容される。次いで、
所定時間(例えば200ms)経過後、駆動源(電動モ
ータ)290(図6)の正転が開始される。同時にソレ
ノイド402(図6)が所定時間(例えば200ms)
だけ付勢される。かくすると、ばねクラッチ400(図
6)が1回転分だけ連結され、送出ローラ92が一時的
に下降せしめられると共に送出方向に1回転せしめら
れ、そしてまた分離ローラ機構48の送給ローラ60が
送給方向に逆転ローラ64が反送給方向に1回転され
る。かくして、原稿テーブル32上の最上位のシート状
原稿が、その下方に存在するシート状原稿から分離され
て原稿搬入路42に送出され、その前縁が停止状態にあ
る原稿搬入手段118(ローラ122及び126)のニ
ップ部位に当接せしめられる。次いで、所定時間(例え
ば540ms)経過後、ソレノイド384(図6)が付
勢され、かくして原稿搬入手段118の正転方向駆動が
開始され、そしてまた搬送ベルトユニット(原稿搬送手
段)130の正転方向駆動が開始される。かくして、上
記シート状原稿が原稿搬入路42を通して透明板8上に
搬入される。この際には、搬入原稿検出器110(図
5)がシート状原稿を検出するか否かによって、シート
状原稿の幅寸法が所定値以上か否かが検知され、搬入原
稿検出器112がシート状原稿を検出している時間によ
って、シート状原稿の搬送方向寸法が検出される。ソレ
ノイド384(図6)が付勢されてシート状原稿の搬入
が開始された時点から所定時間(例えば170ms)経
過すると、原稿排出兼反転手段を構成する搬送ローラ機
構438のための駆動源448(図14)の正転も開始
される。更に、上記駆動源448が付勢された時点から
所定時間(例えば530ms)経過すると、ソレノイド
536が付勢されて排出反転制御部材534(図14)
が排出位置から反転位置に切替えられる。シート状原稿
が透明板8上の所要位置まで搬送されても、上記ソレノ
イド384は除勢されることなく付勢され続け、従って
搬送ベルトユニット130の作用によってシート状原稿
は透明板8上を搬送され続けて、透明板8上から原稿搬
出路550に搬出される。そして更に、搬送ローラ機構
438によって搬送され続け、反転位置に位置付けられ
ている排出反転制御部材534の作用によって原稿反転
路542に導入され、かかる原稿反転路542を通して
透明板8の下流端に向けて搬送される。上記の通りにし
てシート状原稿が原稿反転路542を通して搬送される
と、反転原稿検出器546がかかるシート状原稿を検出
する。反転原稿検出器546がシート状原稿の検出を開
始する(換言すれば、シート状原稿の前縁を検出する)
と、駆動源290(図6)の正転が停止される。そし
て、若干の遅延時間(例えば100ms)経過後、駆動
源290の逆転が開始される。かくして、搬送ベルトユ
ニット130(及び原稿搬入手段118)が逆転方向に
駆動され始める。かくして、原稿反転路542を通して
透明板8上にその下流端側から搬入されたシート状原稿
は、逆転方向に駆動されている搬送ベルトユニット13
0の作用によって、透明板8上を上流方向(第3図にお
いて右方向)に搬送される。反転原稿検出器542がシ
ート状原稿の検出を終了(換言すれば、シート状原稿の
後端を検出)した時点から計測して駆動源290が所定
量逆転される(駆動源290の逆転量も上記光学的検出
器368によって検出される)と、例えば駆動源290
の逆転電流路と正転電流路との双方を接地することによ
って、電動モータである駆動源290にブレーキ作用を
生成し、これによって搬送ベルトユニット130(及び
原稿搬入手段118)の逆転駆動が迅速に停止される。
この時点において、下流端側から透明板8上に導入され
たシート状原稿は、透明板8上の所要位置、更に詳細に
はその左端縁が透明板8の下流端縁(左端縁)に合致乃
至近接する位置、を幾分通過してそれよりも幾分右方に
位置付けられる。かようにして透明板8上に位置付けら
れたシート状原稿は、一旦原稿搬出路550から原稿反
転路542を通して搬送されている故に、原稿テーブル
32上に載置された状態に対してその表裏が反転されて
いる。駆動源290にブレーキ作用を生成した時点から
所定時間(例えば200ms)経過すると、駆動源29
0が停止される。そして更に所定時間(例えば200m
s)経過すると、駆動源290の正転が再開される。次
いで、かかる時点から若干の遅延時間(例えば30m
s)経過後、ソレノイド384が除勢される。かかる若
