JPH0667885B2 - N,n―ジフェニルアシルアミド類の製造方法 - Google Patents

N,n―ジフェニルアシルアミド類の製造方法

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JPH0667885B2
JPH0667885B2 JP19729986A JP19729986A JPH0667885B2 JP H0667885 B2 JPH0667885 B2 JP H0667885B2 JP 19729986 A JP19729986 A JP 19729986A JP 19729986 A JP19729986 A JP 19729986A JP H0667885 B2 JPH0667885 B2 JP H0667885B2
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延之 梶本
輝幸 永田
勝 和田
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三井東圧化学株式会社
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、式(I) (式中、R1,R2は低級アルキル基であり、R3は水素原子
或いは低級アルキル基である。) で示されるN−フエニルアシルアミド類と式(II) (式中、Rは低級アルキル基であり、Xはハロゲン原子
であり、nは0〜5の整数である。) で示されるハロベンゼン類を縮合させ、式(III) (式中、R1,R2,R3,R4,nは式(I)及び式(II)の
R1,R2,R3,R4,nと同一) で示されるN,N−ジフエニルアシルアミド類で得る製
造方法に関する。
式(III)で示されるN,N−ジフエニルアシルアミド類
は感熱及び感圧記録紙用色素の中間原料として有用な化
合物である。
〔従来の技術〕
式(III)で示されるN,N−ジフエニルアシルアミド類
の製造方法は既に知られている。
すなわち、N−フエニルアシルアミド類とブロムベンゼ
ン類を、銅,沃素及び炭酸カリウムの存在下に反応さ
せ、N,N−ジフエニルアシルアミド類を得る方法(特
公昭52−5489号)や、4−アルコキシ−2−アルキル
ハロベンゼン類とN−フエニルアセトアミド類を酸結合
剤及び銅触媒の存在下に反応させ、N,N−ジフエニル
アシルアミド類を得る方法(特開昭57−193435号)が
開示されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前述のように本発明の式(I)で示されるN−フエニルア
シルアミド類と式(II)で示されるハロベンゼン類とを反
応させ、式(III)で示されるN,N−ジフエニルアシル
アミド類を得る製造方法は公知である。しかしながら、
特公昭52−5489号実施例では、例えばN−(4−メト
キシ−2−メチルフエニル)−N−フエニルアセトアミ
ドを得るために、炭酸カリウム,銅,沃素の存在下、N
−(4−メトキシ−2−メチルフエニル)アセトアミド
とブロムベンゼンとの縮合反応で、還流下40時間以上
の反応時間を要しているにもかかわらず、必ずしも満足
できる収率ではなく、反応時間の短縮と収率向上に大き
な改良の余地を残していた。
また、前記特開昭57−193435号公報では、本発明とは
縮合させる反応基質が相違するものの類似の縮合反応に
おいて、プソイドクメン,エタノールなどの有機溶媒中
で、銅触媒及び炭酸カリウムなどの酸結合剤の存在下実
施されているが、例えば同じN−アセチル−2−メチル
−4−メトキシジフエニルアミンを15時間の反応時間
で87.5%の収率で得ており、この方法もまた工業的に
満足できる方法ではなかった。
〔問題を解決するための手段〕 本発明者らは、N−フエニルアシルアミド類とハロベン
ゼン類とを縮合させ、N,N−ジフエニルアシルアミド
類を得る方法おいて、反応時間の短縮及び収率向上を目
的に鋭意検討した結果、銅触媒,酸結合剤の存在下さら
に環状ウレア溶媒中で反応させることにより、目的を達
せられることをみいだし本発明にいたった。
すなわち、本発明は式(I) (式中、R1,R2は低級アルキル基であり、R3は水素原子
或いは低級アルキル基である。) で示されるN−フエニルアシルアミド類と式(II) (式中、R4は低級アルキル基であり、Xはハロゲン原子
であり、nは0〜5の整数である。) で示されるハロベンゼン類とを、銅触媒,酸結合剤及び
環状ウレア溶媒存在下で反応させることを特徴とする式
(III) (式中、R1,R2,R3,R4,nは,式(I)及び式(II)の
R1,R2,R3,R4,nと同じ。) で示されるN,N−ジフエニルアシルアミン類の製造方
法である。
本発明に用いられる式(I)で示されるN−フエニルアシ
ルアミド類としては、N−(4−メトキシ−2−メチル
フェニル)アセトアミド、N−(4−エトキシ−2−メ
チルフェニル)アセトアミド、N−(2−エチル−4−
メトキシフェニル)アセトアミド、N−(4−メトキシ
−2−メチルフェニル)ホルムアミドがあげられ、これ
らのなかで、N−(4−メトキシ−2−メチルフェニ
ル)アセトアミドが好適である。
本発明に用いられる式(II)で示されるハロベンゼン類と
してはブロムベンゼン、1−ブロム−4−メチルベンゼ
ン、1−ブロム−2,4−ジメチルベンゼン、1−ブロ
ム−3,5−ジメチルベンゼン、クロルベンゼン、1−
クロル−4−メチルベンゼンなどがあげられ、これらの
なかでブロムベンゼンが好適である。
本発明で得られる式(III)で示されるN,N−ジフエニ
ルアシルアミド類は、N−(4−メトキシ−2−メチル
フエニル)−N−フエニルアセトアミド、N−(4−エ
トキシ−2メチルフエニル)−N−フエニルアセトアミ
ド、N−(2−エチル−4−メトキシフエニル)−N−
フエニルアセトアミド、N−(2−エチル−4−メトキ
シフエニル)−N−フエニルホルムアミド、N−(4−
メトキシ−2−メチルフエニル)−N−(4−メチルフ
エニル)アセトアミド、N−(2,4−ジメチルフエニ
ル)−N−(4−メトキシ−2−メチルフエニル)アセ
トアミド、N−(3,5−ジメチルフエニル)−N−
(4−メトキシ−2−メチルフエニル)アセトアミドな
どがあげられ、これらのなかで、N−(4−メトキシ−
2−メチルフエニル)−N−フエニルアセトアミドがも
っとも高収率で得ることができて好適である。
本発明で使用される環状ウレア溶媒としては、1,3−
ジメチル−2−イミダゾリジノン、1,3,4−トリメ
チル−2−イミダゾリジノン、テトラハイドロ−1,3
−ジメチル−2(1H)−ピリミジノン、ヘキサヒドロ
−1,3−ジメチル−2H−1,3−ジアゼピン−2−
オンなどがあげられ、これらのなかで、1,3−ジメチ
ル−2−イミダゾリジノンが好適である。
本発明で使用される銅触媒としては、銅粉、銅粉と沃素
の併用,ハロゲン銅,酸化銅,酢酸銅などがあげられ、
これらのなかで銅粉と沃素の併用が好適である。
本発明で使用される酸結合剤としては、酸化カリウム,
炭酸ナトリウム,酸化マグネシウムなどがあげられ、こ
れらのなかで炭酸カリウムが好適である。
本発明に供される式(I)で示されるN−フエニルアシ
ルアミド類に対する式(II)で示されるハロベンゼン類の
供給モル比は特に限定されないが、好ましくは0.5〜2.
0である。また銅触媒量も特に限定されないが、式(II
I)で示されるN,N−ジフエニルアシルアミド類の理論
生成モルに対する銅原子モル比は、好ましくは0.01〜
0.2である。また、銅粉に併なう沃素の量も特に限定さ
れないが、銅粉に対する沃素重量比が、好ましくは0.0
5〜0.5である。
また反応に供される酸結合剤の量も特に限定されない
が、理論生成ハロゲン化水素モルに対して金属原子モル
比が好ましくは0.5〜2.0である。さらに、環状ウレア
溶媒量も特に限定されないが、式(III)で示されるN,
N−ジフエニルアシルアミド類の理論生成モルに対する
溶媒の容量が、好ましくは10m〜200mであ
る。
本発明における圧力及び温度は特に限定されないが、好
ましい圧力は常圧から5kg/cm2Gであり、特に好まし
くは常圧である。また好ましい温度は150〜250℃
である。
本発明における通常の実施態様は以下のようである。
すなわち、機械的攪拌機,温度計,還流冷却器を備えた
フラスコに、式(I)で示されるN−フエニルアシルアミ
ド類、式(II)で示されるハロベンゼン類、銅触媒、酸結
合剤、環状ウレア溶媒を装入する。フラスコを加熱し、
所定の内温で反応を行なわせる。生成収率はガスクロ分
析によって算出される。
生成物のとりだしは常法により可能である。例えば、反
応マスの無機塩をろ別後、脱溶媒し、減圧蒸留により生
成物を留出させることができる。
〔発明の効果〕
本発明により、式(I)で示されるN−フエニルアシルア
ミド類と式(II)で示されるハロベンゼン類との縮合によ
り、従来法よりも極めて短時間で、式(III)で示される
N,N−ジフエニルアシルアミド類を高収率を得ること
ができる。
〔実施例〕
以下実施例及び比較例で本発明をさらに詳細に説明す
る。
実施例1 機械的攪拌機,温度計,還流冷却器を備えた300m
フラスコに、N−(4−メトキシ−2−メチルフエニ
ル)アセトアミド53.8g(0.30モル)、ブロムベンゼン7
0.7g(0.45モル)、炭酸カリウム23.2g(0.168モ
ル)、銅粉1.3g(0.020モル)、沃素0.2g、1,3−
ジメチル−2−イミダゾリジノン150mを装入し、
フラスコを加熱した。内温を180〜190℃に維持し、攪拌
を続けた。10時間後に反応マスをガスクロ分析した。
その結果、N−(4−メトキシ−2−メチルフエニル)
−N−フエニルアセトアミドの生成収率は95.1%であっ
た。
比較例1 1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン15mを装
入しない以外は実施例1と同様に原料を装入し、フラス
コを加熱した。反応当初の内温はブロムベンゼンの還流
で166℃となり、ブロムベンゼン消費とともに内温を180
〜190℃に保つた。反応マスをガスクロ分析した結果、
N−(4−メトキシ−2−メチル)−N−フエニルアセ
トアミドの生成収率は20時間後に72.9%であり、30
時間後に90.3%であつた。
実施例2 1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノンをテトラハイ
ドロ−1,3−ジメチル−2(1H)−ピリミジノンを代え
た以外は実施例1と同様に反応及び分析を行なつた。そ
の結果、10時間後のN−(4−メトキシ−2−メチル
フエニル)−N−フエニルアセトアミドの生成収率は9
3.7%であつた。
実施例3 ブロムベンゼン70.7(0.45モル)を1−ブロム−2,4
−ジメチルベンゼン83.3g(0.45モル)に代えた以外は
実施例1と同様に反応及び分析を行なつた。その結果、
10時間後のN−(2,4−ジメチルフエニル)−N−
(4−メトキシ−2−メチルフエニル)アセトアミドの
生成収率は86.4%であつた。
比較例2 ブロムベンゼン70.7g(0.45モル)を1−ブロム−2,
4−ジメチルベンゼン83.3g(0.45モル)に代え、1,
3−ジメチル−2−イミダゾリジノンを装入しない以外
は実施例1と同様に反応及び分析を行なった。その結
果、20時間後のN−(2,4−ジメチルフエニル)−
N−(4−メトキシ−2−メチルフエニル)アセトアミ
ドの生成収率は61.3%であり、30時間後の生成収率は
82.1%であった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式(I) (式中、R1,R2は低級アルキル基であり、R3は水素原子
    或いは低級アルキル基である。) で示されるN−フエニルアシルアミド類と式(II) (式中、R4は低級アルキル基であり、Xはハロゲン原子
    であり、nは0〜5の整数である。) で示されるハロベンゼン類とを、銅触媒及び酸結合剤の
    存在下反応させて式(III) (式中、R1,R2,R3,R4,nは、式(I)及び式(II)
    のR1,R2,R3,R4,nと同じ。) で示されるN,N−ジフエニルアシルアミド類で得るに
    際し、環状ウレア溶媒中で反応させることを特徴とする
    N,N−ジフエニルアシルアミド類の製造方法。
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