JPH0677058B2 - プラスチック製時計側とプラスチック製風防ガラスの固定方法 - Google Patents
プラスチック製時計側とプラスチック製風防ガラスの固定方法Info
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- JPH0677058B2 JPH0677058B2 JP24886587A JP24886587A JPH0677058B2 JP H0677058 B2 JPH0677058 B2 JP H0677058B2 JP 24886587 A JP24886587 A JP 24886587A JP 24886587 A JP24886587 A JP 24886587A JP H0677058 B2 JPH0677058 B2 JP H0677058B2
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- plating
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はプラスチック製時計側とプラスチック製風防ガ
ラスの固定方法に係り、より詳しくは、メッキを施され
たプラスチック製時計側とプラスチック製風防ガラスの
固定を効率よく行えるようにしたプラスチック製時計側
とプラスチック製風防ガラスの固定方法に関する。
ラスの固定方法に係り、より詳しくは、メッキを施され
たプラスチック製時計側とプラスチック製風防ガラスの
固定を効率よく行えるようにしたプラスチック製時計側
とプラスチック製風防ガラスの固定方法に関する。
腕時計、ペンダント式時計、腕輪時計、掛時計などにお
いて、時計ケースの側部材と風防ガラスの組合せは、近
時、従来の金属と無機ガラス、プラスチックと無機ガラ
スなどの一般的な組合せに代えて、プラスチック同士の
組合せ、即ちプラスチック製側部材とプラスチック製風
防ガラス(有機ガラス)の組合せが多用されてきてい
る。
いて、時計ケースの側部材と風防ガラスの組合せは、近
時、従来の金属と無機ガラス、プラスチックと無機ガラ
スなどの一般的な組合せに代えて、プラスチック同士の
組合せ、即ちプラスチック製側部材とプラスチック製風
防ガラス(有機ガラス)の組合せが多用されてきてい
る。
そして、そのプラスチック製側部材とプラスチック製風
防ガラスの固定も、プラスチックの熱溶融特性を利用し
て溶着により行うことが知られている。
防ガラスの固定も、プラスチックの熱溶融特性を利用し
て溶着により行うことが知られている。
ところで、前記側部材には装飾性を高めファッション性
を付与するため一般にメッキが施される。このメッキ
は、側部材がプラスチック製のため通常、無電解メッキ
(化学メッキ)による下付けメッキで通電性を付与した
のち、電解メッキによる上付けメッキを施している。
を付与するため一般にメッキが施される。このメッキ
は、側部材がプラスチック製のため通常、無電解メッキ
(化学メッキ)による下付けメッキで通電性を付与した
のち、電解メッキによる上付けメッキを施している。
ところが、このようにメッキされた側部材にプラスチッ
ク製風防ガラスを溶着しようとしても、両者の当接部が
金属とプラスチックとなるため溶着することができない
という問題がある。
ク製風防ガラスを溶着しようとしても、両者の当接部が
金属とプラスチックとなるため溶着することができない
という問題がある。
このため従来、例えば接着剤として2液性のエポキシ樹
脂を使用し、これを注射器に入れて側部材と風防ガラス
との間隙に注入して両者を接着したり、また接着剤とし
てアクリル系樹脂からなる光硬化型接着剤を使用し、こ
れを注射器に入れて側部材と風防ガラスとの間隙に注入
し、光照射、特に紫外線照射により硬化(乾燥)させて
接着したりすることが行われているが、これらは接着剤
の注入や乾燥など操作が煩雑で、コスト的に不利になる
という問題がある。
脂を使用し、これを注射器に入れて側部材と風防ガラス
との間隙に注入して両者を接着したり、また接着剤とし
てアクリル系樹脂からなる光硬化型接着剤を使用し、こ
れを注射器に入れて側部材と風防ガラスとの間隙に注入
し、光照射、特に紫外線照射により硬化(乾燥)させて
接着したりすることが行われているが、これらは接着剤
の注入や乾燥など操作が煩雑で、コスト的に不利になる
という問題がある。
