JPH0674260B2 - キノリン誘導体、そのエステルおよびその塩 - Google Patents
キノリン誘導体、そのエステルおよびその塩Info
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- JPH0674260B2 JPH0674260B2 JP60170365A JP17036585A JPH0674260B2 JP H0674260 B2 JPH0674260 B2 JP H0674260B2 JP 60170365 A JP60170365 A JP 60170365A JP 17036585 A JP17036585 A JP 17036585A JP H0674260 B2 JPH0674260 B2 JP H0674260B2
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- cyclopropyl
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は極めて優れた抗菌活性を示す新規キノリン誘導
体、そのエステルおよびその塩に関する。
体、そのエステルおよびその塩に関する。
更に詳しくは、本発明の化合物は下記一般式 (式中、Xはハロゲン原子を意味し、Yは水素原子また
はハロゲン原子を意味し、R1は低級アルケニル基または
シクロアルキル基を意味し、R2,R3は同一または異なっ
て水素原子,低級アルキル基またはシクロアルキル基を
意味し、R4は低級アアルキル基を意味し、kは整数3,4
または5を意味し、mは整数0,1または2を意味す
る。) で表わされるキノリン誘導体、そのエステルおよびその
塩である。
はハロゲン原子を意味し、R1は低級アルケニル基または
シクロアルキル基を意味し、R2,R3は同一または異なっ
て水素原子,低級アルキル基またはシクロアルキル基を
意味し、R4は低級アアルキル基を意味し、kは整数3,4
または5を意味し、mは整数0,1または2を意味す
る。) で表わされるキノリン誘導体、そのエステルおよびその
塩である。
本明細書において、ハロゲン原子とはフッ素,塩素,臭
素またはヨウ素を意味し、低級アルキル基とは炭素原子
1ないし5個を有するアルキル基を意味し、低級アルケ
ニル基とは炭素原子2ないし5個を有するアルケニル基
を意味する。またシクロアルキル基とは炭素原子3ない
し6個を有するシクロアルキル基を意味する。
素またはヨウ素を意味し、低級アルキル基とは炭素原子
1ないし5個を有するアルキル基を意味し、低級アルケ
ニル基とは炭素原子2ないし5個を有するアルケニル基
を意味する。またシクロアルキル基とは炭素原子3ない
し6個を有するシクロアルキル基を意味する。
本発明の化合物の塩は、酢酸,乳酸,コハク酸,メタン
スルホン酸,,マレイン酸,マロン酸,グルコン酸、また
はアスパラギン酸やグルタミン酸の如きアミノ酸、等の
有機酸との塩、或いは塩酸,リン酸等の無機酸との塩、
或いは式[I]の化合物のナトリウム,カリウム,亜
鉛,銀等の金属塩、或いは有機塩基との塩である。
スルホン酸,,マレイン酸,マロン酸,グルコン酸、また
はアスパラギン酸やグルタミン酸の如きアミノ酸、等の
有機酸との塩、或いは塩酸,リン酸等の無機酸との塩、
或いは式[I]の化合物のナトリウム,カリウム,亜
鉛,銀等の金属塩、或いは有機塩基との塩である。
式[I]の化合物のエステルとは、化合物[I]のメチ
ルエステル,エチルエステル等の低級アルキルエステ
ル、或いは加水分解することにより又は生体内で容易に
脱離されて化合物[I]になる様な公知のエステル、例
えばアセトキシメチルエステル,ピバロイルオキシメチ
ルエステル,エトキシカルボニルオキシエチルエステ
ル,コリンエステル,ジメチルアミノエチルエステルや
1−ピペリジニルエチルエステル等のアミノエチルエス
テル類,5−インダニルエステル,フタリジルエステル等
を意味する。
ルエステル,エチルエステル等の低級アルキルエステ
ル、或いは加水分解することにより又は生体内で容易に
脱離されて化合物[I]になる様な公知のエステル、例
えばアセトキシメチルエステル,ピバロイルオキシメチ
ルエステル,エトキシカルボニルオキシエチルエステ
