JPH067539Y2 - コードリール用コード - Google Patents
コードリール用コードInfo
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- JPH067539Y2 JPH067539Y2 JP1988078487U JP7848788U JPH067539Y2 JP H067539 Y2 JPH067539 Y2 JP H067539Y2 JP 1988078487 U JP1988078487 U JP 1988078487U JP 7848788 U JP7848788 U JP 7848788U JP H067539 Y2 JPH067539 Y2 JP H067539Y2
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- cord
- spool
- casing
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Links
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Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、電気製品や電話機等に取り付けられて使用さ
れるコードリールに用いられるコードリール用コードに
関する。
れるコードリールに用いられるコードリール用コードに
関する。
<従来の技術> コードリールは、ケーシング内にスプールを回動自在に
配設するとともに、ケーシングの内側面とスプールの側
壁との間に電気コード(以下、コードという)の一端面
をスプールの側壁に沿わせて順次うずまき状に巻回した
ものである。そして、ケーシング外に導いたコードの一
端側を引くとコードを巻回したスプールが回転すること
によりコードをケーシング外に引き出すことができ、一
方、ゼンマイバネの付勢力によりスプールが逆回転する
ことによって、その引き出したコードをケーシング内に
適宜引き戻すことができるようになされたものであり、
長いコードの取り扱いに便宜的なものである。そのた
め、従来から電気製品や電話機等に取り付けられて広く
使用されている。
配設するとともに、ケーシングの内側面とスプールの側
壁との間に電気コード(以下、コードという)の一端面
をスプールの側壁に沿わせて順次うずまき状に巻回した
ものである。そして、ケーシング外に導いたコードの一
端側を引くとコードを巻回したスプールが回転すること
によりコードをケーシング外に引き出すことができ、一
方、ゼンマイバネの付勢力によりスプールが逆回転する
ことによって、その引き出したコードをケーシング内に
適宜引き戻すことができるようになされたものであり、
長いコードの取り扱いに便宜的なものである。そのた
め、従来から電気製品や電話機等に取り付けられて広く
使用されている。
この従来のコードリールに用いられるコードは、第6図
に示されるようなものが周知である。
に示されるようなものが周知である。
このコードは、各々が被覆された4本の導線(10)…(10)
を、水平かつ隣合う導線同士が間隙なく当接するように
並べ、これらを樹脂製外装体(20)にて被覆し一体化せし
めたものである。このコードの形状は上面と下面に膨ら
みをもたせた楕円の円柱状である。しかし、コードリー
ルに用いられる場合、ケーシングの内側面とスプールの
側壁との間にコードの一端面をスプールの側壁に沿わせ
上面と下面とを重ね合わせるようにして順次うずまき状
に巻回しなければならないため、上面と下面とに膨らみ
を有していると、リールのスプールには多くの量を巻回
できず、しかも楕円の円柱状であるため、スプールに沿
わせてきれいに積み重ねて巻くことができないという課
題を有する。
を、水平かつ隣合う導線同士が間隙なく当接するように
並べ、これらを樹脂製外装体(20)にて被覆し一体化せし
めたものである。このコードの形状は上面と下面に膨ら
みをもたせた楕円の円柱状である。しかし、コードリー
ルに用いられる場合、ケーシングの内側面とスプールの
側壁との間にコードの一端面をスプールの側壁に沿わせ
上面と下面とを重ね合わせるようにして順次うずまき状
に巻回しなければならないため、上面と下面とに膨らみ
を有していると、リールのスプールには多くの量を巻回
