JPH0740196B2 - 楽音信号発生装置 - Google Patents

楽音信号発生装置

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JPH0740196B2
JPH0740196B2 JP61302598A JP30259886A JPH0740196B2 JP H0740196 B2 JPH0740196 B2 JP H0740196B2 JP 61302598 A JP61302598 A JP 61302598A JP 30259886 A JP30259886 A JP 30259886A JP H0740196 B2 JPH0740196 B2 JP H0740196B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は電子楽器、ゲーム機器等に利用される楽音信
号発生装置に係り、特に種々の波形に渡って連続的に変
化する楽音信号を発生可能な楽音信号発生装置に関す
る。
(従来技術) 従来、この種の装置は、例えば特開昭61-107298号公報
に示されるように、異なる波形を表す複数種類の波形デ
ータを選択的に発生可能な波形データ発生手段と、波形
データ発生手段から以前出力された波形データと新たに
出力された波形データとに基づき両データ値間を補間す
る補間手段とを備え、波形データ発生手段から各々異な
る波形を表す波形データを順次出力するようにして、補
間手段から種々の波形に渡り徐々に変化する波形を表す
波形データを楽音信号として得るようにしている。
(発明が解決しようとする問題点) しかるに、上記従来技術にあっては、変化する波形の種
類を多くしようとする場合、波形データ発生手段から出
力される波形データであって変化の基準となる波形デー
タを多種類用意する必要がある。そのため、この場合に
は、波形データ発生手段の回路構成が複雑になり、上記
従来装置の製造コストが高くなるという問題があった。
この発明は上記問題に鑑み案出されたもので、その目的
とするところは変化する波形の種類を多くした楽音信号
発生装置を低コストで実現することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決してこの発明の目的を達成するため
に、この発明の構成上の特徴は、異なる波形を表す複数
種類の波形データを選択的に発生可能な波形データ発生
手段と、波形データ発生手段から発生された波形データ
を選択的に異なる特性で非線形変換して出力可能な非線
形変換手段と、非線形変換手段から以前出力された波形
データと新たに出力された波形データとに基づき両デー
タ値間を与えられる利得係数データに応じて補間し以前
出力された波形データから新たに出力された波形データ
に徐々に変化する波形データを出力する補間手段と、複
数の利得係数データを記憶しており補間手段に同記憶し
た利得係数データを選択的に供給する利得係数データ記
憶手段と、波形データ発生手段にて発生される波形デー
タの種類、非線形変換手段における変換特性及び利得係
数データから補間手段に供給される利得係数データを関
連して指定する指定手段とにより楽音信号発生装置を構
成したことにある。
(作用) 上記のように構成したこの発明においては、波形データ
発生手段が指定手段により指定された種類の波形データ
を非線形変換手段に供給し、非線形変換手段が供給され
た波形データに同指定手段により指定された特性に従っ
て非線形変換して補間手段に供給する。補間手段は、こ
の出力された波形データに基づき、以前に出力された波
形データから新たに出力された波形データに徐々に変化
する波形データに変換して出力する。そして、この補間
手段における波形データの変化は、指定手段により指定
され波形データの種類及び非線形特性の変化に関連した
利得係数データに応じて決定される。
(発明の効果) 上記作用説明からも理解できるように、この発明によれ
ば、波形データ発生手段から発生される波形データと非
線形変換手段における特性との組合せに応じて種々の異
なる波形データを補間手段に供給できるので、波形デー
タ発生手段にて用意する波形データの種類及び非線形変
換手段にて用意する特性の種類をそれほど多くしなくて