ル,コリンエステル,ジメチルアミノエチルエステルや
1−ピペリジニルエチルエステル等のアミノエチルエス
テル類,5−インダニルエステル,フタリジルエステル等
を意味する。
本発明の化合物は、また水和物としても存在し得る。従
って、この様なものも当然本発明の化合物に包含され
る。
って、この様なものも当然本発明の化合物に包含され
る。
本発明の化合物は、その7位の置換基に不斉炭素原子を
有するので、光学活性体として存在し得る。従って、こ
れらの光学活性体は本発明の化合物に包含される。
有するので、光学活性体として存在し得る。従って、こ
れらの光学活性体は本発明の化合物に包含される。
更にまた、本発明化合物は、その7位の置換基に2個の
不斉炭素原子を有するので、異なる立体異性体(シス
型,トランス型)として存在し得る。これらの立体異性
体およびその混合物もまた、本発明の化合物に包含され
る。
不斉炭素原子を有するので、異なる立体異性体(シス
型,トランス型)として存在し得る。これらの立体異性
体およびその混合物もまた、本発明の化合物に包含され
る。
本発明の化合物の製造法につき以下に説明する。
本発明の化合物は、下記一般式 (式中、Zは後記環状アミノ誘導体と置換し得る官能基
を意味し、X,Y,およびR1は前掲と同じ。) で表わされるカルボン酸またはそのエステル(好ましく
は低級アルキルエステル)と下記一般式 (式中、R2,R3,R4,kおよびmは前掲と同じ。) で表わされる環状アミン誘導体を反応させ、生成物を常
法により単離することにより製造することができる。
を意味し、X,Y,およびR1は前掲と同じ。) で表わされるカルボン酸またはそのエステル(好ましく
は低級アルキルエステル)と下記一般式 (式中、R2,R3,R4,kおよびmは前掲と同じ。) で表わされる環状アミン誘導体を反応させ、生成物を常
法により単離することにより製造することができる。
式[II]のZで示した反応性官能基としては、ハロゲン
原子,アリールスルホニル,アリールスルホニルオキシ
等が挙げられる。
原子,アリールスルホニル,アリールスルホニルオキシ
等が挙げられる。
本反応は、エタノール,アセトニトリル,ジオキサン,
ジメチルホルムアミド,ピリジン,キノリン,キシレン
の如き不活性溶媒中、10〜180℃、好ましくは20〜150℃
において、原料化合物[II]またはそのエステルと[II
I]とを1〜10時間、通常は1〜3時間混合攪拌するこ
とにより実施できる。原料化合物[II]またはそのエス
テルに対する原料化合物[III]の使用量は当量ないし
やゝ過剰量である。原料化合物[II]またはそのエステ
ルのZの官能基の種類により、反応の結果塩酸等の酸が
副性するので、かかる場合には酸受容体を使用するのが
一般的であるが、原料化合物[III]を過剰に用い、酸
受容体としての役割を兼ねさせてもよい。
ジメチルホルムアミド,ピリジン,キノリン,キシレン
の如き不活性溶媒中、10〜180℃、好ましくは20〜150℃
において、原料化合物[II]またはそのエステルと[II
I]とを1〜10時間、通常は1〜3時間混合攪拌するこ
とにより実施できる。原料化合物[II]またはそのエス
テルに対する原料化合物[III]の使用量は当量ないし
やゝ過剰量である。原料化合物[II]またはそのエステ
ルのZの官能基の種類により、反応の結果塩酸等の酸が
副性するので、かかる場合には酸受容体を使用するのが
一般的であるが、原料化合物[III]を過剰に用い、酸
受容体としての役割を兼ねさせてもよい。
また、本反応で使用される原料化合物[III]は、可能
ならば、その の部分をアセチルの如きアシル基等で保護した形で用
い、反応完了後常法によりその保護基を除去してもよ
い。
ならば、その の部分をアセチルの如きアシル基等で保護した形で用
い、反応完了後常法によりその保護基を除去してもよ
い。
原料化合物[II]またはそのエステルは、以下の文献に
記載の方法或いはこれに準じた方法で製造し得る。
記載の方法或いはこれに準じた方法で製造し得る。
原料化合物[III]は参考例1およびヨーロッパ特許
(公開)第132845号の参考例に記載の方法或いはこれに
準じた方法で製造し得る。