できず、しかも楕円の円柱状であるため、スプールに沿
わせてきれいに積み重ねて巻くことができないという課
題を有する。
そのため、本考案の出願人は、上記コードの欠点を補う
べく、第7図に示される、コードを開発した。
べく、第7図に示される、コードを開発した。
このコードは、各々が被覆された導線(10)′…(10)′を
上記のコードと同様に間隙なく並べ、これらを樹脂(2
0)′にて被覆し一体化せしめたものである。
上記のコードと同様に間隙なく並べ、これらを樹脂(2
0)′にて被覆し一体化せしめたものである。
そして、このコードの形状は図にも示されるように、上
面と下面とが水平かつ平らに設けられた、厚みの薄い上
下に偏平な柱状である。このコードの利点は、厚みが薄
いことからリールのスプールに巻かれた際に量を多く巻
けるところにある。
面と下面とが水平かつ平らに設けられた、厚みの薄い上
下に偏平な柱状である。このコードの利点は、厚みが薄
いことからリールのスプールに巻かれた際に量を多く巻
けるところにある。
ところが、このコードは、導線(10)′…(10)′に間隙が
なく、しかも厚みの薄い偏平である為、側面から内側へ
押圧を受けると、第8図に示されるように潰れてしま
い、一旦変形したコードは導線が積み重なって元の形状
には戻りにくくなってしまう。又、コードリール内に巻
回する場合、第9図に示されるようにコードをケーシン
グaの内側面a1とスプールbの側壁b1との間に、コ
ードcの両側面c3、c3をケーシングaの内側面a1
及びスプールbの側壁b1側になるようにしてスプール
bの側壁b1に沿わせて順次うずまき状に巻回するた
め、スプールbの側壁b1に当接する側面c3が湾曲し
た曲面に形成されていると、スプールbの側壁b1に対
しコードbの上面c1及び下面c2が任意に傾いて隣接
する上面c1と下面c2との間の隙間dが出来つつ巻回
される場合がある。その結果、ケーシング外に引き出し
たコード全体がケーシング内に収納できなくなってしま
うという課題がある。
なく、しかも厚みの薄い偏平である為、側面から内側へ
押圧を受けると、第8図に示されるように潰れてしま
い、一旦変形したコードは導線が積み重なって元の形状
には戻りにくくなってしまう。又、コードリール内に巻
回する場合、第9図に示されるようにコードをケーシン
グaの内側面a1とスプールbの側壁b1との間に、コ
ードcの両側面c3、c3をケーシングaの内側面a1
及びスプールbの側壁b1側になるようにしてスプール
bの側壁b1に沿わせて順次うずまき状に巻回するた
め、スプールbの側壁b1に当接する側面c3が湾曲し
た曲面に形成されていると、スプールbの側壁b1に対
しコードbの上面c1及び下面c2が任意に傾いて隣接
する上面c1と下面c2との間の隙間dが出来つつ巻回
される場合がある。その結果、ケーシング外に引き出し
たコード全体がケーシング内に収納できなくなってしま
うという課題がある。
一方、例えば実開昭59−105712号公報において
は、2本の導線を一組とし、組毎に所定の間隔を設ける
ようにして複数の導線を一直線状に並べるようにし、変
形し難くした平形ケーブルが提案されている。
は、2本の導線を一組とし、組毎に所定の間隔を設ける
ようにして複数の導線を一直線状に並べるようにし、変
形し難くした平形ケーブルが提案されている。
しかしながら、このものにおいても両側面が湾曲した曲
面に形成されているため、これをコードリールに用いる
場合、第9図に示されるのと同様に、コードの上面と下
面との間に隙間が出来つつ巻回され、ケーシング外に引
き出したコード全体がケーシング内に収納できなくなっ
てしまうという課題が残る。
面に形成されているため、これをコードリールに用いる
場合、第9図に示されるのと同様に、コードの上面と下
面との間に隙間が出来つつ巻回され、ケーシング外に引
き出したコード全体がケーシング内に収納できなくなっ
てしまうという課題が残る。
<考案が解決しようとする課題> 本考案は、叙上の事情に鑑みて、引き出したコードをリ
ールのスプールの側壁に沿って順次整列させてうずまき
状に巻回させることができ、しかも、圧潰することのな
いコードリール用コードの提供を目的とする。
ールのスプールの側壁に沿って順次整列させてうずまき
状に巻回させることができ、しかも、圧潰することのな
いコードリール用コードの提供を目的とする。