また従来、プラスチック同士の固定をプラスチックの熱
溶融特性を利用して溶着により行うものとして、プラス
チック製側部材に全くメッキをせずにプラスチック製風
防ガラスを溶着することが行われているが、この場合
は、時計ケースの装飾性を高めファッション性を付与す
ることができないという問題がある。
溶融特性を利用して溶着により行うものとして、プラス
チック製側部材に全くメッキをせずにプラスチック製風
防ガラスを溶着することが行われているが、この場合
は、時計ケースの装飾性を高めファッション性を付与す
ることができないという問題がある。
本発明者は、このような従来の事情に鑑み、プラスチッ
ク製側部材にメッキを施したのち、そのメッキの一部を
切削してプラスチックを露出させ、このプラスチック露
出部にプラスチック製風防ガラスを溶着させることに着
目した。
ク製側部材にメッキを施したのち、そのメッキの一部を
切削してプラスチックを露出させ、このプラスチック露
出部にプラスチック製風防ガラスを溶着させることに着
目した。
そこでまず、第3図において、図(A)に示すように、
プラスチック製側部材101に無電解メッキ(化学メッ
キ)により下付けメッキ102を施したのち、その上に電
気メッキによる上付けメッキ103を施し、次いで、図
(B)に示すように、該側部材101のサークル部分を切
削し該部分のプラスチックを露出させてプラスチック露
出部104を設けたのち、図(C)に示すように、そのプ
ラスチック露出部104とプラスチック製風防ガラス105の
外周部105aとを溶着することを考慮したが、この場合、
切削部分の下付けメッキ102の露出端部106の耐食性が悪
く、使用中該露出端部106に錆が発生するという問題が
あり、この方法は採用できないということが分かった。
プラスチック製側部材101に無電解メッキ(化学メッ
キ)により下付けメッキ102を施したのち、その上に電
気メッキによる上付けメッキ103を施し、次いで、図
(B)に示すように、該側部材101のサークル部分を切
削し該部分のプラスチックを露出させてプラスチック露
出部104を設けたのち、図(C)に示すように、そのプ
ラスチック露出部104とプラスチック製風防ガラス105の
外周部105aとを溶着することを考慮したが、この場合、
切削部分の下付けメッキ102の露出端部106の耐食性が悪
く、使用中該露出端部106に錆が発生するという問題が
あり、この方法は採用できないということが分かった。
本発明はこのような従来の問題点を解消するためになさ
れたもので、その目的は、メッキを施されたプラスチッ
ク製時計側とプラスチック製風防ガラスとの固定を溶着
により効率よく行えると共に両者の溶着部周辺のメッキ
端部の耐食性を向上させることのできるプラスチック製
時計側とプラスチック製風防ガラスの固定方法を提供す
ることにある。
れたもので、その目的は、メッキを施されたプラスチッ
ク製時計側とプラスチック製風防ガラスとの固定を溶着
により効率よく行えると共に両者の溶着部周辺のメッキ
端部の耐食性を向上させることのできるプラスチック製
時計側とプラスチック製風防ガラスの固定方法を提供す
ることにある。
上記目的を達成するために本発明は、プラスチック製時
計側とプラスチック製風防ガラスの固定方法を、時計ケ
ースのプラスチック製側部材のサークルにプラスチック
製風防ガラスを固定するにあたり、まずプラスチック製
側部材に無電解メッキによる下付けメッキで通電性を付
与し、次いで該側部材のサークルの下付けメッキの一部
を該サークルに沿って切削してプラスチックを露出せし
めたのち、該側部材に電気メッキによる上付けメッキを
施し、引続き該側部材のプラスチック露出部とプラスチ
ック製風防ガラスの外周部とを溶着する構成としたもの
である。また本発明は、前記下付けメッキを無電解メッ
キとこれに引き続いて行う電気メッキとの組合せで行う
こと、前記溶着を超音波加工で行うこと、を夫々望まし
い構成とするものである。
計側とプラスチック製風防ガラスの固定方法を、時計ケ
ースのプラスチック製側部材のサークルにプラスチック
製風防ガラスを固定するにあたり、まずプラスチック製
側部材に無電解メッキによる下付けメッキで通電性を付
与し、次いで該側部材のサークルの下付けメッキの一部
を該サークルに沿って切削してプラスチックを露出せし
めたのち、該側部材に電気メッキによる上付けメッキを
