JPH0669698B2 - 成形同時転写方法 - Google Patents
成形同時転写方法Info
- Publication number
- JPH0669698B2 JPH0669698B2 JP1186829A JP18682989A JPH0669698B2 JP H0669698 B2 JPH0669698 B2 JP H0669698B2 JP 1186829 A JP1186829 A JP 1186829A JP 18682989 A JP18682989 A JP 18682989A JP H0669698 B2 JPH0669698 B2 JP H0669698B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transfer sheet
- mold
- transfer
- molding
- molded product
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
この発明は、成型品の表面に形成される図柄にクラック
やシワなどが生じなく、転写シートの伸びによる変化の
少ない転写を行うことのできる成形同時転写方法に関す
るものである。
やシワなどが生じなく、転写シートの伸びによる変化の
少ない転写を行うことのできる成形同時転写方法に関す
るものである。
固定型と可動型との間に転写シートを送り込み、樹脂の
射出成形と同時に転写シート上の図柄を成型品に転写す
る成形同時転写方法がある。 この方法において、転写シートは溶融樹脂が射出された
ときに樹脂の熱と圧力とによって金型のキャビティに沿
うように変形される。しかし、転写シートを固定型面と
可動型面とで挟むだけであると、転写シートの幅方向に
にシワが生じたりして美しい転写を行うことができな
い。 そこで、転写シートの全周を可動型面にクランプし、次
いで加熱軟化させて真空および/または圧空によりキャ
ビティに沿うように予備成形した後、金型を閉じて溶融
樹脂を固定型側より射出し、成型品表面に転写シートの
図柄を転写する方法がある。
射出成形と同時に転写シート上の図柄を成型品に転写す
る成形同時転写方法がある。 この方法において、転写シートは溶融樹脂が射出された
ときに樹脂の熱と圧力とによって金型のキャビティに沿
うように変形される。しかし、転写シートを固定型面と
可動型面とで挟むだけであると、転写シートの幅方向に
にシワが生じたりして美しい転写を行うことができな
い。 そこで、転写シートの全周を可動型面にクランプし、次
いで加熱軟化させて真空および/または圧空によりキャ
ビティに沿うように予備成形した後、金型を閉じて溶融
樹脂を固定型側より射出し、成型品表面に転写シートの
図柄を転写する方法がある。
しかし、転写シートはその全周がクランプされて張力が
加わる状態となるので、金型のパーティングラインが鋭
角的であったり段差が大きいと、転写シートをクランプ
したとき、また真空/圧空によってキャビティに沿うよ
うに転写シートを予備成形したとき、あるいは金型が閉
じたときに、転写シートの転写層にクラックが生じた
り、転写シートにシワが生じたり破れたりすることがあ
った。 また、クランプ装置や加熱装置および真空/圧空装置の
設備が必要になり、金型構造が複雑になってコストが高
くつくものであった。特に、エアコンの前面パネル、冷
蔵庫のドア、各種OA機器のハウジング、自動車の内外装
部品など、三次曲面を有する比較的面積の大きい部品を
成形しようとする場合は、金型構造がいっそう複雑にな
った。 さらに、平面状の転写シートを伸張させてキャビティに
沿わせるため、図柄パターンのズレや歪みなどの変形が
大きく起こり、図柄パターンの大きさ、位置を補正する
ことが困難であった。 そして、絵柄を必要とする箇所が成型品上の一部であっ
ても、キャビティ全面を転写シートで覆う必要があるた
め、必要とする転写シートの面積が大きくなりコストが
高くなるものであった。 以上述べたような問題点は、立ち上がりの大きい形状の
成型品、あるいはパーティングラインが複雑に変化した
成型品を得ようとする場合、特に顕著なものであった。 したがって、この発明は上記のような欠点を解消し、形
成された図柄にクラックやシワなどが生じなく、転写シ
ートの伸びによる変化の少ない転写を可能にする成形同
時転写方法を提供することを目的とする。
加わる状態となるので、金型のパーティングラインが鋭
角的であったり段差が大きいと、転写シートをクランプ
したとき、また真空/圧空によってキャビティに沿うよ