も、多くの種類の波形データを補間手段に供給すること
ができ、補間手段から多くの種類に渡って徐々に変化す
る波形を表す波形データを得ることができる。その結
果、変化する波形の種類を多くした楽音信号発生装置を
低コストで実現できる。また指定手段にて指定される利
得係数データは、波形データ発生手段にて発生される波
形データの種類及び非線形変換手段における変換特性と
関連したものであるので、補間手段に供給される波形デ
ータの変換度合に応じて補間速度を設定でき、発生され
る楽音を滑らかに変化させることができる。
(実施例) 以下、この発明の一実施例を図面に用いて説明すると、
第1図はこの発明に係る楽音信号発生装置の適用された
電子楽器をブロック図にて示している。
この電子楽器は鍵スイッチ回路11、鍵タッチ検出回路12
及び音色選択スイッチ回路13を有する。鍵スイッチ回路
11は鍵盤14の各鍵に各々対応した複数の鍵スイッチによ
り構成されており、同スイッチは各鍵の押離鍵に応じて
各々開閉成する。鍵スイッチ回路11には押鍵検出回路15
が接続されており、同検出回路15は鍵スイッチ回路11内
の各鍵スイッチの開閉成を検出することにより鍵盤14の
各鍵の押離鍵を検出して、鍵盤14にて押されている鍵を
表すキーコードKC及び該鍵が押されるとハイレベル“1"
(以下単に“1"という)となり、かつ該鍵が離されると
ローレベル“0"(以下単に“0"という)となるキーオー
ン信号KONを出力する。鍵タッチ検出回路12は鍵盤14の
各鍵の押鍵に伴う押鍵速度、押鍵圧力等の鍵タッチを各
鍵毎又は各鍵共通に検出するもので、該検出した鍵タッ
チを表す鍵タッチ信号KTを出力する。音色選択スイッチ
回路13は電子楽器の前面パネル上に設けられた音色選択
操作子群16の各操作子に各々対応した複数の音色選択ス
イッチにより構成されており、同スイッチ回路13は音色
選択操作子群16により選択された音色を表す音色選択信
号TSを出力する。
これらの押鍵検出回路15,鍵タッチ検出回路12及び音色
選択スイッチ回路13にはアドレス発生器20が接続されて
いる。アドレス発生器20は波形メモリ31に記憶されてい
る波形データの読出しを制御する第1及び第2アドレス
信号AD1,AD2を出力するもので、第2図に詳細に示すよ
うに、ノートクロック発生器21を有する。ノートクロッ
ク発生器21は、キーコードKCに基づき、押された鍵の音
高周波数のm(mは一周期分の楽音波形のサンプリング
データ数に等しい)倍の周波数を有するノートクロック
信号φnを出力する。このノートクロック信号φnはタウ
ンタ22に入力され、同カウンタ22はノートクロック信号
φnをカウントすることにより「0」〜「m−1」に渡
り繰返し変化するカウント値を第1アドレス信号AD1と
して出力する。このカウンタ22のリセット端子Rには、
微分回路23によりキーオン信号KONを立上がり微分した
キーオンパルス信号KONPが供給されており、同カウンタ
22はこのキーオンパルス信号KONPの到来に応じて押鍵時
にリセットされるようになっている。
また、カウンタ22のカウント値が「m−1」から「0」
に変化する毎に同カウンタ22から発生されるキャリイ信
号CAはカウンタ24に入力されており、同カウンタ24はこ
のキャリイ信号CAをカウントすることにより第1アドレ
ス信号AD1の周期毎(発生楽音の1周期に対応)に
「1」ずつ増加するカウント値を出力する。このカウン
タ24のリセツト端子Rにはオア回路ORを介してキーオン
パルス信号KONP及び後述する比較器25からの一致信号EQ
が供給されており、同カウンタ24はキーオンパルス信号
KONP又は一致信号EQの到来に応じて押鍵時又は比較器25
からの一致信号EQの発生時にリセットされるようになっ
ている。カウンタ24から出力されるカウント値は比較的
25の一方の入力に供給され、同比較器25の他方の入力に
は繰返し回数メモリ26から繰返し回数値が供給されてい
る。繰返し回数メモリ26は波形メモリ31に記憶されてい
る同一波形を繰返し出力する回数値(周期数)を各波形
等に記憶するもので、鍵タッチ検出回路12からの鍵タッ
チ信号KT、音色選択スイッチ回路13からの音色選択信号
TS、押鍵検出回路15からのキーコードKC及びカウンタ27