施し、引続き該側部材のプラスチック露出部とプラスチ
ック製風防ガラスの外周部とを溶着する構成としたもの
である。また本発明は、前記下付けメッキを無電解メッ
キとこれに引き続いて行う電気メッキとの組合せで行う
こと、前記溶着を超音波加工で行うこと、を夫々望まし
い構成とするものである。
かかる構成においては、プラスチック製側部材に無電解
メッキによる下付けメッキで通電性が付与されると共に
該側部材のサークルの下付けメッキの一部が該サークル
に沿って切削されてプラスチックが露出される。
メッキによる下付けメッキで通電性が付与されると共に
該側部材のサークルの下付けメッキの一部が該サークル
に沿って切削されてプラスチックが露出される。
したがって、引続き該側部材に電気メッキによる上付け
メッキを施すことにより、プラスチツク露出部を除く下
付けメッキ部分が上付けメッキされ、しかもプラスチッ
ク露出部周辺の下付けメッキの露出端部も上付けメッキ
により覆われて耐食性の向上が図られる。一方、プラス
チック露出部は通電性を有しないため上付けメッキされ
ず露出状態がそのまま維持され、これにより該プラスチ
ック露出部とプラスチック製風防ガラスの外周部との固
定が溶着により効率よく行われる。
メッキを施すことにより、プラスチツク露出部を除く下
付けメッキ部分が上付けメッキされ、しかもプラスチッ
ク露出部周辺の下付けメッキの露出端部も上付けメッキ
により覆われて耐食性の向上が図られる。一方、プラス
チック露出部は通電性を有しないため上付けメッキされ
ず露出状態がそのまま維持され、これにより該プラスチ
ック露出部とプラスチック製風防ガラスの外周部との固
定が溶着により効率よく行われる。
また、下付けメッキを無電解メッキとこれに引き続いて
行う電気メッキとの組合せで行うことにより、電気メッ
キによる下付けメッキでメッキに厚みが付与され、上付
けメッキの外観効果とメッキ層全体の強度面の向上が図
られる。更に、溶着を超音波加工で行うことにより、プ
ラスチック製側部材とプラスチック製風防ガラスの固定
が一層容易にかつ効率よく行われている。
行う電気メッキとの組合せで行うことにより、電気メッ
キによる下付けメッキでメッキに厚みが付与され、上付
けメッキの外観効果とメッキ層全体の強度面の向上が図
られる。更に、溶着を超音波加工で行うことにより、プ
ラスチック製側部材とプラスチック製風防ガラスの固定
が一層容易にかつ効率よく行われている。
以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
なお、第1図(A),(B),(C),(D)は本発明
を実施してプラスチック製側部材のサークルにプラスチ
ツク製風防ガラスの外周部を溶着するまでの状態を段階
的に示す縦断側面図、第2図は第1図(D)のプラスチ
ック製側部材とプラスチック製風防ガラスの溶着部周辺
を拡大して示す縦断側面図である。
なお、第1図(A),(B),(C),(D)は本発明
を実施してプラスチック製側部材のサークルにプラスチ
ツク製風防ガラスの外周部を溶着するまでの状態を段階
的に示す縦断側面図、第2図は第1図(D)のプラスチ
ック製側部材とプラスチック製風防ガラスの溶着部周辺
を拡大して示す縦断側面図である。
まず、第1図(A)に示すように、プラスチック製側部
材1を準備し、該側部材1に下付けメッキ2を施す。
材1を準備し、該側部材1に下付けメッキ2を施す。
前記側部材1は、好ましくはABS樹脂を用いこれを加熱
流動化した状態で型内に射出して成形される。なお、AB
S樹脂は樹脂の仲間では最もメッキのつき易い樹脂であ
り、当該分野で多用されている。一方、後述するプラス
チック製風防ガラス6としては、アクリル系樹脂が一般
的に用いられている。
流動化した状態で型内に射出して成形される。なお、AB
S樹脂は樹脂の仲間では最もメッキのつき易い樹脂であ
り、当該分野で多用されている。一方、後述するプラス
チック製風防ガラス6としては、アクリル系樹脂が一般
的に用いられている。
前記下付けメッキ2は、本実施例では、第2図に示すよ
うに、無電解メッキによる下付けメッキ2a(例えばニッ
ケル)と、その上に電気メッキによる下付けメッキ2b
(例えば銅)及び2c(例えばニッケル)を施す組合せで
行われ、前記下付けメッキ2aで通電性を付与すると共
に、下付けメッキ2b及び2cでメッキに厚みを付与して、