干の遅延時間の間に、搬送ベルトユニット130の正転
によってシート状原稿が幾分か左方へ搬送され、かくし
てシート状原稿が透明板8上の所要位置に位置付けられ
る。ソレノイド384の除勢と同時にソレノイド536
も除勢されて、排出反転制御部材534が排出位置に戻
される。かかる時点から更に所定時間(例えば170m
s)経過すると、駆動源290の正転が停止される。そ
してまた、駆動源448の正転も停止される。駆動源2
90の上記の通りの短時間(例えば200 ms)だけの正
転再開に関しては、次の事実が注目されるべきである。
即ち、図21に図示する通り、ソレノイド384によっ
て制御されるばねクラッチ380は、外周面に複数個の
爪562が形成されている爪車564を有し、ソレノイ
ド384が除勢されると、実線で示す如く係止レバー5
66が上記爪562に係止せしめられる。然るに、駆動
源290の駆動を再開することなくソレノイド384を
除勢すると、その確立は小さいが、上記係止レバー56
6が上記爪562に所要通りに係止することなく、第2
1図に2点鎖線で示す如く、上記爪562の先端面に当
接してしまう恐れがある。そして、係止レバー566が
爪562に所要通りに係止することなくその先端面に当
接した場合には、後述する通りにして駆動源290の正
転駆動を開始した時に、ソレノイド384は付勢しない
のに、係止レバー566が爪562に所要通りに係止す
るまで上記爪車564が若干だけ回転される。かくする
と、搬送ベルトユニット130(及び原稿搬入手段11
8)が若干だけ正転され、従って、透明板8上の所要位
置に位置付けられていたシート状原稿が所要位置から若
干だけ下流方向にずらされてしまう。図示の具体例にお
いては、上述した通り、駆動源290の駆動を再開せし
めておいてソレノイド384を除勢する故に、係止レバ
ー566は確実に爪562に所要通りに係止せしめら
れ、従って上記の通りの問題が発生する恐れがない。
【0066】しかる後に、静電複写機2において複写工
程が遂行され、透明板8上に位置するシート状原稿の裏
面(原稿テーブル32上に載置された状態において上方
に向いていた面)の複写画像が生成される。
【0067】上記複写工程が終了すると、反転信号が生
成される。かくすると、駆動源290(図6)の正転駆
動が開始され、そしてまたソレノイド384が付勢され
る。従って、搬送ベルトユニット130(及び原稿搬入
手段118)の正転が開始され、透明板8上のシート状
原稿が原稿搬出路550に搬出され始める。上記反転信
号が生成された時点から所定時間(例えば170ms)
経過すると、駆動源448(図14)の正転も開始さ
れ、またソレノイド536が付勢されて排出反転制御部
材534が反転位置に位置付けられる。従って、透明板
8上から原稿搬出路550に搬出されたシート状原稿
は、搬送ローラ機構438によって搬送され続け、反転
位置に位置付けられている排出反転制御部材534によ
って原稿搬出路550から原稿反転路542に導入さ
れ、透明板8の下流端に向けて搬送される。原稿反転路
542に導入されたシート状原稿の前縁を反転原稿検出
器546が検出すると、駆動源290の正転駆動が停止
される。そして、若干の遅延時間(例えば100ms)
経過後、駆動源290の逆転駆動が開始される。かくし
て、搬送ベルトユニット130(及び原稿搬入手段11
8)が逆転方向に駆動され始め、原稿反転路542を通
して透明板8上にその下流端側から搬入されたシート状
原稿は、逆転方向に駆動されている搬送ベルトユニット
130の作用によって、透明板8上を上流方向(図3に
おいて右方向)に搬送される。反転原稿検出器546が
シート状原稿の後端を検出した時点から計測して駆動源
290が所定量逆転されると、電動モータである駆動源
290にブレーキ作用が生成され、これによって搬送ベ
ルトユニット130(及び原稿搬入手段118)の逆転
駆動が迅速に停止される。この時点において、下流端側
から透明板8上に導入されたシート状原稿は、透明板8
上の所要位置、更に詳細にはその左端縁が透明板8の下
流端縁(左端縁)に合致乃至近接する位置、を幾分通過
してそれよりも幾分右方に位置付けられる。かようにし
て透明板8上に再位置付けられたシート状原稿は、一旦
原稿搬出路550から原稿反転路542を通して搬送さ
れている故に、その表裏が再反転されている(従って、
原稿テーブル32上に載置された状態と同一)。駆動源
290にブレーキ作用を生成した時点から所定時間(例
