JPH06729B2 - 6,6′−ビス(3−アミノフエノキシ)−3,3,3′,3′−テトラメチル−1,1′−スピロビインダンおよびその製造方法 - Google Patents
6,6′−ビス(3−アミノフエノキシ)−3,3,3′,3′−テトラメチル−1,1′−スピロビインダンおよびその製造方法Info
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- JPH06729B2 JPH06729B2 JP60203557A JP20355785A JPH06729B2 JP H06729 B2 JPH06729 B2 JP H06729B2 JP 60203557 A JP60203557 A JP 60203557A JP 20355785 A JP20355785 A JP 20355785A JP H06729 B2 JPH06729 B2 JP H06729B2
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
- Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
- Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は6,6′−ビス(3−アミノフェノキシ)−
3,3,3′,3′−テトラメチル−1,1′−スピロ
ビインダンおよびその製造方法に関する。
3,3,3′,3′−テトラメチル−1,1′−スピロ
ビインダンおよびその製造方法に関する。
(発明の技術背景) この6,6′−ビス(3−アミノフェノキシ)−3,
3,3′,3′−テトラメチル−1,1′−スピロビイ
ンダン(以下、m−BASIと略記する)はかって製造
された例がなく、その用途は知られていない。
3,3′,3′−テトラメチル−1,1′−スピロビイ
ンダン(以下、m−BASIと略記する)はかって製造
された例がなく、その用途は知られていない。
この化合物は、本発明者らが新規に製造し、ポリイミド
樹脂の原料として有用であることを見出したものであ
る。
樹脂の原料として有用であることを見出したものであ
る。
すなわち、従来、ポリイミド樹脂は高性能である反面、
成形加工がむずかしいという欠点があった。
成形加工がむずかしいという欠点があった。
例えば、最も典形的な4,4′−ジアミノジフェニルエ
ーテルとピロメリット酸無水物からなる芳香族ポリイミ
ド(Dupont社、商品名「Vespel」)は不溶
不融であるため、粉末焼結成形という特殊な方法を用ら
れている。
ーテルとピロメリット酸無水物からなる芳香族ポリイミ
ド(Dupont社、商品名「Vespel」)は不溶
不融であるため、粉末焼結成形という特殊な方法を用ら
れている。
この方法では複雑な形状の加工品が得られないので、さ
らに切削等により加工しなければならず、コストの上昇
となり、これは成形がむずかしいことと併せてポリイミ
ド樹脂の大きな欠点となっている。
らに切削等により加工しなければならず、コストの上昇
となり、これは成形がむずかしいことと併せてポリイミ
ド樹脂の大きな欠点となっている。
また、従来、インダン構造を有するジアミンとしては5
−アミノ−1−(4′−アミノフェニル)−1,3,3
−トリメチルインダンおよび6−アミノ−1−(4′−
アミノフェニル)−1,3,3−トリメチルインダンが
知られている。この上記2種類のジアミン混合物を使用
して、3,3′,4,4′−ベンゾフェノンテトラカル
ボン酸無水物およびピロメリット酸無水物とからなるポ
リイミド樹脂(チバガイギー社、商品名「XU−21
8」)が製造されている。しかしながら、ガラス転移温
度(Tg)はそれぞれ320℃、400℃以上であるため
に、耐熱性については優れた性質を有するが(コーティ
ング・プラスチック・プレプリンツ(Coating&Plastics
Preprints),35(2)77−82(1975))、反
面、成形加工がむずかしいことが予想される。
−アミノ−1−(4′−アミノフェニル)−1,3,3
−トリメチルインダンおよび6−アミノ−1−(4′−
アミノフェニル)−1,3,3−トリメチルインダンが
知られている。この上記2種類のジアミン混合物を使用
して、3,3′,4,4′−ベンゾフェノンテトラカル
ボン酸無水物およびピロメリット酸無水物とからなるポ
リイミド樹脂(チバガイギー社、商品名「XU−21
8」)が製造されている。しかしながら、ガラス転移温
度(Tg)はそれぞれ320℃、400℃以上であるため
に、耐熱性については優れた性質を有するが(コーティ
ング・プラスチック・プレプリンツ(Coating&Plastics
Preprints),35(2)77−82(1975))、反
面、成形加工がむずかしいことが予想される。
しかしながら、インダン構造は、脂肪族炭素骨格を有す
るにもかかわらず、高温で酸化を受けやすいベンジル位
プロトンがないために耐熱性や長期熱安定性が優れてい
る。本発明者らは、このような特徴を有するインダン構
造に着目し、さらに芳香族エーテル結合を導入したm−
位のジアミンが製造可能であれば可撓性や成形加工性が
優れたポリイミド樹脂が得られることを期待した。
るにもかかわらず、高温で酸化を受けやすいベンジル位
プロトンがないために耐熱性や長期熱安定性が優れてい
る。本発明者らは、このような特徴を有するインダン構