後述する上付けメッキ4の外観効果とメッキ層全体の強
度面の向上を図っている。
うに、無電解メッキによる下付けメッキ2a(例えばニッ
ケル)と、その上に電気メッキによる下付けメッキ2b
(例えば銅)及び2c(例えばニッケル)を施す組合せで
行われ、前記下付けメッキ2aで通電性を付与すると共
に、下付けメッキ2b及び2cでメッキに厚みを付与して、
後述する上付けメッキ4の外観効果とメッキ層全体の強
度面の向上を図っている。
因に、前記下付けメッキ2aは、通常性が付与されればよ
く、例え0.5μ厚程度の薄膜で所期の目的が達成され
る。
く、例え0.5μ厚程度の薄膜で所期の目的が達成され
る。
また、前記下付けメッキ2b及び2cは、例えば前者2bを約
15μ厚、後者2cを約10μ厚とするなどトータルで20〜30
μ厚適度の厚みとされており、下付けメッキ2bにより側
部材1の表面の微細な凹凸が埋められ平滑度の向上が図
られると共に下付けメッキ2cにより更に該面の光沢の向
上が図られることによって後述する上付けメッキ4の外
観効果に寄与し、かつこれらのトータル厚によってメッ
キ層全体の強度面の向上(即ち、側部材1が金属よりや
わらかいプラスチックであり、物をぶつけたときにへこ
んだりはがれたりする恐れがあるため、或る程度の厚さ
が必要となる)が図られる。なお、この下付けメッキ2b
及び2cは、例えば低コスト製品狙いなど製品との関係で
省略することも可能である。
15μ厚、後者2cを約10μ厚とするなどトータルで20〜30
μ厚適度の厚みとされており、下付けメッキ2bにより側
部材1の表面の微細な凹凸が埋められ平滑度の向上が図
られると共に下付けメッキ2cにより更に該面の光沢の向
上が図られることによって後述する上付けメッキ4の外
観効果に寄与し、かつこれらのトータル厚によってメッ
キ層全体の強度面の向上(即ち、側部材1が金属よりや
わらかいプラスチックであり、物をぶつけたときにへこ
んだりはがれたりする恐れがあるため、或る程度の厚さ
が必要となる)が図られる。なお、この下付けメッキ2b
及び2cは、例えば低コスト製品狙いなど製品との関係で
省略することも可能である。
次に、第1図(B)に示すように、側部材1のサークル
の下付けメッキ2の一部を該サークルに沿って切削して
プラスチツクを露出させ、プラスチック露出部3を設け
る。
の下付けメッキ2の一部を該サークルに沿って切削して
プラスチツクを露出させ、プラスチック露出部3を設け
る。
この下付けメッキ2の切削は、例えば切削工具としてバ
イトを用い、側部材を回転させつつ(なお、図に示す側
部材1は円筒状の側部材の縦断面において中心線に対し
左右対称の側部材のうち左側の側部材を示すもので、図
に示す側部材1を図示されていない中心線の周りを回転
させる)、その内面にバイトを当てることにより容易に
行われる。なお、切削工具による切削はこれに限定され
ることなく適宜に選定することができる。
イトを用い、側部材を回転させつつ(なお、図に示す側
部材1は円筒状の側部材の縦断面において中心線に対し
左右対称の側部材のうち左側の側部材を示すもので、図
に示す側部材1を図示されていない中心線の周りを回転
させる)、その内面にバイトを当てることにより容易に
行われる。なお、切削工具による切削はこれに限定され
ることなく適宜に選定することができる。
次に、第1図(C)に示すように、この下付けメッキさ
れかつ切削加工された側部材1に、電気メッキによる上
付けメッキ4を施す。
れかつ切削加工された側部材1に、電気メッキによる上
付けメッキ4を施す。
この上付けメッキ4は、本実施例では1〜2μ厚程度で
あり、例えば金・ニッケル合金メッキ、またはクロムメ
ッキ、或いはパラジウム・ニッケル合金メッキからいず
れか1つが選定される。なお、これからは耐食性がよ
く、装飾性に優れている。
あり、例えば金・ニッケル合金メッキ、またはクロムメ
ッキ、或いはパラジウム・ニッケル合金メッキからいず
れか1つが選定される。なお、これからは耐食性がよ
く、装飾性に優れている。
しかして、このように上付けメッキ4を施すことにより
プラスチック露出部3を除く下付けメッキ部分が上付け
メッキされ、しかもプラスチック露出部3周辺の下付け
メッキ2の端部5も、第2図に示すように、上付けメッ
キ4により覆われるため耐食性の向上が図られ、該端部
5(なお、この端部5において、本実施例で、一番さび