えば200ms)経過すると、駆動源290が停止され
る。そして更に所定時間(例えば200ms)経過する
と、駆動源290の正転が再開される。次いで、かかる
時点から若干の遅延時間(例えば30ms)経過後、ソ
レノイド384が除勢される。かかる若干の遅延時間の
間に、搬送ベルト130の正転によってシート状原稿が
幾分か左方へ搬送され、かくしてシート状原稿が透明板
8上の所要位置に位置付けられる。ソレノイド384の
除勢と同時にソレノイド536も除勢されて、排出反転
制御部材534が排出位置に戻される。かかる時点から
更に所定時間(例えば170ms)経過すると、駆動源
290の正転が停止される。そしてまた、駆動源448
の正転も停止される。
【0068】しかる後に、静電複写機2において複写工
程が遂行され、透明板8上に位置するシート状原稿の表
面(原稿テーブル32上に載置された状態において下方
に向いていた面)の複写画像が生成され、かくして1枚
目のシート状原稿の表裏両面の複写が終了する。
【0069】他方、上記の通りにして1枚目のシート状
原稿の表面についての複写工程が開始されると、これと
同時に或いは若干の時間経過後に、駆動源290の正転
が開始されると共に、ソレノイド402(図6)が所定
時間(例えば200ms)だけ付勢される。かくして、
ばねクラッチ400(図6)が1回転分だけ連結され、
送出ローラ92が一時的に下降せしめられると共に送出
方向に1回転せしめられ、そしてまた分離ローラ機構4
8の送給ローラ60が送給方向に逆転ローラ64が反送
給方向に1回転される。従って、原稿テーブル32上の
次のシート状原稿が、その下方に存在するシート状原稿
から分離されて原稿搬入路42に送出され、その前縁が
停止状態にある原稿搬入手段118のニップ部位に当接
せしめられる。駆動源290は正転開始時点から所定時
間(例えば650ms)経過すると停止される。而し
て、次のシート状原稿の上記の通りの送出を、1枚目の
シート状原稿の裏面についての複写工程(即ち1枚目の
シート状原稿についての1回目の複写工程)の際に遂行
することも意図され得る。しかしながら、かくすると次
の通りの問題が発生する。即ち、図示の具体例において
は、搬送ベルトユニット130と原稿搬入手段118と
は、製造コストの低減等の見地から、同一のクラッチ3
80を介して同一の駆動源290に接続されている。そ
れ故に、1枚目のシート状原稿の裏面の複写工程を遂行
した後に、シート状原稿の表裏反転のために、ソレノイ
ド384を付勢して上記クラッチ380を接続すると共
に、駆動源290を正転駆動し次いで逆転駆動すると、
搬送ベルトユニット130と共に原稿搬入手段118も
正転駆動され次いで逆転駆動される。従って、かかる時
点において既に次のシート状原稿が原稿搬入手段118
まで搬入されていると、原稿搬入手段118の上記正転
及び逆転によって次のシート状原稿に悪影響が及ぼされ
る。これに対して、1枚目のシート状原稿の表面につい
ての複写工程(即ち、1枚目のシート状原稿についての
2回目の複写工程)の遂行の際まで次のシート状原稿の
送出を遅延せしめると、上記問題の発生を回避すること
ができる。次のシート状原稿の送出を先のシート状原稿
の表面についての複写工程まで遅延せしめることによっ
て、次の複写工程の開始が遅れてしまうことはない。
【0070】1枚目のシート状原稿の表面についての複
写工程が終了すると、反転信号と共に交換信号が生成さ
れる。かくすると、駆動源290の正転駆動が開始さ
れ、そしてまたソレノイド384が付勢される。従っ
て、搬送ベルトユニット130及び原稿搬入手段118
の正転駆動が開始され、透明板8上にある1枚目のシー
ト状原稿が原稿搬出路 550に搬出され、そしてまた
原稿搬入路42に送出されている2枚目のシート状原稿
が透明板8上に搬入される。次いで、上記反転信号及び
交換信号が生成された時点から所定時間(例えば170
ms)経過すると、駆動源448の正転駆動も開始され
る。かくして、原稿搬出路550に搬出された1枚目の
シート状原稿は、原稿反転路542に導入されることな
く、排出位置に位置付けられている排出反転制御部材5
34の上縁に沿って搬送され続け、原稿排出開口422
を通して排出される。排出原稿検出器548が1枚目の
シート状原稿の後端を検出すると、ソレノイド536が
付勢されて排出反転制御部材534が反転位置に切替え
られる。透明板8上に搬入された2枚目のシート状原稿