造に着目し、さらに芳香族エーテル結合を導入したm−
位のジアミンが製造可能であれば可撓性や成形加工性が
優れたポリイミド樹脂が得られることを期待した。
その結果、本発明に係るm−BASIを製造することに
成功し、これを用いたポリイミド樹脂は期待どおりの性
能を有することがわかった。
成功し、これを用いたポリイミド樹脂は期待どおりの性
能を有することがわかった。
すなわち、m−BASIとピロメリット酸無水物からな
るポリイミド樹脂はガラス転移温度が253℃と比較的
低く、耐熱性も空気中における5%重量減少が500℃
以上であり、成形加工性、熱安定性とも優れた。極めて
有用なポリイミド樹脂が得られた。
るポリイミド樹脂はガラス転移温度が253℃と比較的
低く、耐熱性も空気中における5%重量減少が500℃
以上であり、成形加工性、熱安定性とも優れた。極めて
有用なポリイミド樹脂が得られた。
(従来の技術) 従来、このm−BASIは合成された例がなく、その製
造方法については知られていない。
造方法については知られていない。
本発明のm−BASIは、m−ジニトロベンゼンとイン
ダン環を有するビスフェノールを縮合し、ビス(3−ニ
トロフエノキシ)化合物を得、これを還元して製造する
ことができる。
ダン環を有するビスフェノールを縮合し、ビス(3−ニ
トロフエノキシ)化合物を得、これを還元して製造する
ことができる。
従来、芳香族ニトロ化合物において、o−またはp−位
の電子吸引性基により活性化されているニトロ基をアル
コール類フェノール類により置換する反応が多数知られ
ている(例えば、H.M,Rellesら、ジャーナル
・オブ・ポリマー・サイエンス,ポリマー・ケミストリ
ー・エディション(J.Polym.Sci.,Polym.Chem.Ed.),1
5、2441(1977);J.R.Beckら、ジャーナル・オブ・オ
ーガニック・ケミストリー(J.Org.Chem.),39、183
9(1974);T.Takekoshiら、ジャーナル・オ
ブ・ポリマー・サイエンス・ポリアー・ケミストリー・
エディション(J.Polym.Sci.,Polym.Chem.Ed.),1
8、3069(1980)などの論文およびJ.R.Beck.,テト
ラヘドロン(Tetrahedrom),34、2057(1978)の総説
がある)。しかしながら、m−ジニトロベンゼンのよう
に活性化されていないニトロ基の反応に関しては、専ら
アルコール類による置換反応の例が幾つか知られている
にすぎない。
の電子吸引性基により活性化されているニトロ基をアル
コール類フェノール類により置換する反応が多数知られ
ている(例えば、H.M,Rellesら、ジャーナル
・オブ・ポリマー・サイエンス,ポリマー・ケミストリ
ー・エディション(J.Polym.Sci.,Polym.Chem.Ed.),1
5、2441(1977);J.R.Beckら、ジャーナル・オブ・オ
ーガニック・ケミストリー(J.Org.Chem.),39、183
9(1974);T.Takekoshiら、ジャーナル・オ
ブ・ポリマー・サイエンス・ポリアー・ケミストリー・
エディション(J.Polym.Sci.,Polym.Chem.Ed.),1
8、3069(1980)などの論文およびJ.R.Beck.,テト
ラヘドロン(Tetrahedrom),34、2057(1978)の総説
がある)。しかしながら、m−ジニトロベンゼンのよう
に活性化されていないニトロ基の反応に関しては、専ら
アルコール類による置換反応の例が幾つか知られている
にすぎない。
例えば、(1)m−ジニトロベンゼンとナトリウムメトキ
シドをヘキサメチルホスホトリアミド(HMPA)溶媒
中、25℃で16時間反応させm−ニトロアニーソール
を製造する方法(N.Kornblumら、ジャーナル
・オブ・ガーニック・ケミストリー(J.Org.Chcm.),
41、1560(1976))、 (2)大環状ポリエーテルの存在下、極性有機溶媒中、m
−ジニトロベンゼンとアルカリ金属のアルコキシドとを
反応させ、m−ニトロフェニルアルキルエーテルを製造
する方法(豊田ら、特開昭54-39030)、 (3)m−ジニトロベンゼンとナトリウム・メトキシド
をクロルベンゼン中、相間移動触媒の存在下に反応さ
せ、m−ニトロアニソールを製造する方法(F.Montanar
iら、ケミストリー・アンド・インダストリー(Chem.&I
nd.),(1982)、412)が知られている。しかしながら、
これらはHMPAやクラウンエーテル類のような特殊で
高価な化合物を用いるので、一般的な反応とはいい難
い。
シドをヘキサメチルホスホトリアミド(HMPA)溶媒
中、25℃で16時間反応させm−ニトロアニーソール
を製造する方法(N.Kornblumら、ジャーナル
・オブ・ガーニック・ケミストリー(J.Org.Chcm.),
41、1560(1976))、 (2)大環状ポリエーテルの存在下、極性有機溶媒中、m
−ジニトロベンゼンとアルカリ金属のアルコキシドとを
反応させ、m−ニトロフェニルアルキルエーテルを製造
する方法(豊田ら、特開昭54-39030)、 (3)m−ジニトロベンゼンとナトリウム・メトキシド
をクロルベンゼン中、相間移動触媒の存在下に反応さ
せ、m−ニトロアニソールを製造する方法(F.Montanar
iら、ケミストリー・アンド・インダストリー(Chem.&I
nd.),(1982)、412)が知られている。しかしながら、