(公開)第132845号の参考例に記載の方法或いはこれに
準じた方法で製造し得る。
上記方法により得られる本発明の化合物がエステルであ
る場合、そのエステル部分を常法により加水分解するこ
とにより、式[I]の化合物に変換することができる。
更には、必要に応じ式[I]の化合物を常法によりエス
テル化し、式[I]の化合物のエステルに導くこともで
きる。
る場合、そのエステル部分を常法により加水分解するこ
とにより、式[I]の化合物に変換することができる。
更には、必要に応じ式[I]の化合物を常法によりエス
テル化し、式[I]の化合物のエステルに導くこともで
きる。
この様にして製造される本発明の化合物は、常法に従い
単離、精製される。単離、精製条件によって、塩の形、
遊離カルボン酸や遊離アミンの形で得られるが、これら
は、目的に応じて相互に変換され、目的とする形の本発
明の化合物が製造される。
単離、精製される。単離、精製条件によって、塩の形、
遊離カルボン酸や遊離アミンの形で得られるが、これら
は、目的に応じて相互に変換され、目的とする形の本発
明の化合物が製造される。
本発明の化合物の立体異性体(シス型,トランス型)
は、通常の方法、例えば分別結晶,クロマトグラフィー
分離等により、互いに分離することができる。尚、シス
型或いはトランス型の配置を有する化合物[III]を用
い、上記方法によって、それぞれシス型,トランス型の
配置を有する本発明の化合物を製造することもできる。
は、通常の方法、例えば分別結晶,クロマトグラフィー
分離等により、互いに分離することができる。尚、シス
型或いはトランス型の配置を有する化合物[III]を用
い、上記方法によって、それぞれシス型,トランス型の
配置を有する本発明の化合物を製造することもできる。
本発発明の化合物の光学活性体は、公知の方法を適用す
ることっによって、分離することが可能である。
ることっによって、分離することが可能である。
かくして得られる化合物[I]、そのエステルおよびそ
の塩はいずれも新規化合物である。特に化合物[I]お
よびその塩は極めて優れた抗菌活性を示すので、抗菌剤
として価値あるものである。化合物[I]またはその塩
はこれを人体および、動物用医薬は勿論のこと、魚病
薬、農薬、食品の保存剤等としても使用することが可能
である。また、化合物[I]のエステル体は化合物
[I]の合成原料として勿論価値あるものであるが、そ
の他にこの化合物が生体内において容易にに化合物
[I]に変換する場合には、化合物[I]と同等の作用
効果を発揮し得るので、抗菌剤としても有用な化合物で
ある。
の塩はいずれも新規化合物である。特に化合物[I]お
よびその塩は極めて優れた抗菌活性を示すので、抗菌剤
として価値あるものである。化合物[I]またはその塩
はこれを人体および、動物用医薬は勿論のこと、魚病
薬、農薬、食品の保存剤等としても使用することが可能
である。また、化合物[I]のエステル体は化合物
[I]の合成原料として勿論価値あるものであるが、そ
の他にこの化合物が生体内において容易にに化合物
[I]に変換する場合には、化合物[I]と同等の作用
効果を発揮し得るので、抗菌剤としても有用な化合物で
ある。
次に本発明の化合物の抗菌活性について、以下にデータ
を挙げる。
を挙げる。
本発明の化合物をヒトに抗菌剤として使用する場合、そ
の投与量は、年令,体重,症状,投与経路,投与回数等
により異なるが、1日当り5mg〜5gを1回ないし数回に
分けて投与することが推奨される。投与経路は経口、非
経口のいずれでもよい。
の投与量は、年令,体重,症状,投与経路,投与回数等
により異なるが、1日当り5mg〜5gを1回ないし数回に
分けて投与することが推奨される。投与経路は経口、非
経口のいずれでもよい。
本発明の化合物は原末のままでもよいが、通常製剤用担
体と共に調製された形で投与される。その具体例として
は、錠剤,カプセル剤,顆粒剤,細粒剤,,散剤,シロッ
プ剤,注射剤等が挙げられる。これらの製剤は常法に従
って調製される。経口用製剤担体としては、デンプン,
マンニット,結晶セルロース,CMC Na等の製剤分野にお
いて常用され、かつ本発明の化合物と反応しない物質が
用いられる。注射用担体としては、水,生理食塩水,グ