からのカウント値(第2アドレス信号AD2)に応じて前
記繰返し回数値を出力する。これにより、比較器25は、
カウンタ24からのカウント値が繰返し回数メモリ26から
の繰返し回数値に一致した時点で、一致信号EQを出力し
てカウンタ24をオア回路ORを介してリセットすると同時
に、同一致信号EQをアンド回路ANDの一方の入力を介し
てカウンタ27に供給するようになっている。カウンタ27
はこの供給された一致信号EQをカウントして「1」ずつ
増加するカウント値を第2アドレス信号AD2として出力
する。アンド回路ANDの他方の入力には、第2アドレス
信号AD2の全ビットが“1"になったことを検知するナン
ド回路NANDの出力が供給されており、第2アドレス信号
AD2の全ビットが“1"(この実施例ではカウンタ27のカ
ウント値が「7」)になったとき、一致信号EQがアンド
回路ANDを介してカウンタ27に供給されないようになっ
ている。これにより、カウンタ27は一致信号EQの到来に
応じてそのカウント値を「1」ずつ増加させて、例えば
「0」〜「7」に変化する第2アドレス信号AD2を出力
する。またカウンタ27のリセット端子Rにはキーオンパ
ルス信号KONPが供給されており、同カウンタ27は押鍵時
にリセットされるようになっている。
波形メモリ31はP個のメモリエリアME1,ME2…MEPに分割
されており、各エリアME1,ME2…MEPはm個のサンプリン
グデータからなって各々異なる波形を表す波形データを
記憶している。この波形メモリ31にはメモリエリア指定
回路32が接続されており、同回路32は、音色選択信号T
S、鍵タッチ信号KT、キーコードKC及び第2アドレス信
号AD2に基づきメモリエリアME1,ME2…MEPのいずれか一
つを指定する。また、波形メモリ31にはアドレス発生器
20から第1アドレス信号AD1が供給されており、同信号A
D1は各メモリエリアME1,ME2…MEPに記憶されている各サ
ンプリングデータのアドレスを指定する。
波形メモリ31の出力には非線形変換器33が接続されてい
る。非線形変換器33はQ個の非線形テーブルNLT1,NLT2,
…NLTQを有し、各テーブルNLT1,NLT2,…NLTQは入力され
たサンプリングデータを各々異なる特性で非線形変換し
て出力する。この非線形変換器33にはテーブル指定回路
34が接続されており、同回路34は音色選択信号TS、鍵タ
ッチ信号KT、キーコードKC及び第2アドレス信号AD2に
基づき非線形テーブルNLT1,NLT2,…NLTQのいずれか一つ
を指定する。
非線形変換器33の出力には補間回路40が接続されてお
り、同回路40は減算器41、乗算器42、加算器43及びシフ
トレジスタ44により構成されている。減算器41は非線形
変換器33から供給されるサンプリングデータから、シフ
トレジスタ44の最終ステージから供給されるサンプリン
グデータを減算して、該減算による差データを乗算器42
に出力する。乗算器42は前記差データに利得係数gを乗
算して加算器43の一方1入力に供給する。この利得係数
gは利得係数メモリ51から供給されるもので、同メモリ
51は音色選択信号TS、鍵タッチ信号KT、キーコードKC及
び第2アドレス信号AD2によりアドレス指定される利得
係数データを記憶している。加算器43の他方の入力には
シフトレジスタ44の最終ステージからのサンプリングデ
ータが供給されており、同加算器43は該サンプリングデ
ータと乗算器42からの入力データとを加算してシフトレ
ジスタ44の第1ステージに供給する。シフトレジスタ44
は楽音波形の一周期分に相当するm個のサンプリングデ
ータを記憶するmステージを有し、各ステージに記憶さ
れているサンプリングデータはノートクロック信号φn
により順次シフトされるとともに、キーオンパルス信号
KONPによりリセットされるようになっている。
また、加算器43の出力には乗算器52が接続されており、
同乗算器52は加算器43からのデータとエンベロープ波形
データを乗算して出力する。このエンベロープ波形デー
タはエンベロープ発生器53から供給されるもので、同発
生器53は押鍵検出回路15からのキーオン信号KONに応じ
て楽音のエンベロープ波形を表すエンベロープ波形デー
タを形成して出力する。また、このエンベロープ波形は
