JPH068003U - 自転車用リム - Google Patents

自転車用リム

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JPH068003U
JPH068003U JP5893692U JP5893692U JPH068003U JP H068003 U JPH068003 U JP H068003U JP 5893692 U JP5893692 U JP 5893692U JP 5893692 U JP5893692 U JP 5893692U JP H068003 U JPH068003 U JP H068003U
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正城 橋本
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新家工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、ブレーキブロック72のフランジ外
側面11よりの外れ防止およびブレーキブロック72の
当接面の角部75が削除されてもフランジ外側面11に
当接する面積が減少せず確実な制動が得られるようにす
ることを目的とする。 【構成】本考案は、自転車フレームに具備された台座7
に回動自在に取り付けられたカンチレバー式ブレーキの
ブレーキクランク73の上方回動によりブレーキブロッ
ク72が下方回動し、該ブレーキブロック72により当
接狭圧されることにより制動される自転車リム1におい
て、フランジ外側面11をスポーク張設側の先端部近傍
で軸方向外側に末広がり状に傾斜部12を傾斜させた略
ハカマ形状にして、このフランジ外側面11が対向する
ブレーキブロック72の当接面の下方回動によって描か
れる回動上死点から回動下死点の移動軌跡の一部におい
て、該当接面74により当接狭圧されるように配設した
ものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自転車用リム、特にカンチレバー式ブレーキに適した自転車用リム に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に自転車に装備されているカンチレバー式ブレーキは図3,4に示すよう にフレームに設けた台座7にリム1のフランジ外側面11に対向する左右一対の 「へ」形状のブレーキクランク73が、リム1の両側に配置された左右一対の車 体前後方向の台座軸71にバネ78により外側に付勢されて支持されており、他 方該ブレーキクランク73の端部には吊りワイヤー6の両端を脱着自由に係止さ せ、この吊りワイヤー6の中央部を吊り金具5に吊り下げ、そして吊り金具5を 上方に索引すると、前記ブレーキクランク73が台座軸71を中心として回動す るとブレーキブロック72がリムの両側を左右から狭圧して制動を加えるもので ある。
【0003】 このカンチレバー式ブレーキは車輪の取りはずしが簡単で復元バネが小さいの で操作が軽く、また構造が簡単でしかも小形であるためブレーキの剛性が大きい 等の利点を有するため旅行用自転車等に用いられている。
【0004】 しかしながら、従来の自転車用リムは図6に示すように、ブレーキブロック8 2と当接する対向起立するフランジ外側面81は直立しているか、またはフラン ジ外側面81の上部が拡がり形状となっている。
【0005】 上記形状のリムとカンチレバー式ブレーキによる制動は、ブレーキクランクが 吊りワイヤーにより上方に回動させられるとブレーキブロック82はこれに相応 して下方に回動しつつ、フランジ外側面81に当接することになる。
【0006】 この時ブレーキブロック82の当接面84の角部85が最初にフランジ外側面 81に当接し、そして徐々に該当接面84がフランジ外側面81に全体に当接す ることになる。
【0007】 上述のように、ブレーキブロック82の当接面の角部85が、回転中のリムに 当接するものであるから、該角部85には大きな摩擦力が作用し、この摩擦によ り角度85は削除され図7に示すような削除部76となり、フランジ外側面とブ レーキブロックの当接面積が減少し制動力が低下する原因となる。
【0008】 また、制動力を高めるためブレーキレバーを強く握ると、ブレーキクランクの 回動が大きくなりブレーキブロック82が回動しすぎ、フランジ外側面81より はずれてしまい、走行回転中の車輪のスポークの間にブレーキブロック82が入 り込みスポークの破損、車輪の急激な停止によりハンドル等の自転車部分への身 体の強打、または、転倒等の危険な状態になる不都合があった。
【0009】
【技術的課題】
本考案は、ブレーキブロックのフランジ外側面よりの外れ防止およびブレーキ ブロックの当接面の角部が削除されてもフランジ外側面に当接する面積が減少せ ず確実な制動が得られるようにすることを技術的課題とする。
【0010】
【技術的手段】
本考案の技術的課題を解決するために講じた技術的手段は、自転車フレームに 具備された台座7に回動自在に取り付けられたカンチレバー式ブレーキのブレー キクランク73の上方回動によりブレーキブロック72が下方回動し、該ブレー キブロック72により当接狭圧されることにより制動される自転車リム1におい て、
【0011】 フランジ外側面11をスポーク張設側の先端部近傍で軸方向外側に末広がり状 に傾斜部12を傾斜させた略ハカマ形状にして、
【0012】 このフランジ外側面11が対向するブレーキブロック72の当接面74の下方 回動によって描かれる回動上死点23(図5)から回動下死点24(図5)の移 動軌跡tr(図5)の一部において、該当接面74により当接狭圧されるように 配設したことである。
【0013】
【作用】
本考案の技術的手段は次のように作用する。フランジ外側面11の先端部分を 軸方向外側に末広がり状に傾斜させた略ハカマ状に設定されているものであるか ら、カンチレバー式ブレーキの吊りワイヤー6が斜め上方U2、U3に索引され 、台座軸71は矢印RD1,RD3方向(反時計回り)に回動し、これにともな いブレーキクランク73が上方に回動される。
【0014】 これに同調してブレーキブロック72も下方RD2,RD4に回動すると、ブ レーキブロック72の当接面74の角部75または削除角部77は、上記形状に 設定しているフランジ外側面11の折曲部13に当接することにより、それ以上 の移動は阻止されるためフランジ外側面11に正確に当接狭圧され車輪は制動さ れることとなる。
【0015】
【考案の効果】
本考案は上記構成であるから次の特有の効果を有する。 ブレーキブロック72の当接面74の角部75が削除されてもフランジ外側面 11に設けられた傾斜部12に削除部76が正確に当接押圧するため的確な制動 が得ることができる。
【0016】 また、過度の制動を掛けた時でも、ブレーキブロック72の当接面74の角部 または削除角部77がフランジ外側面に設けられた折曲部13に当接することに より脱落する心配がないためスポーク破損・転倒等の危険を回避することができ る。
【0017】 更に、カンチレバー式ブレーキの部品交換なしに、すなわち、従来よりのカン チレバー式ブレーキの構成で確実な制動を得られる。
【0018】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1から図5に基づいて説明する。 この実施例は図3および図4に示す従来のものと同様のカンチレバー式ブレー キ2を使用しているもので、その構成は、自転車の前ホークに具備された台座7 の台座軸71に「へ」形状のブレーキクランク73の下端部分に設けられている 穴を挿着し、又、台座軸71該ブレーキクランク73と台座7の間にコイルバネ 78を挿通巻着させ、台座7にこのコイルバネ78の一端を固着し、他端をブレ ーキクランク73のブレーキブロック72を固定するための取付ネジに掛止させ て成るカンチレバー式ブレーキ2である。尚、ブレーキブロック72は、上記コ イルバネ78によりリム1に当接しないリム外側方向の退避位置に付勢されてい る。
【0019】 また、上記ブレーキクランク73の端部の係止部31には、吊りワイヤー6の 両端部が係止されており、この吊りワイヤー6は吊り金具5に吊り下げられた状 態となっている。
【0020】 他方、図1の自転車用リム1はブレーキクランク73の間に介在しており、ブ レーキブロック72が当接狭圧することにより車輪回転が制動される対向起立す るフランジ外側面11は傾斜部12、折曲部13、直線部14により形成されて いるものである。
【0021】 このように構成されたカンチレバー式ブレーキ2とリム1は、吊り金具5が上 方(矢印U1方向)に引張られることにより吊りワイヤー6がこれに伴ない斜め 上方(矢印U2,U3方向)に索引されると台座軸71は矢印RD1,RD3方 向に回動し、ブレーキクランク73は台座軸71を中心としてコイルバネ78の 弾力付勢に抗して上方に回動される。
【0022】 この時ブレーキクランク73に取り付けられているブレーキブロック72は、 上記台座軸71の中心軸線より内側(リム側)に位置しているものであるから、 下方に向かって回動(矢印RD2,RD4方向)することにより、リムフランジ 外側面11に当接狭圧するものである。
【0023】 この場合、ブレーキブロック72の当接面74の移動軌跡は、図5のように台 座軸71を中心とし、回動上死点23から回動下死点24までの円弧を描いて移 動するため、リムのフランジ外側面の形状のように直立状態か、斜め上方に向か う傾斜面であった場合、図6に示すようにブレーキブロック82の当接面84の 角部85(実線Bに示す)よりフランジ外側面11に最初に当接するため、この 角部85は次第に図7に示すように削り取られてしまう。
【0024】 更に、過度の制動力を掛けた場合には、フランジ外側面81より脱落する事態 (点線Cで示す)が生じる。(図6)
【0025】 このために、上述のようにリム1のフランジ外側面11の一部にストッパーと しての折曲部13と、削除部76を当接させるための傾斜部12を設けたもので あり、この当接状態は図1に示すように、吊りワイヤー6により上方斜めに引上 げられることによりブレーキブロック72の当接面74は点線に示すように角部 75よりフランジ外側面11の直線部14に当接し、
【0026】 次に、一点鎖線の状態へと移動し、最終的に実線で示されるように、ブレーキ ブロック72はフランジ外側面11の折曲部13において制動最終状態となる。 それゆえ、本考案においては回動下死点24はフランジ外側面11の折曲部13 と一致する。
【0027】 図5にその作用を示しているように、ブレーキブロック72の角部75は回動 上死点23から軌跡trを描いて本来はそのストローク終点である回動下死点2 4まで回動しようとする。
【0028】 しかし、本考案ではフランジ外側面11の折曲部13とブレーキブロック72 の角部75とが一致した点でブレーキブロック72はフランジ外側面11を狭圧 保持したまま停止することになる。
【0029】 更に、図2に示す実施例は、ブレーキブロック72の角部75が削り取られ削 除部76が削成された状態時のブレーキブロック72の当接面74とフランジ外 側面11との当接状態を示したものであって、
【0030】 この場合、フランジ外側面に設けられた折曲部13および傾斜部12にブレー キブロック72の当接面74に削成された削除角部77および削除部76が対応 当接状態図であって、折曲部13に削除角部77が当接することによりブレーキ ブロック72の回動は停止し、削除部76が傾斜部12に当接することによりフ ランジ外側面11と当接面74の当接面積が増大し制動効果もアップすることに なる。
【0031】 尚、本実施例において上記傾斜部12の傾斜角は1度から5度の範囲としてい る。 以上カンチレバー式ブレーキについて詳述したが、サイドプル、センタープル 式のキャリパーブレーキに用いる場合には、各ブレーキブロックの移動軌跡に合 致する折曲部および傾斜部をフランジ外側面に設けることにより、本考案と同様 の作用効果ができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案自転車用リムの断面図、
【図1】aブレーキブロック72の正面図、
【図1】bブレーキブロック72が経年経過して削除部
76が削られたときの正面図、
【図2】ブレーキブロック72の削除部76が傾斜部1
2に当接したときの正面図、
【図3】本考案自転車用リムに用いるブレーキ装置の正
面図、
【図4】図3のf4−f4矢視図、
【図5】ブレーキブロック72の軌跡の説明図、
【図6】ブレーキブロック72が脱落するときの作用説
明図、
【図7】ブレーキブロック72の角部が削り取られる従
来例の説明図、
【符号の説明】
1:リム、11:フランジ外側面、12:傾斜部、1
3:折曲部、14:直線部、2:カンチレバー式ブレー
キ、23:回動上死点、24:回動下死点、31:係止
部、5:吊り金具、6:吊りワイヤー、7:台座、7
1:台座軸、72:ブレーキブロック、73:ブレーキ
クランク、74:当接面、75:角部、76:削除部、
77:削除角部、78:コイルバネ、81:フランジ外
側面(図6)、82:ブレーキブロック(図6)、8
4:当接面(図6)、85:角部(図6)、tr:軌跡
(図5)、RD1,RD2,RD3,RD4:回動方向
(図3)、U1,U2,U3:ワイヤー6のけん引方
向。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自転車フレームに具備された台座に回動
    自在に取り付けられたカンチレバー式ブレーキのブレー
    キクランク73の上方への回動によりブレーキブロック
    72が下方に回動し、該ブレーキブロック72により当
    接狭圧されることにより制動される自転車用リムにおい
    て、 フランジ外側面11をスポーク張設側の先端部近傍で軸
    方向外側に末広がり状に傾斜部12を傾斜させた略ハカ
    マ形状にして、 このフランジ外側面11が対向するブレーキブロック7
    2の当接面74の下方回動によって描かれる回動上死点
    23から回動下死点24の移動軌跡trの一部におい
    て、該当接面74により当接狭圧されるように配設した
    ことを特徴とする自転車用リム。
JP1992058936U 1992-07-10 1992-07-10 自転車用リム Expired - Lifetime JP2560978Y2 (ja)

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JP1992058936U JP2560978Y2 (ja) 1992-07-10 1992-07-10 自転車用リム

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JPH068003U true JPH068003U (ja) 1994-02-01
JP2560978Y2 JP2560978Y2 (ja) 1998-01-26

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