<課題を解決するための手段> ケーシング(4)内にスプール(5)を回動自在に配設すると
ともに、ケーシング(4)の内側面(4a)とスプール(5)の側
壁(52a)との間にコード(3)の一端面をスプール(5)の側
壁(52a)に沿わせつつ順次うずまき状に巻回し、コード
(3)の一端側(3a)を引くことによりコード(3)巻回したス
プール(5)が回転してコード(3)がケーシング(4)外に引
き出され、ゼンマイバネ(6)の付勢力によりスプール(5)
が逆回転してコード(3)がケーシング(4)内に引き戻され
るようにしたコードリール(R)に使用されるコードリー
ル用コードにおいて本考案は、次のものを提供したこと
により上記課題を解決した。
ともに、ケーシング(4)の内側面(4a)とスプール(5)の側
壁(52a)との間にコード(3)の一端面をスプール(5)の側
壁(52a)に沿わせつつ順次うずまき状に巻回し、コード
(3)の一端側(3a)を引くことによりコード(3)巻回したス
プール(5)が回転してコード(3)がケーシング(4)外に引
き出され、ゼンマイバネ(6)の付勢力によりスプール(5)
が逆回転してコード(3)がケーシング(4)内に引き戻され
るようにしたコードリール(R)に使用されるコードリー
ル用コードにおいて本考案は、次のものを提供したこと
により上記課題を解決した。
本考案のコードリール用のコード(3)は、4本以上の偶
数の導線(11)(12)(13)(14)と、樹脂製外装体(2)とから
構成される。
数の導線(11)(12)(13)(14)と、樹脂製外装体(2)とから
構成される。
導線(11)(12)(13)(14)は、隣合う2本ずつを一組とする
と共に、これら一組と一組の間に所定の間隙(S)を設け
られるようにして配設される。
と共に、これら一組と一組の間に所定の間隙(S)を設け
られるようにして配設される。
樹脂製外装体(2)は、導線(11)(12)(13)(14)の周部及び
間隙(S)に充填されることにより導線(11)(12)(13)(14)
を被覆し、樹脂製外装体(2)の上面(21)と下面(22)とが
略水平になるよう平らになされる。又、両側面の一方の
側面(24)は上面(21)及び下面(22)に対し略垂直に切り立
った平面になされ、他方の側面(23)が半円筒状に膨らん
だ曲面になされる。
間隙(S)に充填されることにより導線(11)(12)(13)(14)
を被覆し、樹脂製外装体(2)の上面(21)と下面(22)とが
略水平になるよう平らになされる。又、両側面の一方の
側面(24)は上面(21)及び下面(22)に対し略垂直に切り立
った平面になされ、他方の側面(23)が半円筒状に膨らん
だ曲面になされる。
そして、この樹脂製外装体(2)は、ケーシング(4)の内側
面(4a)とスプール(5)の側壁(52a)との間に、平面とされ
た一側面(24)をスプール(5)の側壁(52a)側に、曲面とさ
れた他側面(23)をケーシング(4)の内側面(4a)側になる
ように配設されてなることを特徴とするコードリール用
コード。
面(4a)とスプール(5)の側壁(52a)との間に、平面とされ
た一側面(24)をスプール(5)の側壁(52a)側に、曲面とさ
れた他側面(23)をケーシング(4)の内側面(4a)側になる
ように配設されてなることを特徴とするコードリール用
コード。
<作用> 本考案においては、隣合う2本の導線(11)(12)(13)(14)
の内、隣合う2本ずつを一組とすると共に、これら一組
と一組の間に所定の間隙(S)を設けることにより変形し
難いものとする。
の内、隣合う2本ずつを一組とすると共に、これら一組
と一組の間に所定の間隙(S)を設けることにより変形し
難いものとする。
又、樹脂製外装体(2)の内、一方の側面(24)を上面(21)
及び下面(22)に対し略垂直に切り立った平面とし、他方
の側面(23)を半円筒状に膨らんだ曲面とし、そして、こ
のように形成した樹脂製外装体(2)を、ケーシング(4)の
内側面(4a)とスプール(5)の側壁(52a)との間に、平面と
された一側面(24)をスプール(5)の側壁(52a)側に、曲面
とされた他側面(23)をケーシング(4)の内側面(4a)側に
なるように配設する。
及び下面(22)に対し略垂直に切り立った平面とし、他方
の側面(23)を半円筒状に膨らんだ曲面とし、そして、こ
のように形成した樹脂製外装体(2)を、ケーシング(4)の