ルコース溶液,輸液剤等の注射剤の分野で常用される担
体が挙げられる。
体と共に調製された形で投与される。その具体例として
は、錠剤,カプセル剤,顆粒剤,細粒剤,,散剤,シロッ
プ剤,注射剤等が挙げられる。これらの製剤は常法に従
って調製される。経口用製剤担体としては、デンプン,
マンニット,結晶セルロース,CMC Na等の製剤分野にお
いて常用され、かつ本発明の化合物と反応しない物質が
用いられる。注射用担体としては、水,生理食塩水,グ
ルコース溶液,輸液剤等の注射剤の分野で常用される担
体が挙げられる。
次に実施例を挙げて本発明化合物の製造法を更に具体的
に説明する。
に説明する。
参考例 1 シス−3−アセチルアミノメチル−4−メチルピロリジ
ン酢酸塩: (1)3−ベンジルアミノプロピオニトリル5gにクロロ
アセトン5.7gを反応させて、N−アセトニル−3−ベン
ジルアミノプロピニトリル4.8gを得る。IRスペクトル
(液膜)cm-1:2250,1710.マス・スペクトルm/z:216
(M+),173,91.NMRスペクトル(CDCl3)δ:2.1(3H,s,,
COCH3),3.4(2H,sCH2Ph),7.35(5H,s,C6H5). (2)N−アセトニル−3−ベンジルアミノプロピオニ
トル30gをナトリウムエトキシド21gで脱水縮合させた
後、クロラニールと反応させて、1−ベンジル−3−シ
アノ−4−メチルピロール12gを得る。マス・スペクト
ルm/z:196(M+),91.NMRスペクトル(CDCl3)δ:2.15
(3H,s,CH3),5.00(2H,s,CH2Ph). (3)1−ベンジル−3−シアノ−4−メチルピロール
12gをラネーニッケルを触媒として接触還元した後、無
水酢酸と反応させて、3−アセチルアミノチル−1−ベ
ンジル−4−メチルピロール5.6gを得る。m.p.129−130
℃.IRスペクトル(KBr)cm-1:1630.マス・スペクトルm/
z:242(M+).NMRスペクトル(CDCl3)δ:2.0(3H,s,C
H3),2.05(3H,s,CH3),4.95(2H,s,CH2). (4))3−アセチルアミノメチル−1−ベンジル−4
−メチルピロール1gを白金触媒で接触還元(水素圧3.3
〜3.1kg/cm2)して、シス−3−アセチルアミノ−1−
ベンジル−4−メチルピロリジン0.7gを得る。IRスペク
トル(液膜)cm-1:1650,700、マス・スペクトルm/z:246
(M+),174,91.NMRスペクトル(CDCl3)δ:0.95(3H,d,
J=7Hz,CH3),1.9(3H,s,CDCH3),3.6(2H,s,CH2Ph),
7.25(5H,s,C6H5). (5)上記化合物をアルコール中で少量の酢酸とパラジ
ウム−炭素の存在下に加水素分解して、シス−3−アセ
チルアミノメチル−4−メチルピロリジンの酢酸塩を得
る。
ン酢酸塩: (1)3−ベンジルアミノプロピオニトリル5gにクロロ
アセトン5.7gを反応させて、N−アセトニル−3−ベン
ジルアミノプロピニトリル4.8gを得る。IRスペクトル
(液膜)cm-1:2250,1710.マス・スペクトルm/z:216
(M+),173,91.NMRスペクトル(CDCl3)δ:2.1(3H,s,,
COCH3),3.4(2H,sCH2Ph),7.35(5H,s,C6H5). (2)N−アセトニル−3−ベンジルアミノプロピオニ
トル30gをナトリウムエトキシド21gで脱水縮合させた
後、クロラニールと反応させて、1−ベンジル−3−シ
アノ−4−メチルピロール12gを得る。マス・スペクト
ルm/z:196(M+),91.NMRスペクトル(CDCl3)δ:2.15
(3H,s,CH3),5.00(2H,s,CH2Ph). (3)1−ベンジル−3−シアノ−4−メチルピロール
12gをラネーニッケルを触媒として接触還元した後、無
水酢酸と反応させて、3−アセチルアミノチル−1−ベ
ンジル−4−メチルピロール5.6gを得る。m.p.129−130
℃.IRスペクトル(KBr)cm-1:1630.マス・スペクトルm/
z:242(M+).NMRスペクトル(CDCl3)δ:2.0(3H,s,C
H3),2.05(3H,s,CH3),4.95(2H,s,CH2). (4))3−アセチルアミノメチル−1−ベンジル−4