これらはHMPAやクラウンエーテル類のような特殊で
高価な化合物を用いるので、一般的な反応とはいい難
い。
また、最近、これらの改良方法として、アルカリ金属の
炭酸塩、炭酸水素塩、リン酸三アルカリ金属塩又は炭酸
ガスの存在下にm−ジニトロベンゼンとアルコール類と
を反応させて、m−ニトロフェニルアルキルエーテルを
製造する方法も報告されている(特開昭58-18041、同59
-2535および同59-44343)。
炭酸塩、炭酸水素塩、リン酸三アルカリ金属塩又は炭酸
ガスの存在下にm−ジニトロベンゼンとアルコール類と
を反応させて、m−ニトロフェニルアルキルエーテルを
製造する方法も報告されている(特開昭58-18041、同59
-2535および同59-44343)。
一方、m−ジニトロベンゼンのフェノール類による置換
反応に関しては、従来、大環状ポリエーテルの存在下、
極性有機溶媒中、m−ジニトロベンゼンとフェノール類
のアルカリ金属塩とを反応させて3−ニトロジフェニル
エーテル類を製造する方法が知られているにすぎない
(特開昭54-39030)。
反応に関しては、従来、大環状ポリエーテルの存在下、
極性有機溶媒中、m−ジニトロベンゼンとフェノール類
のアルカリ金属塩とを反応させて3−ニトロジフェニル
エーテル類を製造する方法が知られているにすぎない
(特開昭54-39030)。
しかしながら、この場合には、高価で、しかも毒性のあ
ることが知られているクラウンエーテルのような特殊な
試薬を反応促進剤として用いる必要があり、しかもその
回収が困難であるという欠点を有している。このよう
に、m−ジニトロベンゼンのフェノール類により置換反
応はアルコール類の場合に比べてかなり困難なことが予
想され、工業的に考えられる通常の条件下には従来例が
なかった。
ることが知られているクラウンエーテルのような特殊な
試薬を反応促進剤として用いる必要があり、しかもその
回収が困難であるという欠点を有している。このよう
に、m−ジニトロベンゼンのフェノール類により置換反
応はアルコール類の場合に比べてかなり困難なことが予
想され、工業的に考えられる通常の条件下には従来例が
なかった。
(発明が解決しようとする問題点) このように、公知技術より判断して、本発明の課題はm
−ジニトロベンゼンのフェノール類との縮合反応による
3−ニトロジフェニルエーテル類の製造例から予想され
る困難さを克服して、殊に2個の水酸基を有するビスフ
ェノールとm−ジニトロベンゼンとを縮合させてビス
(3−ニトロフェノキシ)化合物を製造し、これを還元
して有用なポリイミド樹脂等の原料となるm−BASI
を安価に提供することである。
−ジニトロベンゼンのフェノール類との縮合反応による
3−ニトロジフェニルエーテル類の製造例から予想され
る困難さを克服して、殊に2個の水酸基を有するビスフ
ェノールとm−ジニトロベンゼンとを縮合させてビス
(3−ニトロフェノキシ)化合物を製造し、これを還元
して有用なポリイミド樹脂等の原料となるm−BASI
を安価に提供することである。
(問題点を解決するための手段) この本発明の課題を解決するために、本発明者らは鋭意
検討した結果、m−ジニトロベンゼンと6,6′−ジヒ
ドロキシ−3,3,3′,3′−テトラメチル−1,
1′−スピロビインダン塩基と非プロトン性極性溶剤を
用いて縮合すれば、ビス(3−ニトロフェノキシ)化合
物が収率より得られ、これを還元することにより目的物
のm−BASIが容易に製造できることを見出し、本発明を
完成させた。
検討した結果、m−ジニトロベンゼンと6,6′−ジヒ
ドロキシ−3,3,3′,3′−テトラメチル−1,
1′−スピロビインダン塩基と非プロトン性極性溶剤を
用いて縮合すれば、ビス(3−ニトロフェノキシ)化合
物が収率より得られ、これを還元することにより目的物
のm−BASIが容易に製造できることを見出し、本発明を
完成させた。
すなわち、本発明は式(1) で表わされる6,6′−ビス(3−アミノフェノキシ)
−3,3,3′,3′−テトラメチル−1,1′−スピ
ロビインダンおよびこれをm−ジニトロベンゼンと式
(2) で表わされる6,6′−ジヒドロキシ−3,3,3′,
3′−テトラメチル−1,1′−スピロビインダンを塩
基の存在下、非プロトン性極性溶剤中で反応させて式
(3) で表わされる6,6′−ビス(3−ニトロフェノキシ)
−3,3,3′,3′−テトラメチル−1,1′−スピ
ロビインダンを製造し、更に、還元して製造する方法で
ある。
−3,3,3′,3′−テトラメチル−1,1′−スピ
ロビインダンおよびこれをm−ジニトロベンゼンと式
(2) で表わされる6,6′−ジヒドロキシ−3,3,3′,
3′−テトラメチル−1,1′−スピロビインダンを塩
基の存在下、非プロトン性極性溶剤中で反応させて式
(3) で表わされる6,6′−ビス(3−ニトロフェノキシ)
−3,3,3′,3′−テトラメチル−1,1′−スピ
ロビインダンを製造し、更に、還元して製造する方法で
ある。
本発明を具体的に説明すると、目的化合物であるm−BA
SIを得る方法は、縮合行程と還元行程の2行程から成
る。まず縮合行程では、原料にm−ジニトロベンゼンと
式(2)で表わされる6,6′−ジヒドロキシ−3,3,
3′,3′−テトラメチル−1,1′−スピロビインダ
ンを塩基の存在下、非プロトン性極性溶剤を用いて反応
させる。その結果、式(3)で表わされる6,6′−ビス
(3−ニトロフェノキシ)−3,3,3′,3′−テト