は、更に搬送され続けて、透明板8上から原稿搬出路5
50に搬出され、そして反転位置に位置付けられている
排出反転制御部材534によって原稿搬出路550から
原稿反転路542に導入される。反転原稿検出器546
が2枚目のシート状原稿の前縁を検出すると、駆動源2
90の正転が停止される。そして、若干の遅延時間(例
えば100ms)経過後、駆動源290の逆転が開始さ
れる。かくして、搬送ベルトユニット130(及び原稿
搬入手段118)が逆転方向に駆動され始め、原稿反転
路542を通して透明板8上にその下流端側から搬入さ
れた2枚目のシート状原稿は、逆転方向に駆動されてい
る搬送ベルトユニット130の作用によって、透明板8
上を上流方向(図3において右方向)に搬送される。反
転原稿検出器546がシート状原稿の後端を検出した時
点から計測して駆動源290が所要量逆転されると、電
動モータである駆動源290に、ブレーキ作用が生成さ
れ、これによって搬送ベルトユニット130(及び原稿
搬入手段118)の逆転駆動が迅速に停止される。この
時点において、下流端側から透明板8上に導入された2
枚目のシート状原稿は、透明板8上の所要位置、更に詳
細にはその左端縁が透明板8の下流端縁(左端縁)に合
致乃至近接する位置、を幾分通過してそれよりも幾分右
方に位置付けられる。かようにして透明板8上に位置付
けられた2枚目のシート状原稿は、一旦原稿搬出路55
0から原稿反転路542を通して搬送されている故に、
その表裏が反転されている。駆動源290にブレーキ作
用を生成した時点から所定時間(例えば200ms)経
過すると、駆動源290が停止される。そして更に所定
時間(例えば200ms)経過すると、駆動源290の
正転が再開される。次いで、かかる時点から若干の遅延
時間(例えば30ms)経過後、ソレノイド384が除
勢される。かかる若干の遅延時間の間に、搬送ベルトユ
ニット130の正転によってシート状原稿が幾分か左方
へ搬送され、かくしてシート状原稿が透明板8上の所要
位置に位置付けられる。ソレノイド384の除勢と同時
にソレノイド536も除勢されて、排出反転制御部材5
34が排出位置に戻される。かかる時点から更に所定時
間(例えば170ms)経過すると、駆動源290の正
転が停止される。そしてまた、駆動源448の正転も停
止される。
【0071】しかる後に、静電複写機2において複写工
程が遂行され、2枚目のシート状原稿の裏面の複写画像
が生成される。そして、原稿テーブル32上に載置され
たシート状原稿の全てについて、上記の通りの搬入及び
搬出が繰り返し遂行される。原稿テーブル32上に載置
されたシート状原稿が全て送出され、載置原稿検出器1
08がシート状原稿を検出しなくなると、ソレノイド1
16(阻止部材制御手段)が除勢されて原稿阻止部材1
14が阻止位置に戻される。
【0072】図17に図示する単純型自動原稿搬送装置
604の作動制御は、反転可能型自動原稿搬送装置4
における上記単純(非反転)モードの場合の作動制御と
略同一である(但し、第17図に図示する単純型自動原
稿搬送装置604においては、駆動源448及びソレノ
イド536が設けられておらず、かかる駆動源448及
びソレノイド536の付勢及び除勢制御が省略される)
ので、この作動制御については説明を省略する。
【0073】以上、添付図面を参照して、本発明に従っ
て構成された自動原稿搬送装置及びこれが装備された静
電複写機の好適具体例について詳細に説明したが、多言
するまでもなく、本発明はかかる具体例に限定されるも
のではなく、本発明の範囲から逸脱することなく種々の
変形乃至修正が可能である。
【0074】
【発明の効果】本発明による自動原稿搬送装置は以上の
ように構成されており、共通の電動モータに駆動連結さ
れた原稿搬送手段と原稿搬入手段は、制御手段によって
制御されるとともに、原稿テーブル上に複数枚のシート
状原稿が載置され、原稿テーブルから送出されたシート
状原稿の各々の表裏両面を画像処理すべき場合、先のシ
ート状原稿の片面の画像処理が終了した後で且つ先のシ
ート状原稿の他面の画像処理の開始前における原稿搬送
手段の逆転作用の後に、原稿送出手段を作動せしめて原
稿テーブルから原稿搬入路に次のシート状原稿が送出さ
れるので、作動速度の低下或いは作業性の低下等の問題
を生成することなく、製造コストが安価な自動原稿搬送
装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成された、反転可能型自動原