やすいのは銅に下付けメッキ2bである)の錆の発生が防
止されると共に、一方プラスチック露出部3は通電性を
有しないため上付けメッキされず、露出状態がそのまま
維持される。
プラスチック露出部3を除く下付けメッキ部分が上付け
メッキされ、しかもプラスチック露出部3周辺の下付け
メッキ2の端部5も、第2図に示すように、上付けメッ
キ4により覆われるため耐食性の向上が図られ、該端部
5(なお、この端部5において、本実施例で、一番さび
やすいのは銅に下付けメッキ2bである)の錆の発生が防
止されると共に、一方プラスチック露出部3は通電性を
有しないため上付けメッキされず、露出状態がそのまま
維持される。
次に、第4図(D)及び第2図に示すように、このプラ
スチック露出部3とプラスチック製風防ガラス6の外周
部6aとを溶着する。
スチック露出部3とプラスチック製風防ガラス6の外周
部6aとを溶着する。
この溶着は、プラスチックの熱溶融特性を利用して超音
波加工等により容易に行うことができ、これによりプラ
スチック製側部材1のサークルに沿うプラスチック露出
部3とプラスチック製風防ガラス6の外周部6aとが、第
2図に示すように、強固にかつある面積をもって完全に
溶着される。このため、例えば圧力をかけても側部材1
と風防ガラス6の間の隙間から時計ケース内部に水が浸
入する恐れがなく、防水性の向上も図られている。
波加工等により容易に行うことができ、これによりプラ
スチック製側部材1のサークルに沿うプラスチック露出
部3とプラスチック製風防ガラス6の外周部6aとが、第
2図に示すように、強固にかつある面積をもって完全に
溶着される。このため、例えば圧力をかけても側部材1
と風防ガラス6の間の隙間から時計ケース内部に水が浸
入する恐れがなく、防水性の向上も図られている。
したがって、本実施例によれば、プラスチック製側部材
1とプラスチック製風防ガラス6との固定を溶着により
効率よく行えると共に、両者の溶着部周辺のメッキ端部
の耐食性を向上させることができる。また、両者の溶着
が強固にかつある面積をもって完全に行われるため、防
水性も向上させることができる。更に、このように加工
された時計ケースは、側部材1がプラスチックでありな
がらその外観は金属製のものと変るところがなく、プラ
スチックそのままのものより付加価値が高くなり、コス
ト的メリットも向上させることができる。
1とプラスチック製風防ガラス6との固定を溶着により
効率よく行えると共に、両者の溶着部周辺のメッキ端部
の耐食性を向上させることができる。また、両者の溶着
が強固にかつある面積をもって完全に行われるため、防
水性も向上させることができる。更に、このように加工
された時計ケースは、側部材1がプラスチックでありな
がらその外観は金属製のものと変るところがなく、プラ
スチックそのままのものより付加価値が高くなり、コス
ト的メリットも向上させることができる。
本発明によれば、プラスチック製側部材に無電解メッキ
による下付けメッキで通電性を付与し、次いで該側部材
のサークルの下付けメッキの一部を該サークルに沿って
切削してプラスチックを露出せしめたのち、該側部材に
電気メッキによる上付けメッキを施すようにしたので、
下付けメッキ部分がプラスチック露出部周辺の下付けメ
ッキの端部も含めて上付けメッキされるため、該端部の
耐食性を向上させ錆の発生を防止することができると共
に、一方プラスチック露出部は通電性を有しないため上
付けメッキされず、露出状態がそのまま維持されるの
で、該プラスチック露出部とプラスチック製風防ガラス
の外周部との固定を溶着により効率よく行うことができ
る。
による下付けメッキで通電性を付与し、次いで該側部材
のサークルの下付けメッキの一部を該サークルに沿って
切削してプラスチックを露出せしめたのち、該側部材に
電気メッキによる上付けメッキを施すようにしたので、
下付けメッキ部分がプラスチック露出部周辺の下付けメ
ッキの端部も含めて上付けメッキされるため、該端部の
耐食性を向上させ錆の発生を防止することができると共
に、一方プラスチック露出部は通電性を有しないため上
付けメッキされず、露出状態がそのまま維持されるの
で、該プラスチック露出部とプラスチック製風防ガラス
の外周部との固定を溶着により効率よく行うことができ
る。
なお、本発明は、腕時計、ペンダント式時計、腕輪時
計、掛時計などに有効に適用することができる。