−メチルピロール1gを白金触媒で接触還元(水素圧3.3
〜3.1kg/cm2)して、シス−3−アセチルアミノ−1−
ベンジル−4−メチルピロリジン0.7gを得る。IRスペク
トル(液膜)cm-1:1650,700、マス・スペクトルm/z:246
(M+),174,91.NMRスペクトル(CDCl3)δ:0.95(3H,d,
J=7Hz,CH3),1.9(3H,s,CDCH3),3.6(2H,s,CH2Ph),
7.25(5H,s,C6H5). (5)上記化合物をアルコール中で少量の酢酸とパラジ
ウム−炭素の存在下に加水素分解して、シス−3−アセ
チルアミノメチル−4−メチルピロリジンの酢酸塩を得
る。
実施例 1 7−(シス−3−アミノメチル−4−メチル−1−ピロ
リジニル)−1−シクロプロピル−6,8−ジフルオロ−
1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸
塩酸塩: (1)1−シクロプロピル−6,7,8−トリフルオロ−1,4
−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸1g,
シス−3−アセチルアミノメチル−4−メチルピロリジ
ン酢酸塩1.17g,炭酸水素ナトリウム1.8g,アセトニトリ
ル40mlの混合物を5時間加熱還流する。溶媒を留去し残
渣に水および10%酢酸溶液を加えてpHを4〜5に調整す
る。析出する結晶を濾取して、7−(シス−3−アセチ
ルアミノメチル−4−メチル−1−ピロリジニル)−1
−シクロプロピル−6,8−ジフルオロ−1,4−ジヒドロ−
4−オキソキノリン−3−カルボン酸1.37gを得る。m.
p.248〜250℃. (2)上記化合物1.02gを10%苛性ソーダ水溶液15.5ml
中で17時間加熱還流する。反応液を酢酸で中和し、氷冷
後析出する結晶を濾取する。この結果を1N塩酸10mlおよ
び水10mlに溶かし、不溶物を濾去した後、濾液を減圧乾
固する。残渣をアルコール−水より再結晶して、7−
(シス−3−アミノメチル−4−メチル−1−ピロリジ
ニル)−1−シクロプロピル−6,8−ジフルオロ−1,4−
ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸塩酸塩
0.25gを得る。m.p.184〜187℃. 実施例 2 7−(3−アミノ−3−メチル−1−ピロリジニル)−
1−シクロプロピル−6,8−ジフルオロ−1,4−ジヒドロ
−4−オキソキノリン−3−カルボン酸: (1)1−シクロプロピル−6,7,8−トリフルオロ−1,4
−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸0.99
g,3−アセチルアミノ−3−メチルピロリジン0.745g,ピ
リジン15mlの混合物を100〜110℃で1時間加熱する。反
応液に1N酢酸水溶液を加えて酸性とし、析出する結晶を
濾取する。クロロホルム−エタノールから再結晶して、
7−(3−アセチルアミノ−3−メチル−1−ピロリジ
ニル)−1−シクロプロピル−6,8−ジフルオロ−1,4−
ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸1.27g
を得る。
リジニル)−1−シクロプロピル−6,8−ジフルオロ−
1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸
塩酸塩: (1)1−シクロプロピル−6,7,8−トリフルオロ−1,4
−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸1g,
シス−3−アセチルアミノメチル−4−メチルピロリジ
ン酢酸塩1.17g,炭酸水素ナトリウム1.8g,アセトニトリ
ル40mlの混合物を5時間加熱還流する。溶媒を留去し残
渣に水および10%酢酸溶液を加えてpHを4〜5に調整す
る。析出する結晶を濾取して、7−(シス−3−アセチ
ルアミノメチル−4−メチル−1−ピロリジニル)−1
−シクロプロピル−6,8−ジフルオロ−1,4−ジヒドロ−
4−オキソキノリン−3−カルボン酸1.37gを得る。m.