音色選択信号TS、鍵タッチ信号KT及びキーコードKCによ
り制御され、楽音の音色、鍵タッチ状態及び楽音の音高
に適した形状に形成される。
乗算器52にはディジタルアナログ変換器54が接続されて
おり、同変換器54は乗算器52からのディジタル信号をア
ナログ信号に変換してサウンドシステム55に出力する。
サウンドシステム55はアンプ、スピーカ等により構成さ
れており、デイジタルアナログ変換器54から供給される
アナログ信号に応じた楽音を発音する。
上記のように構成した実施例の動作を説明する。鍵盤14
にていずれかの鍵が押下されて、鍵スイッチ回路11内に
おける前記押下鍵に対応した鍵スイッチが閉成すると、
押鍵検出回路15はこの押鍵を検出して、押された鍵を表
すキーコードKC及びキーオン信号KONをアドレス発生器2
0に供給する。アドレス発生器20においては、微分回路2
3がキーオン信号KONを微分することによりキーオンパル
ス信号KONPを発生し、このキーオンパルス信号KONPによ
りカウンタ22,24,27が各々リセットされる。このキーオ
ンパルス信号KONPは補間回路40のシフトレジスタ44にも
供給され、シフトレジスタ44がリセットされる。
これらのリセット後、アドレス発生器20内のカウンタ22
はノートクロック信号φnをカウンタして、「0」から
「m−1」に渡り繰返し変化する第1アドレス信号AD1
を波形メモリ31に供給する。このとき、メモリエリア指
定回路32は、音色選択信号TS、鍵タッチ信号KT、キーコ
ードKC及び第2アドレス信号AD2により制御され、演奏
者により選択された音色、鍵盤14における鍵タッチ状
態、鍵盤14にて押された鍵音高及び押鍵からの時間経過
に応じて波形メモリ31内のメモリエリアME1,ME2…MEP
うちのいずれか一つのエリアME1(iは1〜Pのいずれ
かの整数)を指定しているので、波形メモリ31は前記指
定されたエリアME1に記憶されているサンプリングデー
タをノートクロック信号φnに同期して順次繰返し出力
する。これにより、波形メモリ31から非線形変換器33
に、メモリエリアME1に記憶されていてm個のサンプリ
ングデータからなる1周期分の波形データが鍵盤14にて
押されている鍵音高周波数で繰返し出力される。
非線形変換期33は前記供給されたサンプリングデータを
非線形変換して補間回路40に出力する。このとき、テー
ブル指定回路34は、音色選択信号TS、鍵タッチ信号KT、
キーコードKC及び第2アドレス信号AD2により制御さ
れ、演奏者により選択された音色、鍵盤14における鍵タ
ッチ状態、鍵盤14にて押された鍵音高及び押鍵からの時
間経過に応じて非線形テーブルNLT1,NLT2…NLTQのうち
のいずれか一つのテーブルNLTj(jは1〜Qのいずれか
の整数)を指定しているので、非線形変換器33に供給さ
れた各サンプリングデータは前記指定されたテーブルNL
Tjにより決定される特性に従って非線形変換されて補間
回路40に出力される。
補間回路40に供給された各サンプリングデータは同回路
40内の減算器41の一方の入力に供給され、減算器41は該
サンプリングデータからシフトレジスタ44の最終ステー
ジからのサンプリングデータを減算して、該減算した差
データを乗算器42に出力する。乗算器42には、音色選択
信号TS、鍵タッチ信号KT、キーコードKC及び第2アドレ
ス信号AD2により指定されたアドレスに記憶されている
利得係数データgが供給されており、同乗算器42は前記
供給データに利得係数データgを乗算して加算器43の一
方の入力に供給する。加算器43はこの供給されたデータ
とシフトレジスタ44の最終ステージからのサンプリング
データとを加算してシフトレジスタ44の第1ステージに
供給するので、シフトレジスタ44は同レジスタに記憶さ
れているサンプリングデータを乗算器42を介した減算器
41からの差データに従って修正しながら循環記憶するこ
とになる。これにより、シフトレジスタ44に記憶されて
m個のサンプリングデータからなる波形データにより表
された波形は、波形メモリ31から出力され非線形変換器
33にて非線形変換された波形データにより表される波形
に徐々に近づく。
一方、シフトレジスタ44の第1ステージに供給されるサ
