JPH06717U - 挿通孔を有する発泡成形品の成形用金型 - Google Patents
挿通孔を有する発泡成形品の成形用金型Info
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Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フレーム一体発泡成形において、フレームの
セットを容易にかつ確実に行なうと同時にヘッドレスト
などのためのステーを取り付ける挿通孔を形成すること
のできる、挿通孔を有する発泡成形品の成形用金型を提
供する。 【構成】 型内の内装部材30に対して2本のセットピ
ン20を着脱自在に装置して前記セットピンに対応する
位置に挿通孔35を有する内装部材一体発泡成形品を成
形する金型であって、前記2本のセットピンは前記金型
の成形室12に対して一定角度回動自在に軸支されてい
るとともに、共通の連結部材25によって連結されてい
る。
セットを容易にかつ確実に行なうと同時にヘッドレスト
などのためのステーを取り付ける挿通孔を形成すること
のできる、挿通孔を有する発泡成形品の成形用金型を提
供する。 【構成】 型内の内装部材30に対して2本のセットピ
ン20を着脱自在に装置して前記セットピンに対応する
位置に挿通孔35を有する内装部材一体発泡成形品を成
形する金型であって、前記2本のセットピンは前記金型
の成形室12に対して一定角度回動自在に軸支されてい
るとともに、共通の連結部材25によって連結されてい
る。
Description
【0001】
この考案は発泡成形品の成形用金型に関し、特にはフレーム一体発泡成形用金 型に関する。
【0002】
例えば自動車のシートバック(座席背もたれ)のような内部に金属フレームを 配した発泡成形品はフレーム一体発泡成形によって製造される。 このフレーム一体発泡成形は、成形用金型内にあらかじめ支持フレーム等の内 装部材を配置し、これにポリウレタン等の合成樹脂発泡材料を注入し前記内装部 材と一体に発泡成形するものである。
【0003】 ところで、この自動車のシートバックにおいては、ヘッドレストのステーが挿 入されるステー孔を形成する必要がある。 このようなステー孔は内装される支持フレームと連通状に設ける必要があるの であるが、この種のステー孔を有するフレーム一体成形品を得るための金型構造 としては、例えば、実公平4−5289号公報記載のフレーム一体発泡成形用金 型が知られている。
【0004】 この従来構造は、内装される支持フレームに対して旋回可能な入子(セットピ ン)を設けて、型閉じした状態で前記入子が成形室と副室の間の隔壁に形成され た支持孔によって保持されるとともにその先端部が前記支持孔を通して成形室内 へ延びて支持フレームに取り付けられたブラケットの挿入孔に挿入されるように したものである。
【0005】 しかるに、まず、前記セットピンはヘッドレスト用のステー孔を形成するもの であるから、2本のセットピンが平行に配置される必要がある。しかしながら、 従来にあっては、2本のセットピンがそれぞれ独立して旋回するように設けられ ているために、支持フレームに対するセットピンの装着が煩雑で手間取るばかり か、しばしばその平行装着ができない場合があった。
【0006】 また、セットピンが上方へ自由に旋回するので、ときには、該セットピンが反 転したままの状態となっている場合があり、このような場合に誤って型閉じがな されると、成形型やセットピンを損傷するおそれがあった。
【0007】 さらに、前記従来金型では、支持フレームに対するセットピンの装着を容易に 行なうために、セットピンをコイルバネ等の付勢部材によって上方へ付勢するこ とが提案されているが、コイルバネ等は発泡樹脂材料が付着して伸縮不可能とな ることがあった。
【0008】
この考案は上記した問題点に鑑み提案されたものであって、フレーム一体発泡 成形において、フレームのセットを簡単かつ容易にしかも確実に行なうことがで きる、挿通孔を有する発泡成形品の成形用金型を提供しようとするものである。
【0009】
すなわち、この考案は、型内の内装部材に対して2本のセットピンを着脱自在 に装置して前記セットピンに対応する位置に挿通孔を有する内装部材一体発泡成 形品を成形する金型であって、前記2本のセットピンは前記金型の成形室に対し て一定角度回動自在に軸支されているとともに、共通の連結部材によって連結さ れていることを特徴とする挿通孔を有する発泡成形品の成形用金型に係る。
【0010】
以下添付の図面に従ってこの考案を詳細に説明する。 図1はこの考案の一実施例を示すもので、内装部材をセットする状態の金型の 断面図、図2は同じくその型閉め後の成形状態を示す金型の断面図、図3はこの 考案に用いられるセットピンの一例を示す平面図、図4はこの考案に用いられる 弾性保持部材の一例を示す断面図、図5はセットピンへの内装部材の取付状態を 示す金型要部の断面図、図6はセットピンへの内装部材の取付けが完了した状態 を示す金型要部の断面図、図7はセットピンが上方へ旋回してストッパによって 停止した状態を示す金型要部の断面図である。
【0011】 図1ないし図3に示されるように、この考案の挿通孔を有する発泡成形品の成 形用金型10は図面上下型となる金型本体11と上型となる蓋型40とからなり 、前記金型本体11には2本のセットピン20A,20Bが設けられている。
【0012】 金型本体11は成形室12と副室13とから構成される。 成形室12は車両のシートバック形状を規定する型面14を有し、その内底面 には前記キャビティ14内にセットされる金属フレームなどの内装部材30を支 持する適宜数のリブ15を備えている。
【0013】 副室13は前記成形室12に対し隔壁16を介して設けられ、次述するセット ピン20A,20Bが設置される。
【0014】 セットピン20A,20Bは、図2からよりよく理解されるように、成形時に は前記成形室12内に傾倒し内装部材30の保持孔31に着脱自在に挿通され、 前記内装部材30をキャビティ14内に保持するともに成形品に2本の挿通孔3 5を形成するためのもので、軸部材21によって前記金型10の成形室12に対 して回動自在に軸支されている。符号17は軸受け部材である。
【0015】 このセットピン20A,20Bは、図3からよりよく理解されるように、共通 の連結部材25によって連結されていて、前記セットピン20A,20Bが同時 に同じ角度で回動するよう構成されている。それによって、前記内装部材30の 保持孔31への取付けが極めて容易となる。
【0016】 さらに、この実施例において、前記セットピン20は一方のセットピン20A が他のセットピン20Bより約10〜20mmほど長く形成されていて、当該長 いセットピン20Aを一方の保持孔31に挿入した後他の短いセットピン20B を他の保持孔31へ挿入することができ、この種セットピンの内装部材への取り 付けを効率良く容易に行なうことができるようになっている。 なお、前記セットピン20の長さは成形品の種類や挿通孔の深さによって適宜 に決定することができ、この実施例では全体長約150〜200mmに形成され ている。また、その形状は、内装部材30へのセットの容易さから先細形状に形 成されることが好ましい。
【0017】 また、図示したように、前記連結部材25の中央付近において、前記副室13 内底部には前記セットピン20の回動位置を保持する弾性保持部材22が設けら れている。
【0018】 この弾性保持部材22は、図4のように前記連結部材25方向に若干斜向した 略コの字形状の板バネよりなり、セットピン20の回動にともなって、その外面 22aを前記連結部材25の側縁25aが摺動するように形成されている。符号 23は取付ねじである。
【0019】 内装部材30のセットおよび成形品の取り出し時には、図5に示されるように 、前記セットピン20が上方に持ち上げられる。その際、連結部材25の側縁2 5aが前記弾性保持部材22の屈曲端部24に乗り上げ係着することによって、 セットピン20の所定の持ち上げ角度が確実に保持され、前記内装部材30の取 付けあるいは成形後の成形品の取り出しを極めて容易に行なうことができる。
【0020】 前記セットピン20に内装部材30が保持されると、セットピン20はその連 結部材25を弾性保持部材22の外面22aに摺動させながら成形室12方向に 回動し、図6に示されるように、該成形室12内の所定位置に内装部材30がセ ットされる。
【0021】 成形の際には、前記セットピン20は、接続部材25が弾性保持部材22の外 面22aによって弾性的に押圧されるとともに隔壁16においてセットピンの傾 倒位置に対応する位置に設けられた保持溝19に保持される。それによって、前 記セットピン20の位置が固定され、成形品に精度良く挿通孔35を形成するこ とができる。
【0022】 そして、図2に図示されるように、蓋型40が型閉めされ、キャビティ14内 に発泡樹脂材料Pが注入されて内装部材30とともに一体に発泡成形される。
【0023】 また、前記連結部材25のほぼ中央部にはストッパ26が取り付けられていて 、図7から理解されるように、前記セットピン20が一定角度まで回動すると、 ピン端部26aが副室13内底部に当接し必要以上の回動を制止するように構成 されている。
【0024】
以上図示し説明したように、この考案の挿通孔を有する発泡成形品の成形用金 型によれば、フレーム一体発泡成形において、金型の成形室に対して一定角度回 動自在に軸支されたセットピンによってフレームのセットと同時にステーなどの 挿通孔の形成が容易にかつ確実に行なうことができる。 また、セットピンが共通の連結部材によって接続されているので、2本のピン が同時に回動してフレームセット作業を効率良く行なうことができる。
【図1】この考案の一実施例を示す、内装部材をセット
する状態の金型の断面図である。
する状態の金型の断面図である。
【図2】同じくその型閉め後の成形状態を示す金型の断
面図である。
面図である。
【図3】この考案に用いられるセットピンの一例を示す
平面図である。
平面図である。
【図4】この考案に用いられる弾性保持部材の一例を示
す断面図である。
す断面図である。
【図5】セットピンへの内装部材の取付状態を示す金型
要部の断面図である。
要部の断面図である。
【図6】セットピンへの内装部材の取付けが完了した状
態を示す金型要部の断面図である。
態を示す金型要部の断面図である。
【図7】セットピンが上方へ旋回してストッパによって
停止した状態を示す金型要部の断面図である。
停止した状態を示す金型要部の断面図である。
10 金型 12 成形室 13 副室 20 セットピン 24 弾性保持部材 25 連結部材 30 内装部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 31:58 4F
Claims (4)
- 【請求項1】 型内の内装部材に対して2本のセットピ
ンを着脱自在に装置して前記セットピンに対応する位置
に挿通孔を有する内装部材一体発泡成形品を成形する金
型であって、 前記2本のセットピンは前記金型の成形室に対して一定
角度回動自在に軸支されているとともに、共通の連結部
材によって連結されていることを特徴とする挿通孔を有
する発泡成形品の成形用金型。 - 【請求項2】 請求項1において、2本のセットピンの
長さを互いに異にする挿通孔を有する発泡成形品の成形
用金型。 - 【請求項3】 請求項1または2において、2本のセッ
トピンを一定角度上方へ保持する保持部材が設けられた
挿通孔を有する発泡成形品の成形用金型。 - 【請求項4】 請求項3において、保持部材が連結部材
と弾性係合する弾性保持部材よりなる挿通孔を有する発
泡成形品の成形用金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4672992U JPH0756169Y2 (ja) | 1992-06-10 | 1992-06-10 | 挿通孔を有する発泡成形品の成形用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4672992U JPH0756169Y2 (ja) | 1992-06-10 | 1992-06-10 | 挿通孔を有する発泡成形品の成形用金型 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06717U true JPH06717U (ja) | 1994-01-11 |
| JPH0756169Y2 JPH0756169Y2 (ja) | 1995-12-25 |
Family
ID=12755428
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4672992U Expired - Lifetime JPH0756169Y2 (ja) | 1992-06-10 | 1992-06-10 | 挿通孔を有する発泡成形品の成形用金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0756169Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-06-10 JP JP4672992U patent/JPH0756169Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0756169Y2 (ja) | 1995-12-25 |
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