内側面(4a)とスプール(5)の側壁(52a)との間に、平面と
された一側面(24)をスプール(5)の側壁(52a)側に、曲面
とされた他側面(23)をケーシング(4)の内側面(4a)側に
なるように配設する。
こうすることにより、平らな側面(24)はスプール(5)の
側壁(52a)に沿わせることができ、安定した状態で当接
させることができ、常時はスプール(5)の側壁(52a)に対
しコード(3)の上面及び下面を垂直になしてうずまき状
に巻回させることができる。これにより、巻回に祭し、
隣接する上面(21)と下面(22)の全面同士を略密接させて
きれいに並んだ状態でスプール(5)に巻回できる。
側壁(52a)に沿わせることができ、安定した状態で当接
させることができ、常時はスプール(5)の側壁(52a)に対
しコード(3)の上面及び下面を垂直になしてうずまき状
に巻回させることができる。これにより、巻回に祭し、
隣接する上面(21)と下面(22)の全面同士を略密接させて
きれいに並んだ状態でスプール(5)に巻回できる。
その一方、曲面に形成されたコードの側面(23)は、ケー
シング(4)の内側面(4a)に対する接触面積を最小限度に
とどめ摩擦係数を低く押さえることが可能となる。即
ち、スプール(5)が回転することにより、スプール(5)に
巻かれたコードは上記ケーシング(4)の内側面(4a)に摺
擦されるが、コードは上述のような作用をなす為、スプ
ール(5)の回転を妨げることがない。
シング(4)の内側面(4a)に対する接触面積を最小限度に
とどめ摩擦係数を低く押さえることが可能となる。即
ち、スプール(5)が回転することにより、スプール(5)に
巻かれたコードは上記ケーシング(4)の内側面(4a)に摺
擦されるが、コードは上述のような作用をなす為、スプ
ール(5)の回転を妨げることがない。
<実施例> 以下に図面を参照して、この考案の好適な実施例を例示
的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されて
いる構成部品の寸法、形状、材質、その相対配置など
は、特に特定的な記載がないかぎりは、この考案の範囲
をそれらのみに限定する趣旨のものではなく、単なる説
明例に過ぎない。
的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されて
いる構成部品の寸法、形状、材質、その相対配置など
は、特に特定的な記載がないかぎりは、この考案の範囲
をそれらのみに限定する趣旨のものではなく、単なる説
明例に過ぎない。
第1図は本考案の一実施例を示す拡大断面図であり、こ
のコード(3)は、4本の導線(11)(12)(13)(14)と、これ
らを被覆するPVCの樹脂製外装体(2)とからなる。
のコード(3)は、4本の導線(11)(12)(13)(14)と、これ
らを被覆するPVCの樹脂製外装体(2)とからなる。
導線(11)(12)(13)(14)は、ポリプロピレンの絶縁体(11
a)(12a)(13a)(14a)にて被覆された4重巻の銅箔からな
り、各々が水平に並行するように配されている。又、こ
れらの導線(11)(12)(13)(14)は、隣合う2本ずつを一組
とし、一組の導線(11)(12)と(13)(14)の間は、この実施
例では約0.4mmの間隙(S)がとられている。尚、導線(11)
…(14)の外径は上記絶縁体(11a)…(14a)を含めて0.97−
0.03mmである(これに限定されるものではない)。
a)(12a)(13a)(14a)にて被覆された4重巻の銅箔からな
り、各々が水平に並行するように配されている。又、こ
れらの導線(11)(12)(13)(14)は、隣合う2本ずつを一組
とし、一組の導線(11)(12)と(13)(14)の間は、この実施
例では約0.4mmの間隙(S)がとられている。尚、導線(11)
…(14)の外径は上記絶縁体(11a)…(14a)を含めて0.97−
0.03mmである(これに限定されるものではない)。
一方、樹脂製外装体(2)は、上述のように配された導線
(11)…(14)を図に示されるように被覆し一体化してい
る。そして、導線の間隙(S)は、この樹脂製外装体(2)に
て充填されている。
(11)…(14)を図に示されるように被覆し一体化してい
る。そして、導線の間隙(S)は、この樹脂製外装体(2)に