ラメチル−1,1′−スピロビインダンが製造される。
SIを得る方法は、縮合行程と還元行程の2行程から成
る。まず縮合行程では、原料にm−ジニトロベンゼンと
式(2)で表わされる6,6′−ジヒドロキシ−3,3,
3′,3′−テトラメチル−1,1′−スピロビインダ
ンを塩基の存在下、非プロトン性極性溶剤を用いて反応
させる。その結果、式(3)で表わされる6,6′−ビス
(3−ニトロフェノキシ)−3,3,3′,3′−テト
ラメチル−1,1′−スピロビインダンが製造される。
この縮合行程で使用する原料の6,6′−ジヒドロキシ
−3,3,3′,3′−テトラメチル−1,1′−スピ
ロビインダンは2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)プロパンを硫酸または濃塩酸で加熱処理して製造す
ることができる(米国特許3271463)。
−3,3,3′,3′−テトラメチル−1,1′−スピ
ロビインダンは2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)プロパンを硫酸または濃塩酸で加熱処理して製造す
ることができる(米国特許3271463)。
塩基としてはアルカリ金属の炭酸塩、炭酸水素塩、水酸
化物およびアルコキシドであり、例えば炭酸カリウム、
炭酸ナトリウム、炭酸水素カリウム、水酸化カリウム、
水酸化ナトリウム、水酸化リチウム、ナトリウムメトキ
シド、カリウムイソプロポキシド等が挙げられる。
化物およびアルコキシドであり、例えば炭酸カリウム、
炭酸ナトリウム、炭酸水素カリウム、水酸化カリウム、
水酸化ナトリウム、水酸化リチウム、ナトリウムメトキ
シド、カリウムイソプロポキシド等が挙げられる。
これらのうち、特に好ましく用いられるのは炭酸カリウ
ム、炭酸水素カリウムである。
ム、炭酸水素カリウムである。
塩基の使用量は特に制限はなく、通常原料のビスフェノ
ールに対して2〜5当量あればよく、好ましくは2.5〜
3.5当量で十分である。
ールに対して2〜5当量あればよく、好ましくは2.5〜
3.5当量で十分である。
次に、この方法における反応溶剤としては、非プロトン
性極性溶剤を使用する。この非プロトン性極性溶剤とし
ては、N−メチルホルムアミド、N,N−ジメチルホル
ムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、ジメチルス
ルホキシド、ジメチルスルホン、スルホラン、N−メチ
ルピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノ
ンおよびリン酸ヘキサメチルトリアミド等が挙げられ
る。これら溶剤の使用量は、特に限定されないが、通常
原料に対して1〜10重量倍で十分である。
性極性溶剤を使用する。この非プロトン性極性溶剤とし
ては、N−メチルホルムアミド、N,N−ジメチルホル
ムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、ジメチルス
ルホキシド、ジメチルスルホン、スルホラン、N−メチ
ルピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノ
ンおよびリン酸ヘキサメチルトリアミド等が挙げられ
る。これら溶剤の使用量は、特に限定されないが、通常
原料に対して1〜10重量倍で十分である。
反応温度は、通常、80〜220℃、好ましくは120
〜180℃の範囲である。
〜180℃の範囲である。
この第1段の反応における一般的な実施態様としては、
原料の装入方法など特に制限なく、所定量のm−ジニト
ロベンゼン、6,6′−ジヒドロキシ−3,3,3′,
3′−テトラメチル−1,1′−スピロビインダン、塩
基および非プロトン性極性溶剤を装入し、窒素ガス等の
不活性ガス気流下で反応させる。
原料の装入方法など特に制限なく、所定量のm−ジニト
ロベンゼン、6,6′−ジヒドロキシ−3,3,3′,
3′−テトラメチル−1,1′−スピロビインダン、塩
基および非プロトン性極性溶剤を装入し、窒素ガス等の
不活性ガス気流下で反応させる。
反応の終点は、薄層クロマトグラフィーまたは高速液体
クロマトグラフィー等で決定できる。反応終了後、溶剤
を留去した後、あるいは反応液をそのまま水中に排出す
ると中間体化合物のビス(3−ニトロフェノキシ)化合
物の粗製品が得られ、この粗製品は再結晶などにより精
製することができる。
クロマトグラフィー等で決定できる。反応終了後、溶剤
を留去した後、あるいは反応液をそのまま水中に排出す
ると中間体化合物のビス(3−ニトロフェノキシ)化合
物の粗製品が得られ、この粗製品は再結晶などにより精
製することができる。
なお、この第1段の反応では、4級アンモニウム塩、4
級リン酸、クラウンエーテルのような大環状ポリエーテ
ル、クリプテートのような含窒素大環状ポリエーテル、
含窒素鎖状ポリエーテル、ポリエチレングリコールおよ
びそのアルキルエーテルのような相間移動触媒、銅粉お
よび銅塩などを反応促進剤として加えてもよい。
級リン酸、クラウンエーテルのような大環状ポリエーテ
ル、クリプテートのような含窒素大環状ポリエーテル、
含窒素鎖状ポリエーテル、ポリエチレングリコールおよ
びそのアルキルエーテルのような相間移動触媒、銅粉お
よび銅塩などを反応促進剤として加えてもよい。
この第1段の反応で得られたビス(3−ニトロフェノキ