ンプリングデータは乗算器52にも供給され、乗算器52に
てエンベロープ発生器53から供給されるエンベロープ波
形データと乗算されてディジタルアナログ変換器54に供
給される。このエンベロープ波形データが乗算されたサ
ンプリングデータはディジタルアナログ変換器54にてア
ナログ信号に変換され、このアナログ信号はサウンドシ
ステム55に供給されて、同システム55がこのアナログ信
号に対応した楽音を発生する。
また、押鍵からの時間が経過して、カウンタ24のカウン
ト値が、音色選択信号TS、鍵タッチ信号KT、キーコード
KC及び第2アドレス信号AD2によりアドレス指定される
繰返し回数メモリ26から読出された繰返し回数値に等し
くなると、比較器25は一致信号EQを出力する。この一致
信号EQによりカウンタ24はリセットされて再び「0」か
らカウントを開始し、かつカウンタ27はカウント値を
「1」だけ上昇させて第2アドレス信号AD2を「1」に
変更する。この第2アドレス信号AD2の変更により、メ
モリエリア指定回路32及びテーブル指定回路34は各々波
形メモリ31内のメモリエリア及び非線形変換器33内の非
線形テーブルの指定を変更し、例えばメモリエリアMEii
及び非線形テーブルNLTjjに変更するので、メモリエリ
アMEiiに記憶されかつ非線形テーブルNLTjjにて非線形
変換されたサンプリングデータが補間回路40に繰返し出
力されるようになる。また、この第2アドレス信号AD2
の変更に伴い利得係数メモリ51から読出し出力される利
得係数データgも変更されるようになり、補間回路40
は、上記第2アドレス信号AD2が「0」である場合と同
様、メモリエリアMEi及び非線形テーブルNLTjの組合せ
により決定され、シフトレジスタ44に記憶されているサ
ンプリングデータを、前記変更された利得係数データg
に従って、メモリエリアMEii及び非線形テーブルNLTjj
の組合せにより決定されるサンプリングデータに徐々に
近づける。そして、サウンドシステム55から発生される
楽音も前記サンプリングデータの変更に対応して徐々に
その波形を変更していく。このようにして、第2アドレ
ス信号AD2が増加するに従って、サウンドシステム55か
ら発生される楽音の波形は変化し、第2アドレス信号AD
2が「7」に達すると、ナンド回路NANDは“0"を出力す
るものでカウンタ27による同信号AD2の変更が停止し、
前記楽音波形の変化も停止する。
また、上述した楽音の発生動作において、鍵盤14の押鍵
位置、鍵盤14における鍵タッチ状態又は音色選択操作子
群16の選択操作状態が上記と異なる場合、キーコードK
C、鍵タッチ信号KT又は音色選択信号TSが上記と異なる
ので、メモリエリア指定回路32及びテーブル指定回路34
は上記とは異なるメモリエリアME1,ME2…MEP及び非線形
テーブルNLT1,NLT2…NLTQを各々指定する。これによ
り、指定されたメモリエリアと非線形テーブルとの組合
せにより決定されかつ補間回路40に供給されるサンプリ
ングデータが上記とは異なるものとなり、上記とは異な
る波形間に渡って変化する楽音が押鍵に応じてサウンド
システム55から発音されることになる。
上記発明からも理解できる通り、上記実施例によれば、
波形メモリ31から発生されるサンプリングデータと非線
形変換器33にて非線形変換される変換特性との組合せに
より決定されるサンプリングデータが補間回路40に出力
されるので、同回路40に供給されかつ補間されるサンプ
リングデータの種類はメモリエリアME1,ME2…MEPと非線
形テーブルNLT1,NLT2…NLTQとの組合せ数P・Qとな
る。そして、メモリエリア指定回路32及びテーブル指定
回路34が、音色選択信号TS、鍵タッチ信号KT、キーコー
ドKC及び第2アドレス信号AD2に応じて、前記組合せを
指定するので、音色選択操作子群16における音色選択状
態、鍵盤14における鍵タッチ状態、同鍵盤14における押
鍵位置及び押鍵からの時間経過に従って、種々の異なる
波形間に渡って変化する波形をもつ楽音がサウンドシス
テム55から発音されるようになる。
上記のように構成した実施例は次のように変形されるも
のである。
(1)上記実施例においては、音色選択信号TS、鍵タッ
チ信号KT、キーコードKC及び第2アドレス信号AD2に基