て充填されている。
この樹脂製外装体(2)の上面(21)と下面(22)は夫々水平
になるように平らに設けられると共に、この上面(21)と
下面(22)の距離は、樹脂製外装体(2)の被覆耐久限度内
でできるだけ短く設定されている。これにより、このコ
ード(3)の厚みは薄くなされ、この実施例では1.9〜1.89
mmである。尚、下面(22)の中央には検査用に切り込み
(K)が設けられているが、この切り込み(K)が存在して
も、下面(22)は平面と解す。
になるように平らに設けられると共に、この上面(21)と
下面(22)の距離は、樹脂製外装体(2)の被覆耐久限度内
でできるだけ短く設定されている。これにより、このコ
ード(3)の厚みは薄くなされ、この実施例では1.9〜1.89
mmである。尚、下面(22)の中央には検査用に切り込み
(K)が設けられているが、この切り込み(K)が存在して
も、下面(22)は平面と解す。
又、この樹脂製外装体(2)の側面の内、左側面(23)は断
面半球状の曲面に設けられ、右側面(24)は断面が垂直に
切り立った平面に設けられている。この右側面(24)の面
は図では完全な直線で表れているが、真直にされたコー
ドが該右側面を下にして立つ範囲であれば、多少内外に
膨らんでいてもよい。これらの側面同士の距離、即ちコ
ード(3)の幅は、この実施例では4.9〜4.89mmである。
面半球状の曲面に設けられ、右側面(24)は断面が垂直に
切り立った平面に設けられている。この右側面(24)の面
は図では完全な直線で表れているが、真直にされたコー
ドが該右側面を下にして立つ範囲であれば、多少内外に
膨らんでいてもよい。これらの側面同士の距離、即ちコ
ード(3)の幅は、この実施例では4.9〜4.89mmである。
以上の構成を有する実施例のコード(3)は、例えば第2
図〜第4図に示されるコードリール(R)に巻回されて使
用されるが、その方法を述べる前にこのコードリール
(R)の概要を説明する。
図〜第4図に示されるコードリール(R)に巻回されて使
用されるが、その方法を述べる前にこのコードリール
(R)の概要を説明する。
第2図は上記コードリール(R)の平面図、第3図は第2
図のA−A線断面図である。
図のA−A線断面図である。
このコードリール(R)は、ケーシング(4)とケーシング
(4)内に回動自在に軸支されたスプール(5)と、ケーシン
グ(4)内に配され、スプール(5)を所定の回転方向に付勢
するゼンマイバネ(6)とからなる。
(4)内に回動自在に軸支されたスプール(5)と、ケーシン
グ(4)内に配され、スプール(5)を所定の回転方向に付勢
するゼンマイバネ(6)とからなる。
スプール(5)は、第3図に示されるように、第1スプー
ル(51)と第2スプール(52)とを備え、両者は嵌合されて
一体となっている。第1スプール(51)には、引き出して
使用される引き出しコード(3a)が巻回され、第2スプー
ル(52)には、引き出しコードの基部から連続し、先端部
がケーシング(4)に固定された遊びコード(3b)が引き出
しコード(3a)と同方向に巻回されている。
ル(51)と第2スプール(52)とを備え、両者は嵌合されて
一体となっている。第1スプール(51)には、引き出して
使用される引き出しコード(3a)が巻回され、第2スプー
ル(52)には、引き出しコードの基部から連続し、先端部
がケーシング(4)に固定された遊びコード(3b)が引き出
しコード(3a)と同方向に巻回されている。
即ち、このコードリール(R)は連続した1本のコード(3
a)(3b)=(3)を、第1、第2のスプール(51)(52)に巻き
分けた無接点式のコードリールであり、遊びコード(3b)
が撓むことによって、引き出しコード(3a)を引き出した
際のスプール(5)の回転を許容するものである(第4図
参照)。
a)(3b)=(3)を、第1、第2のスプール(51)(52)に巻き
分けた無接点式のコードリールであり、遊びコード(3b)
が撓むことによって、引き出しコード(3a)を引き出した
際のスプール(5)の回転を許容するものである(第4図
参照)。
さて、実施例のコードの説明に戻る。
先にも述べたように、コード(3)は、中央付近を境に一
端が引き出しコード(3a)、他端が遊びコード(3b)とされ
ている。引き出しコード(3a)は第1スプール(51)に、遊