シ)化合物は次に第2段の還元反応を行なう。
シ)化合物は次に第2段の還元反応を行なう。
第2段の反応で用いられる還元方法は特に制限はなく、
通常、ニトロ基をアミノ基に還元する方法(例えば、新
実験化学講座、15巻、酸化と還元〔II〕、丸善(197
7))を適用できるが、工業的には接触還元またはヒド
ラジン還元が好ましい。
通常、ニトロ基をアミノ基に還元する方法(例えば、新
実験化学講座、15巻、酸化と還元〔II〕、丸善(197
7))を適用できるが、工業的には接触還元またはヒド
ラジン還元が好ましい。
接触還元の場合、使用される還元触媒としては、一般に
接触還元に用いられている金属触媒、例えばニッケル、
パラジウム、白金、ロジウム、ルテニウム、コバルト、
銅などを使用することができる。工業的にはパラジウム
触媒を使用するのが好ましい。これらの触媒は、金属の
状態でも使用することができるが、通常は、カーボン、
硫酸バリウム、シリカゲル、アルミナ、セライトなどの
担体表面に担持させて用いたり、また、ニッケル、コバ
ルト、銅などはラネー触媒としても用いられる。触媒の
使用量は特に制限はないが、原料のビス(3−ニトロフ
ェノキシ)化合物に対して、金属として0.01〜10重量
%の範囲であり、通常、金属の状態で使用する場合は2
〜8重量%、担体に担持させた場合では0.1〜5重量%
の範囲である。
接触還元に用いられている金属触媒、例えばニッケル、
パラジウム、白金、ロジウム、ルテニウム、コバルト、
銅などを使用することができる。工業的にはパラジウム
触媒を使用するのが好ましい。これらの触媒は、金属の
状態でも使用することができるが、通常は、カーボン、
硫酸バリウム、シリカゲル、アルミナ、セライトなどの
担体表面に担持させて用いたり、また、ニッケル、コバ
ルト、銅などはラネー触媒としても用いられる。触媒の
使用量は特に制限はないが、原料のビス(3−ニトロフ
ェノキシ)化合物に対して、金属として0.01〜10重量
%の範囲であり、通常、金属の状態で使用する場合は2
〜8重量%、担体に担持させた場合では0.1〜5重量%
の範囲である。
反応溶媒としては、反応に不活性なものであれば特に限
定されるものでなく、例えば、メタノール、エタノー
ル、イソプロピルアルコール等のアルコール類、エチレ
ングリコール、プロピレングリコール等のグリコール
類、エーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、メチ
ルセロソルブ等のエーテル類が好んで用いられ、場合に
よってはヘキサン、シクロヘキサン等の脂肪族炭化水素
類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素
類、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル類、ジクロメ
タン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエ
タン、1,1,2−トリクロロエタン、テトラクロロエ
タン等のハロゲン化炭化水素類およびN,N−ジメチル
ホルムアミド等も使用できる。なお、水と混和しない反
応溶媒を使用した際に、反応の進行が遅い場合は四級ア
ンモニウム塩、四級ホスホニウム塩のような一般に使用
されている相間移動触媒を加えることによって速めるこ
とができる。溶媒の使用量は、原料を懸濁させるかある
いは完全に溶解させるに足る量で十分であり特に限定さ
れないが、通常、原料に対して0.5〜10重量倍で十分で
ある。
定されるものでなく、例えば、メタノール、エタノー
ル、イソプロピルアルコール等のアルコール類、エチレ
ングリコール、プロピレングリコール等のグリコール
類、エーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、メチ
ルセロソルブ等のエーテル類が好んで用いられ、場合に
よってはヘキサン、シクロヘキサン等の脂肪族炭化水素
類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素
類、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル類、ジクロメ
タン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエ
タン、1,1,2−トリクロロエタン、テトラクロロエ
タン等のハロゲン化炭化水素類およびN,N−ジメチル
ホルムアミド等も使用できる。なお、水と混和しない反
応溶媒を使用した際に、反応の進行が遅い場合は四級ア
ンモニウム塩、四級ホスホニウム塩のような一般に使用
されている相間移動触媒を加えることによって速めるこ
とができる。溶媒の使用量は、原料を懸濁させるかある
いは完全に溶解させるに足る量で十分であり特に限定さ
れないが、通常、原料に対して0.5〜10重量倍で十分で
ある。
反応温度は、特に限定はない。一般的には20〜200
℃の範囲、特に20〜100℃が好ましい。
℃の範囲、特に20〜100℃が好ましい。
また、反応圧力は、通常、常圧〜50kg/cm2 −G程度
である。
である。
反応は、通常、原料を溶媒に溶解もしくは懸濁させた状
態で触媒を加え、ついで攪拌下に所定の濃度で水素を導
入して還元反応を行なう。反応の終点は水素吸収量によ
っても、あるいは薄層クロマトグラフィーや高速液体ク