稿搬送装置及びこれが装備された静電複写機の一具体例
を示す斜面図。
【図2】図1の具体例を、自動原稿搬送装置の開閉動枠
体を開動せしめた状態で示す斜面図。
【図3】図1の具体例における自動原稿搬送装置を示す
断面図。
【図4】図1の具体例における静電複写機のハウジング
上面と共に自動原稿搬送装置の静止枠体を示す部分斜面
図。
【図5】図1の具体例における自動原稿搬送装置の開閉
動枠体及びその内部に装着された種々の構成要素を示す
斜面図。
【図6】図1の具体例における自動原稿搬送装置の駆動
関係構成要素を示す部分断面図。
【図7】図1の具体例における自動原稿搬送装置に配設
されている搬送ベルトユニットを示す斜面図。
【図8】図7の搬送ベルトユニットの一部を示す分解斜
面図。
【図9】図7の搬送ベルトユニットの一部を示す側面
図。
【図10】図7の搬送ベルトユニットに使されている連
結リンクを示す斜面図。
【図11】図7の搬送ベルトユニットに使用されている
連結リンク及びその関連構成を示す部分断面図。
【図12】図7の搬送ベルトユニットに配設されている
駆動ユニットを示す分解斜面図。
【図13】図1の具体例における静電複写機のハウジン
グ上面に配設されている原稿載置規制部材を示す部分断
面図。
【図14】図7の搬送ベルトユニットに使用されている
原稿排出兼反転手段及びその関連構成を示す部分斜面
図。
【図15】第14の原稿排出兼反転手段の一部を示す分
解斜面図。
【図16】図14の原稿排出兼反転手段の一部を部分的
に分解して示す斜面図。
【図17】図1の具体例における反転可能型自動原稿搬
送装置に代えて静電複写機に装備することができる、単
純型自動原稿搬送装置を示す断面図。
【図18】図1の具体例における制御関連要素を示す簡
略図。
【図19】図1の具体例における自動原稿搬送装置の単
純(非反転)モード作動手順を示すタイムチャート。
【図20】図1の具体例における自動原稿搬送装置の反
転モード作動手順を示すタイムチャート。
【図21】図7の自動原稿搬送装置に使用されているば
ねクラッチの一部を示す簡略部分図。
【符号の説明】
2:静電複写機 4:自動原稿搬送装置(反転可能型) 6:ハウジング 8:透明板 16:開閉動枠体 18:静止枠体 32:原稿テーブル 42:原稿搬入路 44・原稿送出手段 46:送出ローラ機構 48:分離ローラ機構 114:原稿送出阻止部材 118:原稿搬入手段 130:搬送ベルトユニット(原稿搬送手段) 132:ユニット枠 290:駆動源(電動モータ) 306:駆動ユニット 310:支持枠 362:出力軸 364:ウオーム歯車 370:軸 372:一方向クラッチ 374:回転体 376:ウオーム歯車 378:歯車 380:ばねクラッチ 384:歯付プーリ 384:制御ソレノイド 390:歯車 392:歯付プーリ 394:無端タイミングベルト 404:無端タイミングベルト 406:原稿載置規制部材 412:ばね手段 418:強制下降手段 422:原稿排出開口 438:搬送ローラ機構(原稿排出兼反転手段) 448:駆動源 534:排出反転制御部材 542:原稿反転路 550:原稿搬出路 604:自動原稿搬送装置(単純型) 616:開閉動枠体 630:搬送ベルトユニット(原稿搬送手段) 660:原稿搬出路 666:原稿偏向部材 668:原稿排出開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 亀田 清重 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内 (72)発明者 藤田 裕幸 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内 (72)発明者 正井 克典 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングの上面には処理すべき原稿が
    載置される透明板が配設されている画像処理機に適用さ
    れる自動原稿搬送装置にして、 該透明板の上流に配設される原稿テーブルと、 該原稿テーブルと該透明板の上流端縁との間を延在する
    原稿搬入路と、 該透明板の下流端縁から延びる原稿搬出路と、 該原稿搬出路から分岐して該透明板の該下流端縁に至る
    原稿反転路と、 該原稿テーブル上に載置された複数枚のシー状原稿を1
    枚毎順次に該原稿搬入路に送出するための原稿送出手段