びコード(3b)は第2スプール(52)に、夫々同方向に巻回
されている。
端が引き出しコード(3a)、他端が遊びコード(3b)とされ
ている。引き出しコード(3a)は第1スプール(51)に、遊
びコード(3b)は第2スプール(52)に、夫々同方向に巻回
されている。
そして、双方、のコード(3a)(3b)は、断面が曲面に設け
られた左側面(23)が上に、平らに設けられた右側面(24)
が下になるよう、夫々巻回されている(第2図参照)。
られた左側面(23)が上に、平らに設けられた右側面(24)
が下になるよう、夫々巻回されている(第2図参照)。
このように巻回されたコード(3)は、特に第2スプール
(52)のような片方には側壁(52a)を有すが、もう片方は
ケーシング(4)の側面(4a)を利用するようなものであっ
た場合に効果を奏す。即ち、コード(3b)の平らな右側面
(24)は、第2スプール(52)の側壁(52a)に安定した状態
で当接する為、遊びコード(3b)は、たるみ、巻きとりを
繰り返しても常に巻回状態はきれいに並んだものとする
ことができる。
(52)のような片方には側壁(52a)を有すが、もう片方は
ケーシング(4)の側面(4a)を利用するようなものであっ
た場合に効果を奏す。即ち、コード(3b)の平らな右側面
(24)は、第2スプール(52)の側壁(52a)に安定した状態
で当接する為、遊びコード(3b)は、たるみ、巻きとりを
繰り返しても常に巻回状態はきれいに並んだものとする
ことができる。
又、曲面に設けられた遊びコード(3b)の左側面(23)は、
ケーシング(4)の側壁(4a)に接触面積を最小限度にとど
め、摩擦係数を低く押さえることが可能である。即ち、
第2スプール(52)が回転することにより、遊びコード(3
b)はケーシング(4)の側壁(4a)に摺擦されるが、その場
合においても、スプール(5)の回転を妨げることがな
い。更に、上面と下面とが略水平(導線の水平方向と同
じ)に、且つ上面と下面との距離ができるだけ短く設け
られたコード(3)は、厚みが薄いことから、コードリー
ル(R)のスプール(5)に多量に巻回することができる。
ケーシング(4)の側壁(4a)に接触面積を最小限度にとど
め、摩擦係数を低く押さえることが可能である。即ち、
第2スプール(52)が回転することにより、遊びコード(3
b)はケーシング(4)の側壁(4a)に摺擦されるが、その場
合においても、スプール(5)の回転を妨げることがな
い。更に、上面と下面とが略水平(導線の水平方向と同
じ)に、且つ上面と下面との距離ができるだけ短く設け
られたコード(3)は、厚みが薄いことから、コードリー
ル(R)のスプール(5)に多量に巻回することができる。
即ち、巻回可能半径が限られるスプールにおいて巻回回
数を大に、即ち長くしてコードを巻いておけることか
ら、例えばこのコードが巻かれたコードリールを電話機
に使用すると、電話機の移動範囲を一層広いものとする
ことができる。
数を大に、即ち長くしてコードを巻いておけることか
ら、例えばこのコードが巻かれたコードリールを電話機
に使用すると、電話機の移動範囲を一層広いものとする
ことができる。
そして、導線の一組と一組の間に充填された樹脂製外装
体(2)の樹脂は、コードに側面方向から押圧力が加えら
れたとしても、押圧力が日常に起きうる常識的なもので
あれば、潰えることがない。又、仮に押圧力が非常識的
な強いものであって、コードが変形することがあったと
しても、該押圧力が除去されれば、コードは自動的に元
の形に復元される。
体(2)の樹脂は、コードに側面方向から押圧力が加えら
れたとしても、押圧力が日常に起きうる常識的なもので
あれば、潰えることがない。又、仮に押圧力が非常識的
な強いものであって、コードが変形することがあったと
しても、該押圧力が除去されれば、コードは自動的に元
の形に復元される。
尚、第5図は第2の実施例のコードを示す拡大断面図で
ある。
ある。
このコード(3)′は、6本の導線(11)′(12)′(13)′(1
4)′(15)′(16)′と、これらの導線(11)′…(16)′を被
覆するPVC樹脂製外装体(2)′とからなる。
4)′(15)′(16)′と、これらの導線(11)′…(16)′を被
覆するPVC樹脂製外装体(2)′とからなる。
導線(11)′…(16)′は、先の実施例と同様に絶縁体(11