ロマトグラフィーなどによっても決定できる。
態で触媒を加え、ついで攪拌下に所定の濃度で水素を導
入して還元反応を行なう。反応の終点は水素吸収量によ
っても、あるいは薄層クロマトグラフィーや高速液体ク
ロマトグラフィーなどによっても決定できる。
一方、ヒドラジン還元の場合には、ヒドラジンを通常、
理論量に対して少過剰で良く、好ましくは1.2〜2倍量
用いて還元反応を実施する。
理論量に対して少過剰で良く、好ましくは1.2〜2倍量
用いて還元反応を実施する。
触媒としては、一般に接触還元に用いられている前記の
金属触媒を使用する。工業的には、バラジウム/カーボ
ン、白金/カーボンまたは塩化第2鉄を活性炭に吸着さ
せた触媒が好ましい。触媒の使用量は特に制限はなく、
通常、原料のビス(3−ニトロフェノキシ)化合物に対
して、金属として0.01〜30重量%の範囲である。
金属触媒を使用する。工業的には、バラジウム/カーボ
ン、白金/カーボンまたは塩化第2鉄を活性炭に吸着さ
せた触媒が好ましい。触媒の使用量は特に制限はなく、
通常、原料のビス(3−ニトロフェノキシ)化合物に対
して、金属として0.01〜30重量%の範囲である。
反応溶媒としては、接触還元の場合と同様の溶媒を用い
ることができる。反応温度は特に限定はなく、一般的に
は20〜150℃の範囲、特に40〜100℃が好まし
い。
ることができる。反応温度は特に限定はなく、一般的に
は20〜150℃の範囲、特に40〜100℃が好まし
い。
反応は、通常、原料を溶媒に溶解または懸濁させた状態
で触媒を加え、ついで攪拌下に所定の温度でヒドラジン
を滴下して還元反応を行なう。反応終点は薄層クロマト
グラフィーや高速液体クロマトグラフィーなどにより決
定できる。
で触媒を加え、ついで攪拌下に所定の温度でヒドラジン
を滴下して還元反応を行なう。反応終点は薄層クロマト
グラフィーや高速液体クロマトグラフィーなどにより決
定できる。
反応終了後、反応液を熱過して触媒を除去した後、必
要に応じて溶媒を留去すると目的とするm−BASIの
粗製品が得られる。この粗製品は再結晶あるいは鉱酸塩
として単離することにより精製することができる。
要に応じて溶媒を留去すると目的とするm−BASIの
粗製品が得られる。この粗製品は再結晶あるいは鉱酸塩
として単離することにより精製することができる。
(作用および効果) 本発明は、新規で有用なジアミンモノマーおよびその製
造方法を提供するものである。このジアミンモノマーは
スピロビインダン構造とエーテル結合を持つため、この
モノマーを用いたポリイミド樹脂においては熱安定定性
が極めて良好となる。
造方法を提供するものである。このジアミンモノマーは
スピロビインダン構造とエーテル結合を持つため、この
モノマーを用いたポリイミド樹脂においては熱安定定性
が極めて良好となる。
また、このモノマーを用いたポリイミド樹脂は成形加工
が可能であるという特長を有する。
が可能であるという特長を有する。
さらに成形材料のほかに接着剤としての用途、例えばポ
リイミド樹脂、銅、アルミニウム、チタンおよびセラミ
ックス等の接着ワニス、接着粉、接着フィルム等が安価
に供給できる。
リイミド樹脂、銅、アルミニウム、チタンおよびセラミ
ックス等の接着ワニス、接着粉、接着フィルム等が安価
に供給できる。
本発明のm−BASIの製造方法は、安価な出発原料を
用い、簡単な作業行程で高純度なジアミンモノマーが高
収率で製造できる工業的に好適な製造方法である。
用い、簡単な作業行程で高純度なジアミンモノマーが高
収率で製造できる工業的に好適な製造方法である。
(実施例) 本発明を実施例により更に詳細に説明する。
実施例1 攪拌装置、温度計および還流冷却器を備えた反応器に
6,6′−ジヒドロキシ−3,3,3′,3′−テトラ
メチル−1,1′−スピロビインダン77.1g(0.25モ
ル)、m−ジニトロベンゼン100.9g(0.6モル)、無水
炭酸カリウム69.1g0.5モル)およびN,N−ジメチ
ルホルムアミド650mlを装入し、窒素ガスを通気させな
がら攪拌下で反応を行なって終了した。反応終了後、水
650mlで希釈したところ淡褐色の沈殿が析出した。この
沈殿を過し、イソプロパノールで洗浄後、乾燥した。
これは6,6′−ビス(3−ニトロフェノキシ)−3,
3,3′,3′−テトラメチル−1,1′−スピロビイ
ンダンであり、収量は116.5g(収率84.6%)であ
った。
6,6′−ジヒドロキシ−3,3,3′,3′−テトラ
メチル−1,1′−スピロビインダン77.1g(0.25モ
ル)、m−ジニトロベンゼン100.9g(0.6モル)、無水
炭酸カリウム69.1g0.5モル)およびN,N−ジメチ
ルホルムアミド650mlを装入し、窒素ガスを通気させな
がら攪拌下で反応を行なって終了した。反応終了後、水
650mlで希釈したところ淡褐色の沈殿が析出した。この
沈殿を過し、イソプロパノールで洗浄後、乾燥した。
これは6,6′−ビス(3−ニトロフェノキシ)−3,
3,3′,3′−テトラメチル−1,1′−スピロビイ
ンダンであり、収量は116.5g(収率84.6%)であ
った。
これをエタノールで再結晶して淡褐色針状の純粋な6,
6′−ビス(3−ニトロフェノキシ)−3,3,3′,
3′−テトラメチル−1,1′−スピロビインダンを得
た。融点は173.5〜175℃であり元素分析の結果は次のと
おりである。
6′−ビス(3−ニトロフェノキシ)−3,3,3′,