計、掛時計などに有効に適用することができる。
第1図(A),(B),(C),(D)は本発明を実施
してプラスチック製側部材のサークルにプラスチック製
風防ガラスの外周部を溶着するまでの状態を段階的に示
す縦断側面図、第2図は第1図(D)のプラスチック製
側部材とプラスチック製風防ガラスの溶着部周辺を拡大
して示す縦断側面図、第3図(A),(B),(C)は
検討段階におけるプラスチック製時計側とプラスチック
製風防ガラスの固定方法を段階的に説明する縦断側面図
である。 1……プラスチック製側部材、 2……下付けメッキ、 3……プラスチック露出部、 4……上付けメッキ、 5……上付けメッキの端部、 6……プラスチック製風防ガラス。
してプラスチック製側部材のサークルにプラスチック製
風防ガラスの外周部を溶着するまでの状態を段階的に示
す縦断側面図、第2図は第1図(D)のプラスチック製
側部材とプラスチック製風防ガラスの溶着部周辺を拡大
して示す縦断側面図、第3図(A),(B),(C)は
検討段階におけるプラスチック製時計側とプラスチック
製風防ガラスの固定方法を段階的に説明する縦断側面図
である。 1……プラスチック製側部材、 2……下付けメッキ、 3……プラスチック露出部、 4……上付けメッキ、 5……上付けメッキの端部、 6……プラスチック製風防ガラス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭64−19191(JP,U)
Claims (3)
- 【請求項1】時計ケースのプラスチック製側部材のサー
クルにプラスチック製風防ガラスを固定するにあたり、
まず、プラスチック製側部材に無電解メッキによる下付
けメッキで通電性を付与し、次いで該側部材のサークル
の下付けメッキの一部を該サークルに沿って切削してプ
ラスチックを露出せしめたのち、該側部材に電気メッキ
による上付けメッキを施し、引続き該側部材のプラスチ
ック露出部とプラスチック製風防ガラスの外周部とを溶
着することを特徴とするプラスチック製時計側とプラス
チック製風防ガラスの固定方法。 - 【請求項2】前記下付けメッキを無電解メッキとこれに
引続いて行う電解メッキとの組合せで行う特許請求の範
囲第1項記載のプラスチック製時計側とプラスチック製
風防ガラスの固定方法。 - 【請求項3】前記溶着を超音波加工で行う特許請求の範
囲第1項又は第2項記載のプラスチック製時計側とプラ
スチック製風防ガラスの固定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24886587A JPH0677058B2 (ja) | 1987-10-01 | 1987-10-01 | プラスチック製時計側とプラスチック製風防ガラスの固定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24886587A JPH0677058B2 (ja) | 1987-10-01 | 1987-10-01 | プラスチック製時計側とプラスチック製風防ガラスの固定方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6491084A JPS6491084A (en) | 1989-04-10 |
| JPH0677058B2 true JPH0677058B2 (ja) | 1994-09-28 |
Family
ID=17184572
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24886587A Expired - Fee Related JPH0677058B2 (ja) | 1987-10-01 | 1987-10-01 | プラスチック製時計側とプラスチック製風防ガラスの固定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0677058B2 (ja) |
-
1987
- 1987-10-01 JP JP24886587A patent/JPH0677058B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6491084A (en) | 1989-04-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |