JPH067201Y2 - 差動遊星機構型無段変速機の変速リング移動規制調整装置 - Google Patents
差動遊星機構型無段変速機の変速リング移動規制調整装置Info
- Publication number
- JPH067201Y2 JPH067201Y2 JP12258586U JP12258586U JPH067201Y2 JP H067201 Y2 JPH067201 Y2 JP H067201Y2 JP 12258586 U JP12258586 U JP 12258586U JP 12258586 U JP12258586 U JP 12258586U JP H067201 Y2 JPH067201 Y2 JP H067201Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- continuously variable
- variable transmission
- ring
- planetary
- stopper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 title claims description 25
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000032683 aging Effects 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000035515 penetration Effects 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)
- Friction Gearing (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は,差動遊星機構型無段変速機の変速リング移
動規制調整装置に関するものである。
動規制調整装置に関するものである。
(ロ)従来の技術 従来,円周上遊星配置した傘形の遊星コーンの両側顎部
に入力円板と出力円板を回転可能に,また,円錐面に変
速リングを回転不能的にそれぞれ圧接し,この変速リン
グを円錐面の裾部から頂部にかけて移動することで入力
円板に対する出力円板の回転数比を変える差動遊星機構
型無段変速機が知られている(特公昭57-13221号)。
に入力円板と出力円板を回転可能に,また,円錐面に変
速リングを回転不能的にそれぞれ圧接し,この変速リン
グを円錐面の裾部から頂部にかけて移動することで入力
円板に対する出力円板の回転数比を変える差動遊星機構
型無段変速機が知られている(特公昭57-13221号)。
ところで,この無段変速機の場合,その変速比を一定に
維持するためには,変速リングを遊星コーンの円錐面の
所定の位置に正確に固定しておかなければならない。こ
の点,このタイプの無段変速機は変速リングの移動量に
比べて変速域が大きいから,これがわずかに動いても,
変速に大きな狂いを生ずる。
維持するためには,変速リングを遊星コーンの円錐面の
所定の位置に正確に固定しておかなければならない。こ
の点,このタイプの無段変速機は変速リングの移動量に
比べて変速域が大きいから,これがわずかに動いても,
変速に大きな狂いを生ずる。
一方,従来の変速操作は,変速レバーの回動角度をこの
変速リングの移動量に対応させる機械的な構造を採用し
ているが,これらの構造にある程度のガタが生ずるのは
常識であるから,変速レバーをある位置に設定しても,
変速リングをこれに正確に対応させることはなかなか困
難であった。特に,このタイプの無段変速機は,いわゆ
る,零出力が出せることが大きな特徴であるが,そのた
めには,変速リングを遊星コーンの円錐面の裾部の端に
正確に位置づけしなければならなかったが,同様な理由
で,これもなかなか困難であった。
変速リングの移動量に対応させる機械的な構造を採用し
ているが,これらの構造にある程度のガタが生ずるのは
常識であるから,変速レバーをある位置に設定しても,
変速リングをこれに正確に対応させることはなかなか困
難であった。特に,このタイプの無段変速機は,いわゆ
る,零出力が出せることが大きな特徴であるが,そのた
めには,変速リングを遊星コーンの円錐面の裾部の端に
正確に位置づけしなければならなかったが,同様な理由
で,これもなかなか困難であった。
そこで,現実には,変速リングにアジャストボルトのよ
うなものを設け,現物の組立中,これをケース壁に当て
るようにして位置調整していた。
うなものを設け,現物の組立中,これをケース壁に当て
るようにして位置調整していた。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 しかし,これが面倒な作業であることは周知のとおりで
あるとともに,これによって調整できるのは初期の位置
設定だけである。したがって,経年変化のようなものに
は対応できなかった(再度分解しなければならない)。