a)′…(16a)′にて被覆された銅の線であり、各々が水
平に並行するように配されている。そしてこれらの導線
(11)′…(16)′は隣合う2本ずつを一組とし、一組の導
線(11)′(12)′、(13)′(14)′、及び(15)′(16)′の夫
々の間は、この実施例では約0.4mmの間隙(S)′(S)′が
設けらている。
a)′…(16a)′にて被覆された銅の線であり、各々が水
平に並行するように配されている。そしてこれらの導線
(11)′…(16)′は隣合う2本ずつを一組とし、一組の導
線(11)′(12)′、(13)′(14)′、及び(15)′(16)′の夫
々の間は、この実施例では約0.4mmの間隙(S)′(S)′が
設けらている。
一方、樹脂製外装体(2)′は導線(11)′…(16)′全体を
被覆すると共に、上記一組の導線同士の間隙(S)(S)を充
填している。
被覆すると共に、上記一組の導線同士の間隙(S)(S)を充
填している。
又、樹脂製外装体(2)′の上下左右の面も先の実施例と
同様に設けられたこのコード(3)′は、やはり上記実施
例と同等の効果を奏す。
同様に設けられたこのコード(3)′は、やはり上記実施
例と同等の効果を奏す。
<考案の効果> 以上、上述のように本考案のコードは、導線の一組と一
組の間に樹脂製外装体の樹脂が充填された為、コードに
側面方向から押圧力が加えられたとしても、押圧力が日
常に起きうる常識的なものであれば、潰れることがな
い。又、仮に押圧力が非常識的な強いものであって、コ
ードが変形することがあったとしても、該押圧力が除去
されれば、コードは自動的に元の形に復元される。
組の間に樹脂製外装体の樹脂が充填された為、コードに
側面方向から押圧力が加えられたとしても、押圧力が日
常に起きうる常識的なものであれば、潰れることがな
い。又、仮に押圧力が非常識的な強いものであって、コ
ードが変形することがあったとしても、該押圧力が除去
されれば、コードは自動的に元の形に復元される。
又、樹脂製外装体の平らな側面よって、スプールの側壁
に沿わせて安定した状態で当接させ、常時スプールの側
壁に対しコードの上面及び下面を垂直になして巻回させ
ることができ、ケーシング外に引き出したコードを巻回
する際、隣接する上面と下面の全面同士を当接させてき
れいに並んだ状態でスプールに順次うずまき状に巻回で
きる。従って、引き出したコード全体をケーシング内に
収納できなくなってしまうというようなことを防止でき
る。
に沿わせて安定した状態で当接させ、常時スプールの側
壁に対しコードの上面及び下面を垂直になして巻回させ
ることができ、ケーシング外に引き出したコードを巻回
する際、隣接する上面と下面の全面同士を当接させてき
れいに並んだ状態でスプールに順次うずまき状に巻回で
きる。従って、引き出したコード全体をケーシング内に
収納できなくなってしまうというようなことを防止でき
る。
その一方、曲面に形成されたコードの側面によってスプ
ールの回転を妨げることを防止できる。
ールの回転を妨げることを防止できる。
以上、本考案は、コードリール用として適した有用且つ
実用的なコードを提供しえたものである。
実用的なコードを提供しえたものである。
第1図は本考案の第1の実施例を示す拡大断面図、第2
図はコードが巻回されるコードリールの平面図、第3図
は第2図のA−A線断面図、第4図はコードリールから
引き出しコードを引き出したところを示す平面図、第5
図は第2の実施例を示す拡大断面図、第6図は第1の従
来例のコードを示す拡大断面図、第7図は第2の従来例
のコードを示す拡大断面図、第8図は同コードの変形を
示す拡大断面図である。又、第9図は、第7図に示す従
来例のコードをコードリールに巻回した状態の部分断面
図である。 (11)(11)′(12)(12)′(13)(13)′(14)(14)′(15)′(1
6)′…導線、(2)(2)′…樹脂製外装体、(3)…コード、
(3a)…引き出しコード、(3b)…遊びコード、(S)…間
隙、(R)…コードリール、(5)…スプール。
図はコードが巻回されるコードリールの平面図、第3図
は第2図のA−A線断面図、第4図はコードリールから
引き出しコードを引き出したところを示す平面図、第5
図は第2の実施例を示す拡大断面図、第6図は第1の従
来例のコードを示す拡大断面図、第7図は第2の従来例
のコードを示す拡大断面図、第8図は同コードの変形を