p.248〜250℃. (2)上記化合物1.02gを10%苛性ソーダ水溶液15.5ml
中で17時間加熱還流する。反応液を酢酸で中和し、氷冷
後析出する結晶を濾取する。この結果を1N塩酸10mlおよ
び水10mlに溶かし、不溶物を濾去した後、濾液を減圧乾
固する。残渣をアルコール−水より再結晶して、7−
(シス−3−アミノメチル−4−メチル−1−ピロリジ
ニル)−1−シクロプロピル−6,8−ジフルオロ−1,4−
ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸塩酸塩
0.25gを得る。m.p.184〜187℃. 実施例 2 7−(3−アミノ−3−メチル−1−ピロリジニル)−
1−シクロプロピル−6,8−ジフルオロ−1,4−ジヒドロ
−4−オキソキノリン−3−カルボン酸: (1)1−シクロプロピル−6,7,8−トリフルオロ−1,4
−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸0.99
g,3−アセチルアミノ−3−メチルピロリジン0.745g,ピ
リジン15mlの混合物を100〜110℃で1時間加熱する。反
応液に1N酢酸水溶液を加えて酸性とし、析出する結晶を
濾取する。クロロホルム−エタノールから再結晶して、
7−(3−アセチルアミノ−3−メチル−1−ピロリジ
ニル)−1−シクロプロピル−6,8−ジフルオロ−1,4−
ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸1.27g
を得る。
m.p.278〜280℃. (2)上記化合物1.15gを2N苛性ソーダ水溶液20ml中で3
0時間加熱還流する。10%酢酸水溶液でpH7〜8に調整
し、析出する結晶を濾取する。これに水40ml,30%酢酸
水溶液6mlを加えて溶かし、不溶物を濾去した後、濾液
を濃アンモニア水でpH7〜8とする。析出する結晶を濾
取して、7−(3−アミノ−3−メチル−1−ピロリジ
ニル)−1−シクロプロピル−6,8−ジフルオロ−1,4−
ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸0.45g
を得る。
0時間加熱還流する。10%酢酸水溶液でpH7〜8に調整
し、析出する結晶を濾取する。これに水40ml,30%酢酸
水溶液6mlを加えて溶かし、不溶物を濾去した後、濾液
を濃アンモニア水でpH7〜8とする。析出する結晶を濾
取して、7−(3−アミノ−3−メチル−1−ピロリジ
ニル)−1−シクロプロピル−6,8−ジフルオロ−1,4−
ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸0.45g
を得る。
m.p.272〜274℃(分野). 実施例 3 7−(3−アミノ−3−メチル−1−ピロリジニル)−
1−シクロプロピル−6,8−ジフルオロ−1,4−ジヒドロ
−4−オキソキノリン−3−カルボン酸: 1−シクロプロピル−6,7,8−トリフルオロ−1,4−ジヒ
ドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸0.5g,3−ア
ミノ−3−メチルピロリジン0.53g,アセトニトリル20ml
の混合物を1時間加熱還流する。溶媒を留去し、残渣に
水を加え、10%酢酸水溶液でpH7〜8に調整した後、析
出結晶を濾取する。この結晶を酢酸水溶液に溶かし、濃
アンモニア水でpH7〜8に調整する。析出する結晶を濾
取して、7−(3−アミノ−3−メチル−1−ピロリジ
ニル)−1−シクロプロピル−6,8−ジフルオロ−1,4−
ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸0.59g
を得る。
1−シクロプロピル−6,8−ジフルオロ−1,4−ジヒドロ
−4−オキソキノリン−3−カルボン酸: 1−シクロプロピル−6,7,8−トリフルオロ−1,4−ジヒ
ドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸0.5g,3−ア
ミノ−3−メチルピロリジン0.53g,アセトニトリル20ml
の混合物を1時間加熱還流する。溶媒を留去し、残渣に
水を加え、10%酢酸水溶液でpH7〜8に調整した後、析
出結晶を濾取する。この結晶を酢酸水溶液に溶かし、濃
アンモニア水でpH7〜8に調整する。析出する結晶を濾
取して、7−(3−アミノ−3−メチル−1−ピロリジ
ニル)−1−シクロプロピル−6,8−ジフルオロ−1,4−
ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸0.59g
を得る。
m.p.272〜274℃(分解). 以下実施例1と同様にして、実施例4〜7の化合物を得
る。
る。
実施例 4 (1)7−(トランス−3−アセチルアミノ−4−メチ
ル−1−ピロリジニル)−1−シクロプロピル−6,8−
ジフルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3
−カルボン酸, m.p.253〜255℃. (2)7−(トランス−3−アミノ−4−メチル−1−
ピロリジニル)−1−シクロプロピル−6,8−ジフルオ
ロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボ
ン酸,m.p.268〜270℃. 実施例 5 (1)7−(シス−3−アセチルアミノメチル−4−メ
チル−1−ピロリジニル)−1−シクロプロピル−6−
フルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−
カルボン酸, m.p.269〜272℃. (2)7−(シス−3−アミノメチル−4−メチル−1
−ピロリジニル)−1−シクロプロピル−6−フルオロ
−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン
酸塩酸塩, m.p.195〜198℃. 実施例 6 (1)7−(3−アセチルアミノ−3−メチル−1−ピ
ロリジニル)−1−シクロプロピル−6−フルオロ−1,
4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸,m.