3′−テトラメチル−1,1′−スピロビインダンを得
た。融点は173.5〜175℃であり元素分析の結果は次のと
おりである。
次に、攪拌装置、温度計を備えた密閉型還元反応器に上
記6,6′−ビス(3−ニトロフェノキシ)−3,3,
3′,3′−テトラメチル−1,1′−スピロビインダ
ン11g(0.02モル)、5%Pd/Cを接触0.3gおよ
びメチルセロソルブ40mlを装入し、激しく攪拌しなが
ら水素ガスを導入した。
記6,6′−ビス(3−ニトロフェノキシ)−3,3,
3′,3′−テトラメチル−1,1′−スピロビインダ
ン11g(0.02モル)、5%Pd/Cを接触0.3gおよ
びメチルセロソルブ40mlを装入し、激しく攪拌しなが
ら水素ガスを導入した。
反応温度70〜80℃で8時間行なったところ2650mlの
水素を吸収し、これ以上の吸収が認められなくなったの
で反応を終了した。反応終了後、熱過して触媒を除
き、イソプロパノール50mlで希釈したところ結晶が析
出した。これを過してイソプロパノールで洗浄乾燥し
た。得られた白色針状の結晶は6,6′−ビス(3−ア
ミノフェノキシ)−3,3,3′,3′−テトラメチル
−1,1′−スピロビインダンであり、収量は7.5g
(収率76.4%)で融点は205〜206℃であっ
た。
水素を吸収し、これ以上の吸収が認められなくなったの
で反応を終了した。反応終了後、熱過して触媒を除
き、イソプロパノール50mlで希釈したところ結晶が析
出した。これを過してイソプロパノールで洗浄乾燥し
た。得られた白色針状の結晶は6,6′−ビス(3−ア
ミノフェノキシ)−3,3,3′,3′−テトラメチル
−1,1′−スピロビインダンであり、収量は7.5g
(収率76.4%)で融点は205〜206℃であっ
た。
元素分析、NMRスペクトリルおよびMSスペクトルの
結果は次のとおりである。
結果は次のとおりである。
NMRスペクトル 測定溶媒:アセトンD−6 測定温度:室温 1.4ppm (12H 二重線) 2.2〜2.5ppm( 4H 多重線) 6.0〜6.5ppm( 8H 多重線) 6.7〜7.3ppm( 6H 多重線) MSスペクトル (M/e) M+ 490、475、238、65 実施例2 実施例1の方法で、無水炭酸カリウムを無水炭酸水素カ
リウム80g(0.8モル)、N,N−ジメチルホルム
アミドを1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン80
0mlに替え、反応温度170〜175℃で10時間行な
って中間体の6,6′−ビス(3−ニトロフェノキシ)
−3,3,3′,3′−テトラメチル−1,1′−スピ
ロビインダン112gを得た(収率81.4%)。
リウム80g(0.8モル)、N,N−ジメチルホルム
アミドを1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン80
0mlに替え、反応温度170〜175℃で10時間行な
って中間体の6,6′−ビス(3−ニトロフェノキシ)
−3,3,3′,3′−テトラメチル−1,1′−スピ
ロビインダン112gを得た(収率81.4%)。
このニトロ体11gを5%Pt/C触媒0.2gおよびエ
タノール100mlとともに還元反応器に装入し、激しく
攪拌しながら水素を導入して還元を行なった。
タノール100mlとともに還元反応器に装入し、激しく
攪拌しながら水素を導入して還元を行なった。
反応終了後、過して触媒を除き、濃縮して15%塩酸
水溶液75gを滴下したところm−BASIの塩酸塩が
析出した。これを過、水洗したのち希アンモニウム水
中で攪拌中和すると目的物であるm−BASIの結晶が
析出した。過、水洗後乾燥して8.75gを得た(収率8
9.2%)。
水溶液75gを滴下したところm−BASIの塩酸塩が
析出した。これを過、水洗したのち希アンモニウム水
中で攪拌中和すると目的物であるm−BASIの結晶が
析出した。過、水洗後乾燥して8.75gを得た(収率8
9.2%)。
融点 205〜206℃ 実施例3 実施例1の方法で溶剤をジメチルスルホキシドに替えた
以外は同様に行なって6,6′−ビス(3−ニトロフェ
ノキシ)−3,3,3′,3′−テトラメチル−1,
1′−スピロビインダン110gを得た(収率79.9
%)。
以外は同様に行なって6,6′−ビス(3−ニトロフェ
ノキシ)−3,3,3′,3′−テトラメチル−1,
1′−スピロビインダン110gを得た(収率79.9
%)。
実施例4 攪拌装置温度計および環流冷却器を備えた反応器に実施
例1で得られた6,6′−ビス(3−ニトロフェノキ
シ)−3,3,3′,3′−テトラメチル−1,1′−
スピロビインダン13.8g(0.025モル)、塩化第二鉄0.1
g、活性炭1.5gおよびメチルセロソルブ30mlを装入
し、温度100〜105℃でヒドラジン水和物5g(0.
1モル)を1時間かけて滴下した。滴下終了後、ひきつ
づき同温度で4時間反応を行なって終了した。反応終了
後、過して触媒を除き実施例1と同様に後処理して1
0.1gのm−BASIを得た(収率82.3%)。融点は2
03〜206℃であった。
例1で得られた6,6′−ビス(3−ニトロフェノキ
シ)−3,3,3′,3′−テトラメチル−1,1′−
スピロビインダン13.8g(0.025モル)、塩化第二鉄0.1
g、活性炭1.5gおよびメチルセロソルブ30mlを装入
し、温度100〜105℃でヒドラジン水和物5g(0.