示す拡大断面図である。又、第9図は、第7図に示す従
来例のコードをコードリールに巻回した状態の部分断面
図である。 (11)(11)′(12)(12)′(13)(13)′(14)(14)′(15)′(1
6)′…導線、(2)(2)′…樹脂製外装体、(3)…コード、
(3a)…引き出しコード、(3b)…遊びコード、(S)…間
隙、(R)…コードリール、(5)…スプール。
Claims (1)
- 【請求項1】ケーシング(4)内にスプール(5)を回動自在
に配設するとともに、ケーシング(4)の内側面(4a)とス
プール(5)の側壁(52a)との間にコード(3)の一側面をス
プール(5)の側壁(52a)に沿わせつつ順次うずまき状に巻
回し、コード(3)の一端側(3a)を引くことによりコード
(3)を巻回したスプール(5)が回転してコード(3)がケー
シング(4)外に引き出され、ゼンマイバネ(6)の付勢力に
よりスプール(5)が逆回転してコード(3)がケーシング
(4)内に引き戻されるようにしたコードリール(R)に使用
されるコードリール用コードにおいて、 上記コード(3)が、4本以上の偶数の導線(11)(12)(13)
(14)と、樹脂製外装体(2)とから構成され、 導線(11)(12)(13)(14)が、隣合う2本ずつを一組とする
と共に、これら一組と一組の間に所定の間隙(S)を設け
るようにして配設され、 樹脂製外装体(2)が、導線(11)(12)(13)(14)の周部及び
間隙(S)に充填されることにより導線(11)(12)(13)(14)
を被覆し、樹脂製外装体(2)の上面(21)と下面(22)とが
略水平になるよう平らになされ、両側面の内の一方の側
面(24)が上面(21)及び下面(22)に対し略垂直に切り立っ
た平面になされ、他方の側面(23)が半円筒状に膨らんだ
曲面になされ、 この樹脂製外装体(2)が、ケーシング(4)の内側面(4a)と
スプール(5)の側壁(52a)との間に、平面とされた一側面
(24)をスプール(5)の側壁(52a)側に、曲面とされた他側
面(23)をケーシング(4)の内側面(4a)側になるように配
設されてなることを特徴とするコードリール用コード。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988078487U JPH067539Y2 (ja) | 1988-06-14 | 1988-06-14 | コードリール用コード |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988078487U JPH067539Y2 (ja) | 1988-06-14 | 1988-06-14 | コードリール用コード |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02112U JPH02112U (ja) | 1990-01-05 |
| JPH067539Y2 true JPH067539Y2 (ja) | 1994-02-23 |
Family
ID=31303410
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988078487U Expired - Lifetime JPH067539Y2 (ja) | 1988-06-14 | 1988-06-14 | コードリール用コード |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH067539Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59105712U (ja) * | 1982-12-29 | 1984-07-16 | 三菱電線工業株式会社 | 平形ケ−ブル |
| JPS61189515U (ja) * | 1985-05-19 | 1986-11-26 |
-
1988
- 1988-06-14 JP JP1988078487U patent/JPH067539Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02112U (ja) | 1990-01-05 |
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