p.300℃以上. (2)7−(3−アミノ−3−メチル−1−ピロリジニ
ル)−1−シクロプロピル−6−フルオロ−1,4−ジヒ
ドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸,,m.p.297
〜298℃(分解). 実施例 7 (1)7−(トランス−3−アセチルアミノ−4−メチ
ル−1−ピロリジニル)−1−シクロプロピル−6−フ
ルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カ
ルボン酸, m,p.278〜279℃. (2)7−(トランス−3−アミノ−4−メチル−1−
ピロリジニル)−1−シクロプロピル−6−フルオロ−
1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン
酸, m.p.272〜276℃(分解).
ル−1−ピロリジニル)−1−シクロプロピル−6,8−
ジフルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3
−カルボン酸, m.p.253〜255℃. (2)7−(トランス−3−アミノ−4−メチル−1−
ピロリジニル)−1−シクロプロピル−6,8−ジフルオ
ロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボ
ン酸,m.p.268〜270℃. 実施例 5 (1)7−(シス−3−アセチルアミノメチル−4−メ
チル−1−ピロリジニル)−1−シクロプロピル−6−
フルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−
カルボン酸, m.p.269〜272℃. (2)7−(シス−3−アミノメチル−4−メチル−1
−ピロリジニル)−1−シクロプロピル−6−フルオロ
−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン
酸塩酸塩, m.p.195〜198℃. 実施例 6 (1)7−(3−アセチルアミノ−3−メチル−1−ピ
ロリジニル)−1−シクロプロピル−6−フルオロ−1,
4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸,m.
p.300℃以上. (2)7−(3−アミノ−3−メチル−1−ピロリジニ
ル)−1−シクロプロピル−6−フルオロ−1,4−ジヒ
ドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸,,m.p.297
〜298℃(分解). 実施例 7 (1)7−(トランス−3−アセチルアミノ−4−メチ
ル−1−ピロリジニル)−1−シクロプロピル−6−フ
ルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カ
ルボン酸, m,p.278〜279℃. (2)7−(トランス−3−アミノ−4−メチル−1−
ピロリジニル)−1−シクロプロピル−6−フルオロ−
1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン
酸, m.p.272〜276℃(分解).
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−126082(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】一般式 (式中、Xはハロゲン原子を意味し、Yは水素原子また
はハロゲン原子を意味し、R1は低級アルケニル基または
シクロアルキル基を意味し、R2,R3は同一または異なっ
て水素原子、低級アルキル基またはシクロアルキル基を
意味し、R4は低級アルキル基を意味する。) で表わされるキノリン誘導体、そのエステルおよびその
塩。 - 【請求項2】Xがフッ素原子である特許請求の範囲第1
項記載のキノリン誘導体、そのエステルおよびその塩。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60170365A JPH0674260B2 (ja) | 1985-08-01 | 1985-08-01 | キノリン誘導体、そのエステルおよびその塩 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60170365A JPH0674260B2 (ja) | 1985-08-01 | 1985-08-01 | キノリン誘導体、そのエステルおよびその塩 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6230776A JPS6230776A (ja) | 1987-02-09 |
| JPH0674260B2 true JPH0674260B2 (ja) | 1994-09-21 |
Family
ID=15903583
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60170365A Expired - Lifetime JPH0674260B2 (ja) | 1985-08-01 | 1985-08-01 | キノリン誘導体、そのエステルおよびその塩 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0674260B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1989003828A1 (en) * | 1987-10-26 | 1989-05-05 | Pfizer Inc. | Azetidinyl quinolone carboxylic acids and esters |
| JP2526128B2 (ja) * | 1988-08-08 | 1996-08-21 | エスエス製薬株式会社 | キノロンカルボン酸誘導体 |
| US5324735A (en) * | 1989-07-21 | 1994-06-28 | Ss Pharmaceutical Co., Ltd. | Quinoline carboxylic acid derivatives |
-
1985
- 1985-08-01 JP JP60170365A patent/JPH0674260B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6230776A (ja) | 1987-02-09 |
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