づき、波形メモリ31内のメモリエリアME1,ME2…MEP及び
非線形変換器33内の非線形テーブルNLT1,NLT2…NLTQ
指定するようにしたが、これらの信号TS,KT,KC,AD2に換
え又は加えてニーレバ,フットペダル等の足操作子によ
る操作信号、音色調整つまみによる音質制御信号等に応
じて前記指定を行うようにしてもよい。
(2)上記実施例においては、サンプリングデータを発
生する手段として波形メモリ31を用いるようにしたが、
演算,発振等の方法によりサンプリングデータを発生す
る回路を用いるようにしてもよい。
(3)上記実施例においては、サンプリングデータを非
線形変換する手段として非線形テーブルNLT1,NLT2…NLT
Qを用いるようにしたが、同テーブルを同データを非線
形演算により非線形変換する非線形演算器で置換しても
よい。
(4)上記実施例においては、発生すべき楽音信号の波
形を表すサンプリングデータを記憶する手段としてシフ
トレジスタ44を利用するようにしたが、アドレス信号に
よりデータの記憶位置が指定されて該データの書込み及
び読出しが制御される書込み可能メモリ(RAM)を用い
てもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る楽音信号発生装置の
適用された電子楽器のブロック図、及び第2図は第1図
のアドレス発生器の詳細例を示す図である。 符号の説明 11……鍵スイッチ回路、12……鍵タッチ検出回路、13…
…音色選択スイッチ回路、15……押鍵検出回路、20……
アドレス発生器、21……ノートクロック発生器、22,24,
27……カウンタ、31……波形メモリ、32……メモリエリ
ア指定回路、33……非線形変換器、34……テーブル指定
回路、40……補間回路、44……シフトレジスタ、51……
利得係数メモリ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】異なる波形を表す複数種類の波形データを
    選択的に発生可能な波形データ発生手段と、 前記波形データ発生手段から発生された波形データを選
    択的に異なる特性で非線形変換して出力可能な非線形変
    換手段と、 前記非線形変換手段から以前出力された波形データと新
    たに出力された波形データとに基づき両データ値間を与
    えられる利得係数データに応じて補間し前記以前出力さ
    れた波形データから前記新たに出力された波形データに
    徐々に変化する波形データを出力する補間手段と、 複数の利得係数データを記憶しており前記補間手段に同
    記憶した利得係数データを選択的に供給する利得係数デ
    ータ記憶手段と、 前記波形データ発生手段にて発生される波形データの種
    類、前記非線形変換手段における変換特性及び前記利得
    係数データから前記補間手段に供給される利得係数デー
    タを関連して指定する指定手段と を備えたことを特徴とする楽音信号発生装置。
JP61302598A 1986-12-18 1986-12-18 楽音信号発生装置 Expired - Lifetime JPH0740196B2 (ja)

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JPS63155097A JPS63155097A (ja) 1988-06-28
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5466826A (en) * 1977-11-08 1979-05-29 Nippon Gakki Seizo Kk Musical tone generator of electronic musical instruments
JPH0631968B2 (ja) * 1984-10-30 1994-04-27 ヤマハ株式会社 楽音信号発生装置

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JPS63155097A (ja) 1988-06-28

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