1モル)を1時間かけて滴下した。滴下終了後、ひきつ
づき同温度で4時間反応を行なって終了した。反応終了
後、過して触媒を除き実施例1と同様に後処理して1
0.1gのm−BASIを得た(収率82.3%)。融点は2
03〜206℃であった。
実施例5 実施例1で得られた6,6′−ビス(3−ニトロフェノ
キシ)−3,3,3′,3′−テトラメチル−1,1′
−スピロビインダン13.8g、ラネーニッケル触媒1
gおよびジグライム50mlをオートクレーブに装入し、
温度80〜90℃で水素圧30kg/cm2により1時間還
元反応を行なった。反応後の後処理は実施例1と同様に
行なって10.5gの目的物を得た。収率85.6%で融点
は203〜206℃であった。
キシ)−3,3,3′,3′−テトラメチル−1,1′
−スピロビインダン13.8g、ラネーニッケル触媒1
gおよびジグライム50mlをオートクレーブに装入し、
温度80〜90℃で水素圧30kg/cm2により1時間還
元反応を行なった。反応後の後処理は実施例1と同様に
行なって10.5gの目的物を得た。収率85.6%で融点
は203〜206℃であった。
参考例1 攪拌器、還流冷却器および窒素導入管を備えた容器に
6,6′−ビス(3−アミノフェノキシ)−3,3,
3′,3′−テトラメチル−1,1′−スピロビインダ
ン49.0g(0.10M)とN,N−ジメチルアセトアミド2
11gを装入し、室温で窒素雰囲気下において、ピロメリ
ット酸二無水物21.36g(0.098M)を溶液温度が30℃
を越えない様に注意しながら分割して加え室温で約20
時間攪拌した。
6,6′−ビス(3−アミノフェノキシ)−3,3,
3′,3′−テトラメチル−1,1′−スピロビインダ
ン49.0g(0.10M)とN,N−ジメチルアセトアミド2
11gを装入し、室温で窒素雰囲気下において、ピロメリ
ット酸二無水物21.36g(0.098M)を溶液温度が30℃
を越えない様に注意しながら分割して加え室温で約20
時間攪拌した。
得られたポリアミド酸の35℃、N,N−ジメチルアセ
トアミド溶剤中、0.5%濃度での対数粘度は、0.79dl/
gであった。このポリアミド酸溶液をトリクロロエチレ
ンで洗浄したスチール板(冷間圧延鋼、JIS G31
41、spec/sb、25×100×1.6、以下同様)に塗
布し、100℃で1時間、220℃で1時間加熱乾燥し
た後、スチール板を重ねて、340℃、20kg/cm2に
おいて5分間加圧圧着した。このものの引張剪断力は、
室温において250kg/cm2、240℃の高下において
180kg/cm2であった。(測定方法はJIS K−6
848および6850に拠る。以下同様) また、このポリアミド酸溶液を一部取り、ガラス板上に
キャストした後、100℃、200℃、300℃で各々
1時間加熱してポリイミドフィルムを得た。このポリイ
ミドフィルムのガラス転移温度は、253℃(TAM針
入法で測定、以下同様)また、空気中での5%重量減少
温度は、501℃(DAT−TGで測定、以下同様)で
あった。
トアミド溶剤中、0.5%濃度での対数粘度は、0.79dl/
gであった。このポリアミド酸溶液をトリクロロエチレ
ンで洗浄したスチール板(冷間圧延鋼、JIS G31
41、spec/sb、25×100×1.6、以下同様)に塗
布し、100℃で1時間、220℃で1時間加熱乾燥し
た後、スチール板を重ねて、340℃、20kg/cm2に
おいて5分間加圧圧着した。このものの引張剪断力は、
室温において250kg/cm2、240℃の高下において
180kg/cm2であった。(測定方法はJIS K−6
848および6850に拠る。以下同様) また、このポリアミド酸溶液を一部取り、ガラス板上に
キャストした後、100℃、200℃、300℃で各々
1時間加熱してポリイミドフィルムを得た。このポリイ
ミドフィルムのガラス転移温度は、253℃(TAM針
入法で測定、以下同様)また、空気中での5%重量減少
温度は、501℃(DAT−TGで測定、以下同様)で
あった。
Claims (2)
- 【請求項1】式(1) で表わされる6,6′−ビス(3−アミノフェノキシ)
−3,3,3′,3′−テトラメチル−1,1′−スピ
ロビインダン。 - 【請求項2】m−ジニトロベンゼンと式(2) で表わされる6,6′−ジヒドロキシ−3,3,3′,
3′−テトラメチル−1,1′−スピロビインダンを塩
基の存在下、非プロトン性極性溶剤中で反応させて、式
(3) で表わされる6,6′−ビス(3−ニトロフェノキシ)
−3,3,3′,3′−テトラメチル−1,1′−スピ
ロビインダンを製造し、更に、これを還元することを特
徴とする式(1)で表わされる6,6′−ビス(3−アミ
ノフェノキシ)−3,3,3′,3′−テトラメチル−
1,1′−スピロビインダンの製造方法。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60203557A JPH06729B2 (ja) | 1985-09-17 | 1985-09-17 | 6,6′−ビス(3−アミノフエノキシ)−3,3,3′,3′−テトラメチル−1,1′−スピロビインダンおよびその製造方法 |
| DE3650142T DE3650142T2 (de) | 1985-02-22 | 1986-02-20 | Bis(3-aminophenoxy)aromaten und Verfahren zu ihrer Herstellung. |
| EP86301210A EP0192480B1 (en) | 1985-02-22 | 1986-02-20 | Bis(3-aminophenoxy) aromatics and method of preparing the same |
| AU53785/86A AU566103B2 (en) | 1985-02-22 | 1986-02-20 | Bis(3-aminophenoxy) aromatics and method of preparing the same |
| KR1019860001263A KR870001062B1 (ko) | 1985-02-22 | 1986-02-21 | 비스(3-아미노펜옥시) 유도체의 제조방법 |
| CA000502460A CA1256451A (en) | 1985-02-22 | 1986-02-21 | Bis(3-aminophenoxy) aromatics and method of preparing the same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60203557A JPH06729B2 (ja) | 1985-09-17 | 1985-09-17 | 6,6′−ビス(3−アミノフエノキシ)−3,3,3′,3′−テトラメチル−1,1′−スピロビインダンおよびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6263551A JPS6263551A (ja) | 1987-03-20 |
| JPH06729B2 true JPH06729B2 (ja) | 1994-01-05 |
Family
ID=16476109
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60203557A Expired - Fee Related JPH06729B2 (ja) | 1985-02-22 | 1985-09-17 | 6,6′−ビス(3−アミノフエノキシ)−3,3,3′,3′−テトラメチル−1,1′−スピロビインダンおよびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06729B2 (ja) |
-
1985
- 1985-09-17 JP JP60203557A patent/JPH06729B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6263551A (ja) | 1987-03-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |