JPH067949B2 - 円柱又は円筒形状物における表面皮膜の成形方法 - Google Patents

円柱又は円筒形状物における表面皮膜の成形方法

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JPH067949B2
JPH067949B2 JP60214356A JP21435685A JPH067949B2 JP H067949 B2 JPH067949 B2 JP H067949B2 JP 60214356 A JP60214356 A JP 60214356A JP 21435685 A JP21435685 A JP 21435685A JP H067949 B2 JPH067949 B2 JP H067949B2
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forming
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吉則 増田
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Inoue MTP KK
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、円柱又は円筒形状からなる成形物の表面に皮
膜を成形する方法に関する。
(従来の技術) 金属ゴムあるいはプラスチックからなる各種形状の成形
物表面に皮膜を成形する従来の方法としては、成形物表
面に皮膜形成液状原料を霧状に噴霧するスプレーコート
法、ローラーにより成形物表面に皮膜形成液状原料を塗
布するロールコート法、皮膜形成液状原料中に成形物を
浸漬させて成形物表面に皮膜形成液状原料を付着させる
ディッピングコート法が用いられている。
ところが、前記の従来方法には以下の問題を有してい
た。即ち、スプレーコート法は極薄い皮膜の形成には適
しているものの、厚肉皮膜の形成においては皮膜形成液
状原料の垂れを生じ易く皮膜表面の外観が損なわれる為
に好ましくなく、その上皮膜形成液状原料が周囲に飛散
する為に無駄となる原料が多い問題を有し、ロールコー
ト法は平面上への皮膜形成には適するものの曲面上への
皮膜形成には好ましくない問題を有し、デイッピングコ
ート法は成形物を皮膜形成液状原料から取り出す際に原
料が垂れ易く皮膜表面の外観が損なわれる問題を有し、
その上前記従来技術の共通の問題として、均一且つ正確
な厚みの皮膜を得ることが難しかったのである。
(発明が解決しようとする問題点) このように従来から存在する種々の方法はそれぞれ問題
を有しており、その為に円柱又は円筒形状物の表面に良
好な外観を有する厚肉の皮膜を、均一且つ正確な厚みで
形成することができなかった。
本発明はこのような問題を解決するためになされたもの
である。
(問題点を解決するための手段) 本発明による円柱又は円筒形状物における表面皮膜の形
成方法は、円柱又は円筒形状からなる成形物を回転させ
ながら、ドクターブレードを有する原料供給プールを上
記成形物表面から所定間隔離して配置するとともに該成
形物の一端方向から他端方向へ水平に移動させ、更に、
該原料供給プールに硬化性の皮膜形成用液状ゴム原料若
しくは樹脂原料からなる液状原料を供給して、該成形物
表面に該液状原料を一定厚となるように螺旋状に付着さ
せて液状皮膜を形成し、該液状皮膜が乾燥硬化するまで
上記成形物を回転させ、上記液状原料の粘度は30〜1
600ポイズであり、皮膜形成面の周速は5〜50m/
分であり、及び上記原料供給プールの移動速度は0.4
〜2.5mm/回転であることを特徴とするものである。
(作用) 円柱又は円筒形状からなる成形物表面に一定厚で付着形
成された液状皮膜は、該液状皮膜を構成する皮膜形成液
状原料が比較的高粘度であることから、回転中の成形物
表面から飛散することなく、且つ回転により液状皮膜表
面が均一な鏡面状態に維持され、そのまま所定時間経過
することにより、その状態、即ち表面が均一な鏡面状態
で乾燥硬化して硬化皮膜となる。
(実施例) 以下この発明の実施例を、第1図の斜視図を用いて説明
する。
10は円柱又は円筒形状(図においては円筒形状)の成形
物を示す。この成形物10は、タンフォーム等の剛性樹脂
発泡体、ポリプロピレン等の剛性樹脂、ゴム、あるいは
金属からなり、旋盤等の回転軸12に固定されて長手方向
を軸として回転される。
14は原料供給プールを示す。この原料供給プール14は、
前記回転している成形物10の一端部において、成形物10
表面から所定間隔を設けて配置され、皮膜形成液状原料
吐出用ノズル16と共に、成形物10他端に向って一定速度
で移動可能とされている。そして、その原料供給プール
14上には、皮膜形成液状原料18がノズル16から吐出され
る。
原料供給プール14上に吐出された皮膜形成液状原料は、
プール14と成形物10表面との間隔により規制される一定
且つ正確な厚みでもって成形物表面に付着し、プール14
及びノズル16の移動により、成形物10外周面を覆う液状
皮膜20となる。尚、液状皮膜20の表面は、プール14の後
端22形状及び成形型10表面との位置関係によって影響を
受けるので、その後端22における成形物10表面との対向
部を一定としておく必要がある。
皮膜形成液状原料としては、液状シリコーンゴム、ラテ
ックス、ウレタンエラストマー、塗料等、液体あるいは
ペースト状の比較的高粘度のものが用いられる。そし
て、その粘度に応じて成形物10の回転数が決定され、成
形物10の回転中に成形物表面の皮膜形成液状原料が遠心
力により飛散するのが防止される。
液状皮膜形成後、成形物10は更に回転が続けられる。こ
の回転により液状皮膜表面は均一且つ鏡面に維持され
る。そして、そのまま回転が続けられることによって、
液状皮膜は均一且つ鏡面状態で乾燥硬化する。
第1表はこのようにして得られた実施例を示す。
この表に記載される条件に基づいて皮膜形成面の周速及
び原料供給プールの移動速度(mm/分)を計算すると以
下の通りである。即ち、皮膜形成面の周速は、5.7m
/分(円柱等形状物の直径:30mmφ、回転速度:60
回/分の場合)〜42.4m/分(同直径:50mmφ、
同回転速度:270回/分の場合)である。原料供給プ
ールの移動速度は30mm/分(回転速度:60回/分、
原料供給プールの移動速度:0.5mm/回転の場合)〜
270mm/分(回転速度:270回/分、同移動速度:
1.0mm/回転の場合)である。
(発明の効果) 以上の説明から明らかな如く、本発明によれば、円柱又
は円筒形状からなる成形物の表面に、均一且つ正確な厚
みからなる厚肉の皮膜を、その表面を均一且つ鏡面とす
る良好な外観でもって成形することができるとともに、
皮膜厚の調整も原料供給プールと成形物表面との間隔を
調整するだけでよいために簡単に行なうことができ、加
えて製造コストの点においても、安価な設備でよく、又
無駄となる原料が殆どないため低コストとなる等、数多
くの効果を生じる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の製造方法を説明する斜視図で、図中10
は円柱又は円筒形状の成形物、14は原料供給プール、16
はノズル、18は皮膜形成液状原料、20は液状皮膜であ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円柱又は円筒形状からなる成形物を回転さ
    せながら、ドクターブレードを有する原料供給プールを
    上記成形物表面から所定間隔離して配置するとともに該
    成形物の一端方向から他端方向へ水平に移動させ、更
    に、該原料供給プールに硬化性の皮膜形成用液状ゴム原
    料若しくは樹脂原料からなる液状原料を供給して、該成
    形物表面に該液状原料を一定厚となるように螺旋状に付
    着させて液状皮膜を形成し、該液状皮膜が乾燥硬化する
    まで上記成形物を回転させ、上記液状原料の粘度は30
    〜1600ポイズであり、皮膜形成面の周速は5〜50
    m/分であり、及び上記原料供給プールの移動速度は
    0.4〜2.5mm/回転であることを特徴とする、円柱
    又は円筒形状物における表面皮膜の成形方法。
JP60214356A 1985-09-27 1985-09-27 円柱又は円筒形状物における表面皮膜の成形方法 Expired - Lifetime JPH067949B2 (ja)

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