あるとともに,これによって調整できるのは初期の位置
設定だけである。したがって,経年変化のようなものに
は対応できなかった(再度分解しなければならない)。
(ニ)問題点を解決するための手段 そこで,この考案は,入力円板と出力円板によって遊星
状に配置される傘形の遊星コーンを前後から挟圧すると
ともに,この遊星コーンの円錐面に圧接させた変速リン
グの位置を前記円錐面上の裾部から頂部にかけて変更す
ることで,前記入力円板に対する出力円板の回転数を低
速から高速に変速する遊星機構型無段変速機において,
前記変速リングの前記裾部側への移動を接当して規制す
るストッパーを位置調整可能に設けたことを基本的な構
成とするとともに,この構成中,ストッパーにケースの
内部と外部とを連通する貫通孔を形成するとともに,こ
の貫通孔に前記ケース内部の圧力が一定以上になると,
この圧力をリリーフするブリーザ機構を組み込んだこと
を任意構成とすることで,前記した問題点を解決したの
である。
状に配置される傘形の遊星コーンを前後から挟圧すると
ともに,この遊星コーンの円錐面に圧接させた変速リン
グの位置を前記円錐面上の裾部から頂部にかけて変更す
ることで,前記入力円板に対する出力円板の回転数を低
速から高速に変速する遊星機構型無段変速機において,
前記変速リングの前記裾部側への移動を接当して規制す
るストッパーを位置調整可能に設けたことを基本的な構
成とするとともに,この構成中,ストッパーにケースの
内部と外部とを連通する貫通孔を形成するとともに,こ
の貫通孔に前記ケース内部の圧力が一定以上になると,
この圧力をリリーフするブリーザ機構を組み込んだこと
を任意構成とすることで,前記した問題点を解決したの
である。
(ホ)作用 これにより,ストッパーで変速リングの裾部側への所定
の位置までの移動を確実に規制することができる他,そ
の移動停止位置を変更することができる。また,このス
トッパーに所定の構造を施すことで,ケースのブリーザ
構造を兼用することができる。
の位置までの移動を確実に規制することができる他,そ
の移動停止位置を変更することができる。また,このス
トッパーに所定の構造を施すことで,ケースのブリーザ
構造を兼用することができる。
(ヘ)実施例 以下,この考案の実施例を図面を参照して説明する。
第1図はこの無段変速機を組み込んだギアボックスの縦
断面図,第2図はこのなかのストッパー廻りを示す要部
断面図,第3図は変速リング廻りの横断面図である。
断面図,第2図はこのなかのストッパー廻りを示す要部
断面図,第3図は変速リング廻りの横断面図である。
まず,この無段変速機は,入力円板1と出力円板2によ
って遊星状に配置される傘形の遊星コーン3を前後から
挟圧接し,この遊星コーン3の円錐面3aに圧接させた
変速リング4の位置を円錐面3aの裾部から頂部にかけ
て変えることで,入力円板1に対する出力円板2に回転
数を変えるものである(裾部が低速L,頂部が高速
H)。
って遊星状に配置される傘形の遊星コーン3を前後から
挟圧接し,この遊星コーン3の円錐面3aに圧接させた
変速リング4の位置を円錐面3aの裾部から頂部にかけ
て変えることで,入力円板1に対する出力円板2に回転
数を変えるものである(裾部が低速L,頂部が高速
H)。
入力円板1は,入力軸5に固嵌され,この入力軸5はケ
ース6に対してベアリング7で軸支されている。出力円
板2は,出力軸8に遊嵌されているが,これより後方に
駆動円板9が出力軸8に固嵌されており,この出力円板
2と駆動円板9とは,この間に設けられたボール10をそ
れぞれに対向状に形成されたカム片2a,9aで係合で
きるようになっているから,出力円板2に伝えられた動
力は,ボール10より駆動円板9を介して出力軸8に伝達
されるのである(このような構成をとるのは,構成上直
径の大きくなる出力円板2等が多少傾いても,それを吸
収するためである)。なお,出力軸8は,それぞれ端部
に該当する入力円板2とケース6に対してベアリング1
1,12で軸支されているとともに,その所定の個所には,
これよりも下降側に動力を伝えるための伝動ギア13が固
嵌されている。
ース6に対してベアリング7で軸支されている。出力円
板2は,出力軸8に遊嵌されているが,これより後方に
駆動円板9が出力軸8に固嵌されており,この出力円板
2と駆動円板9とは,この間に設けられたボール10をそ
れぞれに対向状に形成されたカム片2a,9aで係合で
きるようになっているから,出力円板2に伝えられた動
力は,ボール10より駆動円板9を介して出力軸8に伝達
されるのである(このような構成をとるのは,構成上直
径の大きくなる出力円板2等が多少傾いても,それを吸
収するためである)。なお,出力軸8は,それぞれ端部
に該当する入力円板2とケース6に対してベアリング1
1,12で軸支されているとともに,その所定の個所には,
これよりも下降側に動力を伝えるための伝動ギア13が固
嵌されている。
一方,この無段変速機の変速操作であるが,前記した変
速リング4を支持軸14上を自由にスライドできるホルダ
ー15等で抱持し,このホルダー15のスライドを外部に設
けられる変速レバー16等の回動動作で行うようにしたも
のである。
速リング4を支持軸14上を自由にスライドできるホルダ
ー15等で抱持し,このホルダー15のスライドを外部に設
けられる変速レバー16等の回動動作で行うようにしたも
のである。
ところで,この考案であるが,以上のホルダー15で抱持
された変速リング4が遊星コーン3の円錐面3a上を一
定以上裾部へ行かないように,これに接当してその移動
を規制するストッパー17を位置調整可能的に設けるので
ある。具体的には,このストッパー17をケース6の壁面
6aに対し,外部から取り外し可能,かつ,位置調整可
能に挿入するものが考えられる。
された変速リング4が遊星コーン3の円錐面3a上を一
定以上裾部へ行かないように,これに接当してその移動
を規制するストッパー17を位置調整可能的に設けるので
ある。具体的には,このストッパー17をケース6の壁面
6aに対し,外部から取り外し可能,かつ,位置調整可
能に挿入するものが考えられる。
すなわち,ケース6の壁面6aの該当個所にタップを立
てておき,これに外周にネジ部17aを形成したストッパ
ー17を螺入すればよい。なお,このとき,ネジ部17aに
シール座金18を介してロックナット19を嵌合し,これを
締め付けることによって位置決めするとともに,緩み止
め機構としておく。
てておき,これに外周にネジ部17aを形成したストッパ
ー17を螺入すればよい。なお,このとき,ネジ部17aに
シール座金18を介してロックナット19を嵌合し,これを
締め付けることによって位置決めするとともに,緩み止
め機構としておく。
次に,ストッパー17の軸芯方向に貫通孔20を形成してお
き,このなかにケース6内部の圧力が一定値を越える
と,これをリリーフする弁体21からなるブリーザ機構22
を設けるのである。
き,このなかにケース6内部の圧力が一定値を越える
と,これをリリーフする弁体21からなるブリーザ機構22
を設けるのである。
すなわち,スプリング23等によって前記した弁体21を貫
通孔20に対してケース6外部より常時閉塞方向に付勢し
ておくのである(24は貫通孔20の中に挿入しておく油漏
れ防止材)。
通孔20に対してケース6外部より常時閉塞方向に付勢し
ておくのである(24は貫通孔20の中に挿入しておく油漏
れ防止材)。
これにより,ギアボックス組立後,このストッパー17を
後から挿入することで,変速リング4の移動規制が図ら
れる。そして,ロックナット19等を適宜操作してその挿
入深さを変えれば,変速リング4の移動規制位置も容易
に変更できる。さらに,ストッパー17に前記したブリー
ザ機構22を施しておけば,これが同時にブリーザとして
も機能するのである。
後から挿入することで,変速リング4の移動規制が図ら
れる。そして,ロックナット19等を適宜操作してその挿
入深さを変えれば,変速リング4の移動規制位置も容易
に変更できる。さらに,ストッパー17に前記したブリー
ザ機構22を施しておけば,これが同時にブリーザとして
も機能するのである。
(ト)考案の効果 以上,この考案は前記したものであるから,以下の効果
が期待できる。
が期待できる。
まず,ストッパー17はその位置が調整できるものである
から,零位置調整,すなわち,変速リング4の移動位置
規制操作が確実,かつ,容易である。したがって,変速
リング4の停止位置の使用による変化あるいは経年変化
があっても,これに容易に対応できる。
から,零位置調整,すなわち,変速リング4の移動位置
規制操作が確実,かつ,容易である。したがって,変速
リング4の停止位置の使用による変化あるいは経年変化
があっても,これに容易に対応できる。
次に,このストッパー17に前記した弁体21等を組み込め
ば,これがそのままブリーザ機構22を兼用してコスト安
である。この場合,特に,このストッパー17は出力円板
2側の相当高い位置にあるので,油の飛散等は比較的少
なく,ブリーザ機構22の設置場所としては最適な個所に
なるのである。
ば,これがそのままブリーザ機構22を兼用してコスト安
である。この場合,特に,このストッパー17は出力円板
2側の相当高い位置にあるので,油の飛散等は比較的少
なく,ブリーザ機構22の設置場所としては最適な個所に
なるのである。
第1図はこの無段変速機を組み込んだギアボックスの縦
断面図,第2図はこのなかのストッパー廻りを示す要部
断面図,第3図は変速リング廻りの横断面図である。 面図である。 (符号) 1……入力円板 2……出力円板 3……遊星コーン 3a……〃の円錐面 4……変速リング 6……ケース 6a……〃の壁面 17……ストッパー 20……貫通孔 22……ブリーザ機構
断面図,第2図はこのなかのストッパー廻りを示す要部
断面図,第3図は変速リング廻りの横断面図である。 面図である。 (符号) 1……入力円板 2……出力円板 3……遊星コーン 3a……〃の円錐面 4……変速リング 6……ケース 6a……〃の壁面 17……ストッパー 20……貫通孔 22……ブリーザ機構
Claims (1)
- 【請求項1】入力円板(1)と出力円板(2)によって
遊星状に配置される傘形の遊星コーン(3)を前後から
挟圧するとともに,この遊星コーン(3)の円錐面(3
a)に圧接された変速リング(4)の位置を前記円錐面
(3a)上の裾部から頂部にかけて変更することで,前
記入力円板(1)に対する出力円板(2)の回転数を低
速から高速に変速する差動遊星機構型無段変速機におい
て,前記変速リング(4)の前記裾部側への移動を接当
して規制するストッパー(17)を位置調整可能に設けたこ
とを特徴とする差動遊星機構型無段変速機の変速リング
移動規制調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12258586U JPH067201Y2 (ja) | 1986-08-09 | 1986-08-09 | 差動遊星機構型無段変速機の変速リング移動規制調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12258586U JPH067201Y2 (ja) | 1986-08-09 | 1986-08-09 | 差動遊星機構型無段変速機の変速リング移動規制調整装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6328952U JPS6328952U (ja) | 1988-02-25 |
| JPH067201Y2 true JPH067201Y2 (ja) | 1994-02-23 |
Family
ID=31012912
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12258586U Expired - Lifetime JPH067201Y2 (ja) | 1986-08-09 | 1986-08-09 | 差動遊星機構型無段変速機の変速リング移動規制調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH067201Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-08-09 JP JP12258586U patent/JPH067201Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6328952U (ja) | 1988-02-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5127286A (en) | Adjustment device for seats | |
| JPH02501907A (ja) | 工具、特にディスク類を軸方向で締め付け固定するための緊締装置 | |
| EP0536237A1 (en) | PHASE CHANGE MECHANISM. | |
| US3709052A (en) | Variable speed power transmission with snap-in clutch | |
| JPH067201Y2 (ja) | 差動遊星機構型無段変速機の変速リング移動規制調整装置 | |
| JP2521278B2 (ja) | 遮断弁等の開閉装置 | |
| JPH03281908A (ja) | 弁開閉時期制御装置 | |
| JP2001099346A (ja) | 弁 | |
| FR2556437A1 (fr) | Dispositif de synchronisation triple | |
| US2457431A (en) | Variable-speed transmission | |
| JPH0131773Y2 (ja) | ||
| JPH0373411B2 (ja) | ||
| JPS5828024A (ja) | 自動有段変速機における遠心クラツチ装置 | |
| US3613460A (en) | One way clutch for governors | |
| JPS62166931A (ja) | 自動ねじ締め機 | |
| JPS6237782Y2 (ja) | ||
| US2016076A (en) | Ignition apparatus | |
| JPH0249196Y2 (ja) | ||
| JPH0349329Y2 (ja) | ||
| JPH0238134Y2 (ja) | ||
| JPH10246259A (ja) | ディスクブレーキのパッド間隙調節装置 | |
| KR950010095B1 (ko) | 변속장치 | |
| JP3003024B2 (ja) | ブレーキドラムとブレーキシュー間のギャップ自動調整装置 | |
| JPS58102852A (ja) | Vベルト式自動変速機 | |
| KR200178448Y1 (ko) | 수동변속기의 변속레버 장착구조 |