うに転写シートを予備成形したとき、あるいは金型が閉
じたときに、転写シートの転写層にクラックが生じた
り、転写シートにシワが生じたり破れたりすることがあ
った。 また、クランプ装置や加熱装置および真空/圧空装置の
設備が必要になり、金型構造が複雑になってコストが高
くつくものであった。特に、エアコンの前面パネル、冷
蔵庫のドア、各種OA機器のハウジング、自動車の内外装
部品など、三次曲面を有する比較的面積の大きい部品を
成形しようとする場合は、金型構造がいっそう複雑にな
った。 さらに、平面状の転写シートを伸張させてキャビティに
沿わせるため、図柄パターンのズレや歪みなどの変形が
大きく起こり、図柄パターンの大きさ、位置を補正する
ことが困難であった。 そして、絵柄を必要とする箇所が成型品上の一部であっ
ても、キャビティ全面を転写シートで覆う必要があるた
め、必要とする転写シートの面積が大きくなりコストが
高くなるものであった。 以上述べたような問題点は、立ち上がりの大きい形状の
成型品、あるいはパーティングラインが複雑に変化した
成型品を得ようとする場合、特に顕著なものであった。 したがって、この発明は上記のような欠点を解消し、形
成された図柄にクラックやシワなどが生じなく、転写シ
ートの伸びによる変化の少ない転写を可能にする成形同
時転写方法を提供することを目的とする。
この発明は、以上の目的を達成するために、次のように
構成した。すなわちこの発明の成形同時転写方法は、固
定型と可動型との間に長尺の転写シートを所定の長さ送
り込み、射出成形と同時に転写シート上の図柄を成型品
に転写する成形同時転写方法において、転写シートの送
り方向に対して側方の少なくとも一辺が、型閉め後にキ
ャビティ内で自由端となるように、転写シートを送り込
むように構成した。 図面を参照しながらこの発明をさらに詳しく説明する。 第1〜2図はこの発明の成形同時転写方法の一実施例を
示す正面図である。1は可動型、2はキャビティ、3は
クランプ、4は転写シート、5はゲートをそれぞれ示
す。 長尺の転写シート4を、転写シート4の送り方向に対し
て側方の一辺あるいは両辺がキャビティ2内で自由端と
なるように金型内に送り込む(第1〜第2図参照)。転
写シート4の自由端とは、転写シート4の周囲のうち、
固定型面にも可動型面にも押さえ付けられておらずに、
可動型1のキャビティ内で開放された状態にある部分の
ことである。転写シート4はプラスチックフィルムなど
の基体シート上に図柄層や接着層などの転写層が形成さ
れたものである。 次いで、金型を閉じて固定型に設けたゲート5より溶融
樹脂をキャビティ2内に射出し、成型品を形成するのと
同時に成型品表面に転写シート4の転写層を接着する。 成型品の冷却の後、金型を開いて成型品を取り出し、転
写シート4の基体シートを剥離して図柄が形成された成
型品が得られる。なお、転写シートとして基体シートを
剥離しない成型品に貼り付けられたままとなるものを採
用してもよい。 また、転写シート4の通過面以外の位置にもゲートを設
ける場合には、転写シート4通過面に位置するゲート5
から射出される樹脂6が転写シート4全面を覆った後
に、他のゲート7から射出された樹脂8と合流するよう
に、ゲート位置、成型品の厚さ、各ゲートの射出開始時
期などを調整するとよい(第3〜第4図参照)。もし、
転写シート4通過面に位置するゲート5から射出された
樹脂6が転写シート4面を覆わぬうちに他のゲート7か
ら射出された樹脂8と転写シート4面で合流すると、転
写シート4の自由端は成型樹脂8内に巻き込まれる。 また、転写シート4の基体シート10を成型品9から剥す
と、基体シート10の厚みの分だけ段差が転写シート4の
自由端部分に形成される(第5図参照)。その大きさ
は、通常は基体シート10の厚みである0.02〜0.05mmとな
る。この段差は目立つものであるので、わかりにくくす
るために、次のような凹凸を成型品9に形成するとよ
い。すなわち、段差dが0.1mm以上、望ましくは0.3〜3.
0mmの範囲、幅1が0.3mm以上、望ましくは0.3〜3.0mmの
範囲である凹部または凸部(第6〜9図参照)、あるい
は凹凸繰り返し部(第10図参照)が成型品9上に形成さ
れるようにキャビティ2に凹凸を形成するとよい。ある
いは、成型品外周部の立ち上がり部に転写シートの自由
端を回り込むようにすることにより(第11図参照)、段
差を視覚的に判別しにくくすることもできる。 また、転写シートと金型との見当合わせを行うのに必要
な転写シートの位置検出マーク12は図柄間の内側に配置
し、図柄パターンと基体シートの自由端との間隔mは3.
0mm以下、望ましくは1.0mm以下になるようにすればよい
(第12〜13図参照)。
構成した。すなわちこの発明の成形同時転写方法は、固
定型と可動型との間に長尺の転写シートを所定の長さ送
り込み、射出成形と同時に転写シート上の図柄を成型品
に転写する成形同時転写方法において、転写シートの送
り方向に対して側方の少なくとも一辺が、型閉め後にキ
ャビティ内で自由端となるように、転写シートを送り込
むように構成した。 図面を参照しながらこの発明をさらに詳しく説明する。 第1〜2図はこの発明の成形同時転写方法の一実施例を
示す正面図である。1は可動型、2はキャビティ、3は
クランプ、4は転写シート、5はゲートをそれぞれ示
す。 長尺の転写シート4を、転写シート4の送り方向に対し
て側方の一辺あるいは両辺がキャビティ2内で自由端と
なるように金型内に送り込む(第1〜第2図参照)。転
写シート4の自由端とは、転写シート4の周囲のうち、
固定型面にも可動型面にも押さえ付けられておらずに、
可動型1のキャビティ内で開放された状態にある部分の
ことである。転写シート4はプラスチックフィルムなど
の基体シート上に図柄層や接着層などの転写層が形成さ
れたものである。 次いで、金型を閉じて固定型に設けたゲート5より溶融
樹脂をキャビティ2内に射出し、成型品を形成するのと
同時に成型品表面に転写シート4の転写層を接着する。 成型品の冷却の後、金型を開いて成型品を取り出し、転
写シート4の基体シートを剥離して図柄が形成された成
型品が得られる。なお、転写シートとして基体シートを
剥離しない成型品に貼り付けられたままとなるものを採
用してもよい。 また、転写シート4の通過面以外の位置にもゲートを設
ける場合には、転写シート4通過面に位置するゲート5
から射出される樹脂6が転写シート4全面を覆った後
に、他のゲート7から射出された樹脂8と合流するよう
に、ゲート位置、成型品の厚さ、各ゲートの射出開始時
期などを調整するとよい(第3〜第4図参照)。もし、
転写シート4通過面に位置するゲート5から射出された
樹脂6が転写シート4面を覆わぬうちに他のゲート7か
ら射出された樹脂8と転写シート4面で合流すると、転
写シート4の自由端は成型樹脂8内に巻き込まれる。 また、転写シート4の基体シート10を成型品9から剥す
と、基体シート10の厚みの分だけ段差が転写シート4の
自由端部分に形成される(第5図参照)。その大きさ
は、通常は基体シート10の厚みである0.02〜0.05mmとな
る。この段差は目立つものであるので、わかりにくくす
るために、次のような凹凸を成型品9に形成するとよ
い。すなわち、段差dが0.1mm以上、望ましくは0.3〜3.
0mmの範囲、幅1が0.3mm以上、望ましくは0.3〜3.0mmの
範囲である凹部または凸部(第6〜9図参照)、あるい
は凹凸繰り返し部(第10図参照)が成型品9上に形成さ
れるようにキャビティ2に凹凸を形成するとよい。ある
いは、成型品外周部の立ち上がり部に転写シートの自由
端を回り込むようにすることにより(第11図参照)、段
差を視覚的に判別しにくくすることもできる。 また、転写シートと金型との見当合わせを行うのに必要
な転写シートの位置検出マーク12は図柄間の内側に配置
し、図柄パターンと基体シートの自由端との間隔mは3.
0mm以下、望ましくは1.0mm以下になるようにすればよい
(第12〜13図参照)。
この発明は、金型を閉じても、転写シートの送り方向に
対して側方の少なくとも一辺が、キャビティ内で開放さ
れた状態にあるので(第14図参照)、転写シートの自由
端側はゲートから射出される溶融樹脂の流動にしたがっ
てキャビティに無理なく沿うことができる(第15図参
照)。したがって、自由端側の転写層にクラックやフィ
ルムにシワが発生せず、美麗な成型品が形成される。
対して側方の少なくとも一辺が、キャビティ内で開放さ
れた状態にあるので(第14図参照)、転写シートの自由
端側はゲートから射出される溶融樹脂の流動にしたがっ
てキャビティに無理なく沿うことができる(第15図参
照)。したがって、自由端側の転写層にクラックやフィ
ルムにシワが発生せず、美麗な成型品が形成される。
実施例1 大きさが650×400mm、厚さ3.0mmであるファンヒーター
の前面パネルのほぼ中央に、幅150mm・長さ400mmの帯状
の図柄を形成させるように成形同時転写を行った(第16
図参照)。 転写シートの自由端が位置する可動型のキャビティ内
に、段差0.7mm・幅1.4mmの断面が半円状である溝部を設
けた。 固定型には転写シートが通過する部分に2箇所、その他
の部分に4箇所のピンポイントゲートを設けた。転写シ
ートが通過する部分のゲートから射出されている樹脂
が、他のゲートから射出される樹脂より速く転写シート
を覆うように、ゲートの径や成型品の肉厚などを調整し
た。 転写シートの幅を152mmとして、箔送り装置に取り付け
て金型内に送り込んで位置決めした。転写シートの送り
方向に対して側方の両辺は自由端となった。 次に、型締め力850tの直圧式射出成形機で成形を行っ
た。 射出条件(射出材料:ABS樹脂) 金型表面温度 50℃ シリンダー温度 240℃ 射出圧力 1100kg/cm2 射出時間 4.5秒 保圧力 850kg/cm2 保圧時間 3.0秒 このようにして得られた成型品は、図柄にクラックやシ
ワもなく、また図柄のズレや歪みなどの変形の少ない意
匠効果に優れたものであった。 実施例2 大きさが700×150mm、厚さ4.0mmであり断面形状がコの
字型で、金型にアンダーカット処理を必要とするフック
が16箇所形成され、裏面に立ち上がり部も含めて図柄が
形成されるように自動車外装部品の成形同時転写を行っ
た(第17図参照)。 図柄を必要とする部分は立ち上がり部も含めると180mm
であるため図柄幅を182mmとした。この転写シートを箔
送り装置に取り付けて金型内に送り込み、見当を合わせ
て位置決めした。ゲートはサイドゲート方式とし、固定
型側の転写シートの幅の中央に位置する部分に1箇所設
けた。 次に、型締め力400tのトグル式射出成形機を使用して成
形を行った。 射出条件(射出材料:透明アクリル樹脂) 金型表面温度 55℃ シリンダー温度 260℃ 射出圧力 1350kg/cm2 射出時間 5.5秒 保圧力 880kg/cm2 保圧時間 4.0秒 このようにして得られた成型品は、図柄にクラックやシ
ワもなく、また図柄のズレや歪みなどの変形の少ない意
匠効果に優れたものであった。 なお、実施例2は成型品の裏面に転写を行うので成型品
の表側に基体シートによる段差は生じなかった。
の前面パネルのほぼ中央に、幅150mm・長さ400mmの帯状
の図柄を形成させるように成形同時転写を行った(第16
図参照)。 転写シートの自由端が位置する可動型のキャビティ内
に、段差0.7mm・幅1.4mmの断面が半円状である溝部を設
けた。 固定型には転写シートが通過する部分に2箇所、その他
の部分に4箇所のピンポイントゲートを設けた。転写シ
ートが通過する部分のゲートから射出されている樹脂
が、他のゲートから射出される樹脂より速く転写シート
を覆うように、ゲートの径や成型品の肉厚などを調整し
た。 転写シートの幅を152mmとして、箔送り装置に取り付け
て金型内に送り込んで位置決めした。転写シートの送り
方向に対して側方の両辺は自由端となった。 次に、型締め力850tの直圧式射出成形機で成形を行っ
た。 射出条件(射出材料:ABS樹脂) 金型表面温度 50℃ シリンダー温度 240℃ 射出圧力 1100kg/cm2 射出時間 4.5秒 保圧力 850kg/cm2 保圧時間 3.0秒 このようにして得られた成型品は、図柄にクラックやシ
ワもなく、また図柄のズレや歪みなどの変形の少ない意
匠効果に優れたものであった。 実施例2 大きさが700×150mm、厚さ4.0mmであり断面形状がコの
字型で、金型にアンダーカット処理を必要とするフック
が16箇所形成され、裏面に立ち上がり部も含めて図柄が
形成されるように自動車外装部品の成形同時転写を行っ
た(第17図参照)。 図柄を必要とする部分は立ち上がり部も含めると180mm
であるため図柄幅を182mmとした。この転写シートを箔
送り装置に取り付けて金型内に送り込み、見当を合わせ
て位置決めした。ゲートはサイドゲート方式とし、固定
型側の転写シートの幅の中央に位置する部分に1箇所設
けた。 次に、型締め力400tのトグル式射出成形機を使用して成
形を行った。 射出条件(射出材料:透明アクリル樹脂) 金型表面温度 55℃ シリンダー温度 260℃ 射出圧力 1350kg/cm2 射出時間 5.5秒 保圧力 880kg/cm2 保圧時間 4.0秒 このようにして得られた成型品は、図柄にクラックやシ
ワもなく、また図柄のズレや歪みなどの変形の少ない意
匠効果に優れたものであった。 なお、実施例2は成型品の裏面に転写を行うので成型品
の表側に基体シートによる段差は生じなかった。
この発明の成形同時転写方法は、固定型と可動型との間
に長尺の転写シートを所定の長さ送り込み、射出成形と
同時に転写シート上の図柄を成型品に転写する成形同時
転写方法において、転写シートの送り方向に対して側方
の少なくとも一辺が、型閉め後にキャビティ内で自由端
となるように、転写シートを送り込むので、転写シート
の幅方向にクラックやシワなどが発生しない。 また、立ち上がりの大きい形状の成型品やパーティング
ラインが鋭角的あるいは段差の大きい状態で変化する成
型品を得るために、製品形状を大幅に変更することな
く、また設備費用や金型コストも安価に押さえることが
できる。 また、大きな面積の一部に図柄を形成するので、転写シ
ートの幅を図柄を必要とする寸法に限定することがで
き、転写シートのコストを低くすることができる。 さらに、転写シートの幅方向に必要以上に伸張させてキ
ャビティに沿わせることがないので、転写シートの幅方
向の図柄パターンのズレや歪みなどの変形が小さく、図
柄パターンの大きさ、位置を補正することが容易であ
る。
に長尺の転写シートを所定の長さ送り込み、射出成形と
同時に転写シート上の図柄を成型品に転写する成形同時
転写方法において、転写シートの送り方向に対して側方
の少なくとも一辺が、型閉め後にキャビティ内で自由端
となるように、転写シートを送り込むので、転写シート
の幅方向にクラックやシワなどが発生しない。 また、立ち上がりの大きい形状の成型品やパーティング
ラインが鋭角的あるいは段差の大きい状態で変化する成
型品を得るために、製品形状を大幅に変更することな
く、また設備費用や金型コストも安価に押さえることが
できる。 また、大きな面積の一部に図柄を形成するので、転写シ
ートの幅を図柄を必要とする寸法に限定することがで
き、転写シートのコストを低くすることができる。 さらに、転写シートの幅方向に必要以上に伸張させてキ
ャビティに沿わせることがないので、転写シートの幅方
向の図柄パターンのズレや歪みなどの変形が小さく、図
柄パターンの大きさ、位置を補正することが容易であ
る。
第1〜4図はこの発明の成形同時転写方法の一実施例を
示す正面図である。第5図は従来の成型品の一実施例を
示す断面図である。第6〜11図はこの発明によって得ら
れる成型品の一実施例を示す断面図である。第12〜13図
はこの発明に使用する転写シートの平面図である。第14
〜15図はこの発明の成形同時転写方法の成形工程を示す
断面図である。第16〜17図はこの発明の成形同時転写方
法の一実施例を示す斜視図である。 1……可動型、2……キャビティ、3……クランプ、4
……転写シート、5・7……ゲート、6・8……樹脂、
9……成型品、10……基体シート、11……転写層、12…
…位置検出マーク、13……固定型。
示す正面図である。第5図は従来の成型品の一実施例を
示す断面図である。第6〜11図はこの発明によって得ら
れる成型品の一実施例を示す断面図である。第12〜13図
はこの発明に使用する転写シートの平面図である。第14
〜15図はこの発明の成形同時転写方法の成形工程を示す
断面図である。第16〜17図はこの発明の成形同時転写方
法の一実施例を示す斜視図である。 1……可動型、2……キャビティ、3……クランプ、4
……転写シート、5・7……ゲート、6・8……樹脂、
9……成型品、10……基体シート、11……転写層、12…
…位置検出マーク、13……固定型。
Claims (3)
- 【請求項1】固定型と可動型との間に長尺の転写シート
を所定の長さ送り込み、射出成形と同時に転写シート上
の図柄を成型品に転写する成形同時転写方法において、
転写シートの送り方向に対して側方の少なくとも一辺
が、型閉め後にキャビティ内で自由端となるように、転
写シートを送り込むことを特徴とする成形同時転写方
法。 - 【請求項2】金型のゲートの少なくとも1つが固定型の
転写シート通過面に位置する部分に設けられ、そのゲー
トより射出される溶融樹脂が他のゲートから射出された
樹脂と転写シート面上で合流しないように射出成形する
請求項1記載の成形同時転写方法。 - 【請求項3】キャビティの転写シートの自由端に位置す
る部分に、段差0.1mm以上、幅0.3mm以上の凹部または凸
部が形成されている請求項1記載の成形同時転写方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1186829A JPH0669698B2 (ja) | 1989-07-19 | 1989-07-19 | 成形同時転写方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1186829A JPH0669698B2 (ja) | 1989-07-19 | 1989-07-19 | 成形同時転写方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0351112A JPH0351112A (ja) | 1991-03-05 |
| JPH0669698B2 true JPH0669698B2 (ja) | 1994-09-07 |
Family
ID=16195343
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1186829A Expired - Lifetime JPH0669698B2 (ja) | 1989-07-19 | 1989-07-19 | 成形同時転写方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0669698B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60212314A (ja) * | 1984-04-09 | 1985-10-24 | Dainippon Printing Co Ltd | 絵付用射出成形金型装置 |
| JPS63109054A (ja) * | 1986-10-27 | 1988-05-13 | Taihei Kogyo Kk | 同時成形転写装置における転写フイルム供給方法 |
| JPS63246217A (ja) * | 1987-03-31 | 1988-10-13 | Meiki Co Ltd | プリント回路基板用射出成形金型 |
-
1989
- 1989-07-19 JP JP1186829A patent/JPH0669698B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0351112A (ja) | 1991-03-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6270331B1 (en) | Apparatus for forming pattern onto article during injection molding | |
| US4766025A (en) | Composite molded article and method of making same | |
| EP0782908B1 (en) | Foil-decorating injection molding machine and foil-decorating injection molding method | |
| US9050746B2 (en) | IMD mold, injection molding apparatus having such an IMD mold and method for producing a film-decorated plastic part | |
| JPH0852761A (ja) | 成型同時絵付方法 | |
| JP3794797B2 (ja) | 射出成形同時絵付装置 | |
| JPH0669698B2 (ja) | 成形同時転写方法 | |
| JP2694917B2 (ja) | 射出成形同時絵付方法及び装置 | |
| JP2851205B2 (ja) | 成形同時絵付け用金型と成形同時絵付け方法 | |
| JPH10230521A (ja) | 加飾成形品の製造装置 | |
| JP2690258B2 (ja) | 射出成形同時絵付け用シート及びそれを用いた絵付け方法 | |
| JP3150759B2 (ja) | 加飾成形品の製造方法と加飾成形装置 | |
| JPH03281317A (ja) | インモールド成形方法 | |
| JP3366083B2 (ja) | 複合成形体の製造装置 | |
| JPS5989114A (ja) | 積層成形品の真空圧空成形方法 | |
| JP3233973B2 (ja) | 表皮付き成形品の製造方法 | |
| JP2964049B2 (ja) | 樹脂成形品のブロー成形方法および装置 | |
| JP3196340B2 (ja) | 多層成形品の成形方法 | |
| JPH07329102A (ja) | インモールド成形方法または転写成形方法およびその成形方法に用いられる金型 | |
| JP2542986B2 (ja) | 成形同時絵付け方法と成形同時絵付け用金型 | |
| SU1597288A1 (ru) | Форма дл изготовлени изделий на экструзионно-выдувных агрегатах | |
| JP2944414B2 (ja) | プラスチック製オーナメントの製造方法および成形金型 | |
| JPH10235726A (ja) | フィルムコーティング樹脂成形品の製造方法 | |
| JPH0367607B2 (ja) | ||
| JPH03224720A (ja) | 真空成形方法 |