    と、 該原稿搬入路に送出されたシート状原稿を該透明板上に
    向けて搬入するための原稿搬入手段と、 該透明板の上面に対向して位置する原稿搬送手段と、該
    透明板上から該原稿搬出路に搬出されたシート状原稿を
    搬送するための原稿排出兼反転手段と該原稿搬出路に搬
    出されたシート状原稿を該原稿搬出路を通して排出せし
    めるための排出位置と、該原稿搬出路に搬出されたシー
    ト状原稿を該原稿搬出路から該原稿反転路に導入するた
    めの反転位置とに、選択的に位置付けられる排出反転制
    御部材と、 少なくとも1個の電動モータを含む駆動源と、 作動制御手段と、を具備し、 該原稿搬送手段と該原稿搬入手段とは共通電動モータに
    駆動連結されており、 該原稿テーブル上に複数枚のシート状原稿が載置され、
    該原稿テーブルから送出されたシート状原稿の各々の表
    裏両面を画像処理すべき場合、該作動制御手段は、該原
    稿送出手段を作動せしめて該原稿テーブルから該原稿搬
    入路にシート状原稿を送出して該透明板上に位置せし
    め、次いでかかるシート状原稿の片面の画像処理が終了
    した後に、該原稿搬送手段の正転作用によって搬送して
    該原稿搬出路に搬出し、そして該原稿排出兼反転手段の
    作用及び該反転位置に位置する該排出反転制御手段の作
    用によって該原稿搬出路及び該原稿反転路を通して該透
    明板上に戻し、更に該原稿搬送手段の逆転作用によって
    該透明板上を逆方向に搬送し、しかる後にかかるシート
    状原稿の他面の画像処理が終了した後に、該原稿搬送手
    段の正転作用によって搬送して該原稿搬出路に搬出し、
    そして該原稿排出兼反転手段の作用及び該排出位置に位
    置する該排出反転制御手段の作用によって該原稿搬出路
    を通して排出し、 該原稿テーブル上に複数枚のシート状原稿が載置され、
    該原稿テーブルから送出されたシート状原稿の各々の表
    裏両面を画像処理すべき場合、該作動制御手段は、更
    に、先のシート状原稿の該片面の画像処理が終了した後
    で且つ先のシート状原稿の該他面の画像処理の開始前に
    おける該原稿搬送手段の該逆転作用の後に、該原稿送出
    手段を作動せしめて該原稿テーブルから該原稿搬入路に
    次のシート状原稿を送出する、 ことを特徴とする、自動原稿搬送装置。
  2. 【請求項2】 該作動制御手段は、該原稿テーブルから
    該原稿搬入路に送出されたシート状原稿を該原稿搬入手
    段及び該原稿搬送手段の正転作用によって搬送して該透
    明板上を通して該原稿搬出路に搬出し、そして該原稿排
    出兼反転手段の作用及び該反転位置に位置する該排出反
    転制御手段の作用によって該原稿搬出路及び該原稿反転
    路を通して該透明板上に戻し、更に該原稿搬送手段の逆
    転作用によって該透明板上を逆方向に搬送して該透明板
    上に位置せしめる、請求項1記載の自動原稿搬送装置。
  3. 【請求項3】 次のシート状原稿を送出するための該原
    稿送出手段の作動は、該原稿搬送手段の該逆転作用の終
    了と同時又はその直後に開始される、請求項1又は2記
    載の自動原稿搬送装置。
  4. 【請求項4】 該原稿搬送手段の該逆転作用を終了する
    直前に、該原稿搬送手段と該原稿搬入手段との該共通電
    動モータにブレーキ作用を生成せしめる、請求項1から
    3までのいずれかに記載の自動原稿搬送装置。
  5. 【請求項5】 該原稿搬送手段と該原稿搬入手段との該
    共通クラッチ手段は、ソレノイドを付勢して係止レバー
    を係止爪に係合せしめることによって駆動連結を確立す
    るソレノイド制御式ばねクラッチであり、 該作動制御手段は、該原稿搬送手段と該原稿搬入手段と
    の該共通電動モータを除勢して該原稿搬送手段の該逆転
    作用を終了した時点から若干の時間経過後、該共通電動
    モータを若干の時間だけ付加的に付勢し、そして該原稿
    搬送手段の該逆転作用終了時に該ソレノイドを除勢する
    ことなく付勢し続け、該共通電動モータが付加的に付勢
    されている間に該ソレノイドを除勢する、請求項4記載
    の自動原稿